JP6244659B2 - 情報管理システム、ファイル情報参照管理方法、及びファイル情報参照管理プログラム - Google Patents
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Description
そのため、コンテンツ管理およびスケジュール管理のそれぞれについては、お互いの長所を生かし欠点を補い得る連携機能の必要性が、社会的要請として従来より求められていた。
本発明は、上記関連技術の有する不都合を改善し、特に、スケジュールの管理処理において必要なコンテンツ情報を活用して管理処理を迅速に成し得ると共に連携された処理データの参照性向上を図った情報管理システム、ファイル情報参照管理方法、及びファイル情報参照管理プログラムを提供することを、その目的とする。
前記データ制御装置が、
前記スケジュール等データ管理装置側の一のスケジュール管理の処理に際して機能し、前記コンテンツデータ管理装置に管理されているコンテンツ情報の内の必要なコンテンツを活用するのを中継処理するコンテンツ中継処理機能を有するデータ連携制御部を有し、
前記スケジュール等データ管理装置が、予めスケジュール基本情報管理部とファイル基本情報管理部を備えると共に、前記コンテンツデータ管理装置は、前記ファイル基本情報管理部に格納されたファイル情報に基づいて複数のコンテンツが整理され格納されたコンテンツ格納部を備え、
前記データ制御装置のデータ連携制御部が、前記コンテンツデータ管理装置におけるコンテンツ管理の処理に際して機能し、前記スケジュール等データ管理装置が備えているスケジュール情報を活用するのを中継処理するスケジュール連携処理機能を備えている、という構成を採っている。
前記スケジュール等データ管理装置の内の一のデータ管理部である連携用活用度情報管理部を参照し、当該連携用活用度情報管理部より更新対象となるスケジュール及び対応するファイルにかかる情報を取得し(第1の工程)、
この取得した情報について、前記スケジュール等データ管理装置の内の他のデータ管理部である活用度設定情報管理部の設定情報であるファイル参照時の加算値に基づいて、更新後の新しい活用度を算出し(第2の工程)、
この算出した活用度の値に基づいて参照時の前記連携用活用度情報管理部の情報を更新する(第3の工程)、等の構成を採り、
これらの各工程を前記データ制御装置のデータ連携制御部が順時実行する、という実行手順を特定したものとなっている。
前記スケジュール等データ管理装置の内の一のデータ管理部である連携用活用度情報管理部より更新対象となるスケジュール及び対応するファイルにかかる情報を取得する更新対象取得処理機能、
この取得した更新対象にかかる情報について、前記スケジュール等データ管理装置が備えている他のデータ管理部である活用度設定情報管理部に設定されたファイル参照時の加算値に基づいて、更新後の新しい活用度を算出する新活用度算出処理機能、
およびこの算出された活用度の値を含む前記連携用活用度情報管理部の情報を更新する情報更新処理機能を備える、等の構成を採り、
これらの各処理機能を、前記データ制御装置が備えているコンピュータに実現させるようにするようにしたことを特徴とする。
以下、本発明の一実施形態を添付図面を参照して説明する。
本発明は、コンテンツデータ管理装置30およびスケジュール等データ管理装置20の連携を実現し、当該コンテンツデータ管理装置30およびスケジュール等データ装置20がそれぞれもつ特性を活かしたスケジュール管理およびファイル管理の参照性向上を実現している点に特徴を備えている。
ここで、前記必要なコンテンツの送出処理は、このデータ連携制御部14のコンテンツ送出処理機能14Aが実行し得るように構成されている。符号31は、コンテンツ情報を格納したコンテンツ格納部を示す。
このスケジュール連携助成機能14Bは、具体的には、外部指令に基づいてスケジュール情報をスケジュール管理装置20から取り出すと共に、必要とする部署に送り込む機能を備えている。
即ち、コンテンツデータの管理において、各コンテンツ(又は、そのファイル)を活用する複数のスケジュールを連携表示する場合も、スケジュール連携助成機能14Bが稼働し、データ連携制御部14を、スケジュール管理の場合と同様に、機能させることができる。
このスケジュール管理装置20は、図1,図2に示すように7組の情報管理装置21乃至27を備えている。
即ち、スケジュール追加情報管理部25は、スケジュールID,ルートフォルダID,及びアクセス権IDを、属性情報として有する。
この活用度設定情報管理部27については、図3のように、ユーザの各種ファイル操作時に必要となる活用度の更新に関するパラメータを設定できるものである。
この活用度設定情報管理部27は、本実施形態では、以下に述べるものを定義し、管理している。
ファイル参照時については、ファイル参照した場合にそのファイルに加算される値、他スケジュール参照によってファイルが追加される場合の活用度の初期値、ファイル追加対象となるファイル操作日時との差分範囲を定義している。
スケジュール新規作成時については、初期ファイル表示にファイルを表示するか否かの評価値のしきい値、初期表示されるファイルの活用度の値、同一ファイルが複数ある場合には最新スケジュールにあるファイルの活用度を参照するかどうかを定義している。
ここで、図1に開示したデータ表示部10Aに、スケジュールコンテンツ連携画面を表示出力した場合の例を、図4に示す。
この図4の例では、スケジュールルートフォルダ選択部300にて、登録されたスケジュールルートフォルダを表示する。
また、スケジュール登録機能部303を選択することで、本ツリー画面のルートフォルダ選択部300およびスケジュール選択部301に新規追加するルートフォルダおよびスケジュールを作成することができる。
次に、データ制御装置10の主要部を成す前述したデータ連携制御部14について、その制御機能を説明する。
即ち、このデータ連携制御部14は、コンテンツ管理装置30およびスケジュール管理装置20の各制御部(図示せず)からの要求に従い、下記に示すように、追加されたデータ管理部24乃至27への参照および更新の処理を行う。
この連携用活用度情報管理部24は、スケジュールに対応したファイル情報およびファイルの活用度を管理するデータ管理部である。
この種の一連の制御動作は、後述するデータ連携制御部14のファイル登録制御機能14Dによって実行される。これにより、ユーザのファイル操作がどのスケジュールに対応するファイルに対して行われた操作であるかを、具体的に把握することが可能となる。
この場合、具体的には、後述する活用度設定情報管理部27の管理内容を前提として当該制御動作が実行される。
このスケジュール追加情報管理部25は、スケジュール情報のアクセス権および他スケジュールとの関連に関する情報を管理するデータ管理部である。
又、スケジュール情報をまとめあげるための仮想フォルダの情報に関する項目も用意する。これにより、スケジュール間の関係を本項目より把握することができ、既存手法のスケジュール名などからの類似検索をする必要がなくなる。
このスケジュールルートフォルダ情報管理部(連携用スケジュールルートフォルダ情報管理部)26は、前述のような連携画面にて、スケジュール情報を案件単位のようなカテゴリ別に管理する用途として、スケジュールルートフォルダの情報を管理する。
この場合も、データ連携制御部14が有効に制御動作を実行し、スケジュールルートフォルダ配下に、対応するスケジュール情報を並べて表示することを可能としている。
これにより、スケジュールルートフォルダ情報管理部26にで管理されている内容が一括してリアルタイムで、外部へ出力表されることなり、スケジュールとコンテンツ(フォルダ)との関連性をオペレータは容易に把握することが可能となる。
この活用度設定情報管理部27は、ユーザの各種ファイル操作時に発生する活用度の更新についてのパラメータ情報を管理しており、データ連携制御部14の制御動作によって、ファイル参照や登録などの各操作の情報更新について、柔軟に対応することが可能となる。
本実施形態におけるデータ管理システムは、コンテンツ管理装置30およびスケジュール管理装置20の連携を実現し、コンテンツ管理装置30およびスケジュール装置20がそれぞれもつ特性を活かしたスケジュール管理およびファイル管理の参照性向上を実現している点に特徴を有する。
これを実現させるために、本実施形態のおけるデータ管理システムは、下記のような多機能の動作を実行可能としている。以下、これを詳述する。
データ表示部10Aにコンテンツ・スケジュール連携画面を表示出力するに際し、データ連携制御部14は、表示に必要となるスケジュールとコンテンツの連携情報をコンテンツ管理装置30およびスケジュール管理装置20から取得し、コンテンツ情報表示制御部11へ渡す処理を行う。
データ表示部10Aに出力表示されたコンテンツ・スケジュール連携画面から、スケジュール新規登録機能が呼び出され、当該コンテンツ・スケジュール連携画面に代えてスケジュール新規登録画面が表示される。
本画面では、オペレータにより、スケジュール名や開始および終了時刻、参加ユーザの他に、どのスケジュールルートフォルダの配下に所属させるか、登録するスケジュールに付与するアクセス権限が設定される。
スケジュール配下のファイルを参照する場合、ファイル操作制御部12でファイルを開く処理の前に、データ連携制御部14にて連携用活用度情報管理部24に格納されている活用度の更新が行われる。このデータ連携制御部14による活用度の更新に際しては、大きく二つの処理が実施される。
他の1つは、ファイル参照時に近い開始時刻が設定されているスケジュールに対して、活用度の初期値を設定したうえで、当該ファイル情報を連携用活用度情報管理部24に登録する処理が実施される。
そして、データ連携制御部14は、スケジュール基本登録情報部23より、各スケジュールの開始時刻情報を取得し、活用度設定情報管理部(活用度更新情報部)27に設定されている差分範囲をもとにして、該当するスケジュールがあるかどうかを確認し、そのようなスケジュールがある場合には、そのスケジュールに対応したファイル情報を連携用活用度管理情報部24に登録する。
スケジュール配下へファイルを登録する場合、まず、コンテンツ情報表示制御部11によって前述したデータ表示部10Aにファイル登録画面を出力表示し、当該画面上で必要な情報を指定する。これにより、ファイル操作制御部12が稼働し、ファイル基本情報管理部21にファイル情報が登録される。
活用度については、活用度設定情報管理部(活用度更新情報部)27に設定されている値を設定する。
スケジュールルートフォルダは、スケジュールを束ねる仮想フォルダである。スケジュールルートフォルダの登録画面では、予め設定された指令入力領域から、スケジュールルートフォルダ名およびアクセス権の設定入力を行うことができる。
この設定入力により、ファイル管理画面にてアクセス権に応じたスケジュール一覧を表示させることができる。
そして、データ連携制御部14は、情報登録の処理を依頼された際、スケジュールルートフォルダ情報管理部26に情報を登録する処理を行う(ファイル登録制御機能14Dの実行)。
本実施形態は、以上のように構成され動作するので、これによると、スケジュール管理の処理に際しては、それぞれコンテンツ情報を活用した処理を行うように構成したので、スケジュール管理において、常に一のスケジュールに対する必要な連携されたコンテンツ(ファイル)情報を、迅速に表示出力することができ、従って、必要とする連携データについて、その参照性に優れたデータ管理システム、データ管理方法、及びデータ管理プログラムを提供することができる。
即ち、カテゴライズしたルートフォルダによって、スケジュールの類似関係を管理することができ、スケジュール参照およびスケジュールに対応するコンテンツ(ファイル)のアクセス権限を制御し管理することができる。
〔実施例の構成〕
まず、前述した図1乃至図4に記載の構成およびその内容を前提として、図5に示すスケジュール・コンテンツ連携画面を、データ表示部10Aに設定表示する。
これは、ユーザ(例:山本主任)がログインしたときに表示されるファイル管理画面である。
また、活用度設定情報管理部27のパラメータ情報については、前述した図3の通りとする。ファイル参照時やファイル登録時においては、この情報をもとに活用度の動的な更新を行う。
以下、作業の流れに沿って、本実施例の動作を説明する。
(1).まず、他スケジュールのファイル参照による、別スケジュールへのファイル追加について、その動作を説明する。
図5の状態から、2012/11/16 18 :00の時刻に、ユーザ(山本主任)が、ルートフォルダ「B社様案件」配下のスケジュール「デモ事前打ち合わせ(2012/10/15 13:00〜15:00
)」にあるファイル「B社デモシナリオ.doc」を参照する。
本実施例では、スケジュール「デモ事前打ち合わせ(スケジュールID:S000002 )」、ファイル「B社デモシナリオ.doc(ファイルID:F0000004)」のレコードを取得する。このファイルの活用度は180である。
この場合、本実施例では、処理401にて取得したファイル「B社デモシナリオ.doc」の現在の活用度が180であり、図3の活用度設定情報管理部27の設定内容が「ファイル参照時の加算値=30」となっているため、加算値は30となり、新しい活用度の値は210となる。
この場合、本実施例では、連携用活用度情報管理部24のスケジュール「デモ事前打ち合わせ(スケジュールID:S000002 )」、ファイル「B社デモシナリオ.doc(ファイルID:F0000004)」に関するレコードについて、活用度の値を180から210に更新する。
この場合、本実施例では、図3の活用度設定情報管理部27の設定より、「ファイル追加対象範囲(日)=3」となっているため、ファイル追加対象範囲は3日となり、ファイル追加対象範囲は処理404の結果より、2012/11/16 18 :00 から 2012/11/19 18:00までとなる。
本実施例では、「A社様案件」配下のスケジュール「デモ事前(2012/11/19 13:00〜15:00 )」が該当するため、結果はイエス(YES)となり処理S407が実施される(図16:処理S407/第7の工程)。
この場合、本実施例では、連携用活用度情報管理部24にスケジュールIDが「S000005 (デモ事前打ち合わせ)」、ファイルIDが「 F0000004 (B社デモシナリオ.doc)」のレコードが追加される。
これにより、別スケジュールへのファイル追加についての動作が完了する。上記各工程は、図1に開示したデータ提携制御部14によって実行される。この処理S407(第7の工程)が終了した状態を、図7に示す。
図5の状態から、ユーザ(山本主任)が、ルートフォルダ「A社様案件」配下のスケジュール「デモ事前打ち合わせ」に、ファイル「A社デモシナリオ.doc」を2012/11/17 9:00に登録した場合の動作について説明する。
このファイル登録画面上の登録ボタンを選択すると、ファイル操作制御部12がファイル基本情報管理部21にファイル情報を登録する。
本実施例では、ファイルIDが「F000010 」、ファイル名が「A社デモシナリオ.doc」、ファイルパスが「\\FSERVER01\data\001\F000010.doc」のレコードが登録される。
本実施例では、連携用活用度情報管理部24にスケジュールIDが「S00005(デモ事前打ち合わせ)」、ファイルIDが「 F000010」のレコードが登録される。また、活用度の初期値については、図3の活用度設定情報管理部27より「登録時の初期活用度=100」となっているため、数字100が設定される。
このファイル登録後の画面の例を、図10(B)に示す。
次に、ユーザ(山本主任)の指令により実行されたファイル「A社デモシナリオ.doc」の登録後、図11において、他のユーザ(鈴木課長)が、ルートフォルダ「A社様案件」配下のスケジュール「デモ事前打ち合わせ」に、ファイル「A社デモシナリオ.doc」を2012/11/17 9:30の時刻に参照した場合、その処理動作について説明する。
次に、処理S404にて、ファイル参照時の時刻を取得する。本実施例では2012/11/17 9:30となる。
ファイル参照が幾度か行われて成る図11(B)に記載の活用度の状態において、ユーザ(山本主任)が2012/11/21 8:00ごろに、ルートフォルダ「A社様案件」配下にスケジュール「デモ実施(2012/11/26 9:30 〜11:00 )」を新規作成する場合の処理動作を説明する。
本実施例では、スケジュールIDが「S000006 」、スケジュール名が「客先デモ実施」、参加ユーザが「山本主任、鈴木課長」、開始時刻が「2012/11/26 9:30 」、終了時刻が「2012/11/26 11:00」のレコードが登録される。
この図17では、最初に、提携用スケジュール情報管理部25に新規スケジュール情報が追加登録される(図17:処理S501)。
この場合、本実施例では、スケジュールルートフォルダIDが「R000001 (A社様案件)」、アクセス権IDが「A000001(山本主任、鈴木課長が登録権限、佐藤部長が参照権限)」のレコードが登録される。
この場合、本実施例では、ルートフォルダ「A社様案件」の配下にはスケジュール「お客様訪問ヒアリング」および「デモ事前打ち合わせ」があり、判定はイエス(YES)となり、処理S503が次に実施される。
この場合、本実施例では、スケジュール「お客様訪問ヒアリング」およびスケジュール「デモ事前打ち合わせ」の情報が取得される。
本実施例では、図3の活用度設定情報管理部(活用度更新設定情報部)27より、「ファイル表示のしきい値=50」となっているため、ファイル表示を許可するしきい値は50となり、処理S504の結果より、ファイル「A社デモシナリオ.doc」、ファイル「B社デモシナリオ.doc」の2つが条件を満たすこととなる。
本実施例では、連携用活用度情報管理部24に、2行のレコードが登録される。
1つはスケジュールIDが「S000006 (客先デモ実施)」、ファイルIDが「F0000010(A社デモシナリオ.doc)」であり、もう1つは、スケジュールIDが「S000006 (客先デモ実施)」、ファイルIDが「F0000004(B社デモシナリオ.doc)」である。
図13の状態から、ユーザ(山本主任)が「C社様案件」のスケジュールルートフォルダを登録する場合の処理動作の例を説明する。
本実施例では、スケジュールルートフォルダ名を「C社様案件」とし、アクセス権として、ユーザ「山本主任」とユーザ「鈴木課長」に「登録」を、ユーザ「佐藤部長」に「参照」のを指定している。
一方、佐藤部長については、スケジュール配下へのファイル参照のみが可能となる。このように、用途に応じてアクセス権を自由に設定することができる。
本実施例では、ルートフォルダIDとして「R000003 」、ルートフォルダ名として「C社様案件」、アクセス権IDとして「A 000001」のレコードが登録される。
登録が完了した画面を図15に示す。
本実施例は、上述したように構成され動作するので、これによると、前述した実施形態と同等の作用効果を有するほか、更に、データ連携制御部14によって、コンテンツ管理装置30とスケジュール管理装置20との具体的に連携が強化され、スケジュール単位によるファイル管理によるスケジュール時に必要となるファイルのアクセス性の向上およびユーザのファイル操作により深く着目することによる関連度の高いファイルの表示ができるという効果がある。
また、低階層によるファイル閲覧が可能となり、少ない操作で所定のファイルへのアクセスを実現できる効果もある。
また、スケジュール配下にファイルを登録できることでスケジュールに必要となるファイルを任意に追加できることを可能とした。
これにより、スケジュールに必要と推測されるファイル情報の精度を上げ、さらにスケジュール新規作成時には動的に更新された活用度の情報を再利用することで、スケジュール作成直後においても重要度の高いと推測されるファイル一覧を表示させることが可能となる。
その他の実施例を、以下に示す。
(1).上記図5乃至図17に示す実施例では、スケジュールルートフォルダにスケジュールをぶら下げる画面例を説明したが、スケジュールの日付単位で表示させることなど、登録データに変更が生じない範囲による異なる画面表示も可能である。
その場合においても、スケジュール情報には、スケジュールルートフォルダは管理されているので、上記実施例と同様の作業を行うことができる。
尚、この付記の内容は、本発明をこれに限定するものではない。
一又は二以上のスケジュール情報およびその関連情報を管理する複数のデータ管理部を備えたスケジュール等データ管理装置20と、このスケジュール等データ管理装置に管理されている各スケジュールが当該スケジュールの管理処理時に必要とするコンテンツ(又はそのファイル)に係る情報を予め保持し管理するコンテンツデータ管理装置30と、この各管理装置相互間の連携動作を制御するデータ制御装置10とを設け、
前記データ制御装置10が、
前記スケジュール等データ管理装置20側の一のスケジュール管理の処理に際して機能し、前記コンテンツデータ管理装置30に管理されているコンテンツ情報の内のコンテンツを特定し活用箇所へ送出するコンテンツ送出処理機能14Aを有するデータ連携制御部を備えていることを特徴とした情報管理システム。
付記1に記載の情報管理システムにおいて、
前記データ制御装置のデータ連携制御部14は、前記コンテンツデータ管理装置におけるコンテンツ管理の処理に際して機能し、前記スケジュール等データ管理装置20が備えているスケジュール情報を活用するのを助成するスケジュール連携助成機能14Bを備えていることを特徴とした情報管理システム。
付記1に記載の情報管理システムにおいて、
前記データ制御装置10は、
前記データ連携制御部14に付勢されて稼働し、予め装備されたデータ出力表示部10Aに所定の連携管理情報を表示出力するコンテンツ情報表示制御部11と、前記スケジュール等データ管理装置20の各データ管理部に管理されているファイルの参照および登録にかかる処理を行うファイル操作制御部12と、スケジュール情報の登録を行うスケジュール登録制御部13とを備えていることを特徴とする情報管理システム。
付記3に記載の情報管理システムにおいて、
前記スケジュール等データ管理装置20は、予めスケジュール基本情報管理部23とファイル基本情報管理部21を備えており、
前記コンテンツデータ管理装置30は、前記ファイル基本情報管理部21に格納されたファイル情報に基づいて複数のコンテンツが整理され格納されたコンテンツ格納部31を備えていることを特徴とした情報管理システム。(ファイルの活用はそのまま対応するコンテンツの活用となる)
付記4に記載の情報管理システムにおいて、
前記スケジュール等データ管理装置20は、前記スケジュール基本情報管理部23に管理されているスケジュールに対応したファイル情報,および各ファイルのユーザによる活用度を管理する連携用活用度情報管理部24と、ファイル操作時に生じるファイル活用度の更新に関するパラメータ情報を管理する活用度設定情報管理部27とを備え、
前記データ連携制御部14は、外部指令に応じて稼働し前記活用度設定情報管理部27の管理情報を前提として前記連携用活用度情報管理部24に対する参照および更新の処理を実行する活用度情報参照更新制御機能14Cを備えていることを特徴とした情報管理システム。
付記3に記載の情報管理システムにおいて、
前記スケジュール等データ管理装置20は、前記スケジュール情報に対するアクセス権を管理するアクセス権情報管理部22と、前記スケジュールを束ねる仮想フォルダであるスケジュールルートフォルダにかかる情報を管理するスケジュールルートフォルダ情報管理部26とを備えており、
前記データ連携制御部14は、外部指令に応じて稼働し、前記アクセス権情報管理部22にて管理されているアクセス権に基づいて、ユーザ単位およびグループ単位で前記スケジュールルートフォルダ情報管理部26に対するスケジュール配下へのファイル登録を実行するファイル登録制御機能14Dを備えていることを特徴とした情報管理システム。
付記6に記載の情報管理システムにおいて、
前記データ連携制御部14は、外部指令に応じて稼働し、前記スケジュールルートフォルダ情報管理部26で管理されている内容を、予め装備されたデータ出力表示部10Aに出力表示する連携状態表示制御機能14Eを備えていることを特徴とした情報管理システム。
付記6に記載の情報管理システムにおいて、
前記スケジュール等データ管理装置20は、スケジュール,ルートフォルダの識別情報,及びアクセス権の情報を格納し管理する連携用スケジュール情報管理部(スケジュール追加情報管理部)25を備えると共に、
前記データ連携制御部14は、外部指令に応じて稼働し、前記連携用スケジュール情報管理部(スケジュール追加情報管理部)25に基づいて、前記スケジュールルートフォルダ情報管理部26で管理されている内容を、予め装備されたデータ出力表示部10Aに出力表示する連携状態表示制御機能14Fを備えていることを特徴とした情報管理システム。
複数種類のデータ管理部を備えたスケジュール等データ管理装置20と、このスケジュール等データ管理装置に管理されている各スケジュールが当該スケジュールの管理処理時に必要とするコンテンツ(ファイル)情報を予め保持し管理するコンテンツデータ管理装置30と、この各管理装置相互間の連携動作を制御するデータ制御装置10とを備えて成る情報管理システムにあって、
前記スケジュール等データ管理装置20の内の一のデータ管理部である連携用活用度情報管理部24を参照し、当該連携用活用度情報管理部24より更新対象となるスケジュール及び対応するファイルにかかる情報を取得し(第1の工程)、
この取得した情報について、前記スケジュール等データ管理装置20の内の他のデータ管理部である活用度設定情報管理部27の設定情報であるファイル参照時の加算値に基づいて、更新後の新しい活用度を算出し(第2の工程)、
この算出した活用度の値に基づいて参照時の前記連携用活用度情報管理部24の情報を更新し(第3の工程)、
これらの各工程を前記データ制御装置10のデータ連携制御部14が順時実行することを特徴としたファイル情報参照管理方法。
付記9記載のファイル情報参照管理方法において、
前記連携用活用度情報管理部24の情報を更新後に当該連携用活用度情報管理部24の参照時の時刻を特定すると共に(第4の工程)、前記活用度設定情報管理部27の設定情報(例えば、ファイル追加対象範囲/3日)に基づいて、ファイル追加対象となる時刻範囲を設定し(第5の工程)、
続いて、この設定された時刻範囲に他のスケジュールが存在するか否かを確認し(第6の工程)、
他のスケジュールの存在が確認された場合には、確認されたスケジュールについてその対応する参照したファイル情報を連携用活用度情報管理部24に追加処理し同時に活用度の初期値を設定する構成とし、
これらの各工程を前記データ制御装置10のデータ連携制御部が順時実行することを特徴としたファイル情報参照管理方法。
複数種類のデータ管理部を備えたスケジュール等データ管理装置20と、このスケジュール等データ管理装置に管理されている各スケジュールが当該スケジュールの管理処理時に必要とするコンテンツ(ファイル)情報を予め保持し管理するコンテンツデータ管理装置30と、この各管理装置相互間の連携動作を制御するデータ制御装置10とを備えて成る情報管理システムにあって、
前記スケジュール等データ管理装置20の内の一のデータ管理部である連携用活用度情報管理部24より更新対象となるスケジュール及び対応するファイルにかかる情報を取得する更新対象取得処理機能、
この取得した更新対象にかかる情報について、前記スケジュール等データ管理装置20が備えているデータ管理部である活用度設定情報管理部27に設定されたファイル参照時の加算値に基づいて、更新後の新しい活用度を算出する新活用度算出処理機能、
およびこの算出された活用度の値を含む前記連携用活用度情報管理部24の情報を更新する情報更新処理機能、とを備え、
これらの各処理機能を、前記データ制御装置10が備えているコンピュータに実現させることを特徴としたファイル情報参照管理プログラム。
付記11記載のファイル情報参照管理プログラムにおいて、
前記ファイル参照時の時刻を取得すると共にこの取得したファイル参照時の時刻および前記活用度設定情報管理部27の設定情報(例えば、ファイル追加対象範囲/3日)に基づいて、ファイル追加対象となる時刻範囲を設定する時刻範囲設定処理機能、
及びこの設定された時刻範囲に他のスケジュールが存在するか否かを確認すると共に、他のスケジュールの存在が確認された場合には、確認されたスケジュールについてその対応する参照したファイル情報を前記連携用活用度情報管理部24に追加処理すると同時に当該活用度の初期値を設定するスケジュール追加処理機能、
とを設け、
これらの各処理機能を前記データ制御装置10が備えているコンピュータに実現させることを特徴としたファイル情報参照管理プログラム。
(2).各ユーザに閉じたタスク管理としても利用が可能である。週報などの週次や月次ベースの作業について、スケジュールを定期的に作成することで過去の情報がリスト表示され、過去の情報を参照しながらのファイル作成などが可能となる。
(3).スマートフォンなどの作業制約の多い端末における利用。低階層を実現しているため、検索等の動作がいらず、最低限の操作にて所定のファイルを探すことができる。
10A 画像データ表示部
11 コンテンツ情報表示制御部
12 ファイル操作制御部
13 スケジュール登録制御部
14 データ連携制御部14
14A コンテンツ送出処理機能
14B スケジュール連携助成機能
14C 活用度情報参照更新制御機能
14D ファイル登録制御機能
14E,14F 連携状態表示制御機能
20 スケジュール等データ管理装置(スケジュール管理装置)
21 ファイル基本情報管理部
22 アクセス権情報管理部
23 スケジュール基本情報管理部
24 連携用活用度情報管理部
25 スケジュール情報管理部(スケジュール追加情報管理部)
26 スケジュールルートホルダ情報管理部
27 活用度設定情報管理部(活用度更新設定情報部)
30 コンテンツデータ管理装置(コンテンツ管理装置)
31 コンテンツ格納部(コンテンツデータ格納部)
Claims (8)
- 一又は二以上のスケジュール情報およびその関連情報を管理する複数のデータ管理部を備えたスケジュール等データ管理装置と、このスケジュール等データ管理装置に管理されている各スケジュールが当該スケジュールの管理処理時に必要とするコンテンツ情報を予め保持し管理するコンテンツデータ管理装置と、この各管理装置相互間の連携動作を制御するデータ制御装置とを設け、
前記データ制御装置が、
前記スケジュール等データ管理装置側の一のスケジュール管理の処理に際して機能し、前記コンテンツデータ管理装置に管理されているコンテンツ情報の内のコンテンツを外部指令に基づいて取り出すと共に所定箇所へ送出するコンテンツ送出処理機能を備えたデータ連携制御部を有し、
前記スケジュール等データ管理装置が、予めスケジュール基本情報管理部とファイル基本情報管理部を備えると共に、
前記コンテンツデータ管理装置は、前記ファイル基本情報管理部に格納されたファイル情報に基づいて複数のコンテンツが整理され格納されたコンテンツ格納部を備え、
前記データ制御装置のデータ連携制御部が、前記コンテンツデータ管理装置におけるコンテンツ管理の処理に際して機能し、前記スケジュール等データ管理装置が備えているスケジュール情報の活用を助成するスケジュール連携助成機能を備えていることを特徴とした情報管理システム。 - 請求項1に記載の情報管理システムにおいて、
前記データ制御装置は、
前記データ連携制御部に付勢されて稼働し、予め装備されたデータ出力表示部に所定の連携管理情報を表示出力するコンテンツ情報表示制御部と、前記スケジュール等データ管理装置の各データ管理部に管理されているファイルの参照および登録にかかる処理を行うファイル操作制御部と、スケジュール情報の登録を行うスケジュール登録制御部とを備えていることを特徴とする情報管理システム。 - 請求項1に記載の情報管理システムにおいて、
前記スケジュール等データ管理装置は、前記スケジュール基本情報管理部に管理されているスケジュールに対応したファイル情報,および各ファイルのユーザによる活用度を管理する連携用活用度情報管理部と、ファイル操作時に生じるファイル活用度の更新に関するパラメータ情報を管理する活用度設定情報管理部とを備え、
前記データ連携制御部は、外部指令に応じて稼働し前記活用度設定情報管理部の管理情報を前提として前記連携用活用度情報管理部に対する参照および更新の処理を実行する活用度情報参照更新制御機能を備えていることを特徴とした情報管理システム。 - 請求項2に記載の情報管理システムにおいて、
前記スケジュール等データ管理装置は、前記スケジュール情報に対するアクセス権を管理するアクセス権情報管理部と、前記スケジュールを束ねる仮想フォルダであるスケジュールルートフォルダにかかる情報を管理するスケジュールルートフォルダ情報管理部とを備えており、
前記データ連携制御部は、外部指令に応じて稼働し、前記アクセス権情報管理部にて管理されているアクセス権に基づいて、ユーザ単位およびグループ単位で前記スケジュールルートフォルダ情報管理部に対するスケジュール配下へのファイル登録を実行するファイル登録制御機能を備えていることを特徴とした情報管理システム。 - 請求項4に記載の情報管理システムにおいて、
前記データ連携制御部は、外部指令に応じて稼働し、前記スケジュールルートフォルダ情報管理部で管理されている内容を、予め装備されたデータ出力表示部に出力表示する連携状態表示制御機能を備えていることを特徴とした情報管理システム。 - 請求項4に記載の情報管理システムにおいて、
前記スケジュール等データ管理装置は、スケジュール,ルートフォルダの識別情報,及びアクセス権の情報を格納し管理する連携用スケジュール情報管理部を備えると共に、
前記データ連携制御部は、外部指令に応じて稼働し、前記連携用スケジュール情報管理部に基づいて、前記スケジュールルートフォルダ情報管理部で管理されている内容を、予め装備されたデータ出力表示部に出力表示する連携状態表示制御機能を備えていることを特徴とした情報管理システム。 - 複数種類のデータ管理部を備えたスケジュール等データ管理装置と、このスケジュール等データ管理装置に管理されている各スケジュールが当該スケジュールの管理処理時に必要とするコンテンツ情報を予め保持し管理するコンテンツデータ管理装置と、この各管理装置相互間の連携動作を制御するデータ制御装置とを備えて成る情報管理システムにあって、
前記スケジュール等データ管理装置の内の一のデータ管理部である連携用活用度情報管理部を参照し、当該連携用活用度情報管理部より更新対象となるスケジュール及び対応するファイルにかかる情報を取得し、
この取得した情報について、前記スケジュール等データ管理装置の内の他のデータ管理部である活用度設定情報管理部の設定情報であるファイル参照時の加算値に基づいて、更新後の新しい活用度を算出し、
この算出した活用度の値に基づいて参照時の前記連携用活用度情報管理部の情報を更新するように、各情報処理の実行内容を特定し、
これらの各実行内容を前記データ制御装置のデータ連携制御部が順時実行することを特徴としたファイル情報参照管理方法。 - 複数種類のデータ管理部を備えたスケジュール等データ管理装置と、このスケジュール等データ管理装置に管理されている各スケジュールが当該スケジュールの管理処理時に必要とするコンテンツ情報を予め保持し管理するコンテンツデータ管理装置と、この各管理装置相互間の連携動作を制御するデータ制御装置とを備えて成る情報管理システムにあって、
前記スケジュール等データ管理装置の内の一のデータ管理部である連携用活用度情報管理部より更新対象となるスケジュール及び対応するファイルにかかる情報を取得する更新対象取得処理機能、
この取得した更新対象にかかる情報について、前記スケジュール等データ管理装置が備えているデータ管理部である活用度設定情報管理部に設定されたファイル参照時の加算値に基づいて、更新後の新しい活用度を算出する新活用度算出処理機能、
およびこの算出された活用度の値を含む前記連携用活用度情報管理部の情報を更新する情報更新処理機能、とを備え、
これらの各処理機能を、前記データ制御装置が備えているコンピュータに実現させるようにしたことを特徴としたファイル情報参照管理プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2013109590A JP6244659B2 (ja) | 2013-05-24 | 2013-05-24 | 情報管理システム、ファイル情報参照管理方法、及びファイル情報参照管理プログラム |
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JP2006085546A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Fujitsu Ltd | 文書検索表示方法 |
-
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