JP6243867B2 - 工程管理システム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ICタグを備えたジョブカードを用いて製品の工程管理を行う工程管理システム及び方法に関する。
ICタグを用いた工程管理方法として、製造すべき製品の材料に非接触型ICタグを取り付け、このICタグから材料情報を得て製造の工程管理を行う方法が知られている。
例えば、特許文献1には、非接触ICタグが製品の材料に取付けられ、信号送受信用のアンテナと、質問器からの信号を受信して応答する信号を質問器に送信する回路とを備えており、この質問器から発せられた質問信号を受信し、非接触ICタグからの応答信号に基づき材料の材料情報を得、この材料情報に基づき工程管理を行う工程管理方法が記載されている。
また、製造する製品自体にICタグを装着し、このICタグから工程情報や製品情報を得て製造の工程管理を行う方法も知られている。
例えば、特許文献2には、金型を構成する各金型部品にRFIDタグを付加する金型管理システムが記載されている。
特許文献3には、単結晶インゴットに無線ICタグを付けた後、無線ICタグへの単結晶インゴットのデータの書き込み、及び無線ICタグからのデータの読み出しを行うことによって、単結晶インゴットの工程管理を行う管理方法が記載されている。
特許文献4には、非接触ICタグを貼り付けた部材を保管部に多数保管し、呼び出し信号を受信、応答することで該当部材を集荷し、集荷した部材の非接触ICタグに加工情報を書き込み、次に該当部材を切断して非接触ICタグを貼り付けた側の加工用部材と残り部材とに分離すると共に加工用部材に加工を施し、切断、加工後に加工用部材に貼り付けてある非接触ICタグに加工後の材料情報を書き込むと共に、残り部材に新たにICタグ貼り付けて加工後の材料情報を書き込む部材加工情報管理方法が記載されている。
特開2003−271216号公報 特開2003−050614号公報 特開2005−197387号公報 特開2005−215799号公報
しかしながら、上述した特許文献1〜4に記載されたいずれの工程管理方法においても、ICタグは、そのICタグを固着した材料又は製品に関しての情報を読出すため及び/又は工程情報を記憶するためのみに用いられており、ICタグを、各工程自体の制御に直接的に用いることは全く行われていなかった。
従って本発明の目的は、ICタグを備えたジョブカードを工程制御に直接的に用いることにより、信頼性の高い工程管理を容易にかつ確実に行うことができる新規な構成の工程管理システム及び方法を提供することにある。
本発明によれば、工程管理システムは、処理対象物品毎に用意されICタグを備えたジョブカードと、処理対象物品を処理する複数の処理装置に対応してそれぞれ設けられており、ジョブカードが検知領域内にある際にこのジョブカードと通信可能な複数の端末とを備えている。複数の端末の各々は、ジョブカードがその端末の検知領域内に配置された場合にその端末に対応する処理装置に処理作業を開始させ、ジョブカードがその端末の検知領域内から除去された場合にその端末に対応する処理装置に処理作業を終了させるように構成されている。
端末は、ジョブカードがICタグ検知領域内に配置された場合(検知領域内に設けられたカード収容部に挿入された場合)にその端末に対応する処理装置に処理対象物品の処理作業を開始させ、ジョブカードがICタグ検知領域内から除去された場合(検知領域内に設けられたカード収容部から抜出された場合)にその端末に対応する処理装置に処理対象物品の処理作業を終了させる。このように、処理対象物品に対応するジョブカードの検知領域内への挿入及び抜出が認識されてその端末の処理装置によるその処理対象物品の処理作業の開始及び終了が自動的に制御されるため、処理作業開始及び終了の入力作業が不要となり、省力化が図れることのみならず、誤りのない信頼性の高い工程管理を行うことができる。また、処理作業の開始及び終了がジョブカードの挿入及び抜出によって直ちに制御されるため、実際の処理作業とシステムのその処理作業に関する認識との時間的なずれが発生せず、システムはリアルタイムで作業管理を行うことができる。
複数の端末と通信可能に構成されたサーバをさらに備えており、これら複数の端末の各々は、処理作業を開始する際にジョブカードに対応する処理対象物品を示す物品識別情報をサーバに送信し、送信した物品識別情報に基づいてその処理対象物品に関連する物品情報をサーバから取得するように構成されていることが好ましい。
この場合、複数の端末の各々はその端末に対応する処理装置の工程種別を表す工程種別情報と処理開始時刻とを含む処理開始情報をサーバに送信し、サーバは受信した処理開始情報に応じて処理対象物品の処理作業状況を把握するように構成されていることがより好ましい。これにより、サーバはどの物品に対してどのような処理作業が開始したかを確実に認識することができる。
複数の端末と通信可能に構成されたサーバをさらに備えており、これら複数の端末の各々はその端末に対応する処理装置の工程種別を表す工程種別情報と処理終了時刻とを含む処理終了情報をサーバに送信し、サーバは受信した処理終了情報に応じて処理対象物品の処理作業状況を把握するように構成されていることも好ましい。これにより、サーバはどの物品に対してどのような処理作業が終了したかを確実に認識することができる。また、処理開始時刻と処理終了時刻とを知ることにより、その処理作業の所要時間を把握することができる。
端末は、ジョブカードがその端末の検知領域内に配置されてから所定時間経過後にその端末に対応する処理装置に処理作業を開始させ、ジョブカードがその端末の検知領域内から除去されてから所定時間経過後にその端末に対応する処理装置に処理対象物品の処理作業を終了させるように構成されていることも好ましい。これにより、誤ってジョブカードを挿入して読ませてしまった場合にそのジョブカードを抜出して回復操作を行うこと、又は誤ってジョブカードを抜出してしまった場合にそのジョブカードを再度挿入して回復操作を行うことが可能となり、誤操作に基づくシステムの誤動作を効果的に防止することができる。
端末は、処理作業の中断指示がありかつジョブカードがその端末の検知領域内から除去された場合に処理作業を中断し、中断後にジョブカードがその端末の検知領域内に配置された場合に処理作業を再開するように構成されていることも好ましい。
端末は、処理作業の中断指示がありかつジョブカードがその端末の検知領域内から除去された場合に処理作業を中断し、中断後にその端末の再開指示ボタンが操作された場合に処理作業を再開するように構成されていることも好ましい。
この場合、再開指示ボタンの操作によりその端末に対応する処理装置の処理作業を再開した後、その端末の終了ボタンが操作された場合に処理作業を終了するように構成されていることがより好ましい。
端末は、処理作業の一時停止中又は中断中に、他の処理対象物品のジョブカードがこの端末の検知領域内に配置された場合は他の処理対象物品に対してこの端末に対応する処理装置による割込処理作業を開始するように構成されていることも好ましい。
端末は、処理作業の継続指示がありかつジョブカードがその端末の検知領域内から除去された場合にその処理作業を継続し、処理作業の継続中にその端末の終了ボタンが操作された場合にその処理作業を終了するように構成されていることも好ましい。
この場合、処理作業の継続中に、ジョブカードが他の端末の検知領域内に配置された場合はこの他の端末に対応する処理装置による処理作業を開始するように構成されていることがより好ましい。
端末は、処理作業の継続中に、その端末の中断ボタンが操作された場合にその処理作業を中断し、処理作業の継続中断中に、その端末の再開ボタンが操作された場合に中断した処理作業を再開するように構成されていることも好ましい。
本発明によれば、さらに、工程管理方法は、処理対象物品毎に用意されICタグを備えたジョブカードが端末の検知領域内に配置された場合にその端末に対応する処理装置による処理対象物品の処理作業を開始させ、ジョブカードがその端末の検知領域内から除去された場合に処理装置による処理対象物品の処理作業を終了させる。
ジョブカードがICタグ検知領域内に配置された場合(検知領域内に設けられたカード収容部に挿入された場合)にその端末に対応する処理装置に処理対象物品の処理作業を開始させ、ジョブカードがICタグ検知領域内から除去された場合(検知領域内に設けられたカード収容部から抜出された場合)にその端末に対応する処理装置に処理対象物品の処理作業を終了させる。処理対象物品に対応するジョブカードの検知領域内への挿入及び抜出が認識されてその端末の処理装置によるその処理対象物品の処理作業の開始及び終了が自動的に制御されるため、処理作業開始及び終了の入力作業が不要となり、省力化が図れることのみならず、誤りのない信頼性の高い工程管理を行うことができる。また、処理作業の開始及び終了がジョブカードの挿入及び抜出によって直ちに制御されるため、実際の処理作業とシステムのその処理作業に関する認識との時間的なずれが発生せず、システムはリアルタイムで作業管理を行うことができる。
処理作業を開始する際にジョブカードに対応する処理対象物品を示す物品識別情報をサーバに送信し、送信した物品識別情報に基づいてその処理対象物品に関連する情報をサーバから取得することが好ましい。
この場合、端末に対応する処理装置の工程種別を表す工程種別情報と処理開始時刻とを含む処理開始情報をサーバに送信し、サーバは受信した処理開始情報に応じて処理対象物品の処理作業状況を把握することがより好ましい。これにより、サーバはどの物品に対してどのような処理作業が開始されたかを確実に認識することができる。
端末の工程種別を表す工程種別情報と処理終了時刻とを含む処理終了情報をサーバに送信し、サーバは受信した処理終了情報に応じて処理対象物品の処理作業状況を把握することも好ましい。これにより、サーバはどの物品に対してどのような処理作業が終了したかを確実に認識することができる。また、処理開始時刻と処理終了時刻とを知ることにより、その処理作業の所要時間を把握することができる。
ジョブカードが端末の検知領域内に配置されてから所定時間経過後にその端末に対応する処理装置に処理作業を開始させ、ジョブカードが端末の検知領域内から除去されてから所定時間経過後にその端末に対応する処理装置に処理作業を終了させることも好ましい。これにより、誤ってジョブカードを挿入して読ませてしまった場合にそのジョブカードを抜出して回復操作を行うこと、又は誤ってジョブカードを抜出してしまった場合にそのジョブカードを再度挿入して回復操作を行うことが可能となり、誤操作に基づくシステムの誤動作を効果的に防止することができる。
処理作業の中断指示がありかつジョブカードがその端末の検知領域内から除去された場合に処理作業を中断し、中断後にジョブカードがその端末の検知領域内に配置された場合に処理作業を再開することも好ましい。
処理作業の中断指示がありかつジョブカードがその端末の検知領域内から除去された場合に処理作業を中断し、中断後にその端末の再開指示ボタンが操作された場合に処理作業を再開することも好ましい。
この場合、再開指示ボタンの操作によりその端末に対応する処理装置の処理作業を再開した後、その端末の終了ボタンが操作された場合に処理作業を終了することがより好ましい。
処理作業の一時停止中又は中断中に、他の処理対象物品のジョブカードがこの端末の検知領域内に配置された場合は他の処理対象物品に対してこの端末に対応する処理装置による割込処理作業を開始することも好ましい。
処理作業の継続指示がありかつジョブカードがその端末の検知領域内から除去された場合に処理作業を継続し、この処理作業の継続中にその端末の終了ボタンが操作された場合に処理作業を終了することも好ましい。
この場合、処理作業の継続中に、そのジョブカードが他の端末の検知領域内に配置された場合はこの他の端末に対応する処理装置による処理作業を開始することがより好ましい。
処理作業の継続中に、その端末の中断ボタンが操作された場合に処理作業を中断し、処理作業の継続中断中に、その端末の再開ボタンが操作された場合に中断した処理作業を再開することも好ましい。
本発明によれば、処理対象物品に対応するジョブカードの検知領域内への挿入及び抜出が認識されてその端末の処理装置によるその処理対象物品の処理作業の開始及び終了が自動的に制御されるため、処理作業開始及び終了の入力作業が不要となり、省力化が図れることのみならず、誤りのない信頼性の高い工程管理を行うことができる。また、処理作業の開始及び終了がジョブカードの挿入及び抜出によって直ちに制御されるため、実際の処理作業とシステムのその処理作業に関する認識との時間的なずれが発生せず、システムはリアルタイムで作業管理を行うことができる。
本発明の工程管理システムの第1の実施形態における構成を概略的に示すブロック図である。 図1の実施形態におけるタブレット端末の処理動作の流れを概略的に示すフローチャートである。 図1の実施形態におけるタブレット端末の処理動作を概略的に説明する図である。 図1の実施形態におけるジョブカードの読み取り処理動作の流れを概略的に示すフローチャートである。 図1の実施形態におけるジョブカードの操作パターンを説明する図である。 図1の実施形態におけるジョブカードの表面の記載例を示す図である。 図1の実施形態においてタブレット端末のディスプレイに表示される画面の一例を示す図である。 図1の実施形態においてタブレット端末のディスプレイに表示される画面の一例を示す図である。 図1の実施形態においてタブレット端末のディスプレイに表示される画面の一例を示す図である。 図1の実施形態においてタブレット端末のディスプレイに表示される画面の一例を示す図である。 図1の実施形態においてタブレット端末のディスプレイに表示される画面の一例を示す図である。 図1の実施形態においてタブレット端末のディスプレイに表示される画面の一例を示す図である。 図1の実施形態においてタブレット端末のディスプレイに表示される画面の一例を示す図である。 図1の実施形態においてタブレット端末のディスプレイに表示される画面の一例を示す図である。 本発明の工程管理システムの第2の実施形態におけるジョブカードの操作パターンを説明する図である。 図15の実施形態におけるタブレット端末の処理動作の一例の一部の流れを概略的に示すフローチャートである。 図15の実施形態におけるタブレット端末の処理動作の他の例の一部の流れを概略的に示すフローチャートである。 本発明の工程管理システムの第3の実施形態におけるジョブカードの操作パターンを説明する図である。 図17の実施形態におけるタブレット端末の処理動作の一部の流れを概略的に示すフローチャートである。 本発明の工程管理システムの第4の実施形態におけるジョブカードの操作パターンを説明する図である。 図19の実施形態におけるタブレット端末の処理動作の一部の流れを概略的に示すフローチャートである。 本発明の工程管理システムの第5の実施形態におけるジョブカードの操作パターンを説明する図である。 図21の実施形態におけるタブレット端末の処理動作の一部の流れを概略的に示すフローチャートである。
図1は本発明の工程管理システムの第1の実施形態における構成を概略的に示している。本実施形態は、印刷及び製本工場における加工工程の工程管理システムに関するものであり、この加工工程を実施する前に図示されていない印刷工程等が実施され、これによって得られた刷本がこの加工工程において加工されるように構成されている。
同図において、10a〜10eは被加工物品(本発明の処理対象物品に対応する)13a〜13eに対して種々の加工処理又は検査処理をそれぞれ行う加工装置、11a〜11eは加工装置10a〜10eに対応してそれぞれ設けられたタブレット端末(本発明の端末に対応する)、12はタブレット端末11a〜11eに通信可能に接続された基幹サーバ(本発明のサーバに対応する)、13fは加工工程が完了し完成した被加工物品、14a〜14eは被加工物品13a〜13e毎に用意されておりICタグを備えたジョブカードをそれぞれ示している。
本実施形態の加工装置10a〜10eは、印刷工程の後に一般的に実施される種々の加工処理、例えば断裁加工、抜き加工、及びPP貼り加工等の加工処理、折り加工等の加工処理、綴じ加工等の加工処理、紙器制袋加工等の加工処理、並びに検査処理を行うための公知の構成の装置である。
タブレット端末11a〜11eは、表示及び入力を行うタッチパネル式ディスプレイを有すると共にICタグの内蔵式又は外付け式のICカードリーダを有するコンピュータ端末であり、加工装置10a〜10e毎に対応してそれらの近傍にそれぞれ設けられている。これらタブレット端末11a〜11eは、無線LAN若しくは有線LAN又はその他の回線により基幹サーバ12に接続されている。
基幹サーバ12は、ディスプレイ及び種々の情報を記憶するデータベースを有するコンピュータであり、そのデータベースには、大工程、中工程、設備名(例えば、中綴1号機、断裁1号機等)及び設備コード等を記憶する設備マスタ、社員コード及び社員名等を記憶する社員マスタ、処理作業開始及び終了ログを記憶する作業開始終了ログテーブル、並びに受注情報及び工程管理情報等を記憶する種々のテーブルが設けられている。
本実施形態において、被加工物品13aは印刷工程によって得られた刷本であり、被加工物品13bは刷本を断裁加工、抜き加工及びPP貼り加工して得られた物品、被加工物品13cはこの物品を折り加工して得られた物品、被加工物品13dはこの物品を綴じ加工して得られた物品、被加工物品13eはこの物品を紙器制袋加工して得られた物品、被加工物品13fはこの物品を検査して得られた完成した被加工物品をそれぞれ示している。
ジョブカード14a〜14eは、非接触式のICタグ(RFIDタグ)を内蔵するICカードであり、被加工物品13a〜13eにそれぞれ1対1に対応して用意されている。各ICタグには、被加工物品13a〜13eをそれぞれ識別するための識別コードが記憶されている。これらジョブカード14a〜14eの表面には、被加工物品13a〜13eに関する種々の情報、例えば受注番号、部品番号、タイトル/品名、品種、シート/部品名、通し数、部数、納期等が記載されている。図6は本実施形態におけるジョブカード14aの表面の記載例を示している。
図2は本実施形態におけるタブレット端末の処理動作の流れを概略的に示しており、図3はその処理動作を概略的に示している。加工装置10a〜10eには、それぞれの加工処理を実施すべき被加工物品13a〜13eがあらかじめセットされているものとする。ただし、以下、加工装置10a及びそのタブレット端末11aにおける処理動作を説明する。
図2及び図3に示すように、タブレット端末11aの電源がオンとなると、プログラムが起動し、基幹サーバ12のデータベースの設備マスタに記憶されている内容に基づいて機器のID設定が行われた後、タブレット端末11aのディスプレイにはジョブ管理画面が表示される(ステップS1)。ジョブ管理画面では、最初に、この加工装置10aの操作者の社員証の提示が要求される(ステップS2)。
操作者が社員証を提示しその社員コードを例えばICカードリーダ、磁気カードリーダ、バーコードリーダ又は2次元コードリーダ等を介して読み取らせると、タブレット端末11aは読み取った社員コードを基幹サーバ12に送信し、そのデータベースの社員マスタから社員名等を取得し(ステップS3)、取得した社員名、社員コード等をディスプレイに表示する(ステップS4)。処理作業の開始時には、このように操作者の社員証を要求し、その作業処理の担当者を確認して明確にする。前回の処理作業における作業担当者は記憶されており、初期表示される。また、作業担当者が交代した際も社員証の提示及び確認が行われる。図7はこの場合にタブレット端末11aのディスプレイに表示される画面の一例を示している。
なお、基幹サーバ12との接続に例えばオフライン等によってエラーが生じて接続できない場合は、ディスプレイには社員コードのみが表示され、社員名はブランクか又は不明となる。図8はこの場合にタブレット端末11aのディスプレイに表示される画面の一例を示している。
次いで、タブレット端末11aは、そのICタグ検知領域内にジョブカード14aが配置されたか否かを繰り返して判別する(ステップS5)。タブレット端末11aのICタグ検知領域内には、ジョブカード14aが図示しないカード収容部が設けられており、ステップS5では、このカード収容部にジョブカード14aが挿入されたか否かが判別される。カード収容部は、透明な表面板を有するジョブカードを抜き挿し可能なカードケースであり、このカードケースはタブレット端末11aの内蔵式又は外付け式のICカードリーダの近傍に固着されている。
ジョブカード14aがこのタブレット端末11aのカード収容部に挿入されたと判別された場合(YESの場合)、このジョブカード14aに対応する被加工物品13aの加工装置10aにおける加工処理が開始される(ステップS6)。その際に、まず、ジョブカード14aから読み取った例えば受注番号、シート、部品番号等の被加工物品13aの識別コード(本発明の物品識別情報に対応する)が基幹サーバ12に送信され、その識別コードに基づいて、基幹サーバ12のデータベースから被加工物品13aの物品情報、例えば物品名、受注名等が取得され(ステップS7)、取得された物品名、受注名等の物品情報と、処理作業開始時刻とがディスプレイに表示される(ステップS8)。図9はこの場合にタブレット端末11aのディスプレイに表示される画面の一例を示している。
タブレット端末11aは、この処理作業開始の際に、被加工物品13aの識別コード(受注番号、シート、部品番号等)と、処理開始情報(処理開始時刻、工程種別情報等)とを基幹サーバ12に送信し(ステップS9)、これにより基幹サーバ12上のその被加工物品13aの処理作業状況が「処理作業開始」に更新される。
なお、基幹サーバ12との接続に例えばオフライン等によってエラーが生じて接続できない場合は、ディスプレイにはジョブカード14aから読み取った情報のみが表示される。即ち、社員コード及び受注番号のみが表示され、その他の情報はブランクとなる。図10はこの場合にタブレット端末11aのディスプレイに表示される画面の一例を示している。基幹サーバ12と接続できない場合であっても、バックグラウンド処理により基幹サーバ12と接続を繰り返し再試行しており、接続できた状態でこれらの情報は自動的に基幹サーバ12に送信される。
その後、タブレット端末11aは、そのICタグ検知領域内からジョブカード14aが除去されたか(ジョブカード14aがICタグ検知領域内に設けられた図示しないカード収容部から抜出されたか)否かを繰り返して判別する(ステップS10)。
ジョブカード14aがこのタブレット端末11aから抜出されたと判別した場合(YESの場合)、このジョブカード14aに対応する被加工物品13aの加工装置10aにおける加工処理が終了される(ステップS11)。
タブレット端末11aは、この処理作業終了の際に、被加工物品13aの識別コード(受注番号、シート、部品番号等)と、処理終了情報(処理終了時刻、工程種別情報等)とを基幹サーバ12に送信し(ステップS12)、これにより基幹サーバ12上のその被加工物品13aの処理作業状況が「処理作業終了」に更新される。
基幹サーバ12との接続に例えばオフライン等によってエラーが生じて接続できない場合は、これらの情報を基幹サーバ12に送信することができない。この場合も、バックグラウンド処理により基幹サーバ12と接続を繰り返し再試行しており、接続できた状態でこれらの情報は自動的に基幹サーバ12に送信される。
次いで、タブレット端末11aは、処理作業終了時の工程付加情報の入力を要するか否か判別する(ステップS13)。工程付加情報の入力要否は作業種別毎にあらかじめ設定されており、入力不要と判別された場合(NOの場合)は、図11に示すような処理終了を知らせる「JOBが終了しました」がディスプレイに表示され(ステップS14)、次いで、初期状態(作業準備完了状態)にリセットした画面がディスプレイに表示される(ステップS15)。
ステップS13において、工程付加情報について入力要と判別された場合(YESの場合)は、図12〜図14に示すような工程付加情報が入力され(ステップS16)、その後、初期状態(作業準備完了状態)にリセットした画面がディスプレイに表示される(ステップS15)。
次いで、この加工装置10aにおける全ての処理作業が終了したか否かが判別され(ステップS17)、終了していないと判別された場合(NOの場合)は、ステップS5に戻り、ステップS5〜S17における処理作業を繰り返す。全ての処理作業が終了したと判別された場合(YESの場合)は、この加工装置10aにおける被加工物品13aの処理を終了する。
なお、以上の動作は、他の加工装置10b〜10e及びタブレット端末11b〜11eにおいても同様に行われる。
図4は本実施形態におけるジョブカードが挿入又は抜出された場合の読み取り処理動作の流れを概略的に示している。本実施形態では、ジョブカードがタブレット端末の検知領域内に配置された際に直ちに加工処理作業を開始させることなく所定時間経過後に開始させ、同様に、ジョブカードが端末の検知領域内から除去されてから所定時間経過後に加工処理作業を終了させている。以下、タブレット端末11a及びジョブカード14aについて、読み取り処理動作を説明する。
最初に、ジョブカード読み取りの初期化処理を行う。この初期化は、状況フラグをジョブ非実行中にリセットすると共に抜出遅延フラグをFALSEにセットする。
ジョブカード14aがタブレット端末11aのICタグ検知領域内に配置された場合(検知領域内に設けられたカード収容部に挿入された場合)、図4に示す処理動作が実行される。この処理動作では、まず、あらかじめ設定された時間(例えば5秒間)だけ処理を遅延し(ステップS20)、次いでジョブカード14aの読み取りを実行する(ステップS21)。
次いで、この読み取りが成功したか否かを判別する(ステップS22)。成功と判別した場合(YESの場合)は、5秒経過後もジョブカード14aがタブレット端末11aのカード収容部に挿入されていることを意味しており、抜出遅延フラグをFALSEにセットする(ステップS23)。次いで、状況フラグがジョブ実行中であるか否かを判別し(ステップS24)、実行中である場合(YESの場合)はジョブカード14aを誤って抜出したが5秒以内に再挿入した場合等であるため、無視してステップS20の処理へ戻り、実行中ではない場合(NOの場合)は処理作業を開始するためにジョブカード14aが挿入されたものと判断し、このジョブカード14aに対応する被加工物品13aの加工装置10aにおける加工処理作業が開始される(ステップS25)。このステップS25における処理が、図2のステップS6の処理に対応し、以後、図2のステップS7以降の処理作業が実施される。
一方、ステップS22において読み取りが成功しなかったと判別した場合(NOの場合)は、5秒経過後にはジョブカード14aがタブレット端末11aのカード収容部から抜出されていることを意味しており、抜出遅延フラグがTRUEであるか否かが判別される(ステップS26)。抜出遅延フラグがTRUEではないと判別した場合(NOの場合)は、状況フラグがジョブ実行中であるか否かを判別し(ステップS27)、実行中である場合(YESの場合)は、抜出遅延フラグをTRUEにセットして(ステップS28)ステップS20の処理へ戻り、実行中ではない場合(NOの場合)は、ジョブカード14aを誤って挿入したが5秒以内に抜出した場合等であるため、無視してジョブカード読み取りの初期化処理を行い(ステップS29)、この読み取り処理動作を終了する。なお、上述の初期化は、前述したように、状況フラグをジョブ非実行中にリセットすると共に抜出遅延フラグをFALSEにセットするものである。
ステップS26において抜出遅延フラグがTRUEではあると判別した場合(YESの場合)は、処理作業を終了するためにジョブカード14aを抜出したものと判断し、このジョブカード14aに対応する被加工物品13aの加工装置10aにおける加工処理作業が終了される(ステップS30)。このステップS30における処理が図2のステップS11の処理に対応し、以後、図2のステップS12以降の処理作業が実施される。
このような読み取り処理動作を行うことにより、誤ってジョブカード14aを挿入して読ませてしまった場合にそのジョブカード14aを抜出して回復操作を行うこと、又は誤ってジョブカード14aを抜出してしまった場合にそのジョブカード14aを再度挿入して回復操作を行うことが可能となり、誤操作に基づくシステムの誤動作を効果的に防止することができる。
他のタブレット端末11b〜11e及びジョブカード14b〜14eについても同様の動作が行われる。
なお、本実施形態におけるジョブカードの操作パターンは、図5に示すように、ジョブカードを挿入した際に加工装置による処理作業を開始し、ジョブカードを抜出した際に加工装置による処理作業を終了するという基本操作パターンである。
以上詳細に説明したように本実施形態によれば、被加工物品13a〜13eにそれぞれ対応するジョブカード14a〜14eが検知領域内へ挿入及び抜出されたことが認識されて、タブレット端末11a〜11eに対応する加工装置10a〜10eによる被加工物品13a〜13eの処理作業の開始及び終了が自動的に制御されるため、処理作業開始及び終了の入力作業が不要となり、省力化が図れることのみならず、誤りのない信頼性の高い工程管理を行うことができる。また、処理作業の開始及び終了がジョブカード14a〜14eの挿入及び抜出によって直ちに制御されるため、実際の処理作業とシステムのその処理作業に関する認識との時間的なずれが発生せず、システムはリアルタイムで作業管理を行うことができる。しかも、タブレット端末11a〜11eが対応する加工装置10a〜10e工程種別を表す工程種別情報と処理開始時刻とを含む処理開始情報並びに工程種別を表す工程種別情報と処理終了時刻とを含む処理終了情報を基幹サーバ12に送信し、基幹サーバ12は受信した処理開始情報及び処理終了情報に応じて被加工物品13a〜13eの処理作業状況を把握するように構成されているので、基幹サーバ12は、どの物品に対してどのような処理作業が開始したか及び終了したかを確実に認識することができる。また、基幹サーバ12は、処理開始時刻と処理終了時刻とを知ることにより、その処理作業の所要時間を把握することができる。さらに、所定時間遅延させた読み取り処理動作を行うことにより、誤ってジョブカード14a〜14eを挿入して読ませてしまった場合にそのジョブカード14a〜14eを抜出して回復操作を行うこと、又は誤ってジョブカード14a〜14eを抜出してしまった場合にそのジョブカード14a〜14eを再度挿入して回復操作を行うことが可能となり、誤操作に基づくシステムの誤動作を効果的に防止することができる。
図15は本発明の工程管理システムの第2の実施形態におけるジョブカードの操作パターンを説明しており、図16a及び図16bは本実施形態におけるタブレット端末の処理動作の一部の流れを概略的に示している。なお、本実施形態における工程管理システムの構成及び動作は以下に述べる操作パターンを除いて第1の実施形態の場合と同様である。
本実施形態におけるジョブカードの操作パターンは、図15に示すように、ジョブカードを挿入した際に加工装置による処理作業を開始し、タブレット端末の中断ボタンを押してジョブカードを抜出した際に加工装置による処理作業を中断し、その後、ジョブカードを挿入した際に加工装置による処理作業を中断箇所から再開するという処理作業中断/再開操作パターンである。昼休み、休憩又は日勤/夜勤のシフト交代等により処理作業が中断している間は、それをシステムに伝え、再開時は中断箇所から作業が実施される。再開後は、ジョブカードを抜出した際に加工装置による処理作業を終了する。タブレット端末の再開ボタンを押して処理作業を中断箇所から再開しても良い。この場合は、タブレット端末の終了ボタンを押して加工装置による処理作業を終了する。
以下、加工装置10a及びそのタブレット端末11aにおける処理動作について説明する。
ジョブカード14aの挿入によって中断を再開する態様の場合は、図16aに示すように、図2のステップS9の後に、タブレット端末10aの中断ボタンが操作されたか否かを判別する(ステップS30)。中断ボタンが操作されていないと判別した場合(NOの場合)は、図2のステップS10へ進み、既に述べた処理を行う。中断ボタンが操作されたと判別した場合(YESの場合)は、タブレット端末11aは、そのICタグ検知領域内からジョブカード14aが除去されたか(ジョブカード14aがICタグ検知領域内に設けられた図示しないカード収容部から抜出されたか)否かを繰り返して判別する(ステップS31)。
ジョブカード14aがこのタブレット端末11aから抜出されたと判別した場合(YESの場合)、このジョブカード14aに対応する被加工物品13aの加工装置10aにおける処理作業を中断する(ステップS32)。次いで、この処理作業中断に関する情報(例えば、中断時刻、中断時の処理作業箇所等)をタブレット端末11aのディスプレイに表示し(ステップS33)、中断ログ及び処理作業ログをタブレット端末11a内のデータベースに保存する(ステップS34)。なお、これら中断ログ及び処理作業ログを基幹サーバ12に送信して表示及び記憶させるように構成しても良い。
その後、タブレット端末11aは、そのICタグ検知領域内にジョブカード14aが配置されたか(ジョブカード14aがICタグ検知領域内に設けられた図示しないカード収容部に挿入されたか)否かを繰り返して判別する(ステップS35)。
ジョブカード14aがこのタブレット端末11aのカード収容部に挿入されたと判別された場合(YESの場合)、このジョブカード14aに対応する被加工物品13aの加工装置10aにおける加工処理作業が中断した箇所から再開される(ステップS36)。中断が再開した際に、タブレット端末11a内のデータベースに保存されていた中断ログ及び処理作業ログが削除される。その後、図2のステップS10へ進み、前述したように、ICタグ検知領域内からジョブカード14aが除去されたか(ジョブカード14aがICタグ検知領域内に設けられた図示しないカード収容部から抜出されたか)否かの判別が行われる。
タブレット端末10aの再開ボタンの操作によって中断を再開する態様の場合は、図16bに示すように、図2のステップS9の後に、タブレット端末10aの中断ボタンが操作されたか否かを判別する(ステップS30)。中断ボタンが操作されていないと判別した場合(NOの場合)は、図2のステップS10へ進み、既に述べた処理を行う。中断ボタンが操作されたと判別した場合(YESの場合)は、タブレット端末11aは、そのICタグ検知領域内からジョブカード14aが除去されたか(ジョブカード14aがICタグ検知領域内に設けられた図示しないカード収容部から抜出されたか)否かを繰り返して判別する(ステップS31)。
ジョブカード14aがこのタブレット端末11aから抜出されたと判別した場合(YESの場合)、このジョブカード14aに対応する被加工物品13aの加工装置10aにおける処理作業を中断する(ステップS32)。次いで、この処理作業中断に関する情報(例えば、中断時刻、中断時の処理作業箇所等)をタブレット端末11aのディスプレイに表示し(ステップS33)、中断ログ及び処理作業ログをタブレット端末11a内のデータベースに保存する(ステップS34)。なお、これら中断ログ及び処理作業ログを基幹サーバ12に送信して表示及び記憶させるように構成しても良い。
その後、タブレット端末11aの再開ボタンが操作されたか否かを繰り返して判別する(ステップS37)。再開ボタンが操作されたと判別された場合(YESの場合)、被加工物品13aの加工装置10aにおける加工処理作業が中断した箇所から再開される(ステップS38)。中断が再開した際に、タブレット端末11a内のデータベースに保存されていた中断ログ及び処理作業ログが削除される。次いで、終了ボタンが操作されたか否かを繰り返して判別する(ステップS39)。終了ボタンが操作されたと判別された場合(YESの場合)、図2のステップS11へ進み、前述したように、処理作業が終了する。
なお、以上の動作は、他の加工装置10b〜10e及びタブレット端末11b〜11eにおいても同様に行われる。
以上詳細に説明したように本実施形態によれば、特に、昼休み、休憩又は日勤/夜勤のシフト交代等により処理作業が中断している間は、その中断をシステム側が把握でき、再開時は中断箇所から作業が実施されるので、作業の中断があっても、誤りのない信頼性の高い工程管理を行うことができる。本実施形態におけるその他の作用効果は第1の実施形態の場合と同様である。
図17は本発明の工程管理システムの第3の実施形態におけるジョブカードの操作パターンを説明しており、図18は本実施形態におけるタブレット端末の処理動作の一部の流れを概略的に示している。なお、本実施形態における工程管理システムの構成及び動作は以下に述べる操作パターンを除いて第1の実施形態の場合と同様である。
本実施形態におけるジョブカードの操作パターンは、図17に示すように、ジョブカードを挿入した際に加工装置による処理作業を開始し、ジョブカードを抜出した際にこの加工装置による処理作業の一時終了又は中断している間に、他の被加工物品のジョブカードが挿入された際にこの他の被加工物品に対してこのタブレット端末に対応する加工装置による処理作業を割込して開始するという処理作業割込操作パターンである。他の緊急度の高い被加工物品についてこの加工装置に先に割り込ませて処理作業を行う場合にこの操作が実施される。
以下、加工装置10a及びそのタブレット端末11aにおける処理動作について説明する。
図18に示すように、図2のステップS9の後に、タブレット端末11aは、そのICタグ検知領域内から元のジョブカード14aが除去されたか(ジョブカード14aがICタグ検知領域内に設けられた図示しないカード収容部から抜出されたか)否かを繰り返して判別する(ステップS40)。
元のジョブカード14aがこのタブレット端末11aから抜出されたと判別した場合(YESの場合)、この元のジョブカード14aに対応する被加工物品13aの加工装置10aにおける処理作業を中断する(ステップS41)。次いで、この処理作業中断に関する情報(例えば、中断時刻、中断時の処理作業箇所等)をタブレット端末11aのディスプレイに表示し(ステップS42)、中断ログ及び処理作業ログをタブレット端末11a内のデータベースに保存する(ステップS43)。なお、これら中断ログ及び処理作業ログを基幹サーバ12に送信して表示及び記憶させるように構成しても良い。
その後、タブレット端末11aは、そのICタグ検知領域内に他のジョブカード、例えば緊急性の高い被加工物品13bに関するジョブカード14b、が配置されたか(ジョブカード14bがICタグ検知領域内に設けられた図示しないカード収容部に挿入されたか)否かを繰り返して判別する(ステップS44)。
他のジョブカード14bがこのタブレット端末11aのカード収容部に挿入されたと判別された場合(YESの場合)、この他のジョブカード14bに対応する他の被加工物品13bの加工装置10aにおける割込処理作業が開始される(ステップS45)。その後、タブレット端末11aは、そのICタグ検知領域内から他のジョブカード14bが除去されたか(ジョブカード14bがICタグ検知領域内に設けられた図示しないカード収容部から抜出されたか)否かを繰り返して判別する(ステップS46)。
他のジョブカード14bがこのタブレット端末11aから抜出されたと判別した場合(YESの場合)、この他のジョブカード14bに対応する他の被加工物品13bの加工装置10aにおける割込処理作業が終了される(ステップS47)。
次いで、タブレット端末11aは、そのICタグ検知領域内に元のジョブカード14aが配置されたか(ジョブカード14aがICタグ検知領域内に設けられた図示しないカード収容部に挿入されたか)否かを繰り返して判別する(ステップS48)。
元のジョブカード14aがこのタブレット端末11aのカード収容部に挿入されたと判別された場合(YESの場合)、この元のジョブカード14aに対応する元の被加工物品13bの加工装置10aにおける処理作業が中断した箇所から再開される(ステップS49)。中断が再開した際に、タブレット端末11a内のデータベースに保存されていた中断ログ及び処理作業ログが削除される。その後、図2のステップS10へ進み、前述したように、ICタグ検知領域内からジョブカード14aが除去されたか(ジョブカード14aがICタグ検知領域内に設けられた図示しないカード収容部から抜出されたか)否かの判別が行われる。
なお、以上の動作は、他の加工装置10b〜10e及びタブレット端末11b〜11eにおいても同様に行われる。
以上詳細に説明したように本実施形態によれば、特に、緊急度の高い他の被加工物品について加工装置に先に割り込ませて処理作業を行い、その後、元の被加工物品について中断した箇所から作業ができるので、このような割込処理作業があっても誤りのない信頼性の高い工程管理を行うことができる。本実施形態におけるその他の作用効果は第1の実施形態の場合と同様である。
図19は本発明の工程管理システムの第4の実施形態におけるジョブカードの操作パターンを説明しており、図20は本実施形態におけるタブレット端末の処理動作の一部の流れを概略的に示している。なお、本実施形態における工程管理システムの構成及び動作は以下に述べる操作パターンを除いて第1の実施形態の場合と同様である。
本実施形態におけるジョブカードの操作パターンは、図19に示すように、ジョブカードを挿入した際に加工装置による処理作業を開始し、その加工装置による工程処理作業中(終わる前)に、同じ被加工物品の一部に関して次の加工装置による工程処理作業を開始するという処理作業継続操作パターンである。ある工程での処理作業中に、その被加工物品の加工済みの一部を次の工程の加工装置で並行処理作業させる場合にこの操作が実施される。ジョブカードは基本的に被加工物品と1対1で対応しているため、同じ被加工物品を2つの工程で同時に処理することができない。このため、本実施形態では、ジョブカードを抜出した場合にも先行工程の作業処理を継続的に実行させるように制御している。次の工程に関しては、その抜出したジョブカードを用いて処理作業を開始できることは言うまでもない。
以下、先行工程が加工装置10a及びそのタブレット端末11aにおいて実施され、次の工程が加工装置10b及びそのタブレット端末11bにおいて実施される例についてその処理動作を説明する。
図20に示すように、図2のステップS9の後に、タブレット端末10aは、その継続ボタンが操作されたか否かを判別する(ステップS50)。継続ボタンが操作されていないと判別した場合(NOの場合)は、図2のステップS10へ進み、既に述べた処理を行う。継続ボタンが操作されたと判別した場合(YESの場合)は、タブレット端末11aは、そのICタグ検知領域内からジョブカード14aが除去されたか(ジョブカード14aがICタグ検知領域内に設けられた図示しないカード収容部から抜出されたか)否かを繰り返して判別する(ステップS51)。
継続ボタンが操作された場合は、ジョブカード14aがこのタブレット端末11aから抜出されたと判別した場合(YESの場合)も、このジョブカード14aに対応する被加工物品13aの加工装置10aにおける処理作業を継続する(ステップS52)。
その後、タブレット端末11aは、その終了ボタンが操作されたか否かを繰り返して判別する(ステップS53)。終了ボタンが操作されたと判別した場合は、被加工物品13aの加工装置10aにおける処理作業を終了し(ステップS54)、図2のステップS10へ進み、前述したように、ICタグ検知領域内からジョブカード14aが除去されたか(ジョブカード14aがICタグ検知領域内に設けられた図示しないカード収容部から抜出されたか)否かの判別が行われる。
本実施形態においては、タブレット端末11aから抜出されたジョブカード14aを次の加工装置10bに対応するタブレット端末11bのICタグ検知領域内に配置する(ジョブカード14aをICタグ検知領域内に設けられた図示しないカード収容部に挿入する)ことにより、このジョブカード14aに対応する被加工物品13aを、先行工程処理に並行して次の工程の加工装置10bにおいて処理作業させることができる。
なお、以上の動作は、他の加工装置10b〜10e及びタブレット端末11b〜11eにおいても同様に行われる。
以上詳細に説明したように本実施形態によれば、特に、1種類の被加工物品について、先行工程と次の工程とで並行処理することができるため、素早い処理を行えると共に、誤りのない信頼性の高い工程管理を行うことができる。本実施形態におけるその他の作用効果は第1の実施形態の場合と同様である。
図21は本発明の工程管理システムの第5の実施形態におけるジョブカードの操作パターンを説明しており、図22は本実施形態におけるタブレット端末の処理動作の一部の流れを概略的に示している。なお、本実施形態における工程管理システムの構成及び動作は以下に述べる操作パターンを除いて第1の実施形態の場合と同様である。
本実施形態におけるジョブカードの操作パターンは、図21に示すように、ジョブカードを挿入した際に加工装置による処理作業を開始し、その加工装置による工程処理作業中(終わる前)に、その被加工物品に関してのジョブカードを抜出して作業処理を中断した場合にも、ジョブカードなしで処理作業を再開できるという処理作業継続/中断/再開操作パターンである。第4の実施形態のごとく、ある工程での処理作業中に、その被加工物品の加工済みの一部を次の工程の加工装置で並行処理作業させる場合等にジョブカードを抜出した場合にも、その後、抜出したジョブカードなしで中断処理、再開処理及び終了処理を行う場合に実施される。
以下、加工装置10a及びそのタブレット端末11aにおける処理動作について説明する。
図22に示すように、図2のステップS9の後に、タブレット端末10aは、その継続ボタンが操作されたか否かを判別する(ステップS60)。継続ボタンが操作されていないと判別した場合(NOの場合)は、図2のステップS10へ進み、既に述べた処理を行う。継続ボタンが操作されたと判別した場合(YESの場合)は、タブレット端末11aは、そのICタグ検知領域内からジョブカード14aが除去されたか(ジョブカード14aがICタグ検知領域内に設けられた図示しないカード収容部から抜出されたか)否かを繰り返して判別する(ステップS61)。
継続ボタンが操作された場合は、ジョブカード14aがこのタブレット端末11aから抜出されたと判別した場合(YESの場合)も、このジョブカード14aに対応する被加工物品13aの加工装置10aにおける処理作業を継続する(ステップS62)。
その後、タブレット端末11aは、その中断ボタンが操作されたか否かを繰り返して判別する(ステップS63)。中断ボタンが操作されたと判別した場合(YESの場合)は、タブレット端末11aは、このジョブカード14aに対応する被加工物品13aの加工装置10aにおける処理作業を中断する(ステップS64)。次いで、この処理作業中断に関する情報(例えば、中断時刻、中断時の処理作業箇所等)をタブレット端末11aのディスプレイに表示し(ステップS65)、中断ログ及び処理作業ログをタブレット端末11a内のデータベースに保存する(ステップS66)。なお、これら中断ログ及び処理作業ログを基幹サーバ12に送信して表示及び記憶させるように構成しても良い。
その後、タブレット端末11aの再開ボタンが操作されたか否かを繰り返して判別する(ステップS67)。再開ボタンが操作されたと判別された場合(YESの場合)、被加工物品13aの加工装置10aにおける加工処理作業が中断した箇所から再開される(ステップS68)。中断が再開した際に、タブレット端末11a内のデータベースに保存されていた中断ログ及び処理作業ログが削除される。次いで、終了ボタンが操作されたか否かを繰り返して判別する(ステップS69)。終了ボタンが操作されたと判別された場合(YESの場合)、図2のステップS11へ進み、前述したように、処理作業が終了する。
なお、以上の動作は、他の加工装置10b〜10e及びタブレット端末11b〜11eにおいても同様に行われる。
以上詳細に説明したように本実施形態によれば、特に、ジョブカードを抜出した場合にも、その後、抜出したジョブカードなしで中断処理、再開処理及び終了処理を行うことができるため、利便性が向上した誤りのない信頼性の高い工程管理を行うことができる。本実施形態におけるその他の作用効果は第1の実施形態の場合と同様である。
以上説明した実施形態における工程管理システムは、印刷及び製本工場における加工工程の工程管理システムに関するものであるが、本発明はその他のあらゆる製品の工程管理システムに適用可能であり、また、加工工程に限らず、種々の工程における工程管理システムに適用することができる。
以上述べた実施形態は全て本発明を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
10a〜10e 加工装置
11a〜11e タブレット端末
12 基幹サーバ
13a〜13f 被加工物品
14a〜14e ジョブカード

Claims (20)

  1. 処理対象物品毎に用意されICタグを備えたジョブカードと、前記処理対象物品を処理する複数の処理装置に対応してそれぞれ設けられており、前記ジョブカードが検知領域内にある際に該ジョブカードと通信可能な複数の端末とを備えており、
    前記複数の端末の各々は、前記ジョブカードが当該端末の前記検知領域内に配置された場合に当該端末に対応する前記処理装置に処理作業を開始させ、前記ジョブカードが当該端末の前記検知領域内から除去された場合に当該端末に対応する前記処理装置に前記処理作業を終了させるように構成されており、
    前記端末は、処理作業の中断指示がありかつ前記ジョブカードが当該端末の前記検知領域内から除去された場合に該処理作業を中断し、中断後に前記ジョブカードが当該端末の前記検知領域内に配置された場合に又は中断後に当該端末の再開指示ボタンが操作された場合に、該処理作業を再開するように構成されていることを特徴とする工程管理システム。
  2. 前記複数の端末と通信可能に構成されたサーバをさらに備えており、前記複数の端末の各々は、前記処理作業を開始する際に前記ジョブカードに対応する前記処理対象物品を示す物品識別情報を前記サーバに送信し、該送信した物品識別情報に基づいて当該処理対象物品に関連する物品情報を前記サーバから取得するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の工程管理システム。
  3. 前記複数の端末の各々は当該端末に対応する前記処理装置の工程種別を表す工程種別情報と処理開始時刻とを含む処理開始情報を前記サーバに送信し、前記サーバは該受信した処理開始情報に応じて前記処理対象物品の処理作業状況を把握するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の工程管理システム。
  4. 前記複数の端末と通信可能に構成されたサーバをさらに備えており、前記複数の端末の各々は当該端末に対応する前記処理装置の工程種別を表す工程種別情報と処理終了時刻とを含む処理終了情報を前記サーバに送信し、前記サーバは該受信した処理終了情報に応じて前記処理対象物品の処理作業状況を把握するように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の工程管理システム。
  5. 前記端末は、前記ジョブカードが端末の前記検知領域内に配置されてから所定時間経過後に当該端末に対応する前記処理装置に処理作業を開始させ、前記ジョブカードが端末の前記検知領域内から除去されてから所定時間経過後に当該端末に対応する前記処理装置に前記処理作業を終了させるように構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の工程管理システム。
  6. 前記再開指示ボタンの操作により当該端末に対応する前記処理装置の処理作業を再開した後、当該端末の終了ボタンが操作された場合に該処理作業を終了するように構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の工程管理システム。
  7. 前記端末は、前記処理作業の一時停止中又は中断中に、他の前記処理対象物品のジョブカードが当該端末の前記検知領域内に配置された場合は該他の前記処理対象物品に対して当該端末に対応する前記処理装置による割込処理作業を開始するように構成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の工程管理システム。
  8. 前記端末は、処理作業の継続指示がありかつ前記ジョブカードが当該端末の前記検知領域内から除去された場合に該処理作業を継続し、該処理作業の継続中に当該端末の終了ボタンが操作された場合に該処理作業を終了するように構成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の工程管理システム。
  9. 前記処理作業の継続中に、前記ジョブカードが他の前記端末の前記検知領域内に配置された場合は該他の端末に対応する前記処理装置による処理作業を開始するように構成されていることを特徴とする請求項に記載の工程管理システム。
  10. 前記端末は、前記処理作業の継続中に、当該端末の中断ボタンが操作された場合に該処理作業を中断し、該処理作業の継続中断中に、当該端末の再開ボタンが操作された場合に該中断した処理作業を再開するように構成されていることを特徴とする請求項又はに記載の工程管理システム。
  11. 処理対象物品毎に用意されICタグを備えたジョブカードが端末の検知領域内に配置された場合に当該端末に対応する処理装置による前記処理対象物品の処理作業を開始させ、前記ジョブカードが当該端末の前記検知領域内から除去された場合に前記処理装置による前記処理作業を終了させ
    処理作業の中断指示がありかつ前記ジョブカードが当該端末の前記検知領域内から除去された場合に該処理作業を中断し、中断後に前記ジョブカードが当該端末の前記検知領域内に配置された場合に又は中断後に当該端末の再開指示ボタンが操作された場合に該処理作業を再開することを特徴とする工程管理方法。
  12. 前記処理作業を開始する際に前記ジョブカードに対応する前記処理対象物品を示す物品識別情報をサーバに送信し、該送信した物品識別情報に基づいて当該処理対象物品に関連する情報を前記サーバから取得することを特徴とする請求項11に記載の工程管理方法。
  13. 端末に対応する前記処理装置の工程種別を表す工程種別情報と処理開始時刻とを含む処理開始情報を前記サーバに送信し、前記サーバにおいて該受信した処理開始情報に応じて前記処理対象物品の処理作業状況を把握することを特徴とする請求項12に記載の工程管理方法。
  14. 端末の工程種別を表す工程種別情報と処理終了時刻とを含む処理終了情報をサーバに送信し、該サーバは該受信した処理終了情報に応じて前記処理対象物品の処理作業状況を把握することを特徴とする請求項11から13のいずれか1項に記載の工程管理方法。
  15. 前記ジョブカードが端末の前記検知領域内に配置されてから所定時間経過後に当該端末に対応する前記処理装置に処理作業を開始させ、前記ジョブカードが端末の前記検知領域内から除去されてから所定時間経過後に当該端末に対応する前記処理装置に前記処理作業を終了させることを特徴とする請求項11から14のいずれか1項に記載の工程管理方法。
  16. 前記再開指示ボタンの操作により当該端末に対応する前記処理装置の処理作業を再開した後、当該端末の終了ボタンが操作された場合に該処理作業を終了することを特徴とする請求項11から15のいずれか1項に記載の工程管理方法。
  17. 前記処理作業の一時停止中又は中断中に、他の前記処理対象物品のジョブカードが当該端末の前記検知領域内に配置された場合は該他の前記処理対象物品に対して当該端末に対応する前記処理装置による割込処理作業を開始することを特徴とする請求項11から16のいずれか1項に記載の工程管理方法。
  18. 処理作業の継続指示がありかつ前記ジョブカードが当該端末の前記検知領域内から除去された場合に該処理作業を継続し、該処理作業の継続中に当該端末の終了ボタンが操作された場合に該処理作業を終了することを特徴とする請求項11から17のいずれか1項に記載の工程管理方法。
  19. 前記処理作業の継続中に、前記ジョブカードが他の前記端末の前記検知領域内に配置された場合は該他の端末に対応する前記処理装置による処理作業を開始することを特徴とする請求項18に記載の工程管理方法。
  20. 前記処理作業の継続中に、当該端末の中断ボタンが操作された場合に該処理作業を中断し、該処理作業の継続中断中に、当該端末の再開ボタンが操作された場合に該中断した処理作業を再開することを特徴とする請求項18又は19に記載の工程管理方法。
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