JP6231398B2 - 近距離通信デバイス、機能制御方法及び機能制御システム - Google Patents

近距離通信デバイス、機能制御方法及び機能制御システム Download PDF

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Description

本発明は、近距離通信デバイス、機能制御方法及び機能制御システムに関する。
従来から、携帯端末と近距離通信可能な認証情報記録体とを用いて、ロック制御を行う技術ものがある。例えば、特許文献1には、携帯端末が、通話処理の実行が禁止されたロック状態において、着呼があった場合に、ユーザが所有する認証情報記録体と近距離通信を行い、当該認証情報記録体が記録するID情報を取得して、当該ID情報が正当である場合に、ロック状態を解除することが記載されている。
特開2013−187879号公報
特許文献1に記載の技術は、認証情報記録体を用いて、携帯端末のロック解除をするものであるが、ユーザに装着されるウェアラブルモジュールのロック制御をするものではない。ウェアラブルモジュールをロック制御(機能制御)する方法としては、ウェアラブルモジュールには入力手段が無いため、生体認証を用いた方法等が考えられる。
しかし、端末装置から近距離通信を用いてウェアラブルモジュールの機能制御をした方が、生体の認識誤りがないことから正確性等の点で優れている。しかしながら、一律にパスワード等の機能制御を行うための情報の入力による制御を行う場合には、当該情報の管理の手間や不整合を生じるおそれがある。具体的には例えば、端末装置の機能制御と、ウェアラブルモジュールの機能制御とを連動して行いたい場合がある。このような場合、例えば、端末装置における機能制御を行うためのパスワードと、ウェアラブルモジュールの機能制御を行うためのパスワードとを端末装置毎に設定しなければならない。その際に、端末装置における機能制御を行うためのパスワードとウェアラブルモジュールの機能制御を行うためのパスワードとをそれぞれ設定しなければならない手間や、それらのパスワードが異なるという不整合が生じる。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、ユーザにとって利便性の高い機能制御を行うことができる近距離通信デバイス、機能制御方法及び機能制御システムを提供することを目的とする。
本発明に係る近距離通信デバイスは、端末装置と近距離通信可能な近距離通信デバイスであって、停止及び停止解除可能な機能を実行する機能手段と、機能手段による機能を停止又は停止解除を許可するための情報である許可情報を、端末装置毎に保持する許可情報保持手段と、端末装置から、許可情報を含むと共に機能手段による機能停止又は停止解除の要求を受信する受付手段と、受付手段によって受信された要求に含まれる許可情報と、許可情報保持手段によって、当該要求の要求元の端末装置に対応付けて保持される許可情報とに基づいて、機能手段による機能の停止又は停止解除を制御する制御手段と、を備える。
また、本発明に係る端末装置による機能制御方法は、端末装置と近距離通信可能であると共に、停止及び停止解除可能な機能を実行する機能手段と、機能手段による機能を停止又は停止解除を許可するための情報である許可情報を、端末装置毎に保持する許可情報保持手段と、を備える近距離通信デバイスによる機能制御方法であって、端末装置から、許可情報を含む、機能手段による機能停止又は停止解除の要求を受信する受付ステップと、受付ステップにおいて受信された要求に含まれる許可情報と、許可情報保持手段によって、当該要求の要求元の端末装置に対応付けて保持される許可情報とに基づいて、機能手段による機能の停止又は停止解除を制御する制御ステップと、を含む。
このような本発明に係る近距離通信デバイス及び機能制御方法によれば、機能を停止又は停止解除を許可するための情報である許可情報を端末装置毎に保持するので、許可情報を送信可能な端末装置に応じて近距離通信デバイスに対して機能の停止又は停止解除をすることができ、ユーザにとって利便性の高い機能制御を行うことができる。
本発明に係る近距離通信デバイスでは、互いに異なる複数の機能に係る複数の機能手段を備え、許可情報保持手段は、許可情報を機能手段単位に保持してもよい。この場合、近距離通信デバイスにおいて、複数の機能を有している場合に、機能ごとで許可情報を保持するので、各機能単位で停止又は停止解除することができる。
また、本発明に係る近距離通信デバイスでは、制御手段は、機能手段による機能の停止又は停止解除の制御と合わせて、受付手段によって受信された要求に係る端末装置以外の端末装置に対して、許可情報保持手段によって、当該端末装置に対応付けて保持される許可情報を送信してもよい。この場合、近距離通信デバイスは、機能の停止又は停止解除を要求した機能の許可情報が定義されている端末装置の内、受付手段によって受信された要求に係る端末装置以外にも機能の停止又は停止解除を要求するので、端末装置が、一度近距離通信デバイスへ、機能停止又は停止解除をするだけで、近距離通信デバイスに対して制御可能な他の端末装置にも一括で機能部の停止又は停止解除の要求をすることができる。
また、本発明に係る近距離通信デバイスでは、生体の情報を入力して、入力した生体の情報に基づいて、前記機能手段による機能の停止又は停止解除を制御する第2制御手段を更に備えてもよい。この場合、近距離通信デバイスでは、生体の情報に基づいて、機能の停止又は停止解除するので、端末装置から機能の停止又は停止解除要求することなく、近距離通信デバイス独自で機能の停止又は停止解除することができる。
本発明に係る機能制御システムでは、端末装置と近距離通信可能な近距離通信デバイスと、端末装置とを備える機能制御システムであって、近距離通信デバイスは、停止及び停止解除可能な機能を実行する機能手段と、機能手段による機能を停止又は停止解除を許可するための情報である許可情報を、端末装置毎に保持する許可情報保持手段と、端末装置から、許可情報を含むと共に機能手段による機能停止又は停止解除の要求を受信する受付手段と、受付手段によって受信された要求に含まれる許可情報と、許可情報保持手段によって、当該要求の要求元の端末装置に対応付けて保持される許可情報とに基づいて、機能手段による機能の停止又は停止解除を制御する制御手段と、を備え、端末装置は、停止及び停止解除可能な機能を実行する端末側機能手段と、端末側機能手段による機能の停止及び停止解除を許可するための情報である許可情報を保持する端末側許可情報保持手段と、許可情報を受け付ける端末側受付手段と、端末側受付手段によって受け付けられた許可情報と、端末側許可情報保持手段によって、保持される許可情報とに基づいて、端末側機能手段による機能の停止又は停止解除を制御すると共に、近距離通信デバイスに対して、許可情報を含む、機能手段による機能停止又は停止解除の要求を送信する端末側制御手段と、を備える。
また、本発明に係る機能制御システムにおける機能制御方法は、端末装置と近距離通信可能な近距離通信デバイスと、端末装置とを備える機能制御システムで実行される機能制御方法であって、近距離通信デバイスは、停止及び停止解除可能な機能である機能手段と、機能手段による機能を停止又は停止解除を許可するための情報である許可情報を、端末装置毎に保持する許可情報保持手段と、を備え、端末装置は、停止及び停止解除可能な機能を実行する端末側機能手段と、端末側機能手段による機能の停止及び停止解除を許可するための情報である許可情報を保持する端末側許可情報保持手段と、を備え、近距離通信デバイスが、端末装置から、許可情報を含むと共に機能手段による機能停止又は停止解除の要求を受信する受付ステップと、受付ステップによって受信された要求に含まれる許可情報と、許可情報保持手段によって、当該要求の要求元の端末装置に対応付けて保持される許可情報とに基づいて、機能手段による機能の停止又は停止解除を制御する制御ステップと、端末装置が、端末装置において、許可情報を受け付ける端末側受付ステップと、端末側受付ステップによって受け付けられた許可情報と、端末側許可情報保持手段によって、保持される許可情報とに基づいて、端末側機能手段による機能の停止又は停止解除を制御すると共に、近距離通信デバイスに対して、許可情報を含む、機能手段による機能停止又は停止解除の要求を送信する端末側制御ステップと、含む。
このような本発明に係る機能制御システム及びシステムにおける機能制御方法によれば、近距離通信デバイスにおいて、機能を停止又は停止解除を許可するための情報である許可情報を端末装置毎に保持するので、許可情報を送信可能な端末装置に応じて近距離通信デバイスに対して機能の停止又は停止解除をすることができ、また、端末装置では、同一の許可情報を用いて、端末装置が保持する機能の停止又は停止解除をすることができる。
本発明によれば、ユーザにとって利便性の高い機能制御を行うことができる近距離通信デバイス、機能制御方法及び機能制御システムを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る機能制御システムのブロック図である。 リスト保持部15及びリスト保持部35が保持するリストのデータ例である。 移動機10のハードウェア構成を示す図である。 ウェアラブルモジュール30のハードウェア構成を示す図である。 パスワードの登録処理・ロック処理のシーケンス図である。 本発明の第1実施形態に係るロック解除処理のシーケンス図である。 本発明の第1実施形態に係るロック処理のフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るロック解除処理のフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る機能制御システムのブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るロック処理のシーケンス図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
図1に本発明の第1実施形態に係る機能制御システム1のブロック図を示す。機能制御システム1は、移動機10(端末装置)と、ウェアラブルモジュール30(近距離通信デバイス)とを備えて構成される。移動機10とウェアラブルモジュール30とは近距離通信により互いに通信可能である。移動機10は、具体的には、スマートフォンを含む携帯電話機等である。ウェアラブルモジュール30は、ユーザが装着可能な装置である。具体的に、ウェアラブルモジュール30は、外部との間で情報を入出力する機能としては、近距離通信機能のみ有していればよく、画面表示、音声出力、操作入力を受け付ける機能等については有していなくてもよい。但し、それらの機能を有しているものであってもよい。ウェアラブルモジュール30の具体的な形態としては、指輪型、腕時計型等、ユーザが装着可能であれば、任意の形態をとることができる。通常、移動機10のユーザとウェアラブルモジュール30のユーザとは同一である。ウェアラブルモジュール30では、チップ(例えば、RF(Radio Frequency)チップ、SE(Secure Elements)チップ等)を有しており、移動機10からの要求により、上記チップを利用して機能を実行する。ここでいう機能の一例として、SEチップが保持する情報を移動機10に送信する機能等がある。ここでSEチップとは、外部からの悪意を持った解析攻撃に耐えられるように設計され、データを安全に格納するメモリや、暗号ロジック回路(機能)を内蔵した部品のチップである。RFチップとは、非接触通信(近距離無線通信)を実現するためのチップである。
機能制御システム1では、移動機10が、所定の機能をロック(機能停止)及びロック解除(機能停止解除)するためのパスワード(許可情報)を送信し、ウェアラブルモジュール30が当該パスワードを要求元の移動機10に対応付けて登録する。パスワードの登録後に、移動機10が、上記パスワードを送信すると共に所定の機能のロック要求をすると、ウェアラブルモジュール30は、受信したパスワードが、要求元の移動機10に対応付けられたパスワードとして登録されていることを確認して、機能のロック又はロック解除を行う。
続いて、移動機10及びウェアラブルモジュール30の各ブロックの説明を行う。移動機10は、近距離無線通信部11と、入力部12(端末側受付手段)と、機能部13(端末側機能手段)と、チップ部14と、リスト保持部15(端末側許可情報保持手段)と、ロック制御部16(端末側制御手段)とを有する。
近距離無線通信部11は、ウェアラブルモジュール30と近距離通信するための通信インターフェースである。例えば、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)やNFC(Near field communication)である。近距離無線通信部11は、ウェアラブルモジュール30と近距離通信を行う際に、まず、ウェアラブルモジュール30との間で接続を確立する。具体的には、近距離無線通信部11は、ウェアラブルモジュール30と通信するための接続パスワードをウェアラブルモジュール30へ送信する。近距離無線通信部11が接続パスワードをウェアラブルモジュール30へ送信した結果、ウェアラブルモジュール30において接続パスワードが正当なパスワードであると判定されると、近距離無線通信部11は、ウェアラブルモジュール30から接続可能の通知を受ける。近距離無線通信部11は、当該通知を受けると、近距離無線通信部11は、ウェアラブルモジュール30に対して情報を送信することができ、ウェアラブルモジュール30から情報を受信することができる。すなわち、移動機10とウェアラブルモジュール30とが互いに接続した状態(リンクした状態)になる。
上記接続パスワードは、入力部12により入力されてもよいし、予め近距離無線通信部11が保持していてもよい。なお、ウェアラブルモジュール30の接続パスワードを近距離無線通信部11が保持しておき、ウェアラブルモジュール30からパスワードを受信すると共に接続要求を受け付けた場合に、保持しているパスワードに基づいて接続可能か否か判定し、接続可能の場合に、その旨通知して、ウェアラブルモジュール30と接続した状態にするようにしてもよい。また、近距離無線通信部11は、移動機10を一意に識別し得る情報(端末識別情報)をウェアラブルモジュール30へ送信する。ここで、端末識別情報は、加入者情報、移動機10の物理ID等である。近距離無線通信部11は、後述する入力部12によって入力されたロックするためのパスワードをウェアラブルモジュール30へ送信する。また、近距離無線通信部11は、パスワードの登録要求をウェアラブルモジュール30へ送信する。
入力部12は、移動機10の利用者から、ロック・ロック解除用のパスワードの登録受付等の情報を受け付ける部分である。入力部12は、具体的には、パスワードの入力、登録要求、ロック解除要求等を受け付けるユーザインターフェース(操作画面、操作キー等)である。この入力部12は、移動機10が有する機能のロック・ロック解除用のパスワードの入力及びウェアラブルモジュール30の機能のロック・ロック解除用のパスワードの入力を受け付ける。また、入力部12は、ロック・ロック解除対象となる機能(チップ)の種別の入力も受け付ける。また、入力部12は、ウェアラブルモジュール30に対する生体認証によるパスワード設定要求やウェアラブルモジュール30と接続するための接続パスワードの入力も受け付ける。また、入力部12は、機能部13が実行する機能やウェアラブルモジュール30が実行する機能の実行要求に関する入力も受け付ける。入力部12が入力を受け付けたパスワード等の情報や要求は、当該情報や要求に応じて機能部13やロック制御部16へ通知される。詳細については、後述する。
機能部13は、後述するチップ部14を用いて機能を実行する部分である。具体的には、機能部13は、チップ部14に含まれるチップ(SEチップ及びRFチップ)を動作させて、機能を発揮させる。例えば、機能部13は、移動機10における動作に応じて、RFチップを動作させて、近距離無線通信部11との協業により非接触通信(近距離無線通信)を実行させる。あるいは、機能部13は、入力部12又は近距離無線通信部11から入力された情報をSEチップに格納したり、SEチップから情報を読み出して近距離無線通信部11に出力したりする。
また、機能部13により実行される機能は、ロック及びロック解除可能である。なお、機能をロックする単位は、チップ部14に含まれるチップ(SEチップ及びRFチップ)毎とすることができる。即ち、機能部13は、ロックする単位毎に互いに異なる複数の機能を実行する。このように移動機10は、複数の端末側機能手段を備える。但し、ロックする単位(端末側機能手段)は、必ずしも複数である必要はなく、1つであってもよい。機能部13は、機能を実行する前に、後述するリスト保持部15が保持しているリスト含まれる、実行する機能に係るチップに対応するロック状態を示す情報を参照して、ロック状態でなければ機能を実行し、ロック状態であれば機能を実行しない。ロック及びロック解除の具体的方法は、後述する。
チップ部14は、非接触通信のためのチップであるRFチップやセキュアにデータを記憶することが可能なSEチップ等のチップである。本実施形態では、チップ部14は、SEチップとRFチップとのように複数種類のチップを有する。
リスト保持部15は、移動機10が実行する機能に対するロック・ロック解除用のパスワードのリストを保持する部分である。リスト保持部15が保持するリストの例を図2(A)に示す。図2(A)に示すように、リスト保持部15が保持するリストは、ロック・ロック解除の対象となるチップの種別と、ロック・ロック解除の状態と、ロック・ロック解除するためのパスワードとが対応付けられている。すなわち、リスト保持部15は、チップの種別毎(すなわち、機能手段単位)にパスワードを保持している。図2(A)の例では、RFチップがロック状態であり、RFチップをロック・ロック解除するためのパスワードが「0000」であることを示し、SEチップがロック状態であり、SEチップがロック状態であり、SEチップがロック状態であり、SEチップをロック・ロック解除するためのパスワードが「1111」であることを示している。
図1に戻り、ロック制御部16は、入力部12に入力されたロック・ロック解除用のパスワードと、リスト保持部15が保持するリストのパスワードに基づいて、機能部13が実行する機能のロック又はロック解除を実行すると共に、ウェアラブルモジュール30に対して、当該パスワードを含むロック又はロック解除の要求を近距離無線通信部11を介して送信する。具体的には、ロック制御部16は、利用者の入力操作により入力部12にロック・ロック解除用のパスワード、チップ種別、及びロック又はロック解除の要求の別(ロックをするか、ロック解除をするかの別)を入力する。ロック制御部16は、リスト保持部15が保持するリストにおける、入力したチップ種別に対応するパスワードが、入力されたロック・ロック解除用のパスワードと合致するか否かを判定する。それらが合致する場合には、ロック制御部16は、リスト保持部15が保持するリストの内、入力されたチップ種別に対応するロック状態を、ロック又はロック解除の要求に応じた情報に変更する処理を行う。例えば、ロック要求の場合、ロック制御部16は、入力されたチップ種別に対応する、リスト保持部15が保持するリストのロック状態をロックに変更し、ロック解除要求の場合、ロック制御部16は、入力されたチップ種別に対応する、リスト保持部15が保持するリストのロック状態をロック解除に変更する。
また、ロック制御部16は、リスト保持部15が保持するリストに対してロック状態を変更するだけでなく、チップ部14のチップに対してロック・ロック解除するようにしてもよい。例えば、ロック制御部16は、チップ部14のチップの回路に対して、ロック・ロック解除要求の命令を送信する。この結果、チップ部14のチップがロック状態である場合、仮に他の外部装置がチップ部14のチップへ所定の要求(例えば、チップへの読出し要求等)をしても無応答(回答無し)になる。なお、ロック制御部16は、チップ部14のチップに対してロック・ロック解除するためにパスワードが必要な場合は、チップ部14のチップの回路に対して、ロック・ロック解除要求の命令を送信する際にパスワード(例えば、入力部12に入力されたロック・ロック解除用のパスワード(「0000」や「1111」))も送信してもよい。
そして、ロック制御部16は、上記のようにリスト保持部15が保持するリストのロック状態を変更した後に、入力部12に入力されたロック・ロック解除用のパスワードを、近距離無線通信部11を介して近距離通信によりウェアラブルモジュール30へ送信すると共に、ロック又はロック解除要求をする。また、ロック制御部16は、当該要求と合わせて、自機(移動機10)の端末識別情報を、近距離無線通信部11を介して近距離通信によりウェアラブルモジュール30へ送信する。
また、ロック制御部16は、利用者の操作入力により入力部12に入力されたロック・ロック解除用のパスワード及びチップ種別に基づいて、リスト保持部15に対してパスワード設定をする。具体的には、ロック制御部16は、入力部12にロック・ロック解除用のパスワード及びチップ種別と共にパスワード設定要求を入力する。ロック制御部16は、リスト保持部15が保持しているリストへ、入力したチップ種別とパスワードとを対応付けて登録する。リスト保持部15への登録を終えた後に、ロック制御部16は、近距離無線通信部11を介して、ウェアラブルモジュール30に対して、チップ種別とロック・ロック解除用のパスワードを近距離無線通信部11を介して送信すると共に、ロック・ロック解除用のパスワード設定要求をする。また、ロック制御部16は、当該要求と合わせて、自機(移動機10)の端末識別情報を、近距離無線通信部11を介して近距離通信によりウェアラブルモジュール30へ送信する。ロック制御部16は、このウェアラブルモジュール30に対する当該パスワード設定要求した後に、ウェアラブルモジュール30独自にロックを行うことができる生体認証によるパスワード設定要求をする。
続いて、ウェアラブルモジュール30の各ブロックの説明をする。ウェアラブルモジュール30は、近距離無線通信部31(受付手段)、特殊入力部32(第2制御手段)と、機能部33(機能手段)と、チップ部34と、リスト保持部35(許可情報保持手段)と、ロック制御部36(制御手段、第2制御手段)とを有する。
近距離無線通信部31は、移動機10と近距離通信するための通信インターフェースである。例えば、BLEやNFCである。近距離無線通信部11は、移動機10と近距離通信を行う際に、まず、移動機10との間で接続を確立する。近距離無線通信部31は、各移動機10との接続可否を判定するための接続パスワードを有している。近距離無線通信部31は、移動機10から当該接続パスワードを受信する。近距離無線通信部31は、移動機10から受信した接続パスワードと保持している接続パスワードとを照合する。両者のパスワードが一致している場合には、近距離無線通信部31は、移動機10とウェアラブルモジュール30との通信を可能とし、接続パスワードを送信した移動機10に対して接続可能の通知をする。この結果、移動機10とウェアラブルモジュール30とが互いに接続した状態になる。近距離無線通信部31は、複数の移動機10との接続を確立することができる。
近距離無線通信部31は、移動機10からロック・ロック解除用のパスワードを受信したり、移動機10からのロック・ロック解除用のパスワード設定要求を受信したりする。また、近距離無線通信部31は、移動機10から上記の情報と合わせて、当該移動機10の端末識別情報を受信する。近距離無線通信部31は、受信した情報をロック制御部36等へ通知する(詳細は、後述する)。なお、近距離無線通信部31は、移動機10の端末識別情報を移動機10との間の接続に基づいて特定することとしてもよい(その場合、移動機10からの、上記の情報と合わせての端末識別情報の送信は不要となる)。また、近距離無線通信部31は、移動機10からの要求の結果(例えば、ロック・ロック解除用のパスワード設定要求が成功したか否かを示す情報)を移動機10へ送信する。また、近距離無線通信部31は、移動機10から、機能実行の要求、生体認証によるパスワード設定要求等の各種要求を受け付ける。
特殊入力部32は、移動機10からの生体認証によるパスワード設定要求に応じて、生体認証によるパスワードの入力を受け付ける。生体認証によるパスワードの例としては、指紋、瞳の中の虹彩等の生体認証情報に基づいたパスワードがある。特殊入力部32の具体例としては、指紋・虹彩等の生体認証情報の読取装置である。特殊入力部32は、利用者の生体認証情報を読み取ることで入力する。特殊入力部32は、入力した生体認証情報を、後述するロック制御部36へ通知する。なお、この場合、ロック制御部36は、特殊入力部32に入力された生体認証情報に基づいたパスワードを登録したり、利用者の操作により特殊入力部32に入力された生体認証情報に基づいたパスワードと、後述するリスト保持部35が保持するパスワードと照合したりする。なお、生体認証情報の読み取り(入力)は、従来と同様の方法で行うことができる。
機能部33は、後述するチップ部34を用いて機能を実行する部分である。具体的には、機能部33は、チップ部34に含まれるチップ(SEチップ及びRFチップ)を動作させて、機能を発揮させる。例えば、機能部33は、ウェアラブルモジュール30における動作に応じて、RFチップを動作させて、近距離無線通信部31との協業により非接触通信(近距離無線通信)を実行させる。あるいは、機能部33は、特殊入力部32又は近距離無線通信部31から入力された情報をSEチップに格納したり、SEチップから情報を読み出して近距離無線通信部31に出力したりする。
また、機能部33により実行される機能は、ロック及びロック解除可能である。なお、機能をロックする単位は、チップ部34に含まれるチップ(SEチップ及びRFチップ)毎とすることができる。即ち、機能部33は、ロックする単位毎に互いに異なる複数の機能を実行する。このようにウェアラブルモジュール30は、複数の機能手段を備える。但し、ロックする単位(機能手段)は、必ずしも複数である必要はなく、1つであってもよい。機能部33は、機能を実行する前に、後述するリスト保持部35が保持しているリスト含まれる、実行する機能に係るチップに対応するロック状態を示す情報を参照して、ロック状態でなければ機能を実行し、ロック状態であれば機能を実行しない。ロック及びロック解除の具体的方法は、後述する。
チップ部34は、非接触通信のためのチップであるRFチップやセキュアにデータを記憶することが可能なSEチップ等のチップである。本実施形態では、チップ部34は、SEチップとRFチップとのように複数種類のチップを有する。
リスト保持部35は、ウェアラブルモジュール30が実行する機能に対するロック・ロック解除用のパスワードのリストを保持する部分である。リスト保持部35が保持するリストには、2種類ある。リスト保持部35は、移動機10から受信したパスワード・チップ種別に基づいたリストと、特殊入力部32に入力された情報に基づいたパスワードと、チップ種別とに基づいたリストである。
リスト保持部35が保持するリストの例を図2(B)及び(C)に示す。図2(B)は、移動機10から受信したパスワード・チップ種別に基づいたリストである。移動機10から受信したパスワード・チップ種別に基づいたリストは、移動機10の種別(端末識別情報)と、ロック・ロック解除の対象となるチップの種別と、接続状態と、ロック・ロック解除するためのパスワードとが対応付けられている。ここで、端末識別情報とは、各移動機10を識別し得る情報であり、各移動機10のIDや加入者情報である。この端末識別情報は、移動機10とウェアラブルモジュール30とが接続状態にあるときにウェアラブルモジュール30が受信可能な情報である。接続状態の情報は、ウェアラブルモジュール30が移動機10と接続状態にあるときは、上記リストの接続状態に「接続」と登録され、接続状態でないときは、上記リストの接続状態に「切断」と登録される。リストの接続状態は、接続状態が変更されたタイミングで近距離無線通信部31によって更新される。このように、リスト保持部35は、移動機10毎(すなわち端末装置毎)、且つチップ種別毎(すなわち機能手段単位)にパスワードを保持している。図2(B)の例では、端末Aからの、RFチップに対するロック・ロック解除のパスワードが「0000」であり、現状端末Aが接続していることを示している。また、端末Bからの、SEチップに対するロック・ロック解除のパスワードが「1111」であり、現状端末Bが切断状態(接続していない状態)であることを示している。
図2(C)は、特殊入力部32に入力された生体認証情報に基づいたパスワードと、チップ種別とに基づいたリストである。特殊入力部32に入力された生体認証情報に基づいたパスワードと、チップ種別とに基づいたリストは、ロック・ロック解除対象となるチップの種別と、ロック・ロック解除の状態と、ロック・ロック解除するためのパスワードとが対応づけられている。図2(C)の例では、RFチップ、SEチップのロック・ロック解除するためのパスワードが「AAAA」である。なお、チップ毎に当該パスワードが異なっていてもよい。そして、RFチップ及びSEチップは、ロック状態であることを示す。なお、上記パスワード「AAAA」は、特殊入力部32に入力された情報に基づいたパスワードをロック制御部36が変換したことにより生成されたパスワードである。
図1に戻り、ロック制御部36は、特殊入力部32に入力された生体認証情報に基づくパスワードと、リスト保持部35が保持するリストの情報とに基づいて、機能部33が実行する機能のロック又はロック解除を実行する。具体的に、ロック制御部36は、リスト保持部35が保持するリストにおける各チップ種別に対応するパスワードが入力されたパスワードと合致するか否かを判定する。これらが合致する場合には、ロック制御部36は、リスト保持部35が保持するリストの内、合致したパスワードに対応するチップ種別に対応する状態を変更する処理を行う。例えば、ロック制御部36は、当該状態がロック解除であれば当該状態をロックに変更し、当該状態がロックであれば当該状態をロック解除に変更する。あるいは、上記のようにロック状態を逆にするものではなく、一律に状態をロックあるいはロック解除の何れかにすることとしてもよい。また、ロック又はロック解除の要求の別(ロックをするか、ロック解除をするかの別)を入力して、それに応じてロック状態を変更することとしてもよい。
また、ロック制御部36は、近距離無線通信部31を介して移動機10から受信したロック・ロック解除用のパスワードとチップ種別と移動機10の識別情報である端末識別情報とに基づいて、機能部33が実行する機能のロック又はロック解除を実行する。具体的には、ロック制御部36は、リスト保持部35が保持するリストから、受信した端末識別情報とチップ種別とに対応するパスワード(すなわち、要求元の移動機10に対応付けられているパスワード)を取得する。ロック制御部36は、リストから取得したパスワードと、移動機10から受信したパスワードとが合致するか否かを判定する。合致する場合には、ロック制御部36は、リスト保持部35が保持するリストの内、入力されたチップ種別に対応する状態を変更する処理を行う。ロック制御部36は、移動機10から受信したパスワードがロック用である場合には、当該状態をロックに変更し、ロック解除用である場合には、当該状態をロック解除に変更する。
また、ロック制御部36は、リスト保持部35が保持するリストに対してロック状態を変更するだけでなく、チップ部34のチップに対してロック・ロック解除するようにしてもよい。例えば、ロック制御部36は、チップ部34のチップの回路に対して、ロック・ロック解除要求の命令を送信する。この結果、チップ部34のチップがロック状態である場合、仮に他の外部装置が、チップ部34のチップへ所定の要求(例えば、チップへの読出し要求等)をしても無応答(回答無し)になる。なお、ロック制御部36は、チップ部34のチップに対してロック・ロック解除するためにパスワードが必要な場合は、チップ部34のチップの回路に対して、ロック・ロック解除要求の命令を送信する際にパスワード(例えば、特殊入力部32に入力された生体認証情報に基づいたパスワード「AAAA」)も送信してもよい。
また、ロック制御部36は、近距離無線通信部31を介して移動機10から生体認証情報によるパスワード設定要求を受信する。ロック制御部36は、当該要求を受信すると、特殊入力部32に生体認証情報を入力させる制御を行う。ロック制御部36は、特殊入力部32から生体認証情報が入力されると、入力した生体認証情報をパスワード変換し、変換したパスワードと各チップ種別とを対応付けて、リスト保持部35(図2(C)のリスト)へ登録する。なお、この登録の際、ユーザ操作等によってチップ種別の情報を入力し、生体認証情報に基づくパスワードをチップ種別毎にリスト保持部35に登録してもよい。
また、ロック制御部36は、移動機10から受信したパスワードとチップ種別と移動機10の識別情報である端末識別情報とを受信すると共に、パスワードの登録要求を受信した場合、端末識別情報と、チップ種別とパスワードとを対応付けてリスト保持部35(図2(B)のリスト)へ登録する。
(ハードウェア構成図の説明)
続いて、移動機10及びウェアラブルモジュール30のハードウエア構成について説明する。まずは、移動機10のハードウェア構成図の説明をする。移動機10は、図3に示すように、1又は複数のCPU110、主記憶装置であるRAM111及びROM112、入力デバイスであるキーボード及びマウス等の入力装置113、ディスプレイ等の出力装置114、NFCやBLE等の近距離通信用の通信モジュールである近距離通信モジュール115、各種サーバ等と通信するためのモジュールであり、ネットワークカード等のデータ送受信デバイスである移動体通信モジュール116、半導体メモリ等の補助記憶装置117などを含むコンピュータシステムとして構成されている。移動機10は、図3に示すCPU110、RAM111等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU110の制御のもとで入力装置113、出力装置114、近距離通信モジュール115、移動体通信モジュール116を動作させるとともに、RAM111や補助記憶装置117におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
続いて、ウェアラブルモジュール30のハードウェア構成図の説明をする。ウェアラブルモジュール30は、図4に示すように、物理的には、例えば、CPU311、ROMやRAM等のメモリ312、近距離通信モジュール313、およびUIM40とデータのやり取りをするためのIFD(InterFace Device)314から構成される。
また、UIM40は、物理的には、例えば、CPU315、ROMやRAM等のメモリ316、EEPROM等の不揮発性メモリ318、およびウェアラブルモジュール30とのデータのやり取りを制御するI/O制御部317から構成される。
続いて、図5及び6のシーケンス図、図7及び8のフローチャートを用いて、第1実施形態に係る機能制御システム1で実行される処理及び動作を説明する。図5に記載のシーケンス図は、移動機10の機能及びウェアラブルモジュール30の機能についてのロック・ロック解除するためのパスワード設定処理と、移動機10及びウェアラブルモジュール30のロック処理のシーケンス図である。
まず、入力部12は、利用者の入力操作により、ロック・ロック解除用のパスワードの設定要求と、ロック・ロック解除用のパスワードと、チップ種別との入力を受け付ける(ステップS1)。ステップS1で入力部12が入力を受け付けた後、入力部12は、ロック・ロック解除用のパスワードの設定要求と、ロック・ロック解除用のパスワードと、チップ種別とをロック制御部16へ通知する。ロック制御部16は、当該ロック・ロック解除用のパスワードと、チップ種別とを対応付けた情報をリスト保持部15が保持するリスト(図2(B)のリスト)へ登録・保存する(ステップS2)。ロック制御部16は、当該リスト保持部15が保持するリストへの登録・保存が正常終了したことを確認すると(ステップS3)、当該リスト保持部15が保持するリストへ登録した旨を入力部12へ通知する(ステップS4)。
ロック制御部16から当該リスト保持部15が保持するリストへ登録した旨を、入力部12が受信した後に、利用者の入力操作により入力部12に対して、ウェアラブルモジュール30への接続パスワード(接続PW)が入力されると、当該接続パスワードを移動機10の近距離無線通信部11を介してウェアラブルモジュール30の近距離無線通信部31へ送信する(ステップS5)。
近距離無線通信部31は、移動機10から受信した接続パスワードを照合した結果、近距離無線通信部31が保持しているパスワードと合致した場合、照合が正常終了した旨の情報(例えば、OK)を移動機10へ送信する(ステップS6)。
ロック制御部16は、チップ種別、ロック・ロック解除用のパスワード(例えば、「0000」)、及び端末識別情報を近距離無線通信部31を介してウェアラブルモジュール30の近距離無線通信部31へ送信すると共に、パスワードの登録要求を行う(ステップS7)。
ウェアラブルモジュール30のロック制御部36は、近距離無線通信部31を介して、チップ種別、パスワード(例えば、「0000」)、及び端末識別情報を受信すると共に、ロック・ロック解除用のパスワードの設定要求を受信すると、チップ種別、ロック・ロック解除用のパスワード及び端末識別情報を対応付けた情報をリスト保持部35のリストへ登録する(ステップS8)。
リストへの登録が正常終了した場合(ステップS9)、ロック制御部36は、リストへの登録が正常終了した旨を移動機10へ通知すると共に、移動機10からのパスワード要求対象のウェアラブルモジュール30のチップに対して、生体認証によるパスワードが設定されていない場合、その旨の情報も通知する(ステップS10)。
移動機10が生体認証によるパスワードが設定されていない旨の情報をウェアラブルモジュール30から受信した場合、それに応じて入力部12が生体認証設定要求の入力操作を受け付けると、近距離無線通信部11を介してウェアラブルモジュール30へ生体認証によるパスワード設定要求をする(ステップS11)。
近距離無線通信部31を介して、ロック制御部36が生体認証によるパスワード設定要求を受信すると、ロック制御部36は、特殊入力部32に対して生体認証によるパスワード設定要求を通知する(ステップS12)。特殊入力部32は、生体認証によるパスワード設定要求に応じて、利用者操作による生体認証情報の入力を受け付け、生体認証情報の入力を受け付けた後に、受け付けた生体認証情報をロック制御部36へ通知する(ステップS13)。
ロック制御部36は、生体認証情報を変換したパスワード(例えば、「AAAA」)と、移動機10からのパスワード設定要求のチップ種別とを対応付けた情報をリスト保持部35のリスト(図2(C)のリスト)へ登録する(ステップS14)。そして、リスト保持部35への登録処理が正常終了した場合、ロック制御部36は、登録処理が正常終了した旨を移動機10へ通知し(ステップS15)、ロック・ロック解除用のパスワード設定処理を終了する。
続いて、移動機10からのロック処理について説明する。移動機10の入力部12が利用者による操作入力により、ロック要求とロック・ロック解除用のパスワード(「0000」)の入力を受け付けると(ステップS16 端末側受付ステップ)、入力部12は、当該ロック要求と、ロック・ロック解除用のパスワードとロック要求対象のチップ種別とをロック制御部16へ通知する(ステップS17)。ロック制御部16は、ロック要求対象のチップ種別のパスワードをリスト保持部15のリスト(図2(A)のリスト)から取得し、取得したパスワードと入力部12から受信したロック・ロック解除用のパスワードとを照合して(ステップS18)、一致した場合には、リスト保持部15のリストへのロック状態の変更処理を行う(ステップS19 端末側制御ステップ)。具体的に、ロック制御部16は、リスト保持部15が保持するリストにおける、入力部12から受信したチップ種別と同一のチップ種別に対応するロック状態を「ロック」に変更する。上記ロック状態の変更処理が正常終了した場合(ステップS20)、ロック制御部16は、ロック・ロック解除用のパスワードとロック要求対象のチップ種別と、端末識別情報とを近距離無線通信部11を介してウェアラブルモジュール30へ送信すると共に、ロック要求をする(ステップS21 端末側制御ステップ)。
上記ロック要求に応じて、ロック制御部36は、近距離無線通信部31を介してロック・ロック解除用のパスワードとロック要求対象のチップ種別と、端末識別情報とを受信する。そして、ロック制御部36は、リスト保持部35が保持しているリスト(図2(B)のリスト)から、当該端末識別情報とロック要求対象のチップ種別とに対応するロック・ロック解除用のパスワードを取得要求する(ステップS22 受付ステップ、制御ステップ)。そして、ロック制御部36は、上記リスト保持部35のリストからパスワード(「0000」)を取得する(ステップS23)。
ロック制御部36は、上記リスト保持部35のリストから取得したロック・ロック解除用のパスワードと移動機10から受信したロック・ロック解除用のパスワードとを照合して、両者のパスワードが一致した場合(ステップS24)、ロック制御部36は、上記リスト保持部35のリストに対してロックしている旨の情報を設定する(ステップS25 制御ステップ)。具体的には、ロック制御部36は、ロック要求対象のチップ種別のリストの状態をロック状態と設定する。
ロック制御部36は、リスト保持部35のリストに対する設定が正常終了した場合(ステップS26)、ロック制御部36から移動機10に対して、ロックが正常終了した旨を通知して(ステップS27)、ロック処理を終了する。
続いて、図6に示すシーケンス図を用いて、ウェアラブルモジュール30単独のロック処理と、ウェアラブルモジュール30単独のロック解除処理と、移動機10とウェアラブルモジュール30と連動したロック解除処理を説明する。
まず、ステップS31〜S35における、ウェアラブルモジュール30単独のロック処理を説明する。特殊入力部32が生体認証の情報を受信すると(ステップS31)、特殊入力部32からロック制御部36へ生体認証情報を送信する(ステップS32)。ロック制御部36は、特殊入力部32から受信した生体認証情報を変換する。そして、ロック制御部36は、リスト保持部35が保持しているリスト(図2(C)のリスト)のパスワードの内、生体認証情報を変換した情報に合致するパスワードがある場合(ステップS33)、当該パスワードに対応するチップに対するロック要求をする(ステップS34)。具体的には、ロック制御部36は、上記のリスト保持部35が保持しているリストの内、当該パスワードに対応するロック状態の情報を「ロック」に設定する。ロック制御部36がロック設定を正常終了した場合(ステップS35)、ウェアラブルモジュール30単独のロック処理を終了する。
続いて、ステップS36〜S40における、ウェアラブルモジュール30単独のロック解除処理を説明する。利用者の入力操作により、特殊入力部32が生体認証情報を受信すると(ステップS36)、特殊入力部32からロック制御部36へ生体認証情報を送信する(ステップS37)。ロック制御部36は、特殊入力部32から受信した生体認証情報を変換し、リスト保持部35が保持しているリスト(図2(C)のリスト)のパスワードの内、生体認証情報を変換した情報に合致するパスワードがある場合(ステップS38)、当該パスワードに対応するチップに対するロック解除要求をする(ステップS39)。具体的には、ロック制御部36は、上記リスト保持部35が保持しているリストの内、当該パスワードに対応するロック状態の情報を「ロック解除」に設定する。ロック制御部36が当該設定を正常終了した場合(ステップS40)、ウェアラブルモジュール30単独のロック処理を終了する。
続いて、ステップS41〜S52における、移動機10と連動したロック解除処理を説明する。前提として、移動機10が保持するチップ、ウェアラブルモジュール30のチップ共にロックされている状態とする(図5に示したシーケンス図のステップS27の状態)。移動機10の入力部12が利用者による操作入力により、ロック要求とロック・ロック解除用のパスワード(「0000」)の入力を受け付ける(ステップS41)。入力部12が当該入力を受け付けると、入力部12は、当該ロック要求とパスワードとロック解除要求対象のチップ種別とをロック制御部16へ通知する(ステップS42)。ロック制御部16は、ロック解除要求対象のチップ種別と同一のチップ種別に対応するパスワードをリスト保持部15のリスト(図2(A)のリスト)から取得する。そして、ロック制御部16は、取得したパスワードと入力部12から受信したロック・ロック解除用のパスワードとを照合して(ステップS43)、一致した場合には、チップ部14へのロック解除処理を行う(ステップS44)。具体的に、ロック制御部16は、上記リスト保持部15が保持するリストにおける、入力部12から受信したチップ種別と同一のチップ種別に対応するロック状態を「ロック解除」に変更する。ロック解除処理が正常終了した場合(ステップS45)、ロック制御部16は、ロック・ロック解除用のパスワードとロック解除要求対象のチップ種別と、端末識別情報を近距離無線通信部11を介してウェアラブルモジュール30へ送信すると共に、ロック解除要求をする(ステップS46)。
ロック制御部36は、近距離無線通信部31を介してロック・ロック解除用のパスワードとロック解除要求対象のチップ種別と、端末識別情報を受信する。その後に、ロック制御部36は、リスト保持部35が保持しているリスト(図2(B)のリスト)から、当該端末識別情報とロック解除要求対象のチップ種別とに対応するパスワードを取得要求し(ステップS47)、上記リスト保持部35のリストからパスワード(「0000」)を取得する(ステップS48)。
ロック制御部36は、上記リスト保持部35のリストから取得したパスワードと移動機10から受信したパスワードとを照合して、両者のパスワードが一致した場合(ステップS49)、ロック制御部36は、リスト保持部35のリストのロック状態をロック解除へ変更設定する(ステップS50)。具体的には、ロック制御部36は、ロック解除要求対象のチップ種別のリストのロック状態を「ロック解除」と設定する。
ロック制御部36は、リスト保持部35のリストへの設定処理が正常終了した場合(ステップS51)、ロック制御部36から移動機10に対して、ロック解除が正常終了した旨を通知して(ステップS52)、ロック解除処理を終了する。
続いて、図7に示すフローチャートを用いて、移動機10とウェアラブルモジュール30とが連動したロック処理を説明する。
入力部12が、利用者の入力操作により、ロック要求と、ロック・ロック解除用のパスワードと、チップ種別との入力を受け付ける(ステップS61)。そして、ロック制御部16は、リスト保持部15が保持しているリスト(図2(A)のリスト)の内、入力部12が受け付けたチップ種別と同一のチップ種別に対応するパスワードと、入力部12が受け付けたロック・ロック解除用のパスワードが一致しているか否かを判定した結果、一致している場合(ステップS62;YES)、ロック制御部16は、移動機10のチップのロック処理を実行する(ステップS63)。そして、ロック制御部16は、端末識別情報と、チップ種別と、ロック・ロック解除用のパスワードとをウェアラブルモジュール30へ送信すると共に、ウェアラブルモジュール30へロック要求する。
上記リスト保持部15が保持しているリストの内、入力部12が受け付けたチップ種別と同一のチップ種別に対応するパスワードと、入力部12が受け付けたロック・ロック解除用のパスワードが一致していない場合(ステップS62;NO)、ロック処理をしない(ステップS64)。そして、ロック制御部16は、端末識別情報と、チップ種別と、ロック・ロック解除用のパスワードとをウェアラブルモジュール30へ送信すると共に、ウェアラブルモジュール30へロック要求する。
移動機10からロック要求を受け付けた場合、ウェアラブルモジュール30のロック制御部36は、移動機10から受信した端末識別情報と、チップ種別と、に対応するパスワードを上記リスト保持部35のリストから取得する。そして、ロック制御部36は、リスト保持部35のリストから取得したパスワードと移動機10から受信したロック・ロック解除用のパスワードとが一致するか否かを判定して、一致する場合には、ウェアラブルモジュール30のロック要求対象のチップのロック処理を行い(ステップS66)、処理を終了する。
なお、上記リスト保持部35のリストから取得したパスワードと移動機10から受信したロック・ロック解除用のパスワードとが一致しない場合には、ウェアラブルモジュール30のロック処理をすることなく(ステップS67)、処理を終了する。図7に示したフローチャートでは、ステップS64の後、ステップS65に移動するが、ステップS64の後、ステップS65に移動することなく処理を終了してもよい。
このように、機能制御システム1では、移動機10が有するチップと同一種類のチップをウェアラブルモジュール30が有している場合において、それぞれのチップに対して同一のパスワードを設定していれば、連動してロック処理をすることができる。
続いて、図8に示すフローチャートを用いて、移動機10とウェアラブルモジュール30とが連動したロック解除処理を説明する。
入力部12が、利用者の入力操作により、ロック解除要求と、ロック・ロック解除用のパスワードと、チップ種別との入力を受け付ける(ステップS71)。そして、ロック制御部16は、リスト保持部15が保持しているリスト(図2(A)のリスト)の内、入力部12が受け付けたチップ種別に対応するパスワードと、入力部12が受け付けたロック・ロック解除用のパスワードが一致しているか否かを判定した結果、一致している場合(ステップS72;YES)、ロック制御部16は、移動機10のチップのロック解除処理を実行する(ステップS73)。そして、ロック制御部16は、端末識別情報と、チップ種別と、ロック・ロック解除用のパスワードとをウェアラブルモジュール30へ送信すると共に、ウェアラブルモジュール30へロック解除要求をする。
上記リスト保持部15が保持しているリストの内、入力部12が受け付けたチップ種別と同一のチップ種別に対応するパスワードと、入力部12が受け付けたロック・ロック解除用のパスワードが一致していない場合(ステップS72;NO)、ロック解除処理をしない(ステップS74)。そして、ロック制御部16は、端末識別情報と、チップ種別と、ロック・ロック解除用のパスワードとをウェアラブルモジュール30へ送信すると共に、ウェアラブルモジュール30へロック解除要求をする。
移動機10からロック解除要求を受け付けた場合、ウェアラブルモジュール30のロック制御部36は、移動機10から受信した端末識別情報と、チップ種別とに対応するパスワードを上記リスト保持部35のリストから取得し、リスト保持部35のリストから取得したパスワードと移動機10から受信したロック・ロック解除用のパスワードとが一致するか否かを判定して、一致する場合には、ウェアラブルモジュール30のロック解除要求対象のチップのロック解除処理を行い(ステップS76)、処理を終了する。
なお、リスト保持部35から取得したパスワードと移動機10から受信したロック・ロック解除用のパスワードとが一致しない場合には、ウェアラブルモジュール30のチップに対してロック解除処理をすることなく(ステップS77)、処理を終了する。図8に示したフローチャートでは、ステップS74の後、ステップS75に移動するが、ステップS74の後、ステップS75に移動することなく処理を終了してもよい。
このように、機能制御システム1では、移動機10が有するチップと同一種類のチップをウェアラブルモジュール30が有している場合において、それぞれのチップに対して同一のパスワードを設定していれば、連動してロック解除処理をすることができる。
図5〜図8を用いた説明では、ウェアラブルモジュール30は、1つの移動機10からのロック制御を受けたが、異なる複数の移動機10からロック制御を受けることもできる。その場合、異なる複数の移動機10毎に上述した制御が行われる。また、その場合、移動機10毎に異なるパスワードを設定することができる。当該パスワードは、各移動機10においてロック制御に用いられるものとすることができる。例えば、一つの移動機10ではパスワードを「0000」、別の移動機10ではパスワードを「1111」とすることができる。なお、ウェアラブルモジュール30における生体認証の設定は、何れかの移動機10からの要求で行われればよい。
(第2実施形態)
続いて、図9に本発明の第2実施形態に係る機能制御システム1Aのブロック図を示す。機能制御システム1は、移動機10Aと、移動機10Bと、ウェアラブルモジュール30Aとを備えて構成される。
第2実施形態では、移動機10A及び移動機10Bのそれぞれからウェアラブルモジュール30に対してロック・ロック解除要求をする。例えば、移動機10Aからウェアラブルモジュール30に対してあるチップのロック要求をした場合に、ウェアラブルモジュール30が保持するロック要求対象のチップをロックした後に、ウェアラブルモジュール30が上記ロック要求対象のチップのロック要求を移動機10Bに対して行う。
移動機10A及び移動機10Bは、それぞれ図1に示した移動機10と同様であるので、移動機10A及び移動機10Bのブロック図の説明を省略する。また、ウェアラブルモジュール30Aは、図1に示したウェアラブルモジュール30と近距離無線通信部31、特殊入力部32、機能部33、チップ部34、及びリスト保持部35については、同様であるので、近距離無線通信部31、特殊入力部32、機能部33、チップ部34、及びリスト保持部35についての説明を省略する。
ロック制御部36Aは、移動機10から受信したロック・ロック解除用のパスワードとチップ種別と移動機10の識別情報である端末識別情報とに基づいて、機能部33が実行する機能のロック又はロック解除を実行する内容のみが図1に示したロック制御部36と異なり、それ以外は、図1に示したロック制御部36と同様である。異なる点について具体的に説明すると、ロック制御部36Aは、リスト保持部35が保持するリストから、受信した端末識別情報とチップ種別とに対応するパスワードを取得し、リストから取得したパスワードと、移動機10から受信したロック・ロック解除用のパスワードとが合致するか否かを判定する。それらが合致する場合には、ロック制御部36Aは、リスト保持部35が保持するリストの内、入力されたチップ種別に対応する状態をロックに変更する処理を行う。ロック制御部36Aは、当該処理を行うだけでなく、さらに、リスト保持部35が保持するリストから、受信したチップ種別と合致し、且つリストの受信した端末識別情報とは異なる端末識別情報に対応付けられたパスワードを取得する。ロック制御部36Aは、当該異なる端末識別情報によって識別される移動機(例えば、移動機10Aからロック・ロック解除要求を受け付けた場合、移動機10B)に対して、近距離無線通信部31を介してロック・ロック解除要求をする。なお、後述する接続状態検知部37がウェアラブルモジュール30からロック・ロック解除要求する対象の移動機10とウェアラブルモジュール30との間に接続が確立されていることを検知した結果、接続状態にある場合に、当該移動機にロック・ロック解除要求をする。なお、当該要求を行う場合に、ロック制御部36Aが、接続状態検知部37に上記の検知を要求してもよい。
接続状態検知部37は、ロック制御部36Aが、ロック・ロック解除要求対象とする移動機10との接続状態を検知する部分である。具体的には、接続状態検知部37は、検知対象となる移動機10に対応する、リスト保持部35が保持するリストの接続状態を参照することにより、接続状態を検知する。接続状態検知部37は、検知した接続状態をロック制御部36Aに通知する。なお、接続状態検知部37は、近距離無線通信部31と、ロック・ロック解除要求対象とする移動機(例えば、移動機10B)との通信における応答を示す制御信号に基づいて接続状態を判定するようにしてもよい。さらに、接続状態検知部37は、近距離無線通信部31と、ロック・ロック解除要求対象とする移動機との通信時における電波強度、あるいは、S/N比(Signal To Noise Ratio)に基づいて接続状態を判定するようにしてもよい。
移動機10A、移動機10B、及びウェアラブルモジュール30Aの動作例を図10に示すシーケンス図を用いて説明する。図10に示すシーケンス図は、移動機10Aからウェアラブルモジュール30Aへロック要求する処理のシーケンス図である。前提として、移動機10A、移動機10B、及びウェアラブルモジュール30Aが共通種別のチップ(例えば、RFチップ)を有しており、当該チップに対して、移動機10Aからロック・ロック解除用のパスワード「0000」でウェアラブルモジュール30に対してパスワード設定要求がなされ、移動機10Bからパスワード「1111」でウェアラブルモジュール30に対してパスワード設定要求がなされているものとする。
ステップS141〜S152の処理は、図5に示したシーケンス図のステップS16〜S27と同様であるため、説明を省略する。
ステップS152の処理を終了した結果、ロック制御部36により、リスト保持部35が保持するリスト(図2(B)のリスト)のロック状態に対して「ロック」と設定され、その後に、ウェアラブルモジュール30Aは、上記リスト保持部35のリストから、移動機10Aから受信したチップ種別と同一である、端末種別情報を取得する。そして、ウェアラブルモジュール30Aは、リスト保持部35のリストから取得した端末種別情報の内、ロック要求をした移動機以外の移動機に対応する端末種別情報を特定する。具体的には、移動機10Aからロック要求を受信しているので、ロック制御部36Aは、移動機10Bを特定し、接続状態検知部37が、移動機10Bとの接続状態を検知した場合(ステップS153)、ロック制御部36Aは、リスト保持部35のリストから、端末種別情報が移動機10Bに対応する情報であり、移動機10Aからのロック要求対象のチップ種別であるパスワードを取得要求する(ステップS154)。そしてロック制御部36は、上記取得要求の結果、パスワード「1111」を取得する(ステップS155)。
ロック制御部36Aは、当該パスワード「1111」と移動機10Aからのロック要求対象のチップ種別を近距離無線通信部31を介して、移動機10Bへ送信すると共に、移動機10Bが保持している、移動機10Aからのロック要求対象のチップ種別のチップのロック要求をする(ステップS156)。
移動機10Bのロック制御部16は、移動機10Bの近距離無線通信部11を介して、ウェアラブルモジュール30からロック・ロック解除用のパスワード「1111」と移動機10Aからのロック要求対象のチップ種別を受信する。また、移動機10Bのロック制御部16は、移動機10Bの近距離無線通信部11を介して、移動機10Bが保持している、移動機10Aからのロック要求対象のチップ種別のチップのロック要求を受け付ける。そして、ロック制御部16は、ウェアラブルモジュール30から受信したチップ種別に対応するパスワードを、リスト保持部15が保持しているリスト(図2(A)のリスト)から取得し、リストから取得したパスワードと、ウェアラブルモジュール30から受信したロック・ロック解除用のパスワードとを照合して、一致することを確認する(ステップS157)。
リストから取得したパスワードと、ウェアラブルモジュール30から受信したロック・ロック解除用のパスワードとが一致する場合には、ロック制御部16は、上記リスト保持部15が保持するリストにおける、ロック要求対象のチップのロック状態をロックに設定する(ステップS158)。そして、ロック状態の設定が正常終了した場合(ステップS159)、ロック制御部16は、ウェアラブルモジュール30に対して正常終了した旨、通知し(ステップS160)、処理を終了する。
上述の各実施形態では、特殊入力部32は、生体認証の情報の入力を受け付ける場合について述べたが、振る動作等、ウェアラブルモジュール30に対して行う動作に基づいた情報の入力を受け付けるようにしてもよい。このように、特殊入力部32にウェアラブルモジュール30に対して行う動作に基づいた情報が入力されると、ロック制御部36は、入力された情報をパスワード変換し、変換したパスワードと各チップ種別とを対応付けて、リスト保持部35(図2(C)のリスト)へ登録する。このパスワードを用いて、ロック制御部36が、チップ部34についてのロック・ロック解除処理をする。また、ウェアラブルモジュール30独自でロック実行可能な方法として、生体認証の情報を受け付けて、ロックする場合について述べたが、予め定められた経過時間の閾値に基づいてロックするようにしてもよい。この場合、移動機10の入力部12を介して、ウェアラブルモジュール30へ経過時間の閾値を設定することが考えられる。また、ウェアラブルモジュール30がスイッチ、ボタン等を有する場合に、特殊入力部32が、当該スイッチ、ボタン等の操作(例えば、押下操作)の入力を受け付けるようにしてもよい。このように、特殊入力部32が上記のスイッチ、ボタンによる入力を受け付けると、ロック制御部36は、入力された情報をパスワード変換し、変換したパスワードと各チップ種別とを対応付けて、リスト保持部35(図2(C)のリスト)へ登録する。このパスワードを用いて、ロック制御部36が、チップ部34についてのロック・ロック解除処理をする。すなわち、ロック制御部36は、上記スイッチ、ボタン等の押下操作に応じて、ロック・ロック解除処理をする。
(作用効果)
続いて、作用効果について説明する。ウェアラブルモジュール30は、移動機10と近距離通信可能なデバイスであり、機能部33は、ロック・ロック解除可能な機能を実行し、リスト保持部35は、機能のロック・ロック解除を許可するパスワードを、移動機10毎に保持し、近距離無線通信部31は、移動機10からパスワードを含むと共に機能のロック又はロック解除の要求を受信し、ロック制御部36は、要求に含まれるパスワードと、リスト保持部35によって、要求の要求元の移動機10に対応付けて保持されているパスワードとに基づいて、機能のロック・ロック解除を制御する。
この場合、ウェアラブルモジュール30が、機能を停止又は停止解除を許可するための情報であるパスワードを移動機10毎に保持するので、パスワードを送信可能な移動機10に応じてウェアラブルモジュール30に対して機能のロック・ロック解除をすることができ、ユーザにとって利便性の高い機能制御を行うことができる。例えば、複数の移動機10から、当該移動機10毎のパスワードによって、ロック・ロック解除をすることができ、ユーザにとって利便性の高い機能制御を行うことができる。
また、ウェアラブルモジュール30では、機能部33が、互いに異なる複数のチップを備え、リスト保持部35は、パスワードをチップ種別毎に保持する。この場合、ウェアラブルモジュール30は、複数のチップを有している場合に、チップごとでパスワードを保持するので、各チップ単位でロック・ロック解除をすることができる。
また、ウェアラブルモジュール30Aのロック制御部36Aは、チップ部34のチップへのロック・ロック解除と合わせて、ロック・ロック解除要求した移動機10以外の移動機10に対してリスト保持部35によって、当該移動機10に対応付けて保持されるパスワードを送信する。この場合、ウェアラブルモジュール30Aは、ロック・ロック解除を要求した機能のパスワードが定義されている移動機10の内、近距離無線通信部31が受信した要求に係る移動機10以外にもロック又はロック解除を要求するので、移動機10が、一度ウェアラブルモジュール30へ、ロック又はロック解除をするだけで、ウェアラブルモジュール30に対して制御可能な他の移動機10にも一括で機能のロック又はロック解除の要求をすることができる。
また、特殊入力部32は、生体の情報を入力して、ロック制御部36は、入力した生体の情報に基づいて、機能のロック・ロック解除を制御する。この場合、ウェアラブルモジュール30は、生体の情報に基づいて、機能のロック・ロック解除をするので、移動機10から機能のロック・ロック解除要求することなく、ウェアラブルモジュール30独自で機能のロック・ロック解除することができる。
また、機能制御システム1は、移動機10と近距離通信可能なウェアラブルモジュール30と、移動機10とを備える。ウェアラブルモジュール30では、機能部33がロック及びロック解除可能な機能を実行し、リスト保持部35が、機能のロック・ロック解除を許可するための情報であるパスワードを、移動機10毎に保持し、近距離無線通信部31が、移動機10から、パスワードを含むと共に機能のロック・ロック解除の要求を受信し、ロック制御部36が、近距離無線通信部31によって受信された要求に含まれるパスワードと、リスト保持部35によって、当該要求の要求元の移動機10に対応付けて保持されるパスワードとに基づいて、機能のロック・ロック解除をする。移動機10は、機能部13が、停止及び停止解除可能な機能を実行し、リスト保持部15が、機能のロック・ロック解除の許可をするための情報であるパスワードを保持し、入力部12が許可情報を受け付けて、ロック制御部16が、当該パスワードと、リスト保持部15が保持するパスワードとに基づいて、機能部13による機能のロック又はロック解除を制御すると共に、ウェアラブルモジュール30に対して、パスワードを含む、機能のロック又はロック解除の要求を送信する。
この場合、ウェアラブルモジュール30において、機能のロック・ロック解除を許可するための情報であるパスワードを移動機10毎に保持するので、パスワードを送信可能な複数の移動機10からウェアラブルモジュール30に対して機能のロック又はロック解除をすることができ、また、移動機10では、同一のパスワードを用いて、移動機10が保持する機能のロック又はロック解除をすることができる。
1…機能制御システム、10…移動機、11…近距離無線通信部、12…入力部、13…機能部、14…チップ部、15…リスト保持部、16…ロック制御部、30…ウェアラブルモジュール、31…近距離無線通信部、32…特殊入力部、33…機能部、34…チップ部、35…リスト保持部、36…ロック制御部、37…接続状態検知部。

Claims (7)

  1. 端末装置と近距離通信可能な近距離通信デバイスであって、
    停止及び停止解除可能な機能を実行する機能手段と、
    前記機能手段による機能を停止又は停止解除を許可するための情報である許可情報を、端末装置毎に保持する許可情報保持手段と、
    前記端末装置から、許可情報を含むと共に前記機能手段による機能停止又は停止解除の要求を受信する受付手段と、
    前記受付手段によって受信された要求に含まれる許可情報と、前記許可情報保持手段によって、当該要求の要求元の前記端末装置に対応付けて保持される許可情報とに基づいて、前記機能手段による機能の停止又は停止解除を制御する制御手段と、
    を備える近距離通信デバイス。
  2. 互いに異なる複数の機能に係る複数の機能手段を備え、
    前記許可情報保持手段は、前記許可情報を機能手段単位に保持する、請求項1に記載の近距離通信デバイス。
  3. 前記制御手段は、前記機能手段による機能の停止又は停止解除の制御と合わせて、前記受付手段によって受信された要求に係る端末装置以外の端末装置に対して、前記許可情報保持手段によって、当該端末装置に対応付けて保持される許可情報を送信する、請求項1又は2に記載の近距離通信デバイス。
  4. 生体の情報を入力して、入力した生体の情報に基づいて、前記機能手段による機能の停止又は停止解除を制御する第2制御手段を更に備える請求項1に記載の近距離通信デバイス。
  5. 端末装置と近距離通信可能な近距離通信デバイスと、前記端末装置とを備える機能制御システムであって、
    前記近距離通信デバイスは、
    停止及び停止解除可能な機能を実行する機能手段と、
    前記機能手段による機能を停止又は停止解除を許可するための情報である許可情報を、端末装置毎に保持する許可情報保持手段と、
    前記端末装置から、許可情報を含むと共に前記機能手段による機能停止又は停止解除の要求を受信する受付手段と、
    前記受付手段によって受信された要求に含まれる許可情報と、前記許可情報保持手段によって、当該要求の要求元の前記端末装置に対応付けて保持される許可情報とに基づいて、前記機能手段による機能の停止又は停止解除を制御する制御手段と、を備え、
    前記端末装置は、
    停止及び停止解除可能な機能を実行する端末側機能手段と、
    前記端末側機能手段による機能の停止及び停止解除を許可するための情報である許可情報を保持する端末側許可情報保持手段と、
    許可情報を受け付ける端末側受付手段と、
    前記端末側受付手段によって受け付けられた許可情報と、前記端末側許可情報保持手段によって、保持される許可情報とに基づいて、前記端末側機能手段による機能の停止又は停止解除を制御すると共に、前記近距離通信デバイスに対して、許可情報を含む、前記機能手段による機能停止又は停止解除の要求を送信する端末側制御手段と、
    を備える、機能制御システム。
  6. 端末装置と近距離通信可能であると共に、停止及び停止解除可能な機能を実行する機能手段と、前記機能手段による機能を停止又は停止解除を許可するための情報である許可情報を、端末装置毎に保持する許可情報保持手段と、を備える近距離通信デバイスによる機能制御方法であって、
    前記端末装置から、許可情報を含む、前記機能手段による機能停止又は停止解除の要求を受信する受付ステップと、
    前記受付ステップにおいて受信された要求に含まれる許可情報と、前記許可情報保持手段によって、当該要求の要求元の前記端末装置に対応付けて保持される許可情報とに基づいて、前記機能手段による機能の停止又は停止解除を制御する制御ステップと、
    を含む機能制御方法。
  7. 端末装置と近距離通信可能な近距離通信デバイスと、前記端末装置とを備える機能制御システムで実行される機能制御方法であって、
    前記近距離通信デバイスは、
    停止及び停止解除可能な機能である機能手段と、
    前記機能手段による機能を停止又は停止解除を許可するための情報である許可情報を、端末装置毎に保持する許可情報保持手段と、を備え、
    前記端末装置は、
    停止及び停止解除可能な機能を実行する端末側機能手段と、
    前記端末側機能手段による機能の停止及び停止解除を許可するための情報である許可情報を保持する端末側許可情報保持手段と、を備え、
    前記近距離通信デバイスが、
    前記端末装置から、許可情報を含むと共に前記機能手段による機能停止又は停止解除の要求を受信する受付ステップと、
    前記受付ステップによって受信された要求に含まれる許可情報と、前記許可情報保持手段によって、当該要求の要求元の前記端末装置に対応付けて保持される許可情報とに基づいて、前記機能手段による機能の停止又は停止解除を制御する制御ステップと、
    前記端末装置が、
    前記端末装置において、許可情報を受け付ける端末側受付ステップと、
    前記端末側受付ステップによって受け付けられた許可情報と、前記端末側許可情報保持手段によって、保持される許可情報とに基づいて、前記端末側機能手段による機能の停止又は停止解除を制御すると共に、前記近距離通信デバイスに対して、許可情報を含む、前記機能手段による機能停止又は停止解除の要求を送信する端末側制御ステップと、
    含む、機能制御方法。
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