JP6223223B2 - 前照灯用光軸制御装置 - Google Patents
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Description
上記特許文献5では温度ドリフト等を考慮しているが、加速度センサの計測値のずれを修正するものではなく、計測値が大きくずれたときに、光軸の位置を初期設定位置に近づけるフェールセーフ機能を実現するものである。
図1に示すように、車両1には、光軸3の方向を調整する光軸駆動装置4を備えた前照灯2と、加速度センサ5,6と、前照灯用光軸制御装置10とが設置され、配線7,8により前照灯用光軸制御装置10が光軸駆動装置4と加速度センサ5,6に接続されている。なお、光軸駆動装置4にはモータおよび光軸調整機構が内蔵されている。これら前照灯2、光軸駆動装置4、加速度センサ5,6、前照灯用光軸制御装置10、および配線7,8を始めとする各接続配線の一式を、前照灯用光軸制御システムとする。
車両1に加わる加速度が1Gの重力加速度に相当すると仮定した場合、オフセットの無い理想的な加速度センサが計測する水平路面における加速度の大きさと方向は、Z軸下向きの矢印101で表される。これは、理想的な加速度センサを路面に対して水平および垂直となるように設置し、車両1を水平路面に停車したときに計測される加速度の大きさと方向である。図1で言えば、加速度センサ5の計測方向が路面に対して平行、かつ、加速度センサ6の計測方向が路面に対して垂直に取り付けられているときに計測される加速度の大きさと方向である。
このように、理想的な加速度センサにおいては、停車中の車両1に加わる加速度の計測値が重力加速度1Gの円100を描く。
車両1に取り付けられた現実の加速度センサ5,6が計測する加速度の大きさと方向は矢印111であり、理想的な加速度センサの矢印101からずれている。このずれは、加速度センサ5,6の計測方向が路面に対して傾斜して取り付けられていることも一因であり、下り坂および上り坂において計測される加速度の大きさと方向(矢印112,113)も理想的な場合(矢印102,103)からずれる。
このように、車両1に取り付けられた加速度センサ5,6と路面との間には、現実には傾斜が存在するため、加速度センサ5,6が計測する計測値が描く円110は、理想的な加速度センサの計測値が描く円100からずれる。
図7は、前照灯用光軸制御装置10の基本動作を示すフローチャートである。光軸制御を開始すると、計測値取得部11が、イニシャル処理として計測タイマをリセットした後(ステップST1)、計測タイマをインクリメントし(ステップST2)、計測時間1msごとに加速度センサ5,6からX軸とZ軸の加速度計測値を取得する(ステップST3“YES”,ST4)。続いて、計測値取得部11は、取得した加速度計測値をフィルタ処理して、例えば車両1の振動等に起因した高周波をカットする(ステップST6)。
実施の形態1では、ステップST7において、加速度計測値が重力加速度1Gに相当するものとして、当重力加速度を基準にしてオフセットを推定する。
A2=(Axn−Axo)2+(Azn−Azo)2
・・・(1)
加速度計測値の2乗A2と重力加速度との差分ΔA2は、式(2)となる。
ΔA2={(Axn−Axo)2+(Azn−Azo)2}−1
・・・(2)
なお、A2が加速度計測値Aの2乗であるため、重力加速度の2乗を減じるべきであるが、幸い重力加速度が1Gであるため、あえて1の2乗とは記さない。
さらに、加速度センサ5,6の感度を、感度の補正係数kx,kzにより補正すると、式(3)となる。なお、k・A=1Gとなるような補正係数kx,kzを予め設定しておく。
ΔA2={kx・(Axn−Axo)}2+{kz・(Azn−Azo)}2−1
・・・(3)
・・・(4)
Axn:X方向の加速度計測値
Azn:Z方向の加速度計測値
Axo:X方向のオフセット値
Azo:Z方向のオフセット値
kx:X方向の加速度センサ5の感度を補正する係数
kz:Z方向の加速度センサ6の感度を補正する係数
加速度センサ5,6によって計測される加速度計測値に対し、逐次補正したオフセットを使用することによって、潜在的なオフセット、および温度ドリフト等による変化を相殺することができる。これにより、車両1に加わる加速度、即ち、傾斜角度を確度よく計測することができ、前照灯2の光軸3を確度よく制御することができる。
図8は、実施の形態2に係る前照灯用光軸制御装置10を用いた前照灯用光軸制御システムを示す図であり、図8において図1と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。実施の形態2では、車両1に設置された車速センサ20が検出する車速信号を、前照灯用光軸制御装置10の計測値取得部11に入力する。
図4と図5で説明したように、車両1が停止しているときの傾斜角度は安定しており、当然のことながら、車両1が走行しているときの加速または減速による不確定要素は含まれないので、車両1の停車中には安定した加速度を計測できる。
そこで、ステップST11において先ず計測値取得部11が車速センサ20から車速信号を取得して、車両1が停車中か否か判定する。停車中なら(ステップST11“YES”)、加速度計測値が安定しているとみなして、ステップST12以降の処理を行う。停車中でなければ(ステップST11“NO”)、今回の加速度計測値を使用したオフセットの推定をキャンセルして図7のフローチャートに戻る。
なお、例えば、1回の停止あたり1組(X軸、Z軸)の加速度計測値を取得する等の、停止しているときの加速度計測値の取得量を制限しても構わない。
なお、ステップST11またはステップST12のうちの一方の処理のみ実施しても構わない。
Axo=Axo+(Axn−Axo)/100
Azo=Azo+(Azn−Azo)/100
・・・(5)
ΔA2<0のとき、
Axo=Axo−(Axn−Axo)/100
Azo=Azo−(Azn−Azo)/100
・・・(6)
なお、図9のフローチャートでは、設定値として{(Axn−Axo)/100}と{(Azn−Azo)/100}を用いている。
実施の形態3の前照灯用光軸制御装置および前照灯用光軸制御システムは、図3および図8に示した前照灯用光軸制御装置10および前照灯用光軸制御システムと図面上では同様の構成であるため、以下では図3および図8を援用して説明する。
図10Aと図10BのステップST11,ST12は、図9と同じ処理である。
図11の例では、n=1〜10まで計10組のX軸加速度計測値とZ軸加速度計測値とを格納した状態を示している。なお、加速度計測値の単位はGである。
T1=ΔA21+ΔA22+・・・+ΔA2n
=Σ[{kx・(Axn−Axo)2}+{kz・(Azn−Azo)2}−1]
・・・(7)
AxoT2=Axo+(Axnの平均値−Axo)/100
AzoT2=Azo+(Aznの平均値−Azo)/100
・・・(8)
T2
=Σ[{kx・(Axn−AxoT2)2}
+{kz・(Azn−AzoT2)2}−1]
・・・(9)
AxoT3=AxoT2+(Axnの平均値−Axo)/100
AzoT3=AzoT2+(Aznの平均値−Azo)/100
・・・(10)
T3
=Σ[{kx・(Axn−AxoT3)2}
+{kz・(Azn−AzoT3)2}−1]
・・・(11)
オフセット推定部12は第1の総和T1と第3の総和T3を比較し、T3≧T1ならば(ステップST32“YES”)、式(12)によりオフセット値(Axo,Azo)を1/100小さく(ステップST33)、T3<T1ならば(ステップST32“NO”)、式(13)により1/100大きくする(ステップST34)。
Axo=Axo−(Axnの平均値−Axo)/100
Azo=Azo−(Aznの平均値−Azo)/100
・・・(12)
T3<T1のとき、
Axo=Axo+(Axnの平均値−Axo)/100
Azo=Azo+(Aznの平均値−Azo)/100
・・・(13)
実施の形態4の前照灯用光軸制御装置および前照灯用光軸制御システムは、図3および図8に示した前照灯用光軸制御装置10および前照灯用光軸制御システムと図面上では同様の構成であるため、以下では図3および図8を援用して説明する。
また、オフセット推定部12は、図11に示したような、X軸とZ軸の加速度計測値を格納するためのメモリを有している。
また、X軸の加速度センサ5のオフセット値Axoを、(Axo−10mG)から(Axo+10mG)まで、毎回(Axo−1mG)ずつ変更する。
そして、それぞれのオフセットごとに、各々の重力加速度に対する差分ΔA2を求め、さらにその差分ΔA2を2乗して合計した総和Tを算出し、オフセットごとの総和Tを大小比較して最小値を探索する。
AzoT1=Azo+(Aznの平均値−Azo)/10
・・・(14)
T1
=Σ[{kx・(Axn−Axo)2}+{kz・(Azn−AzoT1)2}−1]
・・・(15)
AzoT2=AzoT1−(Aznの平均値−AzoT1)/100
・・・(16)
T2
=Σ[{kx・(Axn−Axo)2}+{kz・(Azn−AzoT2)2}−1]
・・・(17)
以下、オフセット推定部12は、オフセット値AzoT1を1/100ずつ減じながら、第2の総和T2の計算を20回繰り返し(ステップST48“YES”)、その都度、総和T1,T2を比較して、最小値を探索する。その後、オフセット推定部12は変数mをリセットし(ステップST49)、最小値となる総和T1のオフセット値AzoT1を、適切なオフセット値Azoとして保存する(ステップST50)。
AxoT1=Axo+10mG
・・・(18)
T1
=Σ[{kx・(Axn−AxoT1)2}+{kz・(Azn−Azo)2}−1]
・・・(19)
AxoT2=AxoT1−1mG
・・・(20)
T2
=Σ[{kx・(Axn−AxoT2)2}+{kz・(Azn−Azo)2}−1]
・・・(21)
また、オフセットに加算あるいは減算する設定値として、X軸側の設定値に固定値1mG、Z軸側の設定値に比率{(Aznの平均値−Azo)/100}を用いたが、これらに限定されるものではない。
実施の形態5の前照灯用光軸制御装置および前照灯用光軸制御システムは、図3および図8に示した前照灯用光軸制御装置10および前照灯用光軸制御システムと図面上では同様の構成であるため、以下では図3および図8を援用して説明する。
図15(a)に示すように、Z軸を計測用の原点から1G離れた位置を中心にし、X軸を計測用の原点を中央にした縦横升目状のメモリ領域130を設定し、図15(b)のメモリをこのメモリ領域130に対応させる。メモリのX座標はX軸加速度計測値、Z座標はZ軸加速度計測値である。なお、図15(a)中の星印は、X軸とZ軸の座標上にプロットした1組の加速度計測値を表す。
A2=(Ax1−Axo)2+(Az1−Azo)2
=(Ax2−Axo)2+(Az2−Azo)2
=(Ax3−Axo)2+(Az3−Azo)2
・・・(22)
オフセット推定部12が加速度センサ5,6の回転方向のずれを検出することにより、たとえ加速度センサ5,6が回転方向にずれて装着されても、回転方向のずれを前照灯用光軸制御装置10で修正することができ、確度の高い光軸調整が行える。そのため、加速度センサ5,6を車両1に装着するときに、特段の高精度を要することなく、容易に装着可能となる。
実施の形態6の前照灯用光軸制御装置および前照灯用光軸制御システムは、図3および図8に示した前照灯用光軸制御装置10および前照灯用光軸制御システムと図面上では同様の構成であるため、以下では図3および図8を援用して説明する。
例えば、加速度センサ5,6を、前照灯用光軸制御装置10に内蔵して一体化してもよい。
また例えば、前照灯用光軸制御装置10を、前照灯2の灯具に装着あるいは内蔵して一体化してもよい。その際、前照灯用光軸制御装置10が加速度センサ5,6を内蔵する構成でも構わない。
また例えば、前照灯用光軸制御装置10を、車両1に搭載された不図示の車載機器に内蔵して一体化してもよい。例えば、エアバッグ制御用の機器、短時間坂道に停車するときに車両1が動かないように制動する機器(いわゆるヒルスタートアシスト)等のプログラムの一部に組み入れる。
これらの構成にすることにより、前照灯用光軸制御装置10を独立した装置として設ける必要が無く、簡素な構成の前照灯用光軸制御装置10が実現できる。
Claims (16)
- 加速度センサによって計測した車両に加わる上下方向と前後方向の加速度計測値が入力され、当加速度計測値に基づいて前記車両の傾斜角度を算出し、前記車両に装着された前照灯の光軸を制御する前照灯用光軸制御装置であって、
前記車両が等速走行中であると判別された場合に、前記入力された前記上下方向と前記前後方向の加速度計測値を複数組使用して、前記加速度センサが計測した加速度計測値に含まれるオフセットを推定するオフセット推定部と、
前記オフセット推定部が推定した前記オフセットを基にして前記加速度計測値を補正し、前記車両の傾斜角度を算出する傾斜角度演算部とを備えることを特徴とする前照灯用光軸制御装置。 - 前記オフセット推定部は、前記加速度センサが計測する前記加速度計測値が重力加速度に相当するものとして、当重力加速度を基準にして前記オフセットを推定することを特徴とする請求項1記載の前照灯用光軸制御装置。
- 前記オフセット推定部は、
前記オフセットを補正した前記加速度計測値の絶対値から前記重力加速度を減じた値が正であれば、前記オフセットに設定値を加算した値を新たなオフセットとし、
前記オフセットを補正した前記加速度計測値の絶対値から前記重力加速度を減じた値が負であれば、前記オフセットから前記設定値を減算した値を新たなオフセットとすることを特徴とする請求項2記載の前照灯用光軸制御装置。 - 前記オフセット推定部は、
複数組の前記加速度計測値を記憶するメモリを有し、
当メモリに記憶された個々の前記加速度計測値を前記オフセットで補正した絶対値から前記重力加速度を減じた値を合計した総和値が、正であれば、前記オフセットに設定値を加算した値を新たなオフセットとし、
当メモリに記憶された個々の前記加速度計測値を前記オフセットで補正した絶対値から前記重力加速度を減じた値を合計した総和値が、負であれば、前記オフセットから前記設定値を減算した値を新たなオフセットとすることを特徴とする請求項2記載の前照灯用光軸制御装置。 - 前記オフセット推定部は、
複数組の前記加速度計測値を記憶するメモリを有し、
前記オフセットに設定値を順次加算あるいは減算して生成した複数の暫定のオフセットを使用し、当メモリに記憶された個々の前記加速度計測値を前記暫定のオフセットで補正した絶対値から前記重力加速度を減じ、その結果を2乗して、その2乗した結果の総和値を算出する処理を、前記暫定のオフセットごとに繰り返し、前記順次生成される前記暫定のオフセットごとに算出した前記総和値の中で最小となる総和値を抽出し、前記最小の総和値に対応した前記暫定のオフセットを新たなオフセットとすることを特徴とする請求項2記載の前照灯用光軸制御装置。 - 前記オフセット推定部は、前記総和値の正負に応じて前記オフセットに前記設定値を加算あるいは減算しながら次の総和値を算出する処理を繰り返して、前記総和値の最小値を探索し、前記最小の総和値に対応した前記オフセットを新たなオフセットとすることを特徴とする請求項4記載の前照灯用光軸制御装置。
- 前記オフセットに加算あるいは減算する前記設定値は、前記加速度計測値に対して予め設定された比率を乗じた値であることを特徴とする請求項3から請求項6のうちのいずれか1項記載の前照灯用光軸制御装置。
- 前記オフセット推定部は、前記上下方向と前記前後方向の座標上において前記加速度計測値が周上に並ぶ円を仮定し、前記上下方向と前記前後方向の座標の中心と前記円の中心との差分を新たなオフセットとすることを特徴とする請求項1記載の前照灯用光軸制御装置。
- 前記オフセット推定部は、前記上下方向と前記前後方向の座標上において前記加速度計測値が周上に並ぶ円を仮定し、前記加速度センサの感度として前記円の半径を算出し、
前記傾斜角度演算部は、前記オフセット推定部が算出した前記加速度センサの感度を基にして前記加速度計測値を補正し、前記車両の傾斜角度を算出することを特徴とする請求項1記載の前照灯用光軸制御装置。 - 前記オフセット推定部は、複数組の前記加速度計測値の中央値あるいは平均値から、前記加速度センサの回転方向のずれを推定し、
前記傾斜角度演算部は、前記オフセット推定部が算出した前記加速度センサの回転方向のずれを基にして前記加速度計測値を補正し、前記車両の傾斜角度を算出することを特徴とする請求項1記載の前照灯用光軸制御装置。 - 前記加速度センサから取得した前記加速度計測値が安定していることを判別する計測値取得部を備え、
前記オフセット推定部は、前記計測値取得部で安定していると判別された前記加速度計測値を前記オフセットの推定に使用することを特徴とする請求項1から請求項10のうちのいずれか1項記載の前照灯用光軸制御装置。 - 前記車両の速度に相当する信号を取得する車両速度信号取得部と、
前記車両速度信号取得部によって取得した信号に基づき、前記車両が停止中、あるいは加速中、減速中、等速走行中であることを判別する計測値取得部を備え、
前記オフセット推定部は、前記計測値取得部で等速走行していると判別されたときの前記加速度計測値を前記オフセットの推定に使用することを特徴とする請求項1から請求項11のうちのいずれか1項記載の前照灯用光軸制御装置。 - 前記加速度センサを内蔵していることを特徴とする請求項1から請求項12のうちのいずれか1項記載の前照灯用光軸制御装置。
- 前記前照灯の灯具と一体に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項13のうちのいずれか1項記載の前照灯用光軸制御装置。
- 前記車両に搭載された前記前照灯用光軸制御以外の機能を有する車載機器に内蔵されていることを特徴とする請求項1から請求項13のうちのいずれか1項記載の前照灯用光軸制御装置。
- 前記加速度計測値は、半導体式の加速度センサにより計測されたものであることを特徴とする請求項1から請求項15のうちのいずれか1項記載の前照灯用光軸制御装置。
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