JP6229282B2 - 加工システム、加工ログ記憶プログラム、加工装置 - Google Patents

加工システム、加工ログ記憶プログラム、加工装置 Download PDF

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Description

本発明は、加工体に連続して加工する加工システム、加工ログ記憶プログラム、加工装置に関するものである。
従来、加工ログを記憶しておき、加工した帳票等のトレーサビリティに利用するシステムがあった(例えば特許文献1)。
しかし、従来のシステムは、加工ログとして加工済み情報を用いる。このため、従来のシステムは、加工済みの帳票等の加工形状を、容易に把握できず、トレーサビリティが十分ではなかった。
特開2012‐111637号公報
本発明の課題は、加工体のトレーサビリティを向上できる加工システム、加工ログ記憶プログラム、加工装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
・第1の発明は、複数の加工装置(20,30,40)と、複数の加工装置に接続された統合管理装置(50)とを備え、連続した加工体(W)に対して、前記複数の加工装置が連続して加工を行う加工システムであって、前記各加工装置は、加工形状に対応した加工を指示する情報である加工指示情報に基づいて、加工体を連続して加工する加工部(25,35,45)と、加工ログとして、前記加工指示情報及び前記加工部の駆動情報を含む情報を取得する加工装置ログ管理部(27,37,47)とを備え、前記統合管理装置は、加工ログ記憶部(53a)と、前記各加工装置から前記加工ログを取得して、前記加工ログ記憶部に記憶する統合管理装置制御部(54)とを備えること、を特徴とする加工システムである。
・第2の発明は、第1の発明の加工システムにおいて、前記統合管理装置制御部(54)は、前記各加工装置(20,30,40)から取得する情報のなかから、前記加工指示情報及び前記加工部の駆動情報を含む情報を、前記加工ログとして抽出して、前記加工ログ記憶部(53a)に記憶すること、を特徴とする加工システムである。
・第3の発明は、第1又は第2の発明の加工システムにおいて、前記統合管理装置制御部(54)は、前記各加工装置(20,30,40)から出力される情報を、統一した形式に変換して、前記加工ログ記憶部(53a)に記憶すること、を特徴とする加工システムである。
・第4の発明は、第1から第3のいずれかの発明の加工システムにおいて、前記加工ログ記憶部(53a)に記憶した前記加工ログに基づいて、加工された形状の画像情報(81)を作成する加工形状画像作成部(54a)備えること、を特徴とする加工システムである。
・第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明の加工システムにおいて、加工体(W)には、識別情報が付与されており、加工ログを出力する出力部(62)を有する加工ログ出力端末(60)を備え、前記統合管理装置(50)は、前記加工ログ出力端末の要求に応じて、前記識別情報に対応した加工体の前記加工ログを送信すること、を特徴とする加工システムである。
・第6の発明は、複数の加工装置(20,30,40)と、複数の加工装置に接続された統合管理装置(50)とを備え、連続した加工体(W)に対して、前記複数の加工装置が連続して加工を行う加工システムの前記統合管理装置の加工ログ記憶プログラムであって、前記各加工装置は、加工形状に対応した加工を指示する情報である加工指示情報に基づいて、加工体を連続して加工する加工部(25,35,45)と、加工ログとして、情報を取得する加工装置ログ管理部(27,37,47)とを備えており、コンピュータである前記統合管理装置を、前記各加工装置から前記加工ログを取得して、加工ログ記憶部(53a)に記憶する統合管理装置制御手段として機能させること、を特徴とする加工ログ記憶プログラムである。
・第7の発明は、他の加工装置(30,40)とともに、連続した加工体(W)に対して連続して加工を行う加工システムに設けられる加工装置であって、複数の加工指示情報を記憶する加工装置記憶部(26b)と、前記加工指示情報に基づいて、加工体を連続して加工する加工部(25)と、加工ログとして、前記加工指示情報及び前記加工部の駆動情報を取得し、前記加工システムを管理する統合管理装置(50)に出力する加工装置ログ管理部(27)とを備えること、を特徴とする加工装置である。
・第8の発明は、第7の発明の加工装置において、加工体を検出する加工体検出部(22)と、エラーを報知する報知部(24)とを備え、前記加工装置ログ管理部(27)は、取得した加工指示情報に基づいて算出される加工すべき数量と、前記加工体検出部の出力に基算出される実際に加工した加工実施数量とを比較して、不一致であると判定した場合に、前記報知部を駆動すること、を特徴とする加工装置である。
本発明によれば、加工体のトレーサビリティを向上できる加工システム、加工ログ記憶プログラム、加工装置を提供できる。
実施形態の加工システム1の全体を説明する図である。 実施形態の加工装置20の構成を説明する図である。 実施形態の統合管理装置50、加工ログ出力端末60の構成を説明する図である。 実施形態の加工システム1の動作、処理を示すシーケンス図である。 実施形態の加工システム1の動作、処理を示すシーケンス図である。 実施形態の加工ログを説明する図である。 実施形態の加工ログを説明する図である。 実施形態の加工ログを説明する図である。 実施形態の加工ログ出力処理を示すフローチャートである。 実施形態のログ出力画面80を示す図である。
(実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、実施形態の加工システム1の全体を説明する図である。
図2は、実施形態の加工装置20の構成を説明する図である。
図3は、実施形態の統合管理装置50、加工ログ出力端末60の構成を説明する図である。
加工システム1は、プリンタ10(印刷装置)と、複数の加工装置20,30,40とがインラインで接続されて、複数のページが連続した加工用紙W(加工体)に対して、一連の工程で印刷及び加工を行い、連続帳票等を製造するシステムである。
加工システム1は、送出ローラ2、巻き取りローラ3、プリンタ10、加工装置20,30,40、統合管理装置50、加工ログ出力端末60を備える。プリンタ10、加工装置20,30,40は、上流側X1からこの順番で配置されている。
なお、各装置の記憶部16,25b,26b,27b,53,63(後述する)は、各装置の動作に必要なプログラム、情報等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶装置である。また、各装置の制御部17,25c,26c,27c,54,64(後述する)は、各装置を統括的に制御する制御装置であり、CPU(中央処理装置)等から構成される。各制御部17,25c,26c,27c,54,64は、各記憶部16,25b,26b,27b,53,63に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、各ハードウェアと協働し、加工システム1の各種機能を実現している。
また、本発明でいうコンピュータとは、記憶装置、制御装置等を備えた情報処理装置をいい、プリンタ10、加工装置20,30,40、統合管理装置50、加工ログ出力端末60は、本発明のコンピュータの概念に含まれる。
送出ローラ2は、加工前の加工用紙W(ワーク)が巻かれたローラであり、送り方向Xの上流側X1に設けられている。
巻き取りローラ3は、加工後の加工用紙Wを巻き取るローラであり、送り方向Xの下流側X2に設けられている。
(プリンタ10)
プリンタ10は、加工用紙Wに印刷する印刷装置であり、例えば、レーザビームプリンタ、インクジェットプリンタ等である。
プリンタ10は、ヘッド15、記憶部16、制御部17を備える。
ヘッド15は、例えば、インクを射出したり、レーザを照射する装置であり、加工用紙Wに対して実際に印刷する装置である。
記憶部16は、加工用紙Wの印刷情報を記憶している。印刷情報は、各ページ毎にファイルにされている。印刷情報には、マークM(図10参照)の情報が含まれている。
マークMは、各加工装置20,30,40が加工枚目(その加工日やその工程で何枚目に加工されたかを示す情報)を計数したり、加工位置の基準にする情報である。
なお、ファイルにされた印刷情報ファイルは、後述する加工装置20,30,40と同様に、フォルダ形式で分類されている。
制御部17は、記憶部16の印刷情報ファイルに基づいて、ヘッド15を制御して、加工用紙Wに印刷する。
制御部17は、識別情報作成部17aを備える。
識別情報作成部17aは、各ページ(各加工体)を識別する識別情報を作成する。識別情報は、文字列や、文字列を示すバーコード等である。識別情報は、加工日、加工枚目の情報を符号化した情報を含む。
制御部17は、各ページにそのページの識別情報を印刷する。このため、加工システム1の作業者、管理者等は、加工後の各ページの実物で識別情報を確認すれば、加工日、加工枚目の情報を確認できる。
(加工装置20)
図2に示すように、加工装置20は、レーザ加工装置である。加工装置20は、レーザ光をXYに走査して、ミシン目加工、マーキング加工、孔開け加工等をできる。
加工装置20は、操作部21、マーク検出部22(加工体検出部)、エラー検出部23、報知部24、加工部25、加工ファイル管理部26、加工ログ管理部27(加工装置ログ管理部)を備える。
操作部21は、作業者が加工装置20を操作する操作装置である。操作部21は、例えば、キーボード、マウス等である。
マーク検出部22は、加工用紙Wに印刷されたマークM(図10参照)を検出する光学センサである。マークMは、各ページの加工を開始するためのトリガー等として利用される。
加工部25は、加工形状に対応した加工を指示する加工ファイル(加工指示情報)に基づいて、加工用紙Wを連続してレーザ加工する。加工ファイルの詳細は、後述する。
加工部25は、レーザ照射部25a、記憶部25b、制御部25cを備える。
レーザ照射部25aは、レーザ光を加工用紙Wに実際に照射して、レーザ加工する装置である。レーザ照射部25aは、照射方向を変更するガルバノ光学系及びその駆動装置等を備える。
記憶部25bは、加工部25で加工する加工ファイルを一時記憶する。
制御部25cは、各ページの加工ファイルに基づいて、レーザ照射部25aのレーザ照射をオン、オフしたり、ガルバノ光学系等を駆動したりする。
制御部25cの詳細な処理は、後述する。
エラー検出部23は、加工用紙Wの有無を検出する光学センサである。エラー検出部23は、紙切れ等によって加工用紙Wを検出できない場合等に、エラー情報を出力する。
報知部24は、作業者に対してエラーを報知する装置である。報知部24は、エラーを示すブザー音声出力装置(スピーカ等)、光を発光する発光装置(ランプ等)等である。
加工ファイル管理部26、加工ログ管理部27は、1つのコンピュータで構成しても、複数のコンピュータで構成してもよい。これらを1つのコンピュータで構成する場合には、後述する記憶部26b,27bを兼用し、制御部26c,27cを兼用すればよい。
加工ファイル管理部26は、加工装置20でレーザ加工を行うための加工ファイルを管理する装置である。
加工ファイル管理部26は、記憶部26b、制御部26cを備える。
記憶部26bは、複数の加工ファイルを記憶している。
加工ファイルは、他の装置からLAN、インターネット等の通信網(図示せず)を介して送信されたり、記憶媒体(CD−ROM等)に記録されたものを読み取り、記憶部26bに記憶される。複数の加工ファイルは、帳票等の納入先や工程等に応じて、フォルダ形式で分類されている。
加工ファイルは、レーザ加工の加工種目、形状、加工位置等の情報を文字列等で記憶する。例えば、加工ファイルの文字列等は、「(加工種目:ミシン目)(加工形状:円)(直径:30mm)(中心座標X,Y:10,20)」といったものである。
加工ファイルは、各ページの設計時等に作成された画像データ、CADデータ等の線や画像等の情報を、加工装置20で加工を行うために、文字列等に変換されたものである。
加工ファイルは、加工順に整列されて、記憶部26bに保存されている。例えば、作業者が加工時にフォルダ26b−1を選択した場合には、ファイルF20−1が最初(1番目)に加工され、ファイルF20−1000が最後(1000番目)に加工される。このため、加工用紙Wは、印刷工程、レーザ加工工程の順番で工程が進むと、印刷情報ファイルの整列順で印刷がされ、加工ファイルの整列順で加工がされる。加工装置30,40も同様である。
これにより、加工システム1は、連続した加工用紙Wの各ページに、各ページに対応した印刷、加工を行うことができる。
制御部26cは、フォルダ内に格納した加工ファイルを、加工部25、加工ログ管理部27に送信したりする。
制御部26cの詳細な処理は、後述する。
加工ログ管理部27は、加工装置20内において加工ログを管理したり、報知部24を制御したりする装置である。
加工ログ管理部27は、記憶部27b、制御部27cを備える。
記憶部27bは、加工ログを一時的に記憶する。加工ログは、加工装置20の動作、処理に関する記録である。記憶部27bは、加工ログとして、以下の情報等と日時とを対応付けて記憶する。
・加工ファイル受信情報:加工ログ管理部27が加工ファイル管理部26から加工ファイルを受信したことを示す。
・加工ファイル:加工ファイル自体である。
・マーク検出情報:マーク検出部22がマークMを検出したことを示す。なお、マークMは、加工開始のトリガーとして利用されるので、マーク検出情報は、加工部25が各ページの加工を開始したことを示す情報(駆動情報)としても利用できる。
・枚目情報:その加工日におけるマークMのカウント数である。
・レーザ照射オン、オフ情報(駆動情報):レーザ照射部25aがレーザをオン、オフしたことを示す。各オン、オフ毎に作成される。ミシン目加工等では、1ページ内に複数のレーザ照射オン、オフ情報が作成される。
・加工終了情報(駆動情報):加工部25が加工ファイルに基づく加工を終了した時に、それぞれ作成する。各ページ毎に作成される。
・ローラ回転速度情報:加工装置20内で加工用紙Wを送るローラ25dの回転速度である。ローラ25dに設けられたエンコーダから出力される。
・エラー情報:エラー検出部23が紙切れ等により加工用紙Wを検出できないときに作成する。
・駆動開始、駆動終了情報:フォルダ内の加工を開始、終了する場合に作成される。操作部21の操作情報に基づいて作成される。
制御部27cは、加工ログを記憶部27bに一時記憶させたり、統合管理装置50に送信したりする。
制御部27cの詳細な処理は、後述する。
(加工装置30,40)
図1に示すように、加工装置30は、固定式レーザの加工部35を備えた装置である。
加工部35は、レーザ照射部(図示せず)を奥行方向Yにのみ移動する駆動装置を備える。加工部35は、一連の加工前にレーザ照射部を奥行方向Yの特定位置に駆動して、加工時には特定位置でレーザ照射のオン、オフを繰り返す。このため、加工装置30は、送り方向Xに平行な直線状のミシン目加工等をする。
図1は、加工部35、加工ファイル管理部36、加工ログ管理部37のみを図示するが、加工装置30は、図2に示す加工装置20と同様な装置を備える。
また、加工装置30の加工ファイルは、加工装置30に適合したものである。すなわち、前述した加工装置20の加工ファイルは、方向X,Yの両方の照射位置情報を含むが、加工装置30の加工ファイルは、送り方向Xのみの照射位置情報を含む。
加工装置40は、横ミシン胴を有する加工部45を備えた装置である。
加工部45は、ミシン胴を回転させたり、昇降する駆動装置を備える。
加工部45は、加工時には、ミシン胴を回転させたり、昇降したりして、奥行方向Yに平行な直線状のミシン目加工をする。
加工装置40も、図2に示す加工装置20と同様な装置を備える。
また、加工装置40の加工ファイルも、加工装置40に適合したものである。すなわち、加工装置40の加工ファイルは、送り方向Xのミシン目加工位置の情報を含む。
(統合管理装置50)
統合管理装置50は、加工システム1の加工ログを統括して管理するコンピュータである。統合管理装置50は、加工装置20,30,40に通信ケーブル等によって接続されている。
図3に示すように、統合管理装置50は、操作部51、表示部52、記憶部53、制御部54(統合管理装置制御部)を備える。
操作部51は、作業者やこのシステムの管理者等が操作する操作装置である。操作部51は、例えば、キーボード、マウス等である。
表示部52は、液晶表示装置等である。表示部52は、加工ログを表示したりする。
記憶部53は、加工ログ記憶プログラムを記憶する。
記憶部53は、加工ログ記憶部53a、ログ変換テーブル53bを備える。
加工ログ記憶部53aは、加工装置20,30,40から取得した加工ログを記憶する。
ログ変換テーブル53bは、加工装置20,30,40の加工ログの表現(言語)の仕様を、統一した仕様に変換するためのテーブルである。
加工システム1のように、複数の加工装置20,30,40を組み合わせるシステムは、異なる製造メーカ、規格等により製造された装置を用いるという事情がある。このため、加工ファイルや駆動信号等の仕様が、各加工装置間で異なる。例えば、レーザ加工装置で直線の加工を表現する場合には、加工ファイルは、始点及び終点を表現したり、始点からの長さで表現したりする手法等がある。このため、管理者等が加工ログを確認する場合に混乱したり、加工形状画像作成部54a(後述する)による加工形状の再現が困難になるという問題がある。
加工システム1では、ログ変換テーブル53bが、加工装置20,30,40と、利用する表現と、統一した表現とを対応付けて格納し、制御部54が、統一した表現に変換し、上記問題を解決している。なお、統一した表現は、記号、符号等を用いてもよい。例えば、「円(circle)→○」、「直線(line)→1」等にしてもよい。この場合には、加工ログの容量を小さくできるので、長期間の加工ログの保有に有利である。
制御部54は、各加工装置20,30,40から加工ログを取得して、加工ログ記憶部53aに記憶したりする。
制御部54は、加工形状画像作成部54a(加工形状画像作成部)を備える。
加工形状画像作成部54aは、加工ログ記憶部53aの加工ログに基づいて、加工用紙Wへの加工形状を、画像で再現した加工形状再現画像81(図10参照)を作成する。
制御部54の詳細な処理は、後述する。
(加工ログ出力端末60)
加工ログ出力端末60は、例えば、利用者が携行可能なノート型パーソナルコンピュータ等の情報端末である。加工ログ出力端末60は、インターネット等の通信網5によって、統合管理装置50に接続されている。利用者は、加工ログ出力端末60を利用して、加工装置20,30,40等が設置されている工場外部からでも、加工ログを確認できる。
加工ログ出力端末60は、操作部61、表示部62、記憶部63、制御部64を備える。
操作部61は、例えば、キーボード、テンキー等である。
表示部62は、液晶表示装置等である。
制御部64は、統合管理装置50と通信して、表示部62に加工ログを表示したりする。
制御部64の詳細な処理は、後述する。
(加工システム1の動作、処理)
加工システム1の動作、処理について説明する。
図4、図5は、実施形態の加工システム1の動作、処理を示すシーケンス図である。
図6から図8は、実施形態の加工ログを説明する図である。
なお、図6から図8の加工ログは、時刻の変化を分りやすく説明するために、加工時間を実際よりも長く示す。
加工システム1を動作させる前提として、プリンタ10では、作業者が複数のフォルダから印刷するフォルダを選択する。また、各加工装置20,30,40では、各作業者が複数のフォルダから加工を行うフォルダを選択する。
以下、加工装置20において、フォルダ26b−1が選択された場合の動作、処理について説明するが、加工装置30,40についても同様である。
ステップS(以下Sという)1において、作業者が操作部21を用いて、加工部25の駆動開始操作をすると、加工部25の制御部25cは、これを受け付けて、駆動開始情報及びその操作日時を、加工ログ管理部27に送信する。
S2において、加工ログ管理部27の制御部27cは、駆動開始情報及びその操作日時を受信して、統合管理装置50に送信する。
S3において、統合管理装置50の制御部54は、駆動開始情報及びその操作日時を受信すると、加工ログ記憶部53aに記憶する(図6のログ53a−1参照)。
S4において、加工ファイル管理部26の制御部26cは、加工ファイルF20−1を加工部25、加工ログ管理部27に送信する。
S5において、加工ログ管理部27の制御部27cは、加工ファイルF20−1を受信すると、加工ファイル受信情報、加工ファイルF20−1、受信日時を、記憶部27bに一時記憶する。
S6において、加工部25の制御部25cは、加工ファイルF20−1を受信すると、記憶部25bに一時記憶する。
S7では、加工部25が加工用紙Wの1ページ目に実際に加工を行う。
マーク検出部22は、送られてきた加工用紙WのマークMを検出すると、マーク検出情報を加工部25に送信し、加工部25の制御部25cは、マーク検出情報の受信に基づいて、マークMを検出した1ページ目の加工を開始する。制御部25cは、以下の工程で、1ページ目を加工する。
(1)マーク検出情報及びその検出日時を、加工ログ管理部27に送信する。
(2)マークMを計数し、枚目情報1及び日時を、加工ログ管理部27に送信する。なお、n回目のマーク検出であれば、枚目情報n及び日時を送信する。
(3)マークMの検出位置を基準として、記憶部25bに記憶した加工ファイルF20−1に基づいて、レーザ加工する。
この場合、加工用紙Wの送り量を勘案し、レーザ照射部25aを制御して、レーザ照射位置を制御する。また、加工ファイルF20−1に基づいて、レーザ照射部25aを制御して、レーザ照射をオン、オフする。
(4)レーザ照射のオン、オフ情報、及びオン、オフをした日時を、加工ログ管理部27に逐次送信する。
(5)加工ファイルF20−1の加工が終了すると、加工ファイルF20−1を記憶部25bから消去して、加工ファイル管理部26に次の加工ファイルを要求する。また、加工終了時のローラ回転速度を取得して、ローラ回転速度、加工ファイル終了情報、日時を、加工ログ管理部27に送信する。
以上によって、1ページ目の加工が終了し、1ページ目の加工ログが加工ログ管理部27に送られる。
S8〜S12において、加工ログ管理部27の制御部27cは、加工ログとして、加工部25から受信した各情報及び日時に関する情報を、逐次、記憶部27bに記憶する。つまり、制御部27cは、マーク検出情報(S8)、枚目情報(S9)、レーザの照射オン、オフ情報(S10)、ローラ回転速度情報(S11)、加工終了情報(S12)を、日時とともに、一時記憶する。
S13において、加工ログ管理部27の制御部27cは、加工終了情報の受信に応じて、一時記憶した1ページ目の加工ログを、統合管理装置50に送信する。
なお、制御部27cは、加工ログを、ページ毎に送信するのではなく、各情報を受信したら、逐次、送信するようにしてもよい。
S14において、統合管理装置50の制御部54は、加工ログを受信すると、加工ログを加工ログ記憶部53aに記憶する(図6のログ53a−2〜53a−8参照)。
この場合、制御部54は、加工装置20,30,40から出力された加工ログを、ログ変換テーブル53bに基づいて、統一した表現に変換して加工ログ記憶部53aに記憶する。
これにより、制御部54は、1ページ目の加工ログを取得して、記憶できる。
なお、制御部54は、予め定めた上記情報以外の情報(例えば、作業者が加工装置20の表示装置の画面を切り替えるための操作情報等)がログに含まれる場合には、これらを削除して記憶する。つまり、制御部54は、ログのなかから、加工ログの管理に必要な上記情報を抽出する。これにより、加工システム1は、保有する加工ログの容量を小さくできる。
なお、加工装置20,30,40ではなく統合管理装置50がこの抽出処理を行うので、加工装置20,30,40に負荷がかからず、加工装置20,30,40は、高速加工を維持できる。
S21〜S25に示すように、加工ファイル管理部26、加工部25、加工ログ管理部27は、nページ(2〜999ページ)においても、S4〜S14と同様に処理する(図4参照)。
これにより、統合管理装置50は、各ページの加工ログを取得して、加工ログ記憶部53aに記憶する。
S31〜S35に示すように、最終ページ(1000ページ目)の加工が終了すると、作業者は、操作部21を用いて、加工部25の駆動終了操作をする。
S41において、加工部25の制御部25cは、これを受け付けて、駆動終了情報及びその操作日時を、加工ログ管理部27に送信する。
S42において、加工ログ管理部27の制御部27cは、駆動終了情報を受信すると、駆動終了情報及びその受信日時を、統合管理装置50に送信する。
なお、制御部27cは、駆動終了情報を受信すると、これまでに取得した加工ファイルの数量(ファイル数)と、マーク検出の回数(枚目)とを比較する。
ここで、これまでに取得した加工ファイルの数量は、一連の工程で加工すべき数量を示し、マーク検出の回数は、実際に加工した数量を示す。このため、両者が一致しない場合には、例えば、以下が予想される。
・作業者が、印刷用のフォルダと、加工用のフォルダとの対応を誤り、異なるフォルダを選択した。
・マークMの印刷濃度が薄く、検出できなかった。
このような場合には、印刷内容及び加工装置20の加工が不整合であり、また、加工装置20の加工及び他の加工装置30,40の加工が不整合であるため、製造された帳票等は、製品不良となる。
加工ログ管理部27の制御部27cは、両者が不一致の場合には、報知部24を駆動して、作業者に報知する。
これにより、作業者は、加工終了時には、帳票等に不良があることを、出荷前に確実に確認できる。このような場合には、再度、帳票を製造すればよい。
S43において、統合管理装置50の制御部54は、駆動終了情報及びその操作日時を受信すると、加工ログ記憶部53aに記憶する。
なお、上記処理では説明を省略したが、エラー検出部23が用紙切れエラーを検出した場合には、加工ログ管理部27の制御部27cは、エラー検出部23の出力に基づいて、エラー情報及び検出日時を、統合管理装置50に送信する。統合管理装置50の制御部54は、エラー情報及び検出日時を受信すると、加工ログ記憶部53aに記憶する。
これにより、統合管理装置50は、エラー情報についても加工ログとして記憶できる。
その後、加工システム1は、一連の加工を終了する。
上記動作、処理は、加工装置20及び統合管理装置50間のものであるが、同様な動作、処理が他の加工装置30,40及び統合管理装置50間についても行われる。
図6から図8に示すように、これにより、統合管理装置50は、全ての加工装置20,30,40の加工ログを収集できる。
なお、加工装置20,30,40の加工ログ管理部27は、加工ログを統合管理装置50に出力する場合に、加工装置20,30,40を識別する装置識別情報を付加する。統合管理装置50は、加工ログをこの装置識別情報とともに記憶する。これにより、統合管理装置50は、加工ログを加工ログ記憶部53aから読み出す場合に、どの加工装置20,30,40からの出力であるかを、判別できる。
(加工ログの確認)
統合管理装置50の制御部54は、操作部51から日付、工程等の入力を受け付けて、加工ログ記憶部53aに記憶した加工ログを、工程毎に読み出して表示部52に表示したり、印刷装置(図示せず)に出力したりできる。このため、図6から図8に示す表も表示部52等に出力して、管理者等が確認できる。
図6から図8に示すように、制御部54は、加工ログを、装置識別情報に基づいて加工装置20,30,40毎に分類し、時刻で整列して表示部52等に出力する。
なお、実施形態では、加工ログを確認しやすいように、加工装置20,30,40毎に分類する例を示したが、全ての加工装置20,30,40の加工ログを、分類せずに表示してもよい。また、レーザ照射オン、オフは、簡略して示すが、実際には、オン、オフ毎に複数のログが記憶される。
このように、加工ログを確認することにより、管理者は、例えば、以下のことを確認できる。
・加工装置20が、1ページ目には、加工ファイルF20−1を受け取って、直径10mmの円のミシン目、中心座標20,30の加工をした。同様に、加工装置30,40が加工ファイルF30−1,F40−1を受け取って加工した。
・加工装置20のローラの回転速度と、照射オン、オフの情報から、送り方向Xにおける概ねのレーザ照射位置を確認できる。加工装置30,40についても同様である。
・加工装置20のローラの回転速度と、マークMの検出時刻、加工終了時刻から、1ページの加工時間を算出できる。この加工時間が、経験則等に基づいて通常の時間であれば、正常に加工されたと予測できる。加工装置30,40についても同様である。
・各加工装置20,30,40の加工枚数が同じであるので、ページのズレがなく、正常に行われたと予測できる。
このように、統合管理装置50は、加工装置20,30,40の加工ログを統括して記録できる。これにより、加工システム1は、ページ毎に異なる加工(例えば、保険の更新案内、クレジットカードの明細書等)を大量に連続して行っても、加工ログを一元管理し、トレーサビリティ(追跡可能性)を確保できる。
また、加工ログに加工ファイルを含むので、加工形状を容易に把握できる。加工ファイルは、文字情報であるので、各ページの設計データ等(画像情報)等よりも情報量が少ない。このため、加工システム1は、加工量が多くなる程、設計データ等よりも必要な記憶容量の差が大きくなり、つまり、記憶容量を少なくできるので、長期間の保有に有利であり、トレーサビリティを向上できる。
さらに、加工ファイルは、加工装置20,30,40への加工指示情報である。実施形態とは異なり、加工ログとして、例えば、各ページの設計データ(画像情報)等を用いれば、市販のプログラム、汎用の情報端末等で、容易に確認できてしまう。加工システム1は、加工指示情報を加工ログとして記憶するので、汎用の情報端末等での確認を困難にでき、セキュリティ性を向上できる。なお、実施形態では、加工ファイルをログ変換テーブル53bに基づいて変換するが、この場合でも、汎用の情報端末等での確認は、同様に困難である。
(加工ログ出力処理)
図9は、実施形態の加工ログ出力処理を示すフローチャートである。
図10は、実施形態のログ出力画面80を示す図である。
加工ログ出力処理は、統合管理装置50が加工ログに基づいて加工形状再現画像81、加工ログ表示画像82を生成し、加工ログ出力端末60がこれらを出力する処理である。
S51において、加工ログ出力端末60の制御部64は、利用者の操作に基づいて、識別情報の入力を受け付ける。利用者は、操作部61から識別情報に対応した識別番号を入力してもよいし、バーコードリーダを用いて識別情報に対応したバーコードを入力してもよい。
S52において、制御部64は、入力された識別番号を、通信網5を介して、統合管理装置50に送信する。
S53において、統合管理装置50の加工形状画像作成部54aは、識別情報を受信する。
S54において、加工形状画像作成部54aは、識別情報に基づいて、日付、加工枚目を判定し、加工枚目のページの加工ログを抽出する。
例えば、識別情報が「加工日2012/09/04 1ページ目」の場合には、加工形状画像作成部54aは、図6から図8に示す1ページ目の加工ログを抽出する。以下、この場合を例に説明する。
S55において、加工形状画像作成部54aは、S54で抽出した加工ログに含まれる加工ファイルF20−1,F30−1,F40−1に基づいて、加工形状再現画像81を作成する。加工形状画像作成部54aは、マークMを基準として、加工ファイルF20−1,F30−1,F40−1の加工種目、形状、座標等に基づいて、加工形状再現画像81(図10参照)を作成する。
加工ログは、統一した表現に変換されているので、加工形状再現画像81の作成処理の負荷は、小さい。このため、加工形状画像作成部54aは、加工形状再現画像81を高速に作成できる。
また、加工形状画像作成部54aは、加工形状再現画像81に加えて、1ページ目の加工装置20,30,40の加工ログを表示した加工ログ表示画像82(図10参照)を作成する。
S56において加工形状画像作成部54aは、加工形状再現画像81、加工ログ表示画像82を加工ログ出力端末60に送信する。
S57において、加工ログ出力端末60の制御部64は、加工形状再現画像81、加工ログ表示画像82を受信して、表示部62に表示する。
以上の処理により、加工ログ出力端末60は、加工したページの現物が存在すれば、その現物に印刷された識別情報に基づいて、加工装置20,30,40が設置されている工場の外部等からでも、加工形状再現画像81、加工ログ表示画像82を表示できる。これにより、加工システム1は、加工したページの現物と、加工形状再現画像81等とを比較できるので、トレーサビリティを向上できるとともに、利便性を向上できる。
なお、統合管理装置50は、同様な処理を行って、加工形状再現画像81等を統合管理装置50の表示部52に表示してもよい。この場合には、作業者、管理者等が、工場の内部で、加工形状再現画像81等を確認できる。
以上説明したように、加工システム1は、インラインで接続された複数の加工装置20,30,40の加工ログを統括管理するので、トレーサビリティを向上できる。また、加工ログを文字情報で記憶するので、長期間の保管に適しており、トレーサビリティをさらに向上できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、前述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
実施形態において、加工システムは、1つのプリンタ、3つ加工装置を接続した例を示したが、これに限定されない。これらの装置の数は、適宜変更可能である。また、加工システムは、複数の加工装置のみを接続して構成してもよい。この場合には、予め印刷した加工用紙を用いて加工すればよい。
1 加工システム
10 プリンタ
16,25b,26b,27b,53,63 記憶部
17,25c,26c,27c,54,64 制御部
20,30,40 加工装置
22 マーク検出部
24 報知部
25,35,45 加工部
26,36,46 加工ファイル管理部
27,37,47 加工ログ管理部
50 統合管理装置
53a 加工ログ記憶部
53b ログ変換テーブル
54a 加工形状画像作成部
60 加工ログ出力端末
62 表示部
80 ログ出力画面
81 加工形状再現画像
82 加工ログ表示画像
M マーク
W 加工用紙

Claims (13)

  1. レーザ照射を用いる加工とミシン胴を用いる加工との少なくとも一方を行う複数の加工装置と、複数の加工装置に接続された統合管理装置とを備え、
    複数のページが連続した加工用紙に対して、前記複数の加工装置が連続して加工を行う加工システムであって、
    前記各加工装置は、
    加工形状に対応した加工を指示する情報である加工指示情報に基づいて、加工用紙を連続して加工する加工部と、
    加工ログとして、前記加工指示情報及び前記加工部の駆動情報を含む情報を取得する加工装置ログ管理部とを備え、
    前記統合管理装置は、
    加工ログ記憶部と、
    前記各加工装置から前記加工ログを取得して、前記加工ログ記憶部に記憶する統合管理装置制御部とを備えること、
    を特徴とする加工システム。
  2. 請求項1に記載の加工システムにおいて、
    前記統合管理装置制御部は、
    前記各加工装置から取得する情報のなかから、前記加工指示情報及び前記加工部の駆動情報を含む情報を、前記加工ログとして抽出して、前記加工ログ記憶部に記憶すること、
    を特徴とする加工システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の加工システムにおいて、
    前記統合管理装置制御部は、
    前記各加工装置から出力される情報を、統一した形式に変換して、前記加工ログ記憶部に記憶すること、
    を特徴とする加工システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の加工システムにおいて、
    前記加工ログ記憶部に記憶した前記加工ログに基づいて、加工された形状の画像情報を作成する加工形状画像作成部を備えること、
    を特徴とする加工システム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の加工システムにおいて、
    加工用紙には、識別情報が付与されており、
    加工ログを出力する出力部を有する加工ログ出力端末を備え、
    前記統合管理装置は、前記加工ログ出力端末の要求に応じて、前記識別情報に対応した加工用紙の前記加工ログを送信すること、
    を特徴とする加工システム。
  6. 請求項4に記載の加工システムにおいて、
    加工用紙には、識別情報が付与されており、
    加工ログを出力する出力部を有する加工ログ出力端末を備え、
    前記統合管理装置は、前記加工ログ出力端末の要求に応じて、前記識別情報に対応した加工用紙の前記加工ログを送信し、
    前記加工ログ出力端末は、
    前記識別情報に対応した加工用紙の前記加工ログと、
    前記加工形状画像作成部が作成した加工された形状の画像情報と、
    を閲覧可能に表示すること、
    を特徴とする加工システム。
  7. レーザ照射を用いる加工とミシン胴を用いる加工との少なくとも一方を行う複数の加工装置と、複数の加工装置に接続された統合管理装置とを備え、複数のページが連続した加工用紙に対して、前記複数の加工装置が連続して加工を行う加工システムの前記統合管理装置の加工ログ記憶プログラムであって、
    前記各加工装置は、
    加工形状に対応した加工を指示する情報である加工指示情報に基づいて、加工用紙を連続して加工する加工部と、
    加工ログとして、情報を取得する加工装置ログ管理部とを備えており、
    コンピュータである前記統合管理装置を、
    前記各加工装置から前記加工ログを取得して、加工ログ記憶部に記憶する統合管理装置制御手段として機能させること、
    を特徴とする加工ログ記憶プログラム。
  8. 他の加工装置とともに、複数のページが連続した加工用紙に対して連続して加工を行う加工システムに設けられ、レーザ照射を用いる加工とミシン胴を用いる加工との少なくとも一方を行う加工装置であって、
    複数の加工指示情報を記憶する加工装置記憶部と、
    前記加工指示情報に基づいて、加工用紙を連続して加工する加工部と、
    加工ログとして、前記加工指示情報及び前記加工部の駆動情報を取得し、前記加工システムを管理する統合管理装置に出力する加工装置ログ管理部とを備えること、
    を特徴とする加工装置。
  9. 請求項に記載の加工装置において、
    加工用紙を検出する加工体検出部と、
    エラーを報知する報知部とを備え、
    前記加工装置ログ管理部は、
    取得した加工指示情報に基づいて算出される加工すべき数量と、前記加工体検出部の出力に基算出される実際に加工した加工実施数量とを比較して、不一致であると判定した場合に、前記報知部を駆動すること、
    を特徴とする加工装置。
  10. 加工システムに含まれる加工ログ出力端末であって、
    前記加工システムは、
    レーザ照射を用いる加工とミシン胴を用いる加工との少なくとも一方を行う複数の加工装置と、複数の加工装置に接続された統合管理装置とを備え、
    複数のページが連続した加工用紙に対して、前記複数の加工装置が連続して加工を行う加工システムであって、
    前記各加工装置は、
    加工形状に対応した加工を指示する情報である加工指示情報に基づいて、加工用紙を連続して加工する加工部と、
    加工ログとして、前記加工指示情報及び前記加工部の駆動情報を含む情報を取得する加工装置ログ管理部とを備え、
    前記統合管理装置は、
    加工ログ記憶部と、
    前記各加工装置から前記加工ログを取得して、前記加工ログ記憶部に記憶する統合管理装置制御部と、
    前記加工ログ記憶部に記憶した前記加工ログに基づいて、加工された形状の画像情報を作成する加工形状画像作成部と、
    を備えており、
    加工用紙には、識別情報が付与されており、
    当該加工ログ出力端末は、
    識別情報の入力を受け付け、
    入力された識別情報に対応した加工用紙の前記加工ログと、前記加工形状画像作成部が作成した加工された形状の画像情報とから、前記加工ログを含むテキスト情報と、加工された形状の再現画像とを閲覧可能に表示させること、
    を特徴とする加工ログ出力端末。
  11. 加工ログ出力端末の出力端末プログラムであって、
    コンピュータである当該加工ログ出力端末に、
    識別情報の入力を受け付けるステップと、
    入力された識別情報に対応した加工用紙の加工ログと、加工形状画像作成部が作成した加工された形状の画像情報とから、前記加工ログを含むテキスト情報と、加工された形状の再現画像とを閲覧可能に表示するステップと、
    を実行させるための出力端末プログラム。
  12. 請求項11に記載の出力端末プログラムを実行する制御部を備えた加工ログ出力端末。
  13. 加工システムに含まれる統合管理装置であって、
    前記加工システムは、
    レーザ照射を用いる加工とミシン胴を用いる加工との少なくとも一方を行う複数の加工装置を備え、複数のページが連続した加工用紙に対して、前記複数の加工装置が連続して加工を行う加工システムであって、
    前記各加工装置は、
    加工形状に対応した加工を指示する情報である加工指示情報に基づいて、加工用紙を連続して加工する加工部と、
    加工ログとして、前記加工指示情報及び前記加工部の駆動情報を含む情報を取得する加工装置ログ管理部とを備え、
    当該統合管理装置は、複数の加工装置に接続されており、
    加工ログ記憶部と、
    前記各加工装置から前記加工ログを取得して、前記加工ログ記憶部に記憶する統合管理装置制御部と、
    を備えること、
    を特徴とする統合管理装置。
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