JP6223063B2 - 発煙器 - Google Patents

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本発明は、防犯装置に使用できる、煙を発生させる発煙器に関する。
店舗や部屋などに不法侵入してきた侵入者に対して、逃走経路を視覚的に遮断したり、精神的に混乱を生じさせ、捕捉までの時間を確保する目的で、部屋の天井や壁などに発煙器を取り付ける場合がある。
特許文献1には防犯用煙幕装置の考案が記載されているが、高圧ガスが充填されたガスタンクを必須とするものであり、ガスとしては二酸化炭素が例示されている。
特許文献2には、点火装置と発煙剤などを備えた煙幕生成装置が記載されている。発煙剤としては、酸化亜鉛、過塩素酸アンモニウム、塩化ビニル、炭酸カルシウムからなる組成物を錠剤状に成形したものが記載されている(段落番号0020)。
塩化ビニルは塩化ビニル樹脂と考えられるが、塩化ビニル樹脂は燃焼により有害な塩素ガスを発生することが考えられるため、安全性の点で問題がある。
実用新案登録第2500591号公報 特許第3816867号公報
本発明は、濃度の高い白煙を迅速に広範囲に拡散させることができる、防犯装置用として適した発煙器を提供することを課題とする。
[請求項1]
本発明は、課題の解決手段として、
排出口を有するハウジングと、前記ハウジング内部に点火器と、熱により白煙源を生じさせる発煙剤と、燃料と酸化剤を含み、高温ガスと白煙源を生じさせるガス発生剤が収容されている発煙器であって、
前記発煙剤から発生した白煙源と前記ガス発生剤の燃焼により発生したガスおよび白煙源が、前記排出口から排出される、発煙器を提供する。
本発明の発煙器は、白煙源を生じさせる発煙剤と、高温ガスと白煙源を生じさせるガス発生剤を組み合わせて使用している。
本発明において白煙源とは、発煙器の排出口から排出された後で白煙となるものを意味する。
本発明の発煙器は、発煙器の排出口から高温ガスと白煙源が混在した状態で排出することで、白煙を迅速且つ広範囲に拡散させることができる。
また発煙剤とガス発生剤の両方が白煙源となることで、濃い白煙を排出することができる。
白煙源は、ガス発生剤から発生されるガスによって気体として拡散され、大気中に放出されたときに冷却されることで細かな液滴となり、それが白煙となるような化合物を発煙剤として使用してもよい。
点火器は、公知のエアバッグ装置のガス発生器で使用している電気式点火器を使用することができる。またエアバッグ用ガス発生器における公知の伝火薬を併用することもできる。
[請求項2]
本発明は、課題の他の解決手段として、
排出口を有するハウジングと、前記ハウジング内部に点火器と、熱により白煙源を生じさせる発煙剤と、燃料と酸化剤を含み、高温ガスと白煙源を生じさせるガス発生剤が収容されている発煙器であって、
前記ガス発生剤が収容された第1収容室と、
前記発煙剤が収容された第2収容室を有しており、
前記第1収容室から発生したガスおよび白煙源と前記第2収容室から発生した白煙源が、前記排出口から排出される、発煙器を提供する。
ガス発生剤と発煙剤をそれぞれ異なる収容室に配置することで、ガス発生剤からの高音ガスと白煙源、発煙剤からの白煙源が発生されやすい状態に維持することができる。
[請求項3]
本発明は、課題の他の解決手段として、
排出口を有するハウジングと、前記ハウジング内部に点火器と、熱により白煙源を生じさせる発煙剤と、燃料と酸化剤を含み、高温ガスと白煙源を生じさせるガス発生剤が収容されている発煙器であって、
前記ガス発生剤が収容された第1収容室と、
前記発煙剤が収容された第2収容室と、
前記排出口に面した、煙およびガス排出空間となるプレナム室を有しており、
前記点火器と前記第1収容室が点火孔で接続され、前記第1収容室と前記プレナム室がガス排出通路で接続されており、
前記点火器と前記第2収容室が点火通路で接続され、前記第2収容室と前記プレナム室が煙排出孔で接続されており、
前記第1収容室から発生したガスおよび白煙源が前記ガス排出通路を通ってプレナム室に入り、前記第2収容室から発生した白煙源が煙排出孔を通ってプレナム室に入り、前記プレナム室に入ったガスと白煙源が前記排出口から排出される、発煙器を提供する。
排出口に面したプレナム室を有していることで、ガス発生剤からの高温ガスと白煙源、発煙剤からの白煙源が混在した状態で排出され易くなる。なお、ガス排出通路において高温のガスが、第2収容室に配置された発煙剤に接触するようにしてもよい。
[請求項4]
本発明は、課題の他の解決手段として、
排出口を有する平面形状が円形のハウジングと、前記ハウジング内部に点火器と、熱により白煙源を生じさせる発煙剤と、燃料と酸化剤を含み、高温ガスと白煙源を生じさせるガス発生剤が収容されている発煙器であって、
前記ガス発生剤が収容された第1収容室と、
前記発煙剤が収容された第2収容室と、
前記排出口に面した、煙およびガス排出空間となるプレナム室を有しており、
前記点火器が前記ハウジングの中心部に配置されており、
前記第1収容室が前記点火器の半径方向外側に配置されており、
前記第2収容室が前記第1収容室の半径方向外側に配置されており、
前記プレナム室が前記第2収容室の半径方向外側に配置されており、
前記点火器と前記第1収容室が点火孔で接続され、前記第1収容室と前記プレナム室がガス排出通路で接続されており、
前記点火器と前記第2収容室が点火通路で接続され、前記第2収容室と前記プレナム室が煙排出孔で接続されており、
前記第1収容室から発生したガスおよび白煙源が前記ガス排出通路を通ってプレナム室に入り、前記第2収容室から発生した白煙源が煙排出孔を通ってプレナム室に入り、前記プレナム室に入ったガスと白煙源が前記排出口から排出される、発煙器を提供する。
排出口に面したプレナム室を有していることで、ガス発生剤からの高温ガスと白煙源、発煙剤からの白煙源が混在した状態で排出され易くなる。ガス排出通路において高温のガスが、第2収容室に配置された発煙剤に接触するようにしてもよい。
また平面形状が円形のハウジングを使用することで、排出口を放射状に形成することができるようになるため、より広範囲に白煙を拡散できるようになる。
[請求項5]
本発明は、課題の他の解決手段として、
排出口を有する、側面形状が長方形のハウジングと、前記ハウジング内部に点火器と、熱により白煙源を生じさせる発煙剤と、燃料と酸化剤を含み、高温ガスと白煙源を生じさせるガス発生剤が収容されている発煙器であって、
前記ガス発生剤が収容された第1収容室と、
前記発煙剤が収容された第2収容室と、
前記排出口に面した、煙およびガス排出空間となるプレナム室を有しており、
前記点火器が前記シリンダー状のハウジングの一端部側に配置され、前記排出口が前記シリンダー状のハウジングの他端部側に配置されており、
前記第1収容室が前記点火器よりも他端部側に配置されており、
前記第2収容室が前記第1収容室よりも他端部側に配置されており、
前記プレナム室が前記第2収容室よりも他端部側に配置されており、
前記点火器と前記第1収容室が点火孔で接続され、前記第1収容室と前記プレナム室がガス排出通路で接続されており、
前記点火器と前記第2収容室が点火通路で接続され、前記第2収容室と前記プレナム室が煙排出孔で接続されており、
前記第1収容室から発生したガスおよび白煙源が前記ガス排出通路を通ってプレナム室に入り、前記第2収容室から発生した白煙源が煙排出孔を通ってプレナム室に入り、前記プレナム室に入ったガスと白煙源が前記排出口から排出される、発煙器を提供する。
排出口に面したプレナム室を有していることで、ガス発生剤からの高温ガスと白煙源、発煙剤からの白煙源が混在した状態で排出され易くなる。ガス排出通路において高温のガスが、第2収容室に配置された発煙剤に接触するようにしてもよい。
また側面形状が長方形のハウジングを使用することで、煙排出口に指向性を持たせることができるようになるため、特定方向に白煙を広範囲に噴出拡散できるようになる。
[請求項6]
本発明は、課題の他の解決手段として、
作動時、前記第1収容室から発生するガスの発生持続時間が、前記第2収容室から発生する白煙源の発生持続時間よりも長くなるように調整されている、請求項2〜56のいずれか1項に記載の発煙器を提供する。
このように発生持続時間を調整することで、発生した白煙源の全量を排出させることができる。
[請求項7]
本発明は、課題の他の解決手段として、
前記ハウジングが、前記排出口から排出される白煙源およびガスの排出方向を制御するための制御手段を備えている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の発煙器を提供する。
発煙器を備えた防犯装置を室内に設置するとき、部屋の形状などに応じて煙の排出方向を調整できるようすることで、防犯効果が高められる。
本発明の発煙器は、濃度の高い白煙を迅速に広範囲に拡散させることができる。
図2の発煙器のI−I線間の断面図。 図1の発煙器の斜視図。 図1の発煙器の別実施形態の使用説明図。但し、電気式点火器の位置が確認できるようにハウジングの一部を切り取って示している。 他の発煙器の軸方向断面図。 図4の発煙器の斜視図。
(1)図1〜図3の発煙器
発煙器10は、平面形状が円形のハウジング13を有している。
ハウジング13は、カップ状の上側ハウジング11のフランジ部11aとカップ状の下側ハウジング12のフランジ部12aが一体化されたものである。
下側ハウジング12の周面には、周方向に等間隔に複数の排出口41が形成されている。排出口41は、発煙器10の外部に煙やガスを排出するための排出口(外部排出口)である。
ハウジング13は、アルミニウム、ステンレスなどの金属製のものである。
点火器収容室16は、筒状の点火器収容室ハウジング17で囲まれたものである。
筒状の点火器収容室ハウジング17は、一端側開口部が上側ハウジング11の底面に固定され、他端側開口部が下側ハウジング12の底面に当接されている。なお、他端側開口部は蓋部で閉塞された状態で、下側ハウジング12の底面との間に間隔が形成されるようにしたものでもよい。
点火器収容室ハウジング17(点火器収容室16)の周面には、複数の点火孔18が形成されている。
点火器収容室16の上側ハウジング11の底面には、電気式点火器15が取り付けられている。
電気式点火器15は、例えば公知のエアバッグ装置のガス発生器で使用されているものを使用することができる。電気式点火器15は、点火薬としてボロン硝石などの黒色火薬や、特開2005−19867号公報に記載された比較的燃焼温度の高いガス発生剤を併用することもできる。
点火器収容室16の半径方向外側には、第1収容室20が周方向に配置されている。
第1収容室20は、半径方向内側が点火器収容室ハウジング17で囲まれ、半径方向外側が筒状の第1収容室ハウジング21で囲まれている。
第1収容室ハウジング21は、一端開口部側が下側ハウジング12の底面に当接され、他端開口部側が上側ハウジング11の底面に当接されている。
第1収容室20は、1つでもよいし、複数でもよい。図1では、6室の第1収容室20が周方向に配置されている。
6室の第1収容室20は、それぞれ点火通路32で分離されている。点火通路32は、下側ハウジング12の底面から上側ハウジング11の底面までに配置された隔壁により形成された狭い幅の板状空間からなるものである。点火通路32を通る燃焼生成物は、第1収容室20内のガス発生剤と接触することはない。
点火器収容室16と6室の第1収容室20は、それぞれ点火孔18で接続されている。
第1収容室20にはガス発生剤が収容されている。
ガス発生剤は、電気式点火器15の作動により発生した燃焼生成物(火炎や高温ガスなど)により着火燃焼して瞬間的に高温ガスを発生するものであり、同時に白煙も生じさせる。
ガス発生剤は、燃料、酸化剤、必要に応じてバインダーを含むものであり、例えば公知のエアバッグ装置のガス発生器で使用されているガス発生剤を使用することができる。
燃料は、ニトロセルロース、ニトログアニジン、硝酸グアニジン、ジシアンジアミド、メラミン、メラミンシアヌレート、5-アミノテトラゾール、5,5'-ビステトラゾール2アンモニウム塩から選ばれるものが好ましい。
酸化剤は、塩素酸カリウム、塩素酸ナトリウム、過塩素酸ストロンチウム、過塩素酸マグネシウム、過塩素酸アンモニウム、過塩素酸カリウム、過塩素酸ナトリウム、硝酸ストロンチウム、硝酸カリウム、硝酸ナトリウムから選ばれるものが好ましい。
バインダーは、ガス発生剤を所望形状に成形するときに使用する成分であり、グアガム、カルボキシルメチルセルロースナトリウム(CMCNa)、エチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミドから選ばれるものが好ましい。
酸化剤は、燃料を瞬時に燃焼させて大量のガス(窒素ガスや二酸化炭素を含むガス)を発生させると共に、酸化剤自体が変化することで白煙源を生じさせる。
例えば、塩素酸カリウムや過塩素酸カリウムは、熱分解で塩化カリウムの粉末となって白煙源となり、硝酸カリウムは、酸化カリウム、炭酸カリウム(ガス中の二酸化炭素と反応する)などの粉末となって白煙源となる。
燃料は10〜80質量%が好ましく、30〜60質量%がより好ましく、
酸化剤は20〜90質量%が好ましく、40〜70質量%がより好ましい。
バインダーは、燃料と酸化剤の合計100質量部に対して、0.5〜50質量部が好ましく、5〜30質量部がより好ましい。
第1収容室20の半径方向外側には、第2収容室30が周方向に配置されている。
第2収容室30は、半径方向内側が筒状の第1収容室ハウジング21で囲まれ、半径方向外側が筒状の第2収容室ハウジング31で囲まれている。
第2収容室ハウジング31は、一端開口部側が下側ハウジング12の底面に当接され、他端開口部側が上側ハウジング11の底面に当接されている。
第2収容室30は、1つでもよいし、複数でもよい。図1では、6室の第2収容室30が周方向に配置されている。
6室の第2収容室30は、それぞれガス排出通路22で分離されている。ガス排出通路22は、下側ハウジング12の底面から上側ハウジング11の底面までに配置された隔壁により形成された狭い幅の板状空間からなるものである。なお、前記隔壁は、孔のないものや多孔を有するものにすることができる。前記隔壁が多孔を有するものであるときは、ガス排出通路22と第2収容室30は連通されているため、作動時において、ガス排出通路22を通る高温ガスおよび白煙源は第2収容室30内の発煙剤と接触することになる。
点火器収容室16と6室の第2収容室30は、それぞれ点火通路32で接続されている。
第2収容室30には、発煙剤が収容されている。
発煙剤は、電気式点火器15の作動により発生した燃焼生成物(火炎や高温ガスなど)や、ガス発生剤からの高温ガスによる熱的影響を受けて白煙を生じさせるものである。
発煙剤としては、
(A-1)成分:作動時における熱により気化してガス(白煙源)となり、前記ガスが冷却されて液滴となって白煙となるもの、
(A-2)成分:作動時における熱(空気)により反応して、酸化物(酸化物粉末)と水(水蒸気)(白煙源)に変化した後、酸化物粉末は飛散することでそのまま白煙となり、水蒸気は冷却されて液滴となって白煙となるもの、
の一方または両方を使用することができる。
(A-1)成分は、気化した状態で発煙器から排出され、大気中に放出されたときに冷却され、微小な液滴を発生させるようなものであれば特に制限されるものではないが、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレングリコールから選ばれるものが好ましい。
(A-2)成分は、熱分解により一部が白煙源となる酸化物になり、残りが水蒸気として大気中に放出されるが、すぐに冷却されて液滴となり、これが白煙となるものであれば特に制限されるものではないが、金属炭酸塩(水和物)、金属水素化物、金属水酸化物から選ばれるものが好ましい。
(A-1)成分と(A-2)成分から選ばれるものを組み合わせると、異なる白煙源を発生させることができるため、白煙の濃度や噴出量を高めることができるので好ましい。
第2収容室30の発煙剤と第1収容室20のガス発生剤の含有割合は、発煙剤は10〜80質量%が好ましく、30〜60質量%がより好ましく、ガス発生剤は20〜90質量%が好ましく、40〜70質量%がより好ましい。
第2収容室30の半径方向外側にはプレナム室40が配置されている。
プレナム室40は、半径方向内側が筒状の第2収容室ハウジング31で囲まれ、半径方向外側がハウジング13の周壁面で囲まれている。
プレナム室40は下側ハウジング12の排出口41に面している。
プレナム室40は、第1収容室20で発生したガスおよび白煙源と、第2収容室30で発生した白煙源が流入した後、一緒に排出口41から排出させるように機能するものである。
プレナム室40と第1収容室20はガス排出路22で接続されており、ガス排出路22は、ハウジング13の周壁面(下側ハウジング12の周壁面)に正対しており、排出口41には正対していない。
プレナム室40と第2収容室30は煙排出孔33で接続されており、煙排出孔33は、ハウジング13の周壁面(下側ハウジング12の周壁面)に正対しており、排出口41には正対していない。
第1収容室20に収容されているガス発生剤と第2収容室30に収容されている発煙剤は、作動時において、第1収容室20のガス発生剤から発生するガスの発生持続時間が、第2収容室30の発煙剤から発生する煙の発生持続時間よりも長くなるように調整されていることが好ましい。
このような関係に調整することで、第2収容室30の発煙剤から発生した白煙源の全量が煙排出口41から排出されるようになる。
発煙器10は、図3に示すように、下側ハウジング12の外周面において、排出口41から排出される煙およびガスの排出方向を制御するための制御手段50を取り付けることができる。
図3では、発煙器10を天井に取り付けたときに、床面方向に白煙(白煙源)およびガスが排出されるようになっている。
本発明の発煙器10を防犯装置に使用したときの作動状態を説明する。
防犯装置は、発煙器、センサーを備えたものであり、図3に示すように室内の天井60(または壁など)に取り付けられて使用される。
なお、天井60には、発煙器10を着脱自在に取り付けるためのアダプター65を取り付けることができる。このアダプター65には、電気式点火器15と電源およびセンサーを接続するための電気的配線が施されている。
室内に不法侵入者が入ったとき、センサーが感知することで電気式点火器15を作動させて燃焼生成物(火炎や高温ガスなどが混在したもの)を発生させる。
燃焼生成物は、点火孔18から第1収容室20に入り、内部に充填されているガス発生剤を着火燃焼させる。
燃料は、酸化剤の作用により燃焼して、窒素ガス、二酸化炭素ガスなどを含む高温ガスを瞬時に発生させる。
酸化剤は、燃料を燃焼させると共に、酸化剤自体は、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウムなどに変化して、微細な粉末のまま白煙源となる。
第1収容室20内で発生した高温ガスと白煙源となる微細な粉末は、ガス排出通路22を通ってプレナム室40に流入する。このとき、ガス排出通路22は排出口41と正対していないため、高温ガスと白煙源となる微細な粉末はプレナム室40を周方向に移動して、排出口41から排出される。
燃焼生成物は、点火通路32から第2収容室30に入り、内部に充填されている発煙剤を加熱する。
発煙剤として上記の(A-1)成分と(A-2)成分を組み合わせて使用したとき、(A-1)成分の内、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレングリコールは、熱によってガスに変化し、(A-2)成分の金属炭酸塩(水和物)、金属水素化物、金属水酸化物は、燃焼により酸化物粉末と水蒸気に変化する。
第2収容室30内で発生したガス、酸化物粉末、水蒸気は、高温の状態で煙排出孔33から環状のプレナム室40に流入する。このとき、煙排出孔33は排出口41と正対していないため、ガス、酸化物粉末、水蒸気はプレナム室40を周方向に移動して、排出口41から排出される。
なお、ガス排出通路22が第2収容室30と連通されているときは、ガス排出通路22を通る高温ガスおよび白煙源は第2収容室30内の発煙剤と接触するため、前記接触により第2収容室30内で発生したガス、酸化物粉末、水蒸気の一部は、ガス排出通路22を通ってプレナム室40に入る。
プレナム室40に入ったガス発生剤由来の高温ガスと白煙源となる微細な粉末と、発煙剤由来のガス、酸化物粉末、水蒸気は、一緒になって排出口41から外部に排出される。
このとき、微細な粉末と酸化物粉末は粉状のまま高温ガスの作用で勢いよく噴出されて白煙を生じ、ガスおよび水蒸気もそのまま高温ガスの作用で勢いよく噴出された後、室内の空気に触れることで冷却され、白煙を生じる。
本発明の発煙器10は、異なる白煙源に由来する白煙が高温ガスの作用により勢いよく噴出されることから、白煙が濃くなり、室内に均一にかつ迅速に拡散される。
そして、このように防犯装置から室内に白煙が噴出され拡散されることで、侵入者に対して威嚇が行われ、侵入者の視界が妨げられ、行動が抑止または遅延されることから、犯罪行為が抑止乃至は防止される。
なお、本発明の発煙器10は、必要に応じて内部の発煙剤およびガス発生剤をハウジング内部で気密に維持する手段を用いてもよい。例えば、排出口41を薄いアルミテープなどで閉塞したり、ガス発生剤や発煙剤を薄いアルミニウムの容器に収容してもよい。
(2)図4、図5の発煙器
発煙器100は、円柱形状(側面形状が長方形)ハウジング113を有している。
ハウジング113は、カップ状(深いカップ状)の上側ハウジング111の内側にカップ状(浅いカップ状)の下側ハウジング112が嵌め込まれることで一体化されたものである。
下側ハウジング112の底面には、複数の排出口(外部排出口)141が分散して形成されている。
ハウジング113は、アルミニウム、ステンレスなどの金属製のものである。
上側ハウジング111の底面中心部には、電気式点火器115が取り付けられており、内側(点火部側)は点火器収容室116に位置している。
電気式点火器115は、例えば公知のエアバッグ装置のガス発生器で使用されているものを使用することができる。電気式点火器115は、点火薬としてボロン硝石などの黒色火薬や、特開2005−19867号公報に記載された比較的燃焼温度の高いガス発生剤を併用することもできる。
電気式点火器115(点火器収容室116)の軸方向他端側(排出口141側)には、第1収容室120が配置されている。
第1収容室120は、点火手段収容室116側には第1隔壁117が配置され、第2収容室130側には第2隔壁121が配置されている。
第1収容室120は、第1隔壁117、円板形状の収容室120、第2隔壁121を貫通して複数の点火通路132が形成されている。
点火器収容室116と第1収容室120は、第1隔壁117に形成された点火孔118で接続されている。
第1収容室120には、発煙器10と同じガス発生剤が収容されている。
第1収容室120の軸方向他端側(排出口141側)には、第2収容室130が配置されている。
第2収容室130は、第1収容室120側には第2隔壁121が配置され、プレナム室140側には第3隔壁131が配置されている。
第2収容室130は、第2隔壁121、円板形状の収容室130、第3隔壁131を貫通して複数のガス排出通路122が形成されている。
第2収容室130には、発煙器10と同じ発煙剤が収容されている。
ガス排出通路122は、多孔を有するものから形成されていてもよく、そのときはガス排出通路122と第2収容室130は連通されていることになる。ガス排出通路122と第2収容室130が連通されているものであるときは、作動時において、ガス排出通路122を通る高温ガスおよび白煙源は第2収容室130内の発煙剤と接触することになる。
第2収容室130の軸方向他端側(排出口141側)には、円板状空間からなるプレナム室140が配置されている。
プレナム室140は下側ハウジング112の排出口141に面している。
プレナム室140は、第1収容室120で発生したガスと第2収容室130で発生した白煙が流入した後、一緒になって排出口141から排出させるように機能するものである。
プレナム室140と第1収容室120は、ガス排出通路122で接続されているが、ガス排出通路122は排出口141には正対していない。
プレナム室140と第2収容室130は、第3隔壁131に形成された煙排出孔133で接続されている。
煙排出孔133は排出口141には正対していない。
第1収容室120に収容されているガス発生剤と第2収容室130に収容されている発煙剤は、作動時において、第1収容室120のガス発生剤から発生するガスの発生持続時間が、第2収容室130の発煙剤から発生する煙の発生持続時間よりも長くなるように調整されていることが好ましい。
このような関係に調整することで、第2収容室130の発煙剤から発生したガスの全量が排出口141から排出されるようになる。
本発明の発煙器100を防犯装置に使用したときの作動状態を説明する。
防犯装置は、発煙器、センサーを備えたものであり、室内の天井や壁に取り付けられて使用される。
室内に不法侵入者が入ったとき、センサーが感知することで電気式点火器115を作動させて燃焼生成物(火炎や高温ガスなどが混在したもの)を発生させる。
燃焼生成物は、点火孔118から第1収容室120に入り、内部に充填されているガス発生剤を着火燃焼させる。
燃料は、酸化剤の作用により燃焼して、窒素ガス、二酸化炭素ガスなどを含む高温ガスを瞬時に発生させる。
酸化剤は、燃料を燃焼させると共に、酸化剤自体は、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウムなどに変化して、微細な粉末のまま白煙源となる。
第1収容室120内で発生した高温ガスと白煙源となる微細な粉末は、ガス排出通路122を通ってプレナム室140に流入する。
燃焼生成物は、点火通路132から第2収容室130に入り、内部に充填されている発煙剤を加熱する。
発煙剤の成分の内、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレングリコールは、熱によってガスに変化する。
発煙剤の成分の内、金属炭酸塩(水和物)、金属水素化物、金属水酸化物は、燃焼により酸化物粉末と水蒸気に変化する。
第2収容室130内で発生したガス、酸化物粉末、水蒸気は、高温の状態で煙排出孔133からプレナム室140に流入する。
なお、ガス排出通路122が第2収容室130と連通されているときは、ガス排出通路122を通る高温ガスおよび白煙源は第2収容室130内の発煙剤と接触するため、前記接触により第2収容室130内で発生したガス、酸化物粉末、水蒸気の一部は、ガス排出通路122を通ってプレナム室140に入る。
プレナム室140に入ったガス発生剤由来の高温ガスと白煙源となる微細な粉末と、発煙剤由来の液滴、酸化物粉末、水蒸気は、ガス排出通路122および煙排出孔133が排出口41と正対していないため、プレナム室140を移動する過程で混合状態になった後、排出口141から排出される。
このとき、微細な粉末と酸化物粉末は粉状のまま高温ガスの作用で勢いよく噴出されて白煙を生じ、ガスおよび水蒸気もそのまま高温ガスの作用で勢いよく噴出された後、室内の空気に触れることで冷却され、白煙を生じる。
本発明の発煙器100は、異なる白煙源に由来する白煙が高温ガスの作用により勢いよく噴出されることから、白煙が濃くなり、室内に均一にかつ迅速に拡散される。
そして、このように防犯装置から室内に白煙が噴出され拡散されることで、侵入者に対して威嚇が行われ、侵入者の視界が妨げられ、行動が抑止または遅延されることから、犯罪行為が抑止乃至は防止される。
本発明の発煙器100も図1のガス発生器と同様な手段を用いて、内部の発煙剤およびガス発生剤をハウジング内部で気密に維持することができる。
10 発煙器
11 上側ハウジング
12 下側ハウジング
13 ハウジング
15 電気式点火器
16 点火器収容室
17 点火器収容室ハウジング
18 第1点火孔
20 第1収容室
22 第1ガス排出路
30 第2収容室
33 第2煙排出孔
40 プレナム室
41 排出口

Claims (5)

  1. 排出口を有するハウジングと、前記ハウジング内部に点火器と、熱により白煙源を生じさせる発煙剤と、燃料と酸化剤を含み、高温ガスと白煙源を生じさせるガス発生剤が収容されている発煙器であって、
    前記ガス発生剤が収容された第1収容室と、
    前記発煙剤が収容された第2収容室と、
    前記排出口に面した、煙およびガス排出空間となるプレナム室を有しており、
    前記点火器と前記第1収容室が点火孔で接続され、前記第1収容室と前記プレナム室がガス排出通路で接続されており、
    前記点火器と前記第2収容室が点火通路で接続され、前記第2収容室と前記プレナム室が煙排出孔で接続されており、
    前記第1収容室から発生したガスおよび白煙源が前記ガス排出通路を通ってプレナム室に入り、前記第2収容室から発生した白煙源が煙排出孔を通ってプレナム室に入り、前記プレナム室に入ったガスと白煙源が前記排出口から排出される、発煙器。
  2. 排出口を有する平面形状が円形のハウジングと、前記ハウジング内部に点火器と、熱により白煙源を生じさせる発煙剤と、燃料と酸化剤を含み、高温ガスと白煙源を生じさせるガス発生剤が収容されている発煙器であって、
    前記ガス発生剤が収容された第1収容室と、
    前記発煙剤が収容された第2収容室と、
    前記排出口に面した、煙およびガス排出空間となるプレナム室を有しており、
    前記点火器が前記ハウジングの中心部に配置されており、
    前記第1収容室が前記点火器の半径方向外側に配置されており、
    前記第2収容室が前記第1収容室の半径方向外側に配置されており、
    前記プレナム室が前記第2収容室の半径方向外側に配置されており、
    前記点火器と前記第1収容室が点火孔で接続され、前記第1収容室と前記プレナム室がガス排出通路で接続されており、
    前記点火器と前記第2収容室が点火通路で接続され、前記第2収容室と前記プレナム室が煙排出孔で接続されており、
    前記第1収容室から発生したガスおよび白煙源が前記ガス排出通路を通ってプレナム室に入り、前記第2収容室から発生した白煙源が煙排出孔を通ってプレナム室に入り、前記プレナム室に入ったガスと白煙源が前記排出口から排出される、発煙器。
  3. 排出口を有する、側面形状が長方形のハウジングと、前記ハウジング内部に点火器と、熱により白煙源を生じさせる発煙剤と、燃料と酸化剤を含み、高温ガスと白煙源を生じさせるガス発生剤が収容されている発煙器であって、
    前記ガス発生剤が収容された第1収容室と、
    前記発煙剤が収容された第2収容室と、
    前記排出口に面した、煙およびガス排出空間となるプレナム室を有しており、
    前記点火器が前記シリンダー状のハウジングの一端部側に配置され、前記排出口が前記シリンダー状のハウジングの他端部側に配置されており、
    前記第1収容室が前記点火器よりも他端部側に配置されており、
    前記第2収容室が前記第1収容室よりも他端部側に配置されており、
    前記プレナム室が前記第2収容室よりも他端部側に配置されており、
    前記点火器と前記第1収容室が点火孔で接続され、前記第1収容室と前記プレナム室がガス排出通路で接続されており、
    前記点火器と前記第2収容室が点火通路で接続され、前記第2収容室と前記プレナム室が煙排出孔で接続されており、
    前記第1収容室から発生したガスおよび白煙源が前記ガス排出通路を通ってプレナム室に入り、前記第2収容室から発生した白煙源が煙排出孔を通ってプレナム室に入り、前記プレナム室に入ったガスと白煙源が前記排出口から排出される、発煙器。
  4. 作動時、前記第1収容室から発生するガスの発生持続時間が、前記第2収容室から発生する白煙源の発生持続時間よりも長くなるように調整されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発煙器。
  5. 前記ハウジングが、前記排出口から排出される白煙源およびガスの排出方向を制御するための制御手段を備えている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発煙器。
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