JP4736876B2 - 端末制御システム、情報処理端末装置、端末制御方法及びプログラム - Google Patents

端末制御システム、情報処理端末装置、端末制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、第三者による端末の不正使用を防止するための端末制御システム、情報処理端末装置、端末制御方法及びプログラムに関する。
近年、情報の保護が重要な課題となっている。これに伴い、携帯電話などの情報処理端末装置(以下、端末という)ではセキュリティロックという機能が重要な機能となっている。このセキュリティロック機能は、不正なユーザが端末を使用することを防ぐ機能であり、例えば、ユーザが予め暗証番号などの暗号キーを設定しておき、所定の操作を行って端末がキー入力等の操作を受け付けない状態(ロック状態)にし、端末を使用する時に暗証キーを入力して再び使用できる状態にするという方法が一般的である。
しかし、従来の端末のセキュリティロックにおいては、紛失、盗難のタイミングは不明であるため、常時セキュリティロックをしておく必要があるので、ユーザは頻繁にセキュリティロックの設定操作(施錠・解錠に係る操作)を行わなければならず、端末の利便性が失われる。また、このように頻繁にセキュリティロックの設定操作を行う必要があると、ユーザが設定操作を忘れてしまう可能性もあり、確実なセキュリティが実現できない。
上記問題を解決する従来技術例として、保護したい端末装置に装着される端末側装置、利用者が身につけるキー側装置と、を有し、キー側装置を身につけた利用者が端末側装置から離れ、端末側装置とキー側装置との間でBlue tooth(ブルートゥース)、無線LAN等の近距離無線通信による接続ができなくなると、端末側装置は装着されている端末装置の使用を禁止して自動的にロック状態とする「端末ロックシステムおよび端末ロック方法」がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−102682号公報
特許文献1記載の発明のように、端末本体と、ユーザが身につけるキー装置との間で常時近距離通信を行い、端末本体とキー装置とが離れて通信が不可能になった時点で自動的に端末本体がロック状態になるシステムは、再び端末本体とキー装置とが近づいて通信可能になった時点で、端末本体がロック状態を解除するようになっている。しかし、このようなシステムは、ロック状態を解除する条件が端末本体とキー装置との通信が可能になることであるので、例えば、端末本体とキー装置とが離れて自動的に端末本体がロック状態になった後に、キー装置が盗難・紛失にあった場合は、端末本体はロック状態が解除されないままとなってしまい、ユーザにとって利便性が失われることになる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、端末本体と、ユーザが身につけるキー装置との間で常時近距離通信を行い、端末本体とキー装置とが離れて通信が不可能になった時点で自動的に端末本体をロックするシステムにおいて、通信中の端末本体とキー装置とが離れて自動的に端末本体がロックされた場合は、ロックを解除する条件を端末本体での認証のみとすることにより、装置本体のロック後にキー装置が盗難・紛失にあった場合でも、端末本体のロックを解除できないというリスクを回避できるので、ユーザにとっての利便性を確保することができる端末制御システム、情報処理端末装置、端末制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明は、情報処理端末装置と、小型端末装置との間で無線通信が行われ、無線通信が確立されている場合は、情報処理端末装置に対する操作を有効とし、また、無線通信が確立されない場合は、情報処理端末に対する操作を無効とする端末制御システムであって、情報処理端末装置は、無線通信が一度確立された後に無線通信が切断された場合、情報処理端末装置に対する操作を無効とするとともに、無線通信が切断されたことを記録しておき、無線通信が切断されたことが記録された状態で無線通信が再度確立された場合には、情報処理端末装置で行われる所定の認証が成功した、情報処理端末装置に対する操作を有効とする制御を行うことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、第1の鍵情報を有する情報処理端末装置と、第1の鍵情報に対応する第2の鍵情報を有する小型端末装置との間で無線通信が行われ、無線通信が確立され、第1の鍵情報と第2の鍵情報との照合に成功した場合は、情報処理端末装置に対する操作を有効とし、無線通信が確立されない場合、及び、無線通信が確立され、第1の鍵情報と第2の鍵情報との照合に失敗した場合は、情報処理端末に対する操作を無効とする端末制御システムであって、情報処理端末装置は、無線通信が一度確立された後に無線通信が切断された場合、情報処理端末装置に対する操作を無効とするとともに、無線通信が切断されたことを記録しておき、無線通信が切断されたことが記録された状態で無線通信が再度確立された場合には、情報処理端末装置で行われる所定の認証が成功した、情報処理端末装置に対する操作を有効とする制御を行うことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、情報処理端末装置は、第1の鍵情報及び第2の鍵情報を更新する鍵情報更新手段をさらに有し、鍵情報更新手段は、定期的あるいは所定のタイミングで自動的に第1の鍵情報及び第2の鍵情報を更新することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の発明において、情報処理端末装置は、無線通信が最初から確立されない場合は、情報処理端末装置で行われる所定の認証が成功した場合のみ、情報処理端末装置に対する操作を有効とする制御を行うことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の発明において、情報処理端末装置で行われる所定の認証は、パスワード認証及び生体認証のうち少なくとも1つであることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の端末制御システムで用いられることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、情報処理端末装置と、小型端末装置との間で無線通信を行い、無線通信が確立されている場合は、情報処理端末装置に対する操作を有効とし、また、無線通信が確立されない場合は、情報処理端末に対する操作を無効とする端末制御方法であって、情報処理端末装置は、無線通信が一度確立された後に無線通信が切断された場合、情報処理端末装置に対する操作を無効とするとともに、無線通信が切断されたことを記録しておき、無線通信が切断されたことが記録された状態で無線通信が再度確立された場合には、情報処理端末装置で行われる所定の認証が成功した、情報処理端末装置に対する操作を有効とする制御を行うことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、第1の鍵情報を有する情報処理端末装置と、第1の鍵情報に対応する第2の鍵情報を有する小型端末装置との間で無線通信とを行い、無線通信が確立され、第1の鍵情報と第2の鍵情報との照合に成功した場合は、情報処理端末装置に対する操作を有効とし、無線通信が確立されない場合、及び、無線通信が確立され、第1の鍵情報と第2の鍵情報との照合に失敗した場合は、情報処理端末に対する操作を無効とする端末制御方法であって、情報処理端末装置は、無線通信が一度確立された後に無線通信が切断された場合、情報処理端末装置に対する操作を無効とするとともに、無線通信が切断されたことを記録しておき、無線通信が切断されたことが記録された状態で無線通信が再度確立された場合には、情報処理端末装置で行われる所定の認証が成功した、情報処理端末装置に対する操作を有効とする制御を行うことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の発明において、情報処理端末装置は、定期的あるいは所定のタイミングで自動的に第1の鍵情報及び第2の鍵情報を更新することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項7から9のいずれか1項に記載の発明において、情報処理端末装置は、無線通信が最初から確立されない場合は、情報処理端末装置で行われる所定の認証が成功した場合のみ、情報処理端末装置に対する操作を有効とする制御を行うことを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項7から10のいずれか1項に記載の発明において、情報処理端末装置で行われる所定の認証は、パスワード認証及び生体認証のうち少なくとも1つであることを特徴とする。
請求項12記載の発明は、情報処理端末装置と、小型端末装置との間で無線通信を行い、無線通信が確立されている場合は、情報処理端末装置に対する操作を有効とし、また、無線通信が確立されない場合は、情報処理端末に対する操作を無効とする端末制御方法を実行させるためのプログラムであって、情報処理端末装置に、無線通信が一度確立された後に無線通信が切断された場合、情報処理端末装置に対する操作を無効とするとともに、無線通信が切断されたことを記録する処理と、無線通信が切断されたことが記録された状態で無線通信が再度確立された場合には、情報処理端末装置で行われる所定の認証が成功した、情報処理端末装置に対する操作を有効とする処理と、を実行させることを特徴とする。
請求項13記載の発明は、第1の鍵情報を有する情報処理端末装置と、第1の鍵情報に対応する第2の鍵情報を有する小型端末装置との間で無線通信とを行い、無線通信が確立され、第1の鍵情報と第2の鍵情報との照合に成功した場合は、情報処理端末装置に対する操作を有効とし、無線通信が確立されない場合、及び、無線通信が確立され、第1の鍵情報と第2の鍵情報との照合に失敗した場合は、情報処理端末に対する操作を無効とする端末制御方法を実行させるためのプログラムであって、情報処理端末装置に、無線通信が一度確立された後に無線通信が切断された場合、情報処理端末装置に対する操作を無効とするとともに、無線通信が切断されたことを記録する処理と、無線通信が切断されたことが記録された状態で無線通信が再度確立された場合には、情報処理端末装置で行われる所定の認証が成功した、情報処理端末装置に対する操作を有効とする処理と、を実行させることを特徴とする。
請求項14記載の発明は、請求項13記載の発明において、情報処理端末装置に、定期的あるいは所定のタイミングで自動的に第1の鍵情報及び第2の鍵情報を更新する処理をさらに実行させることを特徴とする。
請求項15記載の発明は、請求項12から14のいずれか1項に記載の発明において、情報処理端末装置に、無線通信が最初から確立されない場合は、情報処理端末装置で行われる所定の認証が成功した場合のみ、情報処理端末装置に対する操作を有効とする制御処理をさらに実行させることを特徴とする。
請求項16記載の発明は、請求項12から15のいずれか1項に記載の発明において、情報処理端末装置に、所定の認証として、パスワード認証及び生体認証のうち少なくとも1つを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、装置本体がロックされた後、ロックを解除するためのキー装置が盗難・紛失にあった場合でも、端末本体のロックを解除できないというリスクを回避でき、ユーザにとっての利便性を確保することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
本発明の実施例1である端末制御システムの概要について図1を参照して説明する。
本実施例の端末制御システムは、端末1と、この端末1と対になる携帯鍵2との通信状態によって、端末1のセキュリティロック(端末1に対するキー操作などを無効化する制御)を行うシステムである。
図1において、端末1は、情報処理端末装置の一例として、自動的にセキュリティロックが掛かる一般的な携帯端末(移動体通信端末)である。また、携帯鍵2は、端末1と近距離無線通信を行う機能を備えた小型端末である。
端末1と携帯鍵2は、互いに近距離無線通信が可能であるとする。図1(a)に示すように、端末1と携帯鍵2とが近距離無線通信の接続を確立している状態(状態1)では、端末1はセキュリティロックを行っておらず、解錠操作(解錠処理)をせずにユーザは端末1を使用することが可能である。図1(b)に示すように、端末1と携帯鍵2とが通信困難な程度に距離が離れ、近距離無線通信の接続を確立していない状態(状態2)では、端末1に自動的にセキュリティロックが掛かり、端末1の不正使用や端末1内部の情報を保護する。
このようにして、本実施例の端末制御システムでは、端末1が、携帯鍵2との無線通信の通信状態を把握することによって、端末1が通常の使用状態であるか、又は、非常の状態であるかを自動で判別する。判別の基準は、端末1と携帯鍵2とが通信可能である(通信可能圏内に同時に存在している)かどうかという基準で判断する。通常時と非常時とを判別することにより、通常使用時はロック解錠の手間を省き利便性を向上させ、非常時は自動的にセキュリティロックを掛けることにより、ユーザに負担を掛けずに、盗難などの非常時にセキュリティロックが自動で掛けることができるので、より安全な情報保護を行うことができる。
次に、図2を参照して、図1に示す端末1の構成について説明する。
図2に示すように、端末1は、出力部3、制御部4、ユーザ入力部5、通話・データ通信用送受信部6、鍵用電波送受信部7、認証部8、鍵情報9を有する。
図2において、出力部3、制御部4、ユーザ入力部5はそれぞれ、端末1における、出力機能、制御機能(セキュリティロック機能を含む)、ユーザ入力機能を提供する部分である。通話・データ通信用送受信部6は、端末1において、通話やデータ通信などの主要な通信の送受信を行う部分である。鍵用電波送受信部7は、ブルートゥース等の近距離用電波の送受信を行う部分である。この鍵用電波送受信部7で、端末1は携帯鍵2と無線通信を行う。認証部8は、携帯鍵2から送られてきた鍵情報が正規のものかどうかについて、鍵情報9を使用して認証する部分である。また、認証部8は、従来の認証方法、例えば、パスワード認証や生体認証(指紋や声紋等、人体に関する認証)などを行う機能を有する。鍵情報9は所定の記憶手段に格納されている。
次に、図3を参照して、図1に示す携帯鍵2の構成について説明する。
図3に示すように、携帯鍵2は、鍵用電波送受信部10、制御部11、鍵情報12を有する。
鍵用電波送受信部10は、部端末1と近距離用電波を用いて通信する送受信部である。制御部11は、鍵情報12の読み出しや書き込み等を行う。鍵情報12は所定の記憶手段に格納されている。
以上詳細に本実施例の構成を述べたが、本実施例における近距離用電波やセキュリティロックは、当業者にとってよく知られており、詳細な説明は省略する。この点については、特許文献1に開示されている技術を用いても良い。
なお、上記実施例では、制御部4、11にて鍵情報の暗号化や復号化などを行ってもよい。また、図1における携帯鍵2は常時身につけられるもの(ネックレスや、指輪、腕時計など)に内蔵してもよい。
次に、図1に示す本実施例の端末制御システムにおける、端末1と携帯鍵2の動作について、図4、図5参照して説明する。
図4において、端末1、携帯鍵2の電源をそれぞれ入れると(ステップS11、12)、端末1の制御部4は、まずセキュリティロックを掛ける(ステップS13)。セキュリティロックを掛けた後、端末1の制御部4は、鍵用電波送受信部7から携帯鍵2とコネクションを張ることを試みる(ステップS14)。
コネクションを張ることに失敗した場合(携帯鍵2と通信ができない場合。ステップS14/失敗)は、セキュリティロックは掛かったままとなる(ステップS20)。ユーザは、端末1において従来の認証方法(パスワード入力や指紋認証など)を行うことにより、セキュリティロックを解錠することになる。よって、制御部4は、ユーザ入力部5から所定のパスワードや指紋が入力された場合、認証部8にて認証を行い、認証が成功した場合にセキュリティロックを解錠する制御を行う(ステップS21)。
コネクションを張ることに成功した場合(携帯鍵2と通信に成功した場合。ステップS14/成功)、端末1と携帯鍵2との通信が開始され(ステップS15)、携帯鍵2の制御部11は、鍵情報12を、鍵用電波送受信部10を介して、端末1に送信する(ステップS16)。
携帯鍵2からの鍵情報12を鍵用電波送受信部7にて受け取った端末1は、認証部8にて、鍵情報9と鍵情報12とを比較・照合し、携帯鍵2が正規の鍵であるかどうかを認証する(ステップS17)。
ステップS17において鍵認証に成功し、携帯鍵2の鍵情報12が正規の鍵であると認められた場合は(ステップS17/成功)、制御部4はセキュリティロックを解錠する(ステップS18)。しかし、正規の鍵でなかった場合は(ステップS17/失敗)、セキュリティロックを解錠せず(ステップS20)、従来の認証方法で認証を行う(ステップS21)。
ステップS18においてセキュリティロックが解錠された後は、通常通りに端末1が使用可能である(ステップS19)。ここで、一度、端末1と携帯鍵2とが通信を開始した場合、常時接続されることになるが、その接続が途切れた場合、制御部4は、通信が切断されたことを所定の記憶手段に記録しておく。
図4のステップS19後の通常使用時(ステップS22)において、携帯鍵2と端末1との通信が物理的に切断された場合(ステップS23、S24)、端末1の制御部4は、通信が切断されたことを所定の記憶手段に記録し、携帯鍵2とのコネクションを閉じ(ステップS25)、セキュリティロックを掛ける(ステップS26)。
ステップS26の後、再び携帯鍵2と通信が可能になっても、制御部4は、一度通信が切断されたことを示す記録に基づいて、セキュリティロックは解錠せず、従来の認証方法のみで解錠できるようにする(ステップS27)。
再度、携帯鍵2を使用するためには、携帯鍵2を端末1と通信可能にした状態で、ユーザが端末1にて携帯鍵2の設定を行うと、再度携帯鍵2の使用を可能とする(ステップS28)。
図5のステップS28の後は、図4のステップS13以降を繰り返す。
以上説明したように、本実施例においては、以下に記載するような効果を奏する。
第1の効果は、正規ユーザが所持する携帯鍵2により、正規ユーザは通常の使用時に解錠操作の手間が省けることである。
第2の効果は、正規ユーザが所持する携帯鍵2により、端末1の盗難時や紛失時に自動的にセキュリティロックが掛かることである。
第3の効果は、端末1と携帯鍵2の通信が一度途切れた場合は、従来認証による解錠が必要なので、携帯鍵2を第三者が所持していても、携帯鍵2だけでは解錠できないことである。
第4の効果は、携帯鍵2の構造は単純で入力装置などが不要なので、装飾品などに内蔵することで、常時身に着けることが負担にならないことである。
次に、本発明の実施例2について説明する。本実施例の基本的な構成及び動作は、実施例1と同様であるが、鍵情報9・12についてさらに工夫している。本実施例では、鍵情報9・12は対であればよい。例えば公開鍵と秘密鍵のように、対であれば鍵情報の中身自体はそれぞれが違ってもよい。
よって、本実施例では、端末1の制御部4に、鍵情報9・12を更新できる機能を付加する。端末1及び携帯鍵2の構成は、図2及び図3に示した通りであるので、ここでの説明は省略する。本実施例の動作例について図6を参照して説明する。
図6において、鍵情報を更新するには、まず、新たな鍵情報として、一対の鍵情報9’及び鍵情報12’を制御部4でそれぞれ生成する(ステップS29)。生成後、最初に端末1の鍵情報9を新たな鍵情報9’に更新する(ステップS30)。次に新たな鍵情報12’のみを携帯鍵2に送信し(ステップS31)、携帯鍵2は、制御部11にて新たな鍵情報12’を受信し(ステップS32)、鍵情報12を新たな鍵情報12’に更新する(ステップS33)。最後に携帯鍵2は、更新が成功したことを示す更新成功情報を端末1に送信する(ステップS34)。端末1は更新成功情報を受信した後、新たな鍵情報9’、12’を使用する(ステップS35)。
なお、ステップS29における新たな鍵情報の生成は、定期的にまたは任意のタイミングで制御部4が自動的に生成する。
このように、本実施例では、鍵情報の更新機能を付加し、定期的にまたは任意のタイミングで鍵情報の更新を行うことにより、実施例1の効果に加え、セキュリティの向上という効果や、携帯鍵2のメンテナンス性・安全性・再利用性向上の効果が得られる。
以上、本発明の各実施例について説明したが、上記各実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。
本発明は、不正使用や情報流出を防止する必要がある端末装置全般に対して適用できる。
本発明の端末制御システムの概要を示す図であり、(a)は端末と携帯鍵の通常状態を示す図であり、(b)は端末と携帯鍵の非通常状態を示す図である。 本発明の端末制御システムで用いられる端末の要部構成を示すブロック図である。 本発明の端末制御システムで用いられる携帯鍵の要部構成を示すブロック図である。 本発明の端末制御システムの動作の一例を示すシーケンスチャートである。 本発明の端末制御システムの動作の一例を示すシーケンスチャートである。 本発明の端末制御システムの動作の一例を示すシーケンスチャートである。
符号の説明
1 端末
2 携帯鍵
3 出力部
4、11 制御部
5 ユーザ入力部
6 通話・データ通信用送受信部
7、10 鍵用電波送受信部
8 認証部
9、12 鍵情報

Claims (16)

  1. 情報処理端末装置と、小型端末装置との間で無線通信が行われ、
    前記無線通信が確立されている場合は、前記情報処理端末装置に対する操作を有効とし、また、前記無線通信が確立されない場合は、前記情報処理端末装置に対する操作を無効とする端末制御システムであって、
    前記情報処理端末装置は、
    前記無線通信が一度確立された後に該無線通信が切断された場合、前記情報処理端末装置に対する操作を無効とするとともに、前記無線通信が切断されたことを記録しておき、
    前記無線通信が切断されたことが記録された状態で前記無線通信が再度確立された場合には、前記情報処理端末装置で行われる所定の認証が成功した、前記情報処理端末装置に対する操作を有効とする制御を行うことを特徴とする端末制御システム。
  2. 第1の鍵情報を有する情報処理端末装置と、該第1の鍵情報に対応する第2の鍵情報を有する小型端末装置との間で無線通信が行われ、
    前記無線通信が確立され、前記第1の鍵情報と前記第2の鍵情報との照合に成功した場合は、前記情報処理端末装置に対する操作を有効とし、
    前記無線通信が確立されない場合、及び、前記無線通信が確立され、前記第1の鍵情報と前記第2の鍵情報との照合に失敗した場合は、前記情報処理端末装置に対する操作を無効とする端末制御システムであって、
    前記情報処理端末装置は、
    前記無線通信が一度確立された後に該無線通信が切断された場合、前記情報処理端末装置に対する操作を無効とするとともに、前記無線通信が切断されたことを記録しておき、
    前記無線通信が切断されたことが記録された状態で前記無線通信が再度確立された場合には、前記情報処理端末装置で行われる所定の認証が成功した、前記情報処理端末装置に対する操作を有効とする制御を行うことを特徴とする端末制御システム。
  3. 前記情報処理端末装置は、
    前記第1の鍵情報及び前記第2の鍵情報を更新する鍵情報更新手段をさらに有し、
    前記鍵情報更新手段は、定期的あるいは所定のタイミングで自動的に前記第1の鍵情報及び前記第2の鍵情報を更新することを特徴とする請求項2記載の端末制御システム。
  4. 前記情報処理端末装置は、
    前記無線通信が最初から確立されない場合は、前記情報処理端末装置で行われる所定の認証が成功した場合のみ、前記情報処理端末装置に対する操作を有効とする制御を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の端末制御システム。
  5. 前記情報処理端末装置で行われる所定の認証は、パスワード認証及び生体認証のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の端末制御システム。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の端末制御システムで用いられることを特徴とする情報処理端末装置。
  7. 情報処理端末装置と、小型端末装置との間で無線通信を行い、
    前記無線通信が確立されている場合は、前記情報処理端末装置に対する操作を有効とし、また、前記無線通信が確立されない場合は、前記情報処理端末装置に対する操作を無効とする端末制御方法であって、
    前記情報処理端末装置は、
    前記無線通信が一度確立された後に該無線通信が切断された場合、前記情報処理端末装置に対する操作を無効とするとともに、前記無線通信が切断されたことを記録しておき、
    前記無線通信が切断されたことが記録された状態で前記無線通信が再度確立された場合には、前記情報処理端末装置で行われる所定の認証が成功した、前記情報処理端末装置に対する操作を有効とする制御を行うことを特徴とする端末制御方法。
  8. 第1の鍵情報を有する情報処理端末装置と、該第1の鍵情報に対応する第2の鍵情報を有する小型端末装置との間で無線通信とを行い、
    前記無線通信が確立され、前記第1の鍵情報と前記第2の鍵情報との照合に成功した場合は、前記情報処理端末装置に対する操作を有効とし、
    前記無線通信が確立されない場合、及び、前記無線通信が確立され、前記第1の鍵情報と前記第2の鍵情報との照合に失敗した場合は、前記情報処理端末装置に対する操作を無効とする端末制御方法であって、
    前記情報処理端末装置は、
    前記無線通信が一度確立された後に該無線通信が切断された場合、前記情報処理端末装置に対する操作を無効とするとともに、前記無線通信が切断されたことを記録しておき、
    前記無線通信が切断されたことが記録された状態で前記無線通信が再度確立された場合には、前記情報処理端末装置で行われる所定の認証が成功した、前記情報処理端末装置に対する操作を有効とする制御を行うことを特徴とする端末制御方法。
  9. 前記情報処理端末装置は、
    定期的あるいは所定のタイミングで自動的に前記第1の鍵情報及び前記第2の鍵情報を更新することを特徴とする請求項8記載の端末制御方法。
  10. 前記情報処理端末装置は、
    前記無線通信が最初から確立されない場合は、前記情報処理端末装置で行われる所定の認証が成功した場合のみ、前記情報処理端末装置に対する操作を有効とする制御を行うことを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の端末制御方法。
  11. 前記情報処理端末装置で行われる所定の認証は、パスワード認証及び生体認証のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載の端末制御方法。
  12. 情報処理端末装置と、小型端末装置との間で無線通信を行い、
    前記無線通信が確立されている場合は、前記情報処理端末装置に対する操作を有効とし、また、前記無線通信が確立されない場合は、前記情報処理端末装置に対する操作を無効とする端末制御方法を実行させるためのプログラムであって、
    前記情報処理端末装置に、
    前記無線通信が一度確立された後に該無線通信が切断された場合、前記情報処理端末装置に対する操作を無効とするとともに、前記無線通信が切断されたことを記録する処理と、
    前記無線通信が切断されたことが記録された状態で前記無線通信が再度確立された場合には、前記情報処理端末装置で行われる所定の認証が成功した、前記情報処理端末装置に対する操作を有効とする処理と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  13. 第1の鍵情報を有する情報処理端末装置と、該第1の鍵情報に対応する第2の鍵情報を有する小型端末装置との間で無線通信とを行い、
    前記無線通信が確立され、前記第1の鍵情報と前記第2の鍵情報との照合に成功した場合は、前記情報処理端末装置に対する操作を有効とし、
    前記無線通信が確立されない場合、及び、前記無線通信が確立され、前記第1の鍵情報と前記第2の鍵情報との照合に失敗した場合は、前記情報処理端末装置に対する操作を無効とする端末制御方法を実行させるためのプログラムであって、
    前記情報処理端末装置に、
    前記無線通信が一度確立された後に該無線通信が切断された場合、前記情報処理端末装置に対する操作を無効とするとともに、前記無線通信が切断されたことを記録する処理と、
    前記無線通信が切断されたことが記録された状態で前記無線通信が再度確立された場合には、前記情報処理端末装置で行われる所定の認証が成功した、前記情報処理端末装置に対する操作を有効とする処理と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  14. 前記情報処理端末装置に、
    定期的あるいは所定のタイミングで自動的に前記第1の鍵情報及び前記第2の鍵情報を更新する処理をさらに実行させることを特徴とする請求項13記載のプログラム。
  15. 前記情報処理端末装置に、
    前記無線通信が最初から確立されない場合は、前記情報処理端末装置で行われる所定の認証が成功した場合のみ、前記情報処理端末装置に対する操作を有効とする制御処理をさらに実行させることを特徴とする請求項12から14のいずれか1項に記載のプログラム。
  16. 前記情報処理端末装置に、
    前記所定の認証として、パスワード認証及び生体認証のうち少なくとも1つを実行させることを特徴とする請求項12から15のいずれか1項に記載のプログラム。
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