JP6247473B2 - 箱体 - Google Patents
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Description
ソーラパネルを用いた太陽光発電システムが各家庭内に設置されている場合には、PCS等の設置作業の困難性は小さい。またPCSを収容する筐体は、その設置環境につき一般的な耐候性等を考慮すれば足りる。住宅に設置されるPCSについて開示している「特許文献1」においてもその筐体の構成につき、特に言及するところはない。
これらの作業が終了した後は、壁面を閉じて、箱体を太陽光発電システムの現場に搬出することができる。
なお、日常的なPCS等の点検等は、第2の開口部として、例えばドアが利用される。
設置環境につき積雪等に対する耐候性等が考慮される構成としている。
前記被収容物としてPCS等の収容、配置、配線等の作業に相応しい箱体となっている。
本発明においては、箱体の厳しい設置環境を考慮して、箱体の長手方向の外壁に門型のフレームを形成し、このフレームに少なくとも1体以上の着脱自在な取外柱と取外壁からなる壁面を設けることとした。
また、箱体が配置される厳しい設置環境に対応できる箱体となっている。
パッケージ1の長手方向の巾L1は概ね7メートル、その短手方向の巾L2は概ね2.3メートル、高さHは3メートルとなっており、トラック等での搬入、移動及び搬出が可能となっている。
前記開口部2の幅wは、図2のように、このパッケージ1に収容される、4台のPCSの配置幅より広く形成され、また開口部2の高さhは、PCSの配置高さより高く形成されている。
かかる大開口により、現場に明るさ、スペース等が生まれ、PCSの収容作業、設置作業、配線作業等が円滑に行われる。
さらに、固定柱22と柱23の間に配置される固定壁24は、筋交25が介在されて、それぞれ固定柱22と柱23に固定され、耐震性等に対応している。
その他、図示は省略するが、PCSは重量が嵩張ることから、パッケージ1の移送、移設等に際し、その安全性を図るため、例えば、外壁13〜15を構成する固定壁は、それぞれ筋交いを介して固定柱に固定する等の構造となっている。
前記下板44の内側及び内装材41の上部内側には、ボルト17と螺合するナット46が設けられている。
前記取外壁4は、前記下板44が前記ボルト17によりベース10に固定され、その後内装材41の上部が記ボルト17により固定アングル21に固定される。その際に、前記開口部2と前記取外壁4の上端に隙間が形成される場合を考慮して、図5(C)のようなパッキン47が配置されている。
前記上板53にはプッシュピン56が固定され、前記下板54には取付孔57が設けられている。
前記ボルト受け板55は、取外柱5が前記開口部2を支持できるように、その上板53等の上端を固定アングル21に圧着させるボルト17の先端を受けるもので、外装材50内に固定されている。
前記取外柱5のプッシュピン56を前記開口部2の取付孔26にその下方から差し入れ、そのプッシュピン56を回転軸にして、取外柱5の下端をベース10に載せる。
その状態で、ベース10の外側に予め固定されているボルト17を締めて前記ボルト受け板55に圧着させる。その結果、前記取外柱5の上端が前記固定アングル21に圧着され、前記取外柱5は、前記開口部2を支える構造となっている。
さらに前記取外柱5の上端側を固定ボルト18で固定する。
前記取外柱5を開口部2から外すには、前記各ボルトト17、18を外した後、プッシュピン56を前記開口部2の取付孔26から引き抜けばよい。
なお、ボルト17により、前記ボルト受け板55が圧着される結果、下板54とベース10間に隙間が形成される場合を考慮して、ベース10には止水材58が配置されている。
また、取外壁4及び取外柱5の取外順序は、取外壁4を外した後、取外柱5を取り外す。
PCS等の交換作業においても、特別な作業が要求されることなく、円滑に行うことができる。
また、取外壁4の外壁材40が取外柱5の外装材50を覆うこと、また、取外壁4及び取外柱5が凸状に形成されているので重なりが形成され、さらにその重なりに防水パッキン6が取り付けられ、防水性及び気密性の向上が図られている。
また、図7に図示したように、前記取外壁4の上板43にプッシュピン45を設けるようにしてもよい。
このような構成の前記取外壁4では、前記開口部2に設けられている取付孔26に、「ケンドン」で前記プッシュピン45を差し込み、それを回転軸にして、下端をベース10に置いて、ベース10の外側からボルト17で固定される。
逆に、前記開口部2から前記取外壁4を外す場合には、外側から前記ボルト17を取外した後、前記プッシュピン45を前記取付孔26から引き抜くようにすればよい。
かかる構成の特徴は、パッケージ1の外側から前記取外壁4を取り外すことができ、従って、取外壁4及び取外柱5の着脱も、主にパッケージ1の外側から行うことができる点である。
第2の開口部は、出入り口として機能するもので、ドア7の他、引戸、シャッター等で構成してもよい。
また図1に示されているように、左右の側壁14,15には、室外空調機8が取り付けられ、内部の天井には、エアコン室内機9が取り付けられている。
前記パッケージ1は、トラック等に載せられて、PCSを配置する工場においてクレーン車により降ろされる。
工場では、前記壁面3を開けて、開口部2を形成し、そのからPCSを運び入れ、その固定作業、配線作業、PCS、エアコン等の動作のチェック作業等を行う。
この間の作業環境は、その広さ、明るさ等、海上コンテナの場合に比較して、格段に向上することとなる。
作業完了後は、前記開口部2を壁面3により閉鎖し、そのままトラック等に載せて、現場に搬入し、クレーン車で移設すればよい。
1. 完成したパッケージ1を、工場に搬入し、壁面3を開けて開口部2を形成させ、PCSの収容作業等が終了した時点で、開口部2を壁面3により閉じて、その完成したパッケージ1を、太陽光発電システムの現場に設置することができる。
2. パッケージ1の長手方向の巾L1、その短手方向の巾L2は、道路交通法上の積載物の大きさ等の制限を順守することができ、トラック等での搬入、移動及び搬出が可能となっている。
3. 前記開口部2の幅w、開口部2の高さhにより、大開口が形成され、現場に明るさ、スペース等が生まれ、PCSの収容作業、設置作業、配線作業等が円滑に行われる。
4. 前記開口部2は、形鋼20及びこれに固定された固定アングル21と固定柱22から門型のフレームにより構成され、前記壁面3を外した場合でも、積雪等の荷重に対処できるようになっている。
5. ボルト17を締めて前記ボルト受け板55に圧着させると、前記取外柱5の上端が前記固定アングル21に圧着され、前記取外柱5は、前記開口部2を支える構造となっている。
6. 取外壁4及び取外柱5の着脱は、PCS等の収容作業、設置作業、配線作業等の流れの中で、特別な作業が要求されることなく、円滑に行うことができる。
7. 取外壁4の外壁材40が取外柱5の外装材50を覆うこと、また、取外壁4及び取外柱5が凸状に形成されているので重なりが形成され、さらにその重なりに防水パッキン6が取り付けられ、防水性及び気密性の向上が図られている。
11 床 12〜15 外壁
16 屋根 17 18 ボルト
L1 長手方向の巾 L2 短手方向の巾
H 高さ
2 開口部 20 形鋼
21 固定アングル 22 固定柱
23 柱 24 固定壁
25 筋交 26 取付孔
3 壁面 w 幅
h 高さ
4 取外壁 40 外装材
41 内装材 42 断熱材
43 上板 44 下板
45 プッシュピン 46 ナット
47 パッキン
5 取外柱 50 外装材
51 内装材 52 断熱材
53 上板 54 下板
55 ボルト受け板 56 プッシュピン
57 取付孔 58 止水材
6 防水パッキン
7 ドア
8 室外空調機
9 エアコン室内機
Claims (3)
- 少なくとも床、外壁及び屋根により、箱状に構成され、その状態で輸送可能な箱体であって、その長手方向の外壁に、被収容物の搬入及び搬出用の第1の開口部と、この開口部を閉鎖し、且つ、開放させる壁面が設けられ、前記外壁以外の、長手方向又は短手方向の外壁に第2の開口部が設けられている箱体において、
前記壁面は、前記第1の開口部に着脱自在な取外柱及び取外壁とからなり、前記取外柱及び前記取外壁は、それぞれ水平面の断面形状が凸型に構成され、
前記取外柱の凸部が箱体の外側に向けられて取り付けられ、それらの凸部にガイドされるように取外壁の凸部が箱体の内側に向けて取り付けられることを特徴とする箱体。 - 前記取外柱は、前記第1の開口部を支える構造であることを特徴とする請求項1に記載の箱体。
- 前記被収容物には、パワーコンディショナーが含まれることを特徴とする請求項1又は2に記載の箱体。
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