JP6224614B2 - 摩耗部品及び支持体を備える機械装置及び少なくとも1つの上記機械装置を備えるバケット - Google Patents

摩耗部品及び支持体を備える機械装置及び少なくとも1つの上記機械装置を備えるバケット Download PDF

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Description

本発明は、重量建設機械設備の部品に属する摩耗部品及び支持体を備える機械装置に関する。本発明は、また前記機械装置を備える重量建設マシンバケットに関する。
本発明の応用分野は、土木機械設備、特にバケット、ホッパ又は重量建設機械を用いて所定の場所から他の作業場へ材料を排出するように材料を掘り出し、除去し、移送できるその他の容器の分野である。
既知のように、バケットは、材料に貫入しバケットを構成する他の要素を保護できるように設計された摩耗部品を備える先端刃を備える。先端刃には、形状化されたノーズ部を有するアダプタ支持体が固定され、摩耗部品は、正確な接続によってアダプタ支持体に嵌合するように位置付けられる歯又はシールドである。接続は、摩耗部品が摩耗した後に交換できるように一時的接続である。歯及びその支持体を含む機械装置は、概して、第1に支持体ノーズ部と歯の内部凹部との間の形状の相補性によって、第2にキーピン式の取外し可能接続器具によって組み立てられる。現在の安全要件を満たすため、接続器具は、歯の取付け及び取外しの両方のために打撃作業の必要がないように作られる。
実用において、製造公差は、歯をその支持体に組み立てられるようにするクリアランスを要求し、これに圧力打ち(pressure hammering)によって形成されたクリアランス及び接触ゾーンの作動時の摩耗が加わり、これが支持体上での歯の移動の可能性を残す。従って、土木工学機械の応用および使用に固有の水平、側方、斜め及びその他の応力が、歯/ノーズ部の関係、さらにキー器具の劣化を生じる。さらに、ノーズ部の輪郭は、歯の内部輪郭を決定し、従って、この歯の局部的弱体化ゾーンの存在及び規模を決定する。
国際特許第A−2006059043号及び第A−2004057117号は、各々、歯と、支持体と、キーピン器具とを備える機械装置について説明する。各支持体は、歯を取り付けるためのノーズ部を備える。
国際特許第A−2006059043号において、請求項1のプリアンブルによれば、支持体は、歯に属する耳部を受け入れるためのハウジングも備える。各ハウジングは、1つの開口側と3つの閉鎖側とを備え、対応する耳部は、3つの実質的に平坦な面を備える。実用において、耳部の上面及び底面は、ハウジングの上縁及び下縁に対してロックされる。この形態は、掘削力の作用を受けたとき支持体に対して歯が傾斜するのを効果的に防止する。掘削力は、作動時に歯が受けやすい主要な機械的応力である。ノーズ部の輪郭は納得できるが、改良の余地がある。
国際特許−A2004057117号において、ノーズ部は、作動時の力に対する抵抗の点であまり納得できない形態に従った丸みのあるフィレットによって接続された平坦面を備える。特に、ノーズ部の端部は、平行六面体輪郭を有し、歯の内部に大きな弱体化ゾーンを形成する。更に、丸みのある耳部は、支持体に設置され、歯の丸みのある孔に受け入れられる。これは、掘削力が歯に加えられたとき、納得できる形態ではない。
本発明の目的は、既存の器具に比べて耐用期間の長い改良された機械装置を提案することである。
このために、本発明の内容は、重量建設マシンバケットに属する摩耗部品及び支持体を備える機械装置である。支持体は、
−土台と、
−土台から主軸に沿って土台に近接する近位端部と土台の反対側の遠位端部との間に延びるノーズ部であって、ノーズ部が主軸に直角を成す平面において1組の断面を有し、断面が近位方向において増大する又は一定の面積を画定しながら変化して、特にノーズ部の接続器具を受け入れるためのハウジングの存在を別にして減少する面積を画定しない、ノーズ部と、
−土台の両側において摩耗部品に属する耳部を受け入れるハウジングであって、ハウジングが、ノーズ部と整列して土台に設置され、遠位方向の開放側並びに3つの閉鎖側を持つ、ハウジングと、
を備える。
機械装置は、ノーズ部が、
−ノーズ部の近位端部付近に位置し、第1タイプの断面を形成する対向する対の少なくとも6つの平坦面を備える、第1ゾーンと、
−ノーズ部の遠位端部付近に位置し、第2タイプの断面を形成する対向する対の少なくとも6つの平坦面を備える第2ゾーンであって、第2ゾーンの各平坦面が、近位方向に沿ってこれと整列して位置する第1ゾーンの平坦面より主軸に対する傾斜が小さい、第2ゾーンと、
を備える、ことを特徴とする。
従って、ノーズ部は、変化する形状を有し、平坦面は多数であり相対的に傾斜するので、平坦面の間は漸次的に移行する。本発明は、機械装置内における機械的応力の集中ゾーンを減少するので、装置、装置の歯及びその支持体の両方の耐用期間を改良できる。各ゾーンにおいて、いくつかの平坦面は、作動時の力を吸収するように設計され、他の平坦面は、応力の集中及びノーズ部の重量を減少するために設置される。支持体が等量の場合、ノーズ部は、より少ない材料を含み、それによってバケットへの支持体の取付け部により多くの材料を持つことできるので、更に耐用期間を改良する。同様に、容量のより小さいノーズ部は、高さの嵩が小さい歯を生産できるようにするので、材料への歯/支持体/バケット組立体の貫入を容易にする。最後に、摩耗した歯と新品の歯の重量の比率が、既存の装置に比べて改良される。
本発明の別の有利な特徴によれば、単独で又は組合せで、
―ノーズ部の第1ゾーンは、対向する対の少なくとも8つの平坦面を備え、好ましくは、対向する平坦面の少なくともいくつかは、相互に平行である。
―ノーズ部の第2ゾーンは、平行する対の少なくとも6つの平坦面、好ましくは平行する対の少なくとも8つの平坦面を備える。
−ノーズ部は、主軸に沿ってノーズ部の第1ゾーンと第2ゾーンとの間に第3中間ゾーンを備え、第3ゾーンは、主軸に直角を成す平面において第3タイプの断面を形成する対向する対の少なくとも6つの面、好ましくは対向する対の少なくとも4つの平坦面及び4つの左側面を備える。第3タイプの断面によって画定された面積は、近位方向において、第1タイプの断面によって画定された面積の増大率及び第2タイプの断面によって画定された面積の増大率より大きい増大率を有する。
−第1に主軸を含む同一平面に位置し第2に主軸の同じ側に位置する第1ゾーン、第2ゾーン及び第3ゾーンの平坦面は、160〜200度の鈍角で相互に傾斜する。
−第3ゾーンの平坦面は、近位方向において一次面と整列する第1ゾーンの平坦面と主軸に対して同じ傾斜を有する一次面であって、摩耗部品に掘削力が加えられたときノーズ部に与えられる機械的力に耐えることができる一次面と、第2に近位方向において二次面と整列する第1ゾーンの平坦面より主軸に対して全体的に大きい傾斜を有する二次面と、を備える。
−ノーズ部の第3ゾーンは、垂直面に直角を成す2つの平坦面と、好ましくは水平面に直角を成す2つの平坦面と、垂直面及び水平面の両方に対して直角以外の向きの少なくとも4つの面とを備える。
−摩耗部品に力が加えられたとき、支持体及び摩耗部品は、下記のうち少なくとも1つの接触界面を備える。即ち、各耳部とこの耳部を受け入れるハウジングとの間に位置する第1接触界面、摩耗部品と実質的に力に直角に延びる第2ゾーンの平坦面との間に位置する第2接触界面、摩耗部品と近位方向において第2接触界面と整列して延びる第1ゾーンの平坦面との間に位置する第3接触界面、適用可能な場合には、摩耗部品と近位方向において第2接触界面と整列して延びる第3ゾーンの平坦面との間に位置する第4接触界面、摩耗部品と主軸に直角を成しかつノーズ部の遠位端部に配置された平坦面との間の位置する第5接触界面。作動時の同時的接触界面の数は、第1に力の方向によって、第2に摩耗部品及び/又は支持体の摩耗次第で決まる。
−ノーズ部は、主軸を含む少なくとも1つの対称面特に垂直面及び/又は水平面を有し、主軸は、ノーズ部の対称軸であることが好ましい。
本発明の別の内容は、上述のような少なくとも1つの機械装置を備える重量建設マシンバケットである。実用において、バケットは、概して、各々歯を受け入れる一連の支持体を備える。歯は、摩耗部品として作用し、接続器具によってその支持体に固定される。
対案として、他の土木工学機械設備が、本発明に係る機械装置を備えることができる。
本発明は、単なる非限定的実施例として添付図面を参照して示される以下の説明からよりよく理解できる。
バケットに固定された支持体に取り付けられた摩耗部品を備える本発明に係る機械装置の組立体斜視図を部分的に示し、摩耗部品と支持体との間の接続器具は図示しない。 支持体と摩耗部品とを備える図1の機械装置の分解斜視図である。 図2の矢印IIIの方向から見た支持体の立面図である。 図2の矢印IVの方向から見た支持体の立面図である。 図2の矢印Vの方向から見た支持体の立面図である。 図5の線VI−VIに沿って見た支持体の断面図である。 図5の線VII−VIIに沿って見た支持体の断面図である。 図5の線VIII−VIIIに沿って見た支持体の断面図である。 図4の線IX−IXに沿って見た支持体の断面図である。
図1〜9は、土木工学機械のバケットGに装備するための本発明に係る機械装置1を示す。
機械装置1は、歯形の摩耗部品10と、アダプタ支持体20と、歯10と支持体20との間の接続器具とを備える。支持体20は、バケットGに固定されるのに対して、歯10は、バケットGの作動によって摩耗しすぎたとき取り外される摩耗部品である。単純化のために、バケットGは図において部分的に示し、接続器具及び歯10及び支持体20を貫通して接続器具を配置するために設置されたハウジングは図示しない。
装置1の各種部品の空間的位置を分かり易くするために、装置1が組み立てられたとき、歯が位置する側を前面2、支持体が位置する側を後面3、地面と反対側を上面4、地面に面する側を底面5と定義し、さらに、後3−前2方向に対して右側6及び左側7を定義する。
非限定的実施例として、接続器具は歯10を通過して支持体20のハウジングの中で調節可能なシースとキーピンを備えることができる。接続器具は、第1にシースが支持体20のハウジングの中で調節されてキーピンが歯10と接点を持たない第1の挿入形態と、第2にキーピンが歯10に当接し、シースが支持体20のハウジングの中に在り歯10とその支持体20との間の連結接続体を形成するロック形態との間で回動できる。好ましくは、接続器具は、上面4から底面5へ向かって実質的に垂直方向に又は左7から右へ又はその逆に水平方向に延びる。
歯10は、前面向きに位置する活動部品11と後面向きの中空部品12とを備える。既知のように、活動部品11は、材料例えば土又は砂利を擦って拾い集めるように設計されるのに対して、中空部品12は、歯10を支持体20に取り付けるように設計される。より正確に言うと、部品12は、図1には示さないが、支持体20に当接するための輪郭形状を持つ内部凹部と、中空部品12の後方3へ向かって延びる耳部14とを備える。機械装置1が作動するとき、歯10が受ける主要な機械的応力は、図1において活動部品11へ向く矢印で表される掘削力Fcである。歯10の上面によって与えられる主要な掘削と歯10の底面によって与えられる二次的掘削は、主要掘削が二次的掘削より全体的に大きいことによって、区別できる。
支持体20は、図1〜5において部分的に示す土台22と、この目的のための形状に作られた歯10の内部凹部の中に係合するように設計された嵌合ノーズ部30とを備える。中空部品12及びノーズ部30は、機械装置1の組立時及び作動時に嵌合することによって機械的接続部を形成するように、相補的輪郭を持つ当接形状を備える。ノーズ部30の形状については、下に説明する。中空部品12の内部凹部は、製造クリアランスの範囲内で相補的形状を備える。更に、歯10の耳部14を受け入れるためのハウジング24が、土台22の両側6及び7に、ノーズ部30と整列して設置される。各ハウジング24は、後面3、上面4及び底面5向きの壁を備え、歯10の後面3向きの耳部14を受け入れるために前面2へ向かって開放される。組立時に、耳部14は、ハウジング24の上面4及び底面5に当接して受け入れられる。
ノーズ部30は、土台22から主軸X30に沿って、土台22に近接する近位端部31と土台22の反対側の遠位端部33との間に延び、近位端部と遠位端部との間に中間部32が形成される。近位端部31は、後面3向きに位置し、遠位端部33は前面2向きに位置する。後面3向きの近位又は後方向D31が形成され、前面2向きの遠位又は前方向33が形成される。近位方向D21は、装置が組み立てられるときの、支持体20への歯10の嵌合の方向であるのに対して、遠位方向D33は、歯10の取外し方向である。
遠位端部33において、ノーズ部30の端部は、軸X30に直角を成す平坦面34で終了する。この面34は、安定化平面とも呼ばれ、装置1の作動時に支持体20に対する歯10の傾斜を防止するように設計される。
ノーズ部30には、別個のゾーン40、60及び80が形成される。ゾーン40は、近位端部31付近に位置し、ゾーン60は中間部32に位置し、ゾーン80は遠位端部33付近に位置する。付近とは、ゾーン40が、中間部32及び遠位端部33より近位端部31に近く、ゾーン80が中間部32及び近位端部31より遠位端部33に近いことを意味する。これらのゾーン40、60及び80の各々は、第1にノーズ部30に対して歯10が与える機械的応力に耐えるように、第2に局部的弱体化ゾーンにおける応力の集中を制限するように形成された面を備える。近位端部31において、ゾーン40は、フィレット35によって土台22に接続される。中間部32において、ゾーン40は、移行ゾーン36によってゾーン60に接続され、ゾーン60はフィレット37によってゾーン80に接続される。遠位端部33において、ゾーン80はフィレット38によって面34に接続される。フィレット35及び37は凹面であるのに対して、フィレット38は凸面である。
図2〜9に示すように、主軸X30は、ノーズ部30の対称軸である。垂直面PVは、主軸X30を通過して上面4と底面5との間に延びて形成され、水平面PHは、主軸X30を通過して右側6と左側7との間に延びて形成される。平面PV及びPHは、ノーズ部30並びにハウジング24の2つの対称面である。これらの対称形は、支持体20の製造を容易にし、特に、機械装置1に対する応力がどの方向であっても、ノーズ部30に対して及びハウジング24において歯10によって与えられる力の分布を最適化する。
図示する好ましいが非限定的な実施例において、ノーズ部30のゾーン40、60及び80の各々は、主軸X30に対して対称の、対向する対の8つの面を備える。より正確には、各ゾーン40、60及び80は、上面41、61又は81、右上面42、62又は82、右側面43、63又は83、右底面44、64又は84.底面45、65又は85、左底面46、66又は86、左側面47、67又は87及び左上面48、68又は88を備える。従ってノーズ部30の各ゾーン40、60及び80の輪郭は、全体的に八角形と呼ぶことができる。即ち、図6〜8に示すようにこれらのゾーン40、60及び80において軸X30を横切る様々な断面を考慮すると、断面図において、ノーズ部30は、フィレットで接続される8つの主要な辺を備える。
近位ゾーン40において、面41〜48は、軸X30に対して対で、即ち41と45、42と46、43と47、44と48の対で対向する。面41〜48は平坦であり、凸面フィレット49によって接続される。面41〜48は、遠位方向D33において軸X30へ接近し、近位方向D31において軸X30から遠ざかる。面41及び45は、各々、軸X30に対して及び水平面PHに対して13°の角度γ1で傾斜する。面42、44、46、48は、各々、軸X30に対して13°の角度γ2で傾斜する。面43及び47は、各々軸X30及び垂直面PVに対して2°の角度γ3で傾斜する。実用において、角度γ1、γ2及びγ3は、それぞれ10°〜20°、12.5°〜17.5°及び0°〜5°(数値を含む)の範囲とすることができる。
中間ゾーン60において、面61〜68は、軸X30に対して対で、即ち61と65、62と66、63と67、64と68の対で対向する。面61〜68は、実質的に凸面のフィレット69によって接続される。面61〜68は、遠位方向D33において軸X30へ接近し、近位方向D31において軸X30から遠ざかる。面61、63、65及び67は平坦であるのに対して、面62、64、66及び68は曲がっており、より正確には捩れている。言い換えると、面62、64,66及び68の各々の平面PV及びPHに対する傾斜は、軸30に沿って変化する。面61及び65は、各々、軸X30及び水平面PHに対して16°の角度δ1で傾斜する。面62、64、66及び68の各々に関しては、面の中央平面が形成され、中央平面は、面とその両側の中央平面との間で同じ体積を形成する。図示する非限定的実施例において、面62、64、66及び68の中央平面は、各々、軸X30に対して20°の角度δ2で傾斜する。面63及び67は、各々、軸X30及び垂直面PVに対して20°の角度δ3で傾斜する。実用において、角度δ1、δ2及びδ3は、それぞれ15°〜20°、15°〜25°及び15°〜25°(数値を含む)の範囲とすることができる。
この段階で、平坦面61と65は、近位方向D31においてこれらと整列する平坦面41及び45と平面PH及び軸X30に対して同じ傾斜を有することが分かるはずである。これらの面61及び65は、ノーズ部30の平坦面全ての中で、各々ノーズ部30と歯10との間で最大支え面を有する面である。これらの面61および65は、ゾーン60の一次面と呼ぶことができ、掘削力Fcが歯10に対して加えられたときノーズ部30に与えられた機械的応力に耐えることができる。面62、63、64、66、67及び68は、掘削力Fcの作用を受けたときノーズ部に与えられる機械的応力に耐えるように設計されないので、ゾーン60の二次面と呼ぶことができる。二次面によって形成される接触界面において一次面によって形成される接触界面におけるよりノーズ部30と歯10との間のクリアランスは大きいので、二次面は、当初は歯10の中空部品12の内部凹部と当接するように設計されない。
遠位ゾーン80において、面81〜88は、軸X30に対して対で即ち81と85、82と86、83と87、84と88の対で、対向する。面81〜88は平坦であり、実質的に凸面のフィレット89によって接続される。面81〜88は、方向D33において軸X30へ接近し、方向D31において軸X30から遠ざかる。面81及び85は、各々、軸X30及び水平面PHに対して2°の角度σ1で傾斜する。面82、84、86及び88は、各々、中心軸X30に対して5°の角度σ2で傾斜する。面83及び87は、各々、軸X30及び垂直面PVに対して2°の角度σ3で傾斜する。第2ゾーン80の各平坦面81〜88は、近位方向D31においてこれらと整列する位置に在る第1ゾーン40の平坦面41〜48より主軸X30に対する傾斜が小さい。実用において、角度σ1、σ2及びσ3は、それぞれ0°〜5°(数値を含む)の範囲とすることができる。
面61及び65と同様、面41、45、81及び85は、掘削力Fcが歯10に加えられたときノーズ部30に加えられた機械的応力に耐えることができる一次面と呼ぶことができる。面62、64、66及び68と同様、面42、44、46、48、82、84、86及び88は、掘削力Fcの作用を受けたときノーズ部30に与えられる機械的応力に耐えるように設計されないので、二次面と呼ぶことができる。一方、面63及び67と異なり、面43、47、83及び87は、側面の力が歯10に加えられたときノーズ部30に与えられる機械的応力に耐えるように設計される。
特に有利なことには、各ゾーン40、60及び80の二次面は、システム1における応力集中を減少しながら、その配列及びその独特の形状によりノーズ部30の全体重量を最小限に抑える。支持体20及びノーズ部30は、中実であり、歯はその部品12において中空である。支持体20が等量である場合、ノーズ部30が含む材料はより少なく、それによって、バケットGへの支持体20の取付け部においてより多くの材料を持つことができ、その耐用期間をさらに改良できる。同様に、ノーズ部30の体積がより小さいと、高さのより小さい歯10を製造でき、それによって、材料への歯/支持体/バケット組立体の貫入を容易にする。最後に、歯10の外部輪郭が同じである場合、ノーズ部の体積がより小さいと、歯10の内部凹部においてより多くの材料を持つことができる。従って、歯10の機械的強度が改良され、摩耗した歯の重量と新品の歯の重量の比率が改良される。
図6〜9に示すように、ノーズ部30は、主軸X30に直角を成す平面に形成された1組の断面50、70及び90を持つ。これらの断面50、70、90は、近位方向D31において増大する又は一定面積を画定して、変化する。特に減少する面積は画定しない。問題の面積は、実際、ゾーン40が、単純化のために図示しないが接続器具を受け入れるためのハウジングがゾーン40を貫通できるようにすることを考慮すると、横断面50、70及び90の包絡線によって画定される面積である。ハウジングは、軸X30を横断して、好ましくは機械装置1の形態に応じて水平面PH又は垂直面PVに沿って、形成される。ハウジングを含む断面50の面積は、ハウジングを持たない隣接する断面と比べて小さいが、横断面50、70及び90の包絡線の面積は、実際には、近位方向D31において漸増的に又は一定に変化する。ノーズ部30の中にこのハウジングが存在することが必須であることを除くと、方向D31において減少する断面は、ノーズ部30の局部的弱体化ゾーンの存在を表すので、避けるべきである。
断面50は、ゾーン40において形成された第1タイプの断面を構成し、断面90は、ゾーン80において形成された第2タイプの断面を構成し、断面70は、ゾーン60において形成された第3タイプの断面を構成する。各ゾーン40、60及び80について、断面積50、70又は90の近位方向D13における軸X30に沿った単位長さあたりの増大率が定められる。各タイプの断面50、70又は90の単位長さあたりの増大率は、該当のゾーンの面の傾斜次第で決まる。言い換えると、断面50に関しては角度γ1、γ2及びγ3、断面70に関してはδ1、δ2及びδ3、断面90に関してはσ1、σ2及びσ3次第で決まる。断面70によって画定された面積の増大率は、近位方向D31において、断面50によって画定された面積の増大率より大きく、断面50によって画定された面積の増大率は、断面90によって画定された面積の増大率より大きい。
更に、垂直面PVにおいて角度α1及びβ1が形成される。各角度α1は、ノーズ部30の表面において、平面PVにおいて軸X30の同じ側に位置するゾーン40と60の面の間に即ち面41と61との間又は面45と面65との間に形成される。各角度β1は、ノーズ部30の表面において、平面PVにおいて軸X30の同じ側に位置するゾーン60とゾーン80の面の間に即ち面61と81との間又は面65と85との間に形成される。角度α1は、180°〜200°、図においては180°であり、角度β1は、160°〜180°、図においては160°である。
更に、平面PV及びPHに対して傾斜しかつ傾斜面42、44、46、48、62、64、66、68、82、84、86及び88と交差する、主軸X30を含む1組の平面PIが形成される。例えば、図4及び9に示す平面PIは、軸X30の右上面において面42、62及び82と交差し、軸X30の左下面において対向する面46、66及び86と交差する。所定の平面PIにおいて、角度α2及びβ2も形成される。各角度α2は、ノーズ部の表面において、同じ平面PIにおいて軸X30の同じ側に位置するゾーン40の傾斜面とゾーン60の傾斜面との間に例えば面42と面62との間に形成される。各角度β2は、ノーズ部30の表面において、同じ平面PIにおいて軸X30の同じ側に位置するゾーン60の傾斜面とゾーン80の傾斜面との間例えば面62と82との間に形成される。角度α2及びβ2は、選択される平面PIによって変動可能である。なぜなら、特に面62、64、66及び68の形状は捩れているからである。好ましくは、平面PIは、捩れた面の上述の中間平面に直角を成すように選択できる。重要なことは、どのような平面PIが選択されるとしても、角度α2は180°〜200°の範囲、好ましくは190°に等しく、角度β2は160°〜180°の範囲、好ましくは170°に等しい。図4及び9に示す平面PIにおいて、角度α2及びβ2はそれぞれ190°及び170度に等しい。
また、角度α3及びβ3が、水平面PHにおいて形成される。各角度α3は、ノーズ部の表面において、平面PHにおいて軸X30の同じ側に位置するゾーン40と60の面の間即ち面43と63との間又は面47と67との間に形成される。各角度β3は、ノーズ部30の表面において、平面PHにおいて軸X30の同じ側に位置するゾーン60と80の面の間即ち面63と83との間又は面67と87との間に形成される。角度α3は180°〜200°の範囲、図においては200°に等しく、角度β3は、160°〜180°の範囲、図においては160°に等しい。
従って、ノーズ30部のどの縦断面においても、隣り合う平面間の全ての角度は鈍角である。第1に主軸X30を含む同じ平面PV、PI又はPHに位置し、第2に主軸X30の同じ側に位置する平坦面41−61−81、42−62−82、43−63−83、44−64−84、45−65−85、46−66−86、47−67−87及び48−68−88は、相互に鈍角α1、α2、α3、β1、β2及びβ3(常に160°〜200°)で傾斜する。さらに、同じゾーン40、60又は80の隣り合う平坦面は、軸X30に直角を成す平面において、ノーズ部30に凹部中空を形成することなく、相互に60°以下で傾斜する。平坦面の大きい表面ゾーンは、ノーズ部30と歯10との間の境界面における良好な力の分布を与える。平坦面を接続するフィレット又は移行ゾーン35、36、37、38、49、69及び89のサイズは、最大限減少される。
従って、ノーズ部30の特殊な形状従ってノーズ部の形状から生じる歯10の中空部12の内部形状は、本発明に係る装置1の内部応力の集中を減少し、それによって装置の耐用期間を増大する。
実用において、掘削力Fcを加えると、歯10をそのアダプタ支持体20において傾斜させる傾向がある。ハウジング24の中に耳部14が割り込みかつ面34によって形成された安定化平坦部が存在するので、歯10の重大な傾斜は回避できる。機械装置1が摩耗すると、耳部14とハウジング24との間及びノーズ部30の遠位端部33と歯10の部品12との間の接触界面は、力に対して優位ではなくなる。特に、歯10の内部凹部の壁は、力Fcの作用を受けたときノーズ部30の底部で支えることができる。歯10と支持体20との間のクリアランスが小さい限り、歯10の許容される傾斜も小さく、接触界面に与えられる応力は許容できる範囲である。歯10と支持体20との間のクリアランスが増大すると、部品12が破砕、破裂又は破壊しやすく、歯10を使用不能にする。このような状況において、応力の集中を減少し、それによって粉砕に対する歯10の抵抗を増大することは、特に有利である。
本発明に係る機械装置1は、掘削力Fcに加えてあらゆる方向からの力を受けるのに非常に適する。歯10に力が加えられたとき、支持体20と摩耗部品10は、下記のうち少なくとも1つの接触界面を備える。即ち、
−各耳部14とこの耳部14を受け入れるハウジング24との間に位置する第1接触界面、
−歯10と力に対して実質的に直角に延びるゾーン80の平坦面との間に位置する第2接触界面、
−歯10と近位方向D31において第2接触界面と整列して延びるゾーン40の平坦面との間に位置する第3接触界面、
−歯10と近位方向D31において第2接触面と整列して延びるゾーン60の平坦面との間に位置する第4接触界面、
−歯と平坦面34との間に位置する第5接触界面。
作動時に、同時的接触界面の数は、第1に歯10に加えられた力の方向に、第2に歯10及び/又は支持体20の摩耗次第で決まる。接触界面は、概ね第1接触界面から第5接触界面までの順番で応力を受ける。
更に、装置1を構成する要素は、本発明の範囲から逸脱することなくさまざまに形成できる。特に、ノーズ部30は、下に詳述する様々な変形に従って形成できる。歯10の内部凹部は、ノーズ部30の形状に従って形成される。
図示しない変形において、ノーズ部30は、垂直面PV又は水平面PHのうち1つだけ対称面を有し、この対称面は主軸X30を含む。
図示しない別の変形によれば、ゾーン40、60及び80又はノーズ部30のこれらのゾーンのいくつかは、ほぼ六角形の横断輪郭を持つことができる。この場合、特定のゾーン40、60及び80において軸X30を横切る様々な断面を考慮すると、断面においてノーズ部30は、丸みのあるフィレットによって接続された6つの主要な辺を有する。
図示しない別の変形において、ノーズ部30は、少なくとも部分的に十角形、十二角形などの横断輪郭を持つことができる。言い換えると、ゾーン40、60及び80の少なくともいくつかは、6以上の数の対向する対の平坦面を持つことができる。
図示しない別の変形によれば、ノーズ部30は、中間ゾーン60を備えず、各々少なくとも6つの平坦面を備えるゾーン40及び80のみを備える。
図示しない別の変形によれば、ノーズ部の中間ゾーン60は、垂直面PVに直角を成す2つの平坦面61及び65と、好ましくは水平面PHに直角を成す2つの平坦面63及び67と、垂直面PV及び水平面PHの両方に対して直角以外の向きの少なくとも4つの面62、64、66、68とを備える。
好ましくは、ゾーン40の平坦面の数は、ゾーン60の平坦面又は捩れた面の数より多いかこれに等しく、ゾーン60の面の数は、ゾーン80の平坦面の数より多いかこれに等しく、ゾーン80の平坦面の数は6以上である。
好ましくは、ゾーン40及び/又はゾーン80の少なくともいくつかの対向する平坦面は、軸X30の両側にオイテ対で平行である。例えば、面43と47は、相互にかつ平面PVに対して平行である。別の実施例によれば、ゾーン80は、6つの面を備え、そのうち上4を向く上面81と底5を向く底面85は、平行である。ゾーン80は、平行する対の少なくとも6つ又は8つの平坦面を備えると有利である。
さらに、歯10と支持体20との間の接続器具は、本出願に適する任意の形式の物とすることができる。
様々な実施形態の技術的特徴は、その全部をまたはそのいくつかと、相互に組み合わせることができる。従って、機械装置は、製造及び作動上の制約の点で適合できる。
本発明において、歯10及び支持体20は、あらゆる種類及びあらゆる方向の応力を吸収しながら局部的弱体化ゾーン及び摩耗現象を減少するように形成できる。

Claims (15)

  1. 重量建設マシンバケット(G)に属する摩耗部品(10)と支持体(20)とを備える機械装置(1)であって、前記支持体(20)が、
    −土台(22)と、
    −前記土台(22)から主軸(X30)に沿って前記土台(22)に近接する近位端部(31)と前記土台(22)と反対側の遠位端部(33)との間に延びるノーズ部(30)であって、該ノーズ部が、前記主軸(X30)に直角を成す平面において1組の断面(50、70、90)を有し、前記断面が、近位方向(D31)において増大する又は不変の面積を画定しながら変化して、特に前記ノーズ部(30)の中へ接続器具を受け入れるためのハウジングの存在を別として減少する面積を画定しない、ノーズ部(30)と、
    −前記土台の両側において前記摩耗部品(10)に属する耳部(14)を受け入れるハウジング(24)であって、該ハウジング(24)が、前記ノーズ部(30)と整列して前記土台(22)に設置され、遠位方向(D33)の開放側並びに3つの閉鎖側を持つ、ハウジングと、
    を備え、
    前記機械装置(1)が、
    前記ノーズ部(30)が、
    −前記ノーズ部(30)の前記近位端部(31)付近に位置し、第1タイプの断面(50)を形成する対向する対(41、45;42、46;43、47;44、48)の少なくとも6つの平坦面(41〜48)を備える第1ゾーン(40)と、
    −前記ノーズ部(30)の前記遠位端部(33)付近に位置し、第2タイプの断面(90)を形成する対向する対(81、85;82、86;83、87;84、88)の少なくとも6つの平坦面(81〜88)を備える第2ゾーン(80)であって、該第2ゾーン(80)の各平坦面(81〜88)が、前記近位方向(D31)に沿って前記平坦面と整列する前記第1ゾーン(40)の前記平坦面(41〜48)より前記主軸(X30)に対する傾斜が小さい、第2ゾーンと、
    を備える、
    ことを特徴とする、機械装置(1)。
  2. 前記ノーズ部(30)の前記第1ゾーン(40)が、対向する対(41、45;42、46;43、47;44、48)の少なくとも8つの平坦面(41〜48)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の機械装置(1)。
  3. 前記ノーズ部(30)の前記第2ゾーン(80)が、平行する対(81、85;82、86;83、87;84、88)の少なくとも6つの平坦面(81〜88)を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の機械装置(1)。
  4. 前記ノーズ部(30)が、前記主軸(X30)に沿って前記ノーズ部(30)の前記第1ゾーン(40)と前記第2ゾーン(80)との間に第3中間ゾーン(60)を備え、前記第3中間ゾーン(60)が、前記主軸(X30)に直角を成す平面において第3タイプの断面(70)を形成する対向する対(61、65;62、66;63、67;64、68)の少なくとも6つの平坦面(61〜68)を備え、前記第3タイプの前記断面(70)によって画定された面積が、前記近位方向(D31)において、前記第1タイプの前記断面(50)によって画定された前記面積の増大率及び前記第2タイプの前記断面(90)によって画定された前記面積の増大率より大きい増大率を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の機械装置(1)。
  5. 第1に前記主軸(X30)を含む同一平面(PV;PI、PH)に位置し、第2に前記主軸(X30)の同じ側に位置する前記第1ゾーン(40)、前記第2ゾーン(80)及び前記第3中間ゾーン(60)の前記平坦面(41〜48、61〜68、81〜88)が、160°〜200°の鈍角(α1、α2、α3、β1、β2、β3)で相互に傾斜することを特徴とする、請求項4に記載の機械装置(1)。
  6. 前記第3中間ゾーン(60)の前記平坦面(61〜68)が、
    −第1に、前記近位方向(D31)において一次面(61、65)と整列する前記第1ゾーン(40)の前記平坦面(41、45)と前記主軸(X30)に対して同じ傾斜を有する一次面(61、65)であって、掘削力(Fc)が前記摩耗部品(10)に加えられたとき前記ノーズ部(30)に与えられる機械的応力に耐えることができる、一次面(61、65)と、
    −第2に、前記近位方向(D31)において二次面と整列する前記第1ゾーン(40)の前記平坦面(42、43、44、46、47、48)より前記主軸(X30)に対して全体的に大きい傾斜を有する二次面(62、63、64、66、67、68)と、
    を備えることを特徴とする、請求項4又は5に記載の機械装置(1)。
  7. 前記ノーズ部(30)の前記第3中間ゾーン(60)が、
    −垂直面(PV)に直角を成す2つの平坦面(61、65)と、
    −前記垂直面(PV)及び前記水平面(PH)の両方に対して直角以外の向きの少なくとも4つの面(62、64、66、68)と、
    を備えることを特徴とする、請求項4〜6のいずれか1項に記載の機械装置(1)。
  8. 前記摩耗部品(10)に力(Fc)が加えられたとき、前記支持体(20)と前記摩耗部品(10)が、
    −各耳部(14)と前記耳部(14)を受け入れる前記ハウジング(24)との間に位置する第1接触界面、
    −前記摩耗部品(10)と前記力(Fc)に実質的に直角に延びる前記第2ゾーン(80)の前記平坦面(81、85)との間に位置する第2接触界面、
    −前記摩耗部品(10)と前記近位方向(D31)において前記第2接触界面と整列して延びる前記第1ゾーン(40)の前記平坦面(41、45)との間に位置する第3接触界面、
    −適用可能な場合には、前記摩耗部品(10)と前記近位方向(D31)において前記第2接触界面と整列して延びる前記第3中間ゾーン(60)の前記平坦面(61、65)との間に位置する第4接触界面、及び
    −前記摩耗部品(10)と前記主軸(X30)に直角を成しかつ前記ノーズ部(30)の前記遠位端部に配列された平坦面との間に位置する第5接触界面、
    のうち少なくとも1つの接触界面を備え、
    作動時の同時的接触界面の数が、第1に前記力(Fc)の方向、第2に前記摩耗部品(10)及び/又は支持体の摩耗次第で決まる、
    ことを特徴とする、請求項〜7のいずれか1項に記載の機械装置(1)。
  9. 前記ノーズ部(30)が前記主軸(X30)を含む少なくとも1つの対称面(PV;PH)特に垂直面(PV)及び/又は水平面(PH)を有することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の機械装置(1)。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の少なくとも1つの機械装置(1)を備えることを特徴とする、重量建設マシンバケット(G)。
  11. 前記対向する平坦面の少なくともいくつかが相互に平行であることを特徴とする、請求項2に記載の機械装置(1)。
  12. 前記ノーズ部(30)の前記第2ゾーン(80)が、平行する対(81、85;82、86;83、87;84、88)の少なくとも8つの平坦面(81〜88)を備えることを特徴とする、請求項3に記載の機械装置(1)。
  13. 前記第3中間ゾーン(60)が、対向する対(61、65;62、66;63、67;64、68)の少なくとも4つの平坦面(61、63、65、67)と4つの左側面(62、64、66、68)を備えることを特徴とする、請求項4に記載の機械装置(1)。
  14. 前記ノーズ部(30)の前記第3中間ゾーン(60)が、
    水平面(PH)に直角を成す2つの平坦面(63、67)を備えることを特徴とする、請求項7に記載の機械装置(1)。
  15. 前記主軸(X30)が前記ノーズ部(30)の対称軸であることを特徴とする、請求項9に記載の機械装置(1)。
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