JP6235335B2 - 殺菌水生成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、殺菌水生成装置に関する。
特許文献1には、次亜塩素酸ナトリウムを収容する薬液タンク及び塩酸を収納する薬液タンクの設置部を、同一床面の高さとしかつ、左右の水平方向に仕切を隔てて隣接させ、また、両薬液タンクを取り付け、取り外し自在に配設されてなることを特徴とする殺菌水生成装置が開示されている。
実用新案登録第3081554号公報
ところで、殺菌水生成装置では、例えば、殺菌水の元となる液体を収容する収容容器に連結部材を連結させ、この連結部材を介して収容容器内に収容される液体を装置本体に供給する。このような殺菌水生成装置において、収容容器の交換を行った場合等に収容容器に対する連結部材の連結が正しく行われない場合には、殺菌水の元となる液体が装置本体に対して正常に供給されなくなる懸念がある。
本発明は、殺菌水の元となる液体が収容された収容容器に対する連結部材の状態を、より確実に検知することを目的とする。
かかる目的のもと、本発明が適用される殺菌水生成装置は、筐体と、前記筐体に対して開閉可能に構成され、当該筐体に対して開かれることで開口が形成される扉と、前記扉を開いて形成される前記開口から、殺菌水の元となる液体を収容する収容容器を、当該液体の供給口を上方にして挿入可能な挿入部と、前記扉の閉じる動作に連動して前記収容容器の前記供給口の上方から直線的に移動して当該供給口へ向かい、当該供給口と連結される連結部材と、前記連結部材が前記供給口の上方にあって当該供給口から離間している状態と、当該連結部材が当該供給口に連結している状態とを区別するセンサとを有する。
ここで、前記連結部材を支持するとともに、前記扉の閉じる動作に連動して前記筐体に対して直線的に移動して、当該連結部材を前記収容容器の前記供給口に連結させる移動部材をさらに備え、前記センサは、前記筐体に設けられ、当該筐体に対する前記移動部材の位置により、前記連結部材が前記供給口から離間している状態と、当該連結部材が当該供給口に連結している状態とを区別することを特徴とすることができる。
また、前記センサは、前記移動部材に向けて光を出射し当該移動部材からの当該光の反射光を受光したか否かで、前記連結部材が前記供給口に連結している状態と、当該連結部材が当該供給口から離間している状態とを区別することを特徴とすることができる。この場合、本構成を採用しない場合と比較して、簡易な構成で収容容器に対する連結部材の状態を検知することができる。
さらに、前記扉は、支点を介して回転することで開閉し、前記挿入部に前記収容容器が挿入された後、前記扉が閉じられる回転動作を直線方向の運動に変換して前記連結部材を当該収容容器に向けて移動させ、更に当該扉が閉じられる回転動作から変換された当該直線方向の運動により当該連結部材を前記供給口に押しつける移動押し付け機構をさらに備えることを特徴とすることができる。この場合、本構成を採用しない場合と比較して、収容容器に対して連結部材をより確実に連結させることが可能になる。
さらにまた、前記扉は、支点を介して回転することで開閉し、前記挿入部は、前記収容容器を鉛直方向から角度を付けて斜めに挿入可能に構成され、前記扉が予め定められた第1の角度まで閉められる動作に連動して、前記挿入部に斜めに挿入されている前記収容容器を鉛直方向から所定角度まで移動する移動機構と、前記扉が前記第1の角度からさらに閉められることで、前記所定角度にある前記収容容器の前記供給口に向けて、前記連結部材を押し付ける押し付け機構とをさらに備えることを特徴とすることができる。この場合、本構成を採用しない場合と比較して、収容容器に対する連結部材の連結不良を抑制することが可能になる。
本発明によれば、殺菌水の元となる液体が収容された収容容器に対する連結部材の状態を、より確実に検知することを目的とする。
本実施形態が適用される歯科用診療装置の全体構成を示した斜視図である。 本実施形態が適用される殺菌水生成装置の外観斜視図である。 殺菌水生成装置の内部構造を示した斜視図である。 殺菌水生成装置の機能ブロック図である。 (a)(b)は、本実施形態の収納部の構成を示した斜視図である。 本実施形態の収納部を後述する本体部の第1側面側から見た図である。 ダンパーの構成を説明するための図である。 (a)〜(d)は、原液カートリッジの塞ぎ部材の構成と、収納部の連結部材の構成とを示した図である。 (a)〜(c)は、収納部に対して原液カートリッジを収納する際の収納部の各部の状態について説明した図である。 (a)(b)は、収納部に対して原液カートリッジを収納する際の収納部の各部の状態について説明した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態が適用される歯科用診療装置1の全体構成を示した斜視図である。
同図に示すように、本実施形態の歯科用診療装置1では、床面の上に、診療台2が設けられている。また、本実施形態の歯科用診療装置1では、診療台2の脇に、医師用のトレーテーブル3が設けられるとともに、医師用のインスツルメントホルダ4が設けられている。さらに、本実施形態では、診療台2を挟みトレーテーブル3の反対側に、アシスタント用のインスツルメントホルダ5が設けられている。また、本実施形態では、光源を備えたデンタルライト(不図示)とデンタルライトを支持するアーム(不図示)とを支持する支柱6が設けられている。
また、本実施形態では、診療台2の脇に、患者がうがいを行う際に用いるコップに対して水を供給する供給装置(スピットン装置)7が設けられている。この供給装置7には、ベースユニット7a、ベースユニット7aの上に設置され患者の口腔内から排出された廃液を受ける廃液受け部(ベースン)7b、廃液受け部7bの脇に設けられたコップに対して水を供給するコップ用給水部(不図示)、清掃用の水を廃液受け部7bに供給する清掃用給水部7cが設けられている。
さらに、本実施形態では、診療台2の脇に、供給装置7に隣接して、殺菌水生成装置100が設けられている。
殺菌水生成装置100は、殺菌水の生成に用いられる。殺菌水生成装置100にて生成された殺菌水は、例えば上述した供給装置7に送られ、患者に対する治療や患者がうがいを行う際等に使用される。
続いて、殺菌水生成装置100の構成について説明する。
図2は、本実施形態が適用される殺菌水生成装置100の外観斜視図である。
本実施形態の殺菌水生成装置100は、本体ケース102と、ユーザに対し予め情報を表示するとともにユーザからの操作を受け付ける操作パネル103とを備えている。なお、操作パネル103は、本体ケース102の上面に設けられている。さらに、殺菌水生成装置100には、原液カートリッジが収納される収納部104、殺菌水タンクが収納される殺菌水タンク収納部105、外部機器との接続に用いられる外部接続接栓106が設けられている。
図3は、殺菌水生成装置100の内部構造を示した斜視図である。
同図に示すように、殺菌水生成装置100の内部には、外部接続接栓106を介して外部から供給された水道水を収容する水道水タンク13が設けられている。また、本実施形態では、殺菌水生成装置100に対して着脱可能に設けられ、殺菌水の元となる原液を収容した収容容器の一例としての原液カートリッジ20が設けられている。さらに、原液カートリッジ20から供給された原液の計量を行う原液計量部23、生成された殺菌水を収容する第1殺菌水タンク30、第2殺菌水タンク33が設けられている。
本実施形態では、原液カートリッジ20内に、殺菌水の元となる液体(原液)として、次亜塩素酸ナトリウムが収容されている。なお、原液はこれに限らず、例えば、二酸化塩素や、次亜塩素酸ナトリウムと二酸化塩素との混合物、これらの塩素系水溶液等を用いることもできる。また、例えば過酸化水素水やオゾン水等の酸化性の殺菌水を原液として用いてもよく、さらに他の原液を用いるようにしてもよい。
図4は、殺菌水生成装置100の機能ブロック図である。
本実施形態の殺菌水生成装置100には、水道水を供給する供給管(不図示)が接続される受水接栓10が設けられている。なお、この受水接栓10は、上記外部接続接栓106(図2参照)に設けられている。また、殺菌水生成装置100には、受水接栓10を通った水道水が通る送水路11、送水路11上に設けられた電磁弁12、受水孔14を有し送水路11からの水道水を収容する水道水タンク13が設けられている。
また、殺菌水生成装置100には、水道水タンク13からの水道水が通る第1水道水供給路17a、第2水道水供給路17bが設けられている。さらに、第1水道水供給路17a上には第1電磁弁16aが設けられ、第2水道水供給路17b上には第2電磁弁16bが設けられている。また、本実施形態では、水道水タンク13における水道水の液面を検知する液面センサ18が設けられている。ここで、この液面センサ18では、上下方向において互いにずれた検知位置b及び検知位置cにて水道水の液面が検知される。なお、両端に位置する検知位置a及び検知位置dは、検知位置b及び検知位置cにて液面の検知が行われない場合に液面の検知を行うバックアップ用の検知位置である。
一方、原液カートリッジ20側には、収納部104(図2参照)において、原液カートリッジ20の塞ぎ部材210(後述する図8(a)等参照)に対して連結部材440(後述する図6等参照)が連結しているか否かを検知する連結センサ360が設けられている。
さらに、原液カートリッジ20側には、吸引を行い原液カートリッジ20から原液を取り出すポンプ22、ポンプ22により送られてきた原液の計量を行う原液計量部23、原液計量部23内の原液の液面を検知する液面センサ24が設けられている。なお、この液面センサ24でも、検知位置b及び検知位置cにて原液の液面の検知が行われる。また、検知位置b及び検知位置cにて液面の検知が行われない場合には、検知位置a及び検知位置dにて液面の検知が行われる。
さらに、殺菌水生成装置100には、原液計量部23からの原液が通る第1原液供給路26a、第2原液供給路26bが設けられている。また、本実施形態では、第1原液供給路26a上に第1電磁弁25aが設けられ、第2原液供給路26b上に第2電磁弁25bが設けられている。また、殺菌水生成装置100には、原液計量部23から溢れた原液を、後述するドレン用接栓49を介してドレン(不図示)に排出する排水路27が設けられている。
なお、本実施形態では、第1原液供給路26a、第2原液供給路26b、第1水道水供給路17a、第2水道水供給路17bの4つの供給路は、それぞれ独立して設けられており、殺菌水タンク(第1殺菌水タンク30、第2殺菌水タンク33)に対して水道水及び原液が達するまでの間に、水道水と原液とが混合しないようになっている。
また、殺菌水生成装置100には、第1殺菌水タンク30内の殺菌水の液面を検知する液面センサ32、第2殺菌水タンク33内の殺菌水の表面を検知する液面センサ34が設けられている。ここで、上記と同様、液面センサ32及び液面センサ34では、検知位置b及び検知位置cにて液面の検知が行われる。また、検知位置b及び検知位置cにて液面の検知が行われない場合には、検知位置a及び検知位置dにて液面の検知が行われる。
また、本実施形態では、第1殺菌水タンク30からの殺菌水が通る第1殺菌水供給路31、第2殺菌水タンク33からの殺菌水が通る第2殺菌水供給路35が設けられている。また、第1殺菌水供給路31上には、第1電磁弁36a及び第1逆止弁37aが設けられ、第2殺菌水供給路35上には、第2電磁弁36b及び第2逆止弁37bが設けられている。
さらに、本実施形態では、圧縮エアを供給する供給管(不図示)が接続される圧縮エア用接栓40が設けられている。なお、この圧縮エア用接栓40は、上記外部接続接栓106(図2参照)に設けられている。また、圧縮エア用接栓40を通過した圧縮エアの第1殺菌水タンク30への供給に用いられるとともに、第1殺菌水タンク30からの圧縮エアの排出に用いられる第1圧縮エア供給/排気路42aが設けられている。また、圧縮エア用接栓40を通過した圧縮エアの第2殺菌水タンク33への供給に用いられるとともに、第2殺菌水タンク33からの圧縮エアの排出に用いられる第2圧縮エア供給/排気路42bが設けられている。
さらに、第1圧縮エア供給/排気路42a上には、第1三方電磁弁41aが設けられ、第2圧縮エア供給/排気路42b上には、第2三方電磁弁41bが設けられている。また、本実施形態では、第1殺菌水供給路31および第2殺菌水供給路35を一つの殺菌水供給路にまとめるマニフォールド45、マニフォールド45を通過した殺菌水が通る殺菌水供給路46が設けられている。さらに、殺菌水供給路46の終端部に設けられ、殺菌水生成装置100の外部に設けられた殺菌水搬送管(不図示)が接続される供給用接栓47が設けられている。
また、本実施形態では、マニフォールド45を経由して流れてきた殺菌水、および、水道水タンク13から溢れた水道水および原液計量部23から溢れた原液の廃棄に用いられるドレン用接栓49が設けられている。さらに、ドレン用接栓49とマニフォールド45との間には、電磁弁48が設けられている。なお、供給用接栓47及びドレン用接栓49は、図2における外部接続接栓106に設けられている。また、本実施形態では、図2にて示した操作パネル103内に、回路基板51が設けられている。また、本実施形態では、プログラム制御されたCPUにより構成され、この回路基板51や殺菌水生成装置100内に設けられた電磁弁などの制御を行う制御部50が設けられている。
ここで、原液の希釈に用いる希釈用の水道水は、受水接栓10、電磁弁12、送水路11を通り、水道水を計量する水道水タンク13に供給される。そして、本実施形態では、水道水タンク13のうちの、液面センサ18の検知位置bまで、水道水が供給される。
一方で、原液は、ポンプ22によって、原液カートリッジ20から原液計量部23に供給される。なお、原液計量部23では、液面センサ24の検知位置bまで原液が供給される。その後、制御部50によって第1電磁弁25a又は第2電磁弁25bが開放される。これにより、原液計量部23内の原液が、自重落下し、第1殺菌水タンク30又は第2殺菌水タンク33に対し供給される。
なお、開放された第1電磁弁25a又は第2電磁弁25bは、原液の供給が終了した後に閉じられる。その後、原液計量部23では、原液計量部23への原液の供給が再び行われ、次の原液の供給に備えられる。また、本実施形態では、第1殺菌水タンク30又は第2殺菌水タンク33への原液の供給が、予め設定された回数繰り返される。例えば、うがい水のような殺菌水を生成する場合は、1回計量分の原液を第1殺菌水タンク30又は第2殺菌水タンク33へ供給するが、殺菌効果を上げた殺菌水が生成される場合は、2回計量分や、3回計量分の原液が、第1殺菌水タンク30又は第2殺菌水タンク33へ供給される。
また、本実施形態では、第1殺菌水タンク30又は第2殺菌水タンク33への原液の供給後、水道水タンク13内の水道水(液面センサ18の検知位置bまで達している水道水)が、第1電磁弁16a又は第2電磁弁16bが開かれることによって、第1殺菌水タンク30又は第2殺菌水タンク33に供給される。ここで、この供給は、水道水の自重が利用されることで行われる。
なお、第1殺菌水タンク30又は第2殺菌水タンク33への水道水の供給が行われる際には、第1三方電磁弁41a又は第2三方電磁弁41bが開かれる。これにより、第1殺菌水タンク30又は第2殺菌水タンク33からの空気の排出がより円滑になされるようになる。
ここで、第1殺菌水タンク30又は第2殺菌水タンク33へ水道水が供給されると、この水道水の体積分の空気が、第1殺菌水タンク30又は第2殺菌水タンク33から排出される。この場合に、第1三方電磁弁41a又は第2三方電磁弁41bが開かれていると、第1殺菌水タンク30又は第2殺菌水タンク33から円滑に空気が排出される。なお、第1殺菌水タンク30又は第2殺菌水タンク33から排出された空気は、第1三方電磁弁41a又は第2三方電磁弁41bの常時開口(ノーマルオープンポート)を通り、殺菌水生成装置100の内部に円滑に排出される。
なお、上記では、第1殺菌水タンク30又は第2殺菌水タンク33へ原液を供給した後に、水道水を供給する態様を一例に説明したが、第1殺菌水タンク30又は第2殺菌水タンク33に対する、原液の供給及び水道水の供給は並行して行うようにしてもよい。また、例えば、水道水を供給した後に原液の供給を行うようにしてもよい。なお、本実施形態のように、原液の供給を先に行い、その後、水道水の供給を行う方が、原液と水道水とが並行して供給される場合や、水道水の方が原液よりも先に供給される場合に比べ、原液と水道水とがより効果的に混合するようになる。
次に、生成された殺菌水が外部へ供給される際の各部の動作を説明する。
殺菌水が外部へ供給される際には、まず、圧縮エアが、第1圧縮エア供給/排気路42a又は第2圧縮エア供給/排気路42bを介し、第1殺菌水タンク30内又は第2殺菌水タンク33内に供給される。そして、第1殺菌水タンク30内又は第2殺菌水タンク33内に圧縮エアが供給されると、第1殺菌水タンク30内又は第2殺菌水タンク33内は加圧状態となり、第1殺菌水タンク30内又は第2殺菌水タンク33内の殺菌水が、殺菌水生成装置100の外部に供給されるようになる。
詳細に説明すると、第1殺菌水タンク30内又は第2殺菌水タンク33内が加圧状態となると、殺菌水は、第1殺菌水供給路31又は第2殺菌水供給路35、および、マニフォールド45を経由して、供給用接栓47まで供給される。そして、この供給用接栓47を通じ、殺菌水生成装置100の外部へ供給される。
なお、上記では説明を省略したが、本実施形態では、第1殺菌水タンク30および第2殺菌水タンク33の何れか一方の殺菌水タンクから殺菌水の供給が行われるとともに、この一方の殺菌水タンクが空になると、他方の殺菌水タンクに切り替えられる。これにより、殺菌水の供給が滞らないようになる。なお、他方の殺菌水タンクに切り替えられた場合は、上記一方の殺菌水タンクにて、殺菌水の生成が開始される。そして、上記他方の殺菌水タンクが空となると、今度は、一方の殺菌水タンクへの切り替えが行われる。
なお、殺菌水タンクが空となったか否かは、液面センサ32および液面センサ34の各々に設けられた検知位置cにおける液面の検知に基づき判断される。また、殺菌水タンクの上記切り替えは、第1圧縮エア供給/排気路42a上に設けられた第1三方電磁弁41aの開放/閉鎖、第2圧縮エア供給/排気路42b上に設けられた第2三方電磁弁41bの開放/閉鎖、第1殺菌水供給路31上に設けられた第1電磁弁36aの開放/閉鎖、および、第2殺菌水供給路35上に設けられた第2電磁弁36bの開放/閉鎖により行われる。
また、本実施形態では、殺菌水の消費に伴い一方の殺菌水タンクから他方の殺菌水タンクへ切り替える際、外部に供給される殺菌水の脈動や流量低下を抑制するため、この切り替え時に、第1電磁弁36aおよび第2電磁弁36bを制御し、予め定められた時間(数msec)、二つの殺菌水タンクから同時に殺菌水が供給されるようにしている。付言すると、一方の殺菌水タンクと他方の殺菌水タンクとの間において、殺菌水の供給が行われている供給タイミングをオーバラップさせる制御を行っている。
続いて、原液カートリッジ20が収納される収納部104の構成について説明する。
図5(a)(b)は、本実施形態の収納部104の構成を示した斜視図である。図5(a)(b)は、収納部104に設けられる扉500を開いた状態を示している。また、図6は、本実施形態の収納部104を後述する本体部300の第1側面301側から見た図である。なお、図5(a)(b)および図6では、原液カートリッジ20の記載を省略している。
図5(a)(b)および図6に示すように、本実施形態の収納部104は、筐体の一例としての本体部300と、本体部300に対して上下方向に移動可能に設けられる移動部400と、本体部300に対して開閉可能に設けられる扉500と、原液カートリッジ20が挿入される挿入部600とにより構成されている。
本体部300は、図5(a)(b)および図6に示すように、扉500が閉じられた場合に挿入部600を下方から支持する下面305と、挿入部600等を介して扉500に対向して設けられ移動部400が取り付けられる背面303と、背面303に対して直交する関係で配置され互いに対向する第1側面301および第2側面302とを有している。
さらに、本体部300の上部には、下面305と対向するように上部板304が取り付けられている。なお、背面303および上部板304には、移動部400が上下方向に移動できるよう、切欠き(不図示)が形成されている。
第1側面301の上部には、後述する連結部材440が原液カートリッジ20の塞ぎ部材210に対して連結しているか否かを区別するための連結センサ360が取り付けられている。また、第1側面301および第2側面302の下部には、扉500が開かれた状態で扉500の後述する規制部540が当接し、扉500を傾斜した状態で維持するための孔部340が設けられている。
上部板304には、扉500が閉じられた場合に、扉500の後述するラッチ爪510が係合するラッチ受310が取り付けられている。また、背面303には、扉500側へ向けて延びて設けられ、原液カートリッジ20の上方への移動を規制するための押さえ板320が取り付けられている。
移動部400には、本体部300の上部板304に沿って設けられる第1板部411と、第1板部411に対して直交する関係を有し本体部300の背面303に沿って設けられる第2板部412と、第2板部412に対して直交する関係を有し第2板部412の下部から本体部300とは反対側に延びる2つの第3板部413とが形成されている。
第1板部411には、本体部300の第1側面301に近い側の縁部から下方に向かって突出し、本体部300の第1側面301に設けられた連結センサ360からの光を受ける光受け部415が形成されている。詳細については後述するが、光受け部415は、収納部104に収納された原液カートリッジ20に連結部材440が連結している場合には、連結センサ360からの光を受けて反射し、原液カートリッジ20に連結部材440が連結していない場合に、連結センサ360からの光を受けないようになっている。なお、光受け部415の表面は、連結センサ360から出射される光に対する反射性が高く形成されることが好ましい。
さらに、第1板部411のうち本体部300に対向する側の面には、原液カートリッジ20に設けられた塞ぎ部材210に対して連結される連結部材(パッキン)440が、取り付け部材420を介して設けられている。なお、連結部材440の構成については、後段にて説明する。
また、第1板部411と取り付け部材420との間には、取り付け部材420を介して連結部材440を原液カートリッジ20(塞ぎ部材210)に密着させるための圧縮ばね430が取り付けられている。
さらに、それぞれの第3板部413の先端には、第3板部413と直交する方向に回転軸を有するローラ460が設けられている。
扉500は、後述する回転軸560を支点として本体部300に対して回転移動可能に設けられている。本実施形態の扉500は、収納部104の正面に設けられ扉500が閉じられた場合に収納部104の内部を遮蔽する正面板501と、正面板501の両側縁から延び本体部300の第1側面301および第2側面302に沿って設けられる2つの側板502とを有している。
正面板501の上部には、扉500が閉じられた場合に、本体部300の上部板304に設けられたラッチ受310に係合するラッチ爪510が取り付けられている。
また、それぞれの側板502には、本体部300の背面303側に向かって延びる腕部(アーム部)520が設けられている。そして、それぞれの腕部520には、対向する側板502側に突出して設けられ、扉500の開閉動作に応じて移動部400および挿入部600を案内するための案内部521が形成されている。
さらに、それぞれの側板502には、本体部300の第1側面301または第2側面302側に突出する規制部540が設けられている。それぞれの規制部540は、扉500の開閉に応じて、第1側面301または第2側面302に設けられた孔部340内を移動するようになっている。そして、それぞれの規制部540は、扉500が開かれた状態で第1側面301または第2側面302に設けられた孔部340の縁に当接することで、扉500を本体部300や鉛直方向に対して予め定められた角度だけ傾斜した状態で規制する。言い換えると、扉500が完全に開かれた状態(図6の状態)では、扉500(正面板501)が鉛直方向となす角が予め定められた角度θa(この例では、θa=40°)となっている。角度θaは、例えば30°〜60°の範囲が好ましい。
本実施形態の挿入部600は、上部に開口を有する箱状の形状を有している。そして、挿入部600は、原液カートリッジ20が積載される底板面605と、底板面605に対して直交する関係を有し本体部300の第1側面301および第2側面302にそれぞれ沿って設けられる第1側壁601および第2側壁602と、第1側壁601および第2側壁602に対して直交する関係を有し扉500の正面板501に対向する前壁604と、第1側壁601および第2側壁602に対して直交する関係を有し本体部300の背面303に対向する後壁603とを有している。
第1側壁601、第2側壁602および前壁604の上部には、それぞれ、上方に向かうに従い挿入部600の外側に広がる傾斜面(不図示)が形成されている。これにより、挿入部600は、第1側壁601、第2側壁および前壁604に傾斜面が形成されていない場合と比較して、上部の開口が広く形成されている。
さらに、後壁603の上部には、本体部300の背面303側に突出して設けられ、扉500の開閉に応じて上述した扉500の案内部521に案内される突起部620が設けられている。
本実施形態の収納部104では、本体部300の第1側面301および第2側面302の下部と、扉500の側板502の下部とを貫通するように、回転軸560が設けられている。これにより、収納部104では、扉500が回転軸560を支点として回転移動することで、扉500が開閉するようになっている。
また、本実施形態の収納部104では、本体部300の第1側面301と、第1側面301に対向する扉500の側板502との間に、扉500の回転速度を調整するためのダンパー330が設けられている。
図7は、ダンパー330の構成を説明するための図であって、本体部300の第1側面301および扉500の側板502を、収納部104の内側から見た図である。図7に示すように、ダンパー330は、ギア部材331がギア受部材332に対して噛み合いながら移動することで扉500の回転速度を調整する所謂ギアダンパーである。そして、本実施形態では、ギア部材331が本体部300の第1側面301側に取り付けられ、ギア受部材332が扉500の側板502側に取り付けられている。
また、本実施形態の収納部104では、図6等に示すように、本体部300に対して移動部400を上下方向に移動可能にするためのレール350が設けられている。レール350は、本体部300の背面303のうち収納部104の外側に位置する面に取り付けられる第1レール部材351と、移動部400の第2板部412のうち背面303に対向する面に取り付けられる第2レール部材352とにより構成される。そして、第1レール部材351上を第2レール部材352が上下方向にスライド移動することで、本体部300に対して移動部400が上下方向に移動可能になっている。
さらに、本実施形態の収納部104では、図5(b)および図6等に示すように、本体部300と移動部400との間に、上下方向に延びる引張ばね470が設けられている。具体的には、図5(b)に示すように、引張ばね470のうち一方の端部(上端)が、本体部300の背面303に取り付けられ、他方の端部(下端)が移動部400における第2板部412の下部に取り付けられている。
詳細については後述するが、本実施形態では、扉500が閉じられて移動部400が下方に移動した場合に、移動部400の移動に連動して引張ばね470が下方に延びるようになっている。そして、扉500が開かれた場合に、延びた引張ばね470が弾性力により縮むことで、移動部400が上方に移動して原液カートリッジ20(塞ぎ部材210)に対する連結部材440の連結が解除されるようになっている。
また、本実施形態の収納部104では、図6等に示すように、扉500の側板502と挿入部600の第1側壁601および第2側壁602との間に、それぞれ、ねじりばね(トーションばね)570が設けられている。本実施形態のねじりばね570は、一方のアームが扉500の正面板501に接触し、他方のアームが挿入部600の第1側壁604または第2側壁602に固定されている。また、図6等に示すように、ねじりばね570は、外力がかかっていない自由状態のアーム角度がおよそ90°になっている。それぞれのねじりばね570は、上述した回転軸560が貫通するように設けられている。
そして、それぞれのねじりばね570は、扉500の開閉動作と連動して回転し、扉500が開かれている状態において、扉500と挿入部600とが予め定められた位置関係を維持するようにしている。具体的には、図6に示すように、扉500が開かれている状態では、ねじりばね570により、扉500の正面板501と挿入部600の前壁604とが予め定められた角度θb(この例では、10°)をなすようになっている。なお、角度θbは、上述した角度θaよりも小さい(θb<θa)。また、角度θbは、例えば5°〜30°の範囲が好ましい。
続いて、本実施形態の原液カートリッジ20の構成、連結部材440の構成、原液カートリッジ20の塞ぎ部材210と連結部材440との関係について説明する。
図8(a)〜(d)は、原液カートリッジ20の塞ぎ部材210の構成と、収納部104の連結部材440の構成とを示した図である。
図8(a)および上述した図3等に示すように、本実施形態の原液カートリッジ20は、内部に殺菌水の原料となる原液が収容される原液ボトル200と、原液ボトル200の上端部に形成された円形の開口部を塞ぐ供給口の一例としての塞ぎ部材210とを有している。本実施形態では、塞ぎ部材210は、ポリエチレン(PE)により形成されている。また、塞ぎ部材210には、原液ボトル200に収容される原液の吸引に用いられるサクションチューブ(不図示)が、原液ボトル200の内部に向かって延びるように取り付けられている。
塞ぎ部材210には、図8(c)に示すように、円筒状に形成された基体211が設けられている。また、基体211の図中下端部に形成された円形の開放端を塞ぐ円盤状の塞ぎ部225が設けられている。なお、この塞ぎ部225には、空気導入口216が形成されている。さらに、塞ぎ部225の下面から、図中下方に向かって突出した第1突出部219、塞ぎ部225の上面から図中上方に向かって突出した第2突出部220が設けられている。また、本実施形態では、図中上下方向に沿って配置され、第1突出部219、塞ぎ部225、および、第2突出部220を貫通する貫通孔215が設けられている。
ここで、第1突出部219は、円筒状に形成されている。また、第2突出部220は、第2突出部220の軸心(第2突出部220の突出方向に沿う軸心)を含む面における断面形状が半球状(ドーム状)となるように形成されている。さらに、本実施形態では、図8(d)に示すように、第2突出部220の突出方向と直交する面における断面形状が円形となるように、第2突出部220は形成されている。また、本実施形態では、図8(c)に示すように、第2突出部220の突出方向に向かうに従い第2突出部220の外径が次第に小さくなるように、第2突出部220の外表面には曲率が付与されている。
また、連結部材440は、図8(b)に示すように、径方向における中心部に貫通孔441Aが形成された円筒部441が設けられている。本実施形態では、円筒部441の内周面(貫通孔441Aに面する内周面)にテーパーが付与されている。より具体的には、円筒部441の内周面であって円筒部441の図中下端部側に、図中上方(円筒部441の上端部側)に向かって進むに従い直径が次第に小さくなるテーパー面447が形成されている。また、本実施形態では、円筒部441の下端部に、環状の縁部446により囲まれた開口445が形成されている。また、連結部材440は、ゴム材料等の弾性を有する材料により構成されている。
ここで、扉500を閉じることにより、原液カートリッジ20の塞ぎ部材210に対して連結部材440が押し付けられる場合には、図8(a)に示すように、円筒部441の内部に、第2突出部220が入り込む。そして、第2突出部220が円筒部441内の予め定められた箇所まで入り込むと、第2突出部220の外表面に対して、円筒部441の内周面が密着するようになる。付言すると、第2突出部220の外表面に対し、連結部材440のうち開口445の周囲に位置する環状の部位が密着するようになる。さらに説明すると、円筒部441の内周面に形成された上記テーパー面447が、第2突出部220の外表面に密着するようになる。
これにより、原液カートリッジ20の塞ぎ部材210に対して連結部材440が確実に密着し、ポンプ22による原液の吸引がより確実に行われることになる。また、鉛直方向に対し原液カートリッジ20が傾いたとしても、塞ぎ部材210と連結部材440との密着が維持されやすくなる。ここで、本実施形態では、第2突出部220を上記のように半球状としたが、第2突出部220の頂部に対し面削ぎを行い第2突出部220の頂部を平坦とすることもできる。
図9(a)〜(c)および図10(a)(b)は、収納部104に対して原液カートリッジ20を収納する際の収納部104の各部の状態について説明した図である。図9(a)〜(c)は、収納部104の全体を示している。また、図10(a)(b)は、収納部104の上部における拡大図を示しており、図10(a)は、図9(b)に示した状態の収納部104の拡大図に対応し、図10(b)は、図9(c)に示した状態の収納部104の拡大図に対応する。なお、図10(a)(b)は、図9(a)〜(c)とは反対側から収納部104を見た図を示している。また、図10(a)(b)においては、扉500の記載を省略している。
続いて、図9(a)〜(c)、図10(a)(b)および上述した図6等を参照して、本実施形態の収納部104に原液カートリッジ20を収納する場合等の動作、および扉500の開閉に伴う収納部104の各部の挙動等について説明する。
収納部104に原液カートリッジ20を収納する際には、まず、扉500を完全に開いた状態にする。
上述した図5(a)(b)および図6等に示すように、扉500を完全に開いた状態では、挿入部600が収納部104の外部に露出するようになる。
また、扉500を完全に開いた状態では、扉500の側板502に設けられた規制部540が本体部300の第1側面301に設けられた孔部340の図中上側の縁に当接している。これにより、規制部540の上方への移動が抑制され、扉500は、鉛直方向に対して予め定められた角度θaだけ傾斜した状態で保持される。
さらに、図6等に示すように、本実施形態の収納部104では、扉500を完全に開いた状態では、扉500と挿入部600との間に設けられたねじりばね570によって、挿入部600が扉500に対して予め定められた角度θbだけ傾斜した状態で保持される。この結果、扉500を完全に開いた状態では、挿入部600は、鉛直方向に対して斜めに傾斜した状態となっており、挿入部600の上方に形成された開口は、斜め上方を向くようになっている。
さらにまた、本実施形態の収納部104では、扉500を完全に開いた状態では、扉500の側板502に設けられた腕部520(案内部521)が、移動部400の第3板部413に設けられたローラ460から離れた状態となっている。これにより、扉500を完全に開いた状態では、移動部400と本体部300との間に設けられた引張ばね470に外力がかかっておらず、引張ばね470は縮んだ状態となっている。この結果、扉500を完全に開いた状態では、図6等に示すように、引張ばね470により移動部400が本体部300の上方に押し上げられた状態となっており、移動部400に取り付けられた連結部材440についても上方に退避している。
また、扉500を完全に開いた状態では、図6等に示すように、挿入部600の後壁603に設けられた突起部620が、扉500の腕部520に設けられた案内部521と接触した状態となっている。
続いて、扉500が完全に開いた状態で、挿入部600に原液カートリッジ20を挿入する。本実施形態の収納部104では、上述したように、扉500が完全に開いた状態では、挿入部600が収納部104の外側に向けて傾斜している。さらに、挿入部600の第1側壁601、第2側壁602および前壁604の上部には傾斜面が形成されており、挿入部600の開口が広くなっている。これにより、本実施形態の収納部104では、本構成を採用しない場合と比較して、原液カートリッジ20を挿入部600に挿入しやすくなっている。
また、上述したように、扉500を開いた状態では、挿入部600は、扉500に対して予め定められた角度θbだけ本体部300側に傾斜して保持され、扉500から離れた状態となっている。したがって、原液カートリッジ20を挿入部600に挿入する際に原液カートリッジ20が扉500に当たりにくくなっており、本構成を採用しない場合と比較して、原液カートリッジ20を挿入しやすくなっている。
図9(a)は、扉500が完全に開いた状態で挿入部600に原液カートリッジ20を挿入した後の収納部104を表している。図9(a)に示すように、原液カートリッジ20を挿入部600に挿入した場合には、原液カートリッジ20は、挿入部600の底板面605や前壁604等に保持されることで、収納部104の前方側に傾斜した状態となる。
続いて、扉500の正面板501を、本体部300側に押すことで、回転軸560を中心として扉500を回転移動させ、扉500を徐々に閉じていく。
本実施形態の収納部104では、挿入部600は、ねじりばね570によって扉500に対して予め定められた角度θbを維持するとともに、突起部620が扉500の案内部521と接触した状態で、扉500が回転移動により本体部300側に閉じられるのに連動して本体部300側に回転移動する。
そして、図9(b)に示すように、回転移動に伴って扉500の鉛直方向に対する角度が予め定められた第1の角度の一例としての角度θc(=θb)になった場合に、扉500に連動して回転移動する挿入部600が鉛直方向に沿うようになる。すなわち、鉛直方向に対して扉500が角度θcとなった場合に、挿入部600の開口が鉛直方向上方を向き、挿入部600の底板面605が、本体部300の下面305に沿った状態となる。
これにより、挿入部600に挿入された原液カートリッジ20が、鉛直方向に沿った状態となる。また、原液カートリッジ20の塞ぎ部材210が上方を向き、移動部400に取り付けられた連結部材440に対向した状態となる。
さらに、図9(b)に示すように、鉛直方向に対して扉500が角度θcとなった場合には、扉500の側板502(腕部520)に設けられた案内部521が、移動部400の第3板部413に設けられたローラ460の表面に接触するようになる。さらに、案内部521に接触していた挿入部600の突起部620が、案内部521から離れるようになる。
続いて、さらに扉500を本体部300側に押していくと、扉500の回転移動に伴って扉500から延びる腕部520についても回転軸560を支点として回転移動し、腕部520の先端に設けられた案内部521は、円弧を描きながら鉛直方向下方に移動していく。この結果、案内部521に接触するローラ460が下方に押され、移動部400に設けられた第2レール部材352が、本体部300に設けられた第1レール部材351上を下方にスライド移動することで、移動部400全体が本体部300に対して下方に移動していく。
すなわち、案内部521、ローラ460およびレール350(第1レール部材351、第2レール部材352)等によって、回転軸560を支点とした扉500の回転運動が、鉛直方向に沿った移動部400の直線方向の運動に変換される。
なお、本実施形態では、ローラ460は、移動部400の第3板部413に対して回転可能に取り付けられている。したがって、扉500の案内部521によってローラ460が下方に押された場合には、ローラ460は回転し、案内部521は回転するローラ460上を移動しながら、第3板部413を押すようになっている。これにより、ローラ460が設けられていない場合と比較して、案内部521の摩擦等による負荷が軽減され、扉500の開閉に伴う移動部400の移動を円滑に行うことが可能になる。
そして、本実施形態では、移動部400が下方に移動するのに伴って、移動部400の第1板部411に取り付けられた連結部材440についても、原液カートリッジ20の塞ぎ部材210に近づくように、下方に移動する。
また、本実施形態では、移動部400が下方に移動することで、移動部400の下部に取り付けられた引張ばね470の下端が下方に移動し、引張ばね470が下方に延びるようになる。
続いて、さらに扉500を本体部300側に回転移動させて、収納部104に対して扉500を完全に閉じた状態とする。図9(c)および図10(b)は、扉500が完全に閉じられた場合の収納部104を表している。図9(c)および図10(b)に示すように、扉500を完全に閉じた場合には、扉500に設けられたラッチ爪510が本体部300に設けられたラッチ受310に係合し、本体部300に対して扉500がロックされる。
また、扉500を回転移動させて完全に閉じる動作に連動して移動部400が下方に移動することで、図9(c)および図10(b)に示すように、移動部400に取り付けられた連結部材440が原液カートリッジ20の塞ぎ部材210に押し付けられて連結するようになる。
そして、扉500が完全に閉じられた場合には、連結部材440における円筒部441(図8(a)参照)の内部に、塞ぎ部材210の第2突出部220(図8(c)参照)が入り込み、第2突出部220の外表面に対して円筒部441の内周面が密着する。
ここで、本実施形態の殺菌水生成装置100では、ポンプ22(図3参照)による原液の供給が行われるが、この際に、塞ぎ部材210と連結部材440との密着が不十分であると、塞ぎ部材210と連結部材440との間から空気が入り込み、ポンプ22による原液の吸引がなされなくなってしまうおそれがある。
これに対し、本実施形態の収納部104では、上述したように、原液カートリッジ20の塞ぎ部材210が連結部材440に対向した状態で、すなわち、塞ぎ部材210に対する連結部材440の位置が定まった状態で、移動部400を下方に移動させている。
これにより、本構成を採用しない場合と比較して、塞ぎ部材210に対する連結部材440の移動動作が安定し、また連結部材440と塞ぎ部材210との密着性が向上する。
さらに、本実施形態では、移動部400の第1板部411と取り付け部材420との間に圧縮ばね430を設けている。そして、図10(b)に示すように、扉500が完全に閉じられた状態では、圧縮ばね430が縮んだ状態となっており、圧縮ばね430の弾性力によって、連結部材440が塞ぎ部材210に押し付けられている。この結果、本構成を採用しない場合と比較して、連結部材440と塞ぎ部材210との連結性が向上する。
続いて、収納部104から原液カートリッジ20を取り出す場合の操作について説明する。原液カートリッジ20を収納部104から取り出す際には、収納部104に原液カートリッジ20を挿入する際の上述した操作を、逆の順序で行えばよい。
すなわち、まず、扉500の正面板501における上部を、本体部300側に軽く押すことで、本体部300に設けられたラッチ受310に対するラッチ爪510の係合を解除し、本体部300に対する扉500のロックを解除する。
ここで、図9(c)に示すように、扉500が閉じられている状態では、引張ばね570は、下方に引き延ばされた状態となっており、また、ねじりばね570は、扉500に押されることで撓んだ状態となっている。
したがって、本体部300に対する扉500のロックが解除された場合には、引き伸ばされた引張ばね570が元の形状に縮むことで、移動部400が上方に移動する。そして、原液カートリッジ20の塞ぎ部材210に対する連結部材440の連結が解除され、連結部材440が本体部300の上方へ退避する。
ここで、通常、収納部104から原液カートリッジ20を取り出すのは、原液カートリッジ20内の原液(薬液)をすべて使用し、原液カートリッジ20を新たなものに交換する場合が多い。この場合、原液カートリッジ20は空となっており、重量が軽くなっている。上述したように、本実施形態では、原液カートリッジ20の塞ぎ部材210に対して連結部材440が強く押し付けられている。したがって、原液カートリッジ20が空となり重量が軽くなっている場合には、移動部400の移動に伴って連結部材440が本体部300の上方へ移動する際に、連結部材440に密着したまま原液カートリッジ20が上方へ移動してしまう場合がある。
これに対し、本実施形態の収納部104では、本体部300の背面303に、扉500側へ突出する押さえ板320を設けている。これにより、原液カートリッジ20が連結部材440に密着して上方へ移動した場合であっても、押さえ板320によって原液ボトル200の上部が押さえ付けられて原液カートリッジ20が連結部材440から離れるようになっている。この結果、移動部400の移動に伴って原液カートリッジ20が本体部300の上方へ移動されることが抑制できる。
また、移動部400が上方へ移動することで、移動部400の第3板部413に設けられたローラ460を介して扉500の腕部520(案内部521)が上方へ押される。この結果、扉500は、回転軸560を支点として回転移動して鉛直方向に対して角度θcだけ傾斜した状態まで開くことになる。
すなわち、案内部521、ローラ460およびレール350(第1レール部材351、第2レール部材352)等によって、移動部400の上方への直線運動が回転軸560を支点とした扉500の回転運動に変換される。
さらに、扉500が開くのに伴って、撓んだねじりばね570が元の形状に戻る。これにより、扉500が角度θcまで開いた場合であっても、原液カートリッジ20が挿入された挿入部600は、鉛直方向に沿った状態が維持される。
続いて、扉500の上部を本体部300から離れる方向へ引くことで、回転軸560を支点として扉500を回転移動させ開いていく。
扉500を回転移動させた場合、扉500における腕部520の先端に設けられた案内部521も、円弧を描きながら鉛直方向上方に移動していく。この結果、案内部521はローラ460から離れるとともに、挿入部600に設けられた突起部620に接触するようになる。
さらに扉500を開いていくと、扉500が回転移動するのに伴って突起部620が案内部521に押されることで、挿入部600が回転軸560を支点として回転移動する。本実施形態では、扉500と挿入部600との間に設けられるねじりばね570により、扉500と挿入部600とは、予め定められた角度θbを維持しながら回転移動する。
ここで、上述したように、扉500を開く動作に連動して挿入部600が回転移動する際には、移動部400および移動部400に設けられる連結部材440は、収納部104の上方に退避した状態となっている。これにより、挿入部600を回転移動する際に、原液カートリッジ20と連結部材440との干渉が抑制される。
そして、扉500を完全に開いた状態では、上述したように、扉500は、鉛直方向に対して予め定められた角度θaだけ傾斜した状態を維持できるようになっている。また、扉500を完全に開いた状態では、図9(a)等に示すように、挿入部600は、開口が斜め上方を向くと共に、扉500に対してθbだけ傾斜した状態となっている。
これにより、扉500が開いた状態で、挿入部600から原液カートリッジ20を斜め上方へ引き出すことで、扉500との干渉を抑制しながら収納部104から原液カートリッジ20を取り出すことができる。
なお、本実施の形態では、腕部520、案内部521、ローラ460、引張ばね470およびレール350(第1レール部材351、第2レール部材352)等によって、移動押し付け機構が構成される。また、腕部520、案内部521、ねじりばね570等によって移動機構が構成され、腕部520、案内部521、ローラ460、引張ばね470およびレール350(第1レール部材351、第2レール部材352)等によって押し付け機構が構成されている。
ここで、本実施形態の収納部104では、上述したように、本体部300と扉500との間に、ダンパー330を設けている。これにより、本体部300に対して扉500を開いたり閉めたりする場合に、扉500の回転速度を調整することが可能になる。この結果、本構成を採用しない場合と比較して、例えば扉500を勢いよく開いたり閉めたりすることによる異音や殺菌水生成装置100に対する衝撃等の発生を抑制することができる。
なお、本実施形態では、ダンパー330として、ギア部材331とギア受部材332とを有するギアダンパーを用いたが、扉500の回転速度を調整できるものであれば、例えば油圧式のダンパー等の他のダンパーを用いても構わない。
また、本実施形態の収納部104では、扉500の角度が鉛直方向に対して予め定められた角度θcになった場合に、原液カートリッジ20が鉛直方向に沿った状態となるものとした。しかし、塞ぎ部材210が連結部材440を向くような状態であれば、扉500の角度が予め定められた角度θcになった場合に、原液カートリッジ20が鉛直方向から所定角度だけ傾斜した状態であっても構わない。
さらにまた、本実施形態の収納部104では、本体部300と移動部400との間にレール350を設けることで、移動部400を本体部300に対して上下移動できるようにしたが、扉500の開閉に応じて移動部400が本体部300に対して上下移動できる構成であれば、レール350は必ずしも設ける必要はない。
さらに、本実施形態では、移動部400の第3板部413にローラ460を設け、扉500の腕部520に設けられた案内部521がローラ460上を滑らかに移動するようにしたが、例えば、移動部400ではなく扉500の腕部520側にローラを設けても同様の効果を奏する。
次に、図10(a)(b)等を参照して、連結センサ360により塞ぎ部材210に対する連結部材440の連結を検出する方法について説明する。
本実施形態の連結センサ360は、不図示の発光部と受光部とが一体となった反射型のフォトセンサで構成される。そして、連結センサ360は、発光部から信号光として赤外光を出射し、信号光の反射光を受光部にて受光したか否かにより検知を行う。具体的には、本実施形態の連結センサ360は、移動部400に設けられた光受け部415で反射した反射光を受光したか否かにより、塞ぎ部材210に対して連結部材440が連結しているか否かを検知する。
上述したように、連結センサ360は、本体部300の第1側面301に取り付けられる。したがって、本実施形態の収納部104では、扉500が開閉した場合であっても、連結センサ360の位置は変化しない。
これに対し、連結センサ360から出射された信号光を受ける光受け部415は、移動部400に設けられる。したがって、本実施形態の収納部104では、扉500の開閉に応じて移動部400が上下方向に移動するのに伴って、光受け部415の位置も上下方向に移動するようになっている。
すなわち、図10(b)および図9(c)に示すように、扉500が完全に閉じられた状態では、上述したように、移動部400が下方に移動し、連結部材440が原液カートリッジ20の塞ぎ部材210に対して連結している。さらに、原液カートリッジ20の塞ぎ部材210に対して連結部材440が連結している場合には、移動部400が下方に移動しているのに伴い、移動部400に設けられた光受け部415についても下方に移動している。そして、図10(b)に示すように、光受け部415が、本体部300に設けられた連結センサ360に対向した状態となっている。
したがって、扉500が完全に閉じられ原液カートリッジ20の塞ぎ部材210に対して連結部材440が連結している場合には、連結センサ360から出射された信号光が光受け部415にて反射され、連結センサ360は、光受け部415からの反射光を受光できるようになっている。
これに対し、図10(a)および図9(b)に示すように、鉛直方向に対する角度が予め定められた角度θcとなるように扉500が開かれている状態では、上述したように、移動部400は本体部300の上方に退避し、連結部材440が原液カートリッジ20の塞ぎ部材210から離れた状態となっている。さらに、原液カートリッジ20の塞ぎ部材210から連結部材440が離れている場合には、移動部400が収納部104の上方に退避しているのに伴い、移動部400に設けられる光受け部415についても収納部104の上方に移動している。
また、詳細な図示は省略するが、図9(a)に示すように、鉛直方向に対する角度が角度θcよりも大きくなるように扉500が開かれている状態においても、図10(a)に示した場合と同様に、移動部400の移動に伴い、光受け部415が収納部104の上方に移動している。
したがって、扉500が開けられ原液カートリッジ20の塞ぎ部材210から連結部材440が離れている場合には、光受け部415は、連結センサ360よりも上方に位置しており、光受け部415と連結センサ360とは対向していない。この結果、塞ぎ部材210から連結部材440が離れている場合には、連結センサ360から出射された信号光が光受け部415で反射されず、連結センサ360は、光受け部415からの反射光を受光することができない。
以上より、本実施形態の殺菌水生成装置100(収納部104)では、連結センサ360が反射光を受光した場合に、原液カートリッジ20の塞ぎ部材210に対して連結部材440が連結していると判断し、連結センサ360が反射光を受光しない場合に、塞ぎ部材210に対して連結部材440が連結していない(塞ぎ部材210から連結部材440が離れている)と判断することができる。
言い換えると、本実施形態の殺菌水生成装置100では、連結センサ360により、連結部材440が原液カートリッジ20の塞ぎ部材210に連結している状態と、連結部材440が原液カートリッジ20の塞ぎ部材210から離間している状態とを、区別することができるようになっている。
ここで、上述したように、本実施形態の収納部104では、挿入部600に挿入された原液カートリッジ20を本体部300に移動させた後に、連結部材440を原液カートリッジ20の塞ぎ部材210側に移動させ連結させている。したがって、例えば原液カートリッジ20の位置をセンサによって検知しただけでは、塞ぎ部材210に連結部材440が連結しているか否かを区別することはできない。
これに対し、本実施形態の殺菌水生成装置100では、上述したように連結センサ360および光受け部415を設けることで、塞ぎ部材210に対する連結部材440の連結状態を区別することができ、塞ぎ部材210に連結部材440が連結していないにもかかわらず原液の供給を開始する等の不具合の発生を抑制することが可能になる。
なお、本実施形態の収納部104では、挿入部600に原液カートリッジ20が挿入されていない状態であっても、扉500が完全に閉じられた状態では、移動部400が下方に移動することになる。これにより、移動部400に設けられた光受け部415が、本体部300に設けられた連結センサ360と対向することになり、連結センサ360は光受け部415にて反射した反射光を受光するようになる。したがって、本実施形態の殺菌水生成装置100では、収納部104に原液カートリッジ20が収納されていない場合であっても、原液カートリッジ20の塞ぎ部材210と連結部材440とが連結していると判断することになる。
このような場合には、原液計量部23(図3参照)内の原液の液面を検知する液面センサ24(図3参照)により、原液カートリッジ20から原液計量部23に一定時間原液が送られてこないことを検知し、収納部104(挿入部600)に原液カートリッジ20が収納されていないと判断することができる。
また、本実施形態では、連結センサ360として例えば発光部と受光部とが一体となったフォトセンサを用いたが、例えば発光部と受光部とが別体の所謂分離型のフォトセンサを用いてもよい。この場合、例えば本体部300側に発光部を設けるとともに移動部400側に受光部を設けることで、発光部からの信号光を受光部にて受光したか否かにより、塞ぎ部材210に対する連結部材440の連結の有無を区別することができる。
以上説明したように、本実施形態の収納部104では、扉500の回転動作を直線方向の運動に変換することができ、連結部材440を、直線方向の運動によって原液カートリッジ20の塞ぎ部材210に取り付けるようになっている。これにより、本実施形態の収納部104は、例えば連結部材440を円弧状の軌道上を移動させながら塞ぎ部材210に取り付けるような場合と比較して、連結部材440と塞ぎ部材210との連結ミスを低減し、より確実な連結が可能になる。
さらに、本実施形態の収納部104では、扉500の回転動作に応じて、まず第1段階として原液カートリッジ20を鉛直方向に立て、続いて第2段階として原液カートリッジ20の塞ぎ部材210に対して連結部材440を連結させている。これにより、塞ぎ部材210の位置が定まった状態で連結部材440を移動させることができ、連結部材440の移動動作が安定する。また、連結部材440と塞ぎ部材210との密着性を向上させることが可能になる。
1…歯科用診療装置、20…原液カートリッジ、100…殺菌水生成装置、104…収納部、200…原液ボトル、210…塞ぎ部材、300…本体部、360…連結センサ、400…移動部、440…連結部材、500…扉、600…挿入部

Claims (5)

  1. 筐体と、
    前記筐体に対して開閉可能に構成され、当該筐体に対して開かれることで開口が形成される扉と、
    前記扉を開いて形成される前記開口から、殺菌水の元となる液体を収容する収容容器を、当該液体の供給口を上方にして挿入可能な挿入部と、
    前記扉の閉じる動作に連動して前記収容容器の前記供給口の上方から直線的に移動して当該供給口へ向かい、当該供給口と連結される連結部材と、
    前記連結部材が前記供給口の上方にあって当該供給口から離間している状態と、当該連結部材が当該供給口に連結している状態とを区別するセンサと
    を有する殺菌水生成装置。
  2. 前記連結部材を支持するとともに、前記扉の閉じる動作に連動して前記筐体に対して直線的に移動して、当該連結部材を前記収容容器の前記供給口に連結させる移動部材をさらに備え、
    前記センサは、前記筐体に設けられ、当該筐体に対する前記移動部材の位置により、前記連結部材が前記供給口から離間している状態と、当該連結部材が当該供給口に連結している状態とを区別することを特徴とする請求項1記載の殺菌水生成装置。
  3. 前記センサは、前記移動部材に向けて光を出射し当該移動部材からの当該光の反射光を受光したか否かで、前記連結部材が前記供給口に連結している状態と、当該連結部材が当該供給口から離間している状態とを区別することを特徴とする請求項2記載の殺菌水生成装置。
  4. 前記扉は、支点を介して回転することで開閉し、
    前記挿入部に前記収容容器が挿入された後、前記扉が閉じられる回転動作を直線方向の運動に変換して前記連結部材を当該収容容器に向けて移動させ、更に当該扉が閉じられる回転動作から変換された当該直線方向の運動により当該連結部材を前記供給口に押しつける移動押し付け機構をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の殺菌水生成装置。
  5. 前記扉は、支点を介して回転することで開閉し、
    前記挿入部は、前記収容容器を鉛直方向から角度を付けて斜めに挿入可能に構成され、
    前記扉が予め定められた第1の角度まで閉められる動作に連動して、前記挿入部に斜めに挿入されている前記収容容器を鉛直方向から所定角度まで移動する移動機構と、
    前記扉が前記第1の角度からさらに閉められることで、前記所定角度にある前記収容容器の前記供給口に向けて、前記連結部材を押し付ける押し付け機構とをさらに備えることを特徴とする請求項1記載の殺菌水生成装置。
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