JP6228709B1 - 密閉断熱タンク - Google Patents

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Abstract

本発明は、低温流体の貯蔵及び輸送用の密閉断熱タンクに関する。各タンク壁は、密閉メンブレンと、密閉メンブレンと支持壁との間に設けられた断熱バリアとを備える。支持底壁2は、支持底壁を貫通する排水孔11を呈する。支持底壁は、液体の流れを排水孔に導く突出フランジ10を保持する。突出フランジは、支持底壁2の縁部に沿って、支持底壁の縁部から或る距離を置いて、連続的に支持底壁の実質的に全周に延在する。支持壁は、船の船殻からなることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、メンブレンを備える密閉断熱タンクの分野に関する。詳細には、本発明は、例えば−50℃〜0℃の温度の液化石油ガス(LPGとも呼ばれる)を輸送する、又は大気圧下でおよそ−162℃の液化天然ガス(LNG)を輸送するタンク等の、低温流体の貯蔵及び/又は輸送用の密閉断熱タンクの分野に関する。これらのタンクは、陸上又は浮体構造体上に設置することができる。浮体構造体の場合、タンクは、液化ガスの輸送用に意図するか、又は浮体構造体の推進のための燃料として用いる液化天然ガスを収容することを意図することができる。
メンブレン型の密閉断熱タンクの技術において、支持構造体、例えば船の船殻は、支持壁を提供し、この支持壁の内面は、タンクの密閉断熱壁を形成する多層構造体によって覆われている。この多層構造体は、1つ以上の密閉メンブレンと、支持壁と密閉メンブレン(複数の場合もある)との間に介在する1つ以上の断熱バリアとを備える。
タンクに低温流体が充填される場合、タンク壁を通って漏れる熱により、通常、支持構造体の内面が周囲の大気の温度よりも低い温度になる。湿気の多い周囲空気が支持構造体の内部空間、特に支持構造体とタンク壁との間に入ることが可能な場合、この低温により、支持構造体の内面における結露及び水が流れ落ちる(runoff)現象が促進される。
したがって、支持底壁上に水又は他の液体が蓄積することを回避するため、排水システムを提供することが推奨される。
特許文献1は、支持底壁が排水孔を備えるLNG用のメンブレンタンクを開示している。
韓国特許出願公開第20150120701号
本発明が基づく一構想は、支持構造体の内面において流れ落ちる又は流れる液体を排水孔に向けて導くことによって、排水孔の有効性を増すことである。
この目的で、本発明は、低温流体の貯蔵又は輸送用の密閉断熱タンクであって、タンクは、支持構造体を画定する支持壁と、支持壁の内面に取り付けられるタンク壁と、を備え、各タンク壁は、密閉メンブレンと、密閉メンブレンと支持壁との間に設けられる断熱バリアと、を備え、支持構造体は、支持底壁を備え、支持底壁は、支持構造体の排水を可能にするように、支持底壁を貫通する1つ以上の排水孔を有し、支持底壁は、液体の流れを排水孔に導く突出フランジを保持し、突出フランジは、支持底壁の縁部に沿って、支持底壁の縁部からある距離を置いて連続的に支持底壁の実質的に全周に延在し、突出フランジは、支持底壁に取り付けられているタンク壁の断熱バリアによって覆われる、密閉断熱タンクを提供する。
これらの特徴に起因して、突出フランジは、突出フランジと支持底壁の縁部との間に位置する境界領域に、支持構造体の側壁に沿って下方に流れる液体を押し留め、したがって、排水孔に向かうこの液体の流れを促すことができる。
有利な実施形態において、このようなタンクは、以下の特徴のうちの1つ以上を呈することができる。
1つの実施形態において、突出フランジは、排水孔又は各排水孔において分断され、液体の流れが排水孔の方に通過することを可能にする。排水孔(複数の場合もある)における突出フランジの断絶部(複数の場合もある)に起因して、突出フランジの外側に位置する支持底壁の境界領域に流れる液体、例えば結露水と、突出フランジの内側に位置する支持底壁の中央領域内に流れる液体とがいずれも、排水口の位置、すなわち、中央領域にあるか、境界領域にあるか、又は中央領域と境界領域とにまたがるかに関わらず、排水孔に到達することができる。
代替的な一実施形態において、突出フランジは、連続的とすることができ、別々の排水孔を、突出フランジの両側に設けることができる。
1つの実施形態において、突出フランジは、支持底壁の縁部の近くにあり、例えば、支持壁の対応する縁部に対して垂直な方向において支持底壁の寸法の10分の1よりも小さい距離を支持底壁の縁部から置いている。1つの実施形態において、突出フランジと支持底壁の縁部との間の距離は、1メートル未満である。
これらの特徴に起因して、境界領域は、支持壁の中央領域よりもはるかに小さくなる。したがって、例えば、船の支持側壁の水密性に、例えば衝突又は造船中の溶接不良により問題が生じて海水が浸入した場合、境界領域のサイズが小さいことにより、水が迅速に排水孔に至ることが可能であり、水の存在の検出が容易である。1つの実施形態において、排水孔には、水検知センサー(water presence sensor)が装備されている。
数多くの材料が、突出フランジを製造するのに好適であり得る。1つの実施形態において、突出フランジは、支持底壁に接着するポリマー樹脂製のビードを含む。種々のポリマー樹脂、特にポリウレタン樹脂及びエポキシ樹脂を、この目的で用いることができる。1つの実施形態において、突出フランジは、支持底壁に溶接される一連の金属部品を含む。これらの金属部品は、例えば、端部同士を溶接されるか重なりを有して溶接されて、排水孔(複数の場合もある)を除いて連続的な輪郭を形成するバー又はロッドとすることができる。
金属部品をポリマー樹脂ビードと組み合わせて用いて、突出フランジを形成することもできる。この場合、ポリマー樹脂ビードは、特に、金属部品間にシールされた接合部をもたらすのに用いることができ、溶接によってこれらのシールされた接合部を形成する必要が回避される。
支持構造体は、様々な幾何形状、例えば、好ましくは平坦な支持底壁を有する実質的に球形状又は角柱形状を呈することができる。1つの実施形態において、支持構造体は、支持構造体のリッジ上の支持底壁の縁部に垂直又は斜めに接続する、少なくとも1つの支持側壁を備え、突出フランジは、リッジに対して平行に配置される。リッジを形成する2つの支持壁間の角度は、様々な値、例えば90度、135度又は別の値とすることができる。
1つの実施形態において、タンク壁の断熱バリアは、支持底壁の内面を実質的に覆うように、各支持壁、特に支持底壁に並置される断熱ブロックを用いてモジュール式に製造される。このような断熱ブロックは、特に、隅部用構造体及び/又は平坦な断熱ブロックを含むことができる。このようなモジュール式構築物は、並置される断熱ブロック間に隙間を残すという利点を呈する。液体の流れを促す必要がある領域において、これらの隙間は、例えば、自由空間を残すか又はこれらの隙間に多孔質の断熱材料を用いることにより、流路として構成することができる。
1つの実施形態において、支持底壁に取り付けられているタンク壁の断熱バリアは、支持構造体のリッジに沿って設けられる複数の隅部用構造体を備え、各隅部用構造体は、支持底壁の境界領域を覆う第1のウイング部と、第1のウイング部に対して傾斜しているとともに、支持側壁の境界領域を覆う第2のウイング部と、を備える。2つのウイング部間の傾斜の角度は、通常、リッジを形成する2つの支持壁間の角度に等しい。これらの特徴に起因して、支持構造体のリッジ(複数の場合もある)における断熱バリアの製造は、組立式とすることができる隅部用構造体を用いた単純な方法で実行することができる。
突出フランジは、断熱バリアに対して種々の方法で配置することができる。1つの実施形態において、突出フランジは、隅部用構造体の第1のウイング部の下に、隅部用構造体の第1のウイング部の外面に沿って、支持構造体のリッジに対向して配置される。別の実施形態において、突出フランジは、支持底壁に取り付けられる平坦な断熱ブロックの下に配置される。これらの特徴に起因して、突出フランジは、特にポリマー樹脂からできている場合、流れを導くこと、断熱バリアを支持すること、及び、底壁の内面と、断熱バリアに対する位置決め基準としての役目のある理論上の平坦面との間の差を補償するシムとして機能することを同時に行うことができる。
別の実施形態において、突出フランジは、断熱ブロックの2つの列間、例えば、隅部用構造体の第1のウイング部と平坦な断熱ブロックとの間に配置される。
1つの実施形態において、支持底壁に取り付けられるタンク壁の断熱バリアは、支持構造体のリッジにまたがって、支持底壁上に支えられる第1の縁部及び支持側壁に当接して支えられる第2の縁部を有する剛性プレートを備え、突出フランジは、剛性プレートの第1の縁部を接着によって支持底壁に取り付けるように、剛性プレートの第1の縁部と支持底壁との間に設けられる重合性樹脂のビードからなる。
この場合、重合性樹脂製の不連続な第2のビードを、剛性プレートの第2の縁部を接着によって支持側壁に取り付けるように、剛性プレートの第2の縁部と支持側壁との間に配することが好ましい。
有利には、タンク壁の断熱バリアは、支持底壁及び支持側壁の内面を実質的に覆うように、支持底壁及び支持側壁に取り付けられる平坦な断熱ブロックを備え、剛性プレートは、支持底壁に取り付けられる平坦な断熱ブロックの列と、支持側壁に取り付けられる平坦な断熱ブロックの列との間に設けられ、さらに可撓性断熱材料が、支持底壁に取り付けられる平坦な断熱ブロックの列と、支持側壁に取り付けられる平坦な断熱ブロックの列との間で剛性プレートに設けられる。
排水孔(複数の場合もある)は、支持底壁において、突出フランジに対して種々の方法で配置することができる。1つの実施形態において、排水孔は、突出フランジと一列に並んで位置し、突出フランジは、排水孔の縁部において分断されている。
1つの実施形態において、支持底壁の縁部は、突出フランジの外側に位置し、排水孔は、突出フランジの外側の反対側の内側に位置する。
この場合、タンク壁の断熱バリアは、突出フランジの内側において支持底壁に取り付けられる平坦な断熱ブロックを備え、突出フランジの断絶部と排水孔との間に位置する平坦な断熱ブロックは、平坦な断熱ブロックの下面に流路を確定する凹部を有し、流路は、突出フランジに対して横断方向に延在することが好ましい。
実施形態において、支持底壁は平坦であり、特に船の正面タンクにおいて長方形又は台形の形状を呈する。
上述のタンクは、沿岸設備等の種々のタイプの設備、又はLNG運搬船若しくは他の船等の浮体構造体において用いることができる。1つの実施形態において、支持構造体は、船の船殻であり、排水孔は、船の後部の方に位置する支持底壁の縁部の付近に位置する。
本発明はまた、低温液体製品の輸送用の船であって、船は、船殻及び上述のタンクを備え、支持構造体は、船の船殻からなる、船を提供する。
本発明はまた、このような船の荷積み及び荷下ろしの方法であって、低温液体製品は、浮体貯蔵施設又は沿岸貯蔵施設と船のタンクとの間で、断熱パイプを通して導かれる、方法を提供する。
本発明はまた、低温液体製品の移送システムであって、システムは、上述の船と、船の船殻に設置されたタンクを浮体貯蔵施設又は沿岸貯蔵施設に接続するように設けられている断熱パイプと、浮体貯蔵施設又は沿岸貯蔵施設と船のタンクとの間で、断熱パイプを通る低温液体製品の流れをもたらすポンプとを備える、移送システムを提供する。
本発明は、単に例示として及び非限定的な方法で、添付図面を参照することで、本発明のいくつかの特定の実施形態の以下の記載の中でよりよく理解され、本発明の他の目的、詳細、特徴及び利点がより明確になる。
内部に密閉断熱タンクを構築することができる角柱形の支持構造体の斜視図である。 第1の実施形態に係るタンク壁の図1の線II−IIに沿った断面図である。 第1の実施形態に係るタンク壁の図1の線III−IIIに沿った断面図である。 第2の実施形態に係るタンク壁を示す図2と同様の図である。 第2の実施形態に係るタンク壁の図1の線V−Vに沿った断面図である。 第3の実施形態に係るタンク壁を示す、図1の領域VIの拡大斜視図である。 第3の実施形態に係るタンク壁の図6の線VII−VIIに沿った断面図である。 第3の実施形態に係るタンク壁の図6の線VIII−VIIIに沿った断面図である。 排水孔及び断熱ハウジングの下面に形成される流路を示す、第3の実施形態の変形形態に係るタンク壁の斜視図である。 LNG運搬船及びこの船の荷積み/荷下ろしターミナルの概略切欠き図である。
図1は、液化ガス輸送船の船殻によって形成することができ、密閉断熱タンクを形成する多層モジュール式カバーを内面に収容するように設計されている概ね角柱形状の支持構造体1の斜視図である。
支持構造体1は、金属製支持壁、すなわちこの例では平坦な底壁2と、底壁2に対して平行である平坦な天井壁3と、船の軸に対して垂直である2つの平坦な横断方向端壁、すなわち横断方向前壁4及び横断方向後壁5と、それぞれ3つの平坦部分、すなわち下側斜面部分6、垂直部分7及び上側斜面部分8によって形成される2つの対向する長手方向壁とを備える。斜面部分は、例えば45度の角度で船の長手方向軸の周りに傾斜している。支持壁は、図1において、見えているか隠れているかに応じて連続線又は破線として示されているリッジ9において接合されている。
突出フランジ10は、この場合では長方形である底壁2の内面に形成されている。突出フランジ10は、底壁2の4つの縁部に沿って、これらの縁部から短い距離を置いて延びており、それにより境界領域15を画定し、したがって、境界領域15内に、横断方向端壁又は長手方向壁に沿って流れ落ちる水を押し留めることができる。
突出フランジ10は、図示の例では、横断方向後壁5の付近に位置する2つの排水孔11のみにおいて分断されている。換言すれば、突出フランジ10は、底壁2の前縁部に沿って連続的に延在する直線部101と、底壁2の2つの側縁部のそれぞれに沿って連続的に延在し、その前端部が直線部101の2つの端部に連続的につながっている2つの直線部102及び103と、底壁2の後縁部に沿って延在し、その2つの端部が2つの直線部102及び103の後端部に連続的につながっている直線部104とを有する。直線部104は、この例では2回分断されている。
図1では、突出フランジ10の全体形状は、長方形のフレームである。この形状は、特に、底壁2の隅部において丸みを帯びた部分を有するように改変することができる。突出フランジ10の主な機能は、流れ落ちる水を境界領域15から排水孔11に導き、それにより、この流れ落ちる水が底壁2の中央部14に移動することを防ぐことである。
各排水孔11は、底壁2の厚さを貫通し、排水された液体を排出システム(図示せず)に向けて運ぶ排水管12に開口している。突出フランジ10は、この例では、2つの排水孔11の縁部において分断されている。したがって、各排水孔11は、境界領域15からの液体と、突出フランジ10の反対側に位置する底壁2の中央領域14からの液体との双方を回収することができる。
船のタンクの場合、タンクから積荷を下ろした後、後方への勾配を付けて船の船殻を傾斜させるように船のバラストタンクを充填することができ、これにより、突出フランジ10の全周の底壁の境界領域15に蓄積した液体が、タンクの後部に位置する排水孔11に向かって重力によって流れる。
以下、突出フランジ10のいくつかの実施形態と、タンク壁を形成する多層モジュール式カバーのいくつかの実施形態とを記載する。以下に開示する組合せは限定的なものではなく、突出フランジの各実施形態は、多層モジュール式カバーの種々の実施形態とともに用いることができる。
第1の実施形態が図2及び図3に示されている。突出フランジ10は、この例では、底壁2に溶接された細長い金属部品20によって形成されている。金属部品20は、図2の断面図において見て取ることができる。図3では、金属部品20は切断されておらず、孔11の縁部に位置する端面が見えている。
タンク壁は、支持壁に並置される組立式のモジュール式断熱ブロックからなる。これらのモジュール式断熱ブロックは、平坦領域を覆う平坦な断熱ブロック21と、リッジ領域を覆う隅部用断熱ブロック22とを含む。断熱ブロック21又は22は、それぞれ、補助的な断熱バリア部材23、補助的な密閉バリア部材24及び主要な断熱バリア部材25を組み込んでいる。断熱ブロック21及び22は、種々の方法で、接着によって及び/又は機械的な取付け具、例えばボルト及びナットによって、支持構造体に取り付けることができる。
隅部用断熱ブロック22は、底壁2と隣接する側壁との間の角度に等しい角度、すなわち、図2では底壁2と下側斜面部分6との間のリッジ29において135度、図3では底壁2と横断方向後壁5との間のリッジ28において90度で曲がっている2つのウイング部を有する。
突出フランジ10は、それぞれ、リッジ28、29を覆う隅部用断熱ブロック22の列と、隅部用断熱ブロック22の列の隣で底壁2に置かれる平坦な断熱ブロック21の列との間に配置される。したがって、金属部品20は、底壁2に置かれる隅部用断熱ブロック22のウイング部の端面に対する位置決め停止部を提供し、隅部用断熱ブロック22の設置を容易にする。重合性樹脂のビード27、例えばエポキシパテを、金属部品20の隅部用断熱ブロック22の方を向く側に沿って配し、金属部品20に対して隅部用断熱ブロック22の位置を正確に調整することができる。重合性樹脂のビード27は、特に、2つの連続的な金属部品20がともに溶接されない場合、これらの部品間の接合部もシールすることができる。最後に、図2に見て取ることができるように、重合性樹脂のビード27は、支持構造体の凹凸を補償するシムとして機能するように、底壁2に置かれる隅部用断熱ブロック22のウイング部の下にも少なくとも部分的に配することができる。
例えばグラスウール又は他の材料製の断熱ライニング31が、突出フランジ10の上の断熱ブロックの2つの列間に配置され、補助的な断熱バリアにおける何もない空間を最小限にする。
主要な密閉メンブレン26が、断熱ブロック21及び22の上面に配置される。主要な密閉メンブレン26は、様々な方法で製造することができる。密閉メンブレン及び断熱ブロックの実施形態に関する他の詳細は、仏国特許出願公開第2691520号、米国特許第5586513号及び同第6035795号において見ることができる。
以下、図4及び図5に示されている第2の実施形態を記載する。同じ参照符号は、図2及び図3における要素と同様又は同一の要素を指し、再度説明はしない。
第2の実施形態では、突出フランジ10は、重合性樹脂のビード30のみによって形成される。
重合性樹脂のビード30は、底壁2に置かれる隅部用断熱ブロック22のウイング部の下の、リッジ28又は29から離れた壁の端部に配される。ここでもまた、重合性樹脂のビード30は、流れ落ちる水を押し留めることに加えて、支持構造体の凹凸を補償するシムとして機能することができる。
重合性樹脂のビード30は、エポキシパテとすることができる。パテは、エポキシ樹脂と、パテを塗布後に硬化させる硬化剤とからなるペースト状材料である。パテは、支持構造体の反対側になるように設計された断熱ブロックの面に塗布される。パテが硬化される前に、断熱ブロックが設置される。パテはこの設置の際に潰される。剛性のシム(図示せず)を支持壁に配置して、パテの最終厚さを制御し、同じ支持壁に配置される断熱ブロックの表面の平坦さを確保することができる。
主要な密閉メンブレンは、図4及び図5では省かれている。密閉メンブレン及び断熱ブロックの実施形態に関する他の詳細は、国際公開第2014/167214号及び同第2017/006044号において見ることができる。
以下、図6〜図9を参照して、第3の実施形態を記載する。同じ参照符号は、図1〜図5の要素と同様又は同一の要素を指し、再度説明はしない。
図6は、支持構造体の隅部において接合するリッジ28及び29を示している。タンク壁は、各縁部28、29に沿って、例えば合板製の一連の剛性プレート40を備える。剛性プレート40は、支持構造体のリッジ28又は29にまたがり、重合性樹脂のビード41によって底壁2に接着された第1の縁部と、重合性樹脂のビード42によって下側斜面部分6又は横断方向壁4若しくは5に対して接着された第2の縁部とを呈する。重合性樹脂のビード41は、連続的であり、突出フランジ10を構成する。重合性樹脂のビード42は、底壁2に水が流れ落ちることを妨げないように不連続になっている。
タンク壁の断熱バリアは、この場合、グラスウール、パーライト又は他の材料等の断熱材料が充填された、例えば木製の断熱ハウジング43からなる。断熱ハウジング43は、支持構造体の内面を実質的に覆うように支持壁に並置されている。図7及び図8において、剛性プレート40は、それぞれ、底壁2に取り付けられた断熱ハウジング43の列と、横断方向壁4若しくは5又は長手方向壁に取り付けられた断熱ハウジング43の列との間に設けられている。例えばグラスウール又は別の可撓性断熱材料製の断熱ライニング45も、断熱ハウジング43の2つの列間の剛性プレート40に設けられる。
図9は、排水孔が突出フランジから離れている場合の、底壁2において排水孔11のところに配置することができる断熱ハウジング50を示している。ここでは、突出フランジは剛性プレート40の下の重合性樹脂のビード41によって形成されている。ここでは、排水孔11は、底壁2の中央領域14の方にずらされている。他の断熱ハウジングは、見やすくするためにこの図からは省かれている。
断熱ハウジング50は、剛性プレート40と排水孔11との間に位置し、断熱ハウジング50の全幅を貫通する長方形部分によって流路51を画定する下側プレートにおける凹部を有する。流路51は、重合性樹脂のビード41に対して横断方向に延在する。重合性樹脂のビード41は、流路51の剛性プレート40の方を向く一端部に断絶部(図示せず)を呈し、境界領域15からの水又は液体が、流路51を通って排水孔11に流れ出ることを可能にする。
また、図6は、既知の技法に従って、密閉メンブレンの接続用のリングを取り付けるために、底壁2及び斜面部分6に溶接されるアンカープレート60を示している。
剛性プレート40及び剛性プレート40の下の重合性樹脂のビード41は、各アンカープレート60において分断されているが、重合性樹脂のビード41は、各アンカープレート60の2つの面にシール式に接続されている。さらに、リッジ29において、アンカープレート60は、液体のための通路を形成する開口61を呈することを見て取ることができる。
密閉メンブレンは、図7及び図8では省かれている。密閉メンブレン及び断熱ハウジングの実施形態に関する他の詳細は、仏国特許出願公開第2867831号及び同第2798358号において見ることができる。
図9に見て取ることができるように、1つの排水孔又は各排水孔11は、存在し得る固形廃棄物を濾過し、排出システムに入るのを阻止するように、格子55によって覆われることが好ましい。
図10を参照すると、LNG運搬船70の切欠き図により、船の二重船殻72に取り付けられる概ね角柱形状の密閉断熱タンク71を示している。タンク71の壁は、タンク内に収容される液化ガスと接触するように設計された主要な密閉バリアと、主要な密閉バリアと船の二重船殻72との間に取り付けられた補助的な密閉バリアと、主要な密閉バリアと補助的な密閉バリアとの間及び補助的な密閉バリアと二重船殻72との間にそれぞれ取り付けられた2つの断熱バリアとを備える。簡略化された変形形態において、船は一重船殻を備える。
従来の方法では、船の上甲板に配置された荷積み/荷下ろしパイプ73は、タンク71との間で液化ガスの積荷を移送するために、海運ターミナル又はポートターミナルに対して適切なコネクタによって接続することができる。
図10は、荷積み荷下ろしステーション75と、海中パイプライン76と、沿岸設備77とを備える海運ターミナルの一例を示している。荷積み荷下ろしステーション75は、可動アーム74と、可動アーム74を支持するタワー78とを備える固定型洋上設備である。可動アーム74は、荷積み/荷下ろしパイプ73に接続することができる可撓性断熱パイプ79の束を保持している。調整可能な可動アーム74は、全てのLNG運搬船のサイズに適合する。接続パイプ(図示せず)は、タワー78の内部に延在する。荷積み荷下ろしステーション75は、LNG運搬船70の沿岸設備77との間の荷積み及び荷下ろしを可能にする。この設備は、液化ガス貯蔵タンク80と、海中パイプライン76によって荷積み荷下ろしステーション75に接続される接続パイプ81とを備える。海中パイプライン76は、荷積み荷下ろしステーション75と沿岸設備77との間の長距離、例えば5kmにわたる液化ガスの移送を可能にし、荷積み及び荷下ろし作業中、LNG運搬船70を沿岸から長距離のところに維持することが可能である。
液化ガスの移送に必要な圧力を生成するために、船70に積載されているポンプ、及び/又は沿岸設備77に装備されているポンプ、及び/又は荷積み荷下ろしステーション75に装備されているポンプが用いられる。
「備える、含む、有する("contain", "comprise" or "include")」という動詞及びその活用形の使用は、請求項中に明記されている以外の他の要素又はステップの存在を排除するものではない。或る要素又はステップについて数量を特定しない用語(the indefinite article "a" or "an")の使用は、別段明記されない限り、複数のそのような要素又はステップの存在を排除するものではない。
特許請求の範囲において、括弧内の参照符号はいずれも請求項を限定するものとして解釈されるものではない。

Claims (18)

  1. 低温流体の貯蔵又は輸送用の密閉断熱タンクであって、
    該タンクは、
    支持構造体(1)を画定する支持壁と、前記支持壁の内面に取り付けられるタンク壁と、を備え、
    各タンク壁は、密閉メンブレンと、前記密閉メンブレンと前記支持壁との間に設けられる断熱バリアと、を備え、
    前記支持構造体は、支持底壁(2)を備え、
    前記支持底壁(2)は、前記支持構造体の排水を可能にするように、該支持底壁を貫通する排水孔(11)を有し、
    前記支持底壁は、液体の流れを前記排水孔に導く突出フランジ(10)を保持し、
    前記突出フランジは、前記支持底壁(2)の縁部に沿って、前記支持底壁の縁部からある距離を置いて連続的に前記支持底壁の実質的に全周に延在し、前記突出フランジ(10)は、前記支持底壁に取り付けられている前記タンク壁の前記断熱バリアによって覆われる、密閉断熱タンク。
  2. 前記突出フランジ(10)は、前記支持底壁(2)に接着するポリマー樹脂製のビード(41、30、27)を含む、請求項1に記載のタンク。
  3. 前記突出フランジ(10)は、前記支持底壁(2)に溶接される一連の金属部品(20)を含む、請求項1又は2に記載のタンク。
  4. 前記支持構造体は、該支持構造体のリッジ(28、29)上の前記支持底壁(2)の縁部に垂直又は斜めに接続する、少なくとも1つの支持側壁(4、5、6)を備え、
    前記突出フランジは、前記リッジに対して平行に配置される、請求項1〜3のいずれか1項に記載のタンク。
  5. 前記支持底壁に取り付けられている前記タンク壁の前記断熱バリアは、前記支持構造体の前記リッジに沿って設けられる複数の隅部用構造体(22)を備え、
    各隅部用構造体(22)は、前記支持底壁(2)の境界領域を覆う第1のウイング部と、前記第1のウイング部に対して傾斜しているとともに、前記支持側壁(4、5、6)の境界領域を覆う第2のウイング部と、を備える、請求項4に記載のタンク。
  6. 前記突出フランジは、前記隅部用構造体(22)の前記第1のウイング部の下に、前記隅部用構造体の前記第1のウイング部の外面に沿って、前記支持構造体の前記リッジ(28、29)に対向して配置される、請求項5に記載のタンク。
  7. 前記タンク壁の前記断熱バリアは、前記支持底壁(2)の前記内面を実質的に覆うように、前記支持底壁に取り付けられる複数の平坦な断熱ブロック(21)をさらに備え、
    前記突出フランジ(10)は、前記隅部用構造体(22)の前記第1のウイング部と前記平坦な断熱ブロック(21)との間に配置される、請求項5に記載のタンク。
  8. 前記支持底壁に取り付けられる前記タンク壁の前記断熱バリアは、前記支持構造体の前記リッジにまたがって、前記支持底壁上に支えられる第1の縁部及び前記支持側壁に当接して支えられる第2の縁部を有する剛性プレート(40)を備え、
    前記突出フランジは、前記剛性プレートの前記第1の縁部を接着によって前記支持底壁に取り付けるように、前記剛性プレートの前記第1の縁部と前記支持底壁(2)との間に設けられる重合性樹脂(41)のビードからなる、請求項4に記載のタンク。
  9. 前記タンク壁の前記断熱バリアは、前記支持底壁及び前記支持側壁の内面を実質的に覆うように、前記支持底壁(2)及び前記支持側壁(4、5、6)に取り付けられる平坦な断熱ブロック(43)を備え、
    前記剛性プレート(40)は、前記支持底壁に取り付けられる前記平坦な断熱ブロックの列と、前記支持側壁に取り付けられる前記平坦な断熱ブロックの列との間に設けられ、
    可撓性断熱材料(45)が、前記支持底壁に取り付けられる前記平坦な断熱ブロックの前記列と、前記支持側壁に取り付けられる前記平坦な断熱ブロックの前記列との間で前記剛性プレート(40)に設けられる、請求項8に記載のタンク。
  10. 前記突出フランジは、前記排水孔(11)において分断されており、前記液体の流れが前記排水孔の方に通過することを可能にする、請求項1〜9のいずれか1項に記載のタンク。
  11. 前記支持底壁(2)の縁部は、前記突出フランジ(10)の外側に位置し、前記排水孔(11)は、前記突出フランジ(10)の外側の反対側の内側に位置し、
    前記タンク壁の前記断熱バリアは、前記突出フランジの内側において前記支持底壁に取り付けられる平坦な断熱ブロック(43)を備え、
    前記突出フランジ(10)の断絶部と前記排水孔(11)との間に位置する平坦な断熱ブロック(50)は、前記平坦な断熱ブロック(50)の下面に流路(51)を確定する凹部を有し、
    前記流路は、前記突出フランジに対して横断方向に延在する、請求項10に記載のタンク。
  12. 前記排水孔(11)は、前記突出フランジ(10)と一列に並んで位置し、
    前記突出フランジは、前記排水孔の縁部において分断されている、請求項10に記載のタンク。
  13. 前記支持構造体は、船(70)の船殻であり、前記排水孔は、前記船の後部(5)の方に位置する前記支持底壁(2)の縁部の付近に位置する、請求項1〜12のいずれか1項に記載のタンク。
  14. 前記突出フランジ(10)は、前記支持底壁(2)の縁部からある距離を置いており、
    前記距離は、前記支持底壁の前記縁部に対して垂直な方向において前記支持底壁の寸法の10分の1よりも小さい、請求項1〜13のいずれか1項に記載のタンク。
  15. 前記排水孔には、水検知センサーが装備されている、請求項1〜14のいずれか1項に記載のタンク。
  16. 低温液体製品の輸送用の船(70)であって、該船は、船殻(72)及び請求項1〜15のいずれか1項に記載のタンクを備え、前記支持構造体は、該船の前記船殻(72)からなる、船。
  17. 請求項16に記載の船(70)の荷積み及び荷下ろしの方法であって、
    低温液体製品は、浮体貯蔵施設又は沿岸貯蔵施設(77)と前記船の前記タンク(71)との間で、断熱パイプ(73、79、76、81)を通して導かれる、方法。
  18. 低温液体製品の移送システムであって、
    該システムは、
    請求項16に記載の船(70)と、
    前記船の船殻に設置された前記タンク(71)を浮体貯蔵施設又は沿岸貯蔵施設(77)に接続するように設けられている断熱パイプ(73、79、76、81)と、
    前記浮体貯蔵施設又は前記沿岸貯蔵施設と前記船の前記タンクとの間で、前記断熱パイプを通る低温液体製品の流れをもたらすポンプと、を備える、移送システム。
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