以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
<第1の実施形態>
まず、本発明に係る第1の実施形態について説明する。第1の実施形態では、本発明の画像形成装置の一例であるMFP(多機能複合機)と、文書や画像を紐づけて転送する機能を持つ文書管理サーバ、画像を送信する携帯端末および、文書や画像等のファイルを保存するファイルサーバを含むファイル管理システムを用いた、スキャン文書および画像を紐づけて送信する処理の例を説明する。
<システム構成>
図1は、本発明を適用可能なファイル管理システムの全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、MFP110、文書管理サーバ120、ファイルサーバ140は、イーサネットなどからなるLAN100に接続されている。また、携帯端末130は公衆無線通信網150を介してLAN100に接続されている。
ただし、本実施形態におけるファイル管理システムにおいては、携帯端末130は公衆無線通信網150を介してLAN100に接続されているが、無線LANを介してLAN100と接続されていてもよいし、携帯端末130がLAN100に直接接続されていてもよい。
MFP110は、操作部111、スキャナー部112、プリンター部113、無線通信部114を有する複合機である。さらに公衆無線通信網150とつながりファクス送受信が可能である。また、本実施形態のファイル管理システムでは、MFP110は、紙原稿をスキャンして取得したスキャン文書を、後述するネットワークインターフェース等を介して文書管理サーバ120に送信することができる装置である。なお、MFP110等が文書等をスキャンした結果得られる文書データをスキャン文書あるいはスキャン文書データあるいはスキャン文書ファイルと呼ぶ。
文書管理サーバ120は、スキャン文書を受信して一時保管(あるいは保存)して、そのスキャン文書に関連する文書情報を発行し、文書情報に紐づけた画像の送信を認可する認可トークンを発行し、また画像を受信して、受信した画像を一時保管するとともにスキャン文書に紐づけてファイルサーバに送信することができるサーバである。
携帯端末130は、カメラと通信機能とを有しており、カメラで写真を撮影し、また例えばQRコード等の符号化画像を読み取って文書情報や認可情報を取得し、取得した文書情報や認可情報、写真などの画像を文書管理サーバ120に送信することができる端末である。
ファイルサーバ140は、受信したファイルを指定されたファイル名およびフォルダ名で管理することができるサーバである。
なお、本実施形態のファイル管理システムにおいては、これらの構成機器はかならずしも独立しているとは限らない。たとえば、MFP110の内部に文書管理サーバ120やファイルサーバ140の機能を有することにより、MFPと文書管理サーバやファイルサーバが同一の装置で構成されていてもよい。また、文書管理サーバ内部にファイルサーバの機能を有することにより、同一のサーバで構成されていてもよい。また、文書管理サーバやファイルサーバがインターネット上のサーバや、クラウドシステムとして構成されていてもよい。
<MFP110のハードウェア構成>
MFP110は、図2に示すように、操作部111、画像入力装置であるスキャナー部112、画像出力装置であるプリンター部113、無線通信部114およびMFP110の制御を司るコントローラー200を備えている。
操作部111は、タッチパネルディスプレイなどからなり、ユーザーに対して情報の表示や、入力を受け付ける機能を持つ。スキャナー部112は、原稿台に置かれた原稿上の画像の読み取り動作を行い、画像データを作成する。プリンター部113は、コントローラー200から受け取った画像データを用紙上に印刷画像として形成する。無線通信部114は、近接の端末との近距離無線通信を行い、情報の入出力を行う。近距離無線通信の方式として、NFC(Near Field Communication)等を用いる。
コントローラー200は、操作部111、スキャナー部112、プリンター部113そして無線通信部114と電気的に接続されている一方、LAN100にもネットワークインターフェース206を介して接続されている。また、公衆無線通信網150にもモデム210を介して接続されている。これによりファクスの送受信が可能となっている。
CPU201は、ROM202に記憶された制御プログラム等に基づいて接続中の各種MFPへのアクセス及び他の装置からのアクセスを統括的に制御する。それと共に、コントローラー200内部で行われる各種処理についても統括的に制御する。この制御には、後述のフローチャートを実現するためのプログラムの実行も含む。
ROM202には装置の起動プログラムが格納されている。RAM203は、CPU201が動作するためのシステムワークメモリであり、かつ画像データを一時記憶するためのメモリでもある。HDD204はハードディスクドライブであり、システムソフトウェアや画像データを格納することが可能となっている。
操作部I/F205は、システムバス211と操作部111とを接続するためのインターフェース部である。操作部I/F205は、操作部111に表示するための画像データをシステムバス211から受け取り操作部111に出力すると共に、操作部111から入力された情報をシステムバス211へと出力する。ネットワークI/F206はLAN100及びシステムバス211に接続し、情報の入出力を行う。
スキャナーI/F207は、スキャナー部112から受け取った画像データに対して、補正、加工、及び編集を行う。画像処理部208は画像データの方向変換、画像圧縮、伸張、画像形式変換処理などをおこなう。また、画像処理部208は、符号化画像作成処理も行うことができる。プリンターI/F209は、画像処理部208から送られた画像データを受け取り、この画像データに付随させられている属性データを参照しながら画像データに画像形成を施す。画像形成後の画像データは、プリンター部113に出力される。
無線通信I/F212は無線通信部114及びシステムバス211に接続し、無線通信部114への情報の入出力を行う。モデム210は公衆無線通信網150及びシステムバス211に接続し、公衆無線通信網150でつながった外部のファクス端末(不図示)とファクス送受信の通信を行う。
なお、本実施形態では、ユーザーインターフェイス(UI)表示が可能なネットワークMFPであるが、汎用スキャナーや汎用プリンターなどを接続した汎用コンピューター等、これ以外の画像処理装置であってもよい。
<文書管理サーバ120およびファイルサーバ140のハードウェア構成>
図3は、図1に示した文書管理サーバ120およびファイルサーバ140のハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、CPU301、RAM302、ROM303、入力装置304、ネットワークI/F305、ハードディスクドライブ(HDD)306および表示装置307がシステムバス308を介して互いに通信可能に接続されている。
ROM303或いはHDD306には、オペレーティングシステムやアプリケーションなどの制御プログラムが格納されている。CPU301は、当該制御プログラムを必要に応じてROM303或いはHDD306からRAM302上へ読み出して実行することで、コンピューターとしての機能を発揮する。また、CPU301は、ネットワークI/F305を介して接続されているネットワーク上の他の装置との通信を行う。
入力装置304はキーボードやマウスなどであり、使用するユーザーからの入力を受け付ける。表示装置307はディスプレイなどであり、使用するユーザーに入力画面等の表示を行う。HDD306はハードディスクドライブであり、システムソフトウェアや画像データを格納することが可能となっている。
<携帯端末130のハードウェア構成>
図4は、図1に示した携帯端末130のハードウェア構成を示すブロック図である。図4において、CPU401、RAM402、ROM403、入力装置404、ネットワークI/F405、カメラ406、表示装置407、公衆無線通信I/F409および無線通信I/F410がシステムバス408を介して互いに通信可能に接続されている。
ROM403には、オペレーティングシステムやアプリケーションなどの制御プログラムが格納されている。CPU401は、当該制御プログラムを必要に応じてROM403からRAM402上へ読み出して実行することで、コンピューターとしての機能を発揮する。また、CPU401は、ネットワークI/F405を介して接続されているネットワーク上の他の装置との通信を行う。また、CPU401は、公衆無線通信I/F409を介して接続されている公衆無線通信網150上の他の装置との通信を行う。また、CPU401は、無線通信I/F410を介して他の装置との近距離無線通信を行う。近距離無線通信の方式として、NFC(Near Field Communication)等を用いる。
入力装置404はポインティングデバイスなどであり、使用するユーザーからの入力を受け付ける。表示装置407はディスプレイなどであり、使用するユーザーに入力画面等の表示を行う。カメラ406はカメラなどの撮像装置であり、写真撮影を行い、撮影した画像を画像ファイルとしてRAM402或いはROM403に保存することができる。本実施の形態においては、携帯端末130にハードディスクドライブを備え、システムソフトウェアや画像データを格納するようにしてもよい。
<MFP110のソフトウェア構成>
図5は、本実施形態でのスキャン文書および画像を紐づけて送信する処理にかかわるMFP110のソフトウェアモジュールの構成を示した図である。これらソフトウェアモジュールは、MFP110のHDD204に格納され、CPU201が実行する。
スキャン処理部501は、スキャナー部112が紙原稿をスキャンし、スキャン文書を取得するソフトウェアモジュールである。転送部502からの依頼に応じて、後述のUI部505で操作部111に示す、図10のスキャン送信画面で設定されたスキャン設定に従って、スキャナーI/F207経由でスキャナー部112を制御して紙原稿を読み取り、画像データを取得する。また、取得した画像データを、画像処理部504を用いて、図10のスキャン送信画面で設定されたスキャン設定に従って必要な画像処理を行い、PDF等の形式のスキャン文書を作成する。そして、一時保管部503を用いて、取得したスキャン文書をHDD204に保存し、保存した旨を転送部502に通知する。
転送部502は、スキャン処理部501がHDD204に保存したスキャン文書を、文書管理サーバ120に送信するためのソフトウェアモジュールである。転送部502は、UI部505で操作部111に示す、後述の図10のスキャン送信画面でユーザーによって入力された送信指示に基づいて、スキャン送信画面で設定された送信先フォルダ1005、ファイル名1006を取得する。そして、HDD204からスキャン文書を読み出し、文書管理サーバ120にスキャン文書を送信する。また、転送部402は、文書管理サーバ120から後述の図9(C)に示す文書情報と認可情報を受信する。そして、転送部402は受信した後述の図9(C)に示す文書情報と認可情報をUI部505に送信する。また転送部502は、UI部505で操作部111に示す、後述の図11のスキャン送信完了画面でキャンセルボタンが押下された場合、もしくは、タイムアウトが発生した場合、その旨の通知をUI部505から受信する。そして転送部502は文書キャンセル要求を文書管理サーバ120に送信し、キャンセル結果を受信する。
一時保管部503は、スキャン文書を受け取ってHDD204に保存し、管理するためのソフトウェアモジュールである。
画像処理部504は、受け取った画像データに対して画像処理208を用いて文書ファイルの作成を行ったり、受け取った情報をもとに符号化画像を作成したりするソフトウェアモジュールである。画像処理部504は、スキャン処理部501から受け取った画像データに対して、UI部505で操作部111に示す、後述の図10のスキャン送信画面でユーザーによって入力されたスキャン設定に従ってスキャン文書ファイルを作成する。また、画像処理部504は、UI部505から受け取った、後述の図9(C)に示す文書情報と認可情報を含む、後述の図9(D)に示す符号化画像931を作成する。
UI部505は、操作部I/F205を通じて操作部111で示すディスプレイに各種画面を表示し、操作部111で示すポインティングデバイスやハードウェアキーを通じて、ユーザーによって入力された内容を検知するためのソフトウェアモジュールである。UI部505は、操作部111に後述の図10で示すスキャン送信画面を表示し、ユーザーによって入力されたスキャン設定を取得して、転送部502に送信し、スキャン文書の送信を依頼する。またUI部505は、転送部502から後述の図9(C)に示す文書情報と認可情報を受信すると、受信した文書情報と認可情報を画像処理部504に送信し、後述の図9(D)に示す符号化画像931の作成を依頼する。そして、UI部505は、操作部111に後述の図11で示すスキャン送信完了画面を表示する。また、UI部505は、後述の図11で示すスキャン送信完了画面を表示した後、ユーザーが操作部111で入力されていないタイムアウト時間を計測し、タイムアウトが発生した場合は、転送部502に通知する。そしてUI部505は、不図示のタイムアウト画面を表示する。
<文書管理サーバ120のソフトウェア構成>
図6は、本実施形態での文書管理サーバ120のソフトウェアモジュールの構成を示した図である。これらソフトウェアモジュールは、文書管理サーバ120のHDD306に格納され、CPU301が実行する。
通信部601は、Webサービスのインターフェースを公開し、LAN100を介して送られた要求を受け付けて処理を行い、処理結果の応答を行うソフトウェアモジュールである。通信部601は、MFP110から文書を受信すると、文書管理部602に受信した文書を送信して、文書の一時保管を依頼する。また通信部601は、文書管理部602から、送信した文書に対応する、後述の図9(A)に示す文書情報904を受信し、文書ID901を認可管理部603に送信して認可情報の作成を依頼する。また通信部601は、認可管理部603から後述の図9(B)に示す認可情報916を受信すると、文書情報と認可情報から後述の図9(C)に示す文書情報と認可情報を作成し、MFP110に送信する。通信部601は、携帯端末130から文書情報と認可情報を受信すると、受信した認可情報を認可管理部603に送信して、認可情報の検証(すなわち受信した認可情報と保存された認可情報との照合)を依頼し、検証結果を受信して、携帯端末130に送信する。また通信部601は、検証結果が正しい(すなわち照合の結果一致する)と判断した場合は、携帯端末130から画像を受信し、文書管理部602に送信して画像の一時保管を依頼する。そして通信部601は、文書と画像のファイルサーバへの転送を転送部604に依頼する。認可情報は、文書管理サーバ120により提供される情報であるから、文書管理サーバ120から認可情報を受信したデバイス、すなわち認可されたデバイスのみが有する。認可情報の検証によって、その送信元デバイスが認可されたデバイスであるか否かを判定(あるいは検証)できる。
文書管理部602は、文書や画像をHDD306に保存したり、文書や画像をHDD306から読みだしたりする、HDD306に保存されているファイルの管理を行うソフトウェアモジュールである。文書管理部602は、通信部601から文書や画像を受信すると、同時に受信した文書パスとファイル名を取得して、文書パス902、ファイル名903に当てはめた、後述の図9(A)に示す文書情報904を作成し、文書ID901を発行する。文書パスとは、例えばファイルシステムにおける文書ファイルの所在を示す情報である。また文書管理部601は文書や画像をHDD306に保存し、発行した文書IDを通信部601に送信する。文書管理部602は、通信部601から文書情報を受信すると、文書情報に対応する後述の図9(A)に示す文書情報904を読み出し、通信部601に送信する。文書管理部602は、転送部604から文書情報を受信すると、文書情報に対応する文書のファイルをHDD306から読み出し、転送部604に送信する。
認可管理部603は、文書管理部602で管理されている文書に紐づけてファイルサーバへ転送する認可を管理するソフトウェアモジュールである。認可管理部603は、通信部601から後述の図9(A)で示す文書情報904を受信すると、文書情報の文書IDに対応する、後述の図9(B)で示す認可情報916を作成し、HDD306に保存する。また認可管理部603は、通信部601から後述の図9(C)の文書情報と認可情報を受信すると、文書ID921に該当する、後述の図9(B)の認可情報916を読み出す。そして認可管理部603は認可トークン923と認可トークン912の比較、有効期限、有効回数を確認し、認可情報の正当性を検証する。また認可管理部603は、転送部604からの依頼に応じて、認可情報を受信し、該当する後述の図9(B)の認可情報916の現在回数915を更新する。
転送部604は、通信部601からの要求に応じて、文書と画像を紐づけてファイルサーバ140に送信するソフトウェアモジュールである。転送部604は、通信部601から受信した文書情報に該当する文書や画像を、文書管理部602を用いて読み出し、文書情報の文書パス902のフォルダに対して、ファイル名903で送信する。そして転送部604は送信結果を通信部601に送信する。
<携帯端末130のソフトウェア構成>
図7は、本実施形態でのスキャン文書に画像を紐づけて送信する処理にかかわる携帯端末130のソフトウェアモジュールの構成を示した図である。これらソフトウェアモジュールは、携帯端末のROM403に格納され、CPU401が実行する。
転送部701は、MFP110から文書情報と認可情報を取得し、携帯端末のカメラ406で撮影した画像や、ROM402に保存されている画像を、取得した文書情報に紐づけて文書管理サーバに送信するソフトウェアモジュールである。転送部701は、UI部702から後述の図9(C)の文書情報と認可情報、画像ファイル名を受信し、文書情報と認可情報を文書管理サーバ120に送信し、文書情報と認可情報の検証結果を受信する。そして転送部701は、検証結果が正しい場合は、UI部702から受信した画像ファイル名に対する画像ファイルを、ファイル管理部705を用いて取得し、文書管理サーバ120に送信し、送信結果を受信する。転送部701は、UI部702からの要求に応じて、送信取消要求を文書管理サーバ120に送信し、文書取消結果を受信する。
UI部702は、表示装置407で示すディスプレイに各種画面を表示し、入力装置404で示すポインティングデバイスやハードウェアキーを通じて、ユーザーによって入力された内容を検知するためのソフトウェアモジュールである。UI部702は、表示装置407に後述の図12で示す文書情報取得画面を表示し、ユーザーによって符号画像入力欄1201に入れられた符号化画像1202を、撮影処理部703を用いて撮影し、符号化画像1202の画像データを取得する。またUI部702は、取得した符号化画像1202の画像データを、画像処理部704を用いて解析し、符号化画像1202の画像データに含まれる文書情報と認可情報を取得する。UI部702は、表示装置407に後述の図13で示す画像送信画面を表示し、取得した文書情報を文書情報表示1301に表示する。UI部702は、ファイル選択ボタン1303が押下された場合、不図示のファイル選択画面を表示し、ファイル管理部705に保存されている画像から、送信する画像をユーザーに選択させ、選択された画像のファイル名を画像ファイル名表示1302に表示する。またUI部702は、撮影ボタン1304が押下された場合は、撮影処理部703を用いてカメラ406を用いて写真を撮影し、撮影した画像をファイル管理部705に送信して保存し、画像のファイル名を画像ファイル名表示1302に表示する。UI部702はOKボタン1305が押下された場合、画像ファイル名表示1302に表示されている画像ファイル名と、文書情報と認可情報を転送部701に送信し、文書管理サーバ120への転送を依頼する。またUI部702は、送信取消ボタン1306が押下された場合、文書情報と認可情報を転送部701に送信し、文書情報で示される文書の文書取消を転送部701に依頼する。
撮影処理部703は、カメラ406が撮影した画像データを取得し、取得した画像ファイルに変換してROM403に保存するソフトウェアモジュールである。撮影処理部703は、UI部702からの要求に応じてカメラ406を用いて撮影処理を行い、取得した画像データを、画像処理部704を用いて画像ファイルを作成する。そして撮影処理部703は、作成された画像ファイルをファイル管理部705に送信して、ROM403への保存を依頼し、保存時の画像ファイル名をUI部702に送信する。
画像処理部704は、受け取った画像データに対して画像処理を行い画像ファイルの作成を行ったり、符号化画像を受け取って解析し、符号化画像に含まれる情報などを取得したりするソフトウェアモジュールである。画像処理部704は、撮影処理部704から受け取った画像データから画像ファイルを作成し、作成された画像ファイルを撮影処理部703に送信する。画像処理部704は、UI部702からの要求に応じて、受け取った後述の図9(D)の符号化画像931を解析して、符号化画像931に含まれる後述の図9(C)の文書情報と認可情報を取得し、UI部702に送信する。
ファイル管理部705は、画像を受け取ってROM403に保存したり、ROMに保存されている画像を取得したりする、ROM403上に保存されているファイルを管理するためのソフトウェアモジュールである。
<ファイルサーバ120のソフトウェア構成>
図8は、本実施形態でのファイルサーバ140のソフトウェアモジュールの構成を示した図である。これらソフトウェアモジュールは、ファイルサーバ140のHDD306に格納され、CPU301が実行する。
通信部801は、SMBやWebDAV等のファイル送信サービスのインターフェースを公開し、LAN100を介して送られた要求を受け付けて処理を行い、処理結果の応答を行うソフトウェアモジュールである。
ファイル管理部802は、ファイル送信サービスに対する要求に応じて、HDD306に保管されているファイルの管理を行うソフトウェアモジュールである。ファイル管理部503は、通信部501を介して受信したフォルダ名、ファイル名に従って、HDD306にファイルを保存したり読み出したりする。
<情報>
図9は、本実施の形態で取り扱う情報を示す。
<文書情報>
図9(A)は、文書管理サーバ120の文書管理部602に記憶される文書情報を示す。MFP110から文書管理サーバ120に文書が送信され、一時保管される際、文書管理部602によって作成される。文書ID901からファイル名903の各フィールドは、文書情報のデータレコード904からデータレコード906それぞれに含まれる。文書ID901は各々の文書情報を一意に示す情報である。文書パス902は、MFP110や携帯端末130から受信した文書や画像を、ファイルサーバ140に転送する際のファイルサーバ名やフォルダ名を示す情報である。ファイル名903は、MFP110や携帯端末130から受信した文書や画像を、ファイルサーバ140に転送する際のファイル名を示す情報である。
<認可情報>
図9(B)は、文書管理サーバ120の認可管理部602に記憶される認可情報を示す。MFP110から文書管理サーバ120に文書が送信され、一時保管される際、認可管理部603によって作成される。文書ID911から現在回数915の各フィールドは、認可情報のデータレコード916からデータレコード918それぞれに含まれる。文書ID911は認可を与える文書を示す情報である。認可トークン912は、携帯端末130から画像を送信する際、携帯端末130が送信の認可を受けているかを検証するための情報である。有効期限913は、認可トークン912の有効期限を表す情報である。有効回数914は、認可トークン912を使用することができる回数を表す情報である。現在回数は、認可トークン912が現在までに使用された回数を表す情報である。
<文書情報と認可情報>
図9(C)は、文書管理サーバ120の通信部601で作成されてMFP110に掃引され、MFP110から情報端末130に送信され、情報端末130から文書管理サーバ120に送信される文書情報と認可情報を示す。MFP110から文書管理サーバ120に文書が送信されて一時保管され、文書管理部602で文書情報が、認可管理部603で認可情報が作成された際、通信部601で、文書情報と認可情報とを組み合わせて作成される。また、同じ形式の文書情報と認可情報が、携帯端末130が、MFP110から取得した図9(D)の符号化画像931を解析して得られた結果としても作成される。文書ID921は、この情報が表わす文書を一意に示す情報であり、図9(A)の文書ID901に対応する。文書パス922は、文書をファイルサーバ140に送信する際のフォルダ名であり、図9(A)の文書パス902に対応する。認可トークン923は、画像を文書に紐づけて送信できる認可を示す情報であり、図9(B)の認可トークン912に対応する。
<符号化画像>
図9(D)はMFP110の画像処理部504で作成される符号化画像の一例を示す。MFP110から携帯端末130に文書情報と認可情報を送信する際、画像処理部504は、UI部502から受信した文書情報と認可情報を画像に変換し、符号化画像931を作成する。ここで符号化された文書情報と認可情報は、図9(C)の文書情報と認可情報に相当する。また、携帯端末130では撮影処理部703で符号化画像931を取得し、符号化画像を解析して、文書情報と認可情報を取得する。
なお、本実施の形態の図9(D)では、符号化画像として2次元バーコード形式を使用しているが、文書情報と認可情報を表すことが可能であれば、その他のバーコード形式や、光学文字認識可能な文字列や記号列等でもよい。
<スキャン送信画面>
図10はMFP110内で管理しているスキャン送信画面の例である。解像度リストボックス1001は、MFP110のスキャン処理部501でスキャン処理を行う際に使用するスキャン設定の解像度を、ユーザーが入力するためのリストボックスである。カラーモードリストボックス1002は、MFP110のスキャン処理部501でスキャン処理を行う際に使用するスキャン設定のカラーモードを、ユーザーが入力するためのリストボックスである。両面読み取りリストボックス1003は、MFP110のスキャン処理部501でスキャン処理を行う際に使用するスキャン設定の両面読み取りを行うか否かの設定を、ユーザーが入力するためのリストボックスである。読み取りサイズリストボックス1004は、MFP110のスキャン処理部501でスキャン処理を行う際に使用するスキャン設定の読み取りサイズを、ユーザーが入力するためのリストボックスである。
送信先フォルダ入力ボックス1005は、MFP110で紙原稿をスキャンして取得したスキャン文書を送信するファイルサーバおよびファイルサーバ上のフォルダ名をユーザーが入力するための入力ボックスである。送信先フォルダ入力ボックス1005でユーザーが入力した値は、MFP110から文書管理サーバ120に送信され、文書管理サーバ120で文書や紐づけて送信する画像をファイルサーバ140に送信する際のファイルサーバおよびフォルダ名として使用される。
ファイル名入力ボックス1006は、MFP110で紙原稿をスキャンして取得したスキャン文書を送信するファイルサーバ上のファイル名をユーザーが入力するための入力ボックスである。ファイル名入力ボックス1006でユーザーが入力した値は、MFP110から文書管理サーバ120に送信され、文書管理サーバ120で文書や紐づけて送信する画像をファイルサーバ140に送信する際のファイル名として使用される。
送信ボタン1007は、MFP110で紙原稿をスキャンして取得した文書を文書管理サーバに送信するためのボタンである。送信ボタン1007がユーザーによって押下されると、後述の図15の文書送信処理が開始し、後述の図11のスキャン送信完了画面に遷移する。
なお、本実施形態における図10のスキャン送信画面上に、入力ボックス1001から1006による設定以外のスキャン設定、例えばPDFの各種設定などをユーザーが入力するためのリストボックスやチェックボックスを設けてもよい。
<スキャン送信完了画面>
図11はMFP110内で管理しているスキャン送信完了画面の例である。文書情報表示1101は、MFP110が文書管理サーバ120へ文書送信した結果として文書管理サーバ120から受信した図9(C)の文書情報と認可情報のうち、文書情報を表示する表示欄である。
符号化画像表示1102は、MFP110が文書管理サーバ120へ文書送信した結果として文書管理サーバ120から受信した図9(C)の文書情報と認可情報を変換して得られた、図9(D)の符号化画像931を表示するための表示欄である。携帯端末130が後述の図12で示す文書情報取得画面において、MFP110の表示部111に表示されている符号化画像表示1102を、カメラ406で撮影することで、MFP110から携帯端末130へ図9(C)の文書情報と認可情報を送信できる。
OKボタン1103は、MFP110での文書送信処理を終了するためのボタンである。OKボタン1103がユーザーによって押下されると、MFP110での処理は終了する。キャンセルボタン1104は、MFP110から文書管理サーバ120に送信した文書を、ファイルサーバに転送する処理をキャンセルするためのボタンである。キャンセルボタン1104がユーザーによって押下されると、後述の図16のS1609からS1610で示す文書キャンセル処理が実行される。
なお、図11のスキャン送信完了画面を表示してからの時間がUI部505で計測されており、一定時間が経過すると表示処理を終了し、UI部505から転送部502に対して文書キャンセル要求が送信される。また、本実施形態における図11のスキャン送信完了画面上に、スキャン送信完了画面の表示を終了し、図10のスキャン送信画面に遷移するGUIボタンを設けてもよい。
<文書情報取得画面>
図12は携帯端末130内で管理している文書情報取得画面の例である。符号化画像入力ボックス1201は、携帯端末130からMFP110から送信された文書に紐づけて画像を送信する際に、紐づける文書を示す文書情報と紐づける認可を示す認可情報とが含まれる符号化画像931を入力するための入力ボックスである。この符号化画像入力ボックス1201には、カメラ406から入力される写真画像が撮影処理部703からUI部702に断続的に送信されて逐次表示することにより、リアルタイムでカメラ入力画像が表示される。そして、後述のOKボタン1203がユーザーによって押下されることで、UI部702は撮影する符号化画像を確定する。符号化画像入力ボックス1201内に、図11のスキャン送信完了画面の符号化画像表示1102が入るようにユーザーが調整し、後述のOKボタン1203が押下されることで、符号化画像表示1102に表示された符号化画像が、携帯端末130で取得される。
符号化画像1202は、符号化画像入力ボックス1201に入力された符号化画像を示す。この符号化画像は図9(D)の符号化画像931を示す。撮影処理部703で取得された符号化画像1202を画像処理部704で解析し、復号することによって、UI部702は図9(C)の文書情報と認可情報を取得できる。
OKボタン1203は、携帯端末130がMFP110の表示部111に表示された符号化画像1102を取得し、符号化画像1102に含まれる文書情報と認可情報を取得し、後述の図13に示す画像送信画面に遷移するためのボタンである。OKボタン1203がユーザーによって押下されると、後述の図15の文書情報・認可情報取得処理1507が開始され、後述の図13の画像送信画面に遷移する。
なお、本実施形態における図12の文書情報取得画面上に、符号化画像1201を撮影する際の撮影設定、例えば撮影時の明度や彩度などをユーザーが入力するためのリストボックスを設けてもよい。
<画像送信画面>
図13は携帯端末130内で管理している画像送信画面の例である。文書情報表示1301は、図12で取得した符号化画像1202を解析して取得した文書情報を表示するための表示欄である。
ファイル名表示1302は、後述のファイル選択ボタン1303をユーザーが押下することで選択された画像や、後述の撮影ボタン1304をユーザーが押下することで撮影された画像のファイル名を表示するための表示欄である。
ファイル選択ボタン1303は、ユーザーが、文書情報表示1301に表示されている文書情報で示された文書に紐づけて送信する画像を選択するためのボタンである。ファイル選択ボタン1303をユーザーが押下することで、不図示のファイル選択画面が表示され、ユーザーがファイル選択画面で画像を選択することで、送信する画像が選択される。
撮影ボタン1304は、ユーザーが、文書情報表示1301に表示されている文書情報で示された文書に紐づけて送信する画像を撮影するためのボタンである。撮影ボタン1304をユーザーが押下することで、不図示の写真撮影画面が表示され、ユーザーが写真撮影画面で撮影を行うことで、撮影された画像がファイル管理部705に保存され、ファイル名表示1302に保存された画像のファイル名が表示される。
OKボタン1305は、携帯端末130が取得した文書情報と認可情報に紐づけて、携帯端末130上の画像を文書管理サーバ120に送信し、後述の図14に示す画像送信完了画面に遷移するためのボタンである。OKボタン1305がユーザーによって押下されると、後述の図15の画像取得1509から画像受信結果送信1516が開始し、後述の図14の画像送信完了画面に遷移する。
なお、本実施形態における図13の画像送信画面上に、図12の文書情報取得画面に遷移するためのGUIボタンなどを設けていてもよい。
<画像送信完了画面>
図14は携帯端末130内で管理している画像送信完了画面の例である。画像情報表示1401は、携帯端末130から文書管理サーバ120へ送信された画像送信結果を表示するための表示欄である。文書情報表示1402は、携帯端末130から文書管理サーバ120へ送信された画像に紐づけられた文書情報を表示するための表示欄である。OKボタン1403は、携帯端末130での画像送信処理を終了するためのボタンである。OKボタン1403がユーザーによって押下されると、携帯端末130での処理は終了する。
<転送処理>
次に、本実施形態における文書画像転送システム(あるいはファイル管理システム)の転送処理フローについて説明する。以下は、MFP110がスキャン文書を文書管理サーバ120に送信して文書情報と認可情報を取得し、MFP110から携帯端末130に文書情報と認可情報を送信して、携帯端末130で文書に紐づけて画像を送信する処理を中心に説明する。
なお文書管理サーバ130のアドレスはユーザーがMFP110に操作部111を用いてHDD204に登録済みとする。文書管理サーバ130のアドレスは携帯端末130のROM403に登録済み、または、ユーザーが入力装置404を用いて登録済みとする。本例では登録の処理については省略する。
図15は文書画像転送システムが転送処理を行う際のシーケンス図である。なお本シーケンスに係るMFP110のプログラムは、MFP110のROM202またはHDD204に記憶されており、RAM203に読みだされCPU201によって実行される。なお本シーケンスに係る文書管理サーバ120のプログラムは、文書管理サーバ120のROM303またはHDD306に記憶されており、RAM302に読みだされCPU301によって実行される。なお本シーケンスに係る携帯端末130のプログラムは、携帯端末130のROM403に記憶されており、RAM402に読みだされCPU401によって実行される。なお本シーケンスに係るファイルサーバ140のプログラムは、ファイルサーバ140のROM303またはHDD306に記憶されており、RAM302に読みだされCPU301によって実行される。
ステップ1501では、MFP110が紙原稿をスキャン処理し、スキャン文書を取得する。
ステップ1502では、MFP110から文書管理サーバ120にスキャン文書を送信する。
ステップ1503では、文書管理サーバ120が、MFP110から受信した文書を一時保管する。
ステップ1504では、文書管理サーバ120が、一時保管した文書情報に対して、紐づけて画像を送信するための認可情報を発行する。
ステップ1505では、文書管理サーバ120がMFP110に対して、文書情報と認可情報を送信する。
ステップ1506では、MFP110が携帯端末130に対して、文書情報と認可情報を送信する。この送信は、本実施形態では、電気通信ではなく、図9(D)に示したようなコードをMFP110が表示し、それを携帯端末130に読み込ませることで実現している。
ステップ1507では、携帯端末130がMFP110から文書情報と認可情報を取得する。この取得は、本実施形態では、図9(C)の符号化画像を読み取り、それをデコードすることで実現している。
ステップ1508では、携帯端末130から前記ステップ1507でMFP110から取得した文書情報で示される文書に紐づけて、文書管理サーバ120に送信する画像を携帯端末130が取得する。
ステップ1509では、携帯端末130がMFP110から取得した文書情報と認可情報を、文書管理サーバ120に送信する。
ステップ1510では、文書管理サーバ120が、携帯端末130から受信した文書情報と認可情報が正当な情報であるか検証(あるいは認証)する。
ステップ1511では、文書管理サーバ120が前記ステップ1510で文書情報と認可情報を検証した検証結果(あるいは認証結果)を、携帯端末130に送信する。
ステップ1512では、認証が成功した場合には、携帯端末130が文書管理サーバ120に、前記ステップ1508で取得した画像を、文書管理サーバ120に送信する。認証が不成功の場合には画像は送信されない(不図示)。
ステップ1513では、文書管理サーバ120が受信した画像ファイルを一時保管する。
ステップ1514では、文書管理サーバ120が画像ファイルを一時保管した結果を、携帯端末130に送信する。
ステップ1516では、文書管理サーバ120がファイルサーバ130に対して、MFP110から受信した文書を送信する。
ステップ1517では、ファイルサーバ140が文書管理サーバ120から文書ファイルとフォルダ名を受信し、受信したフォルダ名のフォルダに、受信した文書ファイルを保管する。
ステップ1518では、ファイルサーバ140が文書管理サーバ120に対して、前記ステップ1517で文書保管した結果を送信する。
ステップ1519では、文書管理サーバ120がファイルサーバ130に対して、携帯端末130から受信した画像を送信する。
ステップ1520では、ファイルサーバ140が文書管理サーバ120から画像ファイルとフォルダ名を受信し、受信したフォルダ名のフォルダに、受信した画像ファイルを保管する。
ステップ1521では、ファイルサーバ140が文書管理サーバ120に対して、前記ステップ1520で画像保管した結果を送信する。
以上で図15の転送処理フローは終了する。次に、図15のシーケンスにおいて、各デバイスの処理手順を、フローチャートを参照しつつ説明する。なお、図15には取り消し処理や認証失敗時の処理などの例外的な処理は記載されていないが、図16〜図19のフローチャートでは、そのような例外処理も示されている。
<MFP110による送信処理>
図16はMFP110における文書送信処理(図17のステップ1502)のフローチャートである。MFP110における文書送信処理のフローを、図16を用いて説明する。なお本フローに係るMFP110のプログラムは、MFP110のROM202またはHDD204に記憶されており、RAM203に読みだされCPU201によって実行される。
ステップS1601では、UI部505が操作部111に図10のスキャン送信画面を表示する。
ステップS1602では、UI部505が、ユーザーが図10のスキャン送信画面の送信ボタン1007を押下したか否かを判断する。UI部505が、送信ボタン1007が押下されたと判断した場合は、処理はステップS1603に進む。UI部505が、送信ボタン1007が押下されていないと判断した場合は、処理は再びステップS1602に進む。
ステップS1603では、UI部505が、ユーザーによって図10スキャン送信画面で入力されたスキャン設定、送信先フォルダ、ファイル名を取得する。UI部505がスキャン処理部501を用いて、紙原稿のスキャン処理を行い、スキャン画像を取得する。UI部505は画像処理部504に画像データとスキャン設定を送信して、スキャン文書を取得し、一時保管部503を用いてスキャン文書をHDD204に保存する。
ステップS1604では、UI部505は、転送部502に送信先フォルダ、ファイル名、前記ステップS1602で一時保存したスキャン文書情報を転送部502送信して、文書管理サーバ120への送信を依頼する。転送部502は、受信したスキャン文書の情報を一時保管部503に送信してスキャン文書を取得し、文書、送信先フォルダ、ファイル名を文書管理サーバ120に送信する。
ステップS1604におけるスキャン文書の送信に応じて、文書管理サーバ120は文書情報および認可情報を発行し、MFP110に対して送信する。ステップS1605以降はそれを受けての処理となる。
ステップS1605では、転送部502が文書管理サーバ120から文書情報と認可情報を受信したか否かを判断する。ステップS1605は便宜的な表現であり、ループで待機せずにいったん処理を終了し、応答の受信をきっかけとしてステップS1605から再開してもよい。転送部502が文書管理サーバ120から文書情報と認可情報を受信したと判断した場合は、文書情報と認可情報をUI部505に送信し、処理はステップS1606に進む。転送部502が文書管理サーバ120から文書情報と認可情報を受信していないと判断した場合は、再び処理はステップS1605に進む。
ステップS1606では、UI部505が前記ステップS1605で受信した図9(C)の文書情報と認可情報を元に、画像処理部504を用いて図9(D)の符号化画像931を作成する。
ステップS1607では、UI部505が、操作部111に図11のスキャン送信完了画面を表示する。このとき図11のスキャン送信完了画面の符号化画像表示1102に、前記ステップS1606で作成した符号化画像931を表示させる。またUI部505は、操作部111に図11のスキャン完了画面の表示を開始してからの表示時間を計測開始する。ボタンが押下されるか、あるいはタイマが満了すると次のステップに進む。なおステップS1607における符号化画像の表示が、図15のステップ1506における文字情報と認可情報の送信に相当する。
ステップS1608では、UI部505が、ユーザーが図11のスキャン送信完了画面でキャンセルボタン1104が押下されたか否かを判断する。UI部505が、ユーザーが図11のスキャン送信完了画面でキャンセルボタン1104が押下されたと判断した場合は、処理はステップS1609に進む。UI部505が、ユーザーが図11のスキャン送信完了画面でキャンセルボタン1104が押下されていないと判断した場合は、処理はステップS1611に進む。
ステップS1609では、UI部505が転送部502に対して、文書キャンセル要求の送信を依頼する。転送部502は、文書管理サーバ120に対して、文書キャンセル要求を送信する。
ステップS1610では、転送部502が、文書管理サーバ120から文書キャンセル結果を受信したか否かを判断する。転送部502が、文書管理サーバ120から文書キャンセル結果を受信したと判断した場合は、MFP110における文書送信処理は終了する。転送部502が、文書管理サーバ120から文書キャンセル結果を受信していないと判断した場合は、処理は再びステップS1610に進む。
ステップS1611では、UI部505が、図11のスキャン送信完了画面で一定時間以内にユーザーが操作を行わずタイムアウトが発生したか否かを判断する。UI部505が、タイムアウトが発生したと判断した場合は、処理はステップS1619に進む。UI部505が、タイムアウトが発生していないと判断した場合は、OKボタン1103が押下されたと判断して、MFP110における文書送信処理は終了する。以上が、スキャン文書送信時のMFP110による送信処理である。
<文書管理サーバ130による受信処理>
図17は、文書管理サーバ120による、MFP110からスキャン文書を受信する文書受信処理のフローチャートである。文書管理サーバ120における文書受信処理のフローを、図17を用いて説明する。なお本フローに係る文書管理サーバ120のプログラムは、文書管理サーバ120のROM303またはHDD306に記憶されており、RAM302に読みだされCPU301によって実行される。
ステップS1701では、通信部601がMFP110から文書、送信先フォルダ、ファイル名を受信したか否かを判断する。通信部601がMFP110から文書、送信先フォルダ、ファイル名を受信したと判断した場合は、処理はステップS1702に進む。通信部601がMFP110から文書、送信先フォルダ、ファイル名を受信していないと判断した場合は、処理は再びステップS1701に進む。
ステップS1702では、通信部601が受信した文書、送信先フォルダ、ファイル名を文書管理部602に送信して、文書管理部602が受信した情報を図9(A)の文書情報として保存し、保存した文書情報を通信部601に送信する。このステップは図15のステップ1503に相当する。
ステップS1703では、通信部601が前記ステップS1702で受信した文書情報の文書ID901を認可管理部603に送信し、認可管理部602が受信した文書IDに対して、紐づけて画像を送信するための認可情報を発行し保存する。そして認可管理部602が保存した認可情報を通信部601に送信する。このステップは図15のステップ1504に相当する。
ステップS1704では、通信部601が、前記ステップS1702取得した文書情報およびステップS1703で取得した認可情報から、図9(C)の文書情報と認可情報を作成する。そして、通信部601はMFP110に対して、作成した文書情報と認可情報を送信する。このステップは図15のステップ1505に相当する。
ステップS1705では、通信部601がMFP110から、図16のステップS1609で送信された文書キャンセル要求を受信したか否かを判断する。通信部601がMFP110から文書キャンセル要求を受信したと判断した場合は、処理はステップS1706に進む。通信部601がMFP110から文書キャンセル要求を受信していないと判断した場合は、文書管理サーバ120における文書受信処理は終了する。
ステップS1706では、通信部601が文書キャンセル要求を受信した場合に、文書管理部602に対して、前記ステップS1704で送信した文書情報を送信する。そして通信部601は文書管理部602に一時保管されている図9(A)の文書情報のうち、該当する文書情報と文書ファイルをHDD306からの削除を依頼し、削除結果を受信する。
ステップS1707では、通信部601が文書キャンセル要求を受信した場合に、認可管理部603に対して、前記ステップS1704で送信した認可情報を送信する。そして通信部601は認可管理部603に保管されている図9(B)の認可情報のうち、該当する認可情報をHDD306からの削除を依頼し、削除結果を受信する。
ステップS1708では、通信部601がMFP110に文書キャンセル結果を送信する。そして文書管理サーバ120における文書受信処理は終了する。
<携帯端末130による画像送信処理>
図18は、携帯端末130における画像送信処理のフローチャートである。携帯端末130における画像送信処理のフローを、図18を用いて説明する。なお本フローに係る携帯端末130のプログラムは、携帯端末130のROM403に記憶されており、RAM402に読みだされCPU401によって実行される。
ステップS1801では、UI部702が、表示装置407で示されるディスプレイに、図12の文書情報取得画面を表示する。この時UI部702は、カメラ406から入力される写真画像を、撮影処理部703を用いて断続的に取得し、図12の文書情報取得画面の符号化画像入力ボックス1201に表示する。
ステップS1802では、UI部702が、ユーザーが図12の文書情報取得画面上のOKボタン1203を押下したか否かを判断する。UI部702が、ユーザーが図12の文書情報取得画面上のOKボタン1203を押下したと判断した場合は、撮影処理部703からカメラ406で取得した、符号化画像入力ボックス1201に表示されている符号化画像1202の画像データを取得する。UI部702が、UI部702が、ユーザーが図12の文書情報取得画面上のOKボタン1203を押下していないと判断した場合は、処理は再度ステップS1802に進む。このステップは図15のステップ1507に相当する。
ステップS1803では、UI部702が受信した符号化画像1202の画像データを、画像処理部704に送信し、画像処理部704で受信した符号化画像1202の画像データを解析する。画像処理部704は、符号化画像1202に含まれている図9(C)で示す文書情報と認可情報を取得し、UI部702に送信する。ここで文書情報および認可情報を含む文書に固有な固有情報が、MFP110から携帯端末130に引き渡される。
ステップS1804では、UI部702が表示装置407で示されるディスプレイに、図13の画像送信画面を表示する。このときUI部702は前記ステップS1803で取得した文書情報を、文書情報表示欄1301に表示させる。
ステップS1805では、UI部702が、ユーザーが図13の画像送信画面の撮影ボタン1304を押下したか否かを判断する。UI部702が、ユーザーが図13の画像送信画面の撮影ボタン1304を押下したと判断した場合は、処理はステップS1806に進む。UI部702が、ユーザーが図13の画像送信画面の撮影ボタン1304を押下していないと判断した場合は、処理はステップS1807に進む。
ステップS1806では、UI部702が表示装置407に不図示の写真撮影画面を表示させ、撮影処理部703を用いてカメラ406で写真撮影処理を行い、写真画像データを取得する。UI部702は、取得した写真画像データを画像処理部704に送信して画像ファイルを作成する。そしてUI部702は、取得した画像ファイルをファイル管理部705に送信しROM403に保存し、保存時のファイル名を取得し、図13の画像送信画面のファイル名表示1302に表示させる。このステップは図15のステップ1508に相当する。
ステップS1807では、UI部702が、ユーザーが図13の画像送信画面のファイル選択ボタン1303を押下したか否かを判断する。UI部702が、ユーザーが図13の画像送信画面のファイル選択ボタン1303を押下したと判断した場合は、処理はステップS1808に進む。UI部702が、ユーザーが図13の画像送信画面のファイル選択ボタン1303を押下していないと判断した場合は、処理はステップS1809に進む。
ステップS1808では、UI部702が表示装置407に不図示のファイル選択画面を表示させ、ユーザーに対して、ファイル管理部705を用いてROM403に保存されている画像から、文書管理サーバ120に送信する画像を選択させる。UI部702は、ユーザーによって選択された画像のファイル名を、図13の画像送信画面のファイル名表示1302に表示させる。
ステップS1809では、UI部702が、ユーザーが図13の画像送信画面の送信取消ボタン1306を押下したか否かを判断する。UI部702が、ユーザーが図13の画像送信画面の送信取消ボタン1306を押下したと判断した場合は、処理はステップS1815に進む。UI部702が、ユーザーが図13の画像送信画面の送信取消ボタン1306を押下していないと判断した場合は、OKボタン1305が押下されたと判断して、ファイル名表示1302に表示されているファイル名を取得する。そしてUI部702は、転送部701にファイル名と、前記ステップS1803で取得した図9(C)の文書情報と認可情報を送信する。
ステップS1810では、転送部701が、文書管理サーバ120に対して、前記ステップS1809においてUI部702から受信した文書情報と認可情報を送信する。このステップは図15のステップ1509に相当する。
ステップS1811では、転送部702が、文書管理サーバ120から検証結果を受信したか否かを判断する。転送部702が、文書管理サーバ120から検証結果を受信したと判断した場合は、処理はステップS1812に進む。転送部702が、文書管理サーバ120から検証結果を受信していないと判断した場合は、処理は再びステップS1811に進む。このステップは図15のステップ1511で文書管理サーバ120により送信される検証結果の受信に相当する。
ステップS1812では、転送部702が、受信した検証結果が有効であるか否かを判断する。転送部702が、受信した検証結果が有効であると判断した場合は、処理はステップS1813に進む。転送部702が、受信した検証結果が有効ではないと判断した場合は、転送部702がUI部702に画像送信失敗の旨を送信して、処理はステップS1815に進む。
ステップS1813では、転送部702が、前記ステップS1809で取得した、ユーザーが選択したファイル名をファイル管理部705に送信し、ROM403から画像ファイルを取得する。そして転送部702が、文書管理サーバ120に取得した画像ファイルとファイル名を送信する。このステップは図15のステップ1512に相当する。
ステップS1814では、転送部702が、文書管理サーバ120から画像一時保管結果を受信したか否かを判断する。転送部702が、文書管理サーバ120から画像一時保管結果を受信したと判断した場合は、画像一時保管結果をUI部702に送信して、処理はステップS1815に進む。転送部702が、文書管理サーバ120から画像一時保管結果を受信していないと判断した場合は、処理は再びステップS1814に進む。このステップは図15のステップ1514で文書管理サーバ120により送信される画像一時保管結果の受信に相当する。
ステップS1815では、UI部702が、表示装置407に図14の画像送信結果画面を表示させる。
ステップS1816では、UI部702が、ユーザーが図14の画像送信結果画面のOKボタン1403を押下したか否かを判断する。UI部702が、ユーザーが図14の画像送信結果画面のOKボタン1403を押下したと判断した場合は、携帯端末130における画像送信処理は終了する。UI部702が、ユーザーが図14の画像送信結果画面のOKボタン1403を押下していないと判断した場合は、処理は再びステップS1816に進む。
ステップS1817では、ステップS1809でUI部702が図13の画像送信画面の送信取消ボタン1306が押下されたと判断した場合、UI部702は転送部701に対して、前記ステップS1803で取得した文書情報を送信し送信取消を依頼する。転送部701は、文書管理サーバ120に対して、文書情報と送信取消要求を送信する。
ステップS1818では、転送部701が、文書管理サーバ120から送信取消結果を受信したか否かを判断する。転送部701が、文書管理サーバ120から送信取消結果を受信したと判断した場合は、転送部701は送信取消結果をUI部702に送信し、処理はステップS1815に進む。転送部701が、文書管理サーバ120から送信取消結果を受信していないと判断した場合は、処理は再びステップS1818に進む。
<文書管理サーバ120による画像受信処理>
図19は、図17の文書受信処理に引き続いて文書管理サーバ120により実行される画像受信処理のフローチャートである。文書管理サーバ120における画像受信処理のフローを、図19を用いて説明する。なお本フローに係る文書管理サーバ120のプログラムは、文書管理サーバ120のROM303またはHDD306に記憶されており、RAM302に読みだされCPU301によって実行される。
ステップS1901では、通信部601が、携帯端末130が図18のステップS1810で送信した図9(C)の文書情報と認可情報を受信したか否かを判断する。通信部601が、携帯端末130から図9(C)の文書情報と認可情報を受信したと判断した場合は、処理はステップS1902に進む。通信部601が、携帯端末130から図9(C)の文書情報と認可情報を受信していないと判断した場合は、処理はステップS1912に進む。
ステップS1902では、通信部601が前記ステップS1901で受信した文書情報と認可情報を、文書管理部602に送信し文書IDに該当する文書情報が存在するか否かを検証する。また、通信部601が前記ステップS1901で受信した認可情報を、認可管理部603に送信し、文書IDに該当する認可情報を読み出させる。認可管理部603は受信した認可情報と保管されている認可情報の認可トークンが等しく、かつ、有効期限が切れておらず、かつ、使用回数が有効回数以内である場合は、認可は有効であると判断し、そうでない場合は、認可は無効であると判断する。認可管理部603は認可情報検証結果を通信部601に送信する。このステップは図15のステップ1510に相当する。
ステップS1903では、通信部601が、受信した文書情報と認可情報の検証結果を、携帯端末130に送信する。このステップは図15のステップ1511に相当する。
ステップS1904では、通信部601が、前記ステップS1902で文書情報と認可情報を検証した結果が有効であったか否かを判断する。通信部601が、前記ステップS1902で文書情報と認可情報を検証した結果が有効であったと判断した場合は、処理はステップS1905に進む。通信部601が、前記ステップS1902で文書情報と認可情報を検証した結果が有効ではなかったと判断した場合は、文書管理サーバ120における文書受信処理は終了する。
ステップS1905では、通信部601が、携帯端末130が図18のステップS1813で送信した画像ファイルを受信したか否かを判断する。通信部601が、携帯端末130から画像ファイルを受信したと判断した場合は、処理はステップS1906に進む。通信部601が、携帯端末130から画像ファイルを受信していないと判断した場合は、処理は再びS1905に進む。
ステップS1906では、通信部601が受信した画像ファイルを文書管理部602に送信して、HDD306に一時保管させる。このステップは図15のステップ1513に相当する。
ステップS1907では、通信部601が、前記ステップS1906で画像ファイルを一時保管した画像一時保管結果を携帯端末130に送信する。このステップは図15のステップ1514に相当する。
ステップS1908では、通信部601から転送部604に対して、文書と画像の文書情報を送信し、文書と画像を紐づけてファイルサーバに送信するよう依頼する。転送部604は、文書ファイルの読み出しを文書管理部602に依頼し、文書ファイルを受信する。そして転送部604は、文書情報の文書パス902で示されたアドレスのファイルサーバ140に対して、文書パス904で示されたフォルダ名のフォルダに、文書ファイルを送信する。このステップは図15のステップ1516に相当する。
ステップS1909では、転送部604が、ファイルサーバ140から文書保管結果を受信したか否かを判断する。転送部604が、ファイルサーバ140から文書保管結果を受信したと判断した場合は、処理はステップS1910に進む。転送部604が、ファイルサーバ140から文書保管結果を受信していないと判断した場合は、処理は再びステップS1909に進む。
ステップS1910では、転送部604は、画像ファイルの読み出しを文書管理部602に依頼し、画像ファイルを受信する。そして転送部604は、文書情報の文書パス902で示されたアドレスのファイルサーバ140に対して、文書パス904で示されたフォルダ名のフォルダに、画像ファイルを送信する。このステップは図15のステップ1519に相当する。
ステップS1911では、転送部604が、ファイルサーバ140から画像保管結果を受信したか否かを判断する。転送部604が、ファイルサーバ140から画像保管結果を受信したと判断した場合は、文書管理サーバ120における画像受信処理が終了する。転送部604が、ファイルサーバ140から画像保管結果を受信していないと判断した場合は、処理は再びステップS1911に進む。
ステップS1912では、通信部601が、携帯端末130から送信取消要求を受信したか否かを判断する。通信部601が、携帯端末130から文書情報と送信取消要求を受信したと判断した場合は、処理はステップS1912に進む。通信部601が、携帯端末130から送信取消要求を受信していないと判断した場合は、処理は再びS1901に進む。
ステップS1913では、通信部601が、受信した文書情報を文書管理部602に送信し、文書情報に該当する図9(A)の文書情報と、HDD306に保存されている文書ファイルの削除を依頼する。
ステップS1914では、通信部601が、受信した文書情報を認可管理部603に送信し、認可情報に該当する図9(B)の認可情報の削除を依頼する。
ステップS1915では、通信部601が、携帯端末130に対して、送信取消結果を送信する。そして、文書管理サーバ120における文書取消処理は終了する。
以上が、本実施形態における文書画像転送システムの各デバイスによる処理フローである。この処理により、MFP110から文書管理サーバ120に文書を送信した後、文書情報と認可情報が発行され、MFP110が発行された文書情報と認可情報を符号化画像として表示する。そして、携帯端末130でMFP110に表示された符号化画像を読み取ることで、文書情報と認可情報を受け渡すことができる。また、携帯端末130が、取得した文書情報と認可情報を文書管理サーバ120に送信することで、文書管理サーバ120で文書情報と認可情報の検証を行った上で、携帯端末130から画像ファイルを送信する。そして文書管理サーバ120が、ファイルサーバ140に対して、指定されたフォルダに文書と画像を紐づけて保存することができる。また、MFP110から送信した文書を文書管理サーバ120に送信した後でも、MFP110上から文書のキャンセルを実施でき、さらに、携帯端末130上からも、MFP110で送信した文書の送信取消ができる。これによりMFPから送信したスキャン文書に対して、カメラ等で取得した画像ファイルを紐づけて保管する際の、ユーザーの利便性を向上し、セキュリティ上の問題を低減することができる。
<第2の実施形態>
前述の第1の実施形態では、MFP110上で符号化画像を表示し、携帯端末130で符号化画像を読み取って、文書情報と認可情報の送信および受信を行っていたが、本実施形態では、近距離無線通信を使用して、文書情報と認可情報の送信および受信を行う構成の例を説明する。第1の実施形態の図5のMFP110のソフトウェアモジュールの構成の説明を追加する。
無線通信部506は、UI部505から図9(C)で示す文書情報と認可情報を受信し、携帯端末130に対して、無線通信部114を用いて、受信した文書情報と認可情報を近距離無線通信で送信する。
UI部505は、転送部502から図9(C)に示す文書情報と認可情報を受信すると、受信した文書情報と認可情報を操作部111に後述の図20で示すスキャン送信完了画面を表示すると同時に、無線通信部506に文書情報と認可情報の送信を依頼する。
第1の実施形態の図7の携帯端末130のソフトウェアモジュールの構成の説明を追加する。
無線通信部706は、MFP110から、無線通信部114を用いて図9(C)で示す文書情報と認可情報を受信し、UI部702に送信する。
UI部702は、表示装置407に後述の図21で示す文書情報取得画面を表示し、ユーザーによって携帯端末130をMFP110に近接に接近されると、無線通信部706を用いて文書情報と認可情報を取得する。
図20は、第1の実施形態の図11のスキャン送信完了画面の代わりに用いる、第2の実施形態のスキャン送信完了画面である。図20は、ステップS1607で操作部111に表示するスキャン送信完了画面である。なお、図20の構成のうち、1101、1103、1104については、図11と同一である。
近距離無線送信表示2001は、ユーザーに携帯端末130をMFP110の近接に接近させる旨の依頼を表示する。ユーザーが携帯端末130をMFP110の近接に接近させることで、UI部505が無線通信部506を用いて、図9(C)の文書情報と認可情報を携帯端末130に送信する。
図21は、第1の実施形態の図12の文書情報取得画面の代わりに用いる、第2の実施形態の文書情報取得画面である。図21は、ステップS1801で、表示装置407で示すディスプレイに表示する文書情報取得画面である。
近距離無線受信表示2101は、ユーザーに携帯端末130をMFP110の近接に接近させる旨の依頼を表示する。ユーザーが携帯端末130をMFP110の近接に接近させることで、UI部702が無線通信部706を用いて、MFP110から図9(C)の文書情報と認可情報を受信する。
<MFP110による文書送信処理(その2)>
図22は、第1の実施形態の図16のMFP110における文書送信処理のフローチャートの代わりに用いる、MFP110における文書送信処理のフローチャートである。なお、図22のステップのうち、図16と同一番号のステップは、同一の処理を行う。MFP110における文書送信処理のフローを、図22を用いて説明する。なお本フローに係るMFP110のプログラムは、MFP110のROM202またはHDD204に記憶されており、RAM203に読みだされCPU201によって実行される。
ステップS2201においては、UI部702が、無線通信部506が携帯端末130から文書情報と認可情報の無線送信要求を受信したか否かを判断する。UI部702が、無線通信部506が携帯端末130から文書情報と認可情報の無線送信要求を受信したと判断した場合は、処理はステップS2202に進む。UI部702が、無線通信部506が携帯端末130から文書情報と認可情報の無線送信要求を受信していないと判断した場合は、処理は再びステップS1608に進む。
ステップS2202においては、UI部702が、携帯端末130に対して、無線通信部506を用いて近距離無線通信で文書情報と認可情報を送信する。
ステップS2203においては、UI部702が、無線通信部506が携帯端末130から無線送信結果を受信したか否かを判断する。UI部702が、無線通信部506が携帯端末130から無線送信結果を受信したと判断した場合は、MFP110における文書送信処理は終了する。UI部702が、無線通信部506が携帯端末130から無線送信結果を受信していないと判断した場合は、処理は再びステップS2203に進む。
なお、ステップS1607では、表示するスキャン送信完了画面に、QRコードなどの符号化画像が含まれていない点において、図16の手順と相違する。したがって図16のステップS1606における符号化画像の生成も図22には含まれていない。
以上の手順により、本実施形態では、文書情報と認可情報を、符号化画像ではなく近距離無線通信で携帯端末130に送信している。
<携帯端末130による画像送信処理(その2)>
図23は、第1の実施形態の図18の携帯端末130における画像送信処理のフローチャートの代わりに用いる、携帯端末130における画像送信処理のフローチャートである。なお、図23のステップのうち、図18と同一番号のステップは、同一の処理を行う。携帯端末130における画像送信処理のフローを、図23を用いて説明する。なお本フローに係る携帯端末130のプログラムは、携帯端末130のROM403に記憶されており、RAM402に読みだされCPU401によって実行される。
ステップS2301においては、UI部702が、無線通信部706を用いて、MFP110に文書情報と認可情報の送信要求を送信する。
ステップS2302においては、UI部702が、無線通信部706がMFP110から近距離無線通信で文書情報と認可情報を受信したか否かを判断する。UI部702が、無線通信部706がMFP110から近距離無線通信で文書情報と認可情報を受信したと判断した場合、無線通信部706は受信した文書情報と認可情報をUI部702に送信し、MFP110に無線送信結果を送信する。そして処理はステップS1804に進む。UI部702が、無線通信部706がMFP110から近距離無線通信で文書情報と認可情報を受信していないと判断した場合は、処理は再びステップS2302に進む。
その他の処理は、第1の実施形態と同様である。以上の手順により、本実施形態では、携帯端末130は、文書情報と認可情報を、符号化画像ではなく近距離無線通信で受信している点で第1実施形態と相違する。
以上のように、第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、MFP110から文書管理サーバ120に文書を送信した後、文書情報と認可情報が発行され、MFP110が発行された文書情報と認可情報を、近距離無線通信で携帯端末130に送信する。そして、携帯端末130が、近距離無線通信で文書情報と認可情報を受信することで、文書情報と認可情報を受け渡すことができる。そのため、ファクス受信に伴う設定処理の利便性を向上することができる。これによりMFPから送信したスキャン文書に対して、カメラ等で取得した画像ファイルを紐づけて保管する際の、ユーザーの利便性を向上し、セキュリティ上の問題を低減することができる。
<その他の実施形態>
また前記の実施形態1では、図16のステップS1606で、MFP110で符号化画像を作成している。しかし、図17のステップS1704で、文書管理サーバ120の通信部601が図9(D)の符号化画像931を作成してMFP110に送信し、ステップS1605で、MFP110の転送部で符号化画像931を受信するようにしてもよい。
また前記の実施形態では、設定画面がウィザード形式で複数画面を用いて設定を行わせているが、1画面で全ての設定できるようにしてもよい。
また前記の実施形態では、ユーザーにMFP110の操作部111を制御し操作部111に設定画面を表示し操作を行わせているが、汎用的なパーソナルコンピューターのWebブラウザーから設定画面を操作できるようにしてもよい。
また本実施形態では、スキャンした文書データと撮影した写真画像とを関連付けて保存する構成及び手順を説明したが、より一般的に、出所の異なる複数の文書や画像等のデータ又はデータファイルを関連付けて保存する際にも、本発明に係る構成および手順を適用することができる。すなわち、MFP110を第1のデータを生成する第1のデータ生成装置あるいはデータ源とし、携帯端末130を、第2のデータを生成する第2の生成生成装置あるいはデータ源とする。そして、データ管理装置である文書管理サーバ120が、第1のデータ源から受信した第1のデータに、当該データの保存場所を含む固有の情報を作成し、その固有情報を第1のデータ源に送信する。第1のデータ源では、第2のデータを作成する第2のデータ源に対してその固有情報を引き渡し、第2のデータ源はその固有情報とあわせて、作成した第2のデータを管理デバイスに送信する。管理デバイスでは、第1のデータに基づいて作成した固有情報と第2のデータ源から受信した固有情報とに基づいて、第1のデータと第2のデータとをそれぞれ保存することで、第1と第2のデータを関連付けることができる。ここで固有情報には、第1のデータを特定するための情報を少なくとも含むが、それが管理サーバで作成された情報であることを示す認可情報を含めることが望ましい。
また文書すなわち第1のデータと、画像すなわち第2のデータとを関連付けて保存するファイルサーバ140は、文書管理サーバ120と統合された単一のサーバであってもよい。
このようなデータ管理システムにより、出所の異なる複数のデータを互いに関連付けて保存する際の関連付けの誤りを防止してユーザーの利便性とセキュリティを向上させることができる。
[その他の実施例]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。