JP6240907B2 - 乱切り機 - Google Patents

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本発明は、人参、牛蒡などの根菜類を乱切りする乱切り機に関するものである。
人参、牛蒡などの根菜類を乱切りする乱切り機として、出願人は、特許文献1に示す乱切り機を提案している。この乱切り機は、横刃とT型刃を夫々往復移動可能に配置している。T型刃は、横刃及び縦刃を一体に形成した刃である。そして、乱切りされる被乱切り体に対し、その外径が小さい場合には目標重量となるように横刃でカットを行ない、その外径が大きい場合にはT型刃によって目標重量の2倍の重量となるようにT型刃の横刃でカットしつつ、同時に縦刃でそれを2つに切り分けることで、カット片が扁平になることなく目標重量の乱切りを行なうようにしている。
特開2010−188434号(特許第5320534号)公報
しかしながら、横刃とT型刃は、相互の干渉を避けるため、横刃とT型刃の往復移動方向をずらして配置する必要があり、部品点数が増加すると共に装置が大型化してしまう。また、カットを上手く行なうには、横刃、T型刃の中心を夫々被乱切り体の軸心に向けて接近させる必要があるため、横刃でのカットからT型刃でのカットに移行する場合、被乱切り体をT型刃の方向に回転させる必要があり、制御が複雑になる。
さらに、T型刃はその製作が難しく高価であり、また、横刃と縦刃の何れかの切れ味が落ちると、T型刃ごと交換する必要がある。
本発明の目的は、往復移動可能な横刃と縦刃によって被乱切り体の乱切りを行なうことのできる乱切り機を提供することである。
本発明に係る乱切り機は、
被乱切り体の一端をチャックするチャック手段と、
前記チャック手段によってチャックされた前記被乱切り体の軸心に対して傾いた面内で移動して前記被乱切り体をカットするカット刃と、前記カット刃をカット方向に向けて往復移動させるカット刃駆動手段とを有するカット刃ユニットと、
を含む乱切り機において、
前記カット刃は、横刃と、前記横刃の幅方向略中央であって前記横刃に直交且つ接近して配置された縦刃から構成され、
前記カット刃駆動手段は、前記横刃のみを往復移動、及び、前記横刃と前記縦刃を共に往復移動可能としている。
前記カット刃駆動手段は、前記横刃及び前記縦刃を共に往復移動させて前記被乱切り体をカットする際に、前記縦刃が前記横刃よりも先行して前記被乱切り体をカットするよう前記横刃と前記縦刃を移動させる構成とすることができる。
前記被乱切り体のカット部分の直径を計測又は被乱切り体の直径の全体の変化率を推定する計測手段を具え、
前記計測手段による計測結果に基づいて、前記チャック手段と前記カット刃駆動手段を相対的に接近させ、前記カット刃駆動手段は、前記横刃のみ又は前記横刃と前記縦刃によって前記被乱切り体をカットするよう前記横刃及び/又は前記縦刃を往復移動させることができる。
前記縦刃は、前記横刃の幅方向中央から0〜8mmの範囲に配置されることが望ましい。
前記乱切り機は、
前記被乱切り体の軸心周りに、前記チャック手段と前記カット刃駆動手段を相対的に間欠回転駆動させる回転駆動手段と、
前記被乱切り体の軸心方向に対し、前記チャック手段と前記カット刃ユニットを相対的に接近離間させる昇降駆動手段と、をさらに含んだ構成とすることができる。
本発明の乱切り機によれば、カット刃は、横刃と、横刃に対して接近して配置された縦刃から構成される。そして、カット刃駆動手段は、横刃のみ、または、横刃と縦刃の両方を往復移動させることができるから、被乱切り体のカット部分の直径や重量に応じて、横刃のみで被乱切り体をカットしたり、横刃と縦刃の両方で被乱切り体をカットすることができる。
従って、往復移動方向をずらした横刃とT型刃の2つを準備する必要はないから、装置の小型化を達成できる。また、横刃でカットする場合も、横刃と縦刃でカットする場合も、被乱切り体は同じ方向に回転させるだけで済むから、チャック手段とカット刃ユニットとの相対的な回転を行なう回転駆動手段の制御も単純化できる。
また、横刃と縦刃は夫々別体であるから、T型刃に比べて安価であり、何れかの切れ味が落ちた場合であっても、個別に交換でき、メンテナンスも容易である。
図1は、本発明の乱切り機の概略説明図である。 図2は、カット刃ユニットの斜視図である。 図3は、横刃と縦刃の動作を説明する説明図であって、横刃のみを移動させた状態を示している。 図4は、横刃によって被乱切り体をカットしている状態を示す説明図である。 図5は、横刃と縦刃の両方によって被乱切り体をカットしている状態を示す説明図であって、カット途上の状態を示している。 図6は、横刃と縦刃の両方によって被乱切り体をカットしている状態を示す説明図であって、カット完了状態を示している。 図7は、本発明の異なる実施形態を示す乱切り機の概略説明図である。
以下、本発明の一実施形態に係る乱切り機10について図面を参照しながら説明を行なう。
図1は、本発明の乱切り機10の概略を示す説明図である。図に示すように、乱切り機10は、人参、牛蒡等の根菜類の如き被乱切り体70をチャックして保持するチャック手段20と、被乱切り体70のカット部分近傍をクランプするクランプ手段30と、カット刃50,60を具え被乱切り体70をカットするカット刃ユニット40を含んでいる。チャック手段20とカット刃ユニット40は、被乱切り体70の軸心A周りに相対的に回転可能(図中矢印R)、且つ、被乱切り体70の軸心A方向に対して、相対的に上下方向に移動可能(図中矢印UD)となっている。
チャック手段20は、被乱切り体70の一端を差し込む筒部21に先端の尖ったニードル部22を具え、その上方に一対の爪板23,23を開閉可能に具えて構成することができる。そして、被乱切り体70は、筒部21に一端を差し込んでニードル部22に突き刺し、爪板23,23を閉じることでチャックされる。たとえば爪板23,23は、閉じ方向にバネ等で付勢する構成とすることができる。なお、チャック手段20の構成は、これに限定されるものではないことは勿論である。
クランプ手段30は、先端が内側に凹んだクランプ部31を有する一対の接近離間可能なアーム32,32から構成することができる。クランプ手段30は、チャック手段20にチャックされた被乱切り体70がカット刃50,60によるカットの際に傾いたり撓んでしまうことのないよう、先端が接近してクランプ部31,31間に被乱切り体70を保持する。また、後述する回転駆動手段によって被乱切り体70が回転する間は、その回転の邪魔にならないようにクランプ部31,31を離間させて被乱切り体70の保持を一時的に解除する。アーム32,32は、ピニオン・ラック機構やアクチュエーター等によって開閉できる構成を例示できる。
クランプ手段30のアーム32,32は、被乱切り体70をクランプした状態で、被乱切り体70がクランプ部31,31に当接するから、クランプ部31,31どうしの間隔を測定することで、被乱切り体70の外径を計測する計測手段の役割を兼ねることができる。
カット刃ユニット40は、図1及び図2に示すように、横刃50と縦刃60からなるカット刃と、横刃50、縦刃60を夫々往復移動可能とするカット刃駆動手段42を含んでいる。カット刃ユニット40は、図1に示すように、被乱切り体70の軸心Aに対して角度θだけ傾いた状態で横刃50及び縦刃60を出没させることができるように構成されている。
横刃50は、被乱切り体70の軸心Aと角度θで交差する面C内で往復移動(図1中矢印FR1)する平刃であって、被乱切り体70をカットする。横刃50には、カットの際に被乱切り体70やカット片72が張り付くことを防止するために孔50aが複数開設されている。
縦刃60も平刃から構成される。縦刃60は、横刃50の幅方向略中央であって横刃50に直交且つ接近して配置され、図1中矢印FR2に示す方向に往復移動可能となっている。横刃50の幅方向略中央とは、横刃50の幅方向の中央、或いは、幅方向の中央から少しずれた位置も含む。ずれは、8mm以下であれば許容される。なお、横刃50の幅方向中央が被乱切り体70の軸心Aと一致していない場合には、横刃50の幅方向中央は、軸心Aを含む面とすることができる。また、直交とは横刃50と縦刃60のなす角度が90°であることを意味するが、若干傾いていても構わない。
図1では、説明のため横刃50に対して縦刃60を大きく離して配置しているが、横刃50と縦刃60は、ほぼ接触する状態から約1mm以下の間隔で配置することが望ましい。これにより、横刃50と縦刃60で被乱切り体70をカットしたときに、カット片72,72を完全に2つにカットすることができる。
カット刃ユニット40は、上記のとおり、横刃50と縦刃60が被乱切り体70の軸心Aに対して角度θだけ傾いて交差するように配置される。角度θは、30°から60°程度とすることが好適であり、45°が最も望ましい。この角度θによって、カット片72の乱切り角度が決定される。
また、縦刃60は、図1に示すように、被乱切り体70の軸心Aを通り、面Cに直交する面内で被乱切り体70をカットする。図1及び図2では、縦刃60は、横刃50よりも刃先が突き出るように配置している。この理由については後述する。
横刃50及び縦刃60は、図1及び図2に示すように、カット刃駆動手段42に連繋され、往復移動可能となっている。カット刃駆動手段42は、図2に示すように、一対のエアーシリンダー51,61の如きアクチュエーターを具える構成とすることができ、ピストンロッド51a,61aが夫々横刃50と縦刃60に連繋されている。そして、エアーシリンダー51,61を夫々作動させることで、横刃50と縦刃60は、夫々図1の矢印FR1、FR2に示す方向に往復移動する。図1では、カット刃駆動手段42の構成をわかりやすくするために、エアーシリンダー51,61は上下に配置している。
カット刃ユニット40の構成について、図2を用いてより詳細に説明する。カット刃ユニット40は、矩形のフレーム44の先端に間隔を存して一対のリニアレール53,63を配置している。横刃50と縦刃60は夫々ブラケット54,64に固定されており、これらブラケット54,64はリニアレール53,63上を走行可能に嵌まるスライダー55,65に固定されている。
カット刃駆動手段42であるエアーシリンダー51,61は、シリンダー51b、61bがフレーム44に固定されており、ピストンロッド51a,61aがブラケット54,64に夫々連繋されている。そして、エアーシリンダー51,61を伸ばすことによって、スライダー55,65を前進させ、図2に示すように横刃50と縦刃60が前進移動する。また、エアーシリンダー51,61を縮めることで横刃50と縦刃60が後退移動する。横刃用のエアーシリンダー51のみを伸縮させることで、図3に示すように横刃50のみを突き出すことができ(図3中矢印FR1)、両方のエアーシリンダー51,61を同時に伸縮させることで、図2に示すように横刃50と縦刃60は一体に往復移動する。
本実施形態では、図1及び図2に示すように、横刃50と縦刃60は、縦刃60の刃先が横刃50の刃先から突き出すように配置している。従って、エアーシリンダー51,61を同時に同じだけ伸ばすことで、図2に示すように、縦刃60は横刃50よりも先行して移動することになる。
上記構成のカット刃ユニット40とチャック手段20にチャックされる被乱切り体70の軸心A周りに図示しない回転駆動手段によって相対的に回転可能(図1中矢印Rで示す)となっている。回転駆動手段は、カット刃ユニット40とチャック手段20を間欠的に相対回転可能とすることが望ましい。回転駆動手段は、たとえばチャック手段20に連繋し、チャック手段20をカット刃ユニット40に対して回転させることができる。もちろん、カット刃ユニット40をチャック手段20に対して回転させる構成としても構わない。
また、カット刃ユニット40とチャック手段20は、被乱切り体70の軸心Aに沿って図示しない昇降駆動手段によって相対的に接近離間可能(図1中矢印UDで示す)となっている。昇降駆動手段は、たとえばチャック手段20に連繋し、チャック手段20をカット刃ユニット40に対して接近離間させることができる。もちろん、カット刃ユニット40をチャック手段20に対して接近離間させる構成としても構わない。
上記構成の乱切り機10は、図示しない制御手段によって駆動される。たとえば、カット刃ユニット40のエアーシリンダー51,61の伸縮、クランプ手段30の開閉、回転駆動手段や昇降駆動手段の動作である。また、計測手段からの外径の計測結果は、制御手段に送信される。制御手段は、計測手段からの外径の計測結果に基づいて、回転駆動手段及び昇降駆動手段を動作させ、図4に示すように横刃50のみでの被乱切り体70のカット、又は、図5及び図6に示すように横刃50と縦刃60の両方による被乱切り体70のカットが行なわれる。回転駆動手段による回転角度は80°〜180°程度が好適であり、80°〜120°が望ましい。
具体的には、制御手段は、計測手段で計測された被乱切り体70の外径に基づいてカット部分を決定する。このとき、目標重量に対して被乱切り体70の外径が所定値よりも細い場合には、横刃用のエアーシリンダー51のみを伸ばして、図4に示すように横刃50のみで被乱切り体70をカットしてカット片72とする。
一方、目標重量に対して被乱切り体70の外径が所定値よりも太い場合には、横刃50のみで被乱切り体70をカットすると、得られたカット片72は扁平なものとなってしまい、乱切りとは言えず見栄えも良くない。そこで、制御手段は、昇降駆動手段を目標重量の2倍に相当する分だけ動作させ、両方のエアーシリンダー51,61を伸ばして、図5及び図6に示すように横刃50と縦刃60の両方で被乱切り体70をカットすることで、縦に2つにカットされたカット片72,72を得るようにしている。
このとき、縦刃60は、横刃50に対して先行するように移動させることで、図5に示すように被乱切り体70には、縦刃60によって先に縦のカットが行なわれ、続いて図6に示すように横刃50による斜め方向のカットが行なわれる。これにより、縦のカットが完了した後、斜め方向のカットが完了するから、縦のカットの完了前にカット片72,72が被乱切り体70から分離してしまうことはなく、カット片72,72を上手くカットできる。
本実施形態では、縦刃60を横刃50よりも突き出た位置に配置することで、エアーシリンダー51,61を同時に同じ量だけ伸ばすことで、縦刃60を横刃50に対して先行して移動させることができるから、その制御も簡便である。しかしながら、縦刃60と横刃50の刃先が揃うように配置したり、縦刃60が後退する位置に配置して、エアーシリンダー51,61の動作制御によって、縦刃60が横刃50に対して先行するようにしても構わない。
なお、縦刃60は、横刃50と刃先を揃えて往復移動する構成としても構わないが、縦刃60が横刃50よりも後進する構成とすると、縦刃60による縦のカットの完了前に横刃50による横のカットが行なわれて、カット片72が被乱切り体70から分離してしまうため、縦刃60による縦のカットが上手く行なえないことがある。
然して、被乱切り体70の外径に応じて、横刃50のみ、又は、横刃50と縦刃60の両方により被乱切り体70をカットすることで、目標重量に応じた扁平でない見栄えの良い乱切りのカット片72を得ることができる。
本発明の乱切り機10は、高価なT型刃を採用することなく、横刃50と縦刃60で被乱切り体70の斜め方向のカットと縦方向のカットを行なうことができ、何れかの切れ味が落ちた場合でも、該当する刃のみを交換すればよいので、メンテナンス性にすぐれる。
また、横刃50と縦刃60は、同方向に往復移動するから、横刃とT型刃を干渉しないようにずらして配置する場合に比べて、装置の小型化を達成できる。たとえば、図2に示すような細長のフレーム44にすべての部品を搭載した小型のユニットとすることができる。
加えて、横刃50と縦刃60が同方向に往復移動ようにしたことで、横刃50のみによるカット、横刃50と縦刃60の両方によるカットの何れの場合も、被乱切り体70は同じ方向に間欠回転させるだけで済むから、回転駆動手段の制御も単純化できる。
上記説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或いは範囲を限縮するように解すべきではない。また、本発明の各部構成は、上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
上記実施形態では、被乱切り体70を下側でチャックし、その上側をカットするようにしているが、図7に示すように、被乱切り体70を上側でチャックし、その下側をカットするようにしても構わない。
本発明は、横刃50のみ、又は、横刃50と縦刃60の両方によって被乱切り体70をカットすることを特徴とするものであり、カット刃駆動手段42は、エアーシリンダー51,61に限らず、たとえば、油圧シリンダー、リニアモーター、ボールネジ、チェーン駆動等によるアクチュエーターによって実現することもできる。
また、上記実施形態では、横刃50と縦刃60を夫々独立して往復移動できるようにエアーシリンダー51,61に別個に連繋しているが、縦刃60を往復移動可能なユニットに横刃50を往復移動可能なユニットを搭載し、横刃50のみを往復移動可能としつつ、縦刃60のユニットを往復移動させることで、縦刃60を横刃50と一体に往復移動可能とする構成としてもよい。
さらに、チャック手段20やクランプ手段30、回転駆動手段、昇降駆動手段の構成やその制御は、上記実施形態に限定されるものではないことは勿論である。
計測手段は、被乱切り体70の外径を測定しているが、被乱切り体70の直径の全体の変化率を推定することで、カット部分を決定するようにしても構わない。また、計測手段は、被乱切り体70の重量や画像認識等のその他の方法によってカット部分を決定する構成とすることもできる。
加えて、縦刃60は、横刃50の幅方向中心から1〜8mm程度ずらし、横刃50及び縦刃60の両方によるカットの際に、回転駆動手段によるチャック手段20とカット刃ユニット40の相対回転角度を80°〜120°程度にすると、確実に横刃50及び縦刃60による被乱切り体70のカットを行なうことができる。縦刃60のずれによるカット片72,72の重量差は、相対回転角度を80〜120°としたことで相殺され、カット片72,72をほぼ同じ重量にすることができる。
10 乱切り機
20 チャック手段
30 クランプ手段
40 カット刃ユニット
42 カット刃駆動手段
50 縦刃
51 縦刃用エアーシリンダー
60 横刃
61 横刃用エアーシリンダー
70 被乱切り体

Claims (5)

  1. 被乱切り体の一端をチャックするチャック手段と、
    前記チャック手段によってチャックされた前記被乱切り体の軸心に対して傾いた面内で移動して前記被乱切り体をカットするカット刃と、前記カット刃をカット方向に向けて往復移動させるカット刃駆動手段とを有するカット刃ユニットと、
    を含む乱切り機において、
    前記カット刃は、横刃と、前記横刃の幅方向略中央であって前記横刃に直交且つ接近して配置された縦刃から構成され、
    前記カット刃駆動手段は、前記横刃のみを往復移動、及び、前記横刃と前記縦刃を共に往復移動可能としている、
    ことを特徴とする乱切り機。
  2. 前記カット刃駆動手段は、前記横刃及び前記縦刃を共に往復移動させて前記被乱切り体をカットする際に、前記縦刃が前記横刃よりも先行して前記被乱切り体をカットするよう前記横刃と前記縦刃を移動させる、
    請求項1に記載の乱切り機。
  3. 前記被乱切り体のカット部分の直径を計測又は被乱切り体の直径の全体の変化率を推定する計測手段を具え、
    前記計測手段による計測結果に基づいて、前記チャック手段と前記カット刃駆動手段を相対的に接近させ、前記カット刃駆動手段は、前記横刃のみ又は前記横刃と前記縦刃によって前記被乱切り体をカットするよう前記横刃及び/又は前記縦刃を往復移動させる、
    請求項1又は請求項2に記載の乱切り機。
  4. 前記縦刃は、前記横刃の幅方向中央から0〜8mmの範囲に配置される、
    請求項1乃至請求項3の何れかに記載の乱切り機。
  5. 前記被乱切り体の軸心周りに、前記チャック手段と前記カット刃駆動手段を相対的に間欠回転駆動させる回転駆動手段と、
    前記被乱切り体の軸心方向に対し、前記チャック手段と前記カット刃ユニットを相対的に接近離間させる昇降駆動手段と、
    を含む請求項1乃至請求項4の何れかに記載の乱切り機。
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