JP6236351B2 - 入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、静電容量式の入力装置に関し、特に、ノイズによる誤検知を低減することができる入力装置に関する。
従来から、静電容量式の入力装置は、操作者の指やタッチペンなどの操作体による近接操作に伴う静電容量の変化を検知することで入力操作を行うもので、携帯電話やタブレット型端末等の携帯機器や、ナビゲーション装置等の車載機器等に広く用いられている。
特許文献1(従来例1)に記載の静電容量式タッチセンサ(入力装置)800では、図7に示すように、センサコントローラ802、電流ソース804、クロック/タイマ806、アナログデジタル変換器(ADC)808、マルチプレクサ入力/出力(I/O)810、及びデータ格納装置812を備えている。
静電容量式タッチセンサ800では、図8に示すように、電圧測定信号904が、タッチ検出閾値906よりも低くなった場合に、電極は、タッチ(操作)状態と判断され、タッチリリース閾値912よりも高くなった場合にノータッチ(非操作)状態であると判断される。
電極がノータッチ状態の間、ベースライン(ベース値)902は、動的に調整され、ベースライン902が動的調整されるにつれてタッチ検出閾値906及びタッチリリース閾値912も動的に調整される。
特表2013‐506905号公報
しかしながら、上述した従来例では、非操作時(ノータッチ状態)の間は常時ベースライン値を更新しているので、静電容量式の入力装置(タッチセンサ)に雑音が加わった場合、雑音による容量の検出値の変動がベース値(ベースライン)に加わってしまうこととなる。
雑音によって容量の検出値が増大する場合、ベース値は雑音の影響に応じて増大し、それと共に、タッチ検出閾値とタッチリリース閾値も増大することとなる。
このようにタッチ検出閾値が雑音の影響で増大した後に、雑音が除去されて容量の検出値が減少する際に増大したタッチ検出閾値を下回ると、操作入力として誤検知が発生してしまう虞があると言う課題があった。
本発明は、上述した課題を解決するもので、雑音が発生した場合でも誤検知を防ぐことが可能な静電容量式の入力装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の入力装置は、複数の容量検出部を有し、操作体が近接操作を行う入力部と、前記容量検出部ごとに静電容量を計測し、計測した静電容量値をデータとして出力する容量計測部と、前記静電容量値を前記容量検出部と関連付けて取得し、前記静電容量値を用いてベース値を更新すると共に、前記静電容量値と前記ベース値との差が所定の閾値を越えたか否かを判別して操作の有無を検出する制御部と、を有する静電容量式の入力装置であって、前記制御部は、前記静電容量値と前記ベース値との差から雑音の有無を判断し、雑音がないと判断した場合には、前記ベース値と、前記静電容量値と前記ベース値との差の平均値と、の加重平均演算によって前記ベース値を更新し、前記加重平均演算の重みとして第1の重みに設定し、雑音があると判断した場合には、前記ベース値と、前記静電容量値と前記ベース値との差の平均値と、の加重平均演算によって前記ベース値を更新し、前記加重平均演算の重みとして前記第1の重みより大きい第2の重みに設定し、前記ベース値の重みを雑音がないと判断した場合の前記ベース値の重みより大きくする、または更新を停止することを特徴とする。
これによれば、雑音が加わってもベース値が雑音に追従しないため、雑音が除去された場合に誤検知を防ぐことができるので、雑音が発生した場合でも誤検知を防ぐことが可能な静電容量式の入力装置を提供することができる。
また、本発明の入力装置は、前記制御部は、操作が有効であると判断した際に前記ベース値を更新する加重平均演算の重みとして前記第2の重みを設定、または更新を停止することを特徴とする。
これによれば、制御部が操作があると判断した際に第2の重みを設定、または更新を停止するので、ベース値が操作による容量変化に追従しなくなるため、確実に入力操作を検出することができる。
また、本発明の入力装置は、前記制御部は、前記入力部への操作を検出した際に、前記複数の容量検出部から出力される前記静電容量値と前記ベース値との差の最大値と最小値とが所定の条件を満たしている場合に操作が有効と判断し、前記ベース値を更新する加重平均演算の重みとして前記第2の重みを設定、または更新を停止することを特徴とする。
これによれば、静電容量値とベース値の差の最大値と最小値との比を取ることで、最小値と最大値の比が大きくなる接触操作と、最大値と最小値の比が小さい雑音とをより確実に判別することができる。このため、より誤検知を低減することができる入力装置を提供することができる。
また、本発明の入力装置は、前記制御部は、前記静電容量値と前記ベース値との差の総和が雑音によって変化したことを検出した際に、前記入力部への操作を検出した場合、操作が有効であるか否かを判断し、操作が無効と判断した場合には、前記ベース値を更新する加重平均演算の重みとして前記第1の重みを設定することを特徴とする。
これによれば、雑音の変化によって操作が検出され、その操作入力が無効と判断された場合には、ベース値を更新する加重平均演算の重みとして第1の重みを設定するので、雑音の入力による静電容量値とベース値との乖離を短時間で解消することができる。
また、本発明の入力装置は、前記ベース値の更新は、次の式(1)に示す加重平均演算によって求めることを特徴とする。
(数1)
更新ベース値=(p×従来のベース値+q×静電容量値とベース値との差の平均値)/(p+q)・・・式(1)
但し、p,qは重みを示す正の数で、p+q≧1とする。
これによれば、重みp及びqの値で容易にベース値の追従する早さを変えることができる。このため、温度や雑音など使用する環境に合わせて、容易に加重平均の重みを設定することができる。
本発明によれば、雑音が発生した場合でも誤検知を防ぐことが可能な静電容量式の入力装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る入力装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る入力装置の外観模式図である。 本発明の実施形態に係る入力装置の動作概要を示すフローチャートである。 図3の手順S1の詳細処理手順を示すフローチャートである。 図3の手順S2の詳細処理手順を示すフローチャートである。 図3の手順S3の詳細処理手順を示すフローチャートである。 従来技術の入力装置の構成を示すブロック図である。 従来技術の入力装置の動作を説明する図である。
[第1実施形態]
以下に第1実施形態における入力装置100について説明する。
まず始めに、本発明の実施形態における静電容量式の入力装置100の構成について図1及び図2を用いて説明する。図1は入力装置100の構成を示すブロック図であり、図2は入力装置100の外観模式図である。
入力装置100は図1に示すように、入力部1と、容量計測部2と、制御部3と、を備えている。入力部1は容量計測部2に接続されており、容量計測部2は制御部3に接続されている。また、制御部3は外部機器50と接続可能に構成されている。
入力部1は図2に示すように、操作者の手指等の操作体60が入力操作面に近接または接触する近接操作によって入力操作が行われる。入力部1には、入力操作面に沿って複数の容量検出部1aがX方向にM個、X方向と直交するY方向にN個がマトリクス状に配置されている(M、Nは自然数とする)
容量検出部1aは静電容量を有しており、操作者が入力操作を行うために入力部1に指等の操作体60を接触すると、接触された位置及びその近傍にある容量検出部1aの静電容量が変化する。尚、本実施形態では操作体60が接触することで静電容量は増加するものとして説明を進める。
容量計測部2は複数の容量検出部1aごとの静電容量を計測し、計測した静電容量をアナログ信号からデジタル信号へ変換するAnalog‐to‐Digital変換(以下、AD変換と記す)を行う。また、容量計測部2は、AD変換によってデジタル信号に変換された静電容量値をデータとして制御部3へ出力する。
制御部3は容量計測部2を制御し、複数の容量検出部1aごとの静電容量値を容量検出部1aの座標情報と関連付けて取得する。また制御部3は、容量計測部2から座標情報と関連付けて取得した静電容量値を用いて演算し、その結果に基づいて外部機器50に対して制御信号を出力する。また、制御部3にはタイマ機能やメモリ(図示せず)が備えられ、タイマ機能による制御間隔の管理や、取得した静電容量値や静電容量値を演算した結果を記憶することなどを行うことができる。
次に第1実施形態における入力装置100の動作について図3を用いて説明する。図3は第1実施形態に係る入力装置100の動作概要を示すフローチャートである。図3のフローチャートで示された処理手順は、制御部3に内蔵されているタイマ機能などによって定期的に繰り返して行われる。
まず制御部3は手順S1で、容量計測部2を制御して容量検出部1aごとの静電容量値を取得し、容量検出部1aの座標情報に対応させて、制御部3に含まれるメモリに静電容量値の記憶領域を設定して記憶する。また、制御部3は取得した静電容量値とベース値との差が、所定の閾値を越えたか否かを判別してノイズや操作の有無を検出する。操作を検出した場合、制御部3は静電容量値とベース値との差から操作が有効/無効や雑音の有無について判断し、結果をメモリに記憶する。尚、ベース値は容量検出部1aの静電容量値を加重平均して求められ、操作者の手指等の操作体60が入力操作面に近接または接触操作されていない状態での容量検出部1aの静電容量値と看做して取り扱う。従って静電容量値とベース値との差は、入力操作やノイズの侵入による静電容量値の変化量を示すこととなる。
次に、手順S2で制御部3は、手順S1で求めた静電容量値とベース値との差を演算し、雑音の状態や、雑音の状態が変化することに伴って発生するベース値の変動に起因した誤検知の発生有無を判断し、結果をメモリに記憶する。
手順S3で制御部3は、手順S1及び手順S2で判断した結果に基づいて、操作の有無に対応した制御信号を出力すると共に加重平均重みを設定し、取得した静電容量値を用いてベース値(BASE)を更新する。更新したベース値は、制御部3に含まれるメモリに雑音情報の記録領域とベース値(BASE)の記憶領域を設定して記憶する。
次に、図3のフローチャートに示した手順S1から手順S3の処理について図4から図6を用いて詳細に説明する。
図4は、図3に示したフローチャートの手順S1の詳細な処理手順を示したフローチャートである。尚、フローチャートの手順にしたがって演算をおこなう際に必要な閾値やベース値(BASE)は、組込む機器や想定される使用状態に合わせ適宜その値や初期値が設定されてあらかじめ制御部3に備えられたメモリに記憶されているものとする。
制御部3は、図4のフローチャートで示された手順S1_1で、ノイズの有無を判断した結果を示す雑音フラグを初期状態として雑音がない状態を示す0に設定してメモリに記憶し、手順S1_2へ移行する。
手順S1_2で制御部3は、全ての容量検出部1aについて順次、静電容量値C(x,y)を容量計測部2から取得する。取得した静電容量値C(x,y)は、容量検出部1aの座標情報(x,y)に対応させて、制御部3に含まれるメモリに静電容量値の記憶領域を設定して記憶し手順S1_3へ移行する。容量検出部1aの座標情報(x,y)は、ある容量検出部1aがX方向にm番目、Y方向にn番目の位置にある場合、(m,n)で表され、この容量検出部の静電容量値C(x,y)は、C(m,n)と表される。尚、xは1からMまでの自然数で表され、yは1からNまでの自然数で表される。
手順S1_3で制御部3は、手順S1_2で取得した静電容量値C(x,y)とメモリに記憶されているベース値(BASE)との差を算出する。算出した値は容量変化値ΔC(x,y)として、容量検出部1aの座標情報(x,y)に対応させて、制御部3に含まれるメモリに容量変化値の記憶領域を設定して記憶し手順S1_4へ移行する。
手順S1_4で制御部3は、手順S1_3で求めた容量変化値ΔC(x,y)が最大となる容量変化値ΔCL(x,y)を抽出し、その値と座標情報(x,y)を記憶して手順S1_5へ移行する。
手順S1_5で制御部3は、手順S1_3で求めた容量変化値ΔC(x,y)が最小となる容量変化値ΔCS(x,y)を抽出し、その値と座標情報(x,y)を記憶して手順S1_6へ移行する。
手順S1_6で制御部3は、手順S1_4で抽出した容量変化値ΔCL(x,y)と、容量変化値ΔCL(x,y)に温度等の環境やAD変換の誤差による変動とは異なる有意の容量変化の有無を判定するための信号入力判定閾値Th1とを比較する。容量変化値ΔCL(x,y)が信号入力判定閾値Th1以上の場合には静電容量値C(x,y)に変化が生じたと判断し手順S1_7に移行する。また、容量変化値ΔCL(x,y)が信号入力判定閾値Th1未満の場合には静電容量値C(x,y)に変化がないと判断されたこととなり手順S1_16に移行する。
手順S1_7で制御部3は、手順S1_4で抽出した容量変化値ΔCL(x,y)と、信号入力判定閾値Th1より大きな値に設定され入力操作の有無を判定する操作判定閾値Th2とを比較する。容量変化値ΔCL(x,y)が操作判定閾値Th2以上の場合には操作があったと判断し手順S1_8に移行する。また、容量変化値ΔCL(x,y)が操作判定閾値Th2未満の場合には操作がなかったものと判断されたこととなり手順S1_15に移行する。尚、操作判定閾値Th2は容量変化の有無を判定するためのている
手順S1_8で制御部3は、手順S1_3で求めた容量変化値ΔC(x,y)から負の値を持つ容量変化値ΔC(x,y)の値を積算し、求めた値をΣΔC(−)としてメモリに記憶して手順S1_9へ移行する。
手順S1_9で制御部3は、手順S1_8で求めたΣΔC(−)の値と、雑音判定閾値Th3とを比較する。ΣΔC(−)の値が雑音判定閾値Th3より大きい(絶対値が小さい)場合には、ノイズによる容量変化値ΔC(x,y)への影響が小さく誤検知がないものと判断し手順S1_10へ移行する。また、ΣΔC(−)の値が雑音判定閾値Th3以下(絶対値が大きい)の場合には、ノイズによる容量変化値ΔC(x,y)への影響が大きいく誤検知があると判断し、手順S1_14へ移行する。
手順S1_10で制御部3は、手順S1_5で求めた絶対値が最小となる容量変化値ΔCS(x,y)に対する手順S1_4で求めた絶対値が最大となる容量変化値ΔCL(x,y)の比CRを求め、その結果をメモリに記憶して手順S1_11へ移行する。
手順S1_11で制御部3は、手順S1_11で求めた静電容量の比CRと、接触操作の有効無効を判断する第1の有効判定閾値Th4とを比較する。静電容量の比CRが第1の有効判定閾値Th4以上の場合には操作が有効であると判断し手順S1_13へ移行する。また、静電容量の比CRが第1の有効判定閾値Th4未満の場合には手順S1_12へ移行する。
手順S1_12で制御部3は、手順S1_4で求めた絶対値が最大となる容量変化値ΔCL(x,y)と接触操作の有効無効を判断する第2の有効判定閾値Th5とを比較する。絶対値が最大となる容量変化値ΔCL(x,y)が第2の有効判定閾値Th5以上の場合には操作が有効であると判断し手順S1_13へ移行する。また絶対値が最大となる容量変化値ΔCL(x,y)が第2の有効判定閾値Th5未満の場合には操作が無効であると判断し手順S1_14へ移行する。
以上のように制御部3は、手順S1_7で入力部への操作を検出した際に、複数の容量検出部1aから出力された静電容量値C(x,y)とベース値(BASE)との差である容量変化値ΔC(x,y)の最大値ΔCL(x,y)と最小値ΔCS(x,y)とが手順S1_10及び手順S1_11で判断される所定の条件を満たしているいる場合に操作が有効と判断する。
手順S1_13で制御部3は、誤検知の有無を示す誤検知フラグに誤検知がないことを示す0を設定し、有効な操作の有無を示す操作フラグに有効な操作があったことを示す1を設定してそれぞれのフラグをメモリに記憶して手順S1の動作を終了する。
手順S1_14へ移行してくるのは、手順S1_9で誤検知があると判断した場合と、手順S1_12で絶対値が最大となる容量変化値ΔCL(x,y)が第2の有効判定閾値Th5未満で操作が無効と判断された場合である。従って制御部3は、誤検知の有無を示す誤検知フラグに誤検知があることを示す1を設定し、有効な操作の有無を示す操作フラグに有効な操作がなかったことを示す0を設定して、それぞれのフラグをメモリに記憶して手順S1の動作を終了する。
手順S1_15へ移行してくるのは、手順S1_6で静電容量値C(x,y)に変化があったと判断され、手順S1_7で操作がなかったものと判断された場合である。従って制御部3は、入力が雑音であると判断し、雑音の有無を示す雑音フラグに雑音があることを示す1を設定しメモリに記憶して手順S1_16に移行する。
手順S1_16に移行してくるのは、手順S1_6で静電容量値C(x,y)に変化ががなかったと判断された場合と、手順S1_7で操作がなかったものと判断された場合である。従って制御部3は誤検知の有無を示す誤検知フラグに誤検知がないことを示す0を設定し、有効な操作の有無を示す操作フラグに有効な操作がなかったことを示す0を設定して、それぞれのフラグをメモリに記憶して手順S1の動作を終了する。
図5は、図3に示したフローチャートの手順S2の詳細な処理手順を示したフローチャートである。
制御部3は、図5のフローチャートで示された手順S2_1で、誤検知の判定状態を示すモードの値を判別し、0の場合は手順S2_2へ、1の場合には手順S2_5へ、2の場合には手順S2_8へ、3の場合には手順S2_14へ、移行する。モードの初期値は正常に入力操作ができる通常の状態を示す0が設定されている。モードの値が1の場合は雑音の影響による誤検知が生じる可能性のある状態を示しており、2の場合は操作入力の検知または誤検知が生じている状態を示し、3の場合は操作または誤検知による入力がなくなった状態を示している。
手順S2_2に移行してくるのは、手順S2_1でモードの値が正常に入力操作ができる通常の状態を示す0の場合である。手順S2_2で制御部3は、手順S1_3で求めた容量変化値ΔC(x,y)を全て積算し総和である容量変化の合計値ΣΔCを算出し、メモリに記憶して手順S2_3へ移行する。
手順S2_3で制御部3は、手順S2_2で求めた容量変化の合計値ΣΔCと雑音によって全体的な容量値の変化の有無を判断する容量変化閾値Th6との比較を行う。容量変化の合計値ΣΔCが、容量変化閾値Th6以下の場合には全体的な容量値の変化があると判断して手順S2_4へ移行し、容量変化閾値Th6より大きい場合には全体的な容量値の変化がないと判断し手順S2の動作を終了する。
手順S2_4で制御部3は、モードの値を雑音の影響による誤検知が生じる可能性のある状態を示す1に設定してメモリに記憶し、手順S2の動作を終了する。
手順S2_5に移行してくるのは、手順S2_1でモードの値が雑音の影響による誤検知が生じる可能性のある状態を示す1の場合である。手順S2_5で制御部3は、手順S1_4で抽出した容量変化値ΔCL(x,y)と、入力操作の有無を判定する操作判定閾値Th2とを比較し、容量変化値ΔCL(x,y)が操作判定閾値Th2以上の場合には操作または誤検知があったと判断し手順S2_6に移行する。また、容量変化値ΔCL(x,y)が操作判定閾値Th2未満の場合には操作または誤検知がなかったものと判断され手順S2の動作を終了する。
手順S2_6で制御部3は、モードの値を操作入力の検知または誤検知が生じている状態を示す2に設定してメモリに記憶し、手順S2_7へ移行する。
手順S2_7で制御部3は、誤検知による操作を検出したことを示す偽指フラグに誤検知による操作を検出していない状態を示す0を設定してメモリに記憶し、手順S2の動作を終了する。
手順S2_8に移行してくるのは、手順S2_1でモードの値が操作入力の検知または誤検知が生じている状態を示す2の場合である。手順S2_8で制御部3は、手順S1_4で抽出した容量変化値ΔCL(x,y)と、入力操作の有無を判定する操作判定閾値Th2とを比較し、容量変化値ΔCL(x,y)が操作判定閾値Th2未満の場合には操作または誤検知がなくなったものと判断し手順S2_9へ移行する。また、容量変化値ΔCL(x,y)が操作判定閾値Th2以上の場合には操作または誤検知があると判断し手順S2_12に移行する。
手順S2_9で制御部3は、モードの値を操作または誤検知による入力がなくなった状態を示す3に設定してメモリに記憶し、手順S2_10へ移行する。
手順S2_10で制御部3は、タイマを初期状態の0に設定してカウントをスタートさせ、手順S2_11へ移行する。
手順S2_11で制御部3は、誤検知による操作を検出したことを示す偽指フラグに誤検知による操作を検出していない状態を示す0を設定してメモリに記憶し、手順S2の動作を終了する。
手順S2_12に移行してくるのは、手順S2_8で操作または誤検知があると判断された場合である。手順S2_12で制御部3は誤検知の有無を示す誤検知フラグの値を判別し、誤検知フラグが1に設定されている場合には手順S2_13へ移行する。また、誤検知フラグが0に設定されている場合には手順S2の動作を終了する。
手順S2_13で制御部3は、誤検知による操作を検出したことを示す偽指フラグに誤検知による操作を検出した状態を示す1を設定してメモリに記憶し、手順S2の動作を終了する。
手順S2_14に移行してくるのは、手順S2_1でモードの値が操作または誤検知による入力がなくなった状態を示す3の場合である。手順S2_12で制御部3は、タイマの値が所定の時間Tを経過したかを判別し、タイマの値が所定の時間T未満の場合には手順S2_15へ移行する。また、タイマが所定の時間Tを経過している場合には手順S2_18へ移行する。
手順S2_15で制御部3は、手順S1_4で抽出した容量変化値ΔCL(x,y)と、入力操作の有無を判定する操作判定閾値Th2とを比較する。容量変化値ΔCL(x,y)が操作判定閾値Th2以上の場合には操作または誤検知があったと判断し手順S2_16に移行し、操作判定閾値Th2未満の場合には操作または誤検知がなかったものと判断され手順S2の動作を終了する。
手順S2_16で制御部3は、モードの値を操作入力の検知または誤検知が生じている状態を示す2に設定してメモリに記憶し、手順S2_17へ移行する。
手順S2_17で制御部3は、誤検知による操作を検出したことを示す偽指フラグに誤検知による操作を検出していない状態を示す0を設定してメモリに記憶し、手順S2の動作を終了する。
手順S2_18に移行してくるのは、手順S2_14でタイマが所定の時間Tを経過していた場合である。操作または誤検知による入力がなくなった状態が一定の時間T経過したので、正常に入力操作ができる通常の状態と判断し、制御部3は、モードの値を0に設定してメモリに記憶し、手順S2の動作を終了する。
以上のように制御部3は、手順S2_3で静電容量値とベース値との差の総和である容量変化の合計値ΣΔCが雑音によって変化したことを検出した際に、手順S2_4でモードを1に切り換える。手順S2_5で入力部への操作を検出した場合、手順S2_6でモードを2に切り換える。手順S2_8及び手順S2_12で操作が有効であるか否かを判断し、操作が無効と判断した場合には手順S2_13で誤検知による操作を検出したことを示す偽指フラグに誤検知による操作を検出した状態を示す1を設定する。
図6は、図3に示したフローチャートの手順S3の詳細な処理手順を示したフローチャートである。
制御部3は、図6のフローチャートで示された手順S3_1で操作フラグの値を判別する。操作フラグに操作が有効であると判断されたことを示す1が設定されている場合には手順S3_2へ移行し、有効な操作がなかったことを示す0が設定されている場合には手順S3_5へ移行する。
手順S3_2で制御部3は、手順S1_4で抽出し記憶した容量変化値ΔCL(x,y)の座標情報(x,y)に対応した制御信号を出力し、手順S3_3へ移行する。
手順S3_3で制御部3は、ベース値を更新する加重平均演算の重み(Weight)にベース値(BASE)の更新を停止することを示す0を設定して手順S3_4へ移行する。ベース値(BASE)の更新を停止した場合、過重平均の重み(Weight)を無限大に設定したのと等価となり、過重平均の重み(Weight)に具体的な数値が設定されるまで現在のベース値(BASE)を維持することとなる。
手順S3_4で制御部3は、加重平均演算の重み(Weight)の値を判別し0が設定されている場合には手順S3の動作を終了し、0以外の値が設定されている場合には手順S3_10へ移行する。
手順S3_5に移行してくるのは、手順S3_1で操作フラグの値に有効な操作がなかったことを示す0が設定されていた場合である。手順S3_5で制御部3は、無入力に対応した制御信号を出力し、手順S3_6へ移行する。
手順S3_6で制御部3は、誤検知による操作を検出したことを示す偽指フラグの値を判別し、偽指フラグに0が設定されている場合には手順S3_7へ移行し、1が設定されている場合には手順S3_9へ移行する。
手順S3_7で制御部3は、雑音の有無を示す雑音フラグの値を判別し、雑音フラグに1が設定されている場合には手順S3_8へ移行し、0が設定されている場合には手順S3_9へ移行する。
手順S3_8に移行してくるのは、手順S3_1で有効な操作がなく手順S3_6で誤検知による操作が検出されずに手順S3_7で雑音が入力された状態と判断された場合である。このため制御部3はベース値を更新する加重平均演算の重み(Weight)として第1の重みより大きい第2の重み16を設定し手順S3_4に移行する。なお、本実施形態では過重平均の重み(Weight)が16に設定された場合、重みの総数p+qが16となるように、更新される前のベース値(BASE)に対する重みpに15が、静電容量値とベース値との差の平均値ΔCvに対する重みqに1が割り当てられるものとする。また、重みpおよび重みqは後述する加重平均を求める式(1)に用いられる。
手順S3_9に移行してくるのは、手順S3_1で有効な操作がなく手順S3_6で誤検知による操作が検出された、または手順S3_6でで誤検知による操作が検出されずにで手順S3_7で雑音が入力されていない状態と判断された場合である。このため制御部3はベース値を更新する加重平均演算の重み(Weight)として第1の重みに標準値(本実施例では2)を設定し手順S3_4に移行する。なお、本実施例では過重平均の重み(Weight)が2に設定された場合、重みの総数p+qが2となるように、更新される前のベース値(BASE)に対する重みpに1が、静電容量値とベース値との差の平均値ΔCvに対する重みqに1が割り当てられるものとする。
手順S3_10に移行してくるのは、手順S3_4で加重平均演算の重み(Weight)の値に0以外の値が設定されている場合である。手順S3_10で制御部3は、手順S3_8または手順S3_9のいずれかで設定された加重平均の重みを用いてベース値(BASE)の更新を行う。ベース値(BASE)の更新は、次の式(1)に示す計算式による加重平均演算を行い、新たな基準値となる更新ベース値(N_BASE)を求め、手順S3_11に移行する。静電容量値とベース値との差の平均値はΔCvは、手順S1_3で求めた容量変化値ΔC(x,y)を全て積算して容量変化の合計値ΣΔCを容量検出部1aの総数(M×N)個で除算した値となる。尚、更新される前のベース値(BASE)は従来のベース値と記述する。
(数2)
更新ベース値=(p×従来のベース値+q×静電容量値とベース値との差の平均値)/(p+q)・・・式(1)
但し、p,qは重みを示す正の数で、p+q≧1とする。
手順S3_11で制御部3は、手順S3_10で求めた更新ベース値(N_BASE)を基準値(BASE)として記憶し、手順S3の動作を終了する。
以下、本実施形態としたことによる効果について説明する。
本実施形態の入力装置100では、制御部3は、静電容量値C(x,y)とベース値(BASE)との差から雑音の有無を判断し、雑音がないと判断した場合には、ベース値(BASE)を更新する加重平均演算の重み(Weight)として第1の重みに設定し、雑音があると判断した場合には、ベース値(BASE)を更新する加重平均演算の重み(Weight)として第1の重みより大きい第2の重みに設定するように構成した。
これにより、雑音によって静電容量値C(x,y)が低下した場合にはベース値(BASE)の更新される早さが遅くなって雑音に追従しづらくなる。このため、雑音が除去された場合に、静電容量値C(x,y)が元の状態に戻っても、静電容量値C(x,y)とベース値(BASE)との差である容量変化値ΔC(x,y)が信号入力判定閾値Th1や操作判定閾値Th2を超えることを低減することができる。このように、ベース値(BASE)を更新する加重平均演算の重み(Weight)を変えることでベース値(BASE)の更新される早さを遅くすることで、雑音の状態が変動することによって生じる誤検知の発生を低減することができる。従って、雑音が発生した場合でも誤検知を防ぐことが可能な静電容量式の入力装置を提供することができる。
また、本実施形態の入力装置100では、制御部3は、操作が有効であると判断した際にベース値に(BASE)の更新を停止するように構成した。
これにより、操作が有効と判断されている間はベース値(BASE)が更新されないので、ベース値(BASE)が操作による容量変化に追従しなくなるため、確実に入力操作を検出することができる。
また、本実施形態の入力装置100では、制御部3は、入力部への操作を検出した際に、複数の容量検出部1aから出力される静電容量値C(x,y)とベース値(BASE)との差である容量変化値ΔCL(x,y)の最大値ΔCLと最小値ΔCSとが所定の条件を満たしている場合に操作が有効と判断し、ベース値(BASE)の更新を停止するように構成した。
これにより、容量の変化が安定して容量変化値ΔCL(x,y)の最大値ΔCLと最小値ΔCSの比が大きくなる接触操作と、不規則な変化をすることで比が小さくなる雑音とをより確実に判別することができる。このため、より誤検知を低減することができる入力装置を提供することができる。
また、本実施形態の入力装置100では、制御部3は、静電容量値C(x,y)とベース値(BASE)との差の総和である容量変化の合計値ΣΔCが雑音によって変化したことを検出した際に、入力部への操作を検出した場合、操作が有効であるか否かを判断し、操作が無効と判断した場合には、ベース値(BASE)を更新する加重平均演算の重み(Weight)として第1の重みを設定するように構成した。
これにより、雑音の変化によって操作があると誤検知され、その操作入力が無効と判断された場合には、ベース値を更新する加重平均演算の重みとして第1の重みを設定するので、雑音の入力による静電容量値とベース値との乖離を短時間で解消することができる。
また、本実施形態の入力装置100では、加重平均演算は、前記の式(1)によって求めるように構成した。
これにより、重みp及びqの値で容易にベース値の追従する早さを変えることができる。このため、温度や雑音など使用する環境に合わせて、容易に加重平均の重みを設定することができる。
以上のように、本発明の実施形態に係る入力装置を具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
(1)本実施形態において、雑音の検出は容量変化値ΔCL(x,y)が信号入力判定閾値Th1以上で(手順S1_6)、操作判定閾値Th2未満の場合(手順S1_6)を雑音入力があったと判断する例を示して説明を行ったが、他の手段で雑音を判断しても良い。例えば、少なくとも一カ所以上の所定の容量検出部1aの静電容量値を短い期間に複数回取得しその時間的な変化から雑音の有無を判断するようにしても良い。また、ある一つの容量検出部1aの静電容量値と、当該の容量検出部1aの周囲に配置されている容量検出部1aの容量検出部1aの静電容量値とを比較することで雑音の有無を判断するようにしても良い。
(2)本実施形態において、雑音が検出された場合には加重平均演算の重み(Weight)を第1の重みよりも大きい第2の重みに設定する例を示して説明を行ったが、ベース値(BASE)の更新を停止するように変更して実施しても良い。
(3)本実施形態において、操作が有効と判断された場合には、ベース値(BASE)の更新を停止例を示して説明を行ったが、加重平均演算の重み(Weight)を第1の重みよりも大きい第2の重みに設定してベース値を更新するように変更して実施しても良い。
(4)本実施形態において、加重平均演算の重み(Weight)について具体的な数値を示して説明を行ったが、組込む機器や想定される使用状態に合わせ適宜値を変えて実施しても良い。また、数値も周囲温度や動作環境の変動等に応じて補正を行う等の変更をして実施しても良い。
(5)本実施形態において、取得した静電容量値C(x,y)に対して雑音除去処理や平滑化処理を行わない例で動作の説明を行ったが、累積処理を併用した雑音処理や平滑化処理を行うように構成しても良い。
(6)本実施形態において、加重平均を求める式を前記の式(1)によって求める例を示して説明を行ったが、式(1)でqの値を1に限定した場合には式(1)を次の式(2)に変形して実施することができる。この場合、式(1)のが式(2)の(p−1)に対応し、式(1)の(p+q)が式(2)のpに対応している。このように変形した場合、pの値を決定することでより簡単に加重平均の重みを決定することができる。
(数3)
更新ベース値={(p−1)×従来のベース値+静電容量値とベース値との差の平均値}/p・・・式(2)
但し、pは重みを示す正の数とする。
1 入力部
1a 容量検出部
2 容量計測部
3 制御部
50 外部機器
60 操作体
100 入力装置

Claims (5)

  1. 複数の容量検出部を有し、操作体が近接操作を行う入力部と、
    前記容量検出部ごとに静電容量を計測し、計測した静電容量値をデータとして出力する容量計測部と、
    前記静電容量値を前記容量検出部と関連付けて取得し、前記静電容量値を用いてベース値を更新すると共に、
    前記静電容量値と前記ベース値との差が所定の閾値を越えたか否かを判別して操作の有無を検出する制御部と、を有する静電容量式の入力装置であって、
    前記制御部は、前記静電容量値と前記ベース値との差から雑音の有無を判断し、
    雑音がないと判断した場合には、前記ベース値と、前記静電容量値と前記ベース値との差の平均値と、の加重平均演算によって前記ベース値を更新し、前記加重平均演算の重みとして第1の重みに設定し、
    雑音があると判断した場合には、前記ベース値と、前記静電容量値と前記ベース値との差の平均値と、の加重平均演算によって前記ベース値を更新し、前記加重平均演算の重みとして前記第1の重みより大きい第2の重みに設定し、前記ベース値の重みを雑音がないと判断した場合の前記ベース値の重みより大きくする、または更新を停止することを特徴とする入力装置。
  2. 前記制御部は、操作が有効であると判断した際に前記ベース値を更新する加重平均演算の重みとして前記第2の重みを設定、または更新を停止することを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記制御部は、前記入力部への操作を検出した際に、前記複数の容量検出部から出力される前記静電容量値と前記ベース値との差の最大値と最小値とが所定の条件を満たしている場合に操作が有効と判断し、前記ベース値を更新する加重平均演算の重みとして前記第2の重みを設定、または更新を停止することを特徴とする請求項2記載の入力装置。
  4. 前記制御部は、前記静電容量値と前記ベース値との差の総和が雑音によって変化したことを検出した際に、前記入力部への操作を検出した場合、
    操作が有効であるか否かを判断し、操作が無効と判断した場合には、前記ベース値を更新する加重平均演算の重みとして前記第1の重みを設定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の入力装置。
  5. 前記ベース値の更新は、次の式(1)に示す加重平均演算によって求めることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の入力装置。
    更新ベース値=(p×従来のベース値+q×静電容量値とベース値との差の平均値)/(p+q)・・・式(1)
    但し、p,qは重みを示す正の数で、p+q≧1とする。
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