JP6229784B2 - 表示装置及び表示装置の制御方法 - Google Patents
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Description
本発明は、表示装置及び表示装置の制御方法に関する。
表示する映像の明るさを固体光源の点灯時間を制御することで制御する発明として、例えば特許文献1に開示された表示装置がある。この表示装置は、LED(Light Emitting Diode)を光源としており、1フィールドあたりの光源の点灯時間を入力される画像信号に基いて求める。表示装置は、1フィールドあたりに必要な光量が多くなると光源の点灯時間を長くし、1フィールドあたりに必要な光量が少なくなると光源の点灯時間を短くする。
ところで、表示装置の固体光源としては、LED以外には例えばLD(Laser Diode)光源がある。LD光源は、温度によって光量が変化する特性があり、駆動電流が一定の場合、ジャンクション温度が低下すると光量が増加し、ジャンクション温度が上昇すると光量が低下する。特許文献1の表示装置のように点灯時間を制御し、点灯時間を長くして光量が大きい状態が続くと、ジャンクション温度が上昇する。この場合、1フィールドあたりの点灯時間が同じ点灯時間であっても、時間が経過すると温度の上昇により光量が変化してしまう。また、点灯時間を短くして光量が小さい状態が続くと、ジャンクション温度が低下する。この場合、1フィールドあたりの点灯時間が同じ点灯時間であっても、時間が経過すると温度の低下により光量が変化してしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、固体光源の点灯時間が変化しても明るさの変化を抑えるようにすることにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る表示装置は、PWM信号で駆動される固体光源と、前記固体光源が発した光を画像信号に応じて変調する光変調素子と、前記画像信号が表す画像の明るさに応じて前記PWM信号のデューティー比と電流値とを决定し、前記デューティー比が予め定められた第1閾値以上の場合には予め定められた第1電流値のPWM信号を前記固体光源へ出力し、前記デューティー比が前記第1閾値未満の場合には前記第1電流値未満のPWM信号を前記固体光源へ出力する信号出力部とを有する。
この構成によれば、デューティー比を変更して固体光源の点灯時間が変化しても、PWM信号の電流値を変更するので、光変調素子で得られる画像について明るさの変化を抑えられる。
この構成によれば、デューティー比を変更して固体光源の点灯時間が変化しても、PWM信号の電流値を変更するので、光変調素子で得られる画像について明るさの変化を抑えられる。
前記表示装置においては、前記信号出力部は、前記デューティー比が前記第1閾値より小さい第2閾値未満の場合には、前記第1電流値より小さい第2電流値のPWM信号を出力し、前記デューティー比が前記第2閾値以上且つ前記第1閾値未満の場合には、前記デューティー比に応じて電流値が前記第2電流値以上且つ前記第1電流値未満のPWM信号を出力する構成としてもよい。
この構成によれば、デューティー比が第2閾値以上且つ第1閾値未満の場合には、デューティー比に応じて電流値を変更するため、電流値を第2電流値に固定する場合と比較すると、画像を明るくすることができる。
この構成によれば、デューティー比が第2閾値以上且つ第1閾値未満の場合には、デューティー比に応じて電流値を変更するため、電流値を第2電流値に固定する場合と比較すると、画像を明るくすることができる。
前記表示装置においては、前記固体光源が発した光の光量を検出する光検出器を有し、前記信号出力部は、前記明るさと前記デューティー比との対応関係を規定するテーブルを有し、前記テーブルにおいて前記デューティー比を前記第2閾値とするときの明るさを、前記光検出器が検出した光量に応じて変更し、変更されたテーブルに基いて、PWM信号のデューティー比を决定する構成としてもよい。
この構成によれば、経時的な変化によりデューティー比と固体光源が発する光の光量との関係が変化しても、デューティー比を第2閾値とするときの明るさを固体光源の光量の検出結果に応じて変更するため、経時的な変化による光量の変動を抑えることができる。
この構成によれば、経時的な変化によりデューティー比と固体光源が発する光の光量との関係が変化しても、デューティー比を第2閾値とするときの明るさを固体光源の光量の検出結果に応じて変更するため、経時的な変化による光量の変動を抑えることができる。
前記表示装置においては、前記信号出力部は、前記デューティー比が前記第1閾値未満の場合には、前記第1電流値より小さい第2電流値のPWM信号を出力する構成としてもよい。
この構成によれば、電流値を第1電流値又は第2電流値のいずれかにするため、電流値を変更する構成を簡易なものにすることができる。
この構成によれば、電流値を第1電流値又は第2電流値のいずれかにするため、電流値を変更する構成を簡易なものにすることができる。
また、上記目的を達成するために本発明に係る表示装置の制御方法は、PWM信号で駆動される固体光源と、前記固体光源が発した光を画像信号に応じて変調する光変調素子とを有する表示装置の制御方法であって、前記画像信号が表す画像の明るさに応じて前記PWM信号のデューティー比と電流値とを决定し、前記デューティー比が予め定められた第1閾値以上の場合には予め定められた第1電流値のPWM信号を前記固体光源へ出力し、前記デューティー比が前記第1閾値未満の場合には前記第1電流値未満のPWM信号を前記固体光源へ出力する。
この構成によれば、デューティー比を変更して固体光源の点灯時間が変化しても、PWM信号の電流値を変更するので、光変調素子で得られる画像について明るさの変化を抑えられる。
この構成によれば、デューティー比を変更して固体光源の点灯時間が変化しても、PWM信号の電流値を変更するので、光変調素子で得られる画像について明るさの変化を抑えられる。
[第1実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係るプロジェクター1の外観図である。プロジェクター1は、液晶プロジェクターであり、入力される画像信号が表す画像をスクリーンに投写して表示する表示装置である。プロジェクター1は、光源としてレーザーダイオードを有し、光変調素子として赤色光用、緑色光用及び青色光用の3つの反射型液晶パネルを有する。
図1は、本発明の一実施形態に係るプロジェクター1の外観図である。プロジェクター1は、液晶プロジェクターであり、入力される画像信号が表す画像をスクリーンに投写して表示する表示装置である。プロジェクター1は、光源としてレーザーダイオードを有し、光変調素子として赤色光用、緑色光用及び青色光用の3つの反射型液晶パネルを有する。
図2は、プロジェクター1が有する光学系2の構成を示した図である。図2に示した青色光照明装置51は、青色光LBを射出する装置である。青色光照明装置51は、青色レーザーダイオードアレイ53、平行化レンズ54、集光レンズ55、拡散板56、ピックアップレンズ57、平行化レンズ58、第1レンズアレイ9、第2レンズアレイ10、偏光変換素子11及び重畳レンズ12を有している。
青色レーザーダイオードアレイ53は、青色光を出力する複数の青色レーザーダイオード59が複数行複数列のアレイ状に配列されたものである。青色レーザーダイオード59から射出された青色光は平行化レンズ54に入射する。平行化レンズ54は、入射した青色光を平行化するレンズである。平行化レンズ54を透過した青色光は、集光レンズ55に入射する。集光レンズ55は、平行化レンズ54で平行化された青色光を集光するレンズである。集光レンズ55で集光された青色光は拡散板56に入射する。
拡散板56は、入射した光を拡散するものであり、集光レンズ55から入射した青色光は、拡散板56で拡散されてピックアップレンズ57に入射する。ピックアップレンズ57は、入射した光を集光するレンズである。ピックアップレンズ57で集光された青色光は、平行化レンズ58に入射する。平行化レンズ58は、入射した光を平行化するレンズである。平行化レンズ58で平行化された青色光は、第1レンズアレイ9に入射する。
第1レンズアレイ9は、複数の第1レンズ13が複数行複数列のマトリクス状に配列されたものであり、平行化レンズ58からの青色光を複数の光束に分割する機能を有する。第1レンズアレイ9を透過した青色光は、第2レンズアレイ10に入射する。第2レンズアレイ10は、複数の第2レンズ14が複数行複数列のマトリクス状に配列されたものであり、重畳レンズ12とともに、第1レンズアレイ9を透過した青色光を反射型液晶パネル4Bに集光する機能を有する。第2レンズアレイ10を透過した青色光は、偏光変換素子11に入射する。
偏光変換素子11は、第1レンズアレイ9により分割された光の偏光方向を揃える素子である。偏光変換素子11は、入射した光のうち、一方の直線偏光成分(例えばP偏光)を透過し、他方の直線偏光成分(例えばS偏光)を一方の直線偏光成分に変換する。重畳レンズ12は、偏光変換素子11を透過した光を集光するレンズである。重畳レンズ12で集光された光である青色光LBは、青色光照明装置51から射出され、レンズ32Bに入射する。なお、偏光変換素子11から射出される光のすべてが一方の偏光に揃っているわけではなく、他方の偏光も混在している。
レンズ32Bは、入射した青色光LBを平行化するレンズである。レンズ32Bで平行化された青色光は、偏光ビームスプリッター28に入射する。偏光ビームスプリッター28は、光束を分割するものであり、P偏光を透過し、S偏光を反射する機能を有する。偏光ビームスプリッター28を透過した青色光は、反射型液晶パネル4Bに入射する。
次に黄色光照明装置52について説明する。黄色光照明装置52は、黄色光LYを射出する装置である。黄色光照明装置52は、励起用レーザーダイオードアレイ60、平行化レンズ54、集光レンズ55、蛍光体基板61、ピックアップレンズ57、平行化レンズ58、第1レンズアレイ9、第2レンズアレイ10、偏光変換素子11、及び重畳レンズ12を有している。なお、黄色光照明装置52が有する部品のうち、青色光照明装置51が有する部品と同じ部品については、青色光照明装置51が有する部品と同じ符号を付し、その説明を省略する。
励起用レーザーダイオードアレイ60は紫外光を出力する複数の励起用レーザーダイオード62が複数行複数列のアレイ状に配列されたものである。励起用レーザーダイオード62から射出された紫外光は平行化レンズ54に入射する。なお、励起用レーザーダイオード62から射出される光は、紫外光ではなく青色光であってもよい。
平行化レンズ54及び集光レンズ55を透過した紫外光は、蛍光体基板61に入射する。蛍光体基板61は、紫外光や青色光などの励起光を受けて黄色光を発する蛍光体層が基板上に形成されたものである。集光レンズ55を透過した紫外光が蛍光体基板61に到達すると、蛍光体基板61から黄色光が発せられ、黄色光はピックアップレンズ57に入射する。ピックアップレンズ57、平行化レンズ58、第1レンズアレイ9、第2レンズアレイ10及び偏光変換素子11を透過し、重畳レンズ12で集光された光である黄色光LYは、黄色光照明装置52から射出され、ダイクロイックミラー25に入射する。
ダイクロイックミラー25は、予め定められた波長領域の光束を反射し、他の波長領域の光束を透過する光学素子である。ダイクロイックミラー25は、黄色光LYに含まれる赤色成分の赤色光LRを透過し、緑色成分の緑色光LGを反射する。ダイクロイックミラー25を透過した赤色光LRは、レンズ32Rに到達し、ダイクロイックミラー25で反射された緑色光LGは、レンズ32Gに到達する。
レンズ32Rは、赤色光LRを平行化するレンズである。レンズ32Rで平行化された赤色光LRは、偏光ビームスプリッター26に入射する。偏光ビームスプリッター26は、光束を分割するものであり、P偏光を透過し、S偏光を反射する機能を有する。偏光ビームスプリッター26を透過したP偏光の赤色光は、反射型液晶パネル4Rに入射する。
同様に、レンズ32Gは、緑色光LGを平行化するレンズである。レンズ32Gで平行化された緑色光LGは、偏光ビームスプリッター27に入射する。偏光ビームスプリッター27は、光束を分割するものであり、P偏光を透過し、S偏光を反射する機能を有する。偏光ビームスプリッター27を透過したP偏光の緑色光は、反射型液晶パネル4Gに入射する。
反射型液晶パネル4R、反射型液晶パネル4G及び反射型液晶パネル4Bは、入射する光を入力される画像信号に応じて変調するものである。反射型液晶パネル4R、反射型液晶パネル4G及び反射型液晶パネル4Bは、複数行複数列に配置された画素と、光が入射する側と反対側に配置され、光を反射する反射層とを有している。なお、反射型液晶パネル4R、反射型液晶パネル4G及び反射型液晶パネル4Bにおいて光が入射する側と反対側には、放熱フィン33R、放熱フィン33G、放熱フィン33Bが配置されている。
反射型液晶パネル4Bは、入力される画像信号に応じた電圧を各画素へ印加する。画素においては、印加された電圧に応じて液晶分子の配向状態が変化する。例えば、液晶が垂直配向の液晶の場合、印加電圧を0Vとすると、入射光(P偏光)が液晶を透過した際に偏光状態が変化しないため、反射型液晶パネル4BからはP偏光が射出される。一方、画素へ印加する電圧を5Vとすると、入射光(P偏光)が液晶を透過した際に偏光状態が変化し、反射型液晶パネル4BからはS偏光が射出される。また、画素へ印加する電圧を0Vと5Vの中間の電圧とすると、反射型液晶パネル4BからはP偏光とS偏光とが混在した光が射出される。
反射型液晶パネル4Bから射出されたS偏光は、偏光ビームスプリッター28で反射した後、偏光板34Bを透過してクロスダイクロイックプリズム5に入射する。なお、反射型液晶パネル4R及び反射型液晶パネル4Gの作用は、反射型液晶パネル4Bと同じであり、反射型液晶パネル4Rから射出されたS偏光の赤色光は、偏光ビームスプリッター26で反射した後、偏光板34Rを透過してクロスダイクロイックプリズム5に入射する。また、反射型液晶パネル4Gから射出されたS偏光の緑色光は、偏光ビームスプリッター27で反射した後、偏光板34Gを透過してクロスダイクロイックプリズム5に入射する。
クロスダイクロイックプリズム5は、偏光板34R、偏光板34G、偏光板34Bを透過した光を合成し、カラー画像を形成する光学素子である。クロスダイクロイックプリズム5で合成された光によって形成されるカラー画像は、投写光学系6によってスクリーンSCRに拡大投写される。
なお、図2においては図示していないが、偏光ビームスプリッター27においてクロスダイクロイックプリズム5の方向とは反対方向に反射した光を吸収する部品を光学系2に設けるようにしてもよい。
なお、図2においては図示していないが、偏光ビームスプリッター27においてクロスダイクロイックプリズム5の方向とは反対方向に反射した光を吸収する部品を光学系2に設けるようにしてもよい。
次に、プロジェクター1のハードウェア構成について説明する。図3は、プロジェクター1において、反射型液晶パネル4R、反射型液晶パネル4G、反射型液晶パネル4B、励起用レーザーダイオード62及び青色レーザーダイオード59を制御するハードウェアの構成を示したブロック図である。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備えたマイクロコンピューターであり、ROMに記憶されたプログラムに従って動作する。制御部100は、図示を省略した操作ボタンで行われた操作に応じて信号処理部110を制御し、投写する画像を調整する機能を有する。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備えたマイクロコンピューターであり、ROMに記憶されたプログラムに従って動作する。制御部100は、図示を省略した操作ボタンで行われた操作に応じて信号処理部110を制御し、投写する画像を調整する機能を有する。
信号処理部110は、PWM部120、液晶駆動部130、励起用LD駆動部140及び青色LD駆動部150へ、各種信号を出力するものである。信号処理部110は、カラー画像を表す画像信号を取得する。信号処理部110は、制御部100により制御され、取得した画像信号が表す画像のコントラストや明るさ、色の濃さ、色合い、色温度などの調整を行う。信号処理部110は、調整がされた画像を表す画像信号を液晶駆動部130へ出力する。
液晶駆動部130は、信号処理部110から出力された画像信号を取得する。液晶駆動部130は、取得した画像信号が表す画像が投写されるように、反射型液晶パネル4R、反射型液晶パネル4G及び反射型液晶パネル4Bを駆動する。
液晶駆動部130は、信号処理部110から出力された画像信号を取得する。液晶駆動部130は、取得した画像信号が表す画像が投写されるように、反射型液晶パネル4R、反射型液晶パネル4G及び反射型液晶パネル4Bを駆動する。
また、信号処理部110は、投写する画像の明るさを調整するため、PWM部120、励起用LD駆動部140、青色LD駆動部150へ各種信号を出力する。信号処理部110は、各種信号を出力するため、電流テーブルTB1、第1デューティー比テーブルTB11及び第2デューティー比テーブルTB21を有する。
電流テーブルTB1は、図4に例示した、調整後の画像の明るさと、当該明るさのときに励起用レーザーダイオード62を駆動するPWM(Pulse Width Modulation)信号の電流値との関係を格納したものである。具体的には、電流テーブルTB1は、画像の明るさに対応付けて、当該明るさのときに励起用レーザーダイオード62を駆動するPWM信号の電流値を格納している。なお、電流テーブルTB1においては、画像の明るさについて、最小の明るさから最大の明るさまでを正規化して0%から100%としている。
第1デューティー比テーブルTB11は、図5に例示した、調整後の画像の明るさと、当該明るさのときに励起用レーザーダイオード62を駆動するPWM信号PY2のデューティー比DYとの関係を格納したものである。本実施形態においては、1フィールドの画像の表示期間において励起用レーザーダイオード62を点灯させる期間を、画像の明るさに応じて制御する。
図6は、PWM信号の波形の一例を示した図である。図6に示したように、1フィールドの期間をTとし、励起用レーザーダイオード62の点灯期間をtとした場合、PWM信号のデューティー比は、t/Tで表される。第1デューティー比テーブルTB11は、画像の明るさに対応付けて、当該明るさのときのPWM信号PY2のデューティー比DYを格納している。
第2デューティー比テーブルTB21は、図7に例示した、調整後の画像の明るさと、当該明るさのときに青色レーザーダイオード59を駆動するPWM信号PB2のデューティー比DBとの関係を格納したものである。本実施形態においては、画像を表示する1フィールドの期間において青色レーザーダイオード59を点灯させる期間を、画像の明るさに応じて制御する。第2デューティー比テーブルTB21は、画像の明るさに対応付けて、当該明るさのときのPWM信号PB2のデューティー比DBを格納している。
信号処理部110は、画像信号の1フィールド毎に1フィールドの画像中の最大の明るさを特定し、特定した明るさのときのPWM信号PY2のデューティー比DY及びPWM信号PB2のデューティー比DBを第1デューティー比テーブルTB11と第2デューティー比テーブルTB21から抽出する。信号処理部110は、第1デューティー比テーブルTB11から抽出したデューティー比DYと、第2デューティー比テーブルTB21から抽出したデューティー比DBとをPWM部120へ出力する。
また、信号処理部110は、画像信号の1フィールド毎に1フィールドの画像中の最大の明るさを特定し、特定した明るさのときのPWM信号PY2の電流値CYを電流テーブルTB1から抽出する。信号処理部110は、電流テーブルTB1から抽出した電流値CYを、励起用LD駆動部140へ出力する。なお、本実施形態においては、青色レーザーダイオード59を駆動するPWM信号PB2は、予め定められた電流値(本実施形態では1A)に固定されている。信号処理部110は、この予め定められた電流値CBを青色LD駆動部150へ出力する。
PWM部120は、信号処理部110から出力されたデューティー比DYとデューティー比DBを取得する。PWM部120は、PWM信号を出力するものである。PWM部120は、取得したデューティー比DBのPWM信号PB1を生成し、生成したPWM信号PB1を青色LD駆動部150へ出力する。また、PWM部120は、取得したデューティー比DYであるPWM信号PY1を生成し、生成したPWM信号PY1を励起用LD駆動部140へ出力する。
励起用LD駆動部140は、PWM部120から出力されたPWM信号PY1と、信号処理部110から出力された電流値CYを取得する。励起用LD駆動部140は、取得したPWM信号PY1の電流値を、取得した電流値CYにし、PWM信号PY2として出力する。青色LD駆動部150は、PWM部120から出力されたPWM信号PB1と、信号処理部110から出力された電流値CBを取得する。青色LD駆動部150は、取得したPWM信号PB1の電流値を取得した電流値CBにし、PWM信号PB2として出力する。
励起用レーザーダイオード62は、励起用LD駆動部140から出力されたPWM信号PY2で駆動され、PWM信号PY2に応じて点灯する。また、青色レーザーダイオード59は、青色LD駆動部150から出力されたPWM信号PB2で駆動され、PWM信号PB2に応じて点灯する。
励起用レーザーダイオード62は、励起用LD駆動部140から出力されたPWM信号PY2で駆動され、PWM信号PY2に応じて点灯する。また、青色レーザーダイオード59は、青色LD駆動部150から出力されたPWM信号PB2で駆動され、PWM信号PB2に応じて点灯する。
このように、信号処理部110、PWM部120、励起用LD駆動部140及び青色LD駆動部150が協働することにより、PWM信号PY2を励起用レーザーダイオード62へ出力し、PWM信号PB2を青色レーザーダイオード59へ出力する信号出力部200が実現する。
次に、プロジェクター1の動作例について説明する。信号処理部110は、1フィールドの画像中の最大の明るさが図4に示したf未満(本実施形態ではf=9%)の場合、電流値CYをb(本実施形態ではb=2.0A)とする。また、信号処理部110は、1フィールドの画像中の最大の明るさがf未満の場合、図5に示したように明るさが明るくなるにつれてデューティー比DYを大きくする。また、信号処理部110は、1フィールドの画像中の最大の明るさがf未満の場合、電流値CBを予め定められた電流値とし、図7に示したように、明るさが明るくなるにつれてデューティー比DBを大きくする。
つまり、本実施形態においては、1フィールドの画像中の最大の明るさがf未満の場合、PWM信号PY2とPWM信号PB2の電流値が一定の電流値にされ、PWM信号PY2とPWM信号PB2のデューティー比が画像の明るさに応じて変更される。
つまり、本実施形態においては、1フィールドの画像中の最大の明るさがf未満の場合、PWM信号PY2とPWM信号PB2の電流値が一定の電流値にされ、PWM信号PY2とPWM信号PB2のデューティー比が画像の明るさに応じて変更される。
信号処理部110は、1フィールドの画像中の最大の明るさが図4に示したf以上且つe未満(本実施形態ではe=60%)の場合、電流値CYを明るさが明るくなるにつれて大きくする。また、信号処理部110は、1フィールドの画像中の最大の明るさがf以上且つe未満の場合、図5に示したように明るさが明るくなるにつれてデューティー比DYを大きくする。なお、図5に示したようにデューティー比DYについては、1フィールドの画像中の最大の明るさがf以上且つe未満の範囲においては、f未満のときと比較するとグラフの傾きが異なっている。また、信号処理部110は、1フィールドの画像中の最大の明るさが図4に示したf以上且つe未満の場合、電流値CBを予め定められた電流値CBとし、図7に示したように、明るさが明るくなるにつれてデューティー比DBを大きくする。
つまり、本実施形態においては、1フィールドの画像中の最大の明るさがf以上且つe未満の範囲内の場合、PWM信号PY2の電流値が画像の明るさに応じて変更され、PWM信号PY2とPWM信号PB2のデューティー比が画像の明るさに応じて変更される。なお、本実施形態においては、明るさがfの場合、デューティー比DYをd(本実施形態ではd=10%)としている。
つまり、本実施形態においては、1フィールドの画像中の最大の明るさがf以上且つe未満の範囲内の場合、PWM信号PY2の電流値が画像の明るさに応じて変更され、PWM信号PY2とPWM信号PB2のデューティー比が画像の明るさに応じて変更される。なお、本実施形態においては、明るさがfの場合、デューティー比DYをd(本実施形態ではd=10%)としている。
信号処理部110は、1フィールドの画像中の最大の明るさが図4に示したe以上の場合、電流値CYをa(本実施形態ではa=2.3A)とし、明るさが明るくなるにつれてデューティー比DYを大きくする。なお、デューティー比DYについては、図5に示したように、1フィールドの画像中の最大の明るさがe以上の範囲においては、f未満の場合やf以上且つe未満の場合と比較するとグラフの傾きが異なっている。また、信号処理部110は、1フィールドの画像中の最大の明るさがe以上の場合、電流値CBを予め定められた電流値とし、図7に示したように、明るさが明るくなるにつれてデューティー比DBを大きくする。
つまり、本実施形態においては、1フィールドの画像中の最大の明るさがe以上の場合、PWM信号PY2とPWM信号PB2の電流値が一定の電流値にされ、PWM信号PY2とPWM信号PB2のデューティー比が画像の明るさに応じて変更される。なお、本実施形態においては、明るさがeの場合、デューティー比DYをc(本実施形態ではc=55%)としている。
つまり、本実施形態においては、1フィールドの画像中の最大の明るさがe以上の場合、PWM信号PY2とPWM信号PB2の電流値が一定の電流値にされ、PWM信号PY2とPWM信号PB2のデューティー比が画像の明るさに応じて変更される。なお、本実施形態においては、明るさがeの場合、デューティー比DYをc(本実施形態ではc=55%)としている。
図8は、本実施形態におけるデューティー比DYと電流値CYとの関係を示したグラフである。図8に示した一点鎖線は、デューティー比DYと、デューティー比DYのときに許容されるPWM信号PY2の電流の最大値との関係を示したグラフであり、実線は、PWM信号PY2のデューティー比DYと、PWM信号PY2の電流値CYとの関係を示したグラフである。
PWM信号でレーザーダイオードを駆動する場合、PWM信号のデューティー比を大きくすると(1フィールド中の発光時間を長くすると)、ジャンクション温度が高くなり、レーザーダイオードから射出される光の光量が小さくなる。このため、信号処理部110は、デューティー比がc(55%)以上の範囲においては、PWM信号PY2の電流値CYをa(2.3A)とし、PWM信号PY2の電流値を大きくすることにより、温度上昇による赤色光と緑色光の光量の低下を抑えている。
また、PWM信号でレーザーダイオードを駆動する場合、PWM信号のデューティー比を小さくすると(1フィールド中の発光時間を短くすると)、ジャンクション温度が低くなり、レーザーダイオードから射出される光の光量が大きくなる。このため、信号処理部110は、PWM信号PY2の電流値CYをデューティー比DYに応じて小さくすることにより、温度の低下による赤色光と緑色光の光量の上昇を抑えている。
また、図8に示したように、PWM信号PY2の電流値は、許容される電流値の最大値より小さくなっているため、励起用レーザーダイオード62から射出される光の光量が大きくなりすぎることがなく、励起用レーザーダイオード62が破壊するのを防ぐことができる。
また、PWM信号でレーザーダイオードを駆動する場合、PWM信号のデューティー比を小さくすると(1フィールド中の発光時間を短くすると)、ジャンクション温度が低くなり、レーザーダイオードから射出される光の光量が大きくなる。このため、信号処理部110は、PWM信号PY2の電流値CYをデューティー比DYに応じて小さくすることにより、温度の低下による赤色光と緑色光の光量の上昇を抑えている。
また、図8に示したように、PWM信号PY2の電流値は、許容される電流値の最大値より小さくなっているため、励起用レーザーダイオード62から射出される光の光量が大きくなりすぎることがなく、励起用レーザーダイオード62が破壊するのを防ぐことができる。
なお、図4、6、7に示した各テーブルの内容はあくまでも一例であり、図に示したものに限定されるものではない。例えば、第2デューティー比テーブルTB21についても、明るさがf未満の範囲と、明るさがf以上且つe未満の範囲と、明るさがe以上の範囲とでグラフの傾きが異なるようにしてもよい。なお、この構成の場合、電流値CBを電流テーブルTB1に基いて决定するようにしてもよい。また、電流テーブルTB1については、図9に示したように、明るさがe未満の範囲については電流値をbとし、明るさがe以上の範囲については電流値をaとするようにしてもよい。
なお、反射型液晶パネル4R、反射型液晶パネル4G及び反射型液晶パネル4Bが走査されている期間においては励起用レーザーダイオード62及び青色レーザーダイオード59を点灯させず、走査がされていない期間に点灯させる間欠点灯を行う場合、デューティー比の最大値は、cより小さくなる。しかしながら、上述した実施形態においては、デューティー比がcより小さい範囲においては、明るさが明るくなるにつれて電流値CYを大きくしているため、電流値をbに固定する構成と比較すると、画像を明るくすることができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態に係るプロジェクター1は、偏光ビームスプリッター26で反射した赤色光を検出する光検出器と、偏光ビームスプリッター28で反射した青色光を検出する光検出器を有し、光検出器の検出結果に応じて、画像の明るさとデューティー比との関係を表すテーブルと、画像の明るさと電流値との関係を表すテーブルとを生成する点が第1実施形態と異なる。よって、以下の説明においては、第1実施形態と共通の構成については同じ符号を付し、その説明を省略する。
次に本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態に係るプロジェクター1は、偏光ビームスプリッター26で反射した赤色光を検出する光検出器と、偏光ビームスプリッター28で反射した青色光を検出する光検出器を有し、光検出器の検出結果に応じて、画像の明るさとデューティー比との関係を表すテーブルと、画像の明るさと電流値との関係を表すテーブルとを生成する点が第1実施形態と異なる。よって、以下の説明においては、第1実施形態と共通の構成については同じ符号を付し、その説明を省略する。
図10は、第2実施形態に係る光学系2Aの構成を示した図である。光学系2Aは、光学系2の構成に加えて、絞り37R、絞り38R、光検出器36R、絞り37B、絞り38B及び光検出器36Bを有する。
絞り37Rは、偏光ビームスプリッター26とレンズ32Rとの間に配置されている。レンズ32Rを透過した赤色光のうち、絞り37Rに対して入射角の小さい赤色光は、絞り37Rが有する開口部を通過して偏光ビームスプリッター26へ入射し、絞り37Rに対して入射角の大きい赤色光は、開口部を通過できずに遮断される。また、絞り37Rにおいて偏光ビームスプリッター26側に向いている面には、光を吸収する層が形成されている。反射型液晶パネル4Rで反射して偏光ビームスプリッター26を透過した光は、この層で吸収される。
絞り38Rは、偏光ビームスプリッター26で反射されたS偏光が到達する位置に配置されている。偏光ビームスプリッター26で反射された赤色光のうち、絞り38Rに対して入射角の小さい赤色光は、絞り38Rが有する開口部を通過し、絞り38Rに対して入射角の大きい赤色光は、開口部を通過できずに遮断される。
光検出器36Rは、絞り38Rの開口部を通過した光が到達する位置に配置されている。光検出器36Rは、絞り38Rを通過した赤色光の光量を検出し、検出した光量を表す信号S1を信号処理部110へ出力する。
絞り37Rは、偏光ビームスプリッター26とレンズ32Rとの間に配置されている。レンズ32Rを透過した赤色光のうち、絞り37Rに対して入射角の小さい赤色光は、絞り37Rが有する開口部を通過して偏光ビームスプリッター26へ入射し、絞り37Rに対して入射角の大きい赤色光は、開口部を通過できずに遮断される。また、絞り37Rにおいて偏光ビームスプリッター26側に向いている面には、光を吸収する層が形成されている。反射型液晶パネル4Rで反射して偏光ビームスプリッター26を透過した光は、この層で吸収される。
絞り38Rは、偏光ビームスプリッター26で反射されたS偏光が到達する位置に配置されている。偏光ビームスプリッター26で反射された赤色光のうち、絞り38Rに対して入射角の小さい赤色光は、絞り38Rが有する開口部を通過し、絞り38Rに対して入射角の大きい赤色光は、開口部を通過できずに遮断される。
光検出器36Rは、絞り38Rの開口部を通過した光が到達する位置に配置されている。光検出器36Rは、絞り38Rを通過した赤色光の光量を検出し、検出した光量を表す信号S1を信号処理部110へ出力する。
絞り37Bは、偏光ビームスプリッター28とレンズ32Bとの間に配置されている。レンズ32Bを透過した青色光のうち、絞り37Bに対して入射角の小さい青色光は、絞り37Bが有する開口部を通過して偏光ビームスプリッター28へ入射し、絞り37Bに対して入射角の大きい青色光は、開口部を通過できずに遮断される。また、絞り37Bにおいて偏光ビームスプリッター28側に向いている面には、光を吸収する層が形成されている。反射型液晶パネル4Bで反射して偏光ビームスプリッター28を透過した光は、この層で吸収される。
絞り38Bは、偏光ビームスプリッター28で反射したS偏光が到達する位置に配置されている。偏光ビームスプリッター28で反射された青色光のうち、絞り38Bに対して入射角の小さい青色光は、絞り38Bが有する開口部を通過し、絞り38Bに対して入射角の大きい青色光は、開口部を通過できずに遮断される。
光検出器36Bは、絞り38Bの開口部を通過した光が到達する位置に配置されている。光検出器36Bは、絞り38Bを通過した青色光の光量を検出し、検出した光量を表す信号S2を信号処理部110へ出力する。
絞り38Bは、偏光ビームスプリッター28で反射したS偏光が到達する位置に配置されている。偏光ビームスプリッター28で反射された青色光のうち、絞り38Bに対して入射角の小さい青色光は、絞り38Bが有する開口部を通過し、絞り38Bに対して入射角の大きい青色光は、開口部を通過できずに遮断される。
光検出器36Bは、絞り38Bの開口部を通過した光が到達する位置に配置されている。光検出器36Bは、絞り38Bを通過した青色光の光量を検出し、検出した光量を表す信号S2を信号処理部110へ出力する。
なお、図10においては図示していないが、偏光ビームスプリッター27においてクロスダイクロイックプリズム5の方向とは反対方向に反射した光を吸収する部品を光学系2Aに設けるようにしてもよい。
次に、プロジェクター1のハードウェア構成について説明する。図11は、第2実施形態において、反射型液晶パネル4R、反射型液晶パネル4G、反射型液晶パネル4B、励起用レーザーダイオード62、及び青色レーザーダイオード59を制御するハードウェアの構成を示したブロック図である。図11に示したように、本実施形態に係る信号処理部110Aは、光検出器36Rから出力された信号S1と、光検出器36Bから出力された信号S2とを取得する。
信号処理部110Aは、各種信号を出力するため、第3デューティー比テーブルTB31と第4デューティー比テーブルTB41とを記憶している。第3デューティー比テーブルTB31は、図12に例示した、信号処理部110Aで調整した画像の明るさと、PWM信号のデューティー比との関係を表すものである。なお、図12に示したグラフは、PWM信号の電流値をb(本実施形態においてはb=2.0A)に固定したときのものである。第4デューティー比テーブルTB41は、図13に例示した、信号処理部110Aで調整した画像の明るさと、PWM信号のデューティー比との関係を表すものである。なお、図13に示したグラフは、PWM信号の電流値をa(本実施形態においてはa=2.5A)に固定したときのものである。
図に示したように、本実施形態においては、PWM信号の電流値をbとしたときには、画像の明るさとデューティー比との関係が線形であるのに対し、PWM信号の電流値をaとしたときには、画像の明るさとデューティー比との関係が非線型となっている。
図に示したように、本実施形態においては、PWM信号の電流値をbとしたときには、画像の明るさとデューティー比との関係が線形であるのに対し、PWM信号の電流値をaとしたときには、画像の明るさとデューティー比との関係が非線型となっている。
また、信号処理部110Aは、第1テーブルTB51、第2テーブルTB52、第3テーブルTB53及び第4テーブルTB54を生成して記憶する。第1テーブルTB51は、画像の明るさと電流値CYとの関係を表すものであり、第2テーブルTB52は、画像の明るさとデューティー比DYとの関係を表すものである。第3テーブルTB53は、画像の明るさと電流値CBとの関係を表すものであり、第4テーブルTB54は、画像の明るさとデューティー比DBとの関係を表すものである。第1テーブルTB51〜第4テーブルTB54の内容については後述する。
次に、本実施形態に係る信号処理部110Aの動作例について説明する。信号処理部110Aは、プロジェクター1の電源がオンとなると、第1テーブルTB51〜第4テーブルTB54を生成する。なお、第1テーブルTB51〜第4テーブルTB54を生成する処理は、電源をオンとしたときに限定されるものではなく、電源をオフするときや、電源をオンとしてからオフとするまでの間の任意にタイミングで生成してもよい。また、ユーザーにより各テーブルの生成を指示する操作が行われたときに各テーブルを生成するようにしてもよい。
まず第1テーブルTB51と第2テーブルTB52の生成について説明する。信号処理部110Aは、予め定められたデューティー比cのときの明るさeを第4デューティー比テーブルTB41を用いて特定する。信号処理部110Aは、第1テーブルTB51において、明るさe以上のときの電流値CYを図14に示したようにa(2.5A)とする。また、信号処理部110Aは、明るさがe以上のときの明るさとデューティー比との関係を、第4デューティー比テーブルTB41から取得し、取得した関係を第2テーブルTB52に適用する。これにより、図13に示した(a)の範囲が図15に示した(a)の範囲に適用される。
次に信号処理部110Aは、電流値CYをa、デューティー比DYをcとした後、光検出器36Rから出力された信号S1を取得し、ここで取得した信号S1が表す光量saを記憶する。この後、信号処理部110Aは、デューティー比DYをcとしたまま電流値CYをbに変更する。信号処理部110Aは、電流値CYをbに変更した後に光検出器36Rから出力された信号S1を取得し、ここで取得した信号S1が表す光量sbを記憶する。信号処理部110Aは、電流値をbに変更したときの画像の明るさfを、以下の(1)の式を用いて計算する。
明るさf=明るさe*光量sb/光量sa・・・(1)
明るさf=明るさe*光量sb/光量sa・・・(1)
信号処理部110Aは、明るさfを算出した後、第1テーブルTB51において、明るさがf未満の電流値を図14に示したようにbとする。また、信号処理部110Aは、第1テーブルTB51において、(f,b)点と(e,a)点の間を図14に示したように線形補間し、明るさがf以上且つe未満の範囲のときの明るさと電流値CYとの関係を求める。
次に信号処理部110Aは、第2テーブルTB52について、明るさがe未満のときの明るさとデューティー比DYとの関係を求める。まず、信号処理部110Aは、明るさがf以上且つe未満の範囲のデューティー比DYを、図15に示したようにcとする。次に信号処理部110Aは、明るさがf未満のときの明るさhとデューティー比DYとの関係を求める。
ここで信号処理部110Aは、第3デューティー比テーブルTB31において、デューティー比がc未満の任意のデューティー比をg、デューティー比がgのときの明るさをh1、デューティー比がcのときの明るさをf1とし、明るさhを以下の(2)の式を用いて求める。
明るさh=明るさh1*明るさf/明るさf1・・・(2)
信号処理部110Aは、デューティー比DYが0%以上且つc未満の範囲について、(2)の式を用いて明るさを求め、求めた明るさとデューティー比との関係を、図15の(b)の範囲((0%,0%)から(f,c)点の範囲)に適用する。また、信号処理部110Aは、(f,c)点から(e,c)点の線形補間を行う。
ここで信号処理部110Aは、第3デューティー比テーブルTB31において、デューティー比がc未満の任意のデューティー比をg、デューティー比がgのときの明るさをh1、デューティー比がcのときの明るさをf1とし、明るさhを以下の(2)の式を用いて求める。
明るさh=明るさh1*明るさf/明るさf1・・・(2)
信号処理部110Aは、デューティー比DYが0%以上且つc未満の範囲について、(2)の式を用いて明るさを求め、求めた明るさとデューティー比との関係を、図15の(b)の範囲((0%,0%)から(f,c)点の範囲)に適用する。また、信号処理部110Aは、(f,c)点から(e,c)点の線形補間を行う。
次に信号処理部110Aは、第3テーブルTB53と第4テーブルTB54とを生成する。信号処理部110Aは、第3テーブルTB53において、明るさがe以上の電流値CBを図14と同様にa(2.5A)とする。また、信号処理部110Aは、明るさがe以上のときの明るさとデューティー比との関係を、第4デューティー比テーブルTB41から取得し、取得した関係を第4テーブルTB54に適用する。これにより、図13に示した(a)の範囲が図15の(a)の範囲と同様に、第4テーブルTB54の(e,c)点から(100%,100%)の範囲に適用される。
次に信号処理部110Aは、電流値CBをa、デューティー比DBをcとした後、光検出器36Bから出力された信号S2を取得し、ここで取得した信号S2が表す光量saを記憶する。この後、信号処理部110Aは、デューティー比DBをcとしたまま電流値CBをbに変更する。信号処理部110Aは、電流値CBをbに変更した後に光検出器36Bから出力された信号S2を取得し、ここで取得した信号S2が表す光量sbを記憶する。信号処理部110Aは、電流値をbに変更したときの画像の明るさfを、上記(1)の式を用いて計算する。
信号処理部110Aは、明るさfを算出した後、第3テーブルTB53において、明るさがf未満の電流値を図14と同様にbとする。また、信号処理部110Aは、第3テーブルTB53において、(f,b)点と(e,a)点の間を図14と同様に線形補間し、明るさがf以上且つe未満の範囲のときの明るさと電流値CBとの関係を求める。
次に信号処理部110Aは、第4テーブルTB54について、明るさがe未満のときの明るさとデューティー比DBとの関係を求める。まず、信号処理部110Aは、明るさがf以上且つe未満の範囲のデューティー比DBを、図15と同様にcとする。次に信号処理部110Aは、明るさがf未満のときの明るさhとデューティー比DBとの関係を、第2テーブルTB52のときと同様に上記(2)の式を用いて求める。信号処理部110Aは、デューティー比DBが0%以上且つc未満の範囲について、上記(2)の式を用いて明るさを求め、求めた明るさとデューティー比との関係を、第4テーブルの(0%,0%)から(f,c)点の範囲に適用する。また、信号処理部110Aは、(f,c)点から(e,c)点の線形補間を行う。
信号処理部110Aは、第1テーブルTB51〜第4テーブルTB54を生成すると、電源がオフとなるまでの間においては、画像の明るさと第1テーブルTB51に基いて電流値CYを决定し、决定した電流値CYを励起用LD駆動部140へ出力する。また、信号処理部110Aは、画像の明るさと第2テーブルTB52に基いてデューティー比DYを决定し、决定したデューティー比DYをPWM部120へ出力する。また、信号処理部110Aは、画像の明るさと第3テーブルTB53に基いて電流値CBを决定し、决定した電流値CBを青色LD駆動部150へ出力する。また、信号処理部110Aは、画像の明るさと第4テーブルTB54に基いてデューティー比DBを决定し、决定したデューティー比DBをPWM部120へ出力する。
本実施形態においても、PWM信号のデューティー比を大きくするとPWM信号の電流値を大きくするため、赤、緑及び青の光の光量低下を抑えることができる。また、PWM信号のデューティー比を小さくするとPWM信号の電流値を小さくするため、赤、緑及び青の光の光量の上昇を抑えることができる。
なお、第2実施形態においては、電流値CBを第3テーブルTB53に基いて决定し、デューティー比DBを第4テーブルTB54に基いて决定しているが、第1実施形態と同様に電流値CBを固定し、デューティー比DBを第3デューティー比テーブルTB31に基いて决定するようにしてもよい。
また、第2実施形態においては、デューティー比をcより小さいd未満としたときに電流値をbにしてもよい。この場合、信号処理部110Aは、第4デューティー比テーブルTB41からデューティー比がdのときの明るさe1を求める。また、信号処理部110Aは、デューティー比がdで電流値がaのときの光量saと、デューティー比がdで電流値がbのときの光量sbとを光検出器で測定し、デューティー比をdとし電流値をbとしたときの明るさf2を下記の(3)の式から求める。
明るさf2=e1*光量sb/光量sa・・・(3)
これにより、第2テーブルTB52と第4テーブルTB54における(f2,d)点が求まる。信号処理部110Aは、第2テーブルTB52と第4テーブルTB54に(f2,d)点から(e,c)点の間を補間し、(f2,d)点から(0%,0%)までの間を線形補間して、第2テーブルTB52と第4テーブルTB54を生成する。また、(3)の式によりf2が求まるため、第1テーブルTB51と第3テーブルTB53とにおいて、(f2,b)点から(e,a)点の間を線形補間し、第1テーブルTB51と第3テーブルTB53とを生成する。
明るさf2=e1*光量sb/光量sa・・・(3)
これにより、第2テーブルTB52と第4テーブルTB54における(f2,d)点が求まる。信号処理部110Aは、第2テーブルTB52と第4テーブルTB54に(f2,d)点から(e,c)点の間を補間し、(f2,d)点から(0%,0%)までの間を線形補間して、第2テーブルTB52と第4テーブルTB54を生成する。また、(3)の式によりf2が求まるため、第1テーブルTB51と第3テーブルTB53とにおいて、(f2,b)点から(e,a)点の間を線形補間し、第1テーブルTB51と第3テーブルTB53とを生成する。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
上述した実施形態においては、画像を投写するための素子は、透過型の液晶ライトバルブに限定されるものではなく、反射型の液晶ライトバルブやDMD(Digital Mirror Device)などであってもよい。また、上述した実施形態においては、光を発する光源は、レーザーダイオードであったが、固体光源であればレーザーダイオード以外のものであってもよい。
上述した実施形態においては、黄色光LYを赤色光と緑色光に分光しているが、赤色光を発するレーザーダイオードを有する照明装置と、緑色光を発するレーザーダイオードを有する照明装置を設け、赤色光を発する照明装置から射出された赤色光を反射型液晶パネル4Rへ導き、緑色光を発する照明装置から射出された緑色光を反射型液晶パネル4Gへ導くようにしてもよい。また、赤色光を発する蛍光体と、緑色光を発する蛍光体を配置し、赤色光を発する蛍光体からの光を反射型液晶パネル4Rへ導き、緑色光を発する蛍光体からの光を反射型液晶パネル4Gへ導くようにしてもよい。
この変形例にあっては、赤色光を発するレーザーダイオードを駆動するPWM信号と、緑色光を発するレーザーダイオードを駆動するPWM信号について、第1実施形態の励起用レーザーダイオード62と同様にデューティー比と電流値を决定するようにしてもよい。
また、第2実施形態において、この変形例の構成を採用した場合、偏光ビームスプリッター27で反射した緑色光を検出する光検出器を設けるようにしてもよい。そして、当該光検出器で検出した光量を用いて、第2実施形態と同様に、明るさと電流値との関係を示すテーブルと、明るさとデューティー比との関係を示すテーブルを生成し、生成したテーブルに基いて、緑色光を発するレーザーダイオードを駆動するPWM信号のデューティー比と電流値を决定するようにしてもよい。
なお、光検出器の配置位置は、偏光ビームスプリッター26〜28を挟んでクロスダイクロイックプリズム5に向かい合う位置に限定されるものではなく、光を検出できるのであれば他の位置であってもよい。
この変形例にあっては、赤色光を発するレーザーダイオードを駆動するPWM信号と、緑色光を発するレーザーダイオードを駆動するPWM信号について、第1実施形態の励起用レーザーダイオード62と同様にデューティー比と電流値を决定するようにしてもよい。
また、第2実施形態において、この変形例の構成を採用した場合、偏光ビームスプリッター27で反射した緑色光を検出する光検出器を設けるようにしてもよい。そして、当該光検出器で検出した光量を用いて、第2実施形態と同様に、明るさと電流値との関係を示すテーブルと、明るさとデューティー比との関係を示すテーブルを生成し、生成したテーブルに基いて、緑色光を発するレーザーダイオードを駆動するPWM信号のデューティー比と電流値を决定するようにしてもよい。
なお、光検出器の配置位置は、偏光ビームスプリッター26〜28を挟んでクロスダイクロイックプリズム5に向かい合う位置に限定されるものではなく、光を検出できるのであれば他の位置であってもよい。
上述した実施形態においては、明るさがf以上且つe未満の場合には電流値CYを明るさに応じた値としているが、明るさがf以上且つe未満の場合には、例えば、電流値をaとbと間の値に固定するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、PWM信号の周波数が入力される画像信号のフィールド周波数と同じとなっているが、PWM信号の周波数は、画像信号のフィールド周波数と同じ周波数に限定されるものではなく、フィールド周波数より高い周波数であってもよい。
また、上述した実施形態においては、画像信号のフィールド周波数と等しい周波数の第1のPWM信号と、フィールド周波数よりも高い周波数の第2のPWM信号とを合成したPWM信号を、励起用LD駆動部140や青色LD駆動部150へ出力するような構成であってもよい。そして、画像信号のフィールド期間に対する合成後のPWM信号の点灯期間の割合に基づいて、デューティー比を決定するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、画像信号のフィールド周波数と等しい周波数の第1のPWM信号と、フィールド周波数よりも高い周波数の第2のPWM信号とを合成したPWM信号を、励起用LD駆動部140や青色LD駆動部150へ出力するような構成であってもよい。そして、画像信号のフィールド期間に対する合成後のPWM信号の点灯期間の割合に基づいて、デューティー比を決定するようにしてもよい。
1…プロジェクター、2、2A…光学系、4R、4G、4B…反射型液晶パネル、6…投写光学系、36R、36B…光検出器、51…青色光照明装置、52…黄色光照明装置、53…青色レーザーダイオードアレイ、59…青色レーザーダイオード、60…励起用レーザーダイオードアレイ、61…蛍光体基板、62…励起用レーザーダイオード、100…制御部、110、110A…信号処理部、120…PWM部、130…液晶駆動部、140…励起用LD駆動部、150…青色LD駆動部、200…信号出力部、TB1…電流テーブル、TB11…第1デューティー比テーブル、TB21…第2デューティー比テーブル、TB31…第3デューティー比テーブル、TB41…第4デューティー比テーブル、TB51…第1テーブル、TB52…第2テーブル、TB53…第3テーブル、TB54…第4テーブル。
Claims (4)
- PWM信号で駆動される固体光源と、
前記固体光源が発した光を画像信号に応じて変調する光変調素子と、
前記固体光源が発した光の光量を検出する光検出器と、
前記画像信号が表す画像の明るさに応じて前記PWM信号のデューティー比と電流値とを决定し、前記デューティー比が予め定められた閾値未満の場合には予め定められた電流値のPWM信号を前記固体光源へ出力し、前記デューティー比が前記閾値以上の場合には前記予め定められた電流値以上のPWM信号を前記固体光源へ出力する信号出力部と、
を有し、
前記信号出力部は、前記明るさと前記デューティー比との対応関係を規定するテーブルを有し、前記テーブルにおいて前記デューティー比を前記閾値とするときの明るさを、前記光検出器が検出した光量に応じて変更し、
変更されたテーブルに基づいて、前記PWM信号のデューティー比を决定する表示装置。 - 前記信号出力部は、前記デューティー比が前記閾値以上の場合には、前記デューティー比に応じて電流値が大きくなるPWM信号を出力する
請求項1に記載の表示装置。 - 前記信号出力部は、前記デューティー比が前記閾値以上の場合には、前記予め定められた電流値より大きい電流値のPWM信号を出力する
請求項1に記載の表示装置。 - PWM信号で駆動される固体光源と、
前記固体光源が発した光を画像信号に応じて変調する光変調素子と、
前記固体光源が発した光の光量を検出する光検出器と、
を有する表示装置の制御方法であって、
前記画像信号が表す画像の明るさに応じて前記PWM信号のデューティー比と電流値とを决定し、前記デューティー比が予め定められた閾値未満の場合には予め定められた電流値のPWM信号を前記固体光源へ出力し、前記デューティー比が前記閾値以上の場合には前記予め定められた電流値以上のPWM信号を前記固体光源へ出力し、
前記明るさと前記デューティー比との対応関係を規定するテーブルを有し、前記テーブルにおいて前記デューティー比を前記閾値とするときの明るさを、前記光検出器が検出した光量に応じて変更し、
変更されたテーブルに基づいて、前記PWM信号のデューティー比を决定することを特徴とする、表示装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016213506A JP6229784B2 (ja) | 2016-10-31 | 2016-10-31 | 表示装置及び表示装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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