JP6252626B2 - 粘着シート - Google Patents
粘着シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP6252626B2 JP6252626B2 JP2016109891A JP2016109891A JP6252626B2 JP 6252626 B2 JP6252626 B2 JP 6252626B2 JP 2016109891 A JP2016109891 A JP 2016109891A JP 2016109891 A JP2016109891 A JP 2016109891A JP 6252626 B2 JP6252626 B2 JP 6252626B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- adhesive sheet
- sensitive adhesive
- image display
- meth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
(1) 粘着剤樹脂組成物を単層又は多層のシート状に形成し、これを紫外線架橋して1次硬化させることにより2次硬化前透明両面粘着シートを形成する工程。
(2) 2次硬化前透明両面粘着シートを介して2つの画像表示装置構成部材を積層した後、少なくとも一方の画像表示装置構成部材側から紫外線を照射し、この部材を介して、前記2次硬化前透明両面粘着シートを紫外線架橋して2次硬化させる工程。
この際、特許文献2等に開示されている粘着剤などは、光架橋前の粘着性(タック性)がほとんど無いために、貼合作業が容易ではなかった、
本発明の実施形態の一例に係る両面粘着シート(以下「本粘着シート」と称する)は、(メタ)アクリル系共重合体(A)と、架橋剤(B)と、光重合開始剤(C)とを含有する粘着剤樹脂組成物(以下、「本粘着剤樹脂組成物」と称する。)から形成される粘着シートである。
本粘着剤樹脂組成物は、上述のように(メタ)アクリル系共重合体(A)と、架橋剤(B)と、光重合開始剤(C)とを含有する樹脂組成物である。
ベースポリマーとしての(メタ)アクリル系共重合体(A)は、枝成分としてマクロモノマーを備えたグラフト共重合体(A1)であるのが好ましい。
前記グラフト共重合体(A1)の幹成分は、(メタ)アクリル酸エステル由来の繰り返し単位を含有する共重合体成分から構成されるのが好ましい。
この際、幹成分を構成する共重合体成分のガラス転移温度とは、グラフト共重合体(A1)の幹成分を組成するモノマー成分のみを共重合して得られるポリマーのガラス転移温度をさす。具体的には、当該共重合体各成分のホモポリマーから得られるポリマーのガラス転移温度と構成比率から、Foxの計算式によって算出される値を意味する。
なお、Foxの計算式とは、以下の式により求められる計算値であり、ポリマーハンドブック〔Polymer HandBook,J.Brandrup,Interscience,1989〕に記載されている値を用いて求めることができる。
1/(273+Tg)=Σ(Wi/(273+Tgi))
[式中、Wiはモノマーiの重量分率、TgiはモノマーiのホモポリマーのTg(℃)を示す。]
また、上記アクリルモノマーやメタクリルモノマーと共重合可能な酢酸ビニルやアルキルビニルエーテル、ヒドロキシアルキルビニルエーテル等の各種ビニルモノマーも適宜用いることができる。
グラフト共重合体(A1)の幹成分が、疎水性モノマーのみから構成されると、湿熱白化する傾向が認められるため、親水性モノマーも幹成分に導入して湿熱白化を防止するのが好ましい。
具体的には、上記グラフト共重合体(A1)の幹成分として、疎水性の(メタ)アクリレートモノマーと、親水性の(メタ)アクリレートモノマーと、マクロモノマーの末端の重合性官能基とがランダム共重合してなる共重合体成分を挙げることができる。
グラフト共重合体(A1)の枝成分として、マクロモノマーを導入し、マクロモノマー由来の繰り返し単位を含有することが好ましい。
マクロモノマーとは、末端の重合性官能基と高分子量骨格成分とを有する高分子単量体である。
具体的には、マクロモノマーのガラス転移温度(Tg)は、本粘着剤樹脂組成物の加熱溶融温度(ホットメルト温度)に影響するため、マクロモノマーのガラス転移温度(Tg)は30℃〜120℃であるのが好ましく、中でも40℃以上或いは110℃以下、その中でも50℃以上或いは100℃以下であるのがさらに好ましい。
このようなガラス転移温度(Tg)であれば、分子量を調整することにより、優れた加工性や保管安定性を保持できると共に、80℃付近でホットメルトするように調整することができる。
マクロモノマーのガラス転移温度とは、当該マクロモノマー自体のガラス転移温度をさし、示差走査熱量計(DSC)で測定することができる(昇温速度:5℃/分、ベースラインシフトの変曲点よりTgを測定)。
マクロモノマーは、一般に製造されているもの(例えば、東亜合成社製マクロモノマーなど)を適宜使用することができる。
前記マクロモノマーの高分子量骨格成分としては、例えば、ポリスチレン、スチレン及びアクリロニトリルの共重合体、ポリ(t−ブチルスチレン)、ポリ(α−メチルスチレン)、ポリビニルトルエン、ポリメチルメタクリレートなどを挙げることができる。
前記(メタ)アクリル系共重合体(A)は、温度130℃、周波数0.02Hzにおける複素粘度が100〜800Pa・sであることが好ましく、150〜700Pa・sがより好ましく、170〜600Pa・sがさらに好ましい。
前記(メタ)アクリル系共重合体(A)の温度130℃における複素粘度は、当該透明両面粘着材をホットメルトさせて使用するときの粘着剤樹脂組成物の流動性に影響するため、かかる複素粘度が100〜800Pa・sであれば、優れたホットメルト適性を持たせることができる。
架橋剤(B)としては、例えばエポキシ基やイソシアネート基、オキセタン基、シラノール基、(メタ)アクリロイル基などの架橋性基を2個以上有する架橋剤を適宜選択可能である。中でも、反応性や得られる硬化物の強度の点で、(メタ)アクリロイル基を2個以上、中でも3個以上有する多官能(メタ)アクリレートや、エポキシ基やイソシアネート基、シラノール基を有する(メタ)アクリレートが好ましい。
その中でも、水酸基を有する多官能(メタ)アクリル酸エステルを用いるのが好ましい。
よって、湿熱白化を防止する観点からは、前記グラフト共重合体(A1)の幹成分として、疎水性のアクリレートモノマーと、親水性のアクリレートモノマーとを含有するのが好ましく、さらには、架橋剤(B)として、水酸基を有する多官能(メタ)アクリル酸エステルを用いるのが好ましい。
架橋剤(B)を上記範囲で含有することで、未架橋状態における本粘着シートの形状安定性と、架橋後の粘着材における耐発泡信頼性とを両立させることができる。但し、他の要素とのバランスでこの範囲を超えてもよい。
光重合開始剤(C)は、前述の架橋剤(B)の架橋反応における反応開始助剤としての機能を果たすものである。
光重合開始剤は、現在公知のものを適宜使用することができる。中でも、波長380nm以下の紫外線に感応する光重合開始剤が、架橋反応の制御のしやすさの観点から好ましい。
一方、波長380nmより長波長の光に感応する光重合開始剤は、感応する光が本粘着シートの深部まで到達しやすい点で好ましい。
他方、水素引抜型の光重合開始剤は、紫外線などの活性エネルギー線照射によるラジカル発生反応時に、開裂型光重合開始剤のような分解物を生じないので、反応終了後に揮発成分となりにくく、被着体へのダメージを低減させることができる点で有用である。
但し、光重合開始剤として前記に挙げた物質に限定するものではない。上記に挙げた開裂型光重合開始剤及び水素引抜型光重合開始剤のうちのいずれか一種を使用してもよいし、二種以上を組み合わせて使用してもよい。
光重合開始剤(C)の含有量を上記範囲とすることで、活性エネルギー線に対する適度な反応感度を得ることができる。
本粘着剤樹脂組成物は、上記以外の成分として、通常の粘着剤樹脂組成物に配合されている公知の成分を含有してもよい。例えば、必要に応じて、粘着付与樹脂や、酸化防止剤、光安定化剤、金属不活性化剤、老化防止剤、吸湿剤、重合禁止剤、紫外線吸収剤、防錆剤、シランカップリング剤、無機粒子などの各種の添加剤を適宜含有させることが可能である。
また、必要に応じて反応触媒(三級アミン系化合物、四級アンモニウム系化合物、ラウリル酸スズ化合物など)を適宜含有してもよい。
本粘着シートは、常態ではシート状を保持することができ、未架橋状態において加熱すると溶融乃至流動するホットメルト性を有しており、且つ、光硬化することができる光硬化性を有する粘着シートとすることができる。
常態においてシート状を保持することができれば、液状の接着剤に比べて、取扱いが容易である上、液を充填する作業を省くことができるから、生産性に特に優れている。この際さらに、常態、すなわち室温付近において、適度な粘着性、すなわち軽い力で短時間に被着体に接着する性質(“タック性”と称する)を備えていれば、貼着する際の位置決めを行いやすく、作業性に優れる事から、常態、すなわち室温付近においてタック性を備えていることが好ましく、−5℃から20℃の比較的低温域においてもタック性を備えていればより好ましい。メタ)アクリル系共重合体(A)として上記グラフト共重合体(A1)を使用することで、このようなタック性を得ることができる。
また、加熱すると、溶融乃至流動するホットメルト性を備えていれば、加熱して軟化乃至流動化させることにより、印刷段差などの凹凸部に追随して粘着剤を充填することができるから、発泡などを生じることなく充填することができる。
さらに光硬化性を有していれば、最終的に光硬化させることで、しっかりと接着することができる。
但し、本粘着シートを形成するための粘着剤樹脂組成物が、本粘着剤樹脂組成物に限定されるものではない。
本粘着シートは、光硬化前の状態ではホットメルト性を発現することができる観点から、光硬化前のゲル分率(a)が5%以下、中でも4%以下、その中でも2%以下であるのが特に好ましい。
また、本粘着シートは、光硬化後に高い凝集力を得ることができ、湿熱環境下での耐発泡信頼性が得られる観点から、光硬化後のゲル分率(b)は50%以上であるのが好ましく、中でも60%以上或いは90%以下、その中でも65%以上或いは80%以下であるのが特に好ましい。
本粘着シートに関して、光架橋前の引張弾性率(X1)と光架橋後の引張弾性率(X2)との比(X 2 /X 1 )が3以上になれば、良好な段差吸収性や耐発泡信頼性が得られる。
かかる観点から、光架橋前の引張弾性率(X1)と光架橋後の引張弾性率(X2)との比(X 2 /X 1 )は3以上であることが好ましく、中でも5以上或いは30以下、その中でも10以上或いは27以下であることがより一層好ましい。
他方、光架橋後の引張弾性率(X2)は、0.8MPa以上2.0MPa以下であるのが好ましく、中でも1.0MPa以上或いは1.8MPa以下であるのがさらに好ましい。
本粘着シートに関して、光架橋前の引張最大応力(Y1)と光架橋後の引張最大応力(Y2)との比(Y 2 /Y 1 )が5以上20以下であれば、良好な段差吸収性や耐発泡信頼性が得られる。
かかる観点から、本粘着シートは、光架橋前の引張最大応力(Y1)と光架橋後の引張最大応力(Y2)との比(Y 2 /Y 1 )が5以上20以下であるのが好ましく、中でも8以上或いは15以下であるのがさらに好ましい。
他方、光架橋後の引張最大応力(Y2)は、7N以上15N以下であるのが好ましく、中でも9N以上或いは12N以下であるのが特に好ましい。
本粘着シートに関して、光架橋前の引張破断応力(Z1)と光架橋後の引張破断応力(Z2)との比(Z 2 /Z 1 )が10以上50以下であれば、良好な段差吸収性や耐発泡信頼性が得られる。
かかる観点から、本粘着シートは、光架橋前の引張破断応力(Z1)と光架橋後の引張破断応力(Z2)との比(Z 2 /Z 1 )が10以上50以下であるのが好ましく、中でも15以上或いは40以下であるのが特に好ましい。
他方、光架橋後の引張破断応力(Z2)は7N以上16N以下であるのが好ましく、中でも9N以上或いは12N以下であるのが特に好ましい。
(メタ)アクリル系共重合体(A)として、枝成分としてマクロモノマーを備えたグラフト共重合体(A1)を使用すると、通常状態においてもシート形状を保持することができ、加熱することで流動性を発揮し段差追従性を満たすことができ、紫外線架橋することで硬化反応が進んで優れた接着信頼性を得ることができる。
本粘着シートは、単一層からなるシートであっても、2層以上が積層してなる多層シートであってもよい。
中間層を形成するベースポリマーの種類は、透明樹脂であれば、特に限定するものではない。中間層を形成するベースポリマーは、最外層のベースポリマーと同一の樹脂であっても異なる樹脂であってもよい。中でも、透明性の確保や作製し易さ、さらには積層境界面での光の屈折を防ぐ観点から、最外層のベースポリマーと同一のアクリル系樹脂を用いるのが好ましい。
その際、架橋開始剤の含有量が多くなると光透過率が低下するため、中間層における架橋開始剤の外層における含有率よりも低い含有率で紫外線架橋剤を含むのが好ましい。
また、本粘着剤樹脂組成物と他の粘着剤樹脂組成物とを、それぞれ異なる離型フィルム乃至画像表示装置構成部材上にシート状に成形し、両粘着面を積層して本粘着シートを得るようにしてもよいし、また、本粘着剤樹脂組成物と、中間樹脂組成物と、粘着剤樹脂組成物とを、この順に共押出して2種3層の本粘着シートを得るようにしてもよいし、また、中間樹脂層の表裏面に本粘着剤樹脂組成物又は他の粘着剤樹脂組成物を積層して本粘着シートを得るようにしてもよい。
また、例えば、基材に上記本粘着層を形成してなる構成を備えた基材付粘着シートであっても、基材を有さない基材レス粘着シートであってもよい。さらには、上下両側に本粘着層を有する両面粘着シートであってもよいし、上下片面側のみに本粘着層を有する片面粘着シートであってもよい。
本粘着シートの厚みすなわち総厚さは、画像表示装置の薄肉化を妨げないという観点及び段差吸収性という観点から、50μm〜1mmであるのが好ましく、中でも75μm以上或いは500μm以下であるのがさらに好ましい。
本粘着シートの総厚さが50μm以上であれば、高印刷段差等の凹凸への追従することが可能であり、1mm以下であれば、薄肉化の要求にこたえることができる。
さらに、従来の画像表示装置における周縁の隠蔽層の印刷高さがより高く、具体的には80μm程度の段差までをも埋める観点から、本粘着シートの総厚さは75μm以上がより好ましく、特に100μm以上であるのがさらに好ましい。他方、薄肉化の要求にこたえる観点からは、500μm以下であるのが好ましく、特に350μm以下であるのがさらに好ましい。
また、被着体との密着力や衝撃吸収性を妨げないという観点から、最大厚み部分の厚さは5μm以上であるのが好ましく、10μm以上がより好ましく、15μm以上であるのがさらに好ましい。
中間層の厚みが、上記範囲であれば、積層体における粘着材層の厚みの寄与が大きくなりすぎず、柔軟すぎて裁断や取回しに係る作業性が劣るようになることがなく好ましい。
また、最外層が上記範囲であれば、凹凸や屈曲した面への追随性に劣ることがなく、被着体への接着力や濡れ性を維持することができて、好ましい。
本粘着シートは、そのままの形態でも使用可能であるが、次のようにしても使用可能である。但し、本粘着シートの利用方法を限定するものではない。
本粘着シートは、例えば、本粘着シートの一面又は両面に離型フィルムを積層してなる構成を備えた粘着シート積層体として提供することができる。
本粘着シートの用途の一例として、2つの画像表示装置用構成部材間を本粘着シートを介して積層してなる構成を備えた画像表示装置構成用積層体(以下、「本画像表示装置構成用積層体」と称する。)を作製することができる。
この際、前記粘着シートの前記光透過部に接する位置のゲル分率が50%以上であって、かつ、前記光不透過部に接する位置のゲル分率が5%未満とすることができる。
保護パネル及び画像表示パネルは、タッチパネルセンサーを保護パネル若しくは画像表示パネル自体に組み込んだものであってもよい。
但し、本画像表示装置構成用積層体の製造方法は、少なくとも次の(1)〜(3)の工程を有すればよいから、他の工程を追加したり、各工程の間に他の工程を挿入したりすることは可能である。
(2)本粘着シートを介して2つの画像表示装置構成部材を貼着して積層する工程。
(3)少なくとも一方の画像表示装置構成部材の外側から、活性エネルギー線を本粘着シートに照射し、本粘着シートを架橋させて、2つの画像表示装置構成部材を接着させる工程。
工程(1)では、公知の方法にて本粘着剤樹脂組成物を調製して、該粘着剤樹脂組成物からなる粘着層を備えた単層又は多層の未架橋状態のシート状に成形して本粘着シートを作製する。
本粘着剤樹脂組成物をシート状に成形する方法は、現在公知の方法を任意に採用することができる。
この際、本粘着剤樹脂組成物を、離型フィルムの上に単層又は多層のシート状に成形して、粘着層を備えた単層又は多層の透明両面粘着材を作製するようにしてもよい。
また、本粘着剤樹脂組成物を、画像表示装置構成部材の上に単層又は多層のシート状に成形して、当該画像表示装置構成部材上に、粘着層を備えた単層又は多層の透明両面粘着材を作製するようにしてもよい。
工程(2)では、前記本粘着シートを介して2つの画像表示装置構成部材を貼着して積層することができる。
この際、本粘着シートのベースポリマーとして上記グラフト共重合体(A1)を用いると、通常状態、すなわち室温状態で、当該マクロモノマー同士が凝集して物理的架橋構造を形成し、本粘着シートに優れた保管安定性や裁断加工性を付与することができる。
また、(メタ)アクリル系共重合体(A)が、温度130℃、周波数0.02Hzにおける複素粘度が100〜800Pa・sであれば、貼合時にホットメルトシートとして用いる際、優れた作業性を享受することができる。
また、本粘着シートは、形状保持性に優れ、事前に任意の形状に加工しておくことが可能であることから、離型フィルム上に成形した本粘着シートを、積層する画像表示装置構成部材の寸法に合わせて予めカットしておくこともできる。
この際のカット方法は、トムソン刃による打ち抜き、スーパーカッターやレーザーでのカットが一般的であり、離型フィルムを剥がし易いように表裏どちらか一方の離型フィルムを額縁状に残してハーフカットするのがより好ましい。
工程(2)においても、本粘着シート、すなわち透明両面粘着材は未架橋状態である。
工程(3)では、少なくとも一方の画像表示装置構成部材の外側から、活性エネルギー線を本粘着シートの前記粘着層に照射し、当該粘着層を架橋させて、2つの画像表示装置構成部材を接着させて、本画像表示装置構成用積層体を製造することができる。
この際、活性エネルギー線としては、熱線、X線、電子線、紫外線、可視光線等の、重合開始剤を感応せしめるエネルギー線を照射すればよい。中でも、画像表示装置構成部材へのダメージ抑制や、反応制御のしやすさの観点から、紫外線、とくに波長380nm以下の紫外線を照射するのが好ましい。
紫外線照射条件について特に制約はない。例えば、粘着材に到達する紫外線の積算光量が、波長365nmにおいて500〜5000mJ/cm2となるよう照射するのが好ましい。作業性を保持しつつ、十分に架橋反応を進行させる観点からである。
但し、紫外線を照射する際に介在する画像表示装置構成部材が、上記波長の光線を遮断する場合は、介在する部材に合わせて、粘着材が感応するエネルギー線の種類を、重合開始剤の種類によって適宜調整するのが好ましい。
前記工程(2)と前記工程(3)の間に、前記工程(2)で得られた積層物を加熱して透明両面粘着材の粘着層を加熱溶融させる工程を挿入するようにしてもよい。すなわち、工程(2)で貼着した積層物を加熱して本粘着シートの粘着層を加熱溶融(ホットメルト)させるようにしてもよい。
この際、60〜100℃に加熱してホットメルトさせるのが好ましい。60℃以上であれば、粘着材の流動性を十分に付与することができ、凹凸部へ十分に粘着剤樹脂組成物を充填させることができる。他方、100℃以下であれば、被着体たる画像表示装置構成部材に熱ダメージを与えるのを抑えることができるばかりか、粘着材が流動し過ぎて粘着剤樹脂組成物のはみだしや潰れが生じることを防ぐこともできる。
このような観点から、ホットメルト温度は、60〜100℃であるのが好ましく、中でも62℃以上或いは95℃以下、その中でも65℃以上或いは90℃以下であるのがさらに好ましい。
本粘着シート或いは上記画像表示装置構成用積層体を用いて画像表示装置(以下、「本画像表示装置」と称する。)を構成することもできる。
先ず、本粘着シートを加熱してホットメルトさせ、印刷部すなわち光不透過部を有する画像表示装置用構成部材と、画像表示装置用構成部材とを、上記本粘着シートを介して積層する。この段階では、本粘着シートは適度に柔らかいから、保管安定性を維持しながら段差に十分に追従することができる。
そして次に、画像表示装置用構成部材の外側から紫外線などの光を照射する。すると、印刷部が光を遮蔽するため、印刷部に接する部分には光は到達しないか、或いは到達する光が顕著に制限される一方、印刷部のない光透過部に接する部分には光が十分に到達し、この部分の架橋反応が進行して光硬化させることができ、優れた耐剥離性及び耐発泡性を実現することができる。
一般的に「シート」とは、JISにおける定義上、薄く、その厚さが長さと幅のわりには小さく平らな製品をいい、一般的に「フィルム」とは、長さ及び幅に比べて厚さが極めて小さく、最大厚さが任意に限定されている薄い平らな製品で、通常、ロールの形で供給されるものをいう(日本工業規格JISK6900)。しかし、シートとフィルムの境界は定かでなく、本発明において文言上両者を区別する必要がないので、本発明においては、「フィルム」と称する場合でも「シート」を含むものとし、「シート」と称する場合でも「フィルム」を含むものとする。
また、画像表示パネル、保護パネル等のように「パネル」と表現する場合、板体、シートおよびフィルム、又はこれらの積層体を包含するものである。
また、「X以上」(Xは任意の数字)と記載した場合、特にことわらない限り「好ましくはXより大きい」の意を包含し、「Y以下」(Yは任意の数字)と記載した場場合、特にことわらない限り「好ましくはYより小さい」の意を包含する。
(メタ)アクリル系共重合体(A)として、ポリメタクリル酸メチルマクロモノマー(Tg:105℃、数平均分子量は2400)15質量部(18mol%)とブチルアクリレート(Tg:−55℃)81質量部(75mol%)とアクリル酸(Tg:106℃)4質量部(7mol%)とがランダム共重合してなるグラフト共重合体(A1)を使用した。
このグラフト共重合体(A1)において、幹成分を構成する共重合体のガラス転移温度は−60℃、マクロモノマーのグラフト共重合体(A1)中の含有量は15質量%であり、温度130℃、周波数0.02Hzにおける複素粘度が260Pa・sであった。
前記粘着剤樹脂組成物1を、2枚の離型フィルムすなわち剥離処理された2枚のポリエチレンテレフタレートフィルム(三菱樹脂社製「ダイアホイルMRV−V06」、厚さ100μm/三菱樹脂社製「ダイアホイルMRQ」、厚さ75μm)で挟み、ラミネータを用いて厚さ150μmとなるようシート状に賦形し、粘着シート1(厚さ150μm)を作成した。
架橋剤(B)として、グリセリンジメタクリレート(新中村化学工業社製、製品名:NKエステル701)(B−1)90gを用いた以外は実施例1と同様に粘着剤樹脂組成物2を作製した。
前記粘着剤樹脂組成物2を用いて、実施例1と同様に粘着シート2(厚さ150μm)を作成した。
実施例1と同じグラフト共重合体(A1)1kgと、架橋剤(B)として、グリセリンジメタクリレート(日油社製、製品名:GMR)90gと、光重合開始剤(C)としての2,4,6−トリメチルベンゾフェノン及び4−メチルベンゾフェノンの混合物(Lanberti社製、製品名:エザキュアTZT)15gと、紫外線安定化剤(チバジャパン社製、製品名:TIN123)50gとを均一混合し、粘着剤樹脂組成物3を作製した。
そして、この粘着剤樹脂組成物3を用いて実施例1と同様に粘着シート3(厚さ150μm)を作成した。
(メタ)アクリル系共重合体(A)として、ポリメタクリル酸メチルマクロモノマー(Tg:105℃、数平均分子量は2500)10質量部(12mol%)とブチルアクリレート(Tg:−55℃)88質量部(84mol%)とアクリル酸(Tg:106℃)2質量部(7mol%)とがランダム共重合してなるグラフト共重合体(A2)を使用した。
このグラフト共重合体(A2)において、幹成分を構成する共重合体のガラス転移温度は−60℃、マクロモノマーのグラフト共重合体(A2)中の含有量は10質量%であり、温度130℃、周波数0.02Hzにおける複素粘度が240Pa・sであった。
そして、この粘着剤樹脂組成物4を用いて実施例1と同様に粘着シート4(厚さ150μm)を作成した。
(メタ)アクリル系共重合体(A)として、ポリメタクリル酸メチルマクロモノマー(Tg:105℃、数平均分子量は2500)8質量部(10mol%)とブチルアクリレート(Tg:−55℃)89質量部(85mol%)とアクリル酸(Tg:106℃)3質量部(5mol%)とがランダム共重合してなるグラフト共重合体(A3)を使用した。
このグラフト共重合体(A3)において、幹成分を構成する共重合体のガラス転移温度は−40℃、マクロモノマーのグラフト共重合体(A3)中の含有量は8質量%であり、温度130℃、周波数0.02Hzにおける複素粘度が220Pa・sであった。
そして、この粘着剤樹脂組成物5を用いて、実施例1と同様に粘着シート5(厚さ150μm)を作成した。
国際公開2012/032995号公報の実施例に相当するように作製した。
すなわち、(メタ)アクリル系共重合体(A)として、2−エチルヘキシルアクリレート(Tg:−70℃)75質量部(57mol%)と酢酸ビニル(Tg:32℃)20質量部(33mol%)とアクリル酸(Tg:106℃)5質量部(10mol%)とをランダム共重合してなるアクリル系共重合体(A−5)1kgに、架橋剤(B)として、トリメチロールプロパントリアクリレート(B−4)200g及び光重合開始剤(C)として、4−メチルベンゾフェノン(C−3)10gを混合添加して中間層用樹脂組成物を調製した。
この中間層用樹脂組成物を、剥離処理した2枚のポリエチレンテレフタレートフィルム(パナック社製、NP75Z01、厚さ75μm/東洋紡績社製、E7006、厚さ38μm)で挟み、厚さ80μmとなるようシート状に賦形し、中間層用シート(α)を作成した。
前記接着層用樹脂組成物を、2枚の離型フィルムすなわち剥離処理された2枚のポリエチレンテレフタレートフィルム(三菱樹脂社製「ダイアホイルMRA」、厚さ75μm/東洋紡績社製「E7006」、厚さ38μm)で挟み、厚さ35μmとなるようシート状に賦形し、接着層用樹脂シート(β)を作成した。
さらに接着層用樹脂組成物を、剥離処理した2枚のポリエチレンテレフタレートフィルム(三菱樹脂社製、ダイアホイルMRF、厚さ75μm/東洋紡績社製、E7006、厚さ38μm)で挟み、厚さ35μmとなるようシート状に賦形し、接着層用樹脂シート(β’)を作成した。
(β)及び(β’)の表面に残るPETフィルムを介して、波長365nmの積算光量が1000mJ/cm2となるよう高圧水銀ランプにて紫外線を照射し、(α)、(β)及び(β’)を紫外線架橋させて、粘着シート6(厚さ150μm)を作成した。
WO2010/038366の実施例6に準じて粘着シートを作製した。
すなわち、(メタ)アクリル系共重合体(A)の代替として、フェノキシ樹脂(InChem社製、PKHH、重量平均分子量5.2万)650gと、架橋剤(B)の代替として、カーボネート骨格を有するポリウレタンアクリレート(根上工業社製、UN5500、重量平均分子量6.7万)1kg、光重合開始剤(C)として、1−シクロヘキシルフェニルケトン(BASF社製、Irgacure184)43gを均一混合してなる粘着剤樹脂組成物7を作製した。
前記組成物7は、実施例1と同様の方法にて、粘着シート7(厚さ150μm)を作成した。
実施例及び比較例で作成した粘着シート及び積層体について、次のように評価した。
粘着シート1〜7を巾20mmに裁断し、光架橋前の引張試験測定試料とした。
粘着シート1〜7を巾20mmに裁断した後、365nmの積算光量が2000mJ/cm2となるように、離形PET側から高圧水銀ランプを用いて紫外線を照射して粘着シートを硬化し、23℃50%RHで15時間養生して、光架橋後の引張試験測定試料とした。
上記引張試験測定試料を23℃50%RHの環境下にて、試験速度300mm/分で引張時の引張弾性率、引張破断強度、引張破断伸びを測定した。
なお、引張弾性率の測定条件は変位が30〜50mmとした。
実施例及び比較例で作製した粘着シート1〜7の光透過部に接する箇所、すなわち硬質部と、光不透過部に接する箇所、すなわち軟質部それぞれを取り出したものについて、下記の測定を行った。
2)上記SUSメッシュを100mLの酢酸エチルに24時間浸漬する。
3)SUSメッシュを取り出し、75℃で4時間半乾燥する。
4)乾燥後の重量(W2)を求め、下記式より粘着剤樹脂組成物のゲル分率を測定する。
ゲル分率(%)=100×(W2−W0)/W1
50mm×50mm角に裁断した粘着シート1〜7を、100mm×100mm四方で厚さ2mmのガラス板2枚の間に挟んで積層体を作製した。500gのおもりを積層体の上に置き、60℃の環境下にて24時間放置後に積層体から粘着剤がはみ出たか目視観察を行った。
作製した積層体を目視観察して、粘着剤が全体的にはみ出たものを「×」、粘着剤が角部のみはみ出たものを「△」、粘着剤がはみ出なかったものを「○」と判定した。
実施例1〜5及び比較例1で作製した光照射前の状態の粘着シート1〜6を、50mm×80mmに裁断し、一方の離型フィルムを剥がして露出した粘着面を、周縁部3mmに厚さ80μmの印刷を施したソーダライムガラス(82mm×53mm×0.5mm厚)の印刷面に、粘着材の4辺が印刷段差にかかるようにして真空プレスを用いてプレス圧着した(絶対圧5kPa、温度80℃、プレス圧0.04MPa)。次いで、残る離型フィルムを剥がし、ゼオノアフィルム(日本ゼオン社製、100μm厚)をプレス貼合した後、オートクレーブ処理(80℃、ゲージ圧0.2MPa、20分)を施して仕上げ貼着した。
次に、印刷を施したソーダライムガラス側から、波長365nmの紫外線がシートXに2000mJ/cm2に到達するよう高圧水銀ランプにて紫外線を照射し、印刷の施されていない開口部、すなわち光透過部に接する箇所のシートを硬化させて、評価用積層体1〜6を作成した。
これに対し、比較例では、光硬化前後で引張特性の変化が不十分であったため、比較例1では光架橋後の変化が不十分な為、信頼性の劣るシートとなり、比較例2では光架橋前で作業性(保管性)の劣るシートとなった。
Claims (10)
- (メタ)アクリル系共重合体(A)100質量部と、架橋剤(B)0.5〜20質量部と、光重合開始剤(C)0.1〜5質量部とを含有する粘着剤樹脂組成物からなる両面粘着シートであって、
前記(メタ)アクリル系共重合体(A)は、枝成分としてマクロモノマーを備えたグラフト共重合体であり、
引張弾性率について、光架橋前の引張弾性率(X1)と光架橋後の引張弾性率(X2)との比(X 2 /X 1 )が3以上となることを特徴とする粘着シート。 - 前記(メタ)アクリル系共重合体(A)は、前記グラフト共重合体の枝成分としてのマクロモノマーのガラス転移温度が、当該グラフト共重合体の幹成分を構成する共重合成分のガラス転移温度よりも高いことを特徴とする(メタ)アクリル系共重合体である、請求項1に記載の粘着シート。
- 前記(メタ)アクリル系共重合体(A)は、前記マクロモノマーを5〜30質量%の割合で含有するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の粘着シート。
- 最大引張応力について、光架橋前の最大引張応力(Y1)と光架橋後の最大引張応力(Y2)との比(Y 2 /Y 1 )が10倍以上となる請求項1〜3の何れかに記載の粘着シート。
- 引張破断応力について、光架橋前の引張破断応力(Z1)と光架橋後の引張破断応力(Z2)との比(Z 2 /Z 1 )が10以上となる請求項1〜4の何れかに記載の粘着シート。
- 光架橋前のゲル分率が5%以下であって、光架橋後のゲル分率が50%以上となることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の粘着シート。
- 請求項1〜6の何れかに記載の粘着シートと、離型フィルムとを積層してなる構成を備えた粘着シート積層体。
- 少なくとも対面する2つの画像表示装置用構成部材を備え、少なくとも一方の画像表示装置用構成部材は、貼合面に光不透過部と光透過部を有する画像表示装置構成用積層体において、
前記2つの画像表示装置用構成部材の間が請求項1〜5の何れかに記載の粘着シートで充填されてなる構成を備えた画像表示装置構成用積層体であって、
前記画像表示装置用構成部材を介して前記粘着シートに光照射して、当該粘着シートを部分的に光硬化させてなる構成を備えた画像表示装置構成用積層体。 - 前記2つの画像表示装置用構成部材が、タッチパネル、画像表示パネル、表面保護パネル及び偏光フィルムからなる群のうちの何れか、或いは2種類以上の組み合わせからなる積層体であることを特徴とする請求項8に記載の画像表示装置。
- 請求項8又は9に記載の画像表示装置構成用積層体を用いて構成された画像表示装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015111941 | 2015-06-02 | ||
JP2015111941 | 2015-06-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016222916A JP2016222916A (ja) | 2016-12-28 |
JP6252626B2 true JP6252626B2 (ja) | 2017-12-27 |
Family
ID=57747400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016109891A Active JP6252626B2 (ja) | 2015-06-02 | 2016-06-01 | 粘着シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6252626B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7160038B2 (ja) * | 2017-08-01 | 2022-10-25 | 三菱ケミカル株式会社 | 粘着シート、画像表示装置構成用積層体及び画像表示装置 |
KR20200098533A (ko) | 2017-12-18 | 2020-08-20 | 오지 홀딩스 가부시키가이샤 | 점착 시트 및 적층체의 제조 방법 |
WO2019124332A1 (ja) * | 2017-12-18 | 2019-06-27 | 王子ホールディングス株式会社 | 粘着剤組成物、両面粘着シート及び積層体の製造方法 |
JP7305939B2 (ja) | 2018-09-12 | 2023-07-11 | 王子ホールディングス株式会社 | 粘着シート、積層体及び積層体の製造方法 |
WO2021199571A1 (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-07 | 三菱ケミカル株式会社 | 活性エネルギー線硬化性粘着シート、粘着シート、画像表示装置用積層体、画像表示装置及び画像表示装置構成用積層体の製造方法 |
CN116745378A (zh) * | 2021-01-20 | 2023-09-12 | 三菱化学株式会社 | 活性能量射线固化性粘合片、带脱模薄膜的粘合片层叠体、粘合片、图像显示装置构成用层叠体和图像显示装置 |
WO2022163281A1 (ja) * | 2021-01-27 | 2022-08-04 | 三菱ケミカル株式会社 | 活性エネルギー線硬化性粘着シート、離型フィルム付き粘着シート、積層体、積層体の製造方法、積層シート、画像表示装置用積層体、フレキシブル画像表示装置,フレキシブルディスプレイ用粘着シートおよび画像表示装置用積層体の製造方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4825992B2 (ja) * | 1999-08-11 | 2011-11-30 | 綜研化学株式会社 | アクリル系粘着剤組成物、該組成物を用いた粘着テープの製造方法および粘着テープ |
JP4521520B2 (ja) * | 2003-08-06 | 2010-08-11 | 綜研化学株式会社 | 低極性フィルム用粘着剤 |
JP2006096958A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Nippon Shokubai Co Ltd | 粘着剤組成物 |
WO2012128294A1 (ja) * | 2011-03-24 | 2012-09-27 | リンテック株式会社 | 粘着剤、及び粘着シート |
JP5924324B2 (ja) * | 2012-10-05 | 2016-05-25 | 東亞合成株式会社 | 粘着剤組成物およびその用途 |
-
2016
- 2016-06-01 JP JP2016109891A patent/JP6252626B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016222916A (ja) | 2016-12-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6252626B2 (ja) | 粘着シート | |
JP6388023B2 (ja) | 画像表示装置構成用積層体の製造方法 | |
WO2016194957A1 (ja) | 光硬化型粘着シート、粘着シート及び画像表示装置 | |
JP6376203B2 (ja) | 紫外線硬化型画像表示装置構成部材用粘着剤組成物、及び、紫外線硬化型画像表示装置構成部材用透明両面粘着シート | |
JP6977761B2 (ja) | 粘着シート及びこれを用いた画像表示装置 | |
JP6201330B2 (ja) | 透明両面接着性シート | |
JP6904448B2 (ja) | 光硬化型粘着シート、粘着シート及び画像表示装置 | |
WO2014125961A1 (ja) | 透明両面接着性シート、これを用いた画像表示装置構成用積層体、この積層体の製造方法、及びこの積層体を用いてなる画像表示装置 | |
JP6126857B2 (ja) | 画像表示装置構成用積層体の製造方法、及びこの積層体を用いてなる画像表示装置 | |
CN112384587B (zh) | 光固化性粘合片、粘合片层叠体、图像显示装置用层叠体和图像显示装置 | |
WO2020032134A1 (ja) | 光硬化性粘着シート、画像表示装置用積層体及び画像表示装置 | |
JP2015157884A (ja) | 透明両面粘着シート及び画像表示装置 | |
JP6256664B2 (ja) | 画像表示装置用積層体の製造方法 | |
JPWO2016194958A6 (ja) | 画像表示装置用積層体の製造方法 | |
KR20230133296A (ko) | 화상 표시 장치용 점착 시트, 이형 필름을 가지는 점착시트, 화상 표시 장치용 적층체 및 화상 표시 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20170511 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170802 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20170802 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20170822 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170905 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171018 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171031 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171113 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6252626 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |