JP6223321B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、画像形成装置に関する。
従来、複数の感光体を有したタンデム型のフルカラー画像形成装置が知られている。複数の感光体には、例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)のトナーを用いる現像器が配置される。これらのトナーは非消色トナーであることが一般的である。これらの非消色トナーに加えて、消色可能なトナー(消色トナー)をさらに用いた画像形成装置が提案されている。
このような画像形成装置では、非消色トナー及び消色トナーを定着させる必要がある。消色トナーは一定以上の温度に熱せられると消色してしまう。そのため、定着器において許容される温度の幅が非消色トナーに比べて狭い。このような要求を満たすため、定着器の熱容量を大きくすることで温度変動を小さくすることが行われていた。しかしながら、立ち上がり時間が遅くなる場合があった。
特開2014−134609号公報
本発明が解決しようとする課題は、非消色トナー及び消色トナーを定着可能であり、立ち上がり時間の増大を抑制できる画像形成装置を提供することである。
実施形態の画像形成装置は、定着部と制御部とを持つ。定着部は、第1の熱源によって加熱される定着部材と第2の熱源によって加熱される加圧部材とを有する。定着部は、定着部材と加圧部材との間で未定着の記録剤像が形成されたシートを加圧しながら搬送する。制御部は、未定着の記録剤像が消色性記録剤を含む場合、第1の熱源及び第2の熱源を加熱する。制御部は、未定着の記録剤像が消色性記録剤を含まない場合、第1の熱源を加熱し第2の熱源を加熱しない。制御部は、第一の状態における定着部材及び加圧部材の温度が、第二の状態における定着部材及び加圧部材の温度よりも低くなるように、第1の熱源及び第2の熱源を制御する。第一の状態とは、未定着の記録剤像が消色性記録剤を含む場合の状態である。第二の状態とは、未定着の記録剤像が消色性記録剤を含まない場合の状態である。
実施形態の画像形成装置1の一例を示す外観図である。 実施形態の画像形成装置1の概略構成の一例を示す図である。 実施形態の画像形成装置1の定着部32の構成を示す図である。 加熱ユニット210がプレスローラ51から離間している状態の具体例を示す図である。 定着部32の制御の流れを示すフローチャートである。 非消色トナー及び消色トナーの定着可能温度領域を示す図である。
以下、実施形態における画像形成装置1について説明する。なお、以下の説明で示される温度の単位は、いずれも摂氏である。
図1は、実施形態の画像形成装置1の一例を示す外観図である。例えば、画像形成装置1は複合機(MFP:Multi Function Peripheral)である。画像形成装置1は、用紙などのシート状の被画像形成媒体(以下、「シート」という。)上に形成された画像を読み取ってデジタルデータ(画像ファイル)を生成する。画像形成装置1は、デジタルデータに基づいて、トナーを用いてシート上に画像を形成する。
画像形成装置1は、表示部110、画像読取部120、画像形成部130及びシートトレイ140を備える。
表示部110は、出力インタフェースとして動作し、文字や画像の表示を行う。表示部110は、入力インタフェースとしても動作し、ユーザから指示を受け付ける。表示部110は、例えばタッチパネルを有する液晶ディスプレイである。
画像読取部120は、例えばContact Image Sensor(CIS)やCharge Coupled Devices(CCD)等を備えたカラースキャナである。画像読取部120は、センサを用いて、シート上に形成されている画像を読み取り、デジタルデータを生成する。
画像形成部130は、トナーを用いてシート上に画像を形成する。画像形成部130は、画像読取部120によって読み取られた画像データ又は外部機器から受信した画像データに基づいて画像を形成する。シート上に形成される画像は、例えばハードコピー、プリントアウト等と称される出力画像である。
シートトレイ140は、画像出力に用いられるシートを画像形成部130に対して供給する。
図2は、実施形態の画像形成装置1の概略構成の一例を示す図である。画像形成装置1は、電子写真方式の画像形成装置である。画像形成装置1は、5連タンデム型の画像形成装置である。トナーの具体例には、消色トナー、非消色トナー(通常のトナー)、加飾性トナー等がある。消色トナーは、外的刺激によって消色する特性をもつ。「消色」とは、用紙の下地の色とは異なる色(有彩色のみならず白色および黒色等の無彩色を含む)で形成された画像を視覚的に見えなくすることを意味する。外的刺激とは、例えば、温度、特定波長の光、圧力である。本実施形態では、消色トナーは特定の消色温度以上に達すると消色する。また、消色トナーは、消色した後に特定の復元温度以下に達すると発色する。消色トナーには、上述した特性を持つものであればどのようなトナーが使用されてもよい。例えば、消色トナーの色剤としてロイコ染料が使用されてもよい。また、顕色剤や消色剤、変色温度調節剤などが適宜組み合わされてもよい。
画像形成装置1は、スキャナ部2、画像処理部3、露光部4、中間転写体10、クリーニングブレード11、作像部12〜16、一次転写ローラ17−1〜17−5、給紙部20、二次転写部30、定着部32、排紙部33を備える。以下、いずれの一次転写ローラであるかを区別しないときは、単に一次転写ローラ17と表記する。
画像形成装置1における転写には、第一転写工程及び第二転写工程が有る。第一転写工程では、一次転写ローラ17は、各作像部の感光体ドラム上のトナーによる画像を中間転写体10に転写する。第二転写工程では、二次転写部30は、中間転写体10上に積層された各色のトナーによって画像をシートに転写する。
スキャナ部2は、スキャニング対象となっているシート上に形成されている画像を読み取る。スキャナ部2は、シート上の画像を読み取り、例えば、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の三原色の画像データを生成する。スキャナ部2は、生成した画像データを画像処理部3に出力する。
画像処理部3は、画像データを各色の色信号に変換する。画像処理部3は、例えば、画像データを、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色の画像データ(色信号)に変換する。画像処理部3は、各色の色信号に基づいて、露光部4を制御する。
露光部4は、作像部の感光体ドラムに光を照射する(露光する)。露光部4は、レーザ、LED等の露光光源を備える。
中間転写体10は、無端状のベルトであり、図2の矢印A方向に回転している。中間転写体10の表面にはトナーの画像が形成される。
クリーニングブレード11は、中間転写体10上に付着しているトナーを除去する。クリーニングブレード11は、例えば、板状の部材である。クリーニングブレード11は、例えば、ウレタン樹脂などのゴムで構成されている。
作像部12〜16は、各色(図2に示す例では5色)のトナーを用いて画像を形成する。作像部12〜16は、中間転写体10に沿って順に設置されている。
一次転写ローラ17(17−1〜17−5)は、各作像部12〜16が形成したトナーによる画像を中間転写体10に転写する際に利用される。
給紙部20は、シートを給紙する。
二次転写部30は、二次転写体の具体例の一つである。二次転写部30は、二次転写ローラ30a及び二次転写対向ローラ30bを備える。二次転写部30は、中間転写体10上に形成されたトナーによる画像をシートに転写する。
定着部32は、シート上に転写されたトナーによる画像を加熱及び加圧によってシートに定着させる。定着部32によって画像が形成されたシートは、排紙部33から装置外部に排出される。
次に、作像部12〜16について説明する。作像部12〜15は、カラー印刷用の四色に対応した各色のトナーをそれぞれ収容している。カラー印刷用の四色とは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の色である。カラー印刷用の四色のトナーは、非消色のトナーである。作像部16は、消色トナーを収容する。作像部12〜15と作像部16とは、収容するトナーが異なるものの構成は同じである。そこで、作像部12〜16を代表して作像部12について説明し、他の作像部(13〜16)についての説明は省略する。
作像部12は、現像器12a、感光体ドラム12b、帯電器12c及びクリーニングブレード12dを持つ。
現像器12aは、現像剤を収容している。現像剤には、トナーが含まれる。現像器12aは、感光体ドラム12bにトナーを付着させる。
感光体ドラム12bは、像担持体(像担持手段)の具体例の一つである。感光体ドラム12bは、外周面上に感光体(感光領域)を持つ。感光体は、例えば有機光伝導体(OPC)である。
帯電器12cは、感光体ドラム12bの表面を一様に帯電させる。
クリーニングブレード12dは、例えば、板状の部材である。クリーニングブレード12dは、例えば、ウレタン樹脂などのゴムで構成されている。クリーニングブレード12dは、感光体ドラム12b上に付着しているトナーを除去する。
次に、作像部12の動作の概略について説明する。
感光体ドラム12bは、帯電器12cによって所定の電位に帯電される。次に、露光部4から感光体ドラム12bに光が照射される。これによって、感光体ドラム12bにおいて光が照射された領域の電位が変化する。この変化によって、感光体ドラム12bの表面上に静電潜像が形成される。感光体ドラム12bの表面上の静電潜像は、現像器12aの現像剤によって現像される。すなわち、感光体ドラム12bの表面上に、トナーによって現像された画像(以下、「現像画像」という。)が形成される。
感光体ドラム12bの表面上に形成された現像画像は、感光体ドラム12bと対向する一次転写ローラ17−1によって、中間転写体10上に転写される(第一転写工程)。このとき、現像画像に含まれるトナーの一部が、中間転写体10に転写されずに感光体ドラム12b上に残る場合がある。
クリーニングブレード12dは、感光体ドラム12b上に残留するトナーを、感光体ドラム12bから取り除く。
次に、画像形成装置1における第一転写工程について説明する。まず、感光体ドラム12bと対向する一次転写ローラ17−1は、感光体ドラム12b上の現像画像を中間転写体10に転写する。次に、感光体ドラム13bと対向する一次転写ローラ17−2は、感光体ドラム13b上の現像画像を中間転写体10に転写する。このような処理が、感光体ドラム14b、15b及び16bにおいても行われる。このとき、各感光体ドラム12b〜16b上の現像画像は、互いに重なるように中間転写体10に転写される。そのため、作像部16を通り過ぎた後の中間転写体10の上には、各色のトナーによる現像画像が重ねて転写されている。
ただし、非消色トナーのみを用いた画像形成が行われる場合には、作像部12〜15が動作する。このような動作によって、非消色トナーのみを用いた現像画像が中間転写体10に形成される。また、消色トナーのみを用いた画像形成が行われる場合には、作像部16が動作する。このような動作によって、消色トナーのみを用いた現像画像が中間転写体10に形成される。
次に、第二転写工程について説明する。二次転写対向ローラ30bには電圧(バイアス)が印加されている。そのため、二次転写対向ローラ30b及び二次転写ローラ30aの間に電界が生じている。この電界によって、二次転写部30は、中間転写体10上に形成された現像画像をシートに転写する。
次に、定着部32について詳細に説明する。図3は、実施形態の画像形成装置1の定着部32の構成を示す図である。
定着部32は、定着ベルトユニット500、プレスローラユニット510、加熱ユニット210及び離間ユニット90を備える。
まず、定着ベルトユニット500について説明する。
定着ベルトユニット500は、定着ベルト50及び電磁誘導加熱コイルユニット(以下、「IHコイルユニット」という。)52を備える。
定着ベルト50は発熱部として機能する。定着ベルト50は、導電層である発熱層50aを備える多層構造として構成されてもよい。定着ベルト50は、内周側から外周側に向かって、例えば発熱層50a、弾性層、離型層の順に各層が積層されて構成される。なお、定着ベルト50は、発熱層50aを備えていれば、層構造を限定されない。定着ベルト50は、急速なウォーミングアップを可能にするために、発熱層50aを薄層化し低熱容量化されてもよい。発熱層50aが低熱容量化される定着ベルト50は、ウォーミングアップに必要な時間を短縮し、消費エネルギーを節約することを可能とする。
定着ベルト50の発熱層50aは、例えばニッケル(Ni)、鉄(Fe)、ステンレス、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、銀(Ag)で構成される。発熱層50aには2種類以上の合金が用いられても良いし、2種以上の金属が層状に重ねられて構成されても良い。発熱層50aは、IHコイルユニット52が発生する磁束によって渦電流を生じる。渦電流と発熱層50aの抵抗値によって発熱層50aはジュール熱を発生する。このジュール熱によって、定着ベルト50が加熱される。定着ベルト50の弾性層は、例えばシリコーンゴム等の弾性体で構成されてもよい。定着ベルト50の離型層は、例えばフッ素樹脂で構成されてもよい。定着ベルト50の形状は限定されない。
定着ベルト50は矢印u方向に回転する。定着ベルト50の回転は、プレスローラ51に従動して行われてもよいし、プレスローラ51から独立して行われてもよい。
定着ベルト50の内側には、ニップパッド53、センターサーミスタ61、エッジサーミスタ62、サーモスタット63、整磁合金層70、磁性板71、シールド76及びステイ77が配置される。
ニップパッド53は、定着ベルト50の内周面をプレスローラ51側に押圧する。この押圧によって、定着ベルト50とプレスローラ51との間にニップ54が形成される。ニップパッド53は、例えば耐熱性のポリフェニレンサルファド樹脂(PPS)、液晶ポリマ(LCP)、フェノール樹脂(PF)等を用いて構成されてもよい。
センターサーミスタ61及びエッジサーミスタ62は、定着ベルト50の温度を検知する。センターサーミスタ61及びエッジサーミスタ62は、定着ベルト50の温度を非接触に検知しても良い。
IHコイルユニット52は、誘導電流発生部として機能する。IHコイルユニット52は、IH制御部67及びインバータ制御部68によって制御される。
サーモスタット63は、定着部32の異常発熱を検知する。
整磁合金層70は、感温磁性体を用いて構成される。ステイ77はニップパッド53を支持する。
次にプレスローラユニット510について説明する。
プレスローラユニット510は、プレスローラ51、加圧機構51a、モータ51b、モータ制御回路51c及びサーミスタ200を備える。
プレスローラ51は、例えば芯金の周囲に、耐熱性のシリコンスポンジ又はシリコーンゴム層を備える。プレスローラ51は、表面に例えばPFA樹脂等のフッ素系樹脂を有する離型層を備える。
加圧機構51aは、プレスローラ51を高い圧力でニップパッド53に向けて加圧する。加圧機構51aの加圧によって、定着ベルト50とプレスローラ51との間にニップ54が形成される。
モータ51bは、モータ制御回路51cの制御に応じて回転する。モータ51bの回転によって、プレスローラ51が矢印qの方向に回転する。
モータ制御回路51cは、本体制御回路101による制御に応じてモータ51bの回転を制御する。
サーミスタ200は、プレスローラ51の近傍に設置される。サーミスタ200は、プレスローラ51の表面温度を検知する。サーミスタ200による検知結果は本体制御回路101に出力される。
次に加熱ユニット210について説明する。加熱ユニット210は、プレスローラ51を加熱する。加熱ユニット210は、加熱ローラ211、加熱部212、段付き部213及びサーミスタ214を備える。
加熱ローラ211は、不図示の駆動機構によって回転する。加熱ローラ211は、加熱部212によって加熱される。加熱ローラ211において生じた熱は、加熱ローラ211がプレスローラ51に接触することによってプレスローラ51を加熱する。
加熱部212は、発熱することによって加熱ローラ211を加熱する。加熱部212は、例えばハロゲンランプを用いて構成されてもよい。加熱部212は、例えば加熱ローラ211の内部に配置されてもよい。
段付き部213は、離間ユニット90と連結される。離間ユニット90の動きは、段付き部213を介して加熱ユニット210に伝えられる。
サーミスタ214は、加熱ローラ211の近傍に設置される。サーミスタ214は、加熱ローラ211の表面温度を検知する。サーミスタ214による検知結果は本体制御回路101に出力される。
次に離間ユニット90について説明する。離間ユニット90は、モータ91、カム92、弾性体94、部材201を備える。離間ユニット90の動作によって、加熱ユニット210は、プレスローラ51に接触する状態と、プレスローラ51に接触しない状態との二つの状態をとることが可能となる。
モータ91は、本体制御回路101による制御に応じて回転する。モータ91の回転はカム92に伝えられる。
カム92は、支点93を中心に回転する。
弾性体94は、例えばバネを用いて構成される。弾性体94は、部材201に取り付けられる。弾性体94は、部材201に対して、カム92に接触する方向に加圧する。そのため、部材201は、カム92の回転にかかわらず常にカム92に接触する。すなわち、部材201は、カム92の回転に応じて、支点202を中心に回動する。
部材201は、一端の近傍に支点202を有する。部材201は、支点202を中心に回動可能である。部材201は、他端の近傍においてカム92に接触する。また、部材201には、弾性体94が取り付けられ、カム92に接触する方向に加圧されている。部材201は、カム92に接している点と支点202との間において、加熱ユニット210の段付き部213に取り付けられている。
カム92が部材201に接している点と支点93との距離が所定距離よりも小さい場合、加熱ユニット210がプレスローラ51に接する。カム92が部材201に接している点と支点93との距離が所定距離よりも大きい場合、加熱ユニット210はプレスローラ51から離れる。そのため、モータ91を介したカム92の回転に応じて、加熱ユニット210とプレスローラ51との接触を制御することが可能となる。
図3の状態では、部材201に接している点(点A)と支点93との距離が最小となっている。このような状態では、加熱ユニット210はプレスローラ51に接触している。したがって、加熱ユニット210の加熱ローラ211の熱がプレスローラ51に伝わる。
図4は、加熱ユニット210がプレスローラ51から離間している状態の具体例を示す図である。図4の状態では、部材201に接している点(点B)と支点93との距離が最大となっている。この場合、部材201は矢印の方向(プレスローラ51から離れる方向)に移動する。この状態では、加熱ユニット210はプレスローラ51から離れている。したがって、加熱ユニット210の加熱ローラ211の熱は、プレスローラ51には伝わらない。
次に、実施形態の画像形成装置1によって実行される画像形成処理の種類について説明する。画像形成装置1は、以下に示す3つのモードで印刷を実行する。
・モノクロモード:非消色の黒単色のトナーで画像を形成する。
・カラーモード:非消色のモノクロトナー及び消色のカラートナーで画像を形成する。
・消色トナーモード:消色トナーのみで画像を形成する。
いずれのモードで画像形成を行うかは、ユーザが画像形成装置1の表示部110を操作することによって選択可能である。具体例を以下に示す。まず、各モードを表す文字又は画像を表示部110が表示する。ユーザは、表示部110に表示されたモードの中から、自身が希望するモードを決定する。ユーザは、表示部110を操作することによって、決定されたモードで動作することを画像形成装置1に対して指示する。表示部110における操作の内容は、本体制御回路101によって取得される。本体制御回路101は、ユーザによって行われた操作の内容に基づいて、いずれのモードで画像形成を行うか判定する。本体制御回路101は、選択されたモードに応じて、どの作像部12を動作させるのか決定する。
いずれのモードで画像形成を行うかは、不図示の情報処理装置をユーザが操作することによって選択されてもよい。具体例を以下に示す。画像形成装置1にネットワークで接続された情報処理装置に対し、画像形成装置1のドライバプログラムが予めインストールされる。情報処理装置がドライバプログラムを実行することによって、情報処理装置に接続された画像表示装置において、各モードを表す文字又は画像が表示される。ユーザは、表示されたモードの中から、自身が希望するモードを決定する。ユーザは、情報処理装置に接続された入力装置を操作することによって、決定されたモードで動作することを画像形成装置1に対して指示する。情報処理装置に対する操作の内容は、ネットワークを介して画像形成装置1に送信され、本体制御回路101によって取得される。本体制御回路101は、ユーザによって行われた操作の内容に基づいて、いずれのモードで画像形成を行うか判定する。本体制御回路101は、選択されたモードに応じて、どの作像部12を動作させるのか決定する。なお、例えば、情報処理装置とは、パーソナルコンピュータやスマートフォン等の装置である。
モノクロモードでは、ブラック(K)の非消色トナーを用いた作像部が動作することによって画像が形成される。モノクロモードは、一般的なモロクロ画像をユーザが印刷したい場合に選択されるモードである。例えば、重要な資料等で紙を再利用せずに保管しておきたい場合などに用いられる。
カラートナーモードでは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)それぞれの非消色トナーを用いた4つの作像部が動作することによって画像が形成される。カラーモードは、カラー画像をユーザが印字したい場合に選択されるモードである。
消色トナーモードでは、消色トナーを用いた作像部のみが動作することによって画像が形成される。消色トナーモードは、画像形成された紙を再利用した場合に選択されるモードである。
次に、各モードにおける定着部32の動作について説明する。なお、以下に示す定着部32の動作は、例えば本体制御回路101によって実行されてもよいし、他のプロセッサによって実行されてもよい。
図5は、定着部32の制御の流れを示すフローチャートである。図5に示されるフローチャートでは、起動処理であるか否かによって制御が異なる。起動処理とは、定着ベルトユニット500及びプレスローラユニット510の温度が閾値を超えていない場合に実行される処理である。起動処理では、画像形成が実行されず、加熱のための動作が実行される。上述した閾値は、定着ベルトユニット500及びプレスローラユニット510毎且つ制御毎に設定される。起動処理を行うか否かは、センターサーミスタ61、エッジサーミスタ62及びサーミスタ200によって計測された温度に応じて、本体制御回路101が判定する。例えば、非消色トナーの画像形成(第一制御)が実行される際に、各ユニットにおいて計測された温度が第一制御に応じた閾値を超えていない場合、起動処理が実行される。例えば、消色トナーの画像形成(第三制御)が実行される際に、各ユニットにおいて計測された温度が第三制御に応じた閾値を超えていない場合、起動処理が実行される。起動処理において温度が閾値を超えると、画像形成が実行される。
消色トナーを使用しないモードであって、起動処理ではない場合(ACT101−NO,ACT102−NO)、定着部32は第一制御で動作する(ACT103)。消色トナーを使用しないモードとは、本実施形態ではモノクロモード又はカラートナーモードである。第一制御では、定着ベルトユニット500が加熱される。例えば、定着ベルトユニット500の加熱は、IHコイルユニット52が加熱することによって、実現される。
第一制御では、プレスローラユニット510は加熱されない。離間ユニット90は、プレスローラユニット510から加熱ユニット210を離間させた状態となる。第一制御における定着ベルトユニット500の加熱は、例えば900Wで130度に設定されてもよい。第一制御では、定着ベルトユニット500の温度は略一定に維持されることが望ましい。
消色トナーを使用しないモードであって、起動処理である場合(ACT101−NO,ACT102−YES)、定着部32は第二制御で動作する(ACT104)。第二制御では、定着ベルトユニット500が加熱される。第二制御では、プレスローラユニット510は加熱されない。離間ユニット90は、プレスローラユニット510から加熱ユニット210を離間させた状態となる。第二制御における定着ベルトユニット500の加熱は、第一制御における加熱よりも高電力で行われてもよい。第二制御における定着ベルトユニット500の加熱は、例えば1100W(IHコイルユニット52の最大電力)で130度に設定されてもよい。IHコイルユニット52を最大電力で動作できる理由は、起動処理では他の機能で消費される電力が少ないためである。このように大きな電力でIHコイルユニット52を加熱することによって、起動処理に要する時間を短縮することができる。
消色トナーを使用するモードであって、起動処理でない場合(ACT101−YES,ACT105−NO)、定着部32は第三制御で動作する(ACT106)。第三制御では、定着ベルトユニット500及びプレスローラユニット510が加熱される。離間ユニット90は、プレスローラユニット510と加熱ユニット210とを接触させた状態となる。プレスローラユニット510の加熱は、例えば加熱ユニット210の加熱部212が加熱することによって実現される。すなわち、加熱部212の熱が加熱ローラ211を加熱し、プレスローラ51に接する加熱ローラ211がプレスローラ51を加熱する。第三制御における定着ベルトユニット500の加熱は、第一制御における定着ベルトユニット500の加熱よりも低い温度で終了する。第三制御における定着ベルトユニット500の加熱は、例えば500Wで95度に設定されてもよい。第三制御におけるプレスローラユニット510の加熱は、第三制御における定着ベルトユニット500の加熱と同じ温度で終了してもよい。第三制御における加熱ユニット210の加熱は、例えば300Wで実行されてもよい。第三制御では、定着ベルトユニット500及びプレスローラユニット510の温度はそれぞれ略一定に維持されることが望ましい。
消色トナーを使用するモードであって、起動処理である場合(ACT101−YES,ACT105−YES)、定着部32は第四制御で動作する(ACT107)。第四制御では、定着ベルトユニット500及びプレスローラユニット510が加熱される。離間ユニット90は、プレスローラユニット510と加熱ユニット210とを接触させた状態となる。第四制御における定着ベルトユニット500の加熱は、第二制御における定着ベルトユニット500の加熱よりも低い温度で終了する。第四制御における定着ベルトユニット500の加熱は、第三制御における加熱よりも高電力で行われてもよい。第四制御における定着ベルトユニット500の加熱は、例えば800Wで95度に設定されてもよい。第四制御におけるプレスローラユニット510の加熱は、第三制御における定着ベルトユニット500の加熱と同じ温度で終了してもよい。
なお、定着部32におけるシートの搬送速度は、非消色トナーを用いた画像形成時の搬送速度よりも、消色トナーを用いた画像形成時の搬送速度の方が遅くてもよい。例えば、消色トナーを用いた場合の搬送速度は、非消色トナーを用いた場合の搬送速度の1/2であってもよい。
図6は、非消色トナー及び消色トナーの定着可能温度領域を示す図である。以下、図6を用いて本実施形態の画像形成装置1の作用について説明する。
消色トナーには、消色する温度(以下、「消色温度」という。)がある。消色温度を超えてしまうと、消色トナーで形成された画像は見えにくくなってしまう。図6の例では、消色トナーの消色温度は110度である。消色トナーを用いた画像形成が行われる場合、定着ベルトユニット500及びプレスローラユニット510において消色トナーが消色温度以上に熱せられてはならない。110度以下の温度(低い温度)で消色トナーをシートに定着させるために、本実施形態では定着ベルトユニット500及びプレスローラユニット510の双方が加熱される。さらに、シートの搬送速度を遅くすることによって、より低い温度での定着を実現することが可能となる。このように制御されることによって、消色トナーを消色温度よりも低い温度で、シートに定着させることが可能となる。また、第三制御の定着ベルトユニット500の加熱に用いられる電力は、第一制御の定着ベルトユニット500の加熱に用いられる電力よりも低く制御される。この制御によって、消色トナーに直接接触する定着ベルト50の温度変動を抑制することができる。すなわち、温度変動を小さくすることによって、消色トナーが消色してしまうリスクを低減できる。
非消色のトナーには、一般的に消色温度はない。そのため、消色トナーを用いない画像形成が行われる場合、非消色トナーの温度が消色温度よりも高温になっても問題が生じにくい。しかしながら、非消色トナーにはオフセットが生じてしまう温度(以下、「オフセット温度」という。)がある。非消色トナーを用いた画像形成が行われる場合、オフセットが生じることの無いように、定着ベルトユニット500において非消色トナーがオフセット温度以上に熱せられてはならない。ただし、オフセット温度は、一般的な非消色トナーが定着するために必要な温度よりも高温である。そのため、プレスローラユニット510を加熱しなくとも、定着ベルトユニット500を加熱することによって非消色トナーの定着を実現できる。また、多少の温度変動が発生しても定着ベルトユニット500がオフセット温度に達することは希である。そのため、画像形成中に加えることができる最大電力で定着ベルトユニット500を加熱することによって、シートの搬送スピードを遅くすることなく画像形成が可能である。
本実施形態では、プレスローラユニット510を加熱する機構(加熱ユニット210)が、プレスローラ51の外側に設けられている。また、加熱ユニット210は、プレスローラ51に接する状態と離間する状態とをとることが可能である。プレスローラ51を加熱しない場合には、加熱ユニット210はプレスローラ51から離間する。そのため、定着ベルト50からプレスローラ51に伝わった熱が、加熱ユニット210に逃げてしまうことを防止できる。したがって、定着ベルトユニット500をより効率よく加熱することが可能となる。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の画像形成装置1によれば、非消色トナー及び消色トナーを定着可能であり、立ち上がり時間の増大を抑制できるできる。すなわち、画像形成装置1では、消色トナーを用いた画像形成が行われる際には、非消色トナーを用いた画像形成が行われる際よりも、低い温度で画像形成が行われる。このことは、定着ベルトユニット500及びプレスローラユニット510の双方を加熱することによって実現される。このような処理が行われることによって、立ち上がり時の加熱に要する時間を低く抑えることが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…画像形成装置, 2…スキャナ部, 3…画像処理部, 4…露光部, 10…中間転写体, 11…クリーニングブレード, 12〜16…作像部, 17−1〜17−5…一次転写ローラ, 20…給紙部, 30…二次転写部, 32…定着部, 33…排紙部, 101…本体制御回路(制御部), 110…表示部, 120…画像読取部, 130…画像形成部, 140…シートトレイ, 500…定着ベルトユニット, 50…定着ベルト(定着部材), 50a…発熱層,51…プレスローラ(加圧部材), 51a…加圧機構, 51b…モータ, 51c…モータ制御回路, 52…IHコイルユニット, 53…ニップパッド, 61…センターサーミスタ, 62…エッジサーミスタ, 63…サーモスタット, 70…整磁合金層, 71…磁性板, 76…シールド, 77…ステイ, 210…加熱ユニット, 211…加熱ローラ, 212…加熱部, 213…段付き部, 214…サーミスタ, 90…離間ユニット(離間部), 91…モータ, 92…カム, 94…弾性体, 201…部材

Claims (5)

  1. 第1の熱源によって加熱される定着部材と第2の熱源によって加熱される加圧部材とを有し、前記定着部材と前記加圧部材との間で未定着の記録剤像が形成されたシートを加圧しながら搬送する定着部と、
    前記未定着の記録剤像が消色性記録剤を含む場合、前記第1の熱源及び前記第2の熱源を加熱し、前記未定着の記録剤像が消色性記録剤を含まない場合、前記第1の熱源を加熱し前記第2の熱源を加熱しない制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記未定着の記録剤像が消色性記録剤を含む場合の前記定着部材及び前記加圧部材の温度が、前記未定着の記録剤像が消色性記録剤を含まない場合の前記定着部材及び前記加圧部材の温度よりも低くなるように、前記第1の熱源及び前記第2の熱源を制御する画像形成装置。
  2. 前記未定着の記録剤像が消色性記録剤を含む場合、前記第2の熱源を前記加圧部材に接触させ、前記未定着の記録剤像が消色性記録剤を含まない場合、前記第2の熱源を前記加圧部材から離間させる離間部をさらに備える、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記未定着の記録剤像が消色性記録剤を含む場合、前記未定着の記録剤像が消色性記録剤を含まない場合に比べて、前記第1の熱源に印加される電力をより小さく制御する、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記未定着の記録剤像が消色性記録剤を含む場合、前記未定着の記録剤像が消色性記録剤を含まない場合に比べて、前記シートの搬送速度をより小さく制御する、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記未定着の記録材像が消色性記録材を含む場合であって前記第2の熱源を画像形成可能な温度まで加熱する場合、前記未定着の記録材像が消色性記録材を含む場合であって前記第2の熱源を画像形成可能な温度で維持する場合に比べて、前記第2の熱源に印加される電力をより大きく制御する、請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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