JP6244167B2 - プリント基板加工装置 - Google Patents
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Description
プリント基板加工装置はXY方向に水平移動可能でZ方向に上下動可能な加工機構を備えており、前記加工機構は、
垂直状の取付プレートに設けられ、スピンドルが装着される第1取付ベースと、
第1取付ベースの下方に設けられ、プレッシャーフットが装着される第2取付ベースと、
を備え、
第1取付ベースと第2取付ベースは接離可能に支持されており、
第2取付ベースには、スピンドルの下方部位の挿通を許容する開口が形成されており、
第1取付ベースには第1のタイプの加工を行う第1の状態と、第2のタイプの加工を行う第2の状態と、を切り換える切換機構が設けてあり、
前記切換機構は、
第1取付ベースの下面と第2取付ベースの上面との間の空間に位置する第1姿勢と、第1取付ベースの下面と第2取付ベースの上面との間の空間に位置しない第2姿勢と、の間で移動可能なストッパー、を備えており、
第1の状態では、前記ストッパーが第1姿勢にあり、第1取付ベースは第2取付ベースに対して、ストッパーによって制限された第1の可動ストロークを備えていると共に、第1取付ベースは垂直状の取付プレートに対する上下動が許容されており、
第2の状態では、前記ストッパーが第2姿勢にあり、第1取付ベースは第2取付ベースに対して、前記第1の可動ストロークよりも大きい第2の可動ストロークを備えていると共に、第1取付ベースは垂直状の取付プレートに対する上下動が規制されている、
プリント基板加工装置、である。
典型的には、前記第1のタイプの加工はインクリメンタル加工であり、前記第2のタイプの加工はアブソリュート加工である。
前記第2取付ベースには、筒状部の挿通を許容する開口が形成されており、
前記ストッパーは、筒状部の外周面から突出した第1姿勢と外周面と面一の第2姿勢との間で移動可能である。
この態様では、筒状部は、ストッパーのハウジングを構成している。
操作体が第1の方向に移動することで、前記ストッパーが第1姿勢となり、操作体が第2の方向に移動することで、前記ストッパーが第2姿勢となる。
カムプレートとストッパーとは、カムプレートが第1の方向に回動した時に、ストッパーが筒状部の外周面から突出した第1姿勢となり、カムプレートが第2の方向に回動した時に、ストッパーが筒状部の外周面と面一である第2姿勢となるように構成されている。
なお、第1取付ベースの下面と第2取付ベースの上面との間で出没可能なストッパーの移動手段はカムを用いたものに限定されない。例えば、アクチュエータによってストッパーを直接出没させてもよい。ストッパーの移動方向は水平方向には限定されず、上方の第2姿勢(退避姿勢)から下動することで、第1取付ベースの下面と第2取付ベースの上面との間に突出する第1姿勢となってもよい。
操作体が第1の方向に移動した時には、操作体と被当接部が離間しており、第1取付ベースの上動が許容されており、
操作体が第2の方向に移動した時には、操作体と被当接部が当接しており、第1取付ベースの上動が規制されている。
例えば、複数のストッパーが筒状部の外周面から突出するようになっており、各ストッパーの高さ位置を異ならしめることで、第1の可動ストロークを選択可能としてもよい。
Claims (7)
- プリント基板加工装置はXY方向に水平移動可能でZ方向に上下動可能な加工機構を備えており、前記加工機構は、
垂直状の取付プレートに設けられ、スピンドルが装着される第1取付ベースと、
第1取付ベースの下方に設けられ、プレッシャーフットが装着される第2取付ベースと、
を備え、
第1取付ベースと第2取付ベースは接離可能に支持されており、
第2取付ベースには、スピンドルの下方部位の挿通を許容する開口が形成されており、
第1取付ベースには第1のタイプの加工を行う第1の状態と、第2のタイプの加工を行う第2の状態と、を切り換える切換機構が設けてあり、
前記切換機構は、
第1取付ベースの下面と第2取付ベースの上面との間の空間に位置する第1姿勢と、第1取付ベースの下面と第2取付ベースの上面との間の空間に位置しない第2姿勢と、の間で移動可能なストッパー、を備えており、
第1の状態では、前記ストッパーが第1姿勢にあり、第1取付ベースは第2取付ベースに対して、ストッパーによって制限された第1の可動ストロークを備えていると共に、第1取付ベースは垂直状の取付プレートに対する上下動が許容されており、
第2の状態では、前記ストッパーが第2姿勢にあり、第1取付ベースは第2取付ベースに対して、前記第1の可動ストロークよりも大きい第2の可動ストロークを備えていると共に、第1取付ベースは垂直状の取付プレートに対する上下動が規制されている、
プリント基板加工装置。 - 前記第1取付ベースの下面には、スピンドルの下方部位が挿通されている筒状部が設けてあり、
前記第2取付ベースには、筒状部の挿通を許容する開口が形成されており、
前記ストッパーは、筒状部の外周面から突出した第1姿勢と外周面と面一の第2姿勢との間で移動可能である、請求項1に記載のプリント基板加工装置。 - 前記切換機構は、
第1の方向と第2の方向に往復動可能な操作体を備え、
操作体が第1の方向に移動することで、前記ストッパーが第1姿勢となり、操作体が第2の方向に移動することで、前記ストッパーが第2姿勢となる、請求項1、2いずれか1項に記載のプリント基板加工装置。 - 前記切換機構は、
操作体の移動に連動して第1の方向と第2の方向に回動するカムプレートを備え、
カムプレートとストッパーとは、カムプレートが第1の方向に回動した時に、ストッパーが筒状部の外周面から突出した第1姿勢となり、カムプレートが第2の方向に回動した時に、ストッパーが筒状部の外周面と面一である第2姿勢となるように構成されている、
請求項3に記載のプリント基板加工装置。 - 垂直状の取付プレートには、前記操作体に当接可能な被当接部が設けてあり、
操作体が第1の方向に移動した時には、操作体と被当接部が離間しており、第1取付ベースの上動が許容されており、
操作体が第2の方向に移動した時には、操作体と被当接部が当接しており、第1取付ベースの上動が規制されている、
請求項3、4いずれか1項に記載のプリント基板加工装置。 - 前記操作体は、アクチュエータによって往復動するようになっている、請求項3〜5いずれか1項に記載のプリント基板加工装置。
- ストッパーの高さ位置を異ならしめることで、第1の可動ストロークが選択可能である、
請求項1〜6いずれか1項に記載のプリント基板加工装置。
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JP2013224803A JP6244167B2 (ja) | 2013-10-29 | 2013-10-29 | プリント基板加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013224803A JP6244167B2 (ja) | 2013-10-29 | 2013-10-29 | プリント基板加工装置 |
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