JP6223578B2 - ガスタービン用の翼装置および対応する配列 - Google Patents

ガスタービン用の翼装置および対応する配列 Download PDF

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Description

本発明は、ガスタービン用の翼装置およびガスタービン用の翼配列に関する。
ガスタービンにおいて、翼装置は、ガスタービンを通る作動流体を案内するために配置されている。翼装置は、回転するタービン軸に取り付けられたブレードまたは例えばガスタービンのハウジングに取り付けられたベーンを含んでもよい。翼装置は、タービン軸の周囲に周方向に相前後して取り付けられている。隣接する翼装置の間には間隙が存在し得るので、漏れが生じる。この理由から、隣接する翼装置の間にはシーリング配列が必要とされる。隣接する翼装置の間にシーリング配列を取り付けることによって、翼装置の内部キャビティへの高温作動ガスの噴射が防止される。さらに、翼装置内のキャビティを通って流れる冷却空気が、利用される前に高温作動ガスの主流内へ消失することが防止される。さらに、隣接するシーリング装置の間の間隙を通ってエネルギを損失することなく作動流体が翼通路を通って案内されるので、シーリング配列は有利である。
図5は、従来の翼装置400を示している。従来の翼401は、従来のプラットフォーム402に配置されている。従来のプラットフォーム402は、従来の根元セクション404を有する。従来の根元セクションには、従来のシールストリップ405を配置するための溝が形成されている。プラットフォーム402の下側には、従来のキャビティ403が形成されている。従来のシールストリップ405は、従来のキャビティ403から切り離されている。
欧州特許第2054588号明細書は、翼装置のプラットフォームがスロットを有し、このスロットにシールストリップが配置されている、翼装置を開示している。
欧州特許第2201271号明細書は、第1の端部セクションが翼装置の根元セクションの第1の溝内に配置され、第2の端部セクションが翼装置の根元セクションの第2の溝内に配置されるように、シールストリップが配置されている、翼装置を開示している。
欧州特許出願公開第2551464号明細書は、プラットフォームの下側にキャビティが形成されている、プラットフォームを有する翼装置を開示している。シールストリップは、下側支持なしにキャビティ内に配置されている。
本発明の課題は、重量が減じられた、適切なシーリング特性を有するシールストリップを含む翼装置を提供することである。
この課題は、独立請求項に記載の、ガスタービン用の翼装置およびガスタービン用のタービン配列によって解決される。
本発明の第1の態様によれば、ガスタービン用の翼装置が提供される。翼装置は、ガスタービンの翼ディスクに取付け可能な根元セクションと、翼エレメントとを備える。
根元セクションは、翼エレメントが配置されたプラットフォームを有する。根元セクションは、プラットフォームの内面と、根元セクションの第1のエッジ側(例えば、下流のエッジ側)と、根元セクションの第2のエッジ側(例えば、上流のエッジ側)とによって包囲されたキャビティを有する。第1のエッジ側と、第2のエッジ側とは、ガスタービンの軸方向に沿って互いに間隔を置かれている。
シールストリップが内面に配置されている。シールストリップは、第1の端部セクションと、中間セクションと、第2の端部セクションとを有し、第1の端部セクションは、軸方向に沿って第2の端部セクションから間隔を置かれており、中間セクションは、第1の端部セクションと第2の端部セクションとの間に配置されている。
第1のエッジ側は、凹所(溝、スリット)を有し、この凹所に、シールストリップの第1の端部セクションが挿入される。それゆえ、凹所は(部分的に)第1の端部セクションを包囲し、これにより、第1の端部セクションを内面に固定している。
根元セクションは、第2のエッジ側からキャビティ内へ延びる支持レバーを有し、支持レバーの自由端部は、シールストリップの中間セクションを内面に固定するための、シールストリップの中間セクションとの接触領域を形成している。支持レバーは、内面と、第2のエッジ側と、支持レバーとの間に別のキャビティが形成され、シールストリップの第2の端部セクションがこの別のキャビティ内に配置されるように、さらに形成されている。
根元セクションは、プラットフォームと、第1の(後方の)エッジ側と、第2の(前方の)エッジ側とを有する。プラットフォームは、ガスタービンの主流路に面した第1の(外側の)面と、第1の面とは反対側のプラットフォームの領域に面した第2の(内側の)面とを有する。ブレードなどの翼エレメントは、第1の面に取付け可能である。
プラットフォームは、概してガスタービンの周方向および軸方向に沿って延びている。プラットフォームの厚さ、すなわち、内面の垂線に沿った、例えば半径方向に沿ったプラットフォームの延在範囲は、他の延在範囲、例えば軸方向および周方向に沿った延在範囲と比較して概してより小さい。
軸方向、周方向および半径方向という用語は、ガスタービンのタービン軸に関する方向をいう。周方向とは、ガスタービン軸周りの方向をいい、半径方向とは、タービン軸の回転軸線の点を通る方向をいい、軸方向とは、タービン軸の回転軸線に対して平行な方向をいう。軸方向および半径方向は、特に、互いに関して垂直に向けられている。
(第2の)前方のエッジ側と、(第1の)後方のエッジ側とは、プラットフォームに取り付けられている。第2のエッジ側と、第1のエッジ側とは、プラットフォームの内面から実質的に半径方向に沿って延びている。第2のエッジ側は、第1のエッジ側よりも上流に配置されているか、またはその逆であり、「上流」および「下流」とは、ガスタービンの作動流体の主流の流れ方向に沿った部分の位置をいう。したがって、プラットフォームと、第1のエッジ側と、第2のエッジ側とは、キャビティ内にU字形内側断面を形成してもよく、別のキャビティが形成されている。翼装置の上述の構造は、前述の翼装置および例えば後述する別の翼装置にも有効である。
第1のエッジ側の凹所(スリットまたは溝)は、U字形の断面を有してもよく、シールストリップの第1の端部セクションは、開放した側から凹所内へ挿入されかつ滑り込まされてもよい。
キャビティおよび別のキャビティに冷却空気を流してもよい。冷却空気は、冷却のために中空の翼またはブレード根元部から、または中空の翼またはブレード根元部へ供給されてもよい。キャビティは、後方のエッジ側と前方のエッジ側とに接続された底側によって包囲されてもよく、この底側は、キャビティの、プラットフォームの内面とは反対の側に配置されている。
複数の翼装置は、互いに隣接して、周方向に沿って翼ディスクに取り付けられている。特に、第1のプラットフォームと、隣接する別の翼装置の別のプラットフォームとは、互いに当接しており、例えば、組立て公差および(遠心力および熱による)成長許容により、作動中、両プラットフォーム間には小さな間隙が存在する。
支持レバーは第2のエッジ側からキャビティ内へ延びており、これにより、キャビティ内へ突出している。支持レバーは、支持レバーの自由端部と内面との間に間隙が形成されるように形成されている。内面に配置されたシールストリップは、間隙を通って突出している。言い換えれば、支持レバーは、その自由端部において、シールストリップの中間セクションとの接触領域を形成し、これにより、押し付けており、シールストリップの中間セクションを内面に固定または強制してもよい。シールストリップは、支持レバーが、第2の端部セクションがストッパセクションの半径方向内方へ移動することを防止することによって、キャビティに保持または固定されている。これにより、通常作動中は、シールストリップはキャビティ内に保持される。
さらに、支持レバーは、キャビティを分割しており、これにより、内面と、第2のエッジ側と、支持レバーとの間に別のキャビティが形成され、シールストリップの第2の端部セクションがこの別のキャビティ内に配置されている。
したがって、シールストリップは、金属ストリップまたは金属プレートから形成されてもよい。シールストリップは、翼装置の内面と、隣接する別の翼装置の別の内面とに接触しており、これにより、2つの隣接するプラットフォームの間の間隙を封止している。
本発明によって、支持レバーは、軸方向に沿ってキャビティ内へかつ内面に沿って部分的にのみ延びている。シールストリップの下側全体が支持面によって支持されている従来の方式とは対照的に、本発明によって、翼装置の総重量が減じられ、これにより、翼装置およびタービンディスクにおける応力もまた減じられる。
さらに、本発明によって、シールストリップの第1の端部セクションのみが凹所に挿入され、シールストリップの反対側の第2の端部セクションは、支持のために凹所または溝によって包囲されない。シールストリップは、支持レバーの自由端部によって内面に対して保持される。したがって、シールストリップの容易な取付けが提供される。シールストリップは、据付けの間、ばね負荷状態へ弾性変形可能である。ばね負荷状態では、シールストリップは、周方向に沿って、その中間部分において、支持レバーの自由端部と内面との間の間隙内を摺動させられる。第1の端部セクションと、第2の端部セクションとは、キャビティおよび別のキャビティ内で可動である。据付けの間、第1の端部セクションは、根元セクションの第1のエッジ側における凹所へ摺動可能に挿入される。シールストリップのばね負荷状態は解放され、これにより、第2の端部セクションが解放され、最終位置において、内面と、例えば後述のストッパセクションとに接触する。
本発明の別の典型的な実施の形態によれば、接触領域と第1の端部セクションとの間のシールストリップの中間セクションの第1の部分は、キャビティ内に配置されている。第2の端部セクションと、接触領域と第2の端部セクションとの間のシールストリップの中間セクションの第2の部分とは、別のキャビティ内に配置されている。したがって、第2の端部セクションは、半径方向で支持されていない。
別の典型的な実施の形態では、支持レバーは、接触領域と第1の端部セクションとの間のシールストリップの第1の軸方向長さが、接触領域と第2の端部セクションとの間のシールストリップの第2の軸方向長さよりも大きくなるように形成されている。これにより、接触領域と第2の端部セクションとの間のより短い第2の軸方向長さにより、シールストリップはより剛性に形成されてもよく、これにより、シールストリップのより短い第2の軸方向長さ部分は、より短い第2の軸方向長さ部分の自重により変形することはない。
別の典型的な実施の形態によれば、第2のエッジ側は、シールストリップを別のキャビティに挿入するためのシールストリップ入口を有する。
シールストリップ入口は、シールストリップとブレードとの取付けが既に現場において可能になるように形成されている。特に、シールストリップ入口は、上流の(第2の)エッジ側に形成されてもよく、翼装置の上流環境を別のキャビティに接続する。これにより、シールストリップは、シールストリップ入口を通ってほぼ軸方向に沿って別のキャビティ内へ挿入されてもよい。さらに、シールストリップは、シールストリップの第1の端部セクション109が下流の(第1の)エッジ側における凹所に配置されるまでほぼ軸方向に沿ってさらに移動させられてもよい。
別の典型的な実施の形態によれば、シールストリップ入口は、空気が別のキャビティから流出可能であるように形成されている。したがって、空気は、キャビティから、接触領域(すなわち、支持レバーの自由端部と、プラットフォームの内面との間の間隙)を介して、別のキャビティを通って流れてもよく、シールストリップ入口から出る。この空気流は、支持レバーの自由端部とプラットフォームの内面との間の間隙を最小限にすることによって、意図的に減じられる。
別の典型的な実施の形態によれば、第2のエッジ側は、ストッパセクション(段部または突出部)を有し、このストッパセクションは、シールストリップの第2の端部セクションがストッパセクションに対して当接するように形成されている。特に、ストッパセクションは、軸方向に対して平行な(成分を少なくとも有する)垂線を有する面を含む。シールストリップは、シールストリップが軸方向に沿って凹所から出るように移動させられると、ストッパセクションに対して当接する。したがって、ストッパセクションは、軸方向に沿ったシールストリップの移動を制限し、この結果、凹所からの滑り出しが防止される。
別の典型的な実施の形態によれば、第1のエッジ側は根元セクションの後方のエッジ側であり、第2のエッジ側は、根元セクションの前方のエッジ側である。
別の典型的な実施の形態によれば、上述の翼装置と、別の翼装置とを備える、翼配列が記載されている。翼装置と、別の翼装置とは、ガスタービンの周方向に沿って相前後して配置されており、シールストリップは、翼装置と別の翼装置との間の間隙を封止するために翼装置と別の翼装置との間に延びるように形成されている。
本発明の複数の実施の形態は、様々な主体に関して説明されていることに留意しなければならない。特に、幾つかの実施の形態は、装置形式の請求項に関して説明されているのに対し、他の実施の形態は、方法形式の請求項に関して説明されている。しかしながら、別段の定めがないかぎり、1つの形式の主体に属する特徴のあらゆる組合せに加え、異なる主体に関連する特徴、特に、装置形式の請求項の特徴と、方法形式の請求項の特徴とのあらゆる組合せもまた、本願によって開示されていると考えられることを、当業者は上記および以下の説明から分かるであろう。
本発明の上記で規定した態様および別の態様は、以下で説明される実施の形態の例から明らかであり、実施の形態の例に関して説明される。以下では、複数の実施の形態に関連して本発明をより詳細に説明するが、本発明はそれらに限定されるわけではない。
本発明の1つの典型的な実施の形態による翼装置の概略図を示している。 図1に示した翼装置のストッパセクションの拡大図を示している。 図1に示した翼装置の透視図を示している。 本発明の典型的な実施の形態によるガスタービンエンジンを示している。 従来の翼装置を示している。
図面における例示は概略的である。異なる図面において同一または類似の要素には同じ参照符号が付されていることに留意されたい。
図1は、本発明の典型的な実施の形態によるガスタービン用の翼装置100を示している。翼装置100は、ガスタービンの翼ディスクに取付け可能な根元セクション101を含む。したがって、根元セクション101は、例えば、もみの木形に形成されてもよい取付けプラグを有する、取付け底部セクションを含む(図3参照)。
さらに、翼装置100は、翼エレメント102を有し、根元セクション101はプラットフォーム103を有し、このプラットフォーム103に翼エレメント102が配置されている。根元セクション101は、プラットフォーム103の内面105と、根元セクション101の第1のエッジ側106と、根元セクション101の第2のエッジ側107とによって包囲されたキャビティ104を有する。第1のエッジ側106と、第2のエッジ側107とは、ガスタービンの軸方向121に沿って互いに間隔を置かれている。
シールストリップ108が内面105に配置されている。シールストリップ108は、第1の端部セクション109と、中間セクション111と、第2の端部セクション110とを有する。第1の端部セクション109は、軸方向121に沿って第2の端部セクション110から間隔を置かれており、中間セクション111は、第1の端部セクション109と第2の端部セクション110との間に配置されている。第1のエッジ側106は、凹所112を有し、この凹所に、シールストリップ108の第1の端部セクション109が配置される。したがって、凹所112は第1の端部セクション109を包囲し、第1の端部セクション109を内面105に固定している。
根元セクション101は、第2のエッジ側107からキャビティ104内へ延びる支持レバー113を有し、支持レバー113の自由端部は、シールストリップ108の中間セクション111を内面105に固定するための、シールストリップ108の中間セクション111との接触領域114を形成している。支持レバー113は、内面105と、第2のエッジ側107と、支持レバー113との間に別のキャビティ115が形成されるように、さらに形成されている。シールストリップ108の第2の端部セクション110は、別のキャビティ115内に配置されている。
根元セクション101は、プラットフォーム103と、第1の(後方の)エッジ側106と、第2の(前方の)エッジ側107とを有する。プラットフォーム103は、ガスタービンの主流路に面した第1の(外側の)面と、第1の面と比較してプラットフォーム103の反対側の領域に面した第2の(内側の)面105とを有する。ブレードなどの翼エレメント102は、第1の面に取付け可能である。
プラットフォーム103は、ほぼガスタービンの周方向123および軸方向121に沿って延びている。プラットフォーム103の厚さ、すなわち、内面105の垂線に沿った、例えば半径方向122に沿ったプラットフォームの延在範囲は、他の延在範囲、例えば軸方向121および周方向123に沿った延在範囲と比較して概してより小さい。
軸方向121、周方向123および半径方向122という用語は、ガスタービンのタービン軸20(図4参照)に関する方向をいう。周方向123とは、ガスタービン軸20を中心とする方向をいい、半径方向122とは、タービン軸20の回転軸線の一点を通る方向をいい、軸方向121とは、タービン軸20の回転軸線に対して平行な方向をいう。軸方向121および半径方向122は、特に、互いに関して垂直に向けられている。
(第2の)前方のエッジ側107と、(第1の)後方のエッジ側106とは、プラットフォーム103に取り付けられている。第2のエッジ側107と、第1のエッジ側106とは、プラットフォーム103の内側の面105から実質的に半径方向122に沿って延びている。第2の前方のエッジ側107は、第1のエッジ側106に対して、より上流に配置されている。プラットフォーム103と、第1のエッジ側106と、第2のエッジ側107とは、キャビティ104内に一種のU字形内側断面を形成し、別のキャビティ115が形成されている。
第1のエッジ側106の凹所(スリットまたは溝)112は、U字形の断面を有してよい。シールストリップ108の第1の端部セクション109は、開放した側から凹所112内へ挿入されかつ滑り込まされる。
キャビティ104および別のキャビティ115に冷却空気を流してもよい。この冷却空気は、冷却のために中空の翼102または根元セクション101から供給されてもよい。
支持レバー113は第2のエッジ側107からキャビティ104内へ延びており、したがってキャビティ104内へ突出している。支持レバー113は、支持レバー113の自由端部と内面105との間に間隙が形成されるように形成されている。内面105に配置されたシールストリップ108は、間隙を通って突出している。言い換えれば、支持レバー113は、その自由端部において、シールストリップ108の中間セクション111との接触領域114を形成しており、これにより、シールストリップ108の中間セクション111を内面105に押し付け、固定する。
さらに、支持レバー113は、内面105と、第2のエッジ側107と、支持レバー113との間に別のキャビティ115が形成されるように、キャビティ104を分割している。シールストリップ108の第2の端部セクション110がこの別のキャビティ115内に配置されている。
シールストリップ108は、翼装置100の内面105と、隣接する別の翼装置の別の内面とに接触しており、これにより、2つの隣接するプラットフォーム103の間の間隙を封止している。
図1から分かるように、支持レバー113は、軸方向121に沿ってキャビティ104内へかつ内面105に沿って部分的にのみ延びている。シールストリップ108の第1の端部セクション109のみが凹所112に挿入され、シールストリップ108の反対側の第2の端部セクション110は、支持のために別の凹所または溝によって包囲されていない。シールストリップ108は、支持レバー113の自由端部によって内面105に対して保持される。それゆえ、内側キャビティ104内のシールストリップ108の容易な取付けが提供される。
図1に示したように、接触領域114と第1の端部セクション109との間のシールストリップ108の中間セクション111の一部は、キャビティ104内に配置されている。第2の端部セクション110と、接触領域114と第2の端部セクション110との間のシールストリップ108の中間セクション111の第2の部分とは、別のキャビティ115内に配置されている。
特に、図1から分かるように、支持レバー113は、接触領域114と第1の端部セクション109との間のシールストリップ108の第1の軸方向長さが、接触領域114と第2の端部セクション110との間のシールストリップ108の第2の軸方向長さよりも大きくなるように形成されている。したがって、接触領域114と第2の端部セクション110との間の第2の軸方向長さがより短いので、シールストリップ108の短い第2の軸方向長さ部分が、短い第2の軸方向長さ部分の自重によって変形することがないように、シールストリップ108をより剛性高く形成することができる。
接触領域114の位置と、支持レバー113の長さとは、中間セクション111の長さと、支持レバー113が内面105に接近する角度とに依存する。または、言い換えれば、制御可能な力によって、据付け中にシールストリップによってどれだけ多くの弾性的なたわみを達成することができるかに依存する。
第2のエッジ側107は、シールストリップ108を別のキャビティ115に挿入するためのシールストリップ入口116を有する。
シールストリップ入口116は、シールストリップ108とブレードとの取付けが既に現場において可能になるように形成されている。特に、シールストリップ入口116は、上流の(第2の)エッジ側107に形成されてもよく、翼装置100の上流環境を別のキャビティ115に接続する。それゆえ、シールストリップ108は、シールストリップ入口116を通ってほぼ軸方向121に沿って別のキャビティ115内へ挿入されてもよい。さらに、シールストリップ108は、シールストリップ108の第1の端部セクション109が下流の(第1の)エッジ側106における凹所112に配置されるまでほぼ軸方向121に沿ってさらに移動させられてもよい。
上流側にシールストリップ入口116を有する別の利点は、シールストリップ上およびシールストリップを横切って作用する差圧がシールストリップを外方へ押し出すのではなく、さらに溝内へ上方に押し付ける、ということである。
第2のエッジ側107は、ストッパセクション117を有し、このストッパセクション117は、シールストリップ108の第2の端部セクション110がストッパセクション117に対して当接するように形成されている。
図2は、図1に示した翼装置100のストッパセクション117の拡大図を示している。ストッパセクション117は、第2のエッジ側107または内面105から別のキャビティ115内へ突出する段部または突出部を有する。ストッパセクション117は、軸方向121に対して平行な(成分を少なくとも有する)垂線を有する面を含む。シールストリップ108は、シールストリップ108が軸方向121に沿って上流へ凹所112から出るように移動させられると、ストッパセクション117に対して当接する。これにより、ストッパセクション117は、軸方向121に沿ったシールストリップ108の移動を制限し、したがって、凹所112からの滑り出しが防止される。
図3は、図1に示した翼装置100の透視図を示している。
シールストリップ108が翼装置100に、および/または2つの周方向で隣接する翼装置100の間に組み付けられると、シールストリップ108の中間セクション111がシールストリップ入口116を介して挿入され、内面105および支持レバー113の両方に接触する。挿入を継続することで、支持レバー113がシールストリップ108に力を加え、シールストリップ108自体が内面105に押し付けられる。シールストリップ108の挿入の継続を提供しかつ可能にするために、シールストリップ108が弾性変形するかおよび/または支持レバー113が弾性変形する。第1の端部セクション109が少なくとも部分的に凹所112に位置し、かつ第2の端部110がストッパセクション117を通り過ぎる(すなわち軸方向後方に位置する)と、シールストリップ108は、図1に示された位置へ跳ねる。シールストリップ108は直線的な部材として示されているが、キャビティ104内へのはめ込みおよび固定を補助するために、シールストリップ108は軸方向および/または周方向で円弧状であってもよい。シールストリップ108をキャビティ104から取り外すまたは分解するために、第2の端部セクション110は半径方向内方へ押し付けられ、この結果、第2の端部セクション110がストッパセクション117の半径方向内方に位置するように、シールストリップ108および/または支持レバー113がたわむかまたは弾性変形する。次いで、シールストリップ108を軸方向前方へ移動させてキャビティ104から取り外すことができる。
シールストリップ108は、図1に示したように、支持レバー113が、第2の端部セクション110がストッパセクション117の半径方向内方へ移動することを防止することによって、キャビティ内に保持または固定される。エンジン作動中に、シールストリップ108は遠心効果によって半径方向外方へ内面105に対して押し付けられることを認めるべきである。エンジンが作動していないときには、シールストリップ108は、支持レバー113および凹所112に対して当接し、内面105とは接触しなくてもよい。さらに、ストリップシール108の周方向エッジまたは周方向エッジの複数の部分が、内面105と接触してもよい。
シールストリップ108が翼装置100に、および/または2つの周方向で隣接する翼装置100の間に組み付けられると、シールストリップは、キャビティ104への高温ガスの進入を防止するために、プラットフォームの軸方向範囲に沿って、各プラットフォームの間のほぼ軸方向の間隙を封止する。周方向で隣接する翼装置100はそれぞれキャビティ104を有し、一方または両方の翼装置100が支持レバー113を有してもよいことを認めるべきである。
図4は、ガスタービンエンジン10の一例を断面図で示している。ガスタービンエンジン10は、流れの連続で、入口12と、圧縮機セクション14と、燃焼器セクション16と、タービンセクション18とを有しており、これらは、概して流れ方向に直列に、概して長手方向軸線または回転軸線の方向に配置されている。ガスタービンエンジン10は、さらに、軸20を有する。軸20は、回転軸線を中心に回転可能であり、ガスタービンエンジン10を通って長手方向に延びている。軸20は、タービンセクション18を圧縮機セクション14に駆動接続している。
上流および下流という用語は、別段の定めのない限り、エンジンを通る空気流および/または作動ガス流の流れ方向をいう。前方および後方という用語は、エンジンを通るガスの全体的な流れをいう。軸方向、半径方向および周方向という用語は、エンジンの回転軸線に関して用いられる。
ガスタービンエンジン10の作動時、空気入口12を通じて取り込まれた空気24は、圧縮機セクション14によって圧縮され、燃焼セクションまたはバーナセクション16へ排出される。バーナセクション16は、バーナプレナム26と、二重壁缶27によって形成された1つまたは複数の燃焼室28と、各燃焼室28に固定された少なくとも1つのバーナ30とを含む。燃焼室28およびバーナ30は、バーナプレナム26内に配置されている。圧縮機14を通過する圧縮空気は、ディフューザ32に進入し、ディフューザ32からバーナプレナム26内へ排出され、バーナプレナム26から、空気の一部がバーナ30に入り、気体燃料または液体燃料と混合される。次いで、空気/燃料混合物が燃焼させられ、燃焼による燃焼ガス34または作動ガスは、移行ダクト35を介してタービンセクション18へ送られる。
タービンセクション18は、軸20に取り付けられた複数のブレード支持ディスク36を有する。この実施例では、2つのディスク36はそれぞれ、タービンブレード38の環状の配列を支持している。タービンブレード装置38は、上述の翼装置100のように設計されていてもよい。しかしながら、ブレード支持ディスクの数は異なっていてもよい。すなわち、ディスクが1つのみまたはディスクが3つ以上であってもよい。加えて、ガスタービンエンジン10のステータ42に固定されたガイドベーン40は、タービンブレード38の間に配置されている。ガイドベーン40は、上述の翼装置100のように設計されていてもよい。燃焼室28の出口と、前方タービンブレード38との間には、入口ガイドベーン44が設けられている。
燃焼室28からの燃焼ガスはタービンセクション18に入り、タービンブレード38を駆動し、タービンブレード38自体は軸20を回転させる。ガイドベーン40,44は、タービンブレード38への燃焼ガスまたは作動ガスの角度を最適化するように機能する。圧縮機セクション14は、ガイドベーン段46とロータブレード段48の軸方向連続を含む。
「備える(comprising)」という用語は、他の要素またはステップを排除せず、単数での記載は複数を排除しないことに留意すべきである。異なる実施の形態に関連して記載された要素が組み合わされてもよい。請求項に記載の参照符号は請求項の範囲を限定すると解釈すべきでないことにも留意すべきである。
10 ガスタービンエンジン
12 入口
14 圧縮機セクション
18 タービンセクション
20 軸
24 空気
26 バーナプレナム
27 缶
28 燃焼室
30 バーナ
32 ディフューザ
35 移行ダクト
36 ディスク
38 タービンブレード
40 ガイドベーン
42 ステータ
44 ガイドベーン
46 ガイドベーン段
48 ロータブレード段
100 翼装置
101 根元セクション
102 翼エレメント
103 プラットフォーム
104 キャビティ
105 内面
106 第1のエッジ側
107 第2のエッジ側
108 シールストリップ
109 第1の端部セクション
110 第2の端部セクション
111 中間セクション
112 凹所
113 支持レバー
114 接触領域
115 別のキャビティ
116 シールストリップ入口
117 ストッパセクション
121 軸方向
122 半径方向
123 周方向
400 従来の翼装置
401 従来の翼
402 従来のプラットフォーム
403 従来のキャビティ
404 従来の根元セクション
405 従来のシールストリップ

Claims (8)

  1. ガスタービン用の翼装置(100)であって、
    ガスタービンの翼ディスクに取付け可能な根元セクション(101)と、
    翼エレメント(102)と、を備え、
    前記根元セクション(101)は、プラットフォーム(103)を有し、該プラットフォームに前記翼エレメント(102)が配置されており、
    前記根元セクション(101)は、キャビティ(104)を有し、該キャビティは、前記プラットフォーム(103)の半径方向内側の面(105)と、前記根元セクション(101)の第1のエッジ側(106)と、前記根元セクション(101)の第2のエッジ側(107)とによって包囲されており、
    前記第1のエッジ側(106)と、前記第2のエッジ側(107)とは、前記ガスタービンの軸方向(121)に沿って互いに間隔を置かれており、
    前記内側の面(105)に配置されたシールストリップ(108)をさらに備え、
    該シールストリップ(108)は、第1の端部セクション(109)と、中間セクション(111)と、第2の端部セクション(110)とを有し、
    前記第1の端部セクション(109)は、軸方向(121)に沿って前記第2の端部セクション(110)から間隔を置かれており、前記中間セクション(111)は、前記第1の端部セクション(109)と、前記第2の端部セクション(110)との間に配置されており、
    前記第1のエッジ側(106)は、凹所(112)を有し、該凹所に前記シールストリップ(108)の前記第1の端部セクション(109)が挿入され、前記凹所(112)が前記第1の端部セクション(109)を包囲し、該第1の端部セクション(109)前記内側の面(105)に押し付けられ
    前記根元セクション(101)は、前記第2のエッジ側(107)から前記キャビティ(104)内へ延びる支持レバー(113)を有し、該支持レバー(113)の自由端部は、前記シールストリップ(108)の前記中間セクション(111)を前記内側の面(105)に固定するための、前記シールストリップ(108)の前記中間セクション(111)との接触領域(114)を形成しており、
    前記支持レバー(113)は、前記内側の面(105)と、前記第2のエッジ側(107)と、前記支持レバー(113)との間に別のキャビティ(115)が形成されるようにさらに形成されており、
    前記シールストリップ(108)の前記第2の端部セクション(110)が前記別のキャビティ(115)内に配置されており、
    前記第2のエッジ側(107)は、前記シールストリップ(108)を前記別のキャビティ(115)に挿入するためのシールストリップ入口(116)を有する
    ことを特徴とする、翼装置(100)。
  2. 前記接触領域(114)と前記第1の端部セクション(109)との間の前記シールストリップ(108)の前記中間セクション(111)の第1の部分は、前記キャビティ(104)内に配置されており、前記第2の端部セクション(110)と、前記接触領域(114)と前記第2の端部セクション(110)との間の前記シールストリップ(108)の前記中間セクション(111)の第2の部分とは、前記別のキャビティ(115)内に配置されている、請求項1記載の翼装置(100)。
  3. 前記支持レバー(113)は、前記接触領域(114)と前記第1の端部セクション(109)との間の前記シールストリップ(108)の第1の軸方向長さが、前記接触領域(114)と前記第2の端部セクション(110)との間の前記シールストリップ(108)の第2の軸方向長さよりも大きくなるように形成されている、請求項1または2記載の翼装置(100)。
  4. 前記シールストリップ入口(116)は、空気が前記別のキャビティ(115)から流出可能であるように形成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の翼装置(100)。
  5. 前記第2のエッジ側(107)は、ストッパセクション(117)を有し、該ストッパセクション(117)は、前記シールストリップの前記第2の端部セクション(110)が前記ストッパセクション(117)に対して当接するように形成されている、請求項1からまでのいずれか1項記載の翼装置(100)。
  6. 前記ストッパセクション(117)は、前記シールストリップ入口(116)に直接接して半径方向外側に位置している、請求項5記載の翼装置(100)。
  7. 前記第1のエッジ側(106)は、前記根元セクション(101)の後方のエッジ側であり、
    前記第2のエッジ側(107)は、前記根元セクション(101)の前方のエッジ側である、請求項1から6までのいずれか1項記載の翼装置(100)。
  8. ガスタービン用の翼配列であって、
    請求項1から7までのいずれか1項記載の翼装置(100)と、
    別の翼装置と、を備え、
    前記翼装置(100)と、前記別の翼装置とは、ガスタービンの周方向に沿って相前後して配置されており、
    前記シールストリップ(108)は、前記翼装置(100)と前記別の翼装置との間の間隙を封止するために前記翼装置(100)と前記別の翼装置との間に延びるように形成されていることを特徴とする、ガスタービン用の翼配列。
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