JP6245357B2 - 光学的操作入力検出装置、自動販売機、及び光学的操作入力検出方法 - Google Patents

光学的操作入力検出装置、自動販売機、及び光学的操作入力検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6245357B2
JP6245357B2 JP2016523417A JP2016523417A JP6245357B2 JP 6245357 B2 JP6245357 B2 JP 6245357B2 JP 2016523417 A JP2016523417 A JP 2016523417A JP 2016523417 A JP2016523417 A JP 2016523417A JP 6245357 B2 JP6245357 B2 JP 6245357B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection
detection layer
image
operation input
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016523417A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2015182388A1 (ja
Inventor
前川 智律
智律 前川
信一 小林
信一 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Publication of JPWO2015182388A1 publication Critical patent/JPWO2015182388A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6245357B2 publication Critical patent/JP6245357B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/042Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by opto-electronic means
    • G06F3/0421Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by opto-electronic means by interrupting or reflecting a light beam, e.g. optical touch-screen
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/042Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by opto-electronic means
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F9/00Details other than those peculiar to special kinds or types of apparatus
    • G07F9/02Devices for alarm or indication, e.g. when empty; Advertising arrangements in coin-freed apparatus
    • G07F9/023Arrangements for display, data presentation or advertising
    • G07F9/0235Arrangements for display, data presentation or advertising the arrangements being full-front touchscreens
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2203/00Indexing scheme relating to G06F3/00 - G06F3/048
    • G06F2203/041Indexing scheme relating to G06F3/041 - G06F3/045
    • G06F2203/04108Touchless 2D- digitiser, i.e. digitiser detecting the X/Y position of the input means, finger or stylus, also when it does not touch, but is proximate to the digitiser's interaction surface without distance measurement in the Z direction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

本発明は、タッチパネルにおける操作間違いの発生を抑えることができる光学的操作入力検出装置、自動販売機、及び光学的操作入力検出方法に関する。
近年の自動販売機では、前面扉に組み込んだディスプレイを用いて商品見本を画像として表示し、タッチパネルなどを用いて商品選択を行うようにしている(特許文献1参照)。このディスプレイ及びタッチパネルを用いることによって、自動販売機の拡張化を図ることができる。
一方、特許文献2には、タッチパネルの一例として、静電容量方式、光学方式、超音波方式が記載されている。また、特許文献3には、検出面内の所定の位置ごとに予め設定されている検出基準を用いて、検出面に接触または近接する指示体の位置を検出するものが記載されている。
特許文献4には、光遮断方式による位置検出に関するもので、光を投光及び受光する光学センサを検出領域の一辺に配置し、他の辺には薄い光再帰反射枠を設けるものが記載されている。そして、特許文献4には、周囲光の影響を少なくするために、光源を点滅させて、点灯時と消灯時の信号の差分をとるようにしている。
特許文献5には、座標面上で直接的または間接的に放射光を発する指示体の位置座標を求めるため、該座標面の周辺に配置され該放射光を受光して電気信号に変換する検出手段と、該検出手段の視野を該座標面から所定高さ以下に制限して受光可能な放射光の範囲を該座標面に対して平行化する光学手段と、該座標面の周囲を囲むように配置され該視野から放射光以外の不要光を除去する遮蔽枠などの遮蔽手段とを有するものが記載されている。
特開平11−232537号公報 特開2009−289084号公報 特開2014−52696号公報 特開2004−54065号公報 特開平11−3170号公報
しかしながら、従来のタッチパネルによる人間の指などの操作体の検出は、タッチパネル画面に触れたときの1段階のみで行っていた。このため、従来のタッチパネルでは、操作体による位置選択中に、操作体が誤ってタッチパネル画面に触れることによる操作間違いが発生する場合があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、タッチパネルにおける操作間違いの発生を抑えることができる光学的操作入力検出装置、自動販売機、及び光学的操作入力検出方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる光学的操作入力検出装置は、表示パネル上における操作体による操作入力を光学的に検出する光学的操作入力検出装置であって、前記表示パネル上の表示領域面に平行で該表示領域面から所定距離離れ該表示領域面を含む面領域をもつ第1検出層と、前記表示領域面と前記第1検出層との間に設けられ前記第1検出層と同じ面領域をもつ第2検出層とにおける前記操作体による操作入力を光学的に検出する検出部と、前記第1検出層及び前記第2検出層における検出画像をもとに前記操作体の操作内容を判定する操作判定部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる光学的操作入力検出装置は、上記の発明において、前記操作判定部は、前記第1検出層で前記操作体を検出し、かつ、前記第2検出層で前記第1検出層の面位置と同一面位置で前記操作体を検出した場合に前記操作体による該面位置への接触操作が行われたものと判定することを特徴とする。
また、本発明にかかる光学的操作入力検出装置は、上記の発明において、前記第1検出層及び前記第2検出層における前記操作体の操作入力に応じた画像を前記表示パネル上に表示する表示制御部を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる光学的操作入力検出装置は、上記の発明において、前記表示制御部は、前記第1検出層で前記操作体を検出した場合、前記第1検出層上における前記操作体の指示位置を示す画像を前記操作体の移動に追随して前記表示パネル上に画面表示することを特徴とする。
また、本発明にかかる光学的操作入力検出装置は、上記の発明において、前記表示制御部は、前記第1検出層で前記操作体を検出した場合、前記第1検出層における前記操作体の位置に対応する情報を前記表示パネル上に表示することを特徴とする。
また、本発明にかかる光学的操作入力検出装置は、上記の発明において、前記操作判定部は、前記第1検出層及び前記第2検出層における検出画像をもとに前記操作体を特定することを特徴とする。
また、本発明にかかる光学的操作入力検出装置は、上記の発明において、前記検出部が照射する光を消灯した場合の光消灯時画像を取得し、該光消灯時画像内に所定輝度以上の明領域がある場合、前記第1検出層及び前記第2検出層における検出画像内の前記明領域に対応する部分を無効化した画像を前記検出画像として出力する検出画像出力制御部を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる光学的操作入力検出装置は、上記の発明において、前記検出画像出力制御部は、前記検出部が照射する光を消灯した場合の光消灯時画像を取得し、該光消灯時画像内に所定輝度以上の明領域がある場合、前記第1検出層及び前記第2検出層における検出画像に前記光消灯時画像を重ね合わせた重ね合わせ画像を前記検出画像として出力して前記明領域に対応する部分を無効化することを特徴とする。
また、本発明にかかる光学的操作入力検出装置は、上記の発明において、前記検出部の前記第1検出層及び前記第2検出層の面領域は矩形であり、前記検出部は、前記矩形の面領域の左右両辺及び下辺に配置された再帰反射板と、前記矩形の面領域の上辺左端に設けられ、前記再帰反射板の右辺及び下辺に向けて赤外線を照射する左赤外線照射部と前記再帰反射板の右辺及び下辺からの赤外線反射光を検出する左赤外線検出部とを有した左検出部と、前記矩形の面領域の上辺右端に設けられ、前記再帰反射板の左辺及び下辺に向けて赤外線を照射する右赤外線照射部と前記再帰反射板の左辺及び下辺からの赤外線反射光を検出する右赤外線検出部とを有した右検出部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる光学的操作入力検出装置は、上記の発明において、前記再帰反射板は、コーナーキューブプリズム群であることを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機は、上記の発明に記載された光学的操作入力検出装置を備え、前記検出部は、自動販売機の外扉に設けられることを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機は、上記の発明において、前記検出部は、自動販売機の外扉に設けられた表示画面領域上、ダミー商品展示領域上、外扉表面領域上のいずれか一つを含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる光学的操作入力検出方法は、表示パネル上における操作体による操作入力を光学的に検出する光学的操作入力検出方法であって、前記表示パネル上の表示領域面に平行で該表示領域面から所定距離離れ該表示領域面を含む面領域をもつ第1検出層と、前記表示領域面と前記第1検出層との間に設けられ前記第1検出層と同じ面領域をもつ第2検出層とにおける前記操作体による操作入力を光学的に検出する検出ステップと、前記第1検出層及び前記第2検出層における検出画像をもとに前記操作体の操作内容を判定する操作判定ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、検出部が、表示パネル上の表示領域面に平行で該表示領域面から所定距離離れ該表示領域面を含む面領域をもつ第1検出層と、前記表示領域面と前記第1検出層との間に設けられ前記第1検出層と同じ面領域をもつ第2検出層とにおける操作体による操作入力を光学的に検出し、操作判定部が、前記第1検出層及び前記第2検出層における検出画像をもとに前記操作体の操作内容を判定するようにしている。この結果、操作体の検出を表示パネルの前面で距離に関して2段階の検出を行うことができるので、タッチパネルにおける操作間違いの発生を抑えることができる。
図1は、本発明の実施の形態である光学的操作入力検出装置の構成を示す模式図である。 図2は、図1に示した光学的操作入力検出装置の検出部の平面図である。 図3は、再帰反射板の構成を示す断面図である。 図4は、左検出部が検出した画像の一例を示す図である。 図5は、右検出部が検出した画像の一例を示す図である。 図6は、コントローラによる光学的入力操作検出処理手順を示すフローチャートである。 図7は、第1検出層における操作体の検出によるマウスポインタの表示例を示す図である。 図8は、図7に示したマウスポインタの追随表示の一例を示す図である。 図9は、第1検出層における操作体の検出による所定領域に対応する表示の一例を示す図である。 図10は、第1検出層における操作体の検出による所定領域に対応する表示の一例を示す図である。 図11は、第2検出層における操作体の検出によるマウスポインタの強調表示の一例を示す図である。 図12は、1つの再帰反射板とした場合の構成を示す図である。 図13は、図1に示した光学的操作入力検出装置のコントローラに検出画像出力制御部を追加した構成を示す模式図である。 図14は、図13に示した検出画像出力制御部による検出画像出力制御処理手順を示すフローチャートである。 図15は、右検出部が検出した、再帰反射板の左辺領域及び下辺領域の差分処理画像を示す図である。 図16は、右検出部が検出した、再帰反射板の左辺領域及び下辺領域の赤外光消灯時画像を示す図である。 図17は、右検出部が検出した、再帰反射板の左辺領域及び下辺領域の重ね合わせ画像を示す図である。 図18は、図13に示した検出画像出力制御部の変形例1による検出画像出力制御処理手順を示すフローチャートである。 図19は、図13に示した検出画像出力制御部の変形例2による検出画像出力制御処理手順を示すフローチャートである。 図20は、図13に示した検出画像出力制御部の変形例3による検出画像出力制御処理手順を示すフローチャートである。 図21は、本発明の実施の形態である光学的操作入力検出装置を適用した自動販売機の外観を示す正面図である。 図22は、図21に示した自動販売機の内部構成を示す斜視図である。 図23は、図21に示した自動販売機の制御構成を示すブロック図である。 図24は、表示パネルの前面、ダミー商品展示部の前面、平面商品表示部の前面を検出部の検出領域とした場合における外扉前面の構成を示す図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
(光学的操作入力検出装置の概要)
図1は、本発明の実施の形態である光学的操作入力検出装置1の構成を示す模式図である。また、図2は、図1に示した光学的操作入力検出装置1の検出部20の平面図である。図1に示すように、検出部20は、表示領域面10aを有する表示パネル10の面上に設けられ、光学的タッチパネルとして機能する。
検出部20には、表示パネル10上の表示領域面10aに平行で、表示領域面10aから所定距離離れ、表示領域面10aを含む面領域をもつ矩形の第1検出層E1と、表示領域面10aと第1検出層E1との間に設けられ、第1検出層E1と同じ面領域をもつ矩形の第2検出層E2とが形成される。
第1検出層E1の面領域の左右両辺及び下辺には、再帰反射板11が設けられる。また、第2検出層E2の面領域の左右両辺及び下辺には、再帰反射板12が設けられる。さらに、第1検出層E1及び第2検出層E2が形成する面領域の上辺左端には左検出部13が設けられ、上辺右端には右検出部14が設けられる。左検出部13は、左赤外線照射部によって、再帰反射板11,12の右辺領域11c,12c及び下辺領域11b,12bに向けて赤外線を照射するとともに、左赤外線検出部によって、再帰反射板11,12の右辺領域11c,12c及び下辺領域11b,12bからの赤外線反射光を受光して右辺領域11c,12c及び下辺領域11b,12bの画像を取得する。右検出部14は、右赤外線照射部によって、再帰反射板11,12の左辺領域11a,12a及び下辺領域11b,12bに向けて赤外線を照射するとともに、右赤外線検出部によって、再帰反射板11,12の左辺領域11a,12a及び下辺領域11b,12bからの赤外線反射光を受光して左辺領域11a,12a及び下辺領域11b,12bの画像を取得する。なお、左赤外線照射部及び右赤外線照射部は、例えば赤外線LEDによって実現される。また、左赤外線検出部及び右赤外線検出部は、例えば赤外線イメージセンサーによって実現される。左検出部13及び右検出部14は、赤外線以外の光を用いてもよい。
再帰反射板11,12は、ストライプ状のテープであり、図2に示す枠17の内側に取り付けられる。なお、図1では、枠17を省略している。再帰反射板11,12は、図3に示すように、左検出部13及び右検出部14から常時照射される赤外線の入射光を、入射光と同じ方向に反射光として反射する。具体的な再帰反射板11,12は、図3に示すように、ガラス球である微細な多数のガラスビーズ15を面上に散りばめるとともに、ガラスビーズ15の下面に反射膜16を形成している。
コントローラCは、左検出部13、右検出部14、表示パネル10に接続されるとともに、図示しない外部装置に接続される。コントローラCは、操作判定部21及び表示制御部22を有する。操作判定部21は、第1検出層E1及び第2検出層E2での操作体2の検出画像をもとに操作体2の操作内容を判定する。例えば、操作判定部21は、第1検出層E1で操作体2を検出し、かつ、第2検出層E2で第1検出層E1の面位置と同一面位置で操作体2を検出した場合に操作体2が該面位置で、操作体2による表示パネル10の表面への接触操作が行われたものと判定する。なお、操作判定部21は、検出した操作体2の座標位置を特定する。
表示制御部22は、表示パネル10に対して、操作判定部21が判定した操作内容に応じた表示処理を行う。例えば、表示制御部22は、第1検出層E1で操作体2を検出した場合、第1検出層E1上における操作体2の指示位置を示す画像、例えばマウスポインタなどを操作体2の移動に追随して表示パネル10上に画面表示する。また、表示制御部22は、第1検出層E1で操作体2を検出した場合、第1検出層E1における操作体2の位置に対応する予め定めた情報を表示パネル10上に表示する。
なお、操作判定部21は、操作体2による接触操作が行われた場合、この接触操作が行われた位置に対応する操作内容を、商品等を選択決定したとする決定操作として判定してもよい。すなわち、操作判定部21は、操作体2の接触操作を操作内容としてもよいし、この接触操作に対応した決定操作を操作内容として判定してもよい。コントローラCは、操作判定部21が判定した接触操作、あるいは決定操作を、表示制御部22あるいは図示しない外部装置に送出する。
また、操作判定部21あるいは外部装置が判定する決定操作の判定は、接触操作の状態が所定時間継続して行われた場合に、決定操作が行われたと判定してもよい。また、この決定操作の判定は、例えば、接触操作に伴う新たな決定確認画面上への接触操作があった場合に決定操作が行われたと判定してもよい。この決定確認画面は、例えば、商品選択決定確認のためのガイダンス表示画面であり、「この商品を購入しますか?」のメッセージとともに「はい」、「いいえ」を示す領域画面が表示される。そして、操作判定部21あるいは外部装置は、「はい」を示す領域画面に対する接触操作があった場合に決定操作が行われたものと判定する。さらに、操作判定部21あるいは外部装置は、接触操作が所定時間内に連続して行われた場合、すなわち、ダブルクリック操作が行われた場合に決定操作が行われたものと判定してもよい。
(検出部による検出動作)
図1に示すように、左検出部13及び右検出部14は、第1検出層E1及び第2検出層E2の全面に対して赤外線を照射している。照射された赤外線は、再帰反射板11,12で反射し、反射光として左検出部13及び右検出部14に戻る。しかし、第1検出層E1あるいは第2検出層E2に操作体2が存在する場合、照射された赤外線は、この操作体2によって遮られて再帰反射板11,12まで到達せず、操作体2が存在する部分では再帰反射板11,12からの反射光が存在しない。例えば、図1に示すように、第1検出層E1の位置P1に操作体2が存在する場合、再帰反射板11の右辺領域11cに影P12が発生し、再帰反射板11の下辺領域11bに影P11が発生する。すなわち、図4に示すように、左検出部13は、再帰反射板11の右辺領域11cに影P12を有する画像I13を取得する。また、図5に示すように、右検出部14は、再帰反射板11の下辺領域11bに影P11を有する画像I14を取得する。
操作判定部21は、この検出した画像I13,I14の位置を、第1検出層E1の座標位置に変換し、前方交会法などの三角測量によって第1検出層E1上に存在する操作体2の位置を求める。なお、操作体2がさらに第2検出層E2まで到達すると、図4及び図5に示す画像I13,I14のそれぞれ位置P22,P21に影が生じる。
(コントローラによる光学的入力操作検出処理)
図6は、コントローラCによる光学的入力操作検出処理手順を示すフローチャートである。ここでは、表示パネル10として液晶パネルである場合について説明する。なお、この液晶パネルは、飲料等を販売する自動販売機の外扉に配置されるものであり、この液晶パネルの前面に液晶パネルの表示領域を囲むように、上述した検出部20が配置されている。
図6に示すように、まず、操作判定部21は、第1検出層E1で操作体2を検出したか否かを判断する(ステップS101)。第1検出層E1で操作体2を検出した場合(ステップS101,Yes)、図7及び図8に示すように、表示制御部22は、表示パネル10の表示領域面10a上で、検出した操作体2の位置にマウスポインタMPとして円形の画像を、操作体2の移動に追随して表示する(ステップS102)。その後、表示制御部22は、検出した操作体2の位置が所定領域であるか否かを判断する(ステップS103)。検出した操作体2の位置が所定領域である場合(ステップS103,Yes)、所定領域に対応する情報表示処理を行う(ステップS104)。例えば、図9に示すように、所定領域は情報表示部27の領域27aであり、この領域27aに操作体2が位置すると、情報表示領域E10に予め設定された画像や映像などの情報が表示される。また、図10に示すように、所定領域は商品表示の領域28であり、この領域28内に操作体2が位置すると、吹き出し内の領域E11に商品表示を拡大表示する。この拡大表示は、領域28内に所定時間、操作体2が留まった場合に行うことが好ましい。なお、検出した操作体2の位置が所定領域でない場合(ステップS103,No)、ステップS105に移行する。
その後、操作判定部21は、第2検出層E2で操作体2を検出したか否かを判断する(ステップS105)。第2検出層E2で操作体2を検出した場合(ステップS105,Yes)、操作判定部21は、図11に示すように、マウスポインタMPが表示されている検出位置に対応する接触操作が行われたものと判定するとともに表示制御部22はマウスポインタMPを強調表示し(ステップS106)、自動販売機のコントローラC接触操作された操作内容を送出し、ステップS101に移行する。一方、第1検出層E1で操作体2を検出しない場合(ステップS101,No)、及び第2検出層E2で操作体2を検出しない場合(ステップS105,No)には、ステップS101に移行し、上述した処理を繰り返す。なお、上述したように、接触操作を決定操作として判定してもよい。
本実施の形態では、第1検出層E1で操作体2を検出した場合、マウスポインタMPを追随表示して現在の操作体2による選択位置を確認し、さらに第2検出層E2で操作体2を検出した場合、現在のマウスポインタMPの位置に対応する接触操作がなされたものと判定するという、表示パネル10からの距離に応じた2段階検出を行うようにしているので、操作体2による間違い操作を抑えることができる。なお、第1検出層E1で操作体2を検出した場合の動作は、通常の情報処理装置の画面におけるマウスポインタの表示および追随移動に相当し、第2検出層E2で操作体2を検出した場合の動作は、通常の情報処理装置のマウスのクリック(決定操作)に相当するものである。
なお、図12に示すように、2つの再帰反射板11,12に替えて、1つの再帰反射板30としてもよい。この場合、再帰反射板11,12に対応する2つの再帰反射板31,32が隣接配置したものとして上述した処理を行ってもよい。例えば、図12に示すように、左辺領域32a,31aを左辺領域12a,11aに対応付け、下辺領域32b,31bを下辺領域12b,11bに対応付ける。
ここで、2つの再帰反射板11,12を用いた場合、取得される画像の影P11,P12は、長さ方向の点として捉えている。一方、1つの再帰反射板30とした場合、幅方向が連続するため、例えば図12に示すように、平面的な影Iを有する画像I14´を得ることができる。したがって、1つの再帰反射板30を用いた場合、操作判定部21は、この影の形、方向、動きなどをもとに所望の操作体2、例えば人間の指であると判定するソフトウェア処理を行うことができる。この場合、所望の操作体2と、ごみや塵などの操作体2以外のものとを峻別することができる。なお、この峻別処理は、2つの再帰反射板11,12を用いた場合にも適用することができる。
なお、再帰反射板11,12に替えて、再帰反射板11,12の位置に、それぞれ赤外線イメージセンサーを取り付けて画像を取得するようにしてもよい。
(再帰反射板)
上述した再帰反射板11,12は、ガラスビーズ15を用いていたが、複数のコーナーキューブプリズムを密に平面配置したコーナーキューブプリズム群によっても実現することができる。この平面配置は、各コーナーキューブプリズムの三角形の入出射面を密に配置することが好ましい。コーナーキューブプリズムは、90度の直角を3つ合成した三角錐のプリズムであり、反射光は、必ず入射した光軸の方向に戻る機能を有する。
(強い外光入射の無効処理を含む検出画像出力制御処理)
ところで、検出画像は、左検出部13及び右検出部14の左赤外線照射部及び右赤外線照射部が照射した赤外光のみを検出したものであることが好ましい。左赤外線照射部及び右赤外線照射部が照射した赤外光以外の光を左赤外線検出部及び右赤外線検出部が検出すると、左赤外線照射部及び右赤外線照射部が照射した赤外光以外の光がノイズとなって操作体2の誤検出が生じる場合があるからである。特に、外来光が再帰反射板に反射(鏡面反射または再帰反射)してセンサに入射する場合に、誤検知を招く様な悪影響を及ぼす可能性がある。
このため、左検出部13及び右検出部14は、左赤外線照射部及び右赤外線照射部が赤外光を点滅し、左赤外線照射部及び右赤外線照射部が赤外光を照射した場合の画像から、左赤外線照射部及び右赤外線照射部が赤外光を消灯した場合の画像を差し引いた差分処理画像を生成し、この差分処理画像を検出画像として用いている。
ここで、左赤外線照射部及び右赤外線照射部が赤外光を消灯した場合の画像において、強い外光入射があった場合、この強い外光入射があった領域は輝度が最大となって飽和する明領域となる。したがって、強い外光入射があった場合、差分処理画像内では、明領域に対応する部分は輝度が低い影領域となり、操作体2による影として誤検出される場合がある。このため、明領域に対応する部分の画像を無効処理することが好ましい。
そこで、図13に示すように、コントローラC内に検出画像出力制御部23を設けている。検出画像出力制御部23は、強い外光入射があった場合、この強い外光入射があった部分である明領域に対応する部分を、差分処理画像内で無効化する処理を行う。
図14は、検出画像出力制御部23による検出画像出力制御処理手順を示すフローチャートである。図14に示すように、まず、検出画像出力制御部23は、左検出部13及び右検出部14の左赤外線照射部及び右赤外線照射部の赤外光点灯と赤外光消灯とを繰り返す点滅を行い、赤外光点灯時画像から赤外光消灯時画像を差し引いた差分処理画像を生成する(ステップS201)。
その後、検出画像出力制御部23は、差分処理画像内に輝度が下限閾値以下の影領域があるか否かを判断する(ステップS202)。例えば、図15は、右検出部14が検出した、再帰反射板11の左辺領域11a及び下辺領域11bの差分処理画像I15を示す図である。図15に示した差分処理画像I15内には、輝度が下限閾値以下の影領域E101が存在する。
差分処理画像内に輝度が下限閾値以下の影領域がある場合(ステップS202,Yes)には、さらに、赤外光消灯時画像に、輝度が上限閾値以上の明領域があるか否かを判断する(ステップS203)。例えば、図16は、右検出部14が検出した、再帰反射板11の左辺領域11a及び下辺領域11bの赤外光消灯時画像I16を示す図である。図16に示した赤外光消灯時画像I16内には、輝度が上限閾値以上の明領域E102が存在する。この明領域E102が存在する場合は、強い外光入射があった場合である。
赤外光消灯時画像に、輝度が上限閾値以上の明領域がある場合(ステップS203,Yes)、ステップS201で生成した差分処理画像に赤外光消灯時画像を重ね合わせた画像を検出画像として操作判定部21に出力する(ステップS204)。その後、ステップS201に移行して上述した処理を繰り返す。図17は、図15に示した差分処理画像I15に、図16に示した赤外光消灯時画像I16を重ね合わせた重ね合わせ画像I17を示す図である。ステップS204では、図17に示した重ね合わせ画像I17を生成し、強い外光入射があった領域である明領域E102に対応する部分に存在していた差分処理画像I15の影領域E101が無効化されている。そして、検出画像出力制御部23は、この重ね合わせ画像I17を検出画像として操作判定部21に出力する。
一方、差分処理画像内に輝度が下限閾値以下の影領域がない場合(ステップS202,No)、あるいは、赤外光消灯時画像に、輝度が上限閾値以上の明領域がない場合(ステップS203,No)には、強い外光入射がない場合であり、ステップS201で生成した差分処理画像を、そのまま検出画像として操作判定部21に出力し(ステップS205)、ステップS201に移行して上述した処理を繰り返す。
なお、操作判定部21は、入力された検出画像をもとに、図6に示したステップS101,S105の判断処理を行うことになる。
本検出画像出力制御処理では、屋外等で強い外光入射が存在する場合であっても、その強い外光入射による影領域E101を無効化するようにしているので、操作体2の誤検出を抑えることができる。
(検出画像出力制御処理の変形例1)
上述した検出画像出力制御処理では、差分処理画像に、赤外光消灯時画像を重ね合わせた重ね合わせ画像を生成することによって、強い外光入射による影領域を無効化するようにしていた。この変形例1では、差分処理画像を生成する度に、強い外光入射による影領域を無効化するために行う、影領域があるか否かの判断処理と赤外光消灯時画像に明領域があるか否かの判断処理とを行わずに、所定時間経過するまで、一度取得した赤外光消灯時画像と差分処理画像との重ね合わせ処理を行うようにしている。
図18は、変形例1における検出画像出力制御部23による検出画像出力制御処理手順を示すフローチャートである。図18に示した処理のうち、ステップS301〜S305までの処理は、図14に示したステップS201〜S205の処理と同じである。この変形例1では、ステップS304の処理の後、ステップS301には移行せず、さらに次の差分処理画像の生成を行う(ステップS306)。その後、ステップS304の処理と同様に、生成した差分処理画像に、一度取得した赤外光消灯時画像を重ね合わせた重ね合わせ画像を、検出画像として操作判定部21に出力する(ステップS307)。その後、所定時間経過、例えば、2秒経過したか否かを判断する(ステップS308)。所定時間経過しない場合(ステップS308,No)には、ステップS306に移行し、差分処理画像を生成する毎に、重ね合わせ画像を検出画像として出力する。一方、所定時間経過した場合(ステップS308,Yes)には、ステップS301に移行し、上述した処理を最初から行う。
また、ステップS305の処理の後、ステップS301には移行せず、さらに次の差分処理画像の生成を行う(ステップS309)。その後、所定時間経過、例えば、2秒経過したか否かを判断する(ステップS310)。所定時間経過しない場合(ステップS310,No)には、ステップS309に移行する。一方、所定時間経過した場合(ステップS310,Yes)には、ステップS301に移行し、上述した処理を最初から行う。
(検出画像出力制御処理の変形例2)
上述した検出画像出力制御処理及び変形例1では、強い外光入射による赤外光消灯時画像の明領域に対応する差分処理画像内の影領域を無効化するために、差分処理画像に、赤外光消灯時画像を重ね合わせた重ね合わせ画像を生成するようにしていた。この変形例2では、赤外光消灯時画像の明領域に対応する差分処理画像内の影領域を無効化する無効化情報を付加した画像を検出画像として出力するようにしている。
図19は、変形例2における検出画像出力制御部23による検出画像出力制御処理手順を示すフローチャートである。図19に示した処理のうち、ステップS401〜S403,S405,S409,S410の処理は、図18に示したステップS301〜S303,S305,S309,S310の処理と同じである。この変形例2では、ステップS304に対応するステップS404は、赤外光消灯時画像の明領域に対応する差分処理画像内の影領域を無効化する無効化情報を付加した画像を検出画像として操作判定部21に出力する。
ステップS404の処理の後、ステップS401には移行せず、さらに次の差分処理画像の生成を行う(ステップS406)。その後、ステップS404の処理と同様に、生成した差分処理画像に、一度取得した無効化情報を付加した画像を、検出画像として操作判定部21に出力する(ステップS407)。その後、所定時間経過、例えば、2秒経過したか否かを判断する(ステップS408)。所定時間経過しない場合(ステップS408,No)には、ステップS406に移行し、差分処理画像を生成する毎に、無効化情報を付加した画像を検出画像として出力する。一方、所定時間経過した場合(ステップS408,Yes)には、ステップS401に移行し、上述した処理を最初から行う。
(検出画像出力制御処理の変形例3)
上述した検出画像出力制御処理及び変形例1,2では、差分処理画像を生成するために、左検出部13及び右検出部14の左赤外線照射部及び右赤外線照射部の赤外光点灯と赤外光消灯とを繰り返す点滅を行い、赤外光点灯時画像から赤外光消灯時画像を差し引くようにしていた。この変形例3では、左赤外線検出部及び右赤外線検出部が赤外線を検出するイメージセンサー内の各赤外線検出セルに隣接した可視光検出セルを配置し、赤外線検出セルが検出した受光量から、可視光検出セルが同時に検出した受光量に重み付けした受光量を差し引いて、赤外線のみを受光した差分処理画像を生成するようにしている。これは、赤外線検出セルの感度が可視光領域まで及ぶため、赤外線検出セルが受光した受光量から、可視光検出セルが検出した受光量に対応する受光量を差し引いて、左赤外線照射部及び右赤外線照射部から照射された赤外光のみの受光量を精度よく検出するためである。
図20は、変形例3における検出画像出力制御部23による検出画像出力制御処理手順を示すフローチャートである。図20に示すように、まず、検出画像出力制御部23は、左検出部13及び右検出部14の撮影モードを「撮影モードA」に設定する(ステップS501)。この撮影モードAは、赤外線をオンにして差分処理を行うモードである。その後、赤外線検出セルが検出した受光量から、可視光検出セルが検出した受光量に重み付けした受光量を差し引いた差分処理画像を生成する(ステップS502)。
その後、検出画像出力制御部23は、差分処理画像内に輝度が下限閾値以下の影領域があるか否かを判断する(ステップS503)。差分処理画像内に輝度が下限閾値以下の影領域がある場合(ステップS503,Yes)には、左検出部13及び右検出部14の撮影モードを「撮影モードB」に設定する(ステップS504)。この撮影モードBは、赤外線をオフにして差分処理を行わないモードである。その後、撮影モードBで、赤外光検出セルが検出した赤外光消灯時画像を生成する(ステップS505)。さらに、生成した赤外光消灯時画像内に輝度が上限閾値以上の明領域があるか否かを判断する(ステップS506)。
赤外光消灯時画像内に、輝度が上限閾値以上の明領域がある場合(ステップS506,Yes)、ステップS502で生成した差分処理画像に、ステップS505で生成した赤外光消灯時画像を重ね合わせた画像を検出画像として操作判定部21に出力する(ステップS507)。
その後、撮影モードを「撮影モードA」に設定し(ステップS508)、次の差分処理画像の生成を行う(ステップS509)。その後、ステップS507の処理と同様に、生成した差分処理画像に、一度取得した赤外光消灯時画像を重ね合わせた重ね合わせ画像を、検出画像として操作判定部21に出力する(ステップS510)。その後、所定時間経過、例えば、2秒経過したか否かを判断する(ステップS511)。所定時間経過しない場合(ステップS511,No)には、ステップS509に移行し、差分処理画像を生成する毎に、重ね合わせ画像を検出画像として出力する。一方、所定時間経過した場合(ステップS511,Yes)には、ステップS502に移行し、上述した処理を最初から行う。
一方、差分処理画像内に輝度が下限閾値以下の影領域がない場合(ステップS503,No)、あるいは、赤外光消灯時画像に、輝度が上限閾値以上の明領域がない場合(ステップS506,No)には撮影モードを「撮影モードA」に設定した(ステップS512)後、ステップS502で生成した差分処理画像を、そのまま検出画像として操作判定部21に出力する(ステップS513)。
その後、次の差分処理画像の生成を行う(ステップS514)。その後、所定時間経過、例えば、2秒経過したか否かを判断する(ステップS515)。所定時間経過しない場合(ステップS515,No)には、ステップS514に移行する。一方、所定時間経過した場合(ステップS515,Yes)には、ステップS502に移行し、上述した処理を最初から行う。
この変形例3の検出画像出力制御処理でも、屋外等で強い外光入射が存在する場合であっても、その強い外光入射による影領域を無効化するようにしているので、操作体2の誤検出を抑えることができる。
なお、図14,図18〜図20までの処理構成要素は、適宜組み合わせが可能である。
(自動販売機への適用)
つぎに、上述した光学的操作入力検出装置1を自動販売機に適用した場合について説明する。ここでは、缶入り飲料、ビン入り飲料、ペットボトル入り飲料などの商品を販売する自動販売機を例に説明するが、これに限定されるものではなく、たとえば、カップに飲料を注出するカップ式飲料自動販売機や物品を販売する自動販売機にも適用可能である。
図21は、本発明の実施の形態である光学的操作入力検出装置1を適用した自動販売機の外観を示す正面図である。図22は、図21に示した自動販売機の内部構成を示す斜視図である。また、図23は、図21に示した自動販売機の制御構成を示すブロック図である。
この自動販売機100は、缶入り飲料、ビン入り飲料、ペットボトル入り飲料などの商品を販売する自動販売機であって、図22に示すように、本体キャビネット101を有している。本体キャビネット101は、複数の鋼板を適宜組み合わせることにより、前面が開口した箱状に構成してあり、本体キャビネット101の前面開口は、開閉可能な外扉102によって閉塞される。
本体キャビネット101の内部は、機械室103と商品収容室104とに画成されている。また、商品収容室104は、断熱仕切板によってさらに三つの商品収納庫104a,104b,104cに仕切られている。これら三つの商品収納庫104a,104b,104cのうち、正面向かって左側の商品収納庫(以下、「左庫」という)104aと中央の商品収納庫(以下「中庫」という)104bとは、冷温切り替えが可能である。そして、商品収納庫104a(104b)を冷却に設定した場合には、商品収納庫104a(104b)の内部を冷却し、商品収納庫104a(104b)に収納した商品を冷却する。一方、商品収納庫104a(104b)を加温に設定した場合には、商品収納庫104a(104b)の内部を加温し、商品収納庫104a(104b)に収納した商品を加温する。また、正面向かって右側の商品収納庫(以下、「右庫」という)104cは、冷却専用庫であり、商品収納庫104cの内部を冷却し、商品収納庫104cに収納した商品を冷却する。
商品収納庫104a,104b,104cには、それぞれ商品収納ラック105が搭載してある。自動販売機100は、左庫104aと右庫104cの幅方向に二列の商品収納ラック105が搭載してあり、中庫104bの幅方向に一列の商品収納ラック105が搭載してある。また、商品収納ラック105には、商品収納庫104a,104b,104cの奥行き方向に五つの通路(以下、この通路を便宜上、「ラック」と称する)が設けてあり、各通路には商品が収納可能となっている。
図21に示すように、外扉102の前面右側中程には、メインドアロック121が設けてあり、外扉102を閉塞した状態で施錠される。また、外扉102の前面上方部には、表示操作部120(図23参照)が設けてある。表示操作部120は、大型の表示パネル10と検出部20とを組み合わせたものであり、販売表示画面(図7〜図11参照)が表示される。販売表示画面には、販売可能な商品が表示され、少なくとも上述した2段階の操作によって商品が決定される。なお、上述したように、検出部20の第1検出層E1及び第2検出層E2は、表示パネル10の販売表示画面の領域を覆うように設けられる。また、表示パネル10には、販売中、釣り銭切れ、準備中、お札中止のほか、投入金額等の各種情報が表示される。
また、表示操作部120の下方となる外扉102の中程には、硬貨投入口123、紙幣挿入口124、返却レバー125、電子マネーリーダライタ126が設けてある。
硬貨投入口123は、硬貨を受け付けるための開口であって、硬貨投入口123から投入された硬貨は、外扉102の内側に搭載したコインメカニズム(硬貨処理装置)131(図23参照)に収容される。コインメカニズム131は、各種硬貨の投入枚数を整理し、後述するメインコントローラ140(図22参照)に送信する一方、メインコントローラ140からの指令に従い、各種硬貨を払い出す。また、自動販売機100に搭載したコインメカニズム131は、自己の状態を監視する自己監視機能を備えており、内部に収納した硬貨を回収するために、硬貨を収容したカセットチューブ(図示せず)を取り外した場合や、インベントリスイッチ(図示せず)を操作した場合には、コインメカニズム131がその旨(硬貨の回収操作入力)を後述するメインコントローラ140に送信する。
紙幣挿入口124は、紙幣を受け付けるための開口であって、紙幣挿入口124から挿入された紙幣は、外扉102の内側に搭載したビルバリデータ(紙幣処理装置)132(図22参照)に収容される。ビルバリデータ132は、紙幣の投入枚数を整理し、メインコントローラ140(図23参照)に送信する一方、メインコントローラ140からの指令に従い、紙幣を払い出す。また、自動販売機100に搭載したビルバリデータ132は、自己の状態を監視する自己監視機能を備えており、内部に収納した紙幣を回収するために、紙幣を収容したスタッカ(図示せず)を開放操作した場合には、ビルバリデータ132がその旨(紙幣の回収操作入力)を後述するメインコントローラ140に送信する。
返却レバー125は、取引の中断を指示するためのもので、返却レバー125が操作されると、取引が中断され、釣り銭等を返却口127に放出する。電子マネーリーダライタ126は、カードを識別し、カードにチャージされた電子マネーにより決済を実行する。
また、外扉102の下方となる位置には、取出口128が設けてある。取出口128は、商品収納ラック105から搬出された商品を取り出すための開口である。
また、外扉102の内側には、リモコン133が配設してある。リモコン133は、各種設定操作、各種売上データの確認操作をおこなうためのもので、操作キー、冷温切替スイッチのほか、各種設定データや確認データが表示されるモニタ(液晶キャラクタディスプレイ)を備えている。そして、リモコン133から設定入力された設定データはメインコントローラ140に送信され、メインコントローラ140から送信された確認データを受信する。また、自動販売機100は、商品を補充(ローディング)する場合に操作する操作キー(補充操作キー)が設けてあり、当該操作キーを操作すると、リモコン133がその旨(商品の補充操作入力)を後述するメインコントローラ140に送信する。
また、外扉102の内側には、ドアスイッチ134が設けてある。ドアスイッチ134は、外扉102の開閉状態を検出するためのもので、外扉102を開放した場合にオンとなり、閉塞した場合にオフとなる。
図23に示すように、上述したコインメカニズム131、ビルバリデータ132、電子マネーリーダライタ126は、ライン141を介してメインコントローラ(主制御部)140に接続してあり、表示操作部120(表示パネル10および検出部20)、リモコン133は、ライン142を介してメインコントローラ140に接続してある。また、メインコントローラ140には、ライン143を介して本体制御部144が接続してある。
本体制御部144には、上述したドアスイッチ134のほか、冷熱装置145、搬出装置146が接続してあり、メインコントローラ140からの指令に従って冷熱装置145、搬出装置146を制御する。
冷熱装置145は、上述した商品収納庫104a,104b,104cを設定された状態に管理するためのもので、冷却設定された商品収納庫の内部を冷却する一方、加温設定された商品収納庫の内部を加温する。
搬出装置146は、ラックごとに設けられたベンドソレノイド、売切スイッチを管理するためのもので、メインコントローラ140から本体制御部144に送信された搬出命令に従ってラックから商品を搬出する一方、ラックに収納された商品のすべてを搬出した場合に売切信号を本体制御部144に出力する。
なお、図23に示すように、メインコントローラ140は、制御部150、操作判定部21、表示制御部22を備えている。
制御部150は、電子マネーリーダライタ126、コインメカニズム131、ビルバリデータ132、表示操作部120(表示パネル10及び検出部20)、リモコン133、本体制御部144等を集中管理するもので、図示しない記憶部に記憶された各種設定データに基づいて制御する。
操作判定部21及び表示制御部22は、上述したように、図6に示した処理手順に従った処理を行う。そして、メインコントローラ140は、操作判定部21が検出部20の検出結果をもとに、操作体2の接触操作によって商品等に対する決定操作が行われたものと判定した場合、電子マネーリーダライタ126、コインメカニズム131、ビルバリデータ132の情報をもとに金銭処理を行うとともに、この決定操作された位置に対応する商品の搬出処理を、本体制御部144を介して行う。
(自動販売機における検出部の検出領域)
図21に示した自動販売機100では、検出部20の検出領域が、液晶パネルなどの大型の表示パネル10のみをカバーするようにしていたが、図24に示すように、検出部20は、表示パネル10に加えて、立体的な商品であるダミーを展示するダミー商品展示部110の前面、及び平面的に商品が描かれた平面商品表示部111の前面を検出領域に含めるようにしてもよい。また、検出部20の検出領域は、表示パネル10の前面、ダミー商品展示部110の前面、平面商品表示部111の前面のいずれか1以上の組み合わせとしてもよい。なお、ダミー商品展示部110の前面、平面商品表示部111の前面を検出領域とする場合、商品購入のガイダンス表示を表示パネル10上に表示してもよいし、音声ガイダンスを行ってもよい。
検出部20は、従来の抵抗膜方式や静電容量方式のタッチパネルと異なり、表示パネル10の表面にタッチセンサーや保護膜を貼り付ける必要がないため、各種の表示部(表示パネル10、ダミー商品展示部110、平面商品表示部111)の前面の任意領域を簡易に検出領域とすることができる。
1 光学的操作入力検出装置
2 操作体
10 表示パネル
10a 表示領域面
11c,12c 右辺領域
11b,12b,31b,32b 下辺領域
11a,12a,31a,32a 左辺領域
11,12,30,31,32 再帰反射板
13 左検出部
14 右検出部
15 ガラスビーズ
16 反射膜
17 枠
20 検出部
21 操作判定部
22 表示制御部
23 検出画像出力制御部
27 情報表示部
27a,28 領域
100 自動販売機
101 本体キャビネット
102 外扉
103 機械室
104 商品収容室
105 商品収納ラック
110 ダミー商品展示部
111 平面商品表示部
120 表示操作部
121 メインドアロック
123 硬貨投入口
124 紙幣挿入口
125 返却レバー
126 電子マネーリーダライタ
127 返却口
128 取出口
131 コインメカニズム
132 ビルバリデータ
133 リモコン
134 ドアスイッチ
140 メインコントローラ
141,142,143 ライン
144 本体制御部
145 冷熱装置
146 搬出装置
150 制御部
C コントローラ
E1 第1検出層
E2 第2検出層
E10 情報表示領域
E11 領域
E101 影領域
E102 明領域
I13,I14 画像
I15 差分処理画像
I16 赤外光消灯時画像
I17 重ね合わせ画像
MP マウスポインタ
P1,P21,P22 位置
P11,P12,I 影

Claims (12)

  1. 表示パネル上における操作体による操作入力を光学的に検出する光学的操作入力検出装置であって、
    前記表示パネル上の表示領域面に平行で該表示領域面から所定距離離れ該表示領域面を含む矩形の面領域をもつ第1検出層の左右両辺及び下辺に配置された第1再帰反射板と、前記表示領域面と前記第1検出層との間に設けられ前記第1検出層と同じ矩形の面領域をもつ第2検出層の左右両辺及び下辺に配置され前記第1再帰反射板と同一の反射特性をもつ第2再帰反射板と、前記第1検出層及び前記第2検出層の上辺左端に設けられ、前記第1再帰反射板及び前記第2再帰反射板の右辺及び下辺に向けて赤外線を照射する左赤外線照射部と前記第1再帰反射板及び前記第2再帰反射板の右辺及び下辺からの赤外線反射光を検出する左赤外線検出部とを有した左検出部と、前記第1検出層及び前記第2検出層の上辺右端に設けられ、前記第1再帰反射板及び前記第2再帰反射板の左辺及び下辺に向けて赤外線を照射する右赤外線照射部と前記第1再帰反射板及び前記第2再帰反射板の左辺及び下辺からの赤外線反射光を検出する右赤外線検出部とを有した右検出部と、を備え、前記操作体による操作入力を前記第1検出層及び前記第2検出層ごとに光学的に個別に検出する検出部と、
    前記第1検出層及び前記第2検出層における各検出画像をもとに前記操作体の操作内容を判定する操作判定部と、
    を備えたことを特徴とする光学的操作入力検出装置。
  2. 前記操作判定部は、前記第1検出層で前記操作体を検出し、かつ、前記第2検出層で前記第1検出層の面位置と同一面位置で前記操作体を検出した場合に前記操作体による該面位置への接触操作が行われたものと判定することを特徴とする請求項1に記載の光学的操作入力検出装置。
  3. 前記第1検出層及び前記第2検出層における前記操作体の操作入力に応じた画像を前記表示パネル上に表示する表示制御部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の光学的操作入力検出装置。
  4. 前記表示制御部は、前記第1検出層で前記操作体を検出した場合、前記第1検出層上における前記操作体の指示位置を示す画像を前記操作体の移動に追随して前記表示パネル上に画面表示することを特徴とする請求項3に記載の光学的操作入力検出装置。
  5. 前記表示制御部は、前記第1検出層で前記操作体を検出した場合、前記第1検出層における前記操作体の位置に対応する情報を前記表示パネル上に表示することを特徴とする請求項3に記載の光学的操作入力検出装置。
  6. 前記操作判定部は、前記第1検出層及び前記第2検出層における検出画像をもとに前記操作体を特定することを特徴とする請求項1に記載の光学的操作入力検出装置。
  7. 前記検出部が照射する光を消灯した場合の光消灯時画像を取得し、該光消灯時画像内に所定輝度以上の明領域がある場合、前記第1検出層及び前記第2検出層における検出画像内の前記明領域に対応する部分を無効化した画像を前記検出画像として出力する検出画像出力制御部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の光学的操作入力検出装置。
  8. 前記検出画像出力制御部は、前記検出部が照射する光を消灯した場合の光消灯時画像を取得し、該光消灯時画像内に所定輝度以上の明領域がある場合、前記第1検出層及び前記第2検出層における検出画像に前記光消灯時画像を重ね合わせた重ね合わせ画像を前記検出画像として出力して前記明領域に対応する部分を無効化することを特徴とする請求項7に記載の光学的操作入力検出装置。
  9. 前記第1再帰反射板及び前記第2再帰反射板は、コーナーキューブプリズム群であることを特徴とする請求項に記載の光学的操作入力検出装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか一つに記載された光学的操作入力検出装置を備え、前記検出部は、自動販売機の外扉に設けられることを特徴とする自動販売機。
  11. 前記検出部は、自動販売機の外扉に設けられた表示画面領域上、ダミー商品展示領域上、外扉表面領域上のいずれか一つを含むことを特徴とする請求項10に記載の自動販売機。
  12. 表示パネル上における操作体による操作入力を光学的に検出する光学的操作入力検出方法であって、
    前記表示パネル上の表示領域面に平行で該表示領域面から所定距離離れ該表示領域面を含む矩形の面領域をもつ第1検出層の左右両辺及び下辺に配置された第1再帰反射板と、前記表示領域面と前記第1検出層との間に設けられ前記第1検出層と同じ矩形の面領域をもつ第2検出層の左右両辺及び下辺に配置され前記第1再帰反射板と同一の反射特性をもつ第2再帰反射板と、前記第1検出層及び前記第2検出層の上辺左端に設けられ、前記第1再帰反射板及び前記第2再帰反射板の右辺及び下辺に向けて赤外線を照射する左赤外線照射部と前記第1再帰反射板及び前記第2再帰反射板の右辺及び下辺からの赤外線反射光を検出する左赤外線検出部とを有した左検出部と、前記第1検出層及び前記第2検出層の上辺右端に設けられ、前記第1再帰反射板及び前記第2再帰反射板の左辺及び下辺に向けて赤外線を照射する右赤外線照射部と前記第1再帰反射板及び前記第2再帰反射板の左辺及び下辺からの赤外線反射光を検出する右赤外線検出部とを有した右検出部と、が設けられ、前記操作体による操作入力を前記第1検出層及び前記第2検出層ごとに光学的に個別に検出する検出ステップと、
    前記第1検出層及び前記第2検出層における各検出画像をもとに前記操作体の操作内容を判定する操作判定ステップと、
    を含むことを特徴とする光学的操作入力検出方法。
JP2016523417A 2014-05-29 2015-05-14 光学的操作入力検出装置、自動販売機、及び光学的操作入力検出方法 Active JP6245357B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014111765 2014-05-29
JP2014111765 2014-05-29
JP2014230951 2014-11-13
JP2014230951 2014-11-13
PCT/JP2015/063850 WO2015182388A1 (ja) 2014-05-29 2015-05-14 光学的操作入力検出装置、自動販売機、及び光学的操作入力検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2015182388A1 JPWO2015182388A1 (ja) 2017-04-20
JP6245357B2 true JP6245357B2 (ja) 2017-12-13

Family

ID=54698725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016523417A Active JP6245357B2 (ja) 2014-05-29 2015-05-14 光学的操作入力検出装置、自動販売機、及び光学的操作入力検出方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10402016B2 (ja)
JP (1) JP6245357B2 (ja)
CN (1) CN106462295B (ja)
WO (1) WO2015182388A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7400205B2 (ja) 2019-04-02 2023-12-19 船井電機株式会社 入力装置
US20220382410A1 (en) * 2021-05-28 2022-12-01 Qualcomm Incorporated Verification of a user input of a user interface
US20230214063A1 (en) * 2022-01-06 2023-07-06 Spectrum Brands, Inc. Infrared touchscreen for electronic locks
FR3132587A3 (fr) 2022-02-09 2023-08-11 D8 Distributeur automatique destiné à la vente de consommables sans contact.

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3876942B2 (ja) 1997-06-13 2007-02-07 株式会社ワコム 光デジタイザ
JPH11232537A (ja) 1998-02-17 1999-08-27 Japan Tobacco Inc 自動販売機
JP3846547B2 (ja) * 2000-11-14 2006-11-15 株式会社 ニューコム 光デジタイザ
JP2003044223A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Pfu Ltd タッチ入力機構を備えた表示装置およびその制御方法ならびにその制御プログラム
JP4272855B2 (ja) * 2002-07-23 2009-06-03 株式会社 ニューコム ショーウィンドウ・インタラクティブ表示装置
JP2005352756A (ja) * 2004-06-10 2005-12-22 Canon Inc 遮光型座標入力装置及び座標入力方法
JP2006260474A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Canon Inc 遮光型座標入力装置
JP5136218B2 (ja) 2008-05-29 2013-02-06 ぺんてる株式会社 タッチパネル装置
KR20100028352A (ko) * 2008-09-04 2010-03-12 삼성전자주식회사 디스플레이 패널 및 그 디스플레이 패널을 원격제어하는 단말기를 포함하는 원격제어 시스템에서의 원격제어 방법 및 그 시스템
KR101015883B1 (ko) * 2008-10-17 2011-02-23 삼성모바일디스플레이주식회사 터치 스크린 디스플레이 장치 및 이의 구동 방법
CN101477427A (zh) * 2008-12-17 2009-07-08 卫明 接触或无接触式红外线激光多点触控装置
KR101258258B1 (ko) * 2009-08-27 2013-04-25 엘지디스플레이 주식회사 유기전계발광표시장치
JP5342484B2 (ja) 2010-03-24 2013-11-13 株式会社日立ソリューションズ 座標入力装置及びプログラム
JP5884395B2 (ja) * 2011-10-14 2016-03-15 富士電機株式会社 自動販売機
JP2014052696A (ja) 2012-09-05 2014-03-20 Sharp Corp タッチパネルシステム、テスト装置及びタッチパネルシステムの較正方法
US20140118270A1 (en) * 2012-10-26 2014-05-01 Qualcomm Incorporated System and method for providing infrared gesture interaction on a display

Also Published As

Publication number Publication date
US20170038861A1 (en) 2017-02-09
WO2015182388A1 (ja) 2015-12-03
US10402016B2 (en) 2019-09-03
CN106462295A (zh) 2017-02-22
CN106462295B (zh) 2019-07-16
JPWO2015182388A1 (ja) 2017-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6245357B2 (ja) 光学的操作入力検出装置、自動販売機、及び光学的操作入力検出方法
US20160378267A1 (en) System and Method for Motion Detection and Interpretation
CA3065686A1 (en) Infared irradiation of an input terminal to obfuscate thermal
US20150102047A1 (en) Vending apparatus and product vending method
US20230376056A1 (en) Preventing image or video capture of input data provided to a transaction device
WO2017013952A1 (ja) 光学式タッチパネル及び自動販売機
JP2019145054A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び情報処理装置の制御プログラム
JP6572652B2 (ja) 光学式タッチパネル及び自動販売機
JP6572653B2 (ja) カバー内面反射防止構造及び自動販売機
WO2017013955A1 (ja) 光学式タッチパネル及び自動販売機
JP6569352B2 (ja) 光学式タッチパネル及び自動販売機
WO2017013953A1 (ja) 光学式タッチパネル及び自動販売機
WO2017013957A1 (ja) 光学式タッチパネル、カバー内面反射防止構造、及び自動販売機
JP6601497B2 (ja) 受発光デバイスの付着物除去装置及び自動販売機
JP2017027254A (ja) 光学式タッチパネル及び自動販売機
JP2008041031A (ja) 自動販売機の商品選択装置
KR20130003241A (ko) 비접촉식 입력장치
JP6855871B2 (ja) 自動販売機
JP2008108188A (ja) 自動販売機
JP2012238282A (ja) 立体映像対応型icカード処理装置
JP6645300B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム
JP5847069B2 (ja) 情報処理装置、入力検出方法及び入力検出プログラム
JPWO2020027034A1 (ja) 読取システム、買物支援システム、読取方法及びプログラム
JPWO2019163339A1 (ja) 非接触入力装置及び非接触入力方法
JP2017117166A (ja) 電子機器、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170711

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170926

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171017

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171030

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6245357

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250