JP6226371B2 - Dsrc通信異常監視装置、及びdsrc通信異常監視プログラム - Google Patents

Dsrc通信異常監視装置、及びdsrc通信異常監視プログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、走行する車両と通信を行うDSRC通信異常監視装置、及びDSRC通信異常監視プログラムに関する。
従来、道路状況把握装置を構成するカメラおよび無線装置の検出異常を判定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−68851号公報
しかしながら、車両が多く道路が混雑している場合、カメラ画像では正確な車両通過数を検出することができない。また、車載装置を搭載していない車両については、無線通信で当該車両の通行を検出できない。そのため、誤判定を起こすという課題を有していた。
本発明が解決しようとする課題は、カメラ又は無線装置の異常をより的確に検出することができる、DSRC通信異常監視装置、及びDSRC通信異常監視プログラムを提供することである。
実施形態のDSRC通信異常監視装置は、パラメータ取得部と、画像認識部と、通行数算出部とを備える。DSRC通信異常監視装置は、車両に搭載されたDSRC車載装置と通信を行うDSRC通信装置の異常を監視する。パラメータ取得部は、監視領域の、過去の単位時間における車両の平均通行数を取得する。画像認識部は、撮影装置が前記監視領域を撮影して得た撮影画像から、移動体である車両画像を検出する。通行数算出部は、前記単位時間における車両の通行数に対するDSRC車載装置を搭載していない車両の通行数の割合を表す割合値を補正値として算出し、前記画像認識部が検出した前記車両画像の数量を前記補正値で補正して第1の車両検出数を算出し、前記第1の車両検出数と前記DSRC通信装置が通信を行った車両数である第2の車両検出数を算出し、前記第1の車両検出数と第2の車両検出数とを比較することで前記DSRC通信装置の異常状態を検出する。
実施形態の車両数計数装置を適用した車両数計数システムと、計数の対象である車両とを含む全体システムの、概略の機能構成を示すブロック図である。 実施形態におけるパラメータ記憶部が記憶するパラメータテーブルのデータ構成の例を示す図である。 実施形態の制御装置の単位時間における動作の手順を示すフローチャートである。 実施形態の制御装置の単位時間における動作の手順を示すフローチャートである。
以下、実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、実施形態の車両数計数装置を適用した車両数計数システムと、計数の対象である車両とを含む全体システムの、概略の機能構成を示すブロック図である。同図において、車両数計数システムは、撮影装置2と、DSRC(Dedicated Short Range Communications)通信装置(路側通信装置)3と、制御装置4とを含む。
撮影装置2は、車両が通行する領域(例えば、高速道路や一般道路等の車道、駐車場の走行スペース)における監視領域を撮影可能な位置および姿勢により設置される。例えば、撮影装置2は、車道の上方の位置に、対向から到来する車両(対向車両)を撮影可能な姿勢にて固定設置される。この場合、撮影装置2は、車道上の監視領域において対向車両を斜め上方向から撮影する。撮影装置2は、撮影画像生成部20を備える。撮影画像生成部20は、監視領域を繰り返し撮影して複数の撮影画像を生成し、これら複数の撮影画像を順次制御装置4に供給する。撮影装置2は、時系列に静止画像を生成可能なデジタルカメラ、またはビデオカメラにより実現される。
DSRC通信装置3は、DSRC車載装置10を搭載した車両1が前記の監視領域に進入した場合に、DSRC車載装置10と狭域通信(DSRC)を行う無線通信装置である。なお、DSRC通信装置3とDSRC車載装置10との通信方式は、DSRCに限られず、他の無線通信方式であってもよい。DSRC通信装置3は、検出信号生成部30を備える。検出信号生成部30は、DSRC車載装置10と通信を行い、この通信が実現したことに応じて所定時間長の検出信号を生成し、この検出信号を制御装置4に供給する。所定時間長は、固定長(例えば、1秒)であってもよいし、DSRC通信装置3とDSRC車載装置10とが通信を行っている間の時間であってもよい。すなわち、検出信号生成部30が生成する検出信号は、DSRC通信装置3がDSRCの通信相手である車両を検出したことを示す信号である。
実施形態において、撮影装置2およびDSRC通信装置3の設置条件は、撮影装置2の撮影画像生成部20が監視領域に進入した車両1を画像フレームにとらえる時点において、DSRC通信装置3の検出信号生成部30が車両1に搭載されたDSRC車載装置10と通信可能な距離となることとする。
なお、撮影装置2およびDSRC通信装置3の設置条件は、上記に限らず、監視領域において、撮影画像生成部20が車両1を画像フレームにとらえたのちに、検出信号生成部30がDSRC車載装置10と通信を開始してもよいし、当該監視領域において、検出信号生成部30がDSRC車載装置10と通信を開始したのちに、撮影画像生成部20が車両1を画像フレームにとらえてもよい。
制御装置4は、撮影装置2が生成した撮影画像と、DSRC通信装置3が生成した検出信号とに基づいて、監視領域における単位時間(例えば、1時間)での車両の通行数を算出して出力する。また、制御装置4は、撮影装置2およびDSRC通信装置3を監視し、撮影装置2またはDSRC通信装置3いずれかの異常を検出した場合に報知する。制御装置4は、車両数計数装置40と、パラメータ記憶部41とを含む。
パラメータ記憶部41は、パラメータテーブルを記憶する。このパラメータテーブルは、監視領域の、過去の一定期間(例えば、4か月)分の、所定日別、単位時間ごとの車両の平均通行数を格納したデータテーブルである。パラメータ記憶部41に記憶されたパラメータテーブルは、車両数計数装置40によって更新される。パラメータテーブルのデータ構成については、後述する。
車両数計数装置40は、撮影画像取得部11と、画像認識部12と、通信処理部13と、パラメータ取得部14と、通行数算出部15とを備える。
撮影画像取得部11は、撮影画像生成部20が供給する撮影画像を取り込み、この撮影画像を画像認識部12に供給する。なお、撮影画像取得部11は、複数フレーム分の記憶容量を有した画像メモリ(バッファメモリ)を備えてもよい。この場合、撮影画像取得部11は、撮影画像生成部20が供給する複数の撮影画像を画像メモリに記憶(バッファリング)させ、この画像メモリから時系列に、順次または間引きして撮影画像を画像認識部12に読み出させるようにする。
画像認識部12は、時系列に撮影画像を取り込み、これら一連の撮影画像から移動体である車両の画像(車両画像)を検出する。具体的に、画像認識部12は、背景画像をあらかじめ記憶する。この背景画像は、道路面(例えば、車道のアスファルト舗装面)の撮像画像データである。画像認識部12は、取り込んだ撮影画像ごとに、当該撮影画像と背景画像との画素ごとの差分をとり、差分値が所定の閾値以上となる画素を抽出する。そして、画像認識部12は、抽出した画素で構成される抽出画像から、独立して存在する所定画素数以下の画素領域をノイズ領域とみなして削除する画像処理を実行し、独立して存在する車両候補画像を生成する。そして、画像認識部12は、時間軸上隣り合う車両候補画像が画像平面上においてずれることを検出した場合に、当該車両候補画像を車両画像として検出する。
通信処理部13は、検出信号生成部30が供給する検出信号を取り込む。
パラメータ取得部14は、例えば内蔵する時計を計時して現在時刻(例えば、“年・月・日・曜日・時・分”)を取得し、この現在時刻に対応する月、曜日における単位時間に対するパラメータ、すなわち、当該単位時間に対応する車両の平均通行数を、パラメータ記憶部41から取得する。
通行数算出部15は、一定期間(例えば、1年)における車両の通行数に対するDSRC車載装置を搭載していない車両(DSRC車載装置非搭載車両、車載装置非搭載車両)の通行数の割合を表す割合値、当該一定期間における単位時間あたりの最大通行車両数および最小通行車両数、ならびに最大重み係数(これらを補正パラメータと呼ぶ。)を記憶する。
通行数算出部15は、補正パラメータとパラメータ取得部14が取得した単位時間あたりの平均通行数とに基づいて補正値を算出する。この補正値の計算方法については、後述する。
通行数算出部15は、算出した補正値と画像認識部12が検出した車両画像の数量とに基づいて第1の車両検出数を算出する。具体的に、通行数算出部15は、画像認識部12が検出した車両画像の数に補正値を乗算し、第1の車両検出数を得る。これにより、通行数算出部15は、道路の混雑状況やDSRCの利用の割合を考慮して、撮影画像から車両数を得ることができる。
また、通行数算出部15は、通信処理部13が検出信号を取得するたびに内蔵するカウンタを一ずつ増やし、そのカウント値を第2の車両検出数(DSRC車載装置搭載車両数)として得る。そして、通行数算出部15は、第1の車両検出数および第2の車両検出数に基づいて、監視領域における単位時間での車両の通行数を算出する。具体的に、通行数算出部15は、第1の車両検出数と第2の車両検出数との差分を計算し、差分値があらかじめ決められた所定数未満である場合に、第1の車両検出数または第2の車両検出数いずれかを、当該単位時間における車両の通行数として出力する。通行数算出部15が第1の車両検出数または第2の車両検出数いずれを選択するかは、任意である。一方、第1の車両検出数が第2の車両検出数よりも所定数以上大きい場合、通行数算出部15は、DSRC通信装置3が異常状態であることを示す通信異常情報を出力し、また、第2の車両検出数が第1の車両検出数よりも所定数以上大きい場合、撮影装置2が異常状態であることを示す撮影異常情報を出力する。
次に、通行数算出部15による補正値の計算方法について説明する。過去の一定期間(例えば、1年間)について、単位時間(例えば、1時間)ごとの監視領域における車両の通行数を、制御装置4に記憶させる。例えば、監視領域が高速道路の一部である場合、料金所における収受結果から車両の通行数を得ることができる。制御装置4は、これらの通行数のデータから、単位時間あたりの最大通行車両数Nmaxおよび最小通行車両数Nminを求める。また、制御装置4は、当該一定期間における車両の通行数に対するDSRC車載装置非搭載車両の通行数の割合を表す割合値Yを計算する。
また、当該一定期間における繁忙期の渋滞ピークに対応する単位時間における監視領域の車両の通行数を、測定者の目視によって計数しておき、この目視による通行数と車両数計数装置40が出力する車両の通行数との誤差が最も小さくなるような最大重み係数Xを求める。
そして、当該一定期間を、月あたりの平均通行数に応じて、例えば、閑散期、通常期、および繁忙期の三つの時期に区分し、曜日別に単位時間ごとの平均通行数を格納した時期ごとのパラメータテーブルを作成し、これら三つのパラメータテーブルをパラメータ記憶部41に記憶させる。
図2は、パラメータ記憶部41が記憶するパラメータテーブルのデータ構成の例を示す図である。同図は、例えば繁忙期である8月から11月まで(4か月)について、曜日別に単位時間(1時間)ごとの平均通行数を格納したパラメータテーブルである。このパラメータテーブルによれば、8月から11月までの4か月における月曜日0時0分から1時間の間の平均通行数は36台であり、火曜日1時0分から1時間の間の平均通行数は14台である。
最大通行車両数Nmax、最小通行車両数Nmin、割合値Y、および最大重み係数Xを有する補正パラメータを、通行数算出部15にあらかじめ記憶させる。
通行数算出部15は、下記の(1)式を計算することによって単位時間に対する補正値Wを得る。ただし、Naveは、パラメータテーブルから抽出した当該単位時間における平均通行数である。
Figure 0006226371
補正値Wは、当該単位時間あたりの平均通行数Naveが大きいほど、または割合値Yが大きいほど、第1の車両検出数が大きくなるよう補正する値である。
次に、制御装置4の動作を説明する。
図3および図4は、制御装置4の単位時間における動作の手順を示すフローチャートである。
ステップS1において、パラメータ取得部14は、現在時刻が含まれる月、曜日における時間(単位時間)に対応するパラメータ、すなわち、当該単位時間に対応する車両の平均通行数Naveを、パラメータ記憶部41から読み込む。
次に、通行数算出部15は、あらかじめ記憶している補正パラメータ(割合値Y、最大通行車両数Nmax、最小通行車両数Nmin、および最大重み係数X)と、パラメータ取得部14が取得した単位時間あたりの平均通行数Naveとに基づき、上記の(1)式によって補正値Wを算出する。
次に、ステップS2において、車両数計数装置40は、車両画像の検出処理を実行する。具体的に、撮影画像取得部11は、撮影装置2の撮影画像生成部20が供給する一連の撮影画像を取り込み、これらの撮影画像を画像認識部12に供給する。次に、画像認識部12は、これらの撮影画像を取り込んで、一連の撮影画像から移動体である車両の画像(車両画像)を検出する。
次に、ステップS3において、車両数計数装置40は、DSRCによる車両検出処理を実行する。具体的に、通信処理部13は、DSRC通信装置3の検出信号生成部30が検出信号を供給した場合に、この検出信号を取り込む。
次に、通行数算出部15は、画像認識部12が車両画像を検出した場合(ステップS4:YES)、ステップS5において、その車両画像の計数(計数値=A)を行う。
次に、通行数算出部15は、通信処理部13が検出信号を取り込んだことに応じて(ステップS6:YES)、ステップS7において、第2の車両検出数(B)を得る。
次に、ステップS8において、通行数算出部15は、補正値Wと画像認識部12が検出した車両画像の数量Aとに基づいて第1の車両検出数を算出する(W×A)。
次に、ステップS9において、第1の車両検出数が第2の車両検出数よりも所定数以上大きい場合(ステップS9:YES)はステップS10の処理に移行し、それ以外の場合はステップS11の処理に移行する。
ステップS10において、通行数算出部15は、DSRC通信装置3が異常状態であることを示す通信異常情報を出力し、ステップS1の処理に戻る。
ステップS11において、第2の車両検出数が第1の車両検出数よりも所定数以上大きい場合(ステップS11:YES)はステップS12の処理に移行し、それ以外の場合はステップS13の処理に移行する。
ステップS12において、通行数算出部15は、撮影装置2が異常状態であることを示す撮影異常情報を出力し、ステップS1の処理に戻る。
ステップS13において、第1の車両検出数または第2の車両検出数いずれか(例えば、第1の車両検出数)を、単位時間における車両の通行数として出力する。
次に、ステップS14において、通行数算出部15は、画像認識部12が検出した車両画像の数量Aで、パラメータ記憶部41に記憶されたパラメータテーブルにおける該当する項目を更新し、ステップS1の処理に戻る。
以上説明したように、実施形態の車両数計数装置40は、車両が通行する領域における監視領域の、過去の単位時間における車両の平均通行数を取得するパラメータ取得部14を備える。また、車両数計数装置40は、撮影装置2が監視領域を撮影して得た撮影画像を取得する撮影画像取得部11を備える。また、車両数計数装置40は、撮影画像取得部11が取得した撮影画像から、移動体である車両画像を検出する画像認識部12を備える。また、車両数計数装置40は、車両1に搭載されたDSRC車載装置10と通信したDSRC通信装置3から、車両1の検出信号を取得する通信処理部13を備える。また、車両数計数装置40は、単位時間において、一定期間における車両の通行数に対するDSRC車載装置を搭載していない車両の通行数の割合を表す割合値Yとパラメータ取得部14が取得した単位時間あたりの平均通行数Naveとに基づいて補正値Wを算出し、補正値Wと画像認識部12が検出した車両画像の数量とに基づいて第1の車両検出数を算出し、第1の車両検出数と通信処理部13が取得した検出信号に応じて得られる第2の車両検出数とに基づいて、監視領域における単位時間の車両の通行数を算出する通行数算出部15を備える。
実施形態の車両数計数装置40は、撮影装置2およびDSRC通信装置3それぞれにより得られた車両の数量に基づいて、監視領域における単位時間での車両数を求める。実際には、渋滞した道路状況では車間距離が短くなって車両画像が重複することがある。このため、画像処理によって車両画像を区別することが困難となり、撮影画像のみから車両数を正確に得られない場合が生じ得る。また、DSRC車載装置非搭載車両は通信を行わないため、DSRC通信装置3のみによって正確な車両数を得ることができない。よって、実施形態では、道路の混雑状況およびDSRC車載装置非搭載車両を考慮した補正値を車両画像の数量に適用し、この補正後の車両数とDSRC通信装置3から得られる車両数とを比較することによって、監視領域における単位時間での車両数を精度よく取得し、的確に異常を検出する。
なお、本実施形態では、パラメータテーブルを閑散期、通常期、および繁忙期の三つに分けたが、この区分は任意であり、例えば、日本国における4月下旬から5月上旬かけての連休を含む週に対応したパラメータテーブルを用いてもよい。これにより、時期や季節によって交通量が大きく変わるような道路に対して、時期ごとや季節ごとに最適化された補正値を与えるため、閑散とした道路状況や混雑した道路状況でも、高精度に車両数を得ることができ、また、撮影装置2およびDSRC通信装置3の相互異常判定を高精度に行うことができる。
また、本実施形態では、通行数算出部15が、車両画像の数に補正値を乗算して第1の車両検出数を得る例とした。これ以外に、通行数算出部15が、検出信号を取得したことに応じて得る車両数に補正値を適用して第2の車両検出数を得るようにしてもよい。これによっても、通行数算出部15は、道路の混雑状況やDSRCの利用の割合を考慮して、車両数を得ることができる。
また、上述した実施形態の車両数計数装置40の一部の機能をコンピュータで実現するようにしてもよい。この場合、その機能を実現するための車両数計数プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録された車両数計数プログラムをコンピュータシステムに読み込ませて、このコンピュータシステムが実行することにより、当該機能を実現してもよい。なお、このコンピュータシステムとは、オペレーティングシステム(Operating System;OS)や周辺装置のハードウェアを含むものである。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、光ディスク、メモリカード等の可搬型記録媒体、コンピュータシステムに備えられる磁気ハードディスクやソリッドステートドライブ等の記憶装置のことをいう。さらに、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、インターネット等のコンピュータネットワーク、および電話回線や携帯電話網を介してプログラムを送信する場合の通信回線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、さらには、その場合のサーバ装置やクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持するものを含んでもよい。また上記の車両数計数プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせにより実現するものであってもよい。
以上、詳述した少なくとも一つの実施形態の車両数計数装置、車両数計数プログラム、および車両数計数システムによれば、一定期間における車両の通行数に対するDSRC車載装置非搭載車両の通行数の割合を表す割合値と単位時間あたりの平均通行数とに基づいて補正値を算出し、この補正値と画像認識部が検出した車両画像の数量とに基づいて第1の車両検出数を算出し、この第1の車両検出数と通信処理部が取得した検出信号に応じて得られる第2の車両検出数とに基づいて、監視領域における単位時間の車両の通行数を算出する。これにより、道路が渋滞している場合においても、誤判定を低減させて車両数を計測することができる。
以上、いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…車両、2…撮影装置、3…DSRC通信装置(路側通信装置)、4…制御装置、10…DSRC車載装置(車載装置)、11…撮影画像取得部、12…画像認識部、13…通信処理部、14…パラメータ取得部、15…通行数算出部、20…撮影画像生成部、30…検出信号生成部、40…車両数計数装置、41…パラメータ記憶部

Claims (7)

  1. 車両に搭載されたDSRC車載装置と通信を行うDSRC通信装置の異常を監視するDSRC通信異常監視装置であって、
    監視領域の、過去の単位時間における車両の平均通行数を取得するパラメータ取得部と、
    撮影装置が前記監視領域を撮影して得た撮影画像から、移動体である車両画像を検出する画像認識部と、
    前記単位時間における車両の通行数に対するDSRC車載装置を搭載していない車両の通行数の割合を表す割合値を補正値として算出し、前記画像認識部が検出した前記車両画像の数量を前記補正値で補正して第1の車両検出数を算出し、前記第1の車両検出数と前記DSRC通信装置が通信を行った車両数である第2の車両検出数を算出し、前記第1の車両検出数と第2の車両検出数とを比較することで、前記DSRC通信装置の異常状態を検出する通行数算出部と、
    を備えるDSRC通信異常監視装置。
  2. 前記補正値は、前記単位時間あたりの平均通行数が大きいほど、または前記割合値が大きいほど、前記第1の車両検出数が大きくなるよう補正する値である、
    請求項1記載のDSRC通信異常監視装置。
  3. 前記通行数算出部は、前記第1の車両検出数が前記第2の車両検出数よりも所定数以上大きい場合、前記DSRC通信装置が異常状態であることを示す通信異常情報を出力し、前記第2の車両検出数が前記第1の車両検出数よりも所定数以上大きい場合、前記撮影装置が異常状態であることを示す撮影異常情報を出力する、
    請求項1または請求項2いずれか記載のDSRC通信異常監視装置。
  4. 前記補正値は、閑散期、通常期又は繁忙期の時期で区分されて設定されている、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のDSRC通信異常監視装置。
  5. 前記補正値は、前記平均通行数を曜日で区分されて設定されている、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のDSRC通信異常監視装置。
  6. 前記通行数算出部は、事前に前記割合値を予め算出して記憶している、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のDSRC通信異常監視装置。
  7. 車両に搭載されたDSRC車載装置と通信を行うDSRC通信装置の異常を監視するDSRC通信異常監視装置のコンピュータに、
    監視領域の、過去の単位時間における車両の平均通行数を取得するパラメータ取得手段、
    撮影装置が前記監視領域を撮影して得た撮影画像から、移動体である車両画像を検出する画像認識手段、
    前記単位時間における車両の通行数に対するDSRC車載装置を搭載していない車両の通行数の割合を表す割合値を補正値として算出し、前記画像認識手段が検出した前記車両画像の数量を前記補正値で補正して第1の車両検出数を算出し、前記第1の車両検出数と前記DSRC通信装置が通信を行った車両数である第2の車両検出数を算出し、前記第1の車両検出数と第2の車両検出数とを比較することで、前記DSRC通信装置の異常状態を検出する通行数算出手段、
    を実行させるためのDSRC通信異常監視プログラム。
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