JP6225077B2 - 学習状態監視端末、学習状態監視方法、学習状態監視端末用プログラム - Google Patents

学習状態監視端末、学習状態監視方法、学習状態監視端末用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、学習状態監視端末、学習状態監視方法、学習状態監視端末用プログラムに関する。
近年、一般家庭へのコンピュータの普及と、リッチコンテンツを扱える様な処理性能、通信性能の向上に伴い、電子教材を用いた教育サービスであるe-Learningが盛んである。これは単に既存の学習コンテンツを置換するのみならず、書籍では提供できないような動画やインタラクティブ性が高いリッチコンテンツを提供できるという強みを持っている。
その一方で、既存の教育システムではなかったような新たな問題も提起されている。例えば、今まで教師の目の前で学習していた生徒が遠隔で学習をする場合、集中力の低下や学習の放棄があっても、直ちにそれを確認できないという問題があった。
このような問題に対して、学習者の集中度の低下を検出し、叱咤激励を行う学習支援装置が開示されている。
特開2013−97311号公報
特許文献1において、端末装置からの学習者の状態を示す状態情報に基づいて、集中度検出処理部112が学習者の集中度を検出し、学習者の集中度が低下したことを検知すると、叱咤激励処理部114が叱咤激励情報を形成し、端末装置に送信する。また、学習者の集中度の変化状況に応じて、学習進行制御処理部115が、学習情報の提供のペースと内容の一方あるいは両方を制御する。
しかしながら、特許文献1に記載された手法は、教材を固定した上でメッセージを送信するといった画一的な処理により学習者の集中を維持することが目的であって、単にアクティビティの有無のみを監視しているため、学習者が思考を深めるほど集中力が低いと判断される場合等、必ずしも適切に監視ができているとはいえないという問題がある。
そこで本発明の発明者は、学習者が利用しているPCにおいて、アクティブになっているウィンドウが学習用プログラム、またはそれに関連する内容を表示するプログラムであるか否かを識別することで、学習中か否かを判定できることに着目した。
本発明は、これらの課題に鑑み、学習者の利用するウィンドウでアクティブになっているウィンドウを参照し、当該ウィンドウが学習用又は学習関連コンテンツを表示するプログラムであるか否かを判断することにより、当該学習者が学習中であるかといった学習状態を判定する学習状態監視端末、学習状態監視方法、学習状態監視端末用プログラムを提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
第1の特徴に係る発明は、学習者が利用し、学習アプリケーションを実行する学習状態監視端末であって、
前記学習状態監視端末においてアクティブとなっているアプリケーションを特定するアクティブアプリ特定手段と、
前記特定したアクティブとなっているアプリケーションの情報を取得するアクティブアプリ情報取得手段と、
前記取得したアプリケーションの情報に基づいて、現在アクティブになっているアプリケーションが、所定の学習アプリケーションであるか否かに基づいて、学習者が学習中であるか否かを判定する学習状態判定手段と、
現在アクティブになっているアプリケーションが、所定の学習アプリケーションでない場合、前記所定の学習アプリケーション以外のアプリケーションがアクティブになっているとき、当該アプリケーションの表示内容を取得するアプリ内容取得手段と、
前記取得したアプリケーションの表示内容と、前記学習アプリケーションにおいて学習中の内容との類似度を算出する類似度算出手段と、を備え、
前記学習中であるか否かの判定において、前記算出した類似度が所定の値を越えている場合、前記所定の学習アプリケーション以外のアプリケーションがアクティブになっている場合であっても、学習中であると判定する、
とを特徴とする学習状態監視端末を提供する。
第1の特徴に係る発明によれば、学習者が利用し、学習アプリケーションを実行する学習状態監視端末は、前記学習状態監視端末においてアクティブとなっているアプリケーションを特定し、前記特定したアクティブとなっているアプリケーションの情報を取得し、前記取得したアプリケーションの情報に基づいて、現在アクティブになっているアプリケーションが、所定の学習アプリケーションであるか否かに基づいて、学習者が学習中であるか否かを判定し、現在アクティブになっているアプリケーションが、所定の学習アプリケーションでない場合、前記所定の学習アプリケーション以外のアプリケーションがアクティブになっているとき、当該アプリケーションの表示内容を取得し、前記取得したアプリケーションの表示内容と、前記学習アプリケーションにおいて学習中の内容との類似度を算出し、前記学習中であるか否かの判定において、前記算出した類似度が所定の値を越えている場合、前記所定の学習アプリケーション以外のアプリケーションがアクティブになっている場合であっても、学習中であると判定する
第1の特徴に係る発明は、学習状態監視端末のカテゴリであるが、学習状態監視方法、学習状態監視端末用プログラムのカテゴリにおいても、そのカテゴリに応じた同様の作用、効果を奏する。
第2の特徴に係る発明は、前記アクティブになっているアプリケーションに基づいて、前記判定した学習状態を、アクティブになっていた期間とともに学習ログとして記憶する学習ログ記憶手段と、
前記学習ログを所定の端末に通知又は可視化する学習ログ可視化手段と、
を備えることを特徴とする第1の特徴に係る発明である学習状監視端末を提供する。
第2の特徴に係る発明によれば、第1の特徴に係る発明である学習状監視端末は、前記アクティブになっているアプリケーションに基づいて、前記判定した学習状態を、アクティブになっていた期間とともに学習ログとして記憶し、前記学習ログを所定の端末に通知又は可視化する。
の特徴に係る発明は、前記学習アプリケーションにおいて、前記学習アプリケーションと関連した関連アプリケーションが予め登録された関連アプリケーションデータベースと、
前記学習状態判定手段において、前記学習アプリケーションにおいて前記学習アプリケーションと対応した前記関連アプリケーションを前記関連アプリケーションデータベースから抽出する関連アプリケーション抽出手段を備え、
前記学習中であるか否かの判定において、前記アクティブになっているアプリケーションが、前記所定のアプリケーションでない場合であっても、前記抽出した関連アプリケーションである場合は、学習中であると判定することを特徴とする第1から第のいずれかの特徴に係る発明である学習状態監視端末を提供する。
の特徴に係る発明によれば、第1から第のいずれかの特徴に係る発明である学習状態監視端末は、前記学習アプリケーションにおいて、前記学習アプリケーションと関連した関連アプリケーションが予め登録された関連アプリケーションデータベースを備え、前記学習アプリケーションにおいて前記学習アプリケーションと対応した前記関連アプリケーションを前記関連アプリケーションデータベースから抽出し、前記学習中であるか否かの判定において、前記アクティブになっているアプリケーションが、前記所定のアプリケーションでない場合であっても、前記抽出した関連アプリケーションである場合は、学習中であると判定する。
の特徴に係る発明は、学習者が利用し、学習アプリケーションを実行する学習状態監視端末が実行する学習状態監視方法であって、
前記学習状態監視端末においてアクティブとなっているアプリケーションを特定するステップと、
前記特定したアクティブとなっているアプリケーションの情報を取得するステップと、
前記取得したアプリケーションの情報に基づいて、現在アクティブになっているアプリケーションが、所定の学習アプリケーションであるか否かに基づいて、学習者が学習中であるか否かを判定するステップと、
現在アクティブになっているアプリケーションが、所定の学習アプリケーションでない場合、前記所定の学習アプリケーション以外のアプリケーションがアクティブになっているとき、当該アプリケーションの表示内容を取得するステップと、
前記取得したアプリケーションの表示内容と、前記学習アプリケーションにおいて学習中の内容との類似度を算出するステップと、
前記学習中であるか否かの判定において、前記算出した類似度が所定の値を越えている場合、前記所定の学習アプリケーション以外のアプリケーションがアクティブになっている場合であっても、学習中であると判定するステップと、
を備えることを特徴とする学習状態監視方法を提供する。
の特徴に係る発明は、学習者が利用し、学習アプリケーションを実行する学習状態監視端末に、
前記学習状態監視端末においてアクティブとなっているアプリケーションを特定するステップ、
前記特定したアクティブとなっているアプリケーションの情報を取得するステップ、
前記取得したアプリケーションの情報に基づいて、現在アクティブになっているアプリケーションが、所定の学習アプリケーションであるか否かに基づいて、学習者が学習中であるか否かを判定するステップ、
現在アクティブになっているアプリケーションが、所定の学習アプリケーションでない場合、前記所定の学習アプリケーション以外のアプリケーションがアクティブになっているとき、当該アプリケーションの表示内容を取得するステップ、
前記取得したアプリケーションの表示内容と、前記学習アプリケーションにおいて学習中の内容との類似度を算出するステップ、
前記学習中であるか否かの判定において、前記算出した類似度が所定の値を越えている場合、前記所定の学習アプリケーション以外のアプリケーションがアクティブになっている場合であっても、学習中であると判定するステップ、
を実行させるためのコンピュータ読み取り可能な学習状態監視端末用プログラムを提供する。
本発明によれば、学習者の利用するウィンドウでアクティブになっているウィンドウを参照し、当該ウィンドウが学習用又は学習関連コンテンツを表示するプログラムであるか否かを識別することにより、当該学習者が学習中であるかといった学習状態を判定する学習状態監視端末、学習状態監視方法、学習状態監視端末用プログラムを提供することが可能となる。
図1は、本発明の好適な実施形態である学習状態監視システム1の概要図である。 図2は、学習状態監視端末10の機能ブロックと各機能の関係を示す図である。 図3は、学習状態監視端末10が実行する学習状態監視処理のフローチャート図である。 図4は、学習状態監視端末10が実行する学習状態判定処理のフローチャート図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
[学習状態監視システム1の概要]
図1は、本発明の好適な実施形態である学習状態監視システム1の概要を説明するための図である。この図1に基づいて、学習状態監視システム1の概要を説明する。
学習者は、学習状態監視端末10を用いて学習アプリケーションを実行する(ステップS01)。ただし、学習状態監視端末10は、学習アプリケーション専門の端末でなく、後述のように汎用的なコンピュータやタブレット端末を想定している。そのため、学習状態監視端末10上では別途のソフトウェアが動作しており、ユーザが必ずしも学習アプリケーションのみを実行しているとは限らない。
そこで、学習状態監視端末10は、現在アクティブになっているウィンドウを表示するアプリケーションを特定し、当該アプリケーションの情報を取得する(ステップS02)。ここでアクティブなウィンドウとは、学習状態監視端末10において、ユーザの入力を受け付ける対象となっているプログラムのウィンドウを指す。
ここで、学習状態監視端末10では、フォアグラウンドとバックグラウンドを問わず、複数のプログラムが実行されているのが普通であり、そのとき原則最も前面にあって、入力を受け付けるプログラムは一つのウィンドウに限定される。そのような状態をアクティブなウィンドウと呼ぶ。なお、タブレット端末では通常一つのアプリケーションが画面全体を占有しており、必ずしもウィンドウの形を取らないが、最も前面にあってユーザの入力を受け付けるという点では同一である。また、以降はウィンドウとアプリケーションを特に区別せずに扱う。
次に、学習状態監視端末10は、学習アプリケーションと関連アプリケーションを記憶部から読み出し、アクティブになっているアプリケーションの情報と照合する(ステップS03)。照合の結果、いずれかのアプリケーションと合致した場合は、学習状態監視端末10は学習中であると判定する。一方、合致しなければ、学習状態監視端末10は学習中ではないと判定する。ただし、学習状態監視端末10のアクティブなアプリケーションが表示する内容を解析し、学習に関係あると判断された場合は、学習中であると判定してもよい。
ここで、照合は、プログラム名称のように用意に改竄できるものだけでなく、プロセス名、アプリケーションの提供者、アプリケーションのサイズといった改竄、編集が困難な情報を使って良い。
最後に、学習状態監視端末10は、前記のアクティブなアプリケーションの情報と、学習中であるか否かの判定と、時刻とを、学習ログとして記録させる(ステップS04)。また、学習状態監視端末10は、記録した学習ログを保護者や教師が管理する所定の端末に通知したり、グラフ化などの処理を行うことで可視化したりしてよい。
以上が、学習状態監視システム1の概要である。
[学習状態監視システムのシステム構成]
学習状態監視システム1は、基本的に、学習状態監視端末10一台のスタンドアローンの構成になっている。ただし、学習状態監視端末10が備える関連アプリケーションデータベース50は、外部記憶装置や外部サーバーといった物理的に外部の機器で代用されてもよい。また、所定の端末への通知を行う場合、学習状態監視端末10は通知対象の端末と通信可能に接続されていてよい。
学習状態監視端末10は、学習アプリケーションを実行可能な一般的な情報端末であってよく、後述する機能を備える情報機器や電化製品である。例えば、学習状態監視端末10は、パソコンのみならず、携帯電話、スマートフォン、スレート端末、ネットブック端末、電子書籍端末、電子辞書端末、携帯型音楽プレーヤ、携帯型コンテンツ再生・録画プレーヤ等の一般的な情報家電であってよい。
[各機能の説明]
図2は、学習状態監視端末10の機能ブロックと各機能の関係を示す図である。
学習状態監視端末10は、制御部11として、CPU(Central Processing Unit),RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)等を備え、入出力部12として、制御部で制御したデータや画像、音声を出力表示する出力部を備え、かつ、ユーザからの入力を受付けるタッチパネルやキーボード、マウス、マイク等の入力部を備える。また、学習状態監視端末10は、データやファイルを記憶する記憶部13として、ハードディスクや半導体メモリ、記録媒体、メモリカード等による、データのストレージ部を備える。記憶部13は、関連アプリケーションデータベース50を備える。
学習状態監視端末10において、制御部11が所定のプログラムを読み込むことで、入出力部12と協働して、アクティブアプリ特定モジュール14、アクティブアプリ情報取得モジュール15、学習状態判定モジュール16、学習ログ可視化モジュール17、アプリ内容取得モジュール18、類似度算出モジュール19を実現する。また、学習状態監視端末10において、制御部11が所定のプログラムを読み込むことで、記憶部13と協働して、学習ログ記憶モジュール20、関連アプリケーション抽出モジュール21を実現する。
[学習状態監視処理]
図4は、学習状態監視端末10が実行する学習状態監視処理のフローチャートである。上述した各装置のモジュールが行う処理について、本処理にて併せて説明する。
初めに、学習状態監視端末10のアクティブアプリ特定モジュール14は、学習状態監視端末10上でアクティブになっているウィンドウを表示するアプリケーションを特定する(ステップS11)。ここでアクティブなウィンドウとは、学習状態監視端末10において、ユーザの入力を受け付ける対象となっているプログラムのウィンドウを指す。
すなわち、学習状態監視端末10では、フォアグラウンドとバックグラウンドを問わず、複数のプログラムが実行されているのが普通であり、そのとき最も前面にあって、入力を受け付けるプログラムは一つのウィンドウに限定される。そのような状態をアクティブなウィンドウと呼ぶ。
なお、タブレット端末では通常一つのアプリケーションが画面全体を占有しており、必ずしもウィンドウの形を取らないが、最も前面にあってユーザの入力を受け付けるという点では同一である。以降は、ウィンドウとアプリケーションを特に区別せずに扱い、アクティブなウィンドウを表示するアプリケーションをアクティブなアプリケーションと呼ぶものとする。
次に、学習状態監視端末10のアクティブアプリ情報取得モジュール15は、アクティブになっているアプリケーションの情報を取得する(ステップS12)。ここで、アプリケーション情報は、後述のアプリケーションの照合に足る情報であればよく、アプリケーションパスやプログラム名称のみならず、プロセス名、アプリケーションの提供者、アプリケーションのサイズやチェックサム等を取得してよい。
そして、学習状態監視端末10の学習状態判定モジュール16は、ファイル等の読み込みを行うことで、学習アプリケーションのリストを読み込む(ステップS13)。なお、学習アプリケーションのリストは予め与えられていればよく、その読み込みの方法は問わない。
次に、学習状態判定モジュール16は、アクティブになっているアプリが学習アプリケーションであるか否かを判断する(ステップS14)。なおこの判断は、前記のようにアクティブなアプリケーションについて取得した情報と、読み込んだ学習アプリケーションのリストを照合することによって行ってよい。
判断の結果、アクティブなアプリケーションが学習アプリケーションであると判断した場合(ステップS14:「YES」の場合)は、学習者が学習中であると判定し、学習ログ記憶モジュール20は、学習中である旨を、アクティブなアプリケーションな情報と、時刻とともに学習ログに記憶させる(ステップS15)。
一方で、判断の結果、アクティブなアプリケーションが学習アプリケーションではないと判断した場合(ステップS14:「NO」の場合)は、アクティブなアプリケーションによって学習者が学習中であるか否かが直ちに判定できなかったため、学習状態監視端末10は、学習状態判定処理を行うことで学習者が学習中であるか否かを判定する(ステップS16)。
[学習状態判定処理]
図5は、学習状態監視端末10が実行する学習状態判定処理のフローチャートである。上述した各装置のモジュールが行う処理について、本処理にて併せて説明する。
学習状態判定処理において、はじめに、学習状態監視端末10の関連アプリケーション抽出モジュール21は、関連アプリケーションデータベース50から、学習アプリケーションと関連した関連アプリケーションを抽出する(ステップS21)。ここで、学習アプリケーションが起動している場合には、当該学習アプリケーションと関連するアプリケーションを抽出してもよい。また、学習アプリケーションが起動していない場合には、全ての関連アプリケーションを抽出してよい。
次に、学習状態判定モジュール16は、学習アプリケーションの場合と同様に、アクティブなアプリケーションが関連アプリケーションであるか否かを判断する(ステップS22)。ここで、アクティブなアプリケーションが関連アプリケーションであると判断された場合(ステップS22:「YES」の場合)には、学習者は学習中であると判定し、学習状態判定処理を終了するとともに、学習中であるとの判定をもって学習状態監視処理に復帰する(ステップS27)。
一方で、アクティブなアプリケーションが関連アプリケーションであると判断されなかった場合(ステップS22:「NO」の場合)には、学習状態監視端末10のアプリ内容取得モジュール18が、アクティブなアプリケーションが表示している内容を取得する(ステップS23)。
ここで、内容の取得は、メモリやウィンドウハンドルといった参照を利用して内部的に取得する方法であってもよいし、画面キャプチャとOCRや画像の特徴点を抽出するといった、外部的に取得する方法のどちらであってもよい。
次に、学習状態監視端末10の類似度算出モジュール19は、前記取得した表示内容を解析し、学習内容との類似度を計算する(ステップS24)。
ここで類似度の計算の一例として、素性の決定と、表示内容からの素性の生成と、学習内容からの素性の生成と、類似度の計算を説明する。例えば、アクティブなアプリケーションの表示内容が文章である場合には、素性として、文章に出現する名詞を採用してよい。また、音声や画像、動画であった場合には、特徴点の抽出をもって素性とする。
ここで、素性として名詞を選んだ場合について具体的に説明すると、前記取得した表示内容たる文章を形態素解析することで、文章から、名詞とその出現数のベクトルを得ることができる。一方で、学習内容として予め用意された文章も、同様の処理により、名詞と出現数のベクトルを予め用意することができる。
そして、二つの名詞ベクトルが用意できたとき、その類似度として、正規化した両ベクトルのコサイン類似度を採用可能である。ここでは、両文章に出現する名詞とその頻度が似通っているほど、1に近い値が得られる。また、共通の名詞が少ないほど0に近づく。この値は、両文章の類似度として採用可能である。
その他、素性さえ選択、生成してしまえば、サポートベクターマシンや決定木等、識別や回帰のアルゴリズムは無数にあるため、類似しているか否かを判断することが可能である。音声や画像であっても、特徴点のベクトルといった素性の形で表現すれば、元のデータが何であったかは問わない。ただ表示内容からの素性の生成と、学習内容からの素性の生成が行えれば、類似度は計算可能である。
そして、学習状態判定処理は、計算した類似度が、所定の値を越えているか否かを判断する(ステップS25)。ここで、この閾値は、予め経験的に与えられていてもよいし、サポートベクターマシン等を採用する場合には、教師データを与えて学習させることで、自動的に閾値が設定される。一般に、閾値は精度とカバレッジのトレードオフとなるので、目的に応じて決められてよい。
ここで、類似度が閾値を越え、表示内容と学習内容が類似していると判断された場合(ステップS25:「YES」の場合)には、学習者は学習中であると判定し、学習状態判定処理を終了するとともに、学習中であるとの判定をもって学習状態監視処理に復帰する(ステップS27)。
一方で、類似度が閾値を越えず、表示内容と学習内容が類似しているとは判断されなかった場合(ステップS25:「NO」の場合)には、学習状態判定処理を終了するとともに、学習中ではないとの判定をもって学習状態監視処理に復帰する(ステップS26)。
以上が、学習状態判定処理の手順である。学習状態監視処理に戻り、前記の学習状態判定処理の結果、学習中と判定されたか否かによって、条件分岐を行う(ステップS17)。ここで、学習中であると判定された場合(ステップS17:「YES」の場合)には、学習ログ記憶モジュール20は、学習中である旨を、アクティブなアプリケーションな情報と、時刻とともに学習ログに記憶させる(ステップS15)。
一方で、学習中ではないと判定された場合(ステップS17:「NO」の場合)には、学習ログ記憶モジュール20は、学習中ではない旨を、アクティブなアプリケーションな情報と、時刻とともに学習ログに記憶させる(ステップS18)。
以上の学習ログへの記録を行った後、学習状態監視端末10は、学習状態の監視を続けるか否かについて判断する(ステップS19)。学習状態の監視を続ける場合(ステップS19:「YES」の場合)には、学習状態監視処理の開始直後に戻り、学習状態の監視をループ実行する。
また、学習状態の監視を終了する場合(ステップS19:「NO」の場合)には、監視を終了し、記憶させた学習ログを、所定の端末へ通知したり、グラフ化等の可視化のための処理を行ったりしてよい(ステップS20)。
ここで、学習状態の監視を終了するか否かは、例えば、学習アプリケーションの起動とともに学習状態の監視を開始し、学習アプリケーションの終了とともに、学習状態の監視を終了してよい。また、学習アプリケーションの非起動時にも関連アプリケーションによる学習状態を監視したい場合等には、学習監視端末10の起動とともに学習状態の監視を開始し、学習監視端末10の終了とともに学習状態の監視を終了してもよい。
以上が、学習状態監視処理の手順である。
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU,情報処理装置,各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD(CD−ROMなど)、DVD(DVD−ROM、DVD−RAMなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し記憶して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 学習状態監視システム、10 学習状態監視端末、50 関連アプリケーションデータベース

Claims (5)

  1. 学習者が利用し、学習アプリケーションを実行する学習状態監視端末であって、
    前記学習状態監視端末においてアクティブとなっているアプリケーションを特定するアクティブアプリ特定手段と、
    前記特定したアクティブとなっているアプリケーションの情報を取得するアクティブアプリ情報取得手段と、
    前記取得したアプリケーションの情報に基づいて、現在アクティブになっているアプリケーションが、所定の学習アプリケーションであるか否かに基づいて、学習者が学習中であるか否かを判定する学習状態判定手段と、
    現在アクティブになっているアプリケーションが、所定の学習アプリケーションでない場合、前記所定の学習アプリケーション以外のアプリケーションがアクティブになっているとき、当該アプリケーションの表示内容を取得するアプリ内容取得手段と、
    前記取得したアプリケーションの表示内容と、前記学習アプリケーションにおいて学習中の内容との類似度を算出する類似度算出手段と、を備え、
    前記学習中であるか否かの判定において、前記算出した類似度が所定の値を越えている場合、前記所定の学習アプリケーション以外のアプリケーションがアクティブになっている場合であっても、学習中であると判定する、
    とを特徴とする学習状態監視端末。
  2. 前記アクティブになっているアプリケーションに基づいて、前記判定した学習状態を、アクティブになっていた期間とともに学習ログとして記憶する学習ログ記憶手段と、
    前記学習ログを所定の端末に通知又は可視化する学習ログ可視化手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の学習状態監視端末。
  3. 前記学習アプリケーションにおいて、前記学習アプリケーションと関連した関連アプリケーションが予め登録された関連アプリケーションデータベースと、
    前記学習状態判定手段において、前記学習アプリケーションにおいて前記学習アプリケーションと対応した前記関連アプリケーションを前記関連アプリケーションデータベースから抽出する関連アプリケーション抽出手段を備え、
    前記学習中であるか否かの判定において、前記アクティブになっているアプリケーションが、前記所定のアプリケーションでない場合であっても、前記抽出した関連アプリケーションである場合は、学習中であると判定することを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項に記載の学習状態監視端末。
  4. 学習者が利用し、学習アプリケーションを実行する学習状態監視端末が実行する学習状態監視方法であって、
    前記学習状態監視端末においてアクティブとなっているアプリケーションを特定するステップと、
    前記特定したアクティブとなっているアプリケーションの情報を取得するステップと、
    前記取得したアプリケーションの情報に基づいて、現在アクティブになっているアプリケーションが、所定の学習アプリケーションであるか否かに基づいて、学習者が学習中であるか否かを判定するステップと、
    現在アクティブになっているアプリケーションが、所定の学習アプリケーションでない場合、前記所定の学習アプリケーション以外のアプリケーションがアクティブになっているとき、当該アプリケーションの表示内容を取得するステップと、
    前記取得したアプリケーションの表示内容と、前記学習アプリケーションにおいて学習中の内容との類似度を算出するステップと、
    前記学習中であるか否かの判定において、前記算出した類似度が所定の値を越えている場合、前記所定の学習アプリケーション以外のアプリケーションがアクティブになっている場合であっても、学習中であると判定するステップと、
    を備えることを特徴とする学習状態監視方法。
  5. 学習者が利用し、学習アプリケーションを実行する学習状態監視端末に、
    前記学習状態監視端末においてアクティブとなっているアプリケーションを特定するステップ、
    前記特定したアクティブとなっているアプリケーションの情報を取得するステップ、
    前記取得したアプリケーションの情報に基づいて、現在アクティブになっているアプリケーションが、所定の学習アプリケーションであるか否かに基づいて、学習者が学習中であるか否かを判定するステップ、
    現在アクティブになっているアプリケーションが、所定の学習アプリケーションでない場合、前記所定の学習アプリケーション以外のアプリケーションがアクティブになっているとき、当該アプリケーションの表示内容を取得するステップ、
    前記取得したアプリケーションの表示内容と、前記学習アプリケーションにおいて学習中の内容との類似度を算出するステップ、
    前記学習中であるか否かの判定において、前記算出した類似度が所定の値を越えている場合、前記所定の学習アプリケーション以外のアプリケーションがアクティブになっている場合であっても、学習中であると判定するステップ、
    を実行させるためのコンピュータ読み取り可能な学習状態監視端末用プログラム。
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