JP6246407B1 - 材料容器及び材料供給ユニット - Google Patents

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【課題】材料の残存量が少なく、しかも材料の供給機構への脱着が簡便に行える材料容器を提供する。【解決手段】化学処理に使用される材料を収容する有底の材料容器1を、材料を収容する容器本体10と、容器本体10の内部を封止する底面3と、によって構成する。そして、底面3を、破断可能な脆弱部を少なくとも一部に含むように構成する。【選択図】図2

Description

本発明は、化学処理に使用される材料を収容する材料容器、及びこの材料容器を使った材料供給ユニットに関する。
化学処理によって薬剤を合成する装置にあっては、一つの装置で複数の種類の薬剤の合成に対応できるものがある。薬剤を合成するにあたっては、この薬剤に対応した材料を供給する機構が必要になる。なお、ここで、「材料」は、薬剤の合成に使用される物質、薬品(試薬)、触媒及び水等を含んでいる。
複数の種類の薬剤合成を一つの装置で行う場合、材料を反応容器に供給する機構を複数の合成プロセスで共用することになる。このような機構において、各薬剤に対応する材料の変更を簡便に行うため、供給機構に任意の材料をセット可能にし、合成すべき薬剤に応じてセットされる材料を変更するものがある。また、このような機構においては、合成のプロセスにおいて他の合成のプロセスに使用される薬剤、あるいは他のプロセスで生成された生成物が混入すること(コンタミネーション:Contamination/Carry over含む)を防ぐため、材料の容器を含む供給機構の少なくとも一部を使い捨てにすることが好ましい。薬剤の合成に使用される材料の容器として、例えば、特許文献1に記載された合成装置では、バイアル容器が使用されている。
生化学や分子生物学の分野では、特許文献2、3に記載された容器がポリメラーゼ連鎖反応の容器として使用されている。これら特許文献2、3に記載の容器は、いずれも容器本体の上端が開口していて、開口を開閉可能な蓋を備えており、容器の蓋と反対側にある「底」が閉塞している。そして、開口部からピペットにより液体試料の注入、取り出しを行う。
特開2010−270068号公報 特開平10−323176号公報 特表2014−507256号公報
特許文献1の合成装置などで使用されるバイアル容器に材料をセットする場合、バイアル容器のゴム栓をアルミニウム薄膜等によって封止する。固体の材料の場合は、溶媒で溶解し、ゴム栓に流体の流路を有する針(以下、「注射針」と記す)を挿通させることで、材料の供給機構側の流路とバイアル瓶の内部とを流通させている。
しかしながら、このようにバイアル容器に材料を収容すると、バイアル容器に残る材料の残存量が、供給機構側に供給される液量が少なくなるにつれて、問題となる。
特許文献2、3の容器では、ピペットによる液体試料の注入、取り出しが前提とされており、自動化された合成装置の流路に対する材料の供給機構への適用は何ら想定されていない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、材料の残存量が少なく、しかも材料の供給機構への脱着が簡便に行える材料容器、及びこの材料容器を使用した材料供給ユニットに関する。
本発明の材料容器の一態様は、化学処理による化合物、または薬剤の合成に使用される材料を収容する有底の材料容器であって、
前記材料を収容する容器本体部と、前記容器本体部の内部を封止する底面と、を有し、
前記容器本体部は、外径及び内径が一定の筒形形状を有する第一筒部、前記第一筒部よりも小さい一定の外径及び内径を有する第二筒部及び前記第一筒部と前記第二筒部とを接続する斜面を有するテーパー部を有し、
前記底面は、前記テーパー部と前記第二筒部との境界と、前記第二筒部の前記境界とは反対側の下端部との間に形成され、破断可能な脆弱部と、前記脆弱部よりも破断し難い基部及び前記容器本体部の内周面と前記基部とを接続する前記脆弱部よりも破断し難い接続部と、を含み、前記脆弱部は薄膜からなると共に前記底面において前記基部よりも外側の領域の一部に配置され、前記基部は前記脆弱部の厚みより厚さの大きい厚膜からなり、前記接続部は、前記基部と一続きの前記厚膜で形成される。
また、本発明の材料容器の一態様は、化学処理による化合物、または薬剤の合成に使用される材料を収容する有底の材料容器であって、前記材料を収容する容器本体部と、前記容器本体部の内部を封止する底面と、を有し、前記底面は、破断可能な脆弱部を少なくとも一部に含み、前記容器本体部は、前記底面に垂直な軸方向の一方の端部に前記底面が設けられ、他方の端部に開口部を有し、前記開口部を前記底面と平行な蓋板によって閉じる蓋部と、前記蓋部を前記容器本体部に固定する蓋固定機構と、を備え、前記蓋固定機構は、前記蓋板に形成された切り欠き部と、前記容器本体部と接続された弾性片と、当該弾性片の先端に設けられる前記切り欠き部の切り欠きの幅よりも大きい部分を有する係止部材と、を備え、前記弾性片は、前記切り欠き部に保持されると共に前記係止部材によって前記蓋板の外表面に伸張された状態で固定される。
また、本発明の材料供給ユニットの一態様は、上記材料容器と、前記材料容器の前記脆弱部を破断する凸部と、当該凸部の内部にあって、前記凸部が前記脆弱部を破断して前記底面に挿通された状態で前記材料容器と連通する流路と、を有する受容部材と、を有する。
本発明は、材料の残存量が少なく、しかも材料の供給機構への脱着が簡便に行える材料容器、及びこの材料容器を使用した材料供給ユニットを提供することができる。
本発明の一実施形態の材料供給ユニットを説明するための斜視図である。 図1に示した材料容器であって、蓋部が開口部を閉じた状態を示す斜視図である。 図1に示した材料容器であって、蓋部が開口部を開けた状態を示す斜視図である。 図3中に示した材料容器を矢線IVの方向から見た上面図である。 図3中に示した材料容器を矢線Vの方向から見た低面図である。 図3中に示した材料容器の矢線VIに沿う断面図である。 図6に示した容器本体10の破線VIIで囲う範囲の拡大図である。 図7に示した底面を図2中の矢線Vの方向から見た拡大図である 本発明の一実施形態の底面が破断する過程を説明するための図である。 本発明の一実施形態の蓋固定機構を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同様の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。また、本実施形態において、材料容器1及び材料供給ユニット4は、材料容器1を受容部材2にセットした状態において蓋部5の側を上、材料容器1に対する受容部材2の側を下とする。このような上下の方向は、重力方向とは無関係に定められる。
また、本実施形態中に示す図1から図10は、材料容器1及び材料供給ユニット4の機構やその配置関係を説明することを目的としたものであり、各部材の長さ、厚さ及び幅等を必ずしも正確に示すものではない。
[材料供給ユニット]
図1は、本実施形態の材料供給ユニット4を説明するための斜視図である。材料供給ユニット4は、本実施形態の材料容器1と、材料容器1の脆弱部31(図7、図8)を破断する凸部23aと、この凸部23aの内部にあって、凸部23aが脆弱部31を破断して底面3に挿通された状態で材料容器1と連通する流路231(図9)と、を有する受容部材2と、を有している。凸部23aの先端には、流路231の開口端が開口されている。
本実施形態では、材料容器1を化学処理による化合物または薬剤の合成に使用されるものとし、材料容器1の飲食物の混合への使用を除く。さらに、材料容器1を放射性化合物または放射性薬剤(放射性核種で標識された高分子や抗体などを含む、以下、総称して「放射性薬剤等」ともいう。)の合成に使用する場合、材料容器1には、これら放射性薬剤等の合成の材料が収容される。放射性薬剤等の合成の材料としては、例えば、放射性薬剤等の合成に使用される物質(標識前駆体等)や薬品(試薬)、触媒及び水等がある。
受容部材2は、図示しない放射性薬剤等の合成装置にセットされ、この合成装置に化学反応に使用される材料を供給することに使用される部材である。受容部材2は、壁面21a、21b、21c、21d、21eを少なくとも有する本体21と、本体21の壁面21aに設けられた凸部23a、壁面21eに設けられた凸部23eを備えている。受容部材2は、本体21に設けられた断面形状が矩形の貫通孔42と、貫通孔42に挿通される切換ユニット43と、を有している。切換ユニット43は、図示しない流路を有し、この流路と凸部23a内に形成されている流路231とを接離するように受容部材2の長さ方向と直交する軸の両方向に移動可能である。切換ユニット43は、把持部41を図示しないアクチュエータ等によって押す、または引くことによって移動される。
一方、材料容器1は、上下方向に長い容器本体部である容器本体10(図2、図3、図6)を備えている。容器本体10は、外径及び内径が一定の筒形形状を有する筒部17、筒部17よりも小さい一定の外径及び内径を有する筒部19と、筒部17と筒部19とを接続する斜面を有するテーパー部18と、を有している。テーパー部18と筒部19との境界と筒部19の下端部49との間には、底面3(図4、図5)が設けられている。
また、材料容器1は、上端部に蓋部5を備えている。筒部17の上端には蓋部5の蓋板11と当接して容器本体10を閉じる当接部16が設けられている。また、蓋部5には、蓋部5と筒部17とを接続する接続片14、12及び接続片14と接続片12との間にあって接続片14と接続片12とが重なるように折り曲げるための屈曲部13が直接または間接的に接続されている。
また、材料容器1は、容器本体10に蓋部5を固定する蓋固定機構を備えている。本実施形態の蓋固定機構は、蓋部5に形成された切り欠き部110、係止部材15及び弾性片45(図3)によって構成される。
本実施形態の材料容器1は、全体が樹脂の一体成形によって形成されている。材料容器1の材料となる樹脂としては、材料容器1に要求される熱可塑性、剛性、弾性、透明性、耐溶剤性及びコスト等の条件を満たすものであればどのようなものであってもよい。このような条件を満たす樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(Poly Ethylene Terephthalate)やサーモポリオレフィン(Thermo Poly Olefin)、ポリプロピレン(Poly Propylene)等が考えられる。
ただし、本実施形態は、材料容器1を樹脂による一体成形によって形成することに限定されるものではない。材料容器1は、材料容器1の全部または一部に例えば金属等の樹脂以外の材料を使用するものであってもよい。
上記した材料供給ユニット4は、受容部材2が凸形状を有する複数の凸部23aを有している。材料容器1は、筒部19の内部に底面3(図2から図8)を備えている。本実施形態は、底面3に凸部23aを挿通させることによって受容部材2に材料容器1をセットすることができる。このような構成は、受容部材2への材料容器1のセットを簡便に行うことができる。
また、本実施形態の材料容器1は、底面を破断させて材料を取り出しているため、比較的大径の材料の流路を確保することができる。このため、本実施形態は、容器本体10における容器本体10の残存量を少なくすることができる。また、材料容器1は、受容部材に対して任意に差し替えることができるので、材料の供給機構への脱着を簡便に行うことができる。
また、本実施形態は、合成される放射性薬剤等に応じた任意の材料を収容する材料容器1を受容部材2にセットし、他の放射性薬剤等の合成に際しては他の材料を収容する材料容器1を受容部材2にセットすることができる。このようにすれば、合成装置が合成する放射性薬剤等に合わせて供給すべき材料を簡便に変更することができる。さらに、本実施形態は、材料容器1及び受容部材2を使い捨てにすることにより、合成装置内における材料や残留物及び生成物によるコンタミネーションを防ぐことができる。
[容器本体]
次に、図1に示した材料容器1について説明する。
図2、図3、図4、図5、図6及び図7は、材料容器1の容器本体10に係る構成を説明するための図である。図2及び図3は、材料容器1の斜視図であって、図2は蓋部5が開口部47を閉じた状態を示し、図3は蓋部5が開口部47を開放した状態を示している。図4は、図3中に示した材料容器1を矢線IVの方向から見た上面図である。図5は、図3中に示した材料容器1を矢線Vの方向から見た低面図である。図6は、図3中に示した材料容器1の矢線VIに沿う断面図であり、図7は、図6に示した破線VIIで囲う範囲を拡大して示した容器本体10の拡大図である。図8は、図7に示した底面3を図2中の矢線Vの方向から見た拡大図である。
図1、図2及び図3に示すように、材料容器1は、化学処理に使用される材料を収容する有底の容器である。本実施形態において、「化学処理」は、公知の有機化学反応を用いる合成処理の他、この処理のために行われる個々の物質の反応、変換、イオン化、分離(精製)、加水分解、回収及び抽出等の処理を指す。
容器本体10及び底面3は、上面視において円形を有している。そして、容器本体10の内径は、底面3の径よりも大きくなっている。なお、本実施形態では、容器本体10の内径は一定であるが、容器本体10は内径が変化するものであってもよい。容器本体10の内径が変化する場合、この内径はいずれの箇所においても底面3の径より大きくなっている。換言すれば、容器本体10の最小の内径が底面3の径よりも小さくなっている。
つまり、材料容器1は、容器本体10を有している。容器本体10は、筒部17、テーパー部18及び筒部19によって構成されていて、筒部17、テーパー部18及び筒部19の長手方向と直交する断面はいずれも円形の形状を有している。筒部17、テーパー部18及び筒部19の断面の径は、筒部17、テーパー部18、筒部19の順に小さくなっていく。テーパー部18は、筒部17の下端部から筒部19の上端部に向かうにしたがって細くなる円錐の一部をなしている。
なお、本実施形態は、上記構成に限定されるものではない。例えば、本実施形態は、テーパー部18が一定の径を有する筒体であってもよいし、傾きが変化するテーパー筒であってもよい。また、筒部19についても径が一定または変化するものであってよい。
本実施形態の材料容器1は、容器本体10の内部と材料の供給先との間に圧力差を設け、材料を圧力差によって材料の流出を促している。このとき、本実施形態は、容器本体10が筒部19を含むことにより、ヘリウム等のガスの流れを筒部19に向かって集中させて材料の流出を促すことができる。
上記構成により、本実施形態は、材料がテーパー部18の内周面に沿って筒部19から円滑に流出し、容器本体10内の材料の残存量をいっそう少なくすることができる。
図3に示すように、蓋部5の蓋板11の容器本体10の内部に向かう側には嵌合部111が形成されている。嵌合部111は、外周面が当接部16の内周面に接するように当接部16に嵌合されて嵌合部111の当接面112と当接部16の側の当接面162とが接触して47を閉じている。開口部47を閉じた状態の蓋部5の蓋固定機構については後述する。
[底面]
また、容器本体10は、図2から図8に示すように、底面3を備えている。図2、図3、図6及び図7に示すように、底面3は、筒部19の下端部49から距離を持って設けられていて、破損が抑止されている。
底面3は、材料を収容する容器本体10と、容器本体10の内部を封止する底面である。底面3は、図5及び図8に示すように、破断可能な脆弱部31を少なくとも一部に含んでいる。本実施形態の脆弱部31は、破断が底面3の他の部分である基部32よりも起きやすい部分をいう。本実施形態では、脆弱部31を薄膜とし、基部32を脆弱部31の厚みよりも厚さの大きい厚膜とした。このようにすることにより、本実施形態は、基部32よりも破れ易い脆弱部31を形成することができる。
ただし、本実施形態の破断は、底面3が破れることのみを指すのではなく、底面3がテーパー部18と筒部17との間で材料の移動が起こる状態になることを指す。このため、底面3の破断には、底面3が裂ける、あるいは割れること等も含まれる。また、本実施形態でいう「破断可能」とは、筒部19の内部に突起物を挿通させることによって底面3を破断できることを指す。突起物は、凸部23aであってもよいし、他の突起物を使って3を破断させた後に筒部19に凸部23aを差し込むものであってもよい。
他の部分より裂け易い脆弱部は、例えば、脆弱部に他の部分よりも一方向に裂け易い部材を用いることによって形成できる。他の部分より割れ易い脆弱部は、例えば、他の部分より膜厚が薄い部分を線状に形成しておき、線で囲まれている部分に圧力が加えられることによって底面3が線に沿って割れるようにすることで形成できる。
また、底面3は、図8に示すように、脆弱部31よりも破断し難い基部32と、脆弱部31の破断の前後に容器本体10の内周面と基部32とを接続する接続部33と、を更に有している。接続部33は、脆弱部31の破断の前においても破断の後にあても容器本体10の内周面と基部32とを接続した状態にある。つまり、接続部33は、破断前から容器本体10の内周面に接続され、かつ、脆弱部31よりも破断し難い部位である。このような接続部33は、脆弱部31の破断の前には底面3の一部として容器本体10の内周面に接続されていて、脆弱部31の破断後には脆弱部31が底面3から欠落した状態で容器本体10の内周面に残っている。
このようにすれば、脆弱部31の破断後に基部32が容器本体10から離れて筒部19を塞ぐ、あるいは破断片が合成材料に混入するといったことを防ぐことができる。
また、図8に示すように、本実施形態の脆弱部31は、基部32よりも底面3の径方向の外側に配置されている。このような構成により、本実施形態は、底面3の周囲を破断させて中央部分の基部32を容器本体10から切り離し、かつ、切り離された基部32を容器本体10の内部に留めておくことができる。つまり、底面3の周囲を基部とし、中央部分を脆弱部とする構成では、脆弱部が破断して基部から切り離され、破断後の破断片の位置をコントロールすることができなくなる。さらに、底面3の周囲を基部とし、中央部分を脆弱部とする構成では、筒部19の内周面に基部32が残って筒部19の内径、即ち材料の流路が狭くなると思われる。基部32の外側に脆弱部31を設ける本実施形態は、破断した脆弱部31が筒部19の内周面に残ることがなく、材料の流路の径を確保することができる。そして、このような構成は、材料が容器本体10に残存する残存量を低減することに効果的である。
さらに、本実施形態は、図8示すように、接続部33の外縁の形状が基部32に向けて内側に凸になるように緩やかに曲がっている部分34を有している。このような構成により、本実施形態は、接続部33の周囲に材料が残存することをなくし、ひいては容器本体10における材料の残存量を低減することができる。
なお、図4、図5及び図7に示すように、本実施形態の底面3は、下側においてのみ脆弱部31と基部32との間に段差が生じている。つまり、底面3では基部32が下側に向けて厚くなっている。底面3のこのような形状は、材料容器1の形成プロセスに依存するものであり、基部32は底面3の上方に向けて厚くなっていてもよい。また、両側に向けて厚くなっていてもよい。ただし、脆弱部31と基部32との厚さは、破断を起こしたい位置において急峻に変化することが破断位置の再現性の観点から好ましい。
本実施形態は、上記した接続部33を、基部32と一続きの厚膜で形成した。このようにすることにより、接続部33は基部32と同様の強度を有し、接続部33及び基部32が破断するよりも先に脆弱部31を破断させることができる。また、材料容器1を樹脂による射出成形等によって一体的に成形する場合、基部32との膜厚を同じにして接続部33を形成することは、樹脂の充填性等の観点から有利である。
なお、本実施形態は、以上説明した構成に限定されるものではない。例えば、本実施形態は、底面3の全面を脆弱部31としても、容器本体10に残存する材料を低減する効果を得ることができる。
図9(a)、図9(b)は、底面3が破断する過程を説明するための図である。図9(a)は凸部23aが筒部19内に挿入される以前の状態を示している。図9(b)は、凸部23aが筒部19内に挿入されて底面3を破断した状態を示している。図9(b)において、底面3は、脆弱部31が破断して基部32の周囲がなくなっている。このため、基部32が筒部19の内周面から離れると共に凸部23aに押し上げられて上方にめくれ上がっている。また、凸部23aには周方向に段差部232が形成されている。一方、筒部19にも筒部19の内周面が周状に段差部191を有している。筒部19内に挿入された凸部23aは、段差部232が段差部191と係合して固定され、筒部19から抜け落ちることを防いでいる。
このような状態においては、容器本体10の内部と凸部23aに形成されている流路231が連通し、容器本体10から凸部23aに材料が流れ込むようになる。凸部23aに材料が流れ込んだ材料は、流路231よりも下流の流路を通って合成装置に供給される。
また、上記構成において、底面3は、テーパー部18と筒部19との境界と下端部49との間に形成されている。このような底面3の位置は、凸部23aが段差部191と係合した上で底面3を押し上げて脆弱部31を破断させるのに適正な位置である。例えば、底面3が例えば下端部49のより近くにある場合、凸部23aが挿入、固定される構成がなくなって凸部23aが底面3に圧力を加える方向にばらつきが生じる可能性がある。このことから、本実施形態は、凸部23aが底面3に対して常に最適な方向から力を加えることができる。なお、本実施形態の最適な方向とは、底面3に垂直な方向である。
[蓋固定機構]
次に、本実施形態の蓋固定機構を説明する。
図10(a)、図10(b)及び図10(c)は、本実施形態の蓋固定機構を説明するための図である。図10(a)は蓋部5が開口部47を開放している状態を示し、図10(b)は開口部47を蓋部5の蓋板11で閉じた状態、図10(c)は蓋板11が固定された状態を示している。
先に説明したように、容器本体10は、底面3に垂直な軸方向の一方の端部に底面3が設けられている。また、他方の端部に開口部47を有し、開口部47を底面3と平行な蓋板11を有する蓋部5によって閉じている。本実施形態の蓋固定機構は、蓋板11の外表面に形成された切り欠き部110と、容器本体10と接続する弾性片45と、この弾性片45の先端に設けられる切り欠き部110の切り欠きの幅wよりも大きい部分を有する係止部材15と、を備えている。弾性片45は、切り欠き部110に保持されると共に係止部材15によって蓋板11の外表面に伸張された状態で固定されている。
具体的には、図10(a)から図10(c)に示すように、本実施形態の蓋板11には切り欠き部110が形成されている。本実施形態の切り欠き部110は、図4及び図5に示したように、平面視において「U」字状である。ただし、本実施形態は切り欠き部110の閉面視の形状を限定するものではない。切り欠き部110の形状は、弾性片45を保持することができればどのような形状であってもよい。
弾性片45の先端には、切り欠き部110の切り欠きの幅wよりも大きい部分を有する係止部材15が接続されている。本実施形態の係止部材15は球体であり、弾性片45との境界にごく近い部分から反対側の外表面にごく近い部分までの径が切り欠きの幅wよりも大きくなっている。
上記構成において、先ず、図10(b)に示すように、材料容器1の使用者は、開口部47に蓋板11を重ね合わせるようにして蓋部5で開口部47を閉じる。次に、使用者は、図10(c)に示すように、弾性片45を切り欠き部110の切り欠き部分に嵌め合わせる。本実施形態では、使用者が弾性片45を切り欠き部110に嵌め合わせる場合に、係止部材15を上方に引っ張りながら弾性片45を伸張させるような長さに弾性片45等を設計しておく。このようにすると、使用者が係止部材15及び弾性片45に力を加えていない状態にあっても、係止部材15が切り欠き部110に当たって弾性片45が伸張前の状態に戻ることを防いでいる。このため、本実施形態の弾性片45は、蓋板11の外表面に伸張された状態で固定されるようになる。
以上の構成により、本実施形態の材料容器1は、蓋部5が開口部47に密着し、容器本体10の気密性及び液密性を高めることができる。
以上説明したように、本実施形態の材料容器1は、底面を破断させて材料を取り出しているため、比較的大径の材料の流路を確保することができる。このため、本実施形態は、容器本体10における容器本体10の残存量を少なくすることができる。また、材料容器1及び材料供給ユニット4は、材料容器1が受容部材に対して任意に差し替えられるので、材料の供給機構への脱着を簡便に行うことができる。
以上説明した本発明は、以下の思想を有する。
<1> 化学処理に使用される材料を収容する有底の容器であって、前記材料を収容する容器本体部と、前記容器本体部の内部を封止する底面と、を有し、前記底面は、破断可能な脆弱部を少なくとも一部に含む、材料容器。
<2> 前記底面は、前記脆弱部と共に前記脆弱部よりも破断し難い基部と、前記容器本体部の内周面と前記基部とを接続する接続部と、を更に有する、<1>の材料容器。
<3> 前記脆弱部は薄膜部からなり、前記基部は前記脆弱部の厚みよりも厚さの大きい厚膜からなる、<2>の材料容器。
<4> 前記脆弱部は、前記基部よりも前記底面の径方向の外側に配置される、<2>または<3>の材料容器。
<5> 前記接続部は、前記基部と一続きの前記厚膜で形成される<3>の材料容器。
<6> 前記容器本体部及び前記底面は上面視において円形を有し、前記容器本体部の内径は、前記底面の径よりも大きい、<1>から<5>のいずれか1つの材料容器。
<7> 前記容器本体部は、前記底面に垂直な軸方向の一方の端部に前記底面が設けられ、他方の端部に開口部を有し、前記開口部を前記底面と平行な蓋板によって閉じる蓋部と、前記蓋部を前記容器本体部に固定する蓋固定機構と、をさらに備える<1>から<6>のいずれか1つの材料容器。
<8> 前記蓋固定機構は、前記蓋板に形成された切り欠き部と、前記容器本体部と接続された弾性片と、当該弾性片の先端に設けられる前記切り欠き部の切り欠きの幅よりも大きい部分を有する係止部材と、を備え、前記弾性片は、前記切り欠き部に保持されると共に前記係止部材によって前記蓋板の外表面に伸張された状態で固定される、<7>の材料容器。
<9> 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の材料容器と、前記材料容器の前記脆弱部を破断する凸部と、当該凸部の内部にあって、前記凸部が前記脆弱部を破断して前記底面に挿通された状態で前記材料容器と連通する流路と、を有する受容部材と、を有する、材料供給ユニット。
1・・・材料容器
2・・・受容部材
3・・・底面
4・・・材料供給ユニット
5・・・蓋部
10・・・容器本体
11・・・蓋板
12、14・・・接続片
13・・・屈曲部
15・・・係止部材
16・・・当接部
17・・・筒部
18・・・テーパー部
19・・・筒部
21・・・本体
21a、21b、21c、21d、21e・・・壁面
23a、23e・・・凸部
31・・・脆弱部
32・・・基部
33・・・接続部
34・・・部分
41・・・把持部
42・・・貫通孔
43・・・切換ユニット
45・・・弾性片
47・・・開口部
49・・・下端部
110・・・切り欠き部
111・・・嵌合部
112、162・・・当接面
191、232・・・段差部
231・・・流路

Claims (8)

  1. 化学処理による化合物、または薬剤の合成に使用される材料を収容する有底の材料容器であって、
    前記材料を収容する容器本体部と、前記容器本体部の内部を封止する底面と、を有し、
    前記容器本体部は、外径及び内径が一定の筒形形状を有する第一筒部、前記第一筒部よりも小さい一定の外径及び内径を有する第二筒部及び前記第一筒部と前記第二筒部とを接続する斜面を有するテーパー部を有し、
    前記底面は、前記テーパー部と前記第二筒部との境界と、前記第二筒部の前記境界とは反対側の下端部との間に形成され、破断可能な脆弱部と、前記脆弱部よりも破断し難い基部及び前記容器本体部の内周面と前記基部とを接続する前記脆弱部よりも破断し難い接続部と、を含み、
    前記脆弱部は薄膜からなると共に前記底面において前記基部よりも外側の領域の一部に配置され、前記基部は前記脆弱部の厚みより厚さの大きい厚膜からなり、
    前記接続部は、前記基部と一続きの前記厚膜で形成される、材料容器。
  2. 化学処理による化合物、または薬剤の合成に使用される材料を収容する有底の材料容器であって、
    前記材料を収容する容器本体部と、前記容器本体部の内部を封止する底面と、を有し、
    前記底面は、破断可能な脆弱部を少なくとも一部に含み、
    前記容器本体部は、前記底面に垂直な軸方向の一方の端部に前記底面が設けられ、他方の端部に開口部を有し、前記開口部を前記底面と平行な蓋板によって閉じる蓋部と、前記蓋部を前記容器本体部に固定する蓋固定機構と、を備え、
    前記蓋固定機構は、前記蓋板に形成された切り欠き部と、前記容器本体部と接続された弾性片と、当該弾性片の先端に設けられる前記切り欠き部の切り欠きの幅よりも大きい部分を有する係止部材と、を備え、前記弾性片は、前記切り欠き部に保持されると共に前記係止部材によって前記蓋板の外表面に伸張された状態で固定される、材料容器。
  3. 前記底面は、前記脆弱部と共に前記脆弱部よりも破断し難い基部と、前記容器本体部の内周面と前記基部とを接続する接続部と、を更に有する、請求項に記載の材料容器。
  4. 前記脆弱部は、前記基部よりも前記底面の径方向の外側に配置される、請求項3に記載の材料容器。
  5. 前記脆弱部は薄膜からなり、前記基部は前記脆弱部の厚みよりも厚さの大きい厚膜からなる、請求項3から4のいずれか一項に記載の材料容器。
  6. 前記接続部は、前記基部と一続きの前記厚膜で形成される、請求項に記載の材料容器。
  7. 前記容器本体部及び前記底面は上面視において円形を有し、前記容器本体部の内径は、前記底面の径よりも大きい、請求項1からのいずれか1項に記載の材料容器。
  8. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の材料容器と、前記材料容器の前記脆弱部を破断する凸部と、当該凸部の内部にあって、前記凸部が前記脆弱部を破断して前記底面に挿通された状態で前記材料容器と連通する流路と、を有する受容部材と、を有する、材料供給ユニット。
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