JP6251448B1 - 結合金具及び消火ホースの排水装置 - Google Patents

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【課題】 供給する高圧エアの圧力をロスすることなく、かつ消火ホースへの取付作業を容易に行うことができる排水装置の提供。【解決手段】 高圧エアを供給するエアコンプレッサと、前記エアコンプレッサに取り付けられたエアホースと、前記エアホースと放水後の消火ホースとを接続する結合金具と、を含む消火ホースの排水装置であって、前記結合金具は、前記消火ホースの雌金具に挿入される円筒状の差込部と、底部の中央部に貫通穴を有する有底円筒状の部材であって、前記差込部の一端に固着された蓋部と、前記差込部の外周部に摺動自在に取り付けられた環状の押輪部と、一端が前記エアホースに接続されるとともに他端が前記貫通穴に連通する供給路が内部に形成された筒状の部材であって、前記供給路を開閉する開閉弁をさらに有する切換弁部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、放水後の消火ホースから排水するための排水装置に関し、特に消火ホースにエアホースからの高圧エアを導入するための結合金具及びこれを用いた排水装置に関する。
火災での消火活動や消火訓練等で放水作業を終了した直後の消火ホースには、その内部には多量の水が残存している。一方、放水作業前や通常の収容状態では、消火ホースは内部の水や空気(エア)を抜いた状態で巻回あるいは折り畳んだ状態で保持される。したがって、放水直後の消火ホースを収容するためには、内部に残存した多量の水を速やかに排水する必要がある。
このような排水作業の一例として、例えば、特許文献1では、放水ポンプに接続される消防ホースの根元側の金具(メス金具)に枝パイプを突設し、空気ボンベから上記枝パイプを通して消防ホース内に高圧空気を送入できるようにした空気送入構造が開示されている。このような構造により、消火終了後の残留水を一気に排出でき、ホース撤収が能率的となり、時間短縮と作業の軽減が得られるとされている。
実開平7−394号公報
上記特許文献1に記載された空気送入構造において、メス金具は、その一端が消防ホースに接続されたオス金具と結合されるとともに、他端が消防ポンプに取り付けられる構成となっている。すなわち、消防ホース内の残留水を排水する際に、消防ポンプに取り付けたメス金具に排水しようとする消防ホースのオス金具をその都度取り付ける必要があり、残留水で満たされた消防ホースの取り回しが困難であるという問題があった。また、上記のとおり、メス金具を消防ポンプに取り付けた状態で枝パイプを通して高圧空気を送入する構成であることにより、空気の圧力の一部が消防ポンプ側にも負荷されてしまうため、送入される高圧空気のエネルギをすべて排水に供するわけではなく、圧力のロスが生じてしまうこととなる。
そこで、本発明の目的は、供給する高圧エアの圧力をロスすることなく、かつ消火ホースへの取付作業を容易に行うことができる排水装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明による結合金具は、放水後の消火ホースから内部の水を排水する際に、前記消火ホース内に高圧エアを導入するためにエアホースと前記消火ホースとを接続するものであって、前記消火ホースの雌金具に挿入される円筒状の差込部と、底部の中央部に貫通穴を有する有底円筒状の部材であって、前記差込部の一端に固着された蓋部と、前記差込部の外周部に摺動自在に取り付けられた環状の押輪部と、一端が前記エアホースに接続されるとともに他端が前記貫通穴に連通する供給路が内部に形成された筒状の部材であって、前記供給路を開閉する開閉弁をさらに有する切換弁部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明による消火ホースの排水装置は、高圧エアを供給するエアコンプレッサと、前記エアコンプレッサに取り付けられたエアホースと、前記エアホースと放水後の消火ホースとを接続する上記した結合金具と、を含むことを特徴とする。
かかる発明によれば、消火ホースの雌金具に取り付けられる結合金具が有底円筒状の蓋部を備える構造であるため、結合金具と消火ホースとの結合部近傍に密閉空間が形成され、導入される高圧エアの圧力をロスすることがない。また、結合金具を消火ホースに取り付ける構造のため、消火ホースへの取付作業を容易に行うことができる。
上記した発明において、前記切換弁部の一端には、前記貫通穴に挿通される筒状凸部がさらに形成されており、前記蓋部と前記切換弁部とは、前記貫通穴に前記筒状凸部を挿通した状態でネジ固定されているのが好ましい。また、前記結合金具を複数備えるとともに、これら複数の前記結合金具の上流に、前記エアホースの流れを複数の分岐エアホースに分ける分岐機構をさらに備えるように構成してもよい。
本発明の実施例1による消火ホースの排水装置の概要を示す側面図である。 図1で示した結合金具と消火ホースとの結合構造の概要を示す部分側面図であって、図2(a)は結合金具と雌金具とが結合した状態を示し、図2(b)は雌金具から結合金具が取り外された状態を示す部分断面を示している。 本発明の実施例2による結合金具と消火ホースとの結合構造の概要を示す部分断面図である。 本発明の実施例3による消火ホースの排水装置の概要を示す側面図である。 図4に示した分岐機構の概要を示す側面図である。
以下、本発明による消火ホースの排水装置及びこれに用いられる結合金具の具体的な構成について図面を用いて説明する。
<実施例1>
図1は、本発明の実施例1による消火ホースの排水装置の概要を示す側面図である。図1に示すように、本発明の実施例1による消火ホースの排水装置1は、高圧エアを供給するエアコンプレッサ10と、当該エアコンプレッサ10に一端が接続されたエアホース40と、エアホース40の他端に接続された結合金具100と、を含む。そして、結合金具100は、消火ホース30の一端に取り付けられた雌金具20に着脱自在に結合される。
エアコンプレッサ10は、その一例として、圧縮された高圧エアをいったん貯留するタンク部12と、タンク部12に外気を圧縮して送り込むポンプ部14と、タンク部12から外部に接続された排出管16と、排出管16の一端に形成された接続部18と、を含む。ポンプ部14は、ピストン式やスクリュー式等の任意の方式による圧縮機を用いることができる。そして、エアコンプレッサ10は、例えば1〜3MPa(およそ10〜30kgf/cm)程度の高圧ガスを排出管16から外部に供給する。また、接続部18は、エアホース40のホース継手(後述する図2の符号44参照)に適合した形状を備えており、当該ホース継手と着脱自在に接続される。
図2は、図1で示した結合金具と消火ホースとの結合構造の概要を示す部分側面図であって、図2(a)は結合金具と雌金具とが結合した状態を示し、図2(b)は雌金具から結合金具が取り外された状態を示す部分断面を示している。図2(a)に示すように、消火ホース30は、その一端に雌金具20が取り付けられており、該雌金具20に本発明による結合金具100の一端側が差し込まれることにより結合されている。また、結合金具100の他端側には上記したエアホース40が接続されており、これにより、エアホース40から結合金具100及び雌金具20を介して消火ホース30に至る密閉された流路が形成される。
図2(b)に示すように、雌金具20は、いわゆる「町野式カップリング」と称される継手に用いられる金具であって、円筒状のしめ輪部21と、該しめ輪部21の内部に一端が挿入された円筒状の受け部22と、を部分的にボルト23で締結固定して形成されている。しめ輪部21の外周面21aには、しめ輪部21自体の保護と滑り止めの機能を兼ねた環状のゴムバンド27が取り付けられている。一方、しめ輪部21の内周面には部分的あるいは全周にわたって凹部(図示せず)が形成されており、当該凹部に座部24が嵌合するように取り付けられている。座部24には、例えばバネ等の弾性部材25aを介して爪部25が、しめ輪部21の中心方向に向けて進退自在に取り付けられている。ここで、爪部25の内側端部における結合金具100が挿入される側(図2における左側)は面取り面あるいは曲面に形成されている。また、受け部22の内周面には、その一端側に例えばネジ山等の締結溝22aが形成されており、当該締結溝22aに消火ホース30の一端をネジ込む態様で結合固定される。
一方、しめ輪部21に挿入された他端側には環状の凹溝22bが形成されており、当該凹溝22bには、例えばゴム等で形成されたリング部材26が取り付けられている。このとき、リング部材26は、その一部に内側に向けて変形自在な突起26aを有するのが好ましい。また、エアホース40は、ホース本体42と該ホース本体42の端部に取り付けられたホース継手44とで構成されており、ホース継手44の端部44aには、後述する切換弁部120の筒状部122の一端に形成された係合溝122bに係合する凸部(図示せず)が形成されている。
本発明の実施例1による結合金具100は、図2(b)に示すように、一端側が雌金具20に着脱自在に結合される本体部110と、該本体部110の他端側に取り付けられた切換弁部120と、で構成されている。本体部110は、消火ホース30の雌金具20に挿入される円筒状の差込部112と、差込部112の一端側に固着された有底円筒状の蓋部114と、上記差込部112の外周部に摺動自在に取り付けられた押輪部116と、を含む。蓋部114の底部の中央部には差込部112の内部空間112aに連通する貫通穴114aが形成されている。差込部112の外周部には、その軸方向の中間領域に段差を含んで縮径した縮径部112bが形成されており、当該縮径部112bの長さの範囲で押輪部116が摺動するように構成されている。
切換弁部120は、内部に高圧エアの供給路122aが形成された筒状部122と、筒状部122の側面から内部に挿入される態様で回転自在に取り付けられた回動軸部124と、該回動軸部124の一端に取り付けられたハンドル部126と、を含む。筒状部122の一端側には、エアホース40のホース継手44に形成された端部44aに適合した形状の係合溝122bが形成されており、エアホース40が着脱自在に接続される。一方、筒状部122の他端側は、供給路122aと上記蓋部114の貫通穴114aとが連通するように蓋部114の中央部に固着される。また、回動軸部124の他端(筒状部122の内部に挿入された端部)には、供給路122aの開閉を切り換える弁体124aが取り付けられており、ハンドル部126を操作して回動軸部124を回動させることにより弁体124aの供給路122aに対する角度を変更して、供給路122aの開閉を行う。
図2(a)に示すように、結合金具100を消火ホース30の雌金具20と結合する場合、本体部110の差込部112を雌金具20のしめ輪部21から受け部22の内部に至るまで挿入する。このとき、差込部112の先端の外周面が受け部22の内周面に取り付けられたリング部材26の突起26aに接触するとともに、差込部112に形成された縮径部112bにしめ輪部21の内周面に取り付けられた爪部25が外側から押圧するように接触する。このとき、縮径部112bによって形成された段差に爪部25が引っかかることとなり、爪部25が差込部112の抜け止め手段として機能する。これにより、差込部112とリング部材26とが接触することで内部空間112aがシールされるとともに、爪部25により確実に結合が維持される。
一方、結合金具100を雌金具20から取り外す場合、押輪部116を雌金具20の方向にスライドさせて押し込むと、押輪部116の先端が爪部25を押圧する。このとき、上記のとおり、爪部25に面取り面あるいは曲面が形成されているため、爪部25が外周方向すなわち弾性部材25a側に動くこととなる。その結果、差込部112の抜け止めとして機能していた爪部25の係合が解除されるため、差込部112がしめ輪部21から容易に引き抜くことができる。
かかる構成により、本発明の実施例1による消火ホースの排水装置1は、円筒状の差込部112と、該差込部112の一端に固着された蓋部114と、差込部112の外周部に摺動自在に取り付けられた環状の押輪部116と、上記蓋部114に形成された貫通穴114aに連通する供給路122aが内部に形成されて供給路122aを開閉する開閉弁124aをさらに有する切換弁部120と、を備える結合金具100を消火ホース30の雌金具20に挿入して結合するように構成したため、結合金具100と消火ホース30との結合部近傍に密閉空間が形成されることにより、導入される高圧エアの圧力をロスすることがない。また、取り回しが容易である結合金具100の側を消火ホース30の雌金具20に取り付ける構造のため、消火ホース30への取付作業を容易に行うことができる。
<実施例2>
図3は、本発明の実施例2による結合金具と消火ホースとの結合構造の概要を示す部分断面図である。なお、図示は省略するが、図3に示す実施例2による結合金具200は、図1に示す排水装置1における結合金具100の代替品として用いられるものであり、エアコンプレッサ10、エアホース40、雌金具20及び消火ホース30については、実施例1で示したものと同様のものを用いることができるため、再度の説明を省略する。
本発明の実施例2による結合金具200は、図3に示すように、一端側が雌金具20に着脱自在に結合される本体部210と、該本体部210の他端側に取り付けられた切換弁部220と、で構成されている。本体部210は、実施例1と同様に、円筒状の差込部212と、差込部212の一端側に固着された有底円筒状の蓋部214と、上記差込部212の外周部に摺動自在に取り付けられた押輪部216と、を含む。蓋部214の底部の中央部には差込部212の内部空間212aに連通する貫通穴(図示せず)が形成されている。また、差込部212の外周部には縮径部212bが形成されており、当該縮径部212bの長さの範囲で押輪部216が摺動するように構成されている。
実施例2による結合金具200において、切換弁部220は、内部に高圧エアの供給路222aが形成された筒状部222と、実施例1と同様に、筒状部222の側面から内部に挿入される態様で回転自在に取り付けられた回動軸部224と、該回動軸部224の一端に取り付けられたハンドル部226と、を含む。筒状部222の一端側には、エアホース40のホース継手44に形成された端部44aに適合した形状の係合溝222bが形成されており、エアホース40が着脱自在に接続される。一方、筒状部222の他端側には、外周面に雄ネジ山を有しかつ上記蓋部214の貫通穴に挿通される筒状凸部222cが形成されており、当該筒状凸部222cをOリング226とともに上記貫通穴に挿通した状態で、例えばナット228でネジ締結することにより、本体部210と切換弁部220とを固定する。また、回動軸部224の他端(筒状部222の内部に挿入された端部)には、供給路222aの開閉を切り換える弁体224aが取り付けられており、ハンドル部226を操作して回動軸部224を回動させることにより弁体224aの供給路222aに対する角度を変更して、供給路222aの開閉を行う。
かかる構成により、本発明の実施例2による消火ホースの排水装置に適用される結合金具200は、実施例1で示した構成に加えて、切換弁部220の筒状部222の他端側に、外周面に雄ネジ山を有しかつ上記蓋部214の貫通穴に挿通される筒状凸部222cが形成されており、当該筒状凸部222cをOリング226とともに上記貫通穴に挿通した状態で、例えばナット228でネジ締結する構造としたため、実施例1で得られた効果に加えて、本体部210と切換弁部220との間の取付部においてもOリング226による確実なシールが行われるとともに、ネジ締結によって結合をより強固にすることができる。
<実施例3>
図4は、本発明の実施例3による消火ホースの排水装置の概要を示す側面図である。なお、本実施例3において、図1で示した実施例1による消火ホースの排水装置1に含まれるものと同一あるいは類似の構成については、同一の符号を付して再度の説明を省略する。また、図4においては、分岐機構300によって2つの供給路に分岐される場合を例示しているが、この分岐本数は2本に限定されるものではなく、3本以上の経路に分岐されるように構成してもよい。図4に示すように、本発明の実施例3による消火ホースの排水装置3は、高圧エアを供給するエアコンプレッサ10と、当該エアコンプレッサ10に一端が接続された分岐機構300と、この分岐機構300で分岐した複数の出側分岐口(後述する図5の符号312A、312Bを参照)に一端が接続された複数のエアホース40A、40Bと、これら複数のエアホース40A、40Bの他端にそれぞれ接続された複数の結合金具100A、100Bと、を含む。そして、複数の結合金具100A、100Bは、消火ホース30A、30Bの一端に取り付けられた雌金具20A、20Bにそれぞれ着脱自在に結合される。
図5は、図4に示した分岐機構の概要を示す側面図である。図5に示すように、実施例3による消火ホースの排水装置3に適用される分岐機構300は、その一例として、分岐部本体310と、該分岐部本体310の上流側に接続された入側管320と、で構成されている。分岐部本体310は、その内部で入側管320と連通する入側供給路314が2つの出側供給路316A、316Bに分岐され、2つの出側分岐口312A、312Bにそれぞれ連通している。2つの出側分岐口312A、312Bは、接続部18とそれぞれ同様の構成を備えており、図4に示した複数のエアホース40A、40Bが、それぞれホース継手44A、44Bを介して接続されている。一方、入側管320は、好ましくはエアホース40のホース本体と同様の材質で形成された管状部材であって、その一端に図2(a)で示したエアホース40の端部44aと同様の端部322aを有する継手部322が取り付けられている。これにより、入側管320は、継手部322を介してエアコンプレッサ10の接続部18に接続される。
かかる構成により、本発明の実施例3による消火ホースの排水装置3は、実施例1で示した構成に加えて、分岐機構300を用いて複数の結合金具100A、100Bにエアコンプレッサ10からの高圧エアを供給し、複数の消火ホース30A、30Bの内部に送り込むことができるため、複数の消火ホースに対して同時に排水作業を行うことが可能となり、結果として複数の消火ホースに適用した場合の作業時間を大幅に短縮することができる。
以上、本発明による実施例及びこれに基づく変形例を説明したが、本発明は必ずしもこれらの例に限定されるものではない。また、当業者であれば、本発明の主旨又は添付した特許請求の範囲を逸脱することなく、様々な代替実施例及び改変例を見出すことができるであろう。
例えば、図3に示した実施例2において、切換弁部220の筒状凸部222cと本体部210の蓋部214との結合をナット228によるネジ締結とした場合を例示したが、蓋部214の貫通穴に雌ネジを形成して、筒状凸部222cと蓋部214とを直接的にネジ結合するように構成してもよい。また、図4に示した実施例3において、分岐した経路に接続された結合金具100A、100Bに、それぞれ回転軸部及び弁体を設けた構成を例示したが、供給路を開閉する弁体を分岐機構300の入側管320あるいは入側供給管314に配置して、高圧エアのオンオフの切換を1か所で集中して行うように構成してもよい。
1、3 消火ホースの排水装置
10 エアコンプレッサ
20、20A、20B 雌金具
30、30A、30B 消火ホース
40、40A、40B エアホース
100、200 結合金具
110、210 本体部
112、212 差込部
114、214 蓋部
116、216 押輪部
120、220 切換弁部
122、222 筒状部
124、224 回動軸部
124a、224a 弁体
228 ナット
300 分岐機構
310 分岐部本体
320 入側管

Claims (5)

  1. 放水後の消火ホースから内部の水を排水する際に、前記消火ホース内に高圧エアを導入するためにエアホースと前記消火ホースとを接続する結合金具であって、
    前記消火ホースの雌金具に挿入される円筒状の差込部と、
    底部の中央部に貫通穴を有する有底円筒状の部材であって、前記差込部の一端に固着された蓋部と、
    前記差込部の外周部に摺動自在に取り付けられた環状の押輪部と、
    一端が前記エアホースに接続されるとともに他端が前記貫通穴に連通する供給路が内部に形成された筒状の部材であって、前記供給路を開閉する開閉弁をさらに有する切換弁部と、
    を備えることを特徴とする結合金具。
  2. 前記切換弁部の一端には、前記貫通穴に挿通される筒状凸部がさらに形成されており、
    前記蓋部と前記切換弁部とは、前記貫通穴に前記筒状凸部を挿通した状態でネジ固定されていることを特徴とする請求項1に記載の結合金具。
  3. 高圧エアを供給するエアコンプレッサと、前記エアコンプレッサに取り付けられたエアホースと、前記エアホースと放水後の消火ホースとを接続する結合金具と、を含む消火ホースの排水装置であって、
    前記結合金具は、前記消火ホースの雌金具に挿入される円筒状の差込部と、底部の中央部に貫通穴を有する有底円筒状の部材であって、前記差込部の一端に固着された蓋部と、前記差込部の外周部に摺動自在に取り付けられた環状の押輪部と、一端が前記エアホースに接続されるとともに他端が前記貫通穴に連通する供給路が内部に形成された筒状の部材であって、前記供給路を開閉する開閉弁をさらに有する切換弁部と、を備える
    ことを特徴とする消火ホースの排水装置。
  4. 前記切換弁部の一端には、前記貫通穴に挿通される筒状凸部がさらに形成されており、
    前記蓋部と前記切換弁部とは、前記貫通穴に前記筒状凸部を挿通した状態でネジ固定されていることを特徴とする請求項3に記載の消火ホースの排水装置。
  5. 前記結合金具を複数備えるとともに、これら複数の前記結合金具の上流に、前記エアホースの流れを複数の分岐エアホースに分ける分岐機構をさらに備えることを特徴とする請求項3又は4に記載の消火ホースの排水装置。

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