JP6225578B2 - ドラムカートリッジ - Google Patents

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本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に装着されるドラムカートリッジに関する。
電子写真方式が採用される画像形成装置として、トナーに対応して1ないし複数の感光体を備えるレーザプリンタが知られている。
このようなレーザプリンタに装着されるドラムユニットとして、たとえば、感光ドラムの両端部に取り付けられるフランジ部材と、フランジ部材を回転可能に支持する軸受とを備えるドラムユニットが知られている。例えば、このドラムユニットでは、各フランジ部材の外周面にそれぞれコイルばねを巻回している。各コイルばねは、感光ドラムの回転方向と反対方向に巻回されており、その一端がドラムユニットの筐体に係止されている。そして、感光ドラムを回転させると、各コイルばねが係止端部を支点として揺動する。その結果、感光ドラムの両端部が径方向に付勢され、感光ドラムが軸受に対して位置決めされる(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−73445号公報
しかるに、上記特許文献1に記載のドラムユニットでは、感光ドラムを確実に位置決めできないおそれがある。たとえば、感光ドラムを位置決めするために、感光ドラムを径方向に強く付勢することが検討されるが、感光ドラムを径方向に強く付勢すると、感光ドラムと軸受との間の摩擦力が増える。その結果、感光ドラムの軸方向における移動が困難となるため、軸方向において感光ドラムを精度良く位置決めできなくなるおそれがある。
そこで、本発明の目的は、感光ドラムを確実に位置決めすることができるドラムカートリッジを提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明のドラムカートリッジは、本体側駆動部を備える画像形成装置本体に着脱可能なドラムカートリッジにおいて、感光ドラムと、感光ドラムの回転軸線方向において感光ドラムに対して一方に配置される第1側壁と、回転軸線方向において感光ドラムに対して他方に配置される第2側壁と、を有する筐体と、本体側駆動部と連結する駆動受け部と、筐体の第1側壁に支持される支持部と、を有し、感光ドラムの一端に取り付けられるフランジと、感光ドラムを回転軸線方向の他方に向けて付勢している付勢部材と、を備える。付勢部材は、筐体の第1側壁と感光ドラムとの間に配置されている。
このような構成によれば、フランジの駆動受け部は、本体側駆動部と連結するときに、本体側駆動部からの押圧力を受ける。また、付勢部材は、感光ドラムを回転軸線方向の他方に向けて付勢する。
そのため、感光ドラムを、本体側駆動部からの押圧力および付勢部材の付勢力の両方により、回転軸線方向の他方に向けて押圧することができる。
その結果、感光ドラムを回転軸線方向において確実に位置決めできる。
(2)また、付勢部材は、線材が巻回されることにより構成されるコイルばねであってもよい。
このような構成によれば、簡易な構成で感光ドラムを回転軸線方向の他方に向けて押圧できる。
(3)また、フランジの一部は、コイルばねの巻回部の内方に位置してもよい。
このような構成によれば、フランジの周囲においてコイルばねを効率良く配置できる。
また、コイルばねの軸心と感光ドラムの軸心とを一致させることができ、コイルばねにより感光ドラムを安定して回転軸線方向の他方に向けて付勢できる。
(4)また、コイルばねの一端部は、フランジに当接してもよい。
このような構成によれば、感光ドラムが回転すると、感光ドラムと一体的にフランジが回転し、コイルばねの一端部がフランジに摺接する。
そのため、コイルばねの一端部とフランジとの間に摩擦力が発生し、感光ドラムの回転速度の変動を抑制できる。
(5)また、フランジは、コイルばねの一端部と当接し、コイルばねの一端部を収容する溝を有してもよい。
このような構成によれば、コイルばねの一端部は、フランジの溝に沿うように案内される。
そのため、感光ドラムが回転することによりコイルばねの位置がずれることを抑制できる。
(6)また、コイルばねの他端部は、筐体の第1側壁に固定されてもよい。
このような構成によれば、コイルばねの他端部は、筐体の第1側壁に固定され、コイルばねの一端部は、フランジに当接する。
そのため、感光ドラムと一体的にフランジが回転すると、コイルばねは、筐体に対して固定されつつ、その一端部がフランジに摺接する。
その結果、コイルばねとフランジとの間に確実に摩擦力を発生させることができる。
(7)また、第1側壁から感光ドラムに向かう方向におけるコイルばねの巻回方向は、感光ドラムの回転方向と反対方向であってもよい。
このような構成によれば、フランジがコイルばねによって締め付けられることを抑制できる。
その結果、感光ドラムのトルクが過度に大きくなることを抑制できる。
(8)また、コイルばねは、フランジの外周面と間隔を隔てて位置してもよい。
このような構成によれば、コイルばねがフランジの外周面と接触することを抑制できる。
そのため、コイルばねによって感光ドラムを回転軸線方向の他方に向けて効率的に押圧できる。
(9)また、コイルばねは、フランジに接触するフランジ側接触部と、第1側壁に接触する側壁側接触部とを備えてもよい。回転軸線方向において、コイルばねの隣接する線材と線材との間隔は、負荷がない自由長さのときに隣接する線材と線材との間隔よりも小さくてもよい。
このような構成によれば、コイルばねは、自由長さよりも収縮した状態で、フランジと第1側壁との間に配置される。
そのため、コイルばねの弾性力を確保できる。
(10)また、感光ドラムを、回転軸線方向と直交する方向に押圧している押圧部材をさらに備えてもよい。
このような構成によれば、回転軸線方向と直交する方向において、感光ドラムを押圧部材により押圧して位置決めできる。
そのため、感光ドラムが回転軸線方向と直交する方向においてがたつくことを抑制できる。
(11)また、第1側壁に取り付けられ、支持部が支持される軸受部材をさらに備えてもよい。
このような構成によれば、軸受部材によって感光ドラムを安定的に軸支できる。
本発明のドラムカートリッジでは、感光ドラムを確実に位置決めできる。
図1は、本発明のドラムカートリッジの一実施形態を示す斜視図である。 図2は、図1に示すドラムカートリッジから外側板を取り外した状態を示す平面図である。 図3は、図1に示すドラムカートリッジが装着されるカラーレーザプリンタの中央断面図である。 図4は、図2に示すドラムカートリッジにおいて、内側板に支持されるドラムサブユニットおよび感光ドラムを示す斜視図である。 図5は、図4のA−A断面図である。 図6は、図2に示すドラムカートリッジにおいて、内側板に支持される感光ドラムを示す斜視図である。 図7は、図6のB−B断面図である。 図6に示すドラムカートリッジの左端部を拡大した断面図である。 図9は、内側板に対する感光ドラムの組み付け状態を示す斜視図である。 図10は、図1に示すドラムカートリッジの変形例を示す背面図である。
1.ドラムカートリッジの概略
図1および図2に示すように、ドラムカートリッジ1は、複数の感光ドラム2と、複数のスコロトロン型帯電器3とを備えている。
なお、以下の説明において、ドラムカートリッジ1の方向に言及するときには、ドラムカートリッジ1を水平に載置した状態を上下の基準とする。すなわち、図1の紙面上方が上方であり、紙面下方が下方である。また、図1の紙面左下方が前方であり、図1の紙面右上方が後方である。また、ドラムカートリッジ1を前方から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面左上方が左方であり、紙面右下方が右方である。
複数の感光ドラム2のそれぞれは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのそれぞれに対応している。複数の感光ドラム2のそれぞれは、ドラムカートリッジ1の下端部において、左側面視時計周りに回転するように支持されている。複数の感光ドラム2のそれぞれは、前方から後方に向かって、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に互いに間隔を隔てて並列配置されている。複数の感光ドラム2のそれぞれは、左右方向に延びる略円筒形状を有している。
複数のスコロトロン型帯電器3のそれぞれは、複数の感光ドラム2のそれぞれに対応し、対応する感光ドラム2の後上方に間隔を隔てて位置している。
2.ドラムカートリッジの使用態様
図3に示すように、ドラムカートリッジ1は、画像形成装置の一例としてのプリンタ10に装着されて使用される。
プリンタ10は、装置本体の一例としての本体ケーシング11と、プロセスカートリッジ5と、スキャナユニット21と、転写ユニット22と、定着ユニット23とを備えている。
本体ケーシング11は、側面視略矩形状のボックス状に形成されている。本体ケーシング11は、フロントカバー14と、給紙トレイ15と、排紙トレイ31とを備えている。
フロントカバー14は、本体ケーシング11の前側の壁に備えられており、本体ケーシング11に対して下端部を支点として揺動自在である。
給紙トレイ15は、本体ケーシング11内の底部に位置し、用紙Pを収容している。
排紙トレイ31は、本体ケーシング11の上壁の前側半分に位置している。排紙トレイ31は、用紙Pが載置されるように、本体ケーシング11の上面から下方に凹んでいる。
プロセスカートリッジ5は、本体ケーシング11の中央に位置している。プロセスカートリッジ5は、上記したドラムカートリッジ1と、複数の現像カートリッジ4とを備えている。
複数の現像カートリッジ4のそれぞれは、複数の感光ドラム2のそれぞれに対応し、対応する感光ドラム2の上方に位置している。複数の現像カートリッジ4のそれぞれは、現像ローラ6と、供給ローラ7とを備えている。また、現像カートリッジ4は、現像ローラ6および供給ローラ7の上方の空間において、各色に対応するトナーを収容している。
現像ローラ6は、現像カートリッジ4の下端部において、後方へ露出するように回転可能に支持されている。現像ローラ6は、感光ドラム2の前上端部に接触している。
供給ローラ7は、現像ローラ6の前上方に位置している。供給ローラ7は、現像ローラ6の前上端部に接触している。
スキャナユニット21は、本体ケーシング11の上端部に位置している。スキャナユニット21は、実線で示すように、複数の感光ドラム2に向けて、画像データに基づくレーザビームを照射するように構成されている。
転写ユニット22は、プロセスカートリッジ5の下方に位置している。転写ユニット22は、駆動ローラ24と、従動ローラ25と、搬送ベルト26と、複数の転写ローラ27とを備えている。
駆動ローラ24は、転写ユニット22の後端部に位置している。
従動ローラ25は、駆動ローラ24の前方に間隔を隔てて位置し、転写ユニット22の前端部に位置している。
搬送ベルト26は、その上側部分がすべての感光ドラム2と接触するように、駆動ローラ24および従動ローラ25の周りに巻回されている。搬送ベルト26は、駆動ローラ24の駆動、および、従動ローラ25の従動により、その上側部分が前方から後方へ向かって移動するように、周回移動される。
複数の転写ローラ27のそれぞれは、複数の感光ドラム2のそれぞれに対応し、対応する感光ドラム2の下方において、搬送ベルト26の上側部分を挟んで位置している。
定着ユニット23は、転写ユニット22の後方に位置し、加熱ローラ28と、加熱ローラ28に接触する加圧ローラ29とを備えている。
そして、プリンタ10が画像形成動作を開始すると、スコロトロン型帯電器3は、感光ドラム2の表面を一様に帯電する。スキャナユニット21は、レーザビームにより感光ドラム2の表面を露光する。これにより、画像データに基づく静電潜像が、感光ドラム2の表面に形成される。
また、供給ローラ7は、現像カートリッジ4内のトナーを現像ローラ6に供給する。このとき、トナーは、供給ローラ7と現像ローラ6との間で正極性に摩擦帯電され、現像ローラ6上に担持される。
そして、現像ローラ6は、担持するトナーを感光ドラム2表面の静電潜像に供給する。これにより、トナー像が、感光ドラム2の表面に担持される。
用紙Pは、給紙トレイ15から、各種ローラの回転により、所定のタイミングで1枚ずつ、イエローの感光ドラム2と対応する転写ローラ27との間に給紙される。その後、用紙Pは、搬送ベルト26によって、前方から後方に向かって搬送される。感光ドラム2上のトナー像は、用紙Pが感光ドラム2と転写ローラ27との間を通過するときに、用紙Pに転写される。
その後、用紙Pは、加熱ローラ28と加圧ローラ29との間を通過するときに加熱および加圧される。これにより、用紙P上のカラー画像が用紙Pに熱定着される。
そして、用紙Pは、本体ケーシング11内の後上部に位置する排紙ローラ30によって、図示しないUターンパスを通過するように搬送され、スキャナユニット21の上方に位置する排紙トレイ31上に排紙される。
3.ドラムカートリッジの詳細
図1および図2に示すように、ドラムカートリッジ1は、上記した複数の感光ドラム2および複数のスコロトロン型帯電器3の他に、筐体の一例としてのフレーム41と、複数の軸受部材の一例としての軸受43と、複数の付勢部材の一例としてのコイルばね90とを備えている。
(1)フレーム
フレーム41は、1対の内側板45と、1対の外側板46と、前板47と、後板48と、複数のドラムサブユニット42とを備えている。
図6および図8に示すように、1対の内側板45のそれぞれは、互いに左右方向に間隔を隔てて、フレーム41の左右方向両端部のそれぞれに位置している。1対の内側板45のそれぞれは、前後方向に長い側面視略矩形の平板形状を有している。1対の内側板45のそれぞれは、同一のプレス型を用いて金属板をプレス加工することによって得られ、互いに略同一の形状を有している。1対の内側板45のそれぞれは、複数の貫通穴51と、複数の係合部52とを有している。
以下の説明において、1対の内側板45の左右に言及するときは、左方の内側板45を左内側板45Lとし、右方の内側板45を右内側板45Rとする。左内側板45Lが第1側壁の一例であり、右内側板45Rが第2側壁の一例である。左内側板45Lは、複数の感光ドラム2のそれぞれに対して左方に位置し、右内側板45Rは、複数の感光ドラム2のそれぞれに対して右方に位置している。
複数の貫通穴51のそれぞれは、前後方向に互いに等間隔を隔てて位置している。複数の貫通穴51のそれぞれは、複数の感光ドラム2のそれぞれに対応して、具体的には、4つ位置している。複数の貫通穴51のそれぞれは、側面視略円形状を有している。
複数の係合部52は、複数の上係合部52Aと、複数の下係合部52Bとを有している。
複数の上係合部52Aのそれぞれは、複数の貫通穴51のそれぞれの上方に位置している。複数の上係合部52Aのそれぞれは、内側板45の上端縁から下方へ向かって切り欠かれる凹部である。複数の上係合部52Aのそれぞれは、側面視略矩形状を有している。
複数の下係合部52Bのそれぞれは、複数の貫通穴51のそれぞれの下方に位置している。複数の下係合部52Bのそれぞれは、内側板45の下端縁から上方に向かって切り欠かれる凹部である。複数の下係合部52Bのそれぞれは、側面視略矩形状を有している。
左内側板45Lは、複数のコイル係止溝53を有している。
複数のコイル係止溝53のそれぞれは、複数の貫通穴51のそれぞれの後下方に位置し、複数の下係合部52Bのそれぞれの後方に位置している。複数のコイル係止溝53のそれぞれは、左内側板45Lの下端縁から上方に向かって切り欠かれる溝である。
図1に示すように、1対の外側板46のそれぞれは、1対の内側板45のそれぞれに対して左右方向外方に位置している。1対の外側板46のそれぞれは、樹脂からなり、1対の内側板45のそれぞれよりも上下方向に幅広な側面視略矩形の平板形状を有している。
前板47は、1対の内側板45の前端部間に架設されている。
後板48は、1対の内側板45の後端部間に架設されている。
図1および図5に示すように、複数のドラムサブユニット42のそれぞれは、1対の内側板45の間に架設されている。複数のドラムサブユニット42のそれぞれは、前板47と後板48との間において、複数の感光ドラム2のそれぞれの後方に位置している。複数のドラムサブユニット42のそれぞれは、前後方向に互いに等間隔を隔てて並列するように位置している。
複数のドラムサブユニット42のそれぞれは、左右方向に延びる側面視略三角形状を有している。複数のドラムサブユニット42のそれぞれは、サブユニットフレーム61と、1対の押圧部材62とを備えている。
サブユニットフレーム61は、左右方向に延びている。サブユニットフレーム61は、スコロトロン型帯電器3を支持している。
1対の押圧部材62のそれぞれは、サブユニットフレーム61の下面の左右方向両端部のそれぞれに支持されている。
1対の押圧部材62のそれぞれは、スポンジからなる略直方体形状を有している。1対の押圧部材62のそれぞれは、感光ドラム2の左右方向両端部のそれぞれの外周面と、サブユニットフレーム61との間に圧縮状態で配置されている。これにより、複数の押圧部材62のそれぞれは、その弾性力により感光ドラム2の両端のそれぞれを前下方に押圧している。すなわち、複数の押圧部材62のそれぞれは、複数の感光ドラム2のそれぞれを回転軸線方向と直交する方向に押圧している。
(2)感光ドラム
複数の感光ドラム2のそれぞれは、図7に示すように、ドラム本体55と、ドラム本体55の両端部に相対回転不能に嵌合される1対のフランジ部材56とを備えている。
(2−1)ドラム本体
ドラム本体55は、素管63と、感光層64と、アース板66とを備えている。
素管63は、金属からなり、左右方向に延びる略円筒形状を有している。
感光層64は、素管63の外周面に被覆されており、正帯電性の樹脂からなる。
アース板66は、素管63の内周面から、素管63の径方向内方に向かって延びている。アース板66は、金属からなり、略板形状を有している。
(2−2)フランジ部材
1対のフランジ部材56のそれぞれは、樹脂材料からなり、素管63の左右方向両端部のそれぞれに相対回転不能に嵌まっている。以下の説明において、1対のフランジ部材56の左右に言及するときは、左方のフランジ部材56を左フランジ部材56Lとし、右方のフランジ部材56を右フランジ部材56Rとする。
左フランジ部材56Lは、左大径部57と、支持部の一例としての左小径部59と、駆動受け部60とを備えている。
左大径部57は、左フランジ部材56Lの右端部に位置している。左大径部57は、左右方向外端部が閉鎖された略円筒形状を有している。左大径部57の外径は、素管63の内径とほぼ同じである。左大径部57は、素管63の左端部内に挿入されている。左大径部57は、ガイド溝65を有している。
ガイド溝65は、左大径部57の左端面から右方に向かって窪んでおり、左大径部57の軸線と一致する中心を有する側面視略円環形状を有している。ガイド溝65は、側面視において、左大径部57の外周縁のやや内方に間隔を隔てて位置している。
左小径部59は、左大径部57の左面から左方に突出している。左小径部59は、左大径部57と軸線を共有する略円筒形状を有している。左小径部59の外径は、左大径部57の外径よりも小さい。ガイド溝65は、側面視において、左小径部59の外周縁のやや外方に間隔を隔ててガイド溝65が位置している。
駆動受け部60は、左小径部59の左端縁に連続しており、側面視略円形状を有している。駆動受け部60は、左小径部59の左端縁を閉鎖している。駆動受け部60は、その左端面に複数の結合溝67を有している。
右フランジ部材56Rは、右大径部70と、右小径部71とを備えている。
右大径部70は、右フランジ部材56Rの左端部に位置している。右大径部70は、左右方向外端部が閉鎖された略円筒形状を有している。右大径部70の外径は、素管63の内径とほぼ同じである。右大径部70は、素管63の右端部内に挿入されている。
右小径部71は、右大径部70の右壁から右方に突出している。右小径部71は、右大径部70と軸線を共有する略円筒形状を有している。右小径部71の外径は、右大径部70の外径よりも小さい。
(3)軸受
複数の軸受43は、複数の感光ドラム2のそれぞれに対応して、複数、具体的には、4つの左軸受43Lと、複数、具体的には、4つの右軸受43Rとを有している。
(3−1)左軸受
複数の左軸受43Lのそれぞれは、左内側板45Lの右方に位置している。複数の左軸受43Lのそれぞれは、左筒部75と、左鍔部76とを備えている。
左筒部75は、左右方向に延びる略円筒形状を有している。左筒部75は、左右方向両端部が開放されている。左筒部75の内径は、左フランジ部材56Lの左小径部59の外径とほぼ同じである。左筒部75の外径は、左内側板45Lの貫通穴51の内径とほぼ同じである。左筒部75は、左フランジ部材56Lの左小径部59に相対回転可能に嵌まるとともに、左内側板45Lの貫通穴51内に嵌まっている。
左鍔部76は、左筒部75の左右方向中央の外周面から径方向外方に突出し、左筒部75の周方向に延びている。左鍔部76は、略円環形状を有している。左鍔部76は、1対の左係合部77を有している。
左係合部77のそれぞれは、左鍔部76の上端部と下端部とに1つずつ位置している。上方の左係合部77は、左鍔部76の上端縁から上方に突出し、右方に屈曲している。上方の左係合部77は、左内側板45Lの上係合部52Aに係合している。下方の左係合部77は、左鍔部76の下端縁から下方に突出し、右方に屈曲している。下方の左係合部77は、左内側板45Lの下係合部52Bに係合している。
(3−2)右軸受
複数の右軸受43Rのそれぞれは、右内側板45Rの左方に位置している。複数の右軸受43Rのそれぞれは、右筒部80と、右鍔部83と、シャフト保持部81とを備えている。
右筒部80は、左右方向に延びる略円筒形状を有している。右筒部80は、左端部が開放され、右端部が閉鎖されている。右筒部80の内径は、右フランジ部材56Rの右小径部71の外径とほぼ同じである。右筒部80の外径は、右内側板45Rの貫通穴51の内径とほぼ同じである。右筒部80、右フランジ部材56Rの右小径部71に相対回転可能に嵌まるとともに、右内側板45Rの貫通穴51内に嵌まっている。
右鍔部83は、右筒部80の左右方向中央の外周面から径方向外方に突出し、右筒部80の周方向に延びている。右鍔部83は、略円環形状を有している。右鍔部83は、1対の右係合部87を有している。
右係合部87のそれぞれは、右鍔部83の上端部と下端部とに1つずつ位置している。上方の右係合部87は、右鍔部83の上端縁から上方に突出し、左方に屈曲している。上方の右係合部87は、右内側板45Rの上係合部52Aに係合している。下方の右係合部87は、右鍔部83の下端縁から下方に突出し、左方に屈曲している。下方の右係合部87は、右内側板45Rの下係合部52Bに係合している。
シャフト保持部81は、右筒部80の空洞部分内に位置しており、右筒部80の右壁に連続している。シャフト保持部81は、左右方向に延びる略円筒形状を有している。シャフト保持部81の軸線は、右筒部80の軸線と略一致している。シャフト保持部81は、シャフト86を保持している。
シャフト86は、金属からなる左右方向に延びる棒形状であって、左端が左方に向かうにつれて先細る形状を有している。シャフト86の左端縁は、アース板66に当接している。シャフト86の右方部分は、シャフト保持部81を挿通している。シャフト86の右端部には、金属からなるクリップ部材88の一端が取り付けられている。クリップ部材88の他端は、右内側板45Rに取り付けられている。
(4)コイルばね
複数のコイルばね90のそれぞれは、図8および図9に示すように、左内側板45Lと複数の感光ドラム2のそれぞれとの間に位置している。複数のコイルばね90のそれぞれは、線材が巻回されることにより構成され、巻回部91と、側壁側接触部95と、係止部92と、当接部93とを備えている。
巻回部91は、左側面視反時計周りとなる螺旋状を有している。巻回部91の内方には、左小径部59が位置している。巻回部91は、左小径部59の径方向において、左小径部59の外周面と間隔を隔てて位置している。すなわち、巻回部91の径方向において、巻回部91と左小径部59の外周面との間には隙間が生じている。また、巻回部91の軸線は、左小径部59の軸線と一致している。
側壁側接触部95は、巻回部91の左端に連続している。側壁側接触部95は、巻回部91の左端から後方に向かって延びている。側壁側接触部95は、左内側板45Lの下端部に右方から接触している。
係止部92は、側壁側接触部95の後端に連続している。係止部92は、側壁側接触部95の後端から左方に突出した後、後方に向かって突出するように屈曲している。係止部92は、左内側板45Lのコイル係止溝53に係止されている。係止部92は、コイルばね90の他端部の一例である。
当接部93は、巻回部91の右端に連続している。当接部93は、左側面視反時計周りとなる螺旋状を有している。当接部93は、左大径部57のガイド溝65に嵌まっている。換言すれば、当接部93はガイド溝65に収容されている。当接部93は、左大径部57の径方向において、ガイド溝65の内周面および外周面のそれぞれと間隔を隔てて位置している。すなわち、左大径部57の径方向において、当接部93とガイド溝65の内周面との間、および、当接部93とガイド溝65の外周面との間には隙間が生じている。詳しくは、左大径部57の径方向において、当接部93とガイド溝65の内周面とは、距離d1を隔てている。当接部93の右端は、ガイド溝65に左方から接触しており、右フランジ部材56Rが回転すると、ガイド溝65に左方から摺接するように構成されている。当接部93の右端は、コイルばね90の一端部、および、フランジ側接触部の一例である。
複数のコイルばね90のそれぞれは、その軸線方向において、負荷がない状態の自由長さから、最も圧縮された状態の密着長さまで伸縮可能である。複数のコイルばね90のそれぞれは、自由長さから収縮し、かつ、密着長さとならない状態を保ちつつ、左内側板45Lと複数の感光ドラム2のそれぞれとの間に位置している。複数のコイルばね90のそれぞれの巻回部91および当接部93では、左右方向において、隣接する線材と線材との間隔が距離d2である。距離d2は、コイルばね90が、自由長さのときにおける線材と線材との間隔よりも小さい。
4.感光ドラムの位置決め
上記したように、コイルばね90においては、係止部92が左内側板45Lのコイル係止溝53に係止される。巻回部91の内方には左小径部59が位置する。当接部93の右端は、ガイド溝65に当接する。
また、図1に示すように、ドラムカートリッジ1がプリンタ10に装着されると、本体ケーシング11に設けられる複数の本体側駆動部100が、ドラムカートリッジ1の左方に位置する。
さらに、フロントカバー14により本体ケーシング11の前側が閉鎖されると、フロントカバー14に連動して、複数の本体側駆動部100のそれぞれが右方に移動する。そして、複数の本体側駆動部100のそれぞれは、感光ドラム2のそれぞれと連結する。詳しくは、複数の本体側駆動部100のそれぞれは、複数の駆動受け部60のそれぞれと連結する。複数の本体側駆動部100のそれぞれが駆動することにより、複数の感光ドラム2のそれぞれが左側面視時計回りに回転する。
このとき、複数の本体側駆動部100のそれぞれは、複数の駆動受け部60のそれぞれ、すなわち、複数の感光ドラム2のそれぞれを左方から右方に押圧する。
また、複数のコイルばね90のそれぞれは、複数の駆動受け部60のそれぞれによって左方から右方に押圧されることにより、複数の左フランジ部材56Lのそれぞれ、すなわち、複数の感光ドラム2のそれぞれを、付勢力をもって左方から右方に押圧する。これにより、複数の感光ドラム2のそれぞれは、左右方向において位置決めされる。
また、複数の押圧部材62のそれぞれは、複数の感光ドラム2のそれぞれに摺接するとともに、複数の感光ドラム2のそれぞれを前下方に押圧する。これにより、複数の感光ドラム2のそれぞれは、回転軸線方向と直交する方向において位置決めされる。
5.用紙の搬送
上記した画像形成動作において用紙Pが搬送されると、用紙Pの搬送方向上流側端縁は、複数の感光ドラム2のぞれぞれと接触する。そして、用紙Pは、複数の感光ドラム2のそれぞれの回転に伴って、複数の感光ドラム2のそれぞれと搬送ベルト26との間に案内される。
このとき、上記したように、複数の感光ドラム2のそれぞれは、左右方向、および、回転軸線方向と直交する方向において位置決めされる。このため、複数の感光ドラム2のそれぞれは、用紙Pとの接触により力が加わっても、そのがたつきが抑制される。
6.作用効果
(1)このドラムカートリッジ1によれば、図7に示すように、複数の駆動受け部60のそれぞれは、複数の本体側駆動部100のそれぞれと連結することで押圧力を受ける。また、複数のコイルばね90のそれぞれは、複数の感光ドラム2のそれぞれを右方に向けて付勢する。
そのため、複数の感光ドラムのそれぞれを、複数の本体側駆動部100のそれぞれからの押圧力、および、複数のコイルばね90のそれぞれの付勢力により、右方に向けて押圧することができる。
その結果、複数の感光ドラム2のそれぞれを左右方向において確実に位置決めできる。
(2)また、このドラムカートリッジ1によれば、図7に示すように、複数のコイルばね90のそれぞれにより複数の感光ドラム2のそれぞれを右方に押圧するため、簡易な構成で複数の感光ドラム2のそれぞれを右方に向けて押圧することができる。
(3)また、このドラムカートリッジ1によれば、図7に示すように、複数の左フランジ部材56Lのそれぞれの一部は、複数のコイルばね90のそれぞれの内方に位置している。詳しくは、複数の左小径部59のそれぞれは、巻回部91の内方に位置している。
そのため、複数の左フランジ部材56Lのそれぞれの周囲において、複数のコイルばね90のそれぞれを効率良く配置できる。
また、複数のコイルばね90のそれぞれの軸線と複数の感光ドラム2のそれぞれの軸線とを一致させることができ、複数のコイルばね90のそれぞれにより複数の感光ドラム2のそれぞれを安定して右方に向けて付勢できる。
(4)また、このドラムカートリッジ1によれば、図7に示すように、複数のコイルばね90のそれぞれは、複数の左フランジ部材56Lのそれぞれに当接している。詳しくは、複数の当接部93のそれぞれは、複数のガイド溝65のそれぞれに当接している。
そのため、複数の感光ドラム2のそれぞれが回転すると、複数の感光ドラム2のそれぞれと一体的に複数の左フランジ部材56Lのそれぞれが回転し、複数の当接部93のそれぞれが複数のガイド溝65のそれぞれに摺接する。
そのため、複数の当接部93のそれぞれと複数のガイド溝65のそれぞれとの間に摩擦力が発生し、複数の感光ドラム2のそれぞれの回転速度の変動を抑制できる。
(5)また、このドラムカートリッジ1によれば、図7に示すように、複数の左フランジ部材56Lのそれぞれは、複数の当接部93のそれぞれと当接するガイド溝65を有している。
そのため、複数の当接部93のそれぞれは、複数のガイド溝65のそれぞれに沿うようにして案内される。
その結果、複数の感光ドラム2のそれぞれが回転することにより複数のコイルばね90のそれぞれの位置がずれることを抑制できる。
(6)また、このドラムカートリッジ1によれば、図6に示すように、複数のコイルばね90のそれぞれは、左内側板45Lに固定される。詳しくは、複数の係止部92のそれぞれは、複数のコイル係止溝53のそれぞれに係止して固定される。また、複数の当接部93のそれぞれは、複数のガイド溝65のそれぞれに当接する。
そのため、複数の感光ドラム2のそれぞれと複数の左フランジ部材56Lのそれぞれとが一体的に回転すると、複数のコイルばね90のそれぞれは、フレーム41に対して固定される。また、複数の当接部93のそれぞれは、複数のガイド溝65のそれぞれに摺接する。
その結果、複数のコイルばね90のそれぞれと複数の左フランジ部材56Lのそれぞれとの間に確実に摩擦力を発生させることができる。
(7)また、このドラムカートリッジ1によれば、図9に示すように、複数のコイルばね90の左側面視における巻回方向は、感光ドラム2の回転方向と反対方向である。
そのため、複数の左フランジ部材56Lのそれぞれが複数のコイルばね90のそれぞれによって締め付けられることを抑制できる。
その結果、複数の感光ドラム2のそれぞれのトルクが過度に大きくなることを抑制できる。
(8)また、このドラムカートリッジ1によれば、複数のコイルばね90のそれぞれは、複数の左フランジ部材56Lのそれぞれの外周面と間隔を隔てて位置している。
そのため、複数のコイルばね90のそれぞれによって複数の感光ドラム2のそれぞれを右方に向けて効率的に押圧できる。
(9)また、このドラムカートリッジ1によれば、複数のコイルばね90のそれぞれは、自由長さよりも収縮した状態で、複数の左フランジ部材56Lのそれぞれと左内側板45Lとの間に配置される。
そのため、左右方向において、複数のコイルばね90のそれぞれの弾性力を確保できる。
(10)また、このドラムカートリッジ1によれば、図5に示すように、複数の感光ドラム2のそれぞれは、複数の押圧部材62のそれぞれによって回転軸線方向と直交する方向に押圧されている。
そのため、回転軸線方向と直交する方向において、複数の感光ドラム2のそれぞれを複数の押圧部材のそれぞれにより押圧して位置決めできる。
その結果、複数の感光ドラム2のそれぞれが回転軸線方向と直交する方向においてがたつくことを抑制できる。
(11)また、このドラムカートリッジ1によれば、図4に示すように、複数の左フランジ部材56Lのそれぞれは、左内側板45Lに取り付けられる複数の左軸受43Lによって支持される。
そのため、複数の感光ドラム2のそれぞれは、複数の左軸受43Lのそれぞれによって、安定的に軸支される。
7.変形例
図10を参照して、ドラムカートリッジの変形例を説明する。なお、この変形例において、上記した実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
上記した実施形態では、複数のコイルばね90のそれぞれの内方には、複数の左フランジ部材56Lのそれぞれが位置する。また、複数の係止部92のそれぞれは、左内側板45Lに係止し、複数の当接部93のそれぞれは、複数のガイド溝65のそれぞれに当接する。これにより、複数の感光ドラム2のそれぞれは、複数のコイルばね90のそれぞれによって左方から右方に向かって押圧される。
対して、この変形例では、複数のコイルばね90にかえて、複数の板ばね110を備えている。
複数の板ばね110のそれぞれは、側面視略板形状を有している。複数の板ばね110のそれぞれは、一端が左内側板45Lの右端面に当接し、他端が複数の左フランジ部材56Lのそれぞれに当接している。詳しくは、複数の板ばね110のそれぞれの他端は、複数の左大径部57のそれぞれの左端に当接している。
このような構成によれば、複数の感光ドラム2のそれぞれは、複数の板ばね110のそれぞれによって、左方から右方に押圧される。
そのため、複数の感光ドラム2のそれぞれを左右方向において確実に位置決めできる。
また、簡易な構成により、複数の感光ドラム2のそれぞれを左方から右方に向かって押圧できる。
1 ドラムカートリッジ
2 感光ドラム
10 プリンタ
41 フレーム
43 軸受
43L 左軸受
45 内側板
45L 左内側板
45R 右内側板
56L 左フランジ部材
60 駆動受け部
62 押圧部材
90 コイルばね
91 巻回部
92 係止部
93 当接部
100 本体側駆動部
110 板ばね

Claims (9)

  1. 本体側駆動部を備える画像形成装置本体に着脱可能なドラムカートリッジにおいて、
    感光ドラムと、
    前記感光ドラムの回転軸線方向において前記感光ドラムに対して一方に配置される第1側壁と、前記回転軸線方向において前記感光ドラムに対して他方に配置される第2側壁と、を有する筐体と、
    前記本体側駆動部と連結する駆動受け部と、前記筐体の前記第1側壁に支持される支持部と、を有し、前記感光ドラムの一端に取り付けられるフランジと、
    前記感光ドラムを前記回転軸線方向の他方に向けて付勢している付勢部材と、を備え、
    前記付勢部材は、線材が巻回されることにより構成されるコイルばねであり、
    前記コイルばねは、前記筐体の前記第1側壁と前記感光ドラムとの間に配置され、
    前記第1側壁から前記感光ドラムに向かう方向における前記コイルばねの巻回方向は、前記感光ドラムの回転方向と反対方向であることを特徴とする、ドラムカートリッジ。
  2. 前記フランジの一部は、前記コイルばねの巻回部の内方に位置することを特徴とする、請求項1に記載のドラムカートリッジ。
  3. 前記コイルばねの一端部は、前記フランジに当接することを特徴とする、請求項2に記載のドラムカートリッジ。
  4. 前記フランジは、前記コイルばねの一端部と当接し、前記コイルばねの一端部を収容する溝を有することを特徴とする、請求項3に記載のドラムカートリッジ。
  5. 前記コイルばねの他端部は、前記筐体の前記第1側壁に固定されることを特徴とする、請求項3まは4に記載のドラムカートリッジ。
  6. 前記コイルばねは、前記フランジの外周面と間隔を隔てて位置することを特徴とする、請求項1なし5のいずれか一項に記載のドラムカートリッジ。
  7. 前記コイルばねは、
    前記フランジに接触するフランジ側接触部と、
    前記第1側壁に接触する側壁側接触部とを備え、
    前記回転軸線方向において、前記コイルばねの隣接する線材と線材との間隔は、負荷がない自由長さのときに隣接する線材と線材との間隔よりも小さいことを特徴とする、請求項1なし6のいずれか一項に記載のドラムカートリッジ。
  8. 前記感光ドラムを、前記回転軸線方向と直交する方向に押圧している押圧部材をさらに備えることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか一項に記載のドラムカートリッジ。
  9. 前記第1側壁に取り付けられ、前記支持部が支持される軸受部材をさらに備えることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか一項に記載のドラムカートリッジ。
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