JP6230427B2 - 給電制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、系統電源から電力を得る負荷に、系統電源の停電時に、複数の蓄電池駆動型車両にそれぞれ搭載された蓄電池を並列に接続して同時に給電を行う給電制御方法に関する。
系統電源(交流)から電力供給を受ける負荷(機器)には、系統電源停電時に電力を供給するバックアップ電源として、一般に正逆変換装置(蓄電池を充電する際に、交流を直流に変換する場合を正変換、蓄電池から外部に電力を取り出す際に、直流を交流に変換する場合を逆変換という)を備えた蓄電池を接続している。ここで、図5(A)のように、バックアップ電源が1台の蓄電池80で構成されている場合、正逆変換装置(充放電器)81の容量と蓄電池80の電池容量により放電出力容量が制限され、更に、蓄電池80の電池容量が設定された下限値に達すると負荷82への電力の供給が停止するという問題がある。そこで、例えば、図5(B)のように、負荷83にそれぞれ正逆変換装置84a、84b、84cを介して複数の蓄電池85a、85b、85cを接続することが行われている。
このとき、図6(A)のように、正逆変換装置84a、84b、84cが単独でしか運転できない(自立単独運転しかできない)場合、放電出力容量は1台の蓄電池85a、85b、85cの電池容量と蓄電池85a、85b、85cの正逆変換装置84a、84b、84cの容量に制限され、例えば、使用中の蓄電池85aの電池容量が下限値に達すると正逆変換装置84aは自立単独運転を停止し、次に使用する蓄電池85bの正逆変換装置84bの運転に切り替える必要がある。従って、図6(A)の構成では、正逆変換装置84a、84b、84cの運転切り替え時にバックアップ電源の瞬時停電が発生し、蓄電池85a、85b、85cの個数を増加させても負荷83に対して継続して安定した電力を供給することができないという問題がある。
一方、図6(B)のように、蓄電池85a、85b、85cの正逆変換装置84a、84b、84cが同時運転(自立並列運転)可能な場合、蓄電池の台数を増加させると、放電出力容量を大きくできるという利点がある。更に、例えば、先に運転している蓄電池85aの電池容量が下限値に達する前に、次に運転する蓄電池85bの正逆変換装置84bの運転を開始(並列運転)し、次に、蓄電池85bの電池容量が下限値に達する前に、次に運転する蓄電池85cの正逆変換装置84cの運転を開始する運用方法を採用すると、正逆変換装置84aと正逆変換装置84b及び正逆変換装置84bと正逆変換装置84cの運転をそれぞれリレー(重複運転)方式で繋ぐことができ、継続して安定した電力を負荷83に供給することが可能になる。
ここで、2台以上の正逆変換装置を同時に並列運転させる場合、一つの正逆変換装置から残りの正逆変換装置に電流が流れないように、各正逆変換装置は、同じ位相、同じ大きさの交流電圧を出力しなければならない制約が生じる。このため、交流電圧の位相同期と出力電圧の一致を図る方法として、並列運転する複数の正逆変換装置の中の1台をマスタとし、残りの正逆変換装置をスレーブとするマスタスレーブ方式を採用している(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−63337号公報
しかしながら、複数の正逆変換装置をマスタスレーブ方式で運転する場合、正逆変換装置をマスタ用とスレーブ用に分けて構成すると共に、管理も個別に行う必要が生じる。そして、並列運転中はマスタの正逆変換装置とスレーブの正逆変換装置の間では、相互通信やデータの入出力を行う必要があるため、マスタの正逆変換装置と各スレーブの正逆変換装置の間を通信線及びデータ線を有するケーブルで接続しなければならない。このため、並列運転が可能となる正逆変換装置の台数に制約が生じ、通信線及びデータ線が長くなるとノイズによる影響で正逆変換装置が誤動作する虞も生じる。また、マスタの正逆変換装置の蓄電池の電池容量が下限値に到達すると、マスタの正逆変換装置の運転が停止し、マスタの正逆変換装置とスレーブの正逆変換装置との間の相互通信及びデータの入出力が停止する。このため、並列運転しているスレーブの正逆変換装置も全て運転を停止し、バックアップ電源が停止するという問題が生じる。更に、マスタの正逆変換装置及びマスタの正逆変換装置が接続する蓄電池の少なくとも一方に故障が生じても、マスタの正逆変換装置の運転が停止しスレーブの全正逆変換装置が運転を停止するという問題があり、メンテナンス頻度が増加するという問題もある。
更に、系統電源の停電時に負荷に電力を供給するバックアップ方法として、放電出力容量が大きな定置型バックアップ電源を負荷毎に配備する代わりに、放電出力容量が小さな移動型バックアップ電源を広範囲に分散配置しておき、バックアップを要求する負荷の運転状況に応じて移動型バックアップ電源を必要台数だけ移動させて接続することにより、バックアップ電源の効率的な運用を図ることが提案されている。ここで、複数の移動型バックアップ電源を並列運転する場合、各移動型バックアップ電源の正逆変換装置をマスタスレーブ方式で連携運転させる必要があり、マスタの機能を備えた正逆変換装置を有する移動型バックアップ電源を複数準備しておく必要がある。このため、移動型バックアップ電源全体としての運用が、マスタの正逆変換装置を有する移動型バックアップ電源の使用状況に制約を受けるという問題が生じる。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、系統電源から電力を得る負荷に、系統電源の停電時に、複数の蓄電池駆動型車両にそれぞれ搭載された蓄電池を並列に接続して同時に給電を行う際に、正逆変換装置間の相互通信が不要で、どの正逆変換装置が停止しても残りの正逆変換装置の運転を継続することが可能な給電制御方法を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る給電制御方法は、系統電源から電力を得る負荷に、前記系統電源の停電時に、複数の蓄電池駆動型車両にそれぞれ搭載され、正逆変換装置を備えた蓄電池から給電を行う給電制御方法であって、
前記負荷に第1の遮断器を介して、それぞれの前記正逆変換装置に第2の遮断器を介して、前記系統電源に第3の遮断器を介して接続される補助系統電源ラインを設け、
前記系統電源の停電時に、前記第1〜第3の遮断器を作動させて、前記補助系統電源ラインを独立させる第1工程と、
前記第2の遮断器のいずれか1を投入して、前記補助系統電源ラインに前記蓄電池駆動型車両の一つを接続し、該蓄電池駆動型車両の正逆変換装置を作動させて、前記補助系統電源ラインに逆変換された交流a(交流電圧a)を印加する第2工程と、
前記補助系統電源ラインの交流aを検知して、残りの前記蓄電池駆動型車両の正逆変換装置によって逆変換される交流b(交流電圧b)を前記補助系統電源ラインの交流aに同期させる第3工程と、
前記残りの蓄電池駆動型車両の正逆変換装置を前記補助系統電源ラインに前記第2の遮断器を投入して接続する第4工程と、
前記第1の遮断器を投入して、前記補助系統電源ラインと前記負荷を接続する第5工程とを有する。
本発明に係る給電制御方法において、前記交流aは前記系統電源と同一周波数の発信器によって形成され、残りの前記蓄電池駆動型車両に搭載された前記正逆変換装置は、前記補助系統電源ラインの電圧を検知して前記交流bの起動信号を得ることが好ましい。
本発明に係る給電制御方法において、前記第2工程で作動する前記第2の遮断器の一つ及び前記蓄電池駆動型車両の一つは、手動操作によって選択されることが好ましい。
また、前記第2工程で作動する前記第2の遮断器の一つ及び前記蓄電池駆動型車両の一つは、予めプログラムによって決定されるようにすることもできる。
本発明に係る給電制御方法において、前記第3工程での交流aの0クロス信号を、前記残りの蓄電池駆動型車両から発生する交流bの基準信号とすることが好ましい。
本発明に係る給電制御方法において、前記交流a、bはPWM変調によって形成され、前記補助系統電源ラインに供給する電圧は、正弦曲線に従って変化することが好ましい。
本発明に係る給電制御方法において、前記正逆変換装置毎に流れる電流の上限値を設定し、前記電流が前記上限値を超える前記正逆変換装置は、前記電流が前記上限値に低下するまで前記補助系統電源ラインに印加する前記電圧を低下させ、電圧減少分を、残りの前記正逆変換装置の任意の1つ又は任意の2つ以上に振り分けることが好ましい。
本発明に係る給電制御方法においては、補助系統電源ラインに蓄電池駆動型車両の一つを接続し、この蓄電池駆動型車両の正逆変換装置を作動させて、補助系統電源ラインに逆変換された交流aを印加する工程と、補助系統電源ラインの交流aを検知して、残りの蓄電池駆動型車両の正逆変換装置によって逆変換される交流bを補助系統電源ラインの交流aに同期させる工程とを有するので、最初に運転を開始する特定の蓄電池駆動型車両の正逆変換装置が必ず存在しなければならないという制約がなくなる。また、補助系統電源ラインに接続した蓄電池駆動型車両の正逆変換装置が運転している状態では、どの蓄電池駆動型車両の正逆変換装置が停止しても残りの蓄電池駆動型車両の正逆変換装置の運転を継続することが可能になる。更に、複数の正逆変換装置間で相互通信が不要なため、並列運転可能な正逆変換装置(従って、蓄電池駆動型車両)の台数に制約がなくなり、蓄電池駆動型車両(正逆変換装置)間の配線工事が低減して蓄電池駆動型車両の配備が容易になると共に、通信配線で発生するノイズに伴う正逆変換装置の誤動作を防止することができる。
本発明に係る給電制御方法において、交流aが系統電源と同一周波数の発信器によって形成され、残りの蓄電池駆動型車両に搭載された正逆変換装置が、補助系統電源ラインの電圧を検知して交流bの起動信号を得る場合、各蓄電池駆動型車両の蓄電池から補助系統電源ラインに印加する電圧の周波数を系統電源の周波数に一致させ、かつ、補助系統電源ラインに印加する電圧の位相を一致させることができる。
本発明に係る給電制御方法において、第2工程で作動する第2の遮断器の一つ及び蓄電池駆動型車両の一つが、手動操作によって選択される場合、補助系統電源ラインに接続する蓄電池駆動型車両に制約がなくなり、補助系統電源ラインに蓄電池駆動型車両を迅速に接続することができる。
本発明に係る給電制御方法において、第2工程で作動する第2の遮断器の一つ及び蓄電池駆動型車両の一つが、予めプログラムによって決定されている場合、補助系統電源ラインに蓄電池駆動型車両を接続した後、負荷に対する給電を自動で行うことができる。
本発明に係る給電制御方法において、第3工程での交流aの0クロス信号を、残りの蓄電池駆動型車両から発生する交流bの基準信号とする場合、補助系統電源ラインに印加する電圧の位相の同期を、正確かつ容易に行うことができる。
本発明に係る給電制御方法において、交流a、bがPWM変調によって形成され、補助系統電源ラインに供給する電圧が、正弦曲線に従って変化する場合、各蓄電池駆動型車両の蓄電池から補助系統電源ラインに印加する電圧を一致させることができる。
本発明に係る給電制御方法において、正逆変換装置毎に流れる電流の上限値を設定し、電流が上限値を超える正逆変換装置は、電流が上限値に低下するまで補助系統電源ラインに印加する電圧を低下させ、電圧減少分を、残りの前記正逆変換装置の任意の1つ又は任意の2つ以上に振り分ける場合、専用の監視装置を用いないで、各蓄電池駆動型車両の正逆変換装置に加わる負荷の不均一化を防止することができると共に、負荷に必要とする電流を供給することができる。
本発明の一実施の形態に係る給電制御方法が適用される給電システムの説明図である。 正逆変換装置の逆変換部と逆変換部を操作する制御部のブロック図である。 制御部の部分詳細ブロック図である。 制御部の部分詳細ブロック図である。 (A)、(B)は、従来のバックアップ電源の構成の説明図である。 (A)、(B)は、従来のバックアップ電源の構成とその給電情況の説明図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
本発明の一実施の形態に係る給電制御方法が適用される給電システム10は、図1に示すように、系統電源から電力を得る負荷11(以下、バックアップ対象負荷11という)に、系統電源の停電時に、複数の蓄電池駆動型車両13にそれぞれ搭載され、正逆変換装置16を備えた蓄電池12から給電を行うものであって、バックアップ対象負荷11に第1の遮断器14を介して、それぞれの正逆変換装置16に第2の遮断器17を介して、系統電源の系統電源ライン18に第3の遮断器19を介して接続される補助系統電源ライン15を有している。なお、第3の遮断器19と補助系統電源ライン15の間には、更に第4の遮断器20が設けられている。
ここで、第3、第4の遮断器19、20のいずれか一方、例えば、第3の遮断器19に、系統電源の停電を検知して、あるいは系統電源の通電時に正逆変換装置16の逆変換動作を検知して遮断動作を実行する機能を設けると、系統電源の停電時に、補助系統電源ライン15を系統電源ライン18から確実に遮断することができると共に、系統電源及び蓄電池12から同時にバックアップ対象負荷11に電力が供給されることを防止することができる。また、第4の遮断器20を設け、系統電源の停電時に手動操作で第4の遮断器20を作動させることで、第3の遮断器19が作動しない場合でも、補助系統電源ライン15を系統電源ライン18から確実に切り離すことができる。
このような構成とすることにより、系統電源の通電時に、第3、第4、第2の遮断器19、20、17を操作して正逆変換装置16と系統電源ライン18を接続すると、蓄電池駆動型車両13に搭載された蓄電池12に系統電源から電力を供給して蓄電池12を充電することができる。また、第2の遮断器17を操作して正逆変換装置16を補助系統電源ライン15から切り離し、第3、第4、第1の遮断器19、20、14を操作して系統電源ライン18とバックアップ対象負荷11を接続すると、バックアップ対象負荷11に系統電源から電力を供給することができる。そして、系統電源の停電時に、第3、第4の遮断器19、20を作動させて補助系統電源ライン15を系統電源ライン18から切り離し、第1、第2の遮断器14、17を投入(オン)して、補助系統電源ライン15を介してバックアップ対象負荷11と正逆変換装置16を接続すると、蓄電池12からバックアップ対象負荷11に電力を供給することができる。
正逆変換装置16は、図2に示すように、蓄電池12から交流電力を取り出す逆変換部21(例えば、インバータ)と、逆変換部21を操作する制御部22とを有している。更に、正逆変換装置16は、系統電源からの交流電力を直流電力に変換して蓄電池12を充電する正変換部(図示せず)を有している。ここで、正変換部及び逆変換部21には、従来から蓄電池の充電及び放電を行うために使用している装置を利用することができるので説明は省略し、制御部22についてのみ説明する。
制御部22は、補助系統電源ライン15に設けられ、補助系統電源ライン15に印加される交流電圧を測定する電圧検出器23からの検出信号を信号線23aを介して取得し、補助系統電源ライン15の交流電圧が検知されない場合は、補助系統電源ライン15に交流電圧aを印加するための起動信号を任意に得て、補助系統電源ライン15の交流電圧aが0を基準として周期変動する場合は、交流電圧aの電圧0に同期して補助系統電源ライン15に交流電圧bを印加するための起動信号を得る起動信号形成手段24と、補助系統電源ライン15に印加される実効電圧(電圧の実効値)を測定し、予め設定された指令電圧(系統電源の実効電圧と同値)に基づいて補助系統電源ライン15に印加する実効電圧の設定値を決定するAC定電圧制御手段25を有している。
更に、制御部22は、補助系統電源ライン15に印加する交流電圧が正弦曲線に従った変化パターンとなるように、AC定電圧制御手段25で得られた設定値に周期変動特性を与える正弦値を演算する正弦波出力制御手段(発信器の一例)26と、AC定電圧制御手段25で得られた設定値と正弦波出力制御手段26で得られた正弦値から補助系統電源ライン15に印加する交流電圧の目標電圧を求める乗算器27と、目標電圧に基づいて、逆変換部21に設けられた絶縁ゲートバイポーラトランジスタ21aの動作信号を作成する制御信号作成手段28とを有している。このような構成とすることにより、正逆変換装置16から補助系統電源ライン15に目標電圧を印加することができる。
図3に示すように、AC定電圧制御手段25は、補助系統電源ライン15の実効電圧と実効電圧の指令値(指令電圧値)との偏差を求める偏差算出器群29と、偏差を用いて、例えば、PI制御により、補助系統電源ライン15に印加する実効電圧値を求めるPI制御器群30と、得られた実行電圧値の判定を行って設定値を確定して出力する制御値確定器群31とを有している。なお、設定値の確定は、補助系統電源ライン15に印加する交流電圧の各相毎に行う。
偏差算出器群29は、電圧検出器23で得られた交流電圧から実行電圧値を求め符号を変えて出力する変換器32と、指令電圧値を出力する指令電圧設定器33と、変換器32の出力値と指令電圧設定器33の出力値を加算する加算器34と、加算器34の出力値(偏差電圧)を取得して出力する出力器35とを有している。更に、偏差算出器群29は、偏差電圧値が設定範囲内の値であるか否かを判定し、偏差電圧値が最大設定値を超える場合は最大設定値を確定偏差値に、偏差電圧値が最小設定値未満の場合は最小設定値を確定偏差値に、偏差電圧値が設定範囲内であれば偏差電圧値を確定偏差値にそれぞれ設定する上下限設定器36を有している。
PI制御器群30は、上下限設定器36から出力される確定偏差値を取得して出力する出力器37と、出力器37の出力値を一時保存する記憶器38と、PI制御に使用する係数を設定する第1、第2の係数設定器39、40と、出力器37の出力値と第1の係数設定器39から出力される係数との積を求める乗算器41と、乗算器41の出力値を一時保存する記憶器42と、記憶器38の出力値と第2の係数設定器40から出力される係数との積を求める乗算器43と、乗算器43の出力値を一時保存する記憶器44とを有している。更に、PI制御器群30は、求めた実効電圧値を制御値確定器群31へ出力する出力器45と、出力器45の出力値を一時保存する記憶器46と、記憶器42、44、46からの出力値の総和を求める加算器47を有している。
制御値確定器群31は、出力器45から出力される実効電圧値が設定範囲内の値であるか否かを判定し、実効電圧値が最大設定値を超える場合は最大設定値を設定値に、実効電圧値が最小設定値未満の場合は最小設定値を設定値に、実効電圧値が設定範囲内であれば実効電圧値を設定値にそれぞれ設定する上下限設定器48と、上下限設定器48から出力される設定値を取得して乗算器27へ出力する出力器49とを有している。
図4に示すように、起動信号形成手段24は、補助系統電源ライン15の交流電圧が検知されない場合に、補助系統電源ライン15に印加する交流電圧a(系統電源の交流電圧及び周波数に一致する)の位相起点(位相0)となる時刻を示す起動信号(0クロス信号)を任意に出力する第1の起動信号形成器50と、補助系統電源ライン15の交流電圧aが0を基準として周期変動(系統電源の周波数と同じ)することが検知された場合に、交流電圧aの電圧0に同期して交流電圧bを(即ち、交流電圧aが0となる時刻に、交流電圧が0で、その後は交流電圧aと同一周波数で変化する交流電圧bを)補助系統電源ライン15に印加するための起動信号(基準信号)を出力する第2の起動信号形成器51とを有している。なお、起動信号は、補助系統電源ライン15に印加する交流電圧の各相毎に出力する。
図4に示すように、正弦波出力制御手段26は、第1又は第2の起動信号形成器50、51からの起動信号を取得する起点形成器52と、予め設定された周波数(系統電源の周波数)に基づいて予め設定された位相刻み幅(時間をパラメータとしている)を設定する位相刻み幅設定器53と、位相刻み幅だけ順次位相を増加させる加算器54と、加算器54で形成された複数の位相値を保存する記憶器55と、位相値毎に対応する正弦値を算出する正弦値算出器56と、算出された正弦値を一時保存する記憶器57とを有している。更に、正弦波出力制御手段26は、加算器54で形成される位相値が最大値(1周期に相当する位相値)を超える場合に、位相値と最大値の差を、新たな位相値に設定する位相値修正器58を有している。なお、正弦値は、補助系統電源ライン15に印加する交流電圧の各相毎に算出する。
図4に示すように、制御信号作成手段28は、正弦波出力制御手段26の記憶器57に保存されている各正弦値とAC定電圧制御手段25の出力器49から出力される設定値との積として得られる瞬時目標電圧を取得して出力する瞬時目標電圧設定器59と、瞬時目標電圧の出力及び停止を一定周期で操作するタイマの動作条件を設定するタイマ設定器60と、瞬時目標電圧の出力及び停止からPWM信号を作成するPWM信号形成器61と、PWM信号値が予め設定した設定範囲(逆変換部21から出力される交流電圧が、系統電源の交流電圧の変動範囲に収まるように、逆変換部21の動作特性に応じて設定する)の値であるか否かを判定し、PWM信号値が最大設定値を超える場合は最大設定値をPWMデューティ値に、PWM信号値が最小設定値未満の場合は最小設定値をPWMデューティ値に、PWM信号値が設定範囲内であればPWM信号値をPWMデューティ値にそれぞれ設定するPWMデューティ設定器62とを有している。これにより、逆変換部21からは、PWM変調によって形成された交流電圧が出力される。
続いて、本発明の一実施の形態に係る給電制御方法について説明する。
本発明の一実施の形態に係る給電制御方法は、図1に示すように、系統電源から電力を得るバックアップ対象負荷11に、系統電源の停電時に、複数の蓄電池駆動型車両13にそれぞれ搭載され、正逆変換装置16を備えた蓄電池12から給電を行う際の制御方法である。バックアップ対象負荷11には、第1の遮断器14を介して補助系統電源ライン15が予め接続されている。また、補助系統電源ライン15は、直列配置された第3、第4の遮断器19、20を介して系統電源の系統電源ライン18と接続している。そして、各蓄電池駆動型車両13に搭載された正逆変換装置16は、第2の遮断器17を介して補助系統電源ライン15に接続されている。
このため、系統電源の通電時には、第1、第3、第4の遮断器14、19、20をそれぞれ操作して、系統電源ライン18とバックアップ対象負荷11を接続状態にすると、バックアップ対象負荷11に系統電源から電力を供給することができ、第2、第3、第4の遮断器17、19、20をそれぞれ操作して、系統電源ライン18と正逆変換装置16を接続状態にすると、蓄電池12に系統電源の電力を供給して、蓄電池12の充電を行うことができる。
バックアップ対象負荷11が系統電源から電力の供給を受けている状態で系統電源が停電した場合に、複数の蓄電池駆動型車両13にそれぞれ搭載され、正逆変換装置16を備えた蓄電池12から給電を行う際の給電制御方法は、第1〜第4の遮断器14、17、19、20を作動させて、補助系統電源ライン15を独立させる第1工程と、第2の遮断器17のいずれか1を投入して、補助系統電源ライン15に蓄電池駆動型車両13の一つを接続し、蓄電池駆動型車両13の正逆変換装置16を作動させて、補助系統電源ライン15に逆変換された交流電圧aを印加する第2工程と、補助系統電源ライン15の交流電圧aを検知して、残りの蓄電池駆動型車両13の正逆変換装置16によって逆変換される交流電圧bを補助系統電源ライン15の交流電圧aに同期させる第3工程と、残りの蓄電池駆動型車両13の正逆変換装置16を補助系統電源ライン15に第2の遮断器17を投入して接続する第4工程と、第1の遮断器14を投入して、補助系統電源ライン15とバックアップ対象負荷11を接続する第5工程とを有する。以下、詳細に説明する。
系統電源が停電した場合、例えば、第3の遮断器19を作動させて、補助系統電源ライン15を系統電源ライン18から切り離す(補助系統電源ライン15を独立させる)。なお、第3の遮断器19に、系統電源の停電を検知して作動する機能が設けられていると、補助系統電源ライン15は自動的に系統電源ライン18から切り離される。更に、第4の遮断器20を作動させて、補助系統電源ライン15と系統電源ライン18との遮断を確実なものとする。そして、第1の遮断器14を作動させて、補助系統電源ライン15を無負荷状態とした後、各第2の遮断器17を作動させて、正逆変換装置16間の接続を切り離す(以上、第1工程)。
複数の第2の遮断器17の中で、どの第2の遮断器17を投入するかは、即ち、複数の蓄電池駆動型車両13の中で、正逆変換装置16を作動させる順番は、任意に決めることができる。このため、1番目に選択された蓄電池駆動型車両13の正逆変換装置16と補助系統電源ライン15の間に設けられた第2の遮断器17を投入(手動操作による)にして、正逆変換装置16を作動させる。1番目に選択された正逆変換装置16が作動を開始すると、先ず、補助系統電源ライン15に設けられた電圧検出器23を介して補助系統電源ライン15の電圧が測定される。このとき、作動を開始した正逆変換装置16からは、まだ交流電圧が補助系統電源ライン15に印加されていないため、電圧検出器23は電圧を検知しない。従って、正逆変換装置16の制御部22に設けられたAC定電圧制御手段25と起動信号形成手段24には、電圧0の信号がそれぞれ入力される。
その結果、起動信号形成手段24では第1の起動信号形成器50から起動信号が出力され、起動信号は制御部22に設けられた正弦波出力制御手段26に入力される。そして、正逆変換装置16では、入力された起動信号に同期して、予め設定された周波数と位相刻み幅に基づいて、1周期分の正弦値が算出される。一方、AC定電圧制御手段25では、予め、補助系統電源ライン15に印加する実効電圧の指令値(指令電圧値)が決められているので、実効電圧の指令値に基づいて、補助系統電源ライン15に印加する実効電圧値の設定値が求められる。そして、正弦値と設定値は乗算器27に入力されて、設定された位相刻み幅で正弦曲線に従って変化する1周期分の瞬時目標電圧が得られる。瞬時目標電圧は、制御部22に設けられた制御信号作成手段28に入力され、正逆変換装置16の逆変換部21に設けられた絶縁ゲートバイポーラトランジスタ21aに入力されるPWMデューティ値が形成される。これにより、補助系統電源ライン15には、逆変換部21から予め設定された周波数で変動する目標電圧の交流電圧aがPWM変調によって形成されて印加される。(以上、第2工程)。
1番目に選択された蓄電池駆動型車両13の正逆変換装置16から補助系統電源ライン15に交流電圧が印加される状態が確立されると、2番目に選択された蓄電池駆動型車両13の正逆変換装置16と補助系統電源ライン15の間に設けられた第2の遮断器17を接続状態にして、正逆変換装置16を作動させる。2番目に選択された正逆変換装置16が作動を開始すると、先ず、補助系統電源ライン15に設けられた電圧検出器23を介して補助系統電源ライン15の電圧が測定される。このとき、補助系統電源ライン15には、1番目に選択された正逆変換装置16から交流電圧aが印加されているため、電圧検出器23では交流電圧aが検知され、2番目に選択された正逆変換装置16の制御部22に設けられたAC定電圧制御手段25と起動信号形成手段24には、0を基準として周期変動する交流電圧aが入力される。その結果、起動信号形成手段24では、第2の起動信号形成器51から、電圧が0となるときの位相に同期して位相の起点となる時刻を示す起動信号が出力され、起動信号は制御部22に設けられた正弦波出力制御手段26に入力される。そして、正逆変換装置16では、入力された起動信号に同期して、予め設定された周波数と位相刻み幅に基づいて、1周期分の正弦値が算出される。
また、2番目に選択された正逆変換装置16のAC定電圧制御手段25では、電圧検出器23で得られた交流電圧aから実行電圧値を求め、実効電圧と実効電圧の指令値との偏差を用いて、補助系統電源ライン15に印加する実効電圧値の設定値が求められる。そして、正弦値と設定値は乗算器27に入力されて、設定された位相刻み幅で正弦曲線に従って変化する1周期分の瞬時目標電圧が得られる。瞬時目標電圧は、制御部22に設けられた制御信号作成手段28に入力され、正逆変換装置16の逆変換部21に設けられた絶縁ゲートバイポーラトランジスタ21aに入力されるPWMデューティ値が形成される。従って、1番目に運転を開始した正逆変換装置16の逆変換部21から補助系統電源ライン15に交流電圧aが印加されている状態では、2番目に運転を開始した正逆変換装置16の逆変換部21からは、補助系統電源ライン15に印加されている交流電圧aに同期して、交流電圧bが補助系統電源ライン15にPWM変調によって形成されて印加されることになる(以上、第3工程)。
3番目以降に運転を開始する蓄電池駆動型車両13の正逆変換装置16から、補助系統電源ライン15に交流電圧を印加する方法は、2番目に運転を開始する蓄電池駆動型車両13の正逆変換装置16における方法と同様で、先に選択された蓄電池駆動型車両13の正逆変換装置16に設けられた逆変換部21から補助系統電源ライン15に交流電圧が印加されている状態では、次に選択された蓄電池駆動型車両13の正逆変換装置16に設けられた逆変換部21からは、補助系統電源ライン15に印加されている交流電圧に同期した交流電圧が補助系統電源ライン15に印加されることになる(以上、第4工程)。
以上のように、補助系統電源ライン15に接続された全ての蓄電池駆動型車両13の正逆変換装置16の作動が完了すると、補助系統電源ライン15には、作動している正逆変換装置16の逆変換部21から、予め設定された周波数及び目標電圧の交流電圧が、位相を同期して印加されている。このため、補助系統電源ライン15とバックアップ対象負荷11の間に配置された第1の遮断器14を投入すると、全ての蓄電池駆動型車両13に搭載した蓄電池12からバックアップ対象負荷11に電力を供給することができる(以上、第5工程)。
以上、本発明を、実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載した構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。
更に、本実施の形態とその他の実施の形態や変形例にそれぞれ含まれる構成要素を組合わせたものも、本発明に含まれる。
例えば、第2の遮断器及び正逆変換装置をそれぞれ外部信号により自動作動する形式とし、補助電源ケーブルに、プログラムにより第2の遮断器用及び正逆変換装置の各外部信号を順次出力する信号発生器を設けることにより、第2工程で作動する第2の遮断器の一つ及び蓄電池駆動型車両の一つを、予めプログラムによって決定しておくことができる。
また、各蓄電池駆動型車両に搭載された蓄電池の正逆変換装置に、正逆変換装置に流れる電流を検出する電流検出器と、正逆変換装置に流れる電流の上限値を設定する電流上限設定器と、正逆変換装置に流れる電流が上限値を超えないように出力電圧を調節する電流調節器を設けてもよい。これにより、専用の監視装置を用いないで、各蓄電池駆動型車両の正逆変換装置に加わる負荷の不均一化を防止することができる。なお、上限値を超えた正逆変換装置では、上限値に電流が低下するまで電圧を下げるため、出力電流が減少しているので、電圧減少分を、他の正逆変換装置の任意の1つ又は任意の2つ以上に振り分け、減少した電流量を補う。
10:給電システム、11:負荷(バックアップ対象負荷)、12:蓄電池、13:蓄電池駆動型車両、14:第1の遮断器、15:補助系統電源ライン、16:正逆変換装置、17:第2の遮断器、18:系統電源ライン、19:第3の遮断器、20:第4の遮断器、21:逆変換部、21a:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ、22:制御部、23:電圧検出器、23a:信号線、24:起動信号形成手段、25:AC定電圧制御手段、26:正弦波出力制御手段、27:乗算器、28:制御信号作成手段、29:偏差算出器群、30:PI制御器群、31:制御値確定器群、32:変換器、33:指令電圧設定器、34:加算器、35:出力器、36:上下限設定器、37:出力器、38:記憶器、39:第1の係数設定器、40:第2の係数設定器、41:乗算器、42:記憶器、43:乗算器、44:記憶器、45:出力器、46:記憶器、47:加算器、48:上下限設定器、49:出力器、50:第1の起動信号形成器、51:第2の起動信号形成器、52:起点形成器、53:位相刻み幅設定器、54:加算器、55:記憶器、56:正弦値算出器、57:記憶器、58:位相値修正器、59:瞬時目標電圧設定器、60:タイマ設定器、61:PWM信号形成器、62:PWMデューティ設定器

Claims (7)

  1. 系統電源から電力を得る負荷に、前記系統電源の停電時に、複数の蓄電池駆動型車両にそれぞれ搭載され、正逆変換装置を備えた蓄電池から給電を行う給電制御方法であって、
    前記負荷に第1の遮断器を介して、それぞれの前記正逆変換装置に第2の遮断器を介して、前記系統電源に第3の遮断器を介して接続される補助系統電源ラインを設け、
    前記系統電源の停電時に、前記第1〜第3の遮断器を作動させて、前記補助系統電源ラインを独立させる第1工程と、
    前記第2の遮断器のいずれか1を投入して、前記補助系統電源ラインに前記蓄電池駆動型車両の一つを接続し、該蓄電池駆動型車両の正逆変換装置を作動させて、前記補助系統電源ラインに逆変換された交流aを印加する第2工程と、
    前記補助系統電源ラインの交流aを検知して、残りの前記蓄電池駆動型車両の正逆変換装置によって逆変換される交流bを前記補助系統電源ラインの交流aに同期させる第3工程と、
    前記残りの蓄電池駆動型車両の正逆変換装置を前記補助系統電源ラインに前記第2の遮断器を投入して接続する第4工程と、
    前記第1の遮断器を投入して、前記補助系統電源ラインと前記負荷を接続する第5工程とを有することを特徴とする給電制御方法。
  2. 請求項1記載の給電制御方法において、前記交流aは前記系統電源と同一周波数の発信器によって形成され、残りの前記蓄電池駆動型車両に搭載された前記正逆変換装置は、前記補助系統電源ラインの電圧を検知して前記交流bの起動信号を得ることを特徴とする給電制御方法。
  3. 請求項1又は2記載の給電制御方法において、前記第2工程で作動する前記第2の遮断器の一つ及び前記蓄電池駆動型車両の一つは、手動操作によって選択されることを特徴とする給電制御方法。
  4. 請求項1又は2記載の給電制御方法において、前記第2工程で作動する前記第2の遮断器の一つ及び前記蓄電池駆動型車両の一つは、予めプログラムによって決定されていることを特徴とする給電制御方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の給電制御方法において、前記第3工程での交流aの0クロス信号を、前記残りの蓄電池駆動型車両から発生する交流bの基準信号とすることを特徴とする給電制御方法。
  6. 請求項1記載の給電制御方法において、前記交流a、bはPWM変調によって形成され、前記補助系統電源ラインに供給する電圧は、正弦曲線に従って変化することを特徴とする給電制御方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の給電制御方法において、前記正逆変換装置毎に流れる電流の上限値を設定し、前記電流が前記上限値を超える前記正逆変換装置は、前記電流が前記上限値に低下するまで前記補助系統電源ラインに印加する電圧を低下させ、電圧減少分を、残りの前記正逆変換装置の任意の1つ又は任意の2つ以上に振り分けることを特徴とする給電制御方法。
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