JP6226901B2 - 発電システム - Google Patents
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Description
このうちブラシレス交流励磁方式は、固定子側の界磁巻線と、発電機の回転軸と直結している回転子側の電機子巻線とからなる交流励磁機の電機子巻線に誘起する電流を、回転整流器で整流して発電機の界磁巻線に供給するものである。一般に発電機定格運転時に交流励磁機の界磁巻線に印加する電圧は直流である。
ブラシレス交流励磁方式では交流励磁機の界磁巻線に印加する電圧が直流で界磁電流を一定に保った場合、発電機の静止時には発電機の界磁電流を流すことができず、発電機速度に応じて発電機の界磁電流が変化する。このため、発電機の起動時には交流励磁機に直流励磁を適用することはできない。
電源から供給される交流電力を可変電圧あるいは可変周波数の三相交流電力として出力する電力変換器と、
一次側に三相巻線を、二次側に第一の単相巻線と第二の単相巻線を有し、前記三相巻線は前記電力変換器の出力端に接続され、前記電力変換器からの三相交流電力を入力すると前記第一の単相巻線と前記第二の単相巻線に互いに位相差を有する交流電力を出力するスコット変圧器と、
電源から供給される交流電流を整流するサイリスタ励磁装置と、
一次側にd軸巻線とq軸巻線、二次側に回転型多相巻線を有する交流励磁機と、
一次側に、前記サイリスタ励磁装置の出力線、前記第一の単相巻線、および前記第二の単相巻線が接続され、二次側に、前記d軸巻線とq軸巻線が接続されるとともに、前記d軸巻線と前記第一の単相巻線または前記第二の単相巻線とを接続し、前記q軸巻線と他方の単相巻線とを接続する第一の接続、あるいは前記d軸巻線とq軸巻線とを直列に接続し、その両端に前記サイリスタ励磁装置の出力線を接続する第二の接続の何れかを選択して励磁方式の切替えを行う励磁方式切替え装置と、
前記回転型多相巻線に接続され、前記交流励磁機からの多相出力を整流する回転整流器と、
同期発電機界磁巻線、同期発電機電機子巻線を有し、前記同期発電機界磁巻線が前記回転整流器の出力端子に接続される同期発電機と、
前記同期発電機電機子巻線に接続された場合に、前記同期発電機の回転子の位置に応じた周波数と位相の電流出力を前記同期発電機電機子巻線に流すように駆動される静止型周波数変換器と、
前記電力変換器の出力電圧を検出するための電圧検出器と、
前記電圧検出器で検出された電圧を基に前記同期発電機の界磁電圧を推定する同期発電機界磁電圧推定部と、
を備え、
前記静止型周波数変換器が前記同期発電機電機子巻線に接続された場合に、前記励磁方式切替え装置で前記第一の接続を選択して前記d軸巻線とq軸巻線がdq直交軸を構成して、前記d軸巻線とq軸巻線に可変電圧あるいは可変周波数の電力を印加することで前記交流励磁機を交流励磁し、前記同期発電機の通常運転時には、前記サイリスタ励磁装置で電源からの交流電流を整流するとともに、前記励磁方式切替え装置で前記第二の接続を選択して前記d軸巻線と前記q軸巻線を直列接続して前記交流励磁機を直流励磁するものである。
電源から供給される交流電力を可変電圧あるいは可変周波数の二組の単相交流電力として出力する第一の単相出力と第二の単相出力を有する電力変換器と、
前記第一の単相出力が一次巻線に接続される第一の単相変圧器と、前記第二の単相出力が一次巻線に接続される第二の単相変圧器と、
電源から供給される交流電流を整流するサイリスタ励磁装置と、
一次側にd軸巻線とq軸巻線、二次側に回転型多相巻線を有する交流励磁機と、
一次側に、前記サイリスタ励磁装置の出力線、前記第一の単相変圧器の二次巻線、および前記第二の単相変圧器の二次巻線が接続され、二次側に、前記d軸巻線とq軸巻線が接続されるとともに、前記d軸巻線と前記第一の単相変圧器の二次巻線または前記第二の単相変圧器の二次巻線とを接続し、前記q軸巻線と他方の二次単相巻線とを接続する第一の接続、あるいは前記d軸巻線とq軸巻線とを直列に接続し、その両端に前記サイリスタ励磁装置の出力線を接続する第二の接続の何れかを選択して励磁方式の切替えを行う励磁方式切替え装置と、
前記回転型多相巻線に接続され、前記交流励磁機からの多相出力を整流する回転整流器と、
同期発電機界磁巻線、同期発電機電機子巻線を有し、前記同期発電機界磁巻線が前記回転整流器の出力端子に接続される同期発電機と、
前記同期発電機電機子巻線に接続された場合に、前記同期発電機の回転子の位置に応じた周波数と位相の電流出力を前記同期発電機電機子巻線に流すように駆動される静止型周波数変換器と、
前記電力変換器の出力電圧を検出するための電圧検出器と、
前記電圧検出器で検出された電圧を基に前記同期発電機の界磁電圧を推定する同期発電機界磁電圧推定部と、
を備え、
前記静止型周波数変換器が前記同期発電機電機子巻線に接続された場合に、前記励磁方式切替え装置で前記第一の接続を選択して前記d軸巻線とq軸巻線がdq直交軸を構成して、前記d軸巻線とq軸巻線に可変電圧あるいは可変周波数の電力を印加することで前記交流励磁機を交流励磁し、前記同期発電機の通常運転時には、前記サイリスタ励磁装置で電源からの交流電流を整流するとともに、前記励磁方式切替え装置で前記第二の接続を選択して前記d軸巻線と前記q軸巻線を直列接続して前記交流励磁機を直流励磁するものである。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる交流ブラシレス励磁装置を備えた発電システムの一例を示す構成図である。発電システム100は、同期発電機1と交流ブラシレス励磁装置2と回転整流器3と静止型周波数変換器(SFC)4を備えるものである。同期発電機1は、界磁巻線型で同期発電機電機子巻線21と同期発電機界磁巻線22を備えるものである。交流ブラシレス励磁装置2の交流出力は、回転整流器3に接続され、回転整流器3で整流された後、同期発電機界磁巻線22を直流励磁する。通常の発電時は、発電電力を同期発電機電機子巻線21の出力線6を介して送電している。開閉器5は通常の発電時は開路されている。同期発電機1の起動時は、開閉器5を閉路して電源7から電力を供給されるSFC4を同期発電機電機子巻線21に接続し、加速していく。ここで、電源7は例えば発電所内の電源系統に接続された図示しない変圧器の出力に相当する。変圧器の出力電圧はSFC4の入力に適合する電圧となっている。
なお、ここでは交流励磁機11を直流励磁で動作させる際にサイリスタ励磁装置14を用いたが、電源9から供給される交流を入力とし直流を出力して交流励磁機界磁巻線24、25に直流電流を流すことのできる電圧形電力変換器など別の形態の整流器を使用することができるのは自明である。
スコット変圧器15は三相交流から2組の単相交流を得ることができる変圧器であるが、具体的には90°の位相差を持った二相(dq軸)の交流を得る手段として使用している。スコット変圧器15の出力の片方を交流励磁機d軸界磁巻線24に、他方を交流励磁機q軸界磁巻線25に印加することにより、交流励磁機11はdq軸交流励磁で動作させる。
Ns=60×f1/p ・・・(1)
s=(Ns−N)/Ns ・・・(2)
E2=K1×f1×s×E1 ・・・(3)
ただし、K1は一定値である。
f2=−N×p/60 ・・・(4)
s=(f1+f2)/f1 ・・・(5)
なお、E2の周波数はすべり周波数となるから、式(6)で示せる。
s×f1=f1+f2 ・・・(6)
電流検出器16a、16bは電力変換器12の出力電流(インバータ出力電流)Iiu、Iiwを検出するもので、残り一相のIivについては電力変換器12が三相3線式であることから式(7)で演算することにしているが、電流検出器を設けてもよいのは言うまでもない。
Iiv=−Iiu−Iiw ・・・(7)
同期発電機界磁電圧指令値Vfrefは、例えばインバータ制御部36の内部に固定値として保持している。あるいは図示しない他の制御手段から同期発電機1の定数や周囲温度などの状態に応じた値を受け取る場合もある。界磁電圧一定制御時にはVfrefは一定値となるが、回路は誘導性であるから電圧形三相インバータ33の停止状態が解除され、出力電流が0の状態から電圧を出力する初期には、過電流を防ぐためVfrefを徐々に上昇させていくとよい。
る。
Iiuref=Iiref×sin(2π×f1ref×t) ・・・(8)
Iivref=Iiref×sin(2π×f1ref×t−2π/3)・・・(9)
Iiwref=Iiref×sin(2π×f1ref×t+2π/3)
・・・(10)
また、検出値はハードウェアまたはソフトウェアによるローパスフィルタを設けて、ノイズや制御に不要な高周波成分を除去してもよい。
ωF=2π×f1ref ・・・(11)
ωA=ωF+p×ωh ・・・・・(12)
Vf=Rf×If ・・・(13)
加えて、インバータ制御部36が同期発電機界磁電圧推定部46を備え、同期発電機界磁電圧推定値Vfhを求めて発電機界磁電圧を一定させる制御に使用するため、同期発電機界磁電圧Vfを検出する必要がないので、スリップリングが不要となり、小型、低コス
ト化を図ることができるうえ、保守性も向上する。
さらに、同期発電機1は、タービン等を接続して有効電力を供給するものに限定されず、無効電力のみを供給するものであってもよいことも自明である。
更には、直流励磁を行う交流電流をサイリスタ励磁装置14を通常運転時のみ使用する場合には、従来と同じ仕様のものを適用できる。
図10は、本発明の実施の形態2にかかる交流ブラシレス励磁装置を備えた発電システム100の、インバータ制御部36のブロック図である。以下、実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分のみ述べる。図4のインバータ制御部36と異なるのは、同期発電機界磁電圧推定部46にインバータ出力相電圧Viu、Viv、Viwと回転子機械角回転角速度推定値ωhに加えて、インバータ出力電流Iiu、Iiv、Iiwも入力されるところである。
図11は本発明の実施の形態3にかかる交流ブラシレス励磁装置を備えた発電システム100のインバータ制御部36のブロック図である。以下、実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分のみ述べる。図4のインバータ制御部36と異なるのは、同期発電機界磁電圧推定部46から出力された同期発電機界磁電圧推定値Vfhと回転子機械角回転角速度推定値ωhを入力とし、同期発電機界磁電圧補正値Vfh2を出力とする同期発電機界磁電圧の推定値補正部50を備えているところである。同期発電機界磁電圧制御部41にはVfh2が入力され、同期発電機界磁電圧Vfが同期発電機界磁電圧指令値Vfrefになるよう制御される。
まず、Vfh>Vfの誤差を持っている場合について説明する。このときVfhを用いて界磁電圧制御を行うと概ねVfh=Vfrefとなるから、Vf<Vfrefとなって界磁電圧が不足する。逆にVfh<Vfの誤差を持っている場合にはVf>Vfrefとなって界磁電圧が過剰になる。界磁電圧が不足すると同期発電機1の加速が遅くなり、界磁電圧が過剰になると加速が速くなる。
なお、テーブル53は、dωhに加えωhに依存してKdωを得る形態としても良いし、演算式でKdωを求めるようにしても良い。
図14は本発明の実施の形態4にかかる交流ブラシレス励磁装置を備えた発電システム100の構成図である。以下、実施の形態1、2、3と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分のみ述べる。図2の交流ブラシレス励磁装置2を備えた発電システム100と異なるのは、電力変換器12が電圧形三相インバータ33の代わりに電圧形単相インバータ37a、37bを備えることと、スコット変圧器15の代わりに単相変圧器18a、18bを備えることである。
電力変換器12はインバータ制御部36を備えており、電圧形単相インバータ37a、37bにゲート信号を与える。インバータ制御部36には、計器用変圧器26の二次側の相電圧Vtu、Vtv、Vtwと、電流検出器16a、16bの検出値Iid、Iiqと、電圧検出器17a、17bの検出値Vid、Viqと、が入力される。インバータ制御部36を構成する図14には図示しないが、インバータ電流指令値生成部42とインバータ電流制御部43は、三相ではなくdq軸として扱い、同様に図示しないゲート信号生成部44においてd軸の電圧指令値から電圧形単相インバータ37aのゲート信号、q軸の電圧指令値から電圧形単相インバータ37bのゲート信号を生成すればよい。
11 交流励磁機、12 電力変換器、13 励磁方式切替え装置、14 サイリスタ励磁装置、15 スコット変圧器、16a、16b 電流検出器、17a、17b 電圧検出器、18a、18b 単相変圧器、21 同期発電機電機子巻線、22 同期発電機界磁巻線、23 交流励磁機電機子巻線、24 交流励磁機d軸界磁巻線、25 交流励磁機q軸界磁巻線、26 計器用変圧器、 31 ダイオード整流器、32 平滑コンデンサ、33 電圧形三相インバータ、34a、34b、35a、35b、35c 開閉器、36 インバータ制御部、37a、37b 電圧形単相インバータ、46 同期発電機界磁電圧推定部、100 発電システム
Claims (5)
- 電源から供給される交流電力を可変電圧あるいは可変周波数の三相交流電力として出力する電力変換器と、
一次側に三相巻線を、二次側に第一の単相巻線と第二の単相巻線を有し、前記三相巻線は前記電力変換器の出力端に接続され、前記電力変換器からの三相交流電力を入力すると前記第一の単相巻線と前記第二の単相巻線に互いに位相差を有する交流電力を出力するスコット変圧器と、
電源から供給される交流電流を整流するサイリスタ励磁装置と、
一次側にd軸巻線とq軸巻線、二次側に回転型多相巻線を有する交流励磁機と、
一次側に、前記サイリスタ励磁装置の出力線、前記第一の単相巻線、および前記第二の単相巻線が接続され、二次側に、前記d軸巻線とq軸巻線が接続されるとともに、前記d軸巻線と前記第一の単相巻線または前記第二の単相巻線とを接続し、前記q軸巻線と他方の単相巻線とを接続する第一の接続、あるいは前記d軸巻線とq軸巻線とを直列に接続し、その両端に前記サイリスタ励磁装置の出力線を接続する第二の接続の何れかを選択して励磁方式の切替えを行う励磁方式切替え装置と、
前記回転型多相巻線に接続され、前記交流励磁機からの多相出力を整流する回転整流器と、
同期発電機界磁巻線、同期発電機電機子巻線を有し、前記同期発電機界磁巻線が前記回転整流器の出力端子に接続される同期発電機と、
前記同期発電機電機子巻線に接続された場合に、前記同期発電機の回転子の位置に応じた周波数と位相の電流出力を前記同期発電機電機子巻線に流すように駆動される静止型周波数変換器と、
前記電力変換器の出力電圧を検出するための電圧検出器と、
前記電圧検出器で検出された電圧を基に前記同期発電機の界磁電圧を推定する同期発電機界磁電圧推定部と、
を備え、
前記静止型周波数変換器が前記同期発電機電機子巻線に接続された場合に、前記励磁方式切替え装置で前記第一の接続を選択して前記d軸巻線とq軸巻線がdq直交軸を構成して、前記d軸巻線とq軸巻線に可変電圧あるいは可変周波数の電力を印加することで前記交流励磁機を交流励磁し、前記同期発電機の通常運転時には、前記サイリスタ励磁装置で電源からの交流電流を整流するとともに、前記励磁方式切替え装置で前記第二の接続を選択して前記d軸巻線と前記q軸巻線を直列接続して前記交流励磁機を直流励磁することを特徴とする発電システム。 - 前記同期発電機界磁電圧推定部は、
前記同期発電機の電機子電圧を検出するための計器用変圧器と、
この計器用変圧器で検出された前記電機子電圧の周波数から、前記同期発電機の回転角速度を推定する回転角速度推定部と、を備え、
前記電圧検出器で検出された電圧と前記回転角速度推定部で推定された回転角速度推定値を基に、前記同期発電機の界磁電圧を推定することを特徴とする請求項1に記載の発電システム。 - 前記同期発電機界磁電圧推定部は、
前記電力変換器の出力電流を検出し、制御信号に変換するための電流検出器を備え、
前記電圧検出器で検出された電圧と、前記回転角速度推定部で推定された回転角速度推定値と、前記電流検出器で検出された電流と、を基に、前記同期発電機の界磁電圧を推定することを特徴とする請求項2に記載の発電システム。 - 前記回転角速度推定値の変化量を求める変化量演算器を備え、
前記同期発電機界磁電圧推定部で推定された前記同期発電機の界磁電圧推定値を前記変化量演算器で求めた変化量で補正することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の発電システム。 - 電源から供給される交流電力を可変電圧あるいは可変周波数の二組の単相交流電力として出力する第一の単相出力と第二の単相出力を有する電力変換器と、
前記第一の単相出力が一次巻線に接続される第一の単相変圧器と、前記第二の単相出力が一次巻線に接続される第二の単相変圧器と、
電源から供給される交流電流を整流するサイリスタ励磁装置と、
一次側にd軸巻線とq軸巻線、二次側に回転型多相巻線を有する交流励磁機と、
一次側に、前記サイリスタ励磁装置の出力線、前記第一の単相変圧器の二次巻線、および前記第二の単相変圧器の二次巻線が接続され、二次側に、前記d軸巻線とq軸巻線が接続されるとともに、前記d軸巻線と前記第一の単相変圧器の二次巻線または前記第二の単相変圧器の二次巻線とを接続し、前記q軸巻線と他方の二次単相巻線とを接続する第一の接続、あるいは前記d軸巻線とq軸巻線とを直列に接続し、その両端に前記サイリスタ励磁装置の出力線を接続する第二の接続の何れかを選択して励磁方式の切替えを行う励磁方式切替え装置と、
前記回転型多相巻線に接続され、前記交流励磁機からの多相出力を整流する回転整流器と、
同期発電機界磁巻線、同期発電機電機子巻線を有し、前記同期発電機界磁巻線が前記回転整流器の出力端子に接続される同期発電機と、
前記同期発電機電機子巻線に接続された場合に、前記同期発電機の回転子の位置に応じた周波数と位相の電流出力を前記同期発電機電機子巻線に流すように駆動される静止型周波数変換器と、
前記電力変換器の出力電圧を検出するための電圧検出器と、
前記電圧検出器で検出された電圧を基に前記同期発電機の界磁電圧を推定する同期発電機界磁電圧推定部と、
を備え、
前記静止型周波数変換器が前記同期発電機電機子巻線に接続された場合に、前記励磁方式切替え装置で前記第一の接続を選択して前記d軸巻線とq軸巻線がdq直交軸を構成して、前記d軸巻線とq軸巻線に可変電圧あるいは可変周波数の電力を印加することで前記交流励磁機を交流励磁し、前記同期発電機の通常運転時には、前記サイリスタ励磁装置で電源からの交流電流を整流するとともに、前記励磁方式切替え装置で前記第二の接続を選択して前記d軸巻線と前記q軸巻線を直列接続して前記交流励磁機を直流励磁することを特徴とする発電システム。
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