JP6243158B2 - 排気熱回収装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関から排出される排気ガスと熱交換媒体との間で熱交換を行う排気熱回収装置に関する。
内燃機関から排出される排気ガスと熱交換媒体との間で熱交換を行う排気熱回収装置として、様々な態様のものが提案されている。下記特許文献1に開示された排気熱回収装置は、消音機構が形成された内側空間と、熱交換器が配置された外側空間とを形成するように、複数の筒状部材を配置した構成を採用している。この排気熱回収装置は、内側空間の下流側に配置した開閉弁を閉じると排気ガスが外側空間に流れ込み、熱交換器において熱交換媒体との間で熱交換を行なって下流側に流れ出るように構成されている。一方、開閉弁を開くと排気ガスが内側空間に流れ込み、熱交換を行わないで下流側に流れ出るように構成されている。
下記特許文献2に開示された排気熱回収装置は、内側空間と、熱交換器が配置された外側空間とを形成するように、複数の筒状部材を配置した構成を採用している。この排気熱回収装置は、内側空間の下流側に配置した遮断弁を閉じると排気ガスが外側空間に流れ込み、熱交換器において熱交換媒体との間で熱交換を行なって下流側に流れ出るように構成されている。一方、遮断弁を開くと排気ガスが内側空間に流れ込み、熱交換を行わないで下流側に流れ出るように構成されている。
更に、下記特許文献2に開示された熱交換器は、中空で偏平で円形のドーナツ形状から上下を直線的に切り取った一対の切欠部を有するチューブとして形成された複数の偏平チューブを、互いに重なり合うように積層してチューブ積層体を構成することで形成されている。このチューブ積層体は、排気流入側エンドプレートと、排気流出側エンドプレートとによってケースに取り付けられている。排気流入側エンドプレートに設けられた一つの切欠部は、チューブ積層体の一方の切欠部に対応するように配置されている。また、排気流出側エンドプレートに設けられた一つの切欠部は、チューブ積層体の他方の切欠部に対応するように配置されている。
下記特許文献2に開示された排気熱回収装置は、内燃機関の暖機時には遮断弁を閉じ、排気ガスをチューブ積層体側に一方の切欠部から流出させ、各偏平チューブの隙間を全体として上方から下方に流す。その排ガス流入と共に、熱交換媒体を各偏平チューブ内に全体として下方から上方に流して排気ガスと熱交換媒体との熱交換を行ない、排気の熱を回収する。
特開2007−270702号公報 特開2009−114995号公報
排気熱回収装置は、熱交換器の適切な個所に適切な量の排気ガスを流しこむことで、効率的な熱交換が図れるものである。しかしながら、上記特許文献1に記載の排気熱回収装置も、上記特許文献2に記載の排気熱回収装置も、熱交換器への適切な排気ガスの流入については検討しておらず、必ずしも効率のよい排気熱回収装置を提供できるものではなかった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、熱交換器の適切な個所に適切な量の排気ガスを流し込むことが可能な排気熱回収装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る排気熱回収装置は、内燃機関から排出される排気ガスと熱交換媒体との間で熱交換を行う排気熱回収装置であって、所定の軸に沿う方向を軸方向とし、該軸周りの方向を周方向とするとき、(1)軸方向に延び、上流側から流れ込む排気ガスを受け入れる受入口と、その受け入れた排気ガスを下流側に送り出す主送出口と、を繋ぐ主流路の少なくとも一部を形成する内側部材と、(2)内側部材を囲むように配置され、内側部材との間で熱交換流路を形成する外側部材と、(3)熱交換流路において内側部材を囲むように配置され、排気ガスと熱交換媒体との間で熱交換を行う熱交換器と、(4)主流路に受け入れた排気ガスを主流路に通過させて主送出口に流す第1モードと、主流路に受け入れた排気ガスを熱交換流路に経由させて主送出口とは異なる副送出口に流す第2モードと、を切り替える切替器と、を備える。本発明では、熱交換流路は、熱交換器と内側部材との間に形成される第1熱交換流路と、熱交換器と外側部材との間に形成される第2熱交換流路と、を有する。内側部材の下流端には、主流路から第1熱交換流路の上流端に排気ガスを流れ込ませるための熱交流出口が形成される。熱交換器は、内側部材及び外側部材それぞれに沿った形状を成すと共に、軸方向に互いに所定の間隔をおいて積層配置された複数の熱交換器単体部品を有し、熱交換器単体部品の内部に熱交換媒体が流れる一方で、主流路から熱交流出口を介して第1熱交換流路に流れ込んだ排気ガスが、複数の熱交換器単体部品の間における熱交換領域を通過し、第2熱交換流路に流れ込むことで熱交換を行うものである。更に本発明では、第1熱交換流路に、軸方向に延びる複数の拡散板が配置される。複数の拡散板は、周方向に互いに所定の間隔をおいて配置される。隣り合う拡散板の間の隙間は、第1熱交換流路の上流端側の部位の幅が、第1熱交換流路の下流端側の部位の幅よりも小さい
本発明によれば、熱交換器の適切な個所に適切な量の排気ガスを流し込むことが可能な排気熱回収装置を提供することができる。
本発明の実施形態である排気熱回収装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態である排気熱回収装置の部分的な概略断面図である。 図2に示す熱交換器単体部品のI−I断面を示す概略断面図である。 図1から図3に示す排気熱回収装置に用いられる内側拡散筒を示す斜視図である。 図4に示す内側拡散筒の側面図である。 内側拡散筒と共に外側拡散筒を用いた場合の概略断面図である。 図4及び図5に示す内側拡散筒の第1変形例を示す側面図である。 図4及び図5に示す内側拡散筒の第2変形例を示す側面図である。 図4及び図5に示す内側拡散筒の第3変形例を示す側面図である。 図4及び図5に示す内側拡散筒の第4変形例を示す側面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1を参照しながら、本発明の実施形態である排気熱回収装置について説明する。図1は、本発明の実施形態である排気熱回収装置HEの概略構成を示す斜視図である。排気熱回収装置HEは、例えば自動車に搭載され、自動車の内燃機関から排出される排気ガスと熱交換媒体との間で熱交換を行うものであって、上流側から流れ込む排気ガスを受け入れる受入口HEaと、その受け入れた排気ガスを下流側に送り出す主送出口HEbとが設けられている。
排気熱回収装置HEは、上流側排気管10と、内筒11と、外筒20と、媒体入口部21と、媒体出口部22と、上流側エンドプレート24と、切替バルブ30(切替器)とを備えている。上流側排気管10と内筒11とは繋がれており、排気ガスが流れる主流路を構成している。従って、内筒11は、受入口HEaと主送出口HEbとを繋ぐ主流路の一部を形成している。
外筒20は、内筒11を同軸上において囲むように配置され、内筒11との間に熱交換流路を形成するものである。媒体入口部21は、熱交換流路内の熱交換器(図1には明示しない)に熱交換媒体を供給する入口となる部分である。媒体出口部22は、媒体入口部21から供給され、排気ガスとの間で熱交換を行った熱交換媒体を排出する出口となる部分である。熱交換媒体としては、内燃機関の冷却に用いる液体が用いられる。
切替バルブ30は、内筒11の下流側である主送出口HEbに設けられており、主流路末端の流路開閉を行うバルブである。
続いて、図2を参照しながら、排気熱回収装置HEについて説明を続ける。図2は、排気熱回収装置HEの部分的な概略断面図である。既に説明したように、上流側排気管10と内筒11とは連接され、上流側主流路ZAを形成している。外筒20は内筒11と中心軸を共有するように配置され、外筒20の内径は内筒11の外径よりも大きくなるように構成されている。従って、内筒11と外筒20との間には空間が形成され、熱交換流路ZBを形成している。
内筒11と外筒20とを繋ぐように、上流側エンドプレート24が配置されている。上流側エンドプレート24は、外筒20の上流端近傍と内筒11の外周とを繋ぐように固定されて成る環状のプレートである。上流側エンドプレート24は、熱交換流路ZBの上流端を閉塞するように配置されている。
このように、内筒11と外筒20との間に熱交換流路ZBの上流端を閉塞する上流側エンドプレート24を配置することで、上流側から熱交換流路ZBに排気ガスが入り込むことを確実に防止し、側部流出口112から熱交換流路ZBに排気ガスが流れ込む第1モードの排気ガス流れを確保することができる。
熱交換流路ZBには、熱交換器40が配置されている。熱交換器40は、熱交換流路ZBにおいて内筒11を囲むように配置され、外形が円筒形状をなすものであって、排気ガスと熱交換媒体との間で熱交換を行うものである。熱交換器40は、内筒11から所定の距離をおいて離隔するように配置されていると共に、外筒20からも所定の距離をおいて離隔するように配置されている。このように熱交換器40を配置することで、熱交換器40と内筒11との間には第1熱交換流路ZB1が形成されると共に、熱交換器40と外筒20との間には第2熱交換流路ZB2が形成される。
内筒11の下流端には、上流側主流路ZAから第1熱交換流路ZB1に排気ガスを流出させるための側部流出口112(熱交流出口)が形成されている。側部流出口112は、受入口HEaよりも主送出口HEb側に形成されている。より具体的には、側部流出口112は、熱交換流路ZBの下流端近傍において、内筒11の側面が開口するように形成されている。
内筒11と外筒20との間には、側部流出口112から流れ出す排気ガスを第1熱交換流路ZB1に導くように、第1熱交換流路ZB1の下流端を閉塞する下流側エンドプレート25が配置されている。下流側エンドプレート25は、側部流出口112よりも下流側の内筒11若しくは切替バルブ30と、熱交換器40の下流側端部とを繋ぐように配置されている。一方で、下流側エンドプレート25は、外筒20には繋がれておらず、外筒20との間に副送出口201が形成されている。
このように、内筒11と外筒20との間に第1熱交換流路ZB1の下流端を閉塞する下流側エンドプレート25を配置することで、側部流出口112から流れ出す排気ガスを確実に第1熱交換流路ZB1に導入することができる。従って、側部流出口112から流れ出た排気ガスが最初に第1熱交換流路ZB1に入り、熱交換器40を径方向に横切りながら熱交換を行い第2熱交換流路ZB2に流れ出す第2モードの排気ガス流れを確保することができる。第2熱交換流路ZB2に流れ込んだ排気ガスは、副送出口201から下流側主流路ZCに流れる。
内筒11の下流端及び上流側主流路ZAと下流側主流路ZCとの境界位置に、切替バルブ30が配置されている。切替バルブ30を覆い、下流側主流路ZCを形成するように、下流側排気管12が設けられている。下流側排気管12は、外筒20の下流側に繋がれた管路である。
上述した構成によって、切替器である切替バルブ30の開閉により、上流側主流路ZAに受け入れた排気ガスを上流側主流路ZAに通過させて主送出口HEbに流す第1モードと、上流側主流路ZAに受け入れた排気ガスを上流側主流路ZAから熱交換流路ZBを経由して副送出口201に流す第2モードとが選択的に可能となる。
排気熱回収装置HEにおいては、上述したように、熱交換器40と内筒11との間に第1熱交換流路ZB1が形成され、熱交換器40と外筒20との間に第2熱交換流路ZB2が形成され、上流側主流路ZAから第1熱交換流路ZB1に排気ガスが流れ出す側部流出口112が上流側、第1熱交換流路ZB1の主送出口HEbが下流側に形成されている。更に、排気熱回収装置HEにおいては、第2モードにおいて排気ガスは側部流出口112から熱交換流路ZBに流れ出し、熱交換流路ZBに流れ出した排気ガスが、第1熱交換流路ZB1から熱交換器40の内側から外側に向かう径方向に流れて第2熱交換流路ZB2に至るものであって、その流れる間に熱交換器40において熱交換を行う。
本実施形態によれば、上流側主流路ZAから第1熱交換流路ZB1に排気ガスが流れ出す側部流出口112が、第1熱交換流路ZB1の主送出口HEb側端部に形成されているので、切替バルブ30の近傍に側部流出口112を形成することができる。このように側部流出口112の配置を工夫することで、切替バルブ30を操作して第1モードの排気ガス流れを形成した場合に、側部流出口112から熱交換流路ZBを経由して副送出口201に至る経路と、上流側主流路ZAから下流側主流路ZCに至る主流路との間の圧力差を小さくすることができる。従って、第1モードの際に排気ガスを熱交換流路ZB側に入り込ませず、そのまま主流路を経由して主送出口HEbから下流側主流路ZCに向けて流すことができる。
更に、第2モードにおいて切替バルブを操作し、主流路の途中である上流側主流路ZAの下流端を閉塞すると、排気ガスは側部流出口112から熱交換流路ZBに流れ出る。本実施形態では、熱交換流路ZBに流れ出した排気ガスが、第1熱交換流路ZB1から熱交換器40の内側から外側に向かう径方向に流れて第2熱交換流路ZB2に至るように構成されているので、熱交換器40全体にくまなく、ほぼ均一に排気ガスを行き渡らせて熱交換媒体との間で熱交換を行うことができる。従って、第2モードの際に熱交換器40全体に排気ガスを行き渡らせることができ、熱交換効率を高めることができる。
このように排気ガスを、熱交換器40の径方向に横切らせるように流す工夫について、詳細に説明する。熱交換器40は、内筒11及び外筒20に沿った形状を成すと共に互いに所定の間隔をおいて積層配置可能なように形成された複数の熱交換器単体部品23Aを有する。
複数の熱交換器単体部品23Aは、互いに離隔して積層配置されることで、内部熱交換流路401を形成している。熱交換器単体部品23Aは、中央部に穴が形成された環形状の円盤部材である。熱交換器単体部品23Aは、熱交換媒体が流通する内部空間232を形成するように、環状側部231aと、内側円環側部231bと、環状側部231cと、外側円環側部231dとが繋がれて構成されている。
環状側部231aと環状側部231cとは、対向配置され互いに同形状を成す側面である。環状側部231a及び環状側部231cは、中央部に穴が形成された環形状の円盤部材である。
内側円環側部231bは、環状側部231aの内側円部分と環状側部231cの内側円部分とを繋ぐ円環状の部材である。外側円環側部231dは、環状側部231aの外側円部分と環状側部231cの外側円部分とを繋ぐ円環状の部材である。環状側部231aと、内側円環側部231bと、環状側部231cと、外側円環側部231dとが繋がれることで、内部空間232が形成される。尚、環状側部231aと、内側円環側部231bと、環状側部231cと、外側円環側部231dとを、それぞれどのような態様で繋ぎ合わせるかは、製造容易性等を考慮して任意に選択されるものである。
このように構成された熱交換器単体部品23Aの内部空間232それぞれには、媒体入口部21から流入した熱交換媒体が流れ込み、流れ込んだ熱交換媒体は排気ガスと熱交換を行った後に流出し、媒体出口部22から外部に流れ出る。このように、熱交換器40は、熱交換器単体部品23Aの内部に熱交換媒体が流れる一方で、複数の熱交換器単体部品23Aの間の内部熱交換流路401に排気ガスが流れることで熱交換を行うものである。
また、複数の熱交換器単体部品23Aの間に流れ込む排気ガスを、複数の熱交換器単体部品23Aの間の空間である内部熱交換流路401に拡散させる拡散手段を設けることが好ましいものである。
本実施形態では、熱交換器40を、複数の熱交換器単体部品23Aを互いの間に排気ガスが通過する空間を確保しながら配置することで構成しているので、第1熱交換流路ZB1から第2熱交換流路ZB2に向かう排気ガスを、複数の熱交換器単体部品23Aそれぞれの間の空間である内部熱交換流路401を通しながら流すことができる。更に、第1熱交換流路ZB1に流れ込む排気ガスが偏っていたとしても、熱交換器単体部品23A間に流れ込む排気ガスをその空間に拡散させる拡散手段を設けることで、多くの排気ガスが流入した領域から少なく排気ガスが流入した領域へと排気ガスを行き渡らせることができる。従って、熱交換器40全体に排気ガスを行き渡らせることができ、熱交換媒体との間の熱交換をより効率的に行うことができる。
拡散手段の具体的な一例について、図3を参照しながら説明する。図3は、図2のI−I断面を示す概略断面図である。図3に示すように、熱交換器単体部品23Aの環状側部231aには、4つの第2凸部405が配置されている。管路211は媒体入口部21に繋がる管路であり、管路221は媒体出口部22に繋がる管路である。
熱交換器単体部品23Aと内筒11との間には、8つの拡散板502(第1板部、拡散手段)が互いに離隔するように配置されている。隣接する拡散板502の間には、スリット503が形成されている。拡散板502は、内側拡散筒50として形成されているので、その形態について図4及び図5を参照しながら説明する。図4は、排気熱回収装置HEに用いられる内側拡散筒50を示す斜視図である。図5は、図4に示す内側拡散筒50の側面図である。
図4及び図5に示すように、内側拡散筒50は、端部リング501から同じ方向に8本の拡散板502(第1板部)が延びている。拡散板502それぞれの間には、スリット503が設けられている。従って、内側拡散筒50は、金属円筒の長手方向に沿ったスリットを形成したものである。
図3に示すように、内側拡散筒50は、熱交換器単体部品23Aと内筒11との間に配置される。内側拡散筒50の拡散板502は、拡散手段として設けられるものである。このように、内側拡散筒50の拡散板502は、第1熱交換流路ZB1から複数の熱交換器単体部品23Aの間への排気ガスの流入を部分的に規制するように設けられている。拡散板502が熱交換器単体部品23A間の空間への排気ガスの流入を部分的に規制しているので、熱交換器単体部品23A間の一部領域に多くの排気ガスが偏って流れ込もうとしても拡散板502に規制され、適量の排気ガスを流入させることができる。拡散板502によって流入を阻止された余剰の排気ガスは、熱交換器単体部品23A間の他の領域に回りこんで流入する。結果として、熱交換器単体部品23Aの内側の第1熱交換流路ZB1に拡散板502を設けるという簡単な手法で、多くの排気ガスが流入した領域から少なく排気ガスが流入した領域へと排気ガスを行き渡らせることができる。
内側に拡散板502を用いたのと同様に、第2凸部405の代わりに拡散板を有する外側拡散筒を用いることも好ましい態様である。図6は、内側拡散筒50と共に外側拡散筒60を用いた場合の概略断面図である。
外側拡散筒60は、端部リング(図に明示せず)から同じ方向に4本の拡散板602(第2板部)が延びているものである。拡散板602それぞれの間には、スリット603が設けられている。
図8に示すように、外側拡散筒60は、熱交換器単体部品23Bと外筒20との間に配置される。外側拡散筒60の拡散板602は、第2凸部405の代わりに拡散手段として設けられるものである。従って、熱交換器単体部品23Bは、熱交換器単体部品23Aから更に第2凸部405を取り除いたものとなっている。
このように、外側拡散筒50の拡散板602は、複数の熱交換器単体部品23Bの間から第2熱交換流路ZB2への排気ガスの流出を部分的に規制するように設けられている。拡散板602が熱交換器単体部品23B間から第2熱交換流路ZB2への排気ガスの流出を部分的に規制しているので、熱交換器単体部品23B間に流入した排気ガスの進行方向を変化させ、排気ガスが熱交換器単体部品23Bに接触している時間をより長いものとすることができる。結果として、熱交換器単体部品23Bの外側の第2熱交換流路ZB2に拡散板602を設けるという簡単な手法で、排気ガスと熱交換器単体部品23Bとの接触時間を長く確保することができ、熱交換効率を上昇させることができる。
尚、上述した内側拡散筒50や外側拡散筒60では、スリット503及びスリット603を長手方向に同じ幅のスリットとして形成したけれども、排気ガスをどのように熱交換器単体部品間に流したいかによって、スリットの幅は様々な態様を取りうるものである。
これは、熱交換器40に対してどのように排気ガスを導入するかにもよるものである。本実施形態のように、熱交換器40の下流側から排気ガスを導入し、熱交換器40の下流側から上流側に向けて排気ガスを流して、熱交換器単体部品23A間に徐々に排気ガスを導入する場合に適切な拡散板の形態と、熱交換器40の上流側から排気ガスを導入して熱交換器単体部品23A間に排気ガスを導入する場合に適切な拡散板の形態とは異なってくる。本実施形態のように内側拡散筒50や外側拡散筒60を採用して排気ガスの導入をコントロールする技術は、このような様々な排気ガスの導入態様に対応することができる点で顕著な効果を有している。
図7は、図4及び図5に示す内側拡散筒50の第1変形例である、内側拡散筒51を示す側面図である。内側拡散筒51は、端部リング511から同じ方向に8本の拡散板512(第1板部)が延びている。拡散板512それぞれの間には、スリット513が設けられている。拡散板512は、端部リング511側の幅が広く、端部リング511から離れるに従ってその幅が狭くなるように構成されている。従って、スリット513は、端部リング511側の幅が狭く、端部リング511から離れるに従ってその幅が広くなるように構成されている。排気ガスは、端部リング511側から入り込むので、排気ガス流にとっての上流側においては熱交換器単体部部品23A,23B間への流入を規制し、排気ガス流にとっての下流側においては流入を促進することで、熱交換器単体部部品23A,23B間への排気ガスの導入をむら無く行うことができる。
図8は、図4及び図5に示す内側拡散筒50の第2変形例である、内側拡散筒61を示す側面図である。内側拡散筒61は、端部リング611から同じ方向に8本の拡散板612(第1板部)が延びている。拡散板612それぞれの間には、スリット613が設けられている。拡散板612は、端部リング611側の幅が狭く、端部リング611から離れるに従ってその幅が広くなり、中央付近から再び幅が狭くなるように構成されている。従って、スリット613は、端部リング511側の幅が広く、端部リング511から離れるに従ってその幅が狭くなり、中央付近から再び幅が広くなるように構成されている。このように構成することで、排気ガスを中央付近から導入することができ、排気ガス流にとっての上流側である中央近傍においては熱交換器単体部部品23A,23B間への流入を規制し、排気ガス流にとっての下流側である両端部近傍においては流入を促進することで、熱交換器単体部部品23A,23B間への排気ガスの導入をむら無く行うことができる。
図9は、図4及び図5に示す内側拡散筒50の第3変形例である、内側拡散筒71を示す側面図である。内側拡散筒71は、端部リング711から同じ方向に8本の拡散板712(第1板部)が延びている。拡散板712それぞれの間には、スリット713が設けられている。拡散板712は、端部リング711側の幅が広く、端部リング711から離れるに従ってその幅が狭くなり、中央付近から再び幅が狭くなるように構成されている。従って、スリット713は、端部リング711側の幅が狭く、端部リング711から離れるに従ってその幅が広くなり、中央付近から再び幅が狭くなるように構成されている。また、内側拡散筒71では、拡散板712は端部リング711とは反対側の端においても端部リング714と繋がれている。このように構成することで、排気ガスを上流端及び下流端の双方から導入することができ、排気ガス流にとっての上流側である端部リング711及び端部リング714側においては熱交換器単体部部品23A,23B間への流入を規制し、排気ガス流にとっての下流側である中央近傍においては流入を促進することで、熱交換器単体部部品23A,23B間への排気ガスの導入をむら無く行うことができる。
図9は、図4及び図5に示す内側拡散筒50の第4変形例である、内側拡散筒81を示す側面図である。内側拡散筒81は、端部リング811から同じ方向に円筒状の拡散板813(第1板部)が延びている。拡散板813には、円孔812が設けられている。円孔812は、排気ガスをより導入しやすくしたい場所に設けられている。このように構成することで、排気ガスを上流から下流にかけての任意の場所に導入することができ、排気ガス流にとっての上流側においては熱交換器単体部部品23A,23B間への流入を規制し、排気ガス流にとっての下流側においては流入を促進することで、熱交換器単体部部品23A,23B間への排気ガスの導入をむら無く行うことができる。
上記実施形態は、一例に過ぎず、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
HE:排気熱回収装置
10:上流側排気管
11:内筒
12:下流側排気管
20:外筒
21:媒体入口部
22:媒体出口部
23A:熱交換器単体部品
24:上流側エンドプレート
25:下流側エンドプレート
30:切替バルブ
ZA:上流側主流路
ZB:熱交換流路
ZB1:内側流路
ZB2:外側流路
ZC:下流側主流路
112:側部流出口
113:主流出口
201:副流出口
211:管路
221:管路
231a:環状側部
231b:内側円環側部
231c:環状側部
231d:外側円環側部
232:内部空間
401:内部熱交換流路

Claims (3)

  1. 内燃機関から排出される排気ガスと熱交換媒体との間で熱交換を行う排気熱回収装置であって、
    所定の軸に沿う方向を軸方向とし、該軸周りの方向を周方向とするとき、
    前記軸方向に延び、上流側から流れ込む排気ガスを受け入れる受入口と、その受け入れた排気ガスを下流側に送り出す主送出口と、を繋ぐ主流路の少なくとも一部を形成する内側部材と、
    前記内側部材を囲むように配置され、前記内側部材との間で熱交換流路を形成する外側部材と、
    前記熱交換流路において前記内側部材を囲むように配置され、排気ガスと熱交換媒体との間で熱交換を行う熱交換器と、
    前記主流路に受け入れた排気ガスを前記主流路に通過させて前記主送出口に流す第1モードと、前記主流路に受け入れた排気ガスを前記熱交換流路に経由させて前記主送出口とは異なる副送出口に流す第2モードと、を切り替える切替器と、を備え、
    前記熱交換流路は、前記熱交換器と前記内側部材との間に形成される第1熱交換流路と、前記熱交換器と前記外側部材との間に形成される第2熱交換流路と、を有し、
    前記内側部材の下流端には、前記主流路から前記第1熱交換流路の上流端に排気ガスを流れ込ませるための熱交流出口が形成され、
    前記熱交換器は、前記内側部材及び前記外側部材それぞれに沿った形状を成すと共に、前記軸方向に互いに所定の間隔をおいて積層配置された複数の熱交換器単体部品を有し、
    前記熱交換器単体部品の内部に熱交換媒体が流れる一方で、前記主流路から前記熱交流出口を介して前記第1熱交換流路に流れ込んだ排気ガスが、複数の前記熱交換器単体部品の間における熱交換領域を通過し、前記第2熱交換流路に流れ込むことで熱交換を行うものであって、
    前記第1熱交換流路に、前記軸方向に延びる複数の拡散板が配置され、
    前記複数の拡散板は、前記周方向に互いに所定の間隔をおいて配置され、
    隣り合う前記拡散板の間の隙間は、前記第1熱交換流路の上流端側の部位の幅が、前記第1熱交換流路の下流端側の部位の幅よりも小さいことを特徴とする排気熱回収装置。
  2. 隣り合う前記拡散板の間の隙間は、前記第1熱交換流路の上流端側から下流端側に向かって、幅が漸次広くなることを特徴とする請求項1に記載の排気熱回収装置。
  3. 前記複数の拡散板は、前記第1熱交換流路の上流端側から下流端側に向かって、幅が漸次狭くなることを特徴とする請求項2に記載の排気熱回収装置。
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