以下、本発明に係る光源装置、本発明に係る照明光学系、及び、本発明に係る画像表示装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
●光学装置(1)の構成
図1は、第1の実施形態に係る光源装置100を示す構成図である。図1に示すように、光源装置100は、光源10と、導光部20と、光分割部30と、光合成部40と、を有してなる。
光源10は、固体発光素子からなる。光源10から出射される光は、励起光1である。励起光1は、青色光や紫外光などの短波長の光である。
なお、光源10は、固体光源アレイであってもよい。図14は、光源10を固体光源アレイにより構成した光源10の例を示す構成図である。図14(a)は、光源10である光源アレイ15の正面図である。図14(b)は、光源10である光源アレイ15の側面図である。
図14(a)に示すように、光源アレイ15は、複数の固体光源152がホルダー151に収められて一体になっている。
また、図14(b)に示すように、光源アレイ15は、光源素子1521の出射面の前面にコリメートレンズ1522を配置してなる。光源素子1521とコリメートレンズ1522は、1:1の関係で対向している。
光源アレイ15は、複数の固体光源152が、励起光1の出射方向を揃えた状態で平面的に並べられている。固体光源152のそれぞれから出射された励起光1は、平行になる。
導光部20は、複数の導光体(第1導光体201、第2導光体202、第3導光体203)と、入射口である第1入射部204と、第1波長変換手段205と、光路折り返し部207と、有してなる。
導光部20を構成する第1導光体201と、第2導光体202と、第3導光体203は、第1入射部204から入射した光(励起光1)や、各導光体内を進行する光の配光分布を均一化する照明均一化手段でもある。ここで、導光部20を構成する各導光体の構造について図を用いて説明する。
図2は、図1におけるA−A線断面図である。ここでは、第3導光体203の断面を示しているが、第1導光体201と第2導光体202の断面も同様である。図2に示すように、導光部20を構成する各導光体の短手方向の断面形状は、矩形である。各導光体の内部は中空であって、内壁面はミラー面になっている。すなわち、各導光体は中空の管体である。
図3は、図1におけるB−B線断面図である。ここでは、第3導光体203の縦断面を示しているが、第1導光体201と第2導光体202の縦断面も同様である。図3に示すように、導光部20を構成する各導光体は、長手方向の断面形状が矩形であって、中空部分を形成する内壁面がミラー面によって構成されている。各導光体に入射する光は、照明角θを有するから、各導光体に入射した光は、中空内面を反射しながら進行する。
このように、導光部20の内壁面を多重反射しながら進行することで、導光部20内を進行する光の配光分布は、均一化される。すなわち、導光部20によって励起光1や、後述する第1変換光2及び第2変換光3の配光分布は均一化される。これら光の配光分布が均一化されることで、画像形成素子を照明する照明光の照度ムラは低減される。
図1に戻る。第1入射部204は、第1のダイクロイックミラーであって、光源10からの励起光1は透過し、後述する第2変換光3は反射する。第1入射部204は、励起光1と第2変換光3の進行方向に対して、所定の角度に傾いている。第1入射部204の所定の角度とは、例えば、45度である。したがって、第1入射部204で反射される光は、光路が90度折り返される。第1入射部204は、後述する第1導光体201と第3導光体203との間に位置する。
また、導光部20は、各導光体の接合部分に光路折り返し部207を備えている。光路折り返し部207は、進行してきた光の進行方向を変更する反射面であって、光の進行方向に対して所定の角度に傾いている。光路折り返し部207の所定の角度とは、例えば、45度である。したがって、光路折り返し部207において反射される光は、光路が90度折り返される。
第1導光体201と第2導光体202との間には、光路折り返し部207を有している。また、第2導光体202は、後述する光合成部40と第1導光体201との間に、光路折り返し部207を有している。
また、第3導光体203は、後述する光合成部40と第1導光体201との間に、光路折り返し部207を有している。
以上の通り、導光部20は、第1導光体201と、第2導光体202と、第3導光体203と、第1入射部204と、光路折り返し部207と、を有していて、その外形は、環状である。
第1導光体201は、第1入射部204から入射した励起光1が入射方向に進行する導光体である。また、第1導光体201は、後述する光分割部30によって励起光1から変換された第2変換光3が、進行する導光体である。
第2導光体202は、第1波長変換手段205が配置されている光路折り返し部207によって、励起光1から第1の波長へと変換された第1変換光2が進行する導光体である。第2導光体202の途中には、少なくとも1つの光路折り返し部207が配置されている。第2導光体202を進行する第1変換光2は、この光路折り返し部207を介して、後述する光合成部40へと折り返される。このように、第2導光体202は、第1導光体201と光合成部40とを接続している。
第3導光体203は、第2変換光3が進行する導光体である。第3導光体203の途中には、少なくとも1つの光路折り返し部207が配置されている。第3導光体203を進行する第2変換光3は、この光路折り返し部207を介して、後述する光合成部40へと折り返される。このように、第3導光体203は、第1導光体201と光合成部40とを接続している。
図1において、第1導光体201と第2導光体202の間に配置されている光路折り返し部207には、第1波長変換手段205が配置されている。第1波長変換手段205は、励起光1を波長が異なる第1変換光2へと変換する第1蛍光体2051(図1では不図示)により構成される。
第1蛍光体2051は、例えば励起光1が青色光であれば、これを赤色光に変換する蛍光体である。すなわち、第1波長変換手段205によって、青色光である励起光1は、赤色光である第1変換光2へと変換される。
光分割部30は、第1導光体201の光路途中に配置されている。光分割部30は、回転ホイール301と、モーター302と、を有してなる。回転ホイール301は、モーター302に接続されていて、モーター302の回転により、第1導光体201を横切るように回転する。
図4は、回転ホイール301の例であって、(a)平面図、(b)回転状態を示す側面図、(c)別の回転状態を示す側面図、である。
図4(a)に示すように、回転ホイール301は、円形の面を扇状の領域に分割してなる。この領域の一つには、第2蛍光体2061が配置されている。この第2蛍光体2061の配置部分が、第2波長変換手段206を構成する。
回転ホイール301におけるその他の領域は、透過部3013になっている。なお、図4において回転ホイール301の分割されている領域は、2つであるが、これに限ることは無い。また、分割された各領域の面積比は、光源装置100を備える画像表示装置の色再現範囲などに基づいて決定すればよい。
また、回転ホイール301の形状は、第2波長変換手段206を構成する部分のみからなる扇形状であってもよい。すなわち、回転ホイール301の形状は、モーター302の回転によって、励起光1をそのまま進行させるか、第2変換光3へと波長を変換して反射させるか、いずれかを行う状態を形成できるものであればよい。
図4(b)に示すように、回転ホイール301は、ガラス基板からなる透過部3013と、透過部3013の上に配置される反射部であるミラー層3014と、ミラー層3014の上に配置される第2蛍光体2061と、を有してなる。
ミラー層3014の上に配置された第2蛍光体2061に励起光1が当たると、前方(励起光1の進行方向)に散乱する光と、後方(励起光1の進行逆方向)に散乱する光が生じる。前方に散乱した光は、第2蛍光体2061の下に配置されているミラー層3014によって後方に反射される。また、第2蛍光体2061によって後方に散乱した光は、そのまま、後方へと進行する。このようにして、第2蛍光体2061に当たった励起光1は、回転ホイール301に形成されている第2波長変換手段206によって、異なる波長である第2変換光3へと変換されて放射される。
励起光1は、青色光であるから、第2蛍光体2061が緑色の蛍光体であれば、緑色光に変換される。また、第1蛍光体2051が、赤色の蛍光体であれば、赤色に変換される。励起光1が紫外光であっても同様である。
回転ホイール301は、モーター302によって回転している。すなわち、第2波長変換手段206は、回転ホイール301の回転に伴って、その位置が変化する。一方、光分割部30に入射する励起光1の位置は一定である。したがって、図4(c)に示すように励起光1が第2蛍光体2061に当たらずに、透過部3013を通過することもある。この場合、励起光1は光分割部30を通過して、第1導光体201を進行して、第1波長変換手段205が配置されている光路折り返し部207へ向う。
以上のように、励起光1は、光分割部30によって、励起光1と、励起光1の進行方向とは逆方向に進行する第2変換光3に分割される。
なお、図4(b)と図4(c)に示したミラー層3014の厚みと、第2蛍光体2061の厚みは、ガラス基板である透過部3013の厚みに対して厚くし、誇張して表現している。
光合成部40は、クロスダイクロイックプリズム、または、クロスダイクロイックミラーである。光合成部40は、第2導光体202を介して入射される第1変換光2と、第3導光体203を介して入射される第2変換光3とを合成して出射する。
●光学装置(1)の動作
光源10から出射された励起光1(青色光)は、第1入射部204を通過して、第1導光体201へと入射する。第1導光体201は、照明均一化手段であるから、励起光1は、第1導光体201の内部を多重反射しながら進行する。その後、励起光1は、光分割部30によって光路が分割される。すなわち、励起光1は、進行してきた方向へそのまま進行するものと、第2変換光3に変換されて反対の方向へ進行するものに、分割される。
光分割部30を通過した励起光1は、第1導光体201内を進行して、第1波長変換手段205が配置されている光路折り返し部207へと向う。第1波長変換手段205へ到達した励起光1は、波長が異なる第1変換光2に変換される。
第1波長変換手段205が配置されている光路折り返し部207は、励起光1が進行してきた方向に対して45度の傾きを有するから、第1変換光2は、励起光1に対して光路を90度折り返した方向に向けて反射される。反射された第1変換光2は、第2導光体202に入射して進行する。その後、第1変換光2は、第2導光体202の光路途中に配置されている光路折り返し部207によって光路が折り返されて、光合成部40へと入射する。
また、光分割部30に配置された第2波長変換手段206に当たった励起光1は、第2変換光3に変換されて、励起光1の進行方向に対する反対方向へと反射される。第1入射部204に到達した第2変換光3は、第1入射部204を通過せずに反射される。
第1入射部204は、第2変換光3が進行してきた方向に対して45度の傾きを有するから、第2変換光3は、光路を90度折り返した方向に向けて反射される。反射された第2変換光3は、第3導光体203に入射して進行する。その後、第2変換光3は、第3導光体203の光路途中に配置されている光路折り返し部207によって光路が折り返されて、光合成部40へと入射する。
すでに説明した通り、導光部20を構成する第1導光体201と、第2導光体202と、第3導光体203は、照明均一化手段であるから、光合成部40に入射する各光は、配光分布が均一化された状態になっている。
光合成部40は、入射された第1変換光2と第2変換光3とを合成して出射する。
以上の通り、光源装置100は、光源10と、導光部20と、光分割部30と、光合成部40と、が一体化されている。導光部20は、複数の導光体と折り返しミラーによって環状になっていて、導光体の途中に波長変換手段を設けることで、波長変換手段と照明均一化手段を一体に形成している。
このような構成からなる導光部20を備える光源装置100は、光源10から出射された励起光1が、異なる光路を通過しながら、配光分布が均一化され、かつ、異なる波長の光(第1変換光2と第2変換光3)へと変換される。この異なる波長の光が、異なる光路を通り、それぞれが光合成部40によって合成されて、同一方向へと出射される。
すなわち、光源装置100は、固体発光素子と蛍光体から構成されるハイブリット光源と、照度均一化手段と、を一体に実現する。
●光学装置(2)の構成
次に、本発明に係る光源装置の別の実施形態について説明する。図5は、第2の実施形態に係る光源装置100の構成を示す構成図である。第2の実施形態に係る光源装置100は、第1の実施形態に係る光源装置100と同様の構成を多く有している。したがって、以下において、第2の実施形態が備える構成のうち、第1の実施形態と同様の構成には、第1の実施形態と同じ符号を付して詳細な説明を省略し、第1の実施形態とは異なる構成について詳細に説明する。
図5に示すように、第2の実施形態に係る光源装置100が第1の実施形態と異なる点は、導光部20の構成と、第1波長変換手段205の位置である。
第2の実施形態に係る導光部20は、第1の実施形態に係る導光部20の構成(第1導光体201、第2導光体202、第3導光体203)に加えて、第4導光体209と、透過折り返し部208と、を有してなる。
第4導光体209は、第1導光体201の途中から励起光1を導光し、光分割部30へと入射させるための導光路である。
第4導光体209の基本的な構造は、第1導光体201などと同様であって、第4導光体209の内部を進行する光の配光分布は、均一化される。
透過折り返し部208は、励起光1を反射し、第1変換光2を透過する第2のダイクロイックミラーである。透過折り返し部208は、第1導光体201の途中に配置されている。この透過折り返し部208によって、励起光1は第4導光体209へと入射する。
光分割部30を通過した励起光1は、透過折り返し部208によって反射されて、進行方向が90度折り返される。また、透過折り返し部208を通過した第1変換光2は、光路折り返し部207によって、進行方向に対して90度折り返されて、第2導光体202へと進む。
次に、第1波長変換手段205と第2波長変換手段206が配置される光分割部30について説明する。図5に示すように、光分割部30は、第1導光体201の光路途中に配置されている。
図6は、本実施形態に係る光分割部30が備える回転ホイール301の具体的な構造の例であって、(a)平面図、(b)回転状態を示す側面図、(c)別の回転状態を示す側面図、である。
図6(a)に示すように、回転ホイール301は、円形の面を扇状の領域に分割してなる。この回転ホイール301は、3つの領域に分割されている。
領域の一つは、第1蛍光体2051が配置されている。他の領域には、第2蛍光体2061が配置されている。第1蛍光体2051が配置されている部分が、第1波長変換手段205を構成する。第2蛍光体2061が配置されている部分が、第2波長変換手段206を構成する。
また、その他の領域は、透過部3013になっている。なお、回転ホイール301における分割された各領域の面積比は、光源装置100を備える画像表示装置の色再現範囲などに基づいて決定すればよい。
なお、回転ホイール301の形状は、第1波長変換手段205を構成する部分と、第2波長変換手段206を構成する部分のみからなる扇形状であってもよい。すなわち、回転ホイール301の形状は、モーター302の回転によって、励起光1をそのまま進行させるか、第1変換光2へと波長を変換して透過させるか、第2変換光3へと波長を変換して反射させるか、いずれかを行う状態を形成できるものであればよい。
図6(b)に示すように、回転ホイール301は、ガラス基板からなる透過部3013と、透過部3013の上に配置される反射部であるミラー層3014と、第1蛍光体2051と、第2蛍光体2061と、を有してなる。
第2蛍光体2061は、励起光1が向かって来る側の面であって、ミラー層3014が配置されている面に配置されている。第1蛍光体2051は、励起光1が向かって来る側の面とは反対側の面に配置されている。
励起光1が、第2蛍光体2061に当たると、前方(励起光1の進行方向)に散乱する光と、後方(励起光1の進行逆方向)に散乱する光が生じる。前方に散乱した光は、第2蛍光体2061の下に配置されているミラー層3014によって後方に反射される。また、第2蛍光体2061によって後方に散乱した光は、そのまま、後方へと進行する。このように、第2蛍光体2061に当たった励起光1は、回転ホイール301に形成されている第2波長変換手段206により、異なる波長である第2変換光3に変換されて放射される。
回転ホイール301は、モーター302によって回転しているので、第2波長変換手段206と第1波長変換手段205の位置は変化する。一方、光分割部30に入射する励起光1の位置は一定である。
図6(c)に示すように、励起光1は、第1蛍光体2051が配置されている位置の透過部3013に当たることがある。そうすると、透過部3013を通過した励起光1は、第1蛍光体2051に当たって、異なる波長の第1変換光2に変換される。この場合、第1変換光2は光分割部30を通過して、第1導光体201を進行して、透過折り返し部208へと進行する。
励起光1は、青色光であるから、第2蛍光体2061が緑色の蛍光体であれば、緑色光に変換される。また、第1蛍光体2051が、赤色の蛍光体であれば、赤色に変換される。この場合、励起光1が紫外光であっても同様である。
以上のように、励起光1は、光分割部30によって、励起光1と、励起光1と同じ進行方向に進む第1変換光2と、励起光1の進行方向とは逆方向に進行する第2変換光3に分割される。
なお、図6(b)と図6(c)に示したミラー層3014の厚みと、第1蛍光体2051及び第2蛍光体2061の厚みは、ガラス基板である透過部3013の厚みに対して厚くし、誇張して表現している。
光合成部40は、クロスダイクロイックプリズムと、クロスダイクロイックミラーとを組み合わせてなる。光合成部40は、第2導光体202を介して入射される第1変換光2と、第3導光体203を介して入射される第2変換光3と、第4導光体209を介して入射される励起光1と、を合成して出射する。
●光学装置(2)の動作
図5に戻る。光源10から出射された励起光1(青色光)は、第1入射部204を通過して、第1導光体201へと入射する。第1導光体201は、照明均一化手段であるから、励起光1は、第1導光体201の内部を多重反射しながら進行する。その後、励起光1は、光分割部30によって光路が分割される。すなわち、第1入射部204から入射した光は、光分割部30によって、進行してきた方向にそのまま進行するものと、それまでの進行方向とは反対の方向に進行するものに分割される。
光分割部30を通過して進行する光は、励起光1か、第1変換光2である。進行方向とは反対方向に進行する光は、第2変換光3である。
光分割部30を通過した励起光1は、透過折り返し部208により反射されて、第4導光体209へと入射して進行する。第4導光体209には、複数の光路折り返し部207が配置されている。この複数の光路折り返し部207を介して、励起光1は光合成部40へと入射する。
光分割部30によって励起光1から異なる波長へと変換された第1変換光2は、透過折り返し部208を通過する。透過折り返し部208を通過した後の第1変換光2は、透過折り返し部208の後段に配置されている光路折り返し部207によって反射されて、第2導光体202へと入射して進行する。その後、光路折り返し部207を介して、第1変換光2は、光合成部40へと入射する。
光分割部30で反射されて波長が変換された第2変換光3は、第1入射部204で反射されて第3導光体203へと入射して進行する。その後、光路折り返し部207を介して、第2変換光3は、光合成部40に入射する。
すでに説明した通り、導光部20を構成する第1導光体201、第2導光体202、第3導光体203、第4導光体209は、照明均一化手段であるから、光合成部40に入射する各光は、配光分布が均一化された状態になっている。
例えば、励起光1は青色光であって、第1変換光2は赤色光、第2変換光3は緑色光である。すなわち、光合成部40からは、配光分布が均一化された三原色の光が出射される。
以上の通り、光源装置100は、光源10と、導光部20と、光分割部30と、光合成部40と、が一体化されている。導光部20は、複数の導光体と折り返しミラーによって環状になっていて、導光体の途中に波長変換手段を設けることで、波長変換手段と照明均一化手段を一体に形成している。
このような構成からなる導光部20を備える光源装置100は、光源10から出射された励起光1が、異なる光路を通過しながら、配光分布が均一化され、かつ、異なる波長の光(第1変換光2と第2変換光3)へと変換される。この異なる波長の光が、異なる光路を通り、それぞれが光合成部40によって合成されて、同一方向へと出射される。
すなわち、光源装置100は、固体発光素子と蛍光体から構成されるハイブリット光源と、照度均一化手段と、を一体に実現する。
●光学装置(3)の構成
次に、本発明に係る光源装置のさらに別の実施形態について説明する。図7は、第3の実施形態に係る光源装置100の構成を示す構成図である。第3の実施形態に係る光源装置100は、第1の実施形態に係る光源装置100と同様の構成を多く有している。したがって、以下において、第3の実施形態が備える構成のうち、第1の実施形態と同様の構成には、第1の実施形態と同じ符号を付して詳細な説明を省略し、第1の実施形態とは異なる構成について詳細に説明する。
図7に示すように、第3の実施形態に係る光源装置100が第1の実施形態と異なる点は、導光部20の構成と、光合成部40の構成である。
第3の実施形態に係る導光部20は、第1の実施形態に係る導光部20の構成(第1導光体201、第2導光体202、第3導光体203)に加えて、第5導光体211を有してなる。
第5導光体211は、第1導光体201の外側に配置されていて、励起光1を光分割部30へと導光するための導光路である。
第5導光体211の基本的な構造は、第1導光体201などと同様であって、第5導光体211の内部を進行する光の配光分布は、均一化される。
第5導光体211の光源10側の端部は、第5導光体211への入射口である第2入射部210である。第2入射部210は、ハーフミラーであって、光源10から出射された励起光1の一部は、反射されて第5導光体211へと入射し、励起光1の他の一部は、第1入射部204と向かう。
また、本実施形態に係る光合成部40は、第1光合成部401と、第2光合成部402と、を有している。
第1光合成部401は、第1の実施形態に係る光合成部40と同様のものであって、ダイクロイックプリズムにより構成されている。
第2光合成部402は、第5導光体211の端部であって、第2入射部210が配置されている端部とは反対側の端部に配置されている。第2光合成部402は、励起光1を反射し、第1変換光2及び第2変換光3を透過させる第3のダイクロイックミラーである。
●光源装置(3)の動作
光源10から出射された励起光1は、第2入射部210を介して第5導光体211へと入射するものと、第2入射部210を透過して、第1入射部204を介し第1導光体201へと入射するものに別れる。
第1入射部204へと入射した励起光1は、光分割部30をそのまま通過するものと、第2変換光3へと変換されて反射されるものとに分割される。光分割部30を通過した励起光1は、第1波長変換手段205が配置されている光路折り返し部207により第1変換光2へと変換されて、第2導光体202を介して第1光合成部401へと入射される。
光分割部30において反射されて変換された第2変換光3は、第3導光体203を介して第1光合成部401へと入射される。
第1光合成部401には、第2導光体202を介して第1変換光2が入射され、また、第3導光体203を介して第2変換光3が入射される。第1光合成部401は、これら第1変換光2と第2変換光3を合成して、第2光合成部402に向けて出射する。
第1光合成部401から出射された第1変換光2と第2変換光3の合成光は、第2光合成部402を通過する。また、第2入射部210から第5導光体211へと入射した励起光1は、第2光合成部402によって反射される。したがって、第2光合成部402からは、励起光1、第1変換光2、第2変換光3が合成されて出射される。
例えば、励起光1は青色光であって、第1変換光2は赤色光、第2変換光3は緑色光である。すなわち、光合成部40からは、配光分布が均一化された三原色の光が出射される。
以上の通り、光源装置100は、光源10と、導光部20と、光分割部30と、光合成部40と、が一体化されている。導光部20は、複数の導光体と折り返しミラーによって環状になっていて、導光体の途中に波長変換手段を設けることで、波長変換手段と照明均一化手段を一体に形成している。
このような構成からなる導光部20を備える光源装置100は、光源10から出射された励起光1が、異なる光路を通過しながら、配光分布が均一化され、かつ、異なる波長の光(第1変換光2と第2変換光3)へと変換される。この異なる波長の光が、異なる光路を通り、それぞれが光合成部40によって合成されて、同一方向へと出射される。
すなわち、光源装置100は、固体発光素子と蛍光体から構成されるハイブリット光源と、照度均一化手段と、を一体に実現する。
●光学装置(4)の構成
次に、本発明に係る光源装置のさらに別の実施形態について説明する。図8は、第4の実施形態に係る光源装置100の構成を示す構成図である。第4の実施形態に係る光源装置100は、第1の実施形態及び第3の実施形態に係る光源装置100と同様の構成を多く有している。したがって、以下の説明では、第4の実施形態が備える構成のうち、第1の実施形態及び第3の実施形態と同様の構成には、第1の実施形態及び第3の実施形態と同じ符号を付して詳細な説明を省略する。第4の実施形態の説明は、第1の実施形態及び第3の実施形態とは異なる構成について詳細に説明する。
図8に示すように、第4の実施形態に係る光源装置100が第1の実施形態及び第3の実施形態と異なる点は、光源10と、導光部20の構成である。
第4の実施形態に係る光源10は、第1光源11と第2光源12とを有してなる。第1光源11は、第1の実施形態及び第3の実施形態に係る光源10と同様の位置に配置されている。したがって、第1光源11から出射された励起光1は、第1入射部204を通過して第1導光体201へと入射する。
第2光源12は、第1光源11とは異なる方向に励起光1を出射するように配置されている。第2光源12から出射された励起光1は、後述する第6導光体212へと入射される。第2光源12から出射される光は励起光1である。すなわち、第2光源12は、第1変換光2及び第2変換光3とは波長が異なる光を出射する。
第4の実施形態に係る導光部20は、第3の実施形態に導光部20の構成に加えて、第6導光体212を有してなる。第6導光体212は、第2光源12から出射された励起光1を、第2光合成部402へと導光する導光路である。
第6導光体212の基本的な構造は、第1導光体201などと同様であって、第6導光体212の内部を進行する光は、配光分布が均一化される。
図8に示すように、第6導光体212の第2光源12側の端部は、第6導光体212への入射口である第3入射部213が形成されている。第3入射部213は、第6導光体212の端面であって、中空の内部空間へ励起光1が入射されるようになっている。
また、本実施形態に係る光合成部40は、第1光合成部401と、第2光合成部402と、を有している。
第2光合成部402は、第6導光体212の端部であって、第3入射部213が配置されている端部とは反対側の端部に配置されている。第2光合成部402は、励起光1は反射し、第1変換光2及び第2変換光3は透過する第3のダイクロイックミラーである。
●光源装置(4)の動作
第1光源11から出射された励起光1は、第1入射部204を介して第1導光体201へと入射する。
第1導光体201へと入射した励起光1は、光分割部30をそのまま通過するものと、第2変換光3へと変換されて反射されるものとに分割される。光分割部30を通過した励起光1は、第1波長変換手段205が配置されている光路折り返し部207により第1変換光2へと変換されて、第2導光体202を介して第1光合成部401へと入射する。
光分割部30において反射されて変換された第2変換光3は、第3導光体203を介して第1光合成部401へと入射する。
第1光合成部401には、第2導光体202を介して第1変換光2が入射され、また、第3導光体203を介して第2変換光3が入射される。第1光合成部401は、これら第1変換光2と第2変換光3を合成して、第2光合成部402に向けて出射する。
第1光合成部401から出射された第1変換光2と第2変換光3の合成光は、第2光合成部402を通過する。また、第3入射部213から第6導光体212へと入射した励起光1は、第2光合成部402によって反射される。したがって、第2光合成部402からは、励起光1、第1変換光2、第2変換光3が合成されて出射される。
例えば、励起光1は青色光であって、第1変換光2は赤色光、第2変換光3は緑色光である。すなわち、光合成部40からは、配光分布が均一化された三原色の光が出射される。
以上の通り、光源装置100は、光源10と、導光部20と、光分割部30と、光合成部40と、が一体化されている。導光部20は、複数の導光体と折り返しミラーによって環状になっていて、導光体の途中に波長変換手段を設けることで、波長変換手段と照明均一化手段を一体に形成している。
また、第1光源11と第2光源12とを備え、第2光源12から出射される励起光1は、波長変換をせずに、光合成部40へと入射する。
このような構成からなる光源10と導光部20を備える光源装置100は、光源10から出射された励起光1が、異なる光路を通過しながら、配光分布が均一化され、かつ、異なる波長の光(第1変換光2と第2変換光3)へと変換される。励起光1と、これと異なる波長の光は、それぞれ異なる光路を通って光合成部40において合成されて、同一方向へと出射される。
すなわち、光源装置100は、固体発光素子と蛍光体から構成されるハイブリット光源と、照度均一化手段と、を一体に実現し、かつ、色再現性が良い。
●光学装置(5)の構成
次に、本発明に係る光源装置のさらに別の実施形態について説明する。図9は、第5の実施形態に係る光源装置100の構成を示す構成図である。第5の実施形態に係る光源装置100は、第4の実施形態に係る光源装置100と同様の構成を多く有している。したがって、以下において、第5の実施形態が備える構成のうち、第4の実施形態と同様の構成には、第4の実施形態と同じ符号を付して詳細な説明を省略し、第4の実施形態とは異なる構成について詳細に説明する。
図9に示すように、第5の実施形態に係る光源装置100が第4の実施形態と異なる点は、光源10と、導光部20の構成と、光合成部40の構成である。
第5の実施形態に係る導光部20は、第4の実施形態に係る導光部20とは異なり、光合成部40へ直接接続する第7導光体214を有してなる。第7導光体214は、一端に第2光源12が配置されている。この第2光源12から出射された励起光1を、光合成部40へと導光する導光路である。
第7導光体214の基本的な構造は、第1導光体201などと同様であって、第6導光体212の内部を進行する光は、配光分布が均一化される。
●光源装置(5)の動作
第1光源11から出射され、第1入射部204を介して第1導光体201へと入射した励起光1は、光分割部30をそのまま通過するものと、第2変換光3へと変換されて反射されるものとに分割される。
光分割部30を通過した励起光1は、第1波長変換手段205が配置されている光路折り返し部207により第1変換光2へと変換されて、第2導光体202を介して光合成部40へと入射する。光分割部30において反射されて変換された第2変換光3は、第3導光体203を介して光合成部40へと入射する。また、第2光源12から出射された励起光1は、第7導光体214を介して、光合成部40へと入射する。
光合成部40へと入射した励起光1と、第1変換光2及び第2変換光3は、光合成部40によって、同じ方向に出射される。
例えば、励起光1は青色光であって、第1変換光2は赤色光、第2変換光3は緑色光である。すなわち、光合成部40からは、配光分布が均一化された三原色の光が出射される。
以上の通り、光源装置100は、光源10と、導光部20と、光分割部30と、光合成部40と、が一体化されている。導光部20は、複数の導光体と折り返しミラーによって環状になっていて、導光体の途中に波長変換手段を設けることで、波長変換手段と照明均一化手段を一体に形成している。
また、第1光源11と第2光源12とを備え、第2光源12から出射される励起光1は、波長変換をせずに、光合成部40へと入射する。
また、第2光源12を環状の導光部20の中央付近に設置することで、光源装置100を小型にすることができる。
このような構成からなる光源10と導光部20を備える光源装置100は、光源10から出射された励起光1が、異なる光路を通過しながら、配光分布が均一化され、かつ、異なる波長の光(第1変換光2と第2変換光3)へと変換される。励起光1と、これと異なる波長の光は、それぞれ異なる光路を通って光合成部40において合成されて、同一方向へと出射される。
すなわち、光源装置100は、固体発光素子と蛍光体から構成されるハイブリット光源と、照度均一化手段と、を小型かつ一体に実現し、色再現性が良い。
●光学装置(6)の構成
次に、本発明に係る光源装置のさらに別の実施形態について説明する。図10は、第6の実施形態に係る光源装置100の構成を示す構成図である。第6の実施形態に係る光源装置100は、第2の実施形態に係る光源装置100と同様の構成を多く有している。したがって、以下において、第6の実施形態が備える構成のうち、第2の実施形態と同様の構成には、第2の実施形態と同じ符号を付して詳細な説明を省略し、第2の実施形態とは異なる構成について詳細に説明する。
図10に示すように、第6の実施形態に係る光源装置100が第2の実施形態と異なる点は、光源10と、導光部20の構成である。
第6の実施形態に係る光源10は、第1光源11と第2光源12とを有してなる。第1光源11は、第2の実施形態に係る光源10と同様の位置に配置されている。したがって、第1光源11から出射された励起光1は、第1入射部204を通過して第1導光体201へと入射する。
第2光源12は、第7導光体214の一端に配置されている。第7導光体214は、第2光源12から出射された励起光1を、光合成部40へと導光する導光路である。
第7導光体214の基本的な構造は、第1導光体201などと同様であって、第6導光体212の内部を進行する光は、配光分布が均一化される。
図10に示すように、光分割部30を構成する回転ホイール301に、第1波長変換手段205と、第2波長変換手段206が配置されている。
回転ホイール301は、円板面を複数の領域に分割して、その一つの領域に第1蛍光体2051を配置して第1波長変換手段205とし、他の一つの領域には、第2蛍光体2061を配置して第2波長変換手段206としている。
●光学装置(6)の動作
第1光源11から出射され、第1入射部204を介して第1導光体201へと入射した励起光1は、第1変換光2へと変換されて光分割部30を通過するものと、第2変換光3へと変換されて反射されるものとに分割される。
光分割部30を通過した第1変換光2、第2導光体202を介して光合成部40へと入射する。光分割部30において反射されて変換された第2変換光3は、第3導光体203を介して光合成部40へと入射する。また、第2光源12から出射された励起光1は、第7導光体214を介して、光合成部40へと入射する。
光合成部40へと入射した励起光1と、第1変換光2及び第2変換光3は、光合成部40によって、同じ方向に出射される。
例えば、励起光1は青色光であって、第1変換光2は赤色光、第2変換光3は緑色光である。すなわち、光合成部40からは、配光分布が均一化された三原色の光が出射される。
以上の通り、光源装置100は、光源10と、導光部20と、光分割部30と、光合成部40と、が一体化されている。導光部20は、複数の導光体と折り返しミラーによって環状になっていて、導光体の途中に波長変換手段を設けることで、波長変換手段と照明均一化手段を一体に形成している。
また、第1光源11と第2光源12とを備え、第2光源12から出射される励起光1は、波長変換をせずに、光合成部40へと入射する。
また、第2光源12を環状の導光部20の中央付近に設置することで、光源装置100を小型にすることができる。
このような構成からなる光源10と導光部20を備える光源装置100は、光源10から出射された励起光1が、異なる光路を通過しながら、配光分布が均一化され、かつ、異なる波長の光(第1変換光2と第2変換光3)へと変換される。励起光1と、これと異なる波長の光は、それぞれ異なる光路を通って光合成部40において合成されて、同一方向へと出射される。
すなわち、光源装置100は、固体発光素子と蛍光体から構成されるハイブリット光源と、照度均一化手段と、を小型かつ一体に実現し、色再現性が良い。
●光学装置(7)の構成
次に、本発明に係る光源装置のさらに別の実施形態について説明する。図11は、第7の実施形態に係る光源装置100の構成を示す構成図である。第7の実施形態に係る光源装置100は、第5の実施形態に係る光源装置100と同様の構成を多く有している。したがって、以下において、第7の実施形態が備える構成のうち、第5の実施形態と同様の構成には、第5の実施形態と同じ符号を付して詳細な説明を省略し、第5の実施形態とは異なる構成について詳細に説明する。
図11に示すように、第7の実施形態に係る光源装置100が第5の実施形態と異なる点は、導光部20の構成である。
第7の実施形態に係る導光部20は、第5の実施形態に係る導光部20とは異なり、各導光体が形成する光路の途中に、集光手段としてのリレーレンズを配置している。
第1導光体201には、第1入射部204と光分割部30との間に第1集光手段231と、光分割部30と第1波長変換手段205が配置されている光路折り返し部207との間に第2集光手段232が配置されている。
第2導光体202には、第1波長変換手段205が配置されている光路折り返し部207と光合成部40との間に、第5集光手段235が配置されている。
第3導光体203には、第1入射部204と光路折り返し部207との間に第3集光手段233と、光路折り返し部207と光合成部40の接合部との間に第4集光手段234が配置されている。
第7導光体214は、光合成部40との接合部に第6集光手段236が配置されている。
導光部20内を進行する各光は、照明角θを有している。したがって、励起光1が第1波長変換手段205や第2波長変換手段206に当たるときは、それぞれに対して集光していることが望ましい。また、光合成部40へ入射するときには、平行光であることが望ましい。
そこで、導光部20が形成する光路の途中に、第1集光手段231乃至第6集光手段236からなる集光手段を配置する。この集光手段によって、各波長変換手段に対して励起光1は集光し、また、光分割部30に入射する励起光1、第1変換光2、第2変換光3は、それぞれ平行光になる。
光合成部40へと入射した励起光1、第1変換光2及び第2変換光3は、光合成部40によって、同じ方向に出射される。
例えば、励起光1は青色光であって、第1変換光2は赤色光、第2変換光3は緑色光である。すなわち、光合成部40からは、配光分布が均一化された三原色の光が出射される。
以上の通り、光源装置100は、光源10と、導光部20と、光分割部30と、光合成部40と、が一体化されていて、光源10から出射された励起光1が、異なる光路を通り、第1変換光2と第2変換光3へと変換される。この異なる光路を通る異なる波長の光は、所定の波長変換手段において集光し、また、それぞれが平行光として光合成部40に入射する。
光合成部40に入射した光は、同一方向へと出射される。励起光1と、第1変換光2と、第2変換光3が通る光路(導光部20)は、照明均一化手段であるから、光合成部40から出射される光は、配光分布が均一化されて照度ムラが解消されている光になっている。
また、光源装置100は、導光部20に集光手段を備えているから、固体発光素子と蛍光体から構成されるハイブリット光源と、照度均一化手段と、を一体に実現し、かつ、光利用効率が高い。
また、第2光源12を環状の導光部20の中央付近に設置することで、光源装置100を小型にすることができる。
このような構成からなる光源10と導光部20を備える光源装置100は、光源10から出射された励起光1が、異なる光路を通過しながら、配光分布が均一化され、かつ、異なる波長の光(第1変換光2と第2変換光3)へと変換される。励起光1と、これと異なる波長の光は、それぞれ異なる光路を通って光合成部40において合成されて、同一方向へと出射される。
すなわち、光源装置100は、固体発光素子と蛍光体から構成されるハイブリット光源と、照度均一化手段と、を小型かつ一体に実現し、色再現性が良く、高効率である。
●照明光学系
次に、本発明に係る照明光学系の実施形態について説明する。
図12は、本発明に係る照明光学系の実施形態を示す光学配置図である。図12に示すように、本実施形態に係る照明光学系701は、光を出射する光源装置100と、照明装置70と、を有してなる。ここで、照明装置70は、第1リレーレンズ71と、第2リレーレンズ72と、第1折返ミラー73と、第2折返ミラー74と、光変調素子75と、を有してなる。
光源装置100は、すでに説明した本発明に係る光源装置である。
第1リレーレンズ71と第2リレーレンズ72は、光源装置100から出射された光を第1折返ミラー73に向けて透過させる。ここで、第1リレーレンズ71と第2リレーレンズ72は、球面、あるいは非球面レンズである。
第1折返ミラー73は、第1リレーレンズ71と第2リレーレンズ72を透過した光を第2折返ミラー74に向けて反射する。ここで、第1折返ミラー73は、平面ミラー、球面ミラー、あるいはシリンドリカルミラーである。
第2折返ミラー74は、第1折返ミラー73からの光を光変調素子75に向けて反射する。第2折返ミラー74は、球面ミラー、非球面ミラー、楕円ミラーなどである。
光変調素子75は、被照射面に向けて光の照射方向などを変化させる素子であり、具体的には例えばDMD(Digital MicroMirror Device)である。
なお、以上説明した照明装置70の構成要素は、ハウジング76に収容されている。ハウジング76は、マグネシウム合金などの金属、あるいはプラスチック樹脂により形成されている。
次に、照明光学系701の動作例について説明する。
光源装置100から出射された青色光と緑色光と赤色光とを含む光は、第1リレーレンズ71と第2リレーレンズ72とを透過して第1折返ミラー73に入射する。
第1折返ミラー73に入射した光は、第1折返ミラー73により反射されて第2折返ミラー74に入射する。
第2折返ミラー74に入射した光は、第2折返ミラー74により反射されて光変調素子75に入射する。
光変調素子75に入射した光は、光変調素子75により光の照射方向などが変化して、被照射面に向けて出射する。
以上の通り、照明光学系701は、本発明に係る光源装置を用いることにより、ハイブリット光源と照明均一化素子とを一体に実現しつつ、小型にすることができる。
●画像表示装置
次に、本発明に係る画像表示装置の実施形態について説明する。
図13は、本発明に係る画像表示装置の実施形態を示す概略構成図である。図13に示すように、本実施形態に係る画像表示装置80は、光源装置100と、照明装置70と、照明装置70からの光を被投射面に投射する投射光学系81と、を有してなる。
ここで、光源装置100と照明装置70とは、すでに説明をした本発明に係る照明光学系701である。
次に、画像表示装置80の動作例について説明する。
光源装置100から照明装置70を経て出射された光は、投射光学系81に入射して投射光学系81のレンズを透過して被投射面に出射する。
以上の通り、画像表示装置80は、本発明に係る照明光学系701を用いることにより、ハイブリット光源と照明均一化素子とを一体に実現する光源装置100を備えて、小型にすることができる。