JP6222256B2 - 携帯端末、動作間隔設定方法及びプログラム - Google Patents

携帯端末、動作間隔設定方法及びプログラム Download PDF

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本技術は、携帯端末における表示制御技術に関する。
携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)又はスマートフォンといった携帯端末は、ユーザが手に持って操作するのを容易にするため、長方形の平板形状であることが多い。そのため、表示画面の形状も長方形になることが多い。一方で、表示画面に表示するウェブページ等のコンテンツの形状は、必ずしも表示画面の形状に合っているわけではないため、コンテンツによっては適切に表示されないことがある。例えば、図1に示すように、表示画面が携帯端末の縦方向に長い形状である場合、横方向に長いコンテンツを表示させると、コンテンツの一部が表示画面に表示されなくなってしまう。
このような問題に対し、コンテンツの表示方向を制御する技術が存在する。具体的には、携帯端末に備え付けられたカメラで撮影した画像に基づいて、携帯端末の使用者の顔の情報を取得する。また、使用者の顔の向きと携帯端末の向きとの相対的な位置関係を把握する。そして、把握した位置関係に従って、携帯端末の表示画面に表示する情報の向きを決定する。
しかし、ユーザの顔の方向が変化しないかを監視するために常にカメラに通電を行い、画像解析をすると、消費電力が非常に大きくなる。携帯端末の場合、バッテリーの持続時間が短くなるということは望ましくない。一方で、単純に撮像や画像解析の頻度を下げて消費電力を削減しようとすると、レスポンスが遅くなるという問題がある。
特開2007−17596号公報 特開2008−177819号公報 特開2009−130816号公報
従って、本技術の目的は、携帯端末における表示制御において、消費電力を削減するための技術を提供することである。
本携帯端末は、カメラの動作間隔を記憶する記憶部と、記憶部に記憶されたカメラの動作間隔にて画像を撮影するカメラと、カメラが撮影した画像を解析し、携帯端末の所定の方向に対する、画像に含まれるユーザの顔の相対的な方向を特定する特定部と、特定部により特定された相対的な方向に応じて、表示画面に表示すべきコンテンツの表示方向を変更する変更部と、携帯端末の傾きを計測する計測部と、計測部により計測された携帯端末の傾きが所定値以上変化したことを検出した時点から所定時間が経過するまでの間における携帯端末の傾きの変化が所定の条件を満たすか判断する判断部と、所定の条件が満たされると判断部により判断された場合、カメラの動作間隔を切り替えると共に、切り替えられたカメラの動作間隔を記憶部に格納する格納処理部とを有する。
図1は、従来技術の問題を説明するための図である。 図2は、本技術の一実施の形態に係る携帯端末の機能ブロック図である。 図3は、動作間隔設定処理の処理フローを示す図である。 図4は、動作間隔設定処理の処理フローを示す図である。 図5は、動作間隔設定処理の処理フローを示す図である。 図6は、動作間隔設定処理の処理フローを示す図である。 図7は、表示方向制御処理の処理フローを示す図である。 図8は、コンピュータの機能ブロック図である。
図2に、本技術の一実施の形態に係る携帯端末1の機能ブロック図を示す。例えば携帯電話やPDA、スマートフォン、小型のパーソナルコンピュータである携帯端末1は、傾きセンサ101と、傾きデータ格納部103と、動作間隔設定部105と、時間計測部107と、動作間隔データ格納部109と、動作制御部111と、カメラ113と、画像格納部115と、顔方向特定部117と、解析結果格納部119と、表示方向制御部121と、表示制御部123とを有する。また、動作間隔設定部105は、傾き変化検出部1051と、量子化傾き値格納部1053と、状態データ格納部1055と、状態監視部1057と、設定部1059とを有する。
傾きセンサ101は、携帯端末1の傾きを計測し、傾きデータ格納部103に格納する。傾き変化検出部1051は、傾きデータ格納部103に格納されているデータに基づき量子化傾き値を算出したり、量子化傾き値格納部1053及び状態データ格納部1055に格納されているデータに基づき処理を行い、処理結果を状態監視部1057に通知する処理等を行う。状態監視部1057は、状態データ格納部1055に格納されているデータを更新したり、状態データ格納部1055に格納されているデータが更新されたことを設定部1059に通知する処理等を行う。設定部1059は、状態監視部1057からの通知に基づき動作間隔を決定し、動作間隔のデータを動作間隔データ格納部109に格納する。時間計測部107は、動作間隔設定部105及び動作制御部111に対し時間のデータを出力する。動作制御部111は、動作間隔データ格納部109に格納されているデータに基づき、カメラ113、顔方向特定部117及び表示方向制御部121の動作間隔を制御する。カメラ113は、携帯端末1を操作するユーザを撮像し、ユーザの画像を画像格納部115に格納する。顔方向特定部117は、画像格納部115に格納されている画像を解析し、携帯端末1の所定の方向に対する、ユーザの顔の相対的な方向を特定し、解析結果を解析結果格納部119に格納する。表示方向制御部121は、解析結果格納部119に格納されているデータに基づき、携帯端末1の表示画面に表示するコンテンツの表示方向を特定し、特定された表示方向にコンテンツが表示されるよう表示制御部123を制御する。表示制御部123は、携帯端末1の表示画面に表示するコンテンツの表示方向を変更する。
傾きセンサ101は、加速度センサや地磁気センサ、ジャイロセンサ等である。傾きセンサ101は、例えば、携帯端末を中心とした2軸以上の座標軸における傾斜角を携帯端末1の傾きとして計測する。なお、傾きセンサ101は、例えば20ミリ秒程度の一定間隔で計測を行うように制御される。
時間計測部107は、所定単位の時間(例えば10ミリ秒)が経過する毎にカウンタ値をカウントアップすることにより、時間の経過を計測する。時間計測部107には、例えば水晶振動子を含むカウンタを用いる。
カメラ113は、携帯端末1の表示画面と同じ面に備え付けられた、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサやCCD(Charge-Coupled Device)イメージセンサ等の撮像センサである。普通、ユーザは携帯端末を操作するときは携帯端末の表示画面を見るので、カメラ113により撮像されたユーザの画像には自ずとユーザの顔の領域が含まれるようになる。
顔方向特定部117は、顔検出を行うことにより、画像における顔の位置を特定した上で、顔の方向を特定する処理を行う。顔検出としては、例えば、画像における人肌色の領域に含まれる目や鼻、口といった特徴的なパターンを標準パターンと照合し、さらにそれらが特定の位置関係にある場合に顔であると判定する方法を用いればよい。また、標準的な顔のパターンを用意しておき、画像における人肌色領域に対してパターン照合を行うことにより顔らしさを判定する方法を用いてもよい。また、顔の方向を特定する方法は、例えば、画像を一定角度ずつ回転させながら、その角度が正しい角度である確からしさを算出し、最も確からしさの高い角度を顔方向として特定する方法を用いればよい。
表示方向制御部121は、解析結果格納部119に格納されている、顔の方向に関する解析結果に基づき、コンテンツの表示方向を特定する。例えば、画像におけるユーザの頭の方向とコンテンツの上方向とが一致するような表示方向に決定する。これにより、ユーザにとって好ましい表示方向でコンテンツが表示されるようになる。
なお、傾きセンサ101、時間計測部107、カメラ113、顔方向特定部117及び表示方向制御部121は従来から知られているものであるから、これ以上詳しくは述べない。
次に、図2に示した携帯端末1の動作を図3乃至図7を用いて説明する。まず、図3乃至図6を用いて動作間隔設定処理について説明し、次に図7を用いて表示方向制御処理について説明する。
まず、傾きセンサ101は、携帯端末1の傾きを計測し、計測値を傾きデータ格納部103に格納する(図3:ステップS11)。そして、傾き変化検出部1051は、傾きデータ格納部103に格納されている傾きのデータから、量子化傾き値Hを算出し、メインメモリ等の記憶装置に格納する(ステップS13)。
ここで、量子化傾き値について説明する。本実施の形態では、傾きデータ格納部103に格納されている傾きのデータから、携帯端末1が重力方向に対して傾いている方向を特定し、さらに特定された方向を量子化した値を求める。量子化には、「0」、「1」、「2」及び「3」の4つの値を用いるものとする。そして、携帯端末1が傾いている方向が、0°から89°である場合には量子化傾き値を「0」とし、90°から179°である場合には量子化傾き値を「1」とし、180°から269°である場合には量子化傾き値を「2」とし、270°から359°である場合には量子化傾き値を「3」とする。
以下で述べるように、本実施の形態では量子化傾き値の変化を傾き変化イベントとして検出している。これは、実用上、わずかに表示画面が傾いた程度ではユーザは表示方向の変更を必要としない場合が多いからである。
図3の説明に戻り、傾き変化検出部1051は、状態データ格納部1055から状態データを読み出し、当該状態データが「0」であるか判断する(ステップS15)。状態データが「0」であることは、携帯端末1の状態が安定していることを表している。状態データが「0」である場合(ステップS15:Yesルート)、処理は端子Aを介して図4のステップS19に移行する。
一方、状態データが「0」でない場合(ステップS15:Noルート)、傾き変化検出部1051は、状態データが「1」であるか判断する(ステップS17)。状態データが「1」であることは、傾き変化イベントが検出された直後であることを表している。状態データが「1」である場合(ステップS17:Yesルート)、処理は端子Bを介して図5のステップS31に移行する。
一方、状態データが「1」でない場合(ステップS17:Noルート)、状態データが「2」であるので、処理は端子Cを介して図6のステップS51に移行する。なお、状態データが「2」であることは、傾き変化イベントが検出された後一定時間が経過したことを表している。
図4の説明に移行して、傾き変化検出部1051は、量子化傾き値格納部1053から量子化傾き値Hを読み出し、ステップS13において算出した量子化傾き値Hと等しいか判断する(ステップS19)。量子化傾き値Hは、前回算出した量子化傾き値である。ステップS19においては、量子化傾き値を比較することにより、傾き変化イベントが起こったかを判断している。
そして、HがHと等しい場合(ステップS19:Yesルート)、処理はステップS29に移行する。一方、HがHと等しくない場合(ステップS19:Noルート)、傾き変化検出部1051は、傾き変化イベントが検出されたことを状態監視部1057に通知する。また、状態監視部1057は、時間計測部107に安定監視時間の計測を開始させる(ステップS21)。安定監視時間とは、携帯端末1の状態が安定しているか判断するための時間である。
次に、状態監視部1057は、状態データ格納部1055に格納されている状態データを「0」から「1」に変更する(ステップS23)。傾き変化イベントが検出されたため、もはや安定状態にはないからである。また、ステップS23において、状態監視部1057は、状態データが「0」から「1」に変更されたことを設定部1059に通知する。そして、設定部1059は、動作間隔データ格納部109に格納されている動作間隔Tをtに変更する(ステップS25)。なお、本実施の形態においては、状態データが「0」である場合には動作間隔Tはtに設定されているはずなので、ステップS25はスキップしてもよい。
ここで、動作間隔Tについて説明する。本実施の形態においては、動作間隔Tとして、電力の消費を抑えたい場合に設定するtと、表示方向の制御を頻繁に行いたい場合に設定するtとのいずれかを用いる。tをtより長く設定するが、無限大(すなわち、動作を行わない)としてもよい。このようにtを設定すれば、ユーザが携帯端末1を持ち替えずに長時間同じ姿勢で使っているような場合には表示方向制御があまり行われない(あるいは、全く行われない)ため、消費電力を大幅に削減できる。一方、tは、例えば20から200ミリ秒程度に設定すれば、ユーザはほぼ瞬間的なレスポンスを得ることができる。
本実施の形態では、状態データが「0」である場合には、動作間隔Tとしてtを設定する。携帯端末1の状態が安定しているため、表示方向の制御を行う頻度を低くし、電力の消費を抑えるためである。状態データが「1」である場合にも、動作間隔Tとしてtを設定する。携帯端末1の状態が安定しておらず、表示方向を変更してもすぐにまた変更しなければならない可能性があるため、表示方向制御の頻度を上げるのは効率的ではないからである。状態データが「2」である場合には、動作間隔Tとしてtを設定する。携帯端末1の状態が安定したため、動作間隔を短くし、迅速に表示方向を変更できるようにするためである。
図4の説明に戻り、傾き変化検出部1051は、量子化傾き値格納部1053に格納されている量子化傾き値を、ステップS13で算出した量子化傾き値に変更する(ステップS27)。そして、処理を終了すべきでない場合には(ステップS29:Noルート)、処理は端子Dを介してステップS11の処理に戻る。処理を終了すべき場合(例えば処理終了又は停止を指示された場合など)には(ステップS29:Yesルート)、処理を終了する。
次に、図5の説明に移行して、傾き変化検出部1051は、量子化傾き値格納部1053から量子化傾き値Hを読み出し、ステップS13において算出した量子化傾き値Hと等しいか判断する(ステップS31)。HがHと等しくない場合(ステップS31:Noルート)、傾き変化イベントが検出されたので、傾き変化検出部1051は、傾き変化イベントが検出されたことを状態監視部1057に通知する。そして、状態監視部1057は、時間計測部107に安定監視時間の計測を開始させる(ステップS33)。処理は端子Eを介して図4のステップS27に移行する。
一方、HがHと等しい場合(ステップS31:Yesルート)、傾き変化検出部1051は、傾き変化イベントが検出されていないことを状態監視部1057に通知する。そして、状態監視部1057は、時間計測部107において計測中の安定監視時間が所定の閾値以上になったか判断する(ステップS35)。所定の閾値以上でない場合(ステップS35:Noルート)、まだ携帯端末1の状態が安定していないと考えられるため、処理は端子Eを介して図4のステップS27に移行する。
一方、所定の閾値以上である場合(ステップS35:Yesルート)、携帯端末1の状態が安定したと考えられるため、状態監視部1057は、時間計測部107に監視強化時間の計測を開始させる(ステップS37)。監視強化時間中は、表示方向制御の頻度が高くなるので、ユーザの状態の変化に対して迅速に表示方向制御を行うことができる。
そして、状態監視部1057は、状態データ格納部1055に格納されている状態データを「1」から「2」に変更する(ステップS39)。携帯端末1の状態が安定したとみなされるからである。また、ステップS39において、状態監視部1057は、状態データが「1」から「2」に変更されたことを設定部1059に通知する。そして、設定部1059は、動作間隔データ格納部109に格納されている動作間隔Tをtからtに変更する(ステップS41)。すなわち、動作間隔を短くする。そして、処理は端子Eを介して図4のステップS27に移行する。
次に、図6の説明に移行して、傾き変化検出部1051は、量子化傾き値格納部1053から量子化傾き値Hを読み出し、ステップS13において算出した量子化傾き値Hと等しいか判断する(ステップS51)。HがHと等しくない場合(ステップS51:Noルート)、傾き変化イベントが検出されたので、傾き変化検出部1051は、傾き変化イベントが検出されたことを状態監視部1057に通知する。そして、状態監視部1057は、時間計測部107に安定監視時間の計測を開始させる(ステップS53)。
そして、状態監視部1057は、状態データ格納部1055に格納されている状態データを「2」から「1」に変更する(ステップS55)。また、ステップS55において、状態監視部1057は、状態データが「2」から「1」に変更されたことを設定部1059に通知する。そして、設定部1059は、動作間隔データ格納部109に格納されている動作間隔Tをtからtに変更する(ステップS57)。すなわち、消費電力を抑えるため動作間隔を長くする。処理は端子Eを介して図4のステップS27に移行する。
一方、HがHと等しい場合(ステップS51:Yesルート)、傾き変化検出部1051は、傾き変化イベントが検出されていないことを状態監視部1057に通知する。そして、状態監視部1057は、時間計測部107において計測中の監視強化時間が所定の閾値以上になったか判断する(ステップS59)。所定の閾値以上でない場合(ステップS59:Noルート)、処理は端子Eを介して図4のステップS27に移行する。
一方、所定の閾値以上である場合(ステップS59:Yesルート)、状態監視部1057は、状態データ格納部1055に格納されている状態データを「2」から「0」に変更する(ステップS61)。また、ステップS61において、状態監視部1057は、状態データが「2」から「0」に変更されたことを設定部1059に通知する。そして、設定部1059は、動作間隔データ格納部109に格納されている動作間隔Tをtからtに変更する(ステップS63)。すなわち、動作間隔を長くする。表示方向制御を高頻度で行う必要はないため、動作間隔を長くし、消費電力を減らすためである。そして、処理は端子Eを介して図4のステップS27に移行する。
以上のような処理を実施することにより、携帯端末1における表示方向制御において、レスポンスの速さを維持しつつ、且つ消費電力を削減することができる適切な動作間隔を設定できる。
次に、図7を用いて表示方向制御処理について説明する。まず、動作制御部111は、時間計測部107に計測させている経過時間が、動作間隔データ格納部109に格納されている動作間隔Tを超えたかを判断する(ステップS71)。経過時間が動作間隔Tを超えていない場合(ステップS71:Noルート)、ステップS71の処理を繰り返す。
一方、経過時間が動作間隔Tを超えた場合(ステップS71:Yesルート)、動作制御部111は、カメラ113、顔方向特定部117及び表示方向制御部121を、動作を開始するように制御する。これに対し、カメラ113は、携帯端末1を操作するユーザを撮像し、ユーザの画像を画像格納部115に格納する(ステップS73)。また、顔方向特定部117は、画像格納部115に格納されている画像を解析し、携帯端末1の所定の方向に対する、ユーザの顔の相対的な方向を特定し、解析結果を解析結果格納部119に格納する(ステップS75)。さらに、表示方向制御部121は、解析結果格納部119に格納されているデータに基づき、コンテンツの表示方向を特定し、特定された表示方向にコンテンツが表示されるよう表示制御部123を制御する(ステップS77)。
そして、動作制御部111は、処理を終了すべきか判断する(ステップS79)。処理を終了すべきでない場合には(ステップS79:Noルート)、時間計測部107に時間の計測の開始を指示し、ステップS71に戻る。一方、処理を終了すべき場合(例えば処理終了又は停止を指示された場合など)には(ステップS79:Yesルート)、処理を終了する。
以上のような処理を実施することにより、表示方向の制御に必要な電力を削減することができる。
以上本技術の一実施の形態を説明したが、本技術はこれに限定されるものではない。例えば、上で説明した携帯端末1の機能ブロック図は必ずしも実際のプログラムモジュール構成に対応するものではない。
また、上で説明した処理フローは、処理結果が変わらなければ処理の順番を入れ替えることも可能である。さらに、並列に実行させるようにしても良い。
なお、上では量子化傾き値として0から3の4つの値を用いる例を示したが、より多くの値又は少ない値を用いることも可能である。
また、量子化傾き値を用いずに処理を行うことも可能である。例えば、最後に表示方向制御を行った時点の傾きを保持しておき、その傾きから一定値以上の変化があった場合に傾き変化イベントとして検出するような構成であってもよい。
また、ユーザの画像に顔の領域が含まれていないような場合には、傾きセンサ101で計測した傾きに基づき表示方向制御を行うようにしてもよい。このような技術を用いた携帯端末は技術的によく知られたものであるので、ここでは詳しくは述べない。
また、カメラ113のセットアップや初期化等に時間がかかるような場合には、カメラ113は常に動作させたままにしておき、顔方向特定部117及び表示方向制御部121の動作間隔だけを制御してもよい。
なお、携帯端末1については、図8に示すように、メモリ2501(記憶部)とCPU2503(処理部)とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とセンサ群2521とがバス2519で接続されていることもある。OS(Operating System)及び本実施の形態における処理を実施するための制御プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、センサ群2521(傾きセンサ及びカメラ。場合によっては時間計測部など。)を制御して、必要な測定値を取得すると共に、表示制御部2507、ドライブ装置2513、通信制御部2517を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。このようなコンピュータは、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアと制御プログラム及びOSとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
以上述べた本実施の形態をまとめると以下のようになる。
本携帯端末は、(A)携帯端末の傾きを計測する傾き計測部と、(B)携帯端末を保持するユーザの状態に応じて当該携帯端末の表示画面に表示すべきコンテンツの表示方向を変更する変更部と、(C)変更部の動作間隔を、傾き計測部により計測された傾きの経時変化に基づき設定する動作間隔設定部と、(D)変更部を、動作間隔設定部により設定された動作間隔で動作させる動作制御部とを有する。
このように、動作間隔を動的に設定することにより、変更部が消費する電力を削減することができるようになる。
また、上で述べた変更部が、携帯端末を保持するユーザの画像を取得する画像取得部と、画像取得部により取得された画像を解析し、携帯端末の所定の方向に対する、画像に含まれるユーザの顔の相対的な方向を特定する方向特定部と、方向特定部により特定されたユーザの顔の相対的な方向に応じて表示画面に表示すべきコンテンツの表示方向を変更する表示方向制御部とを有するようにしてもよい。ユーザの顔の相対的な方向がわかれば、ユーザにとって好ましい表示方向がわかることを利用したものである。
また、上で述べた動作間隔設定部が、傾き計測部により計測された傾きが所定値以上変化した場合、傾き変化イベントとして検出する検出部と、検出部により傾き変化イベントが検出された場合、当該傾き変化イベントが検出された後、第1の時間が経過するまでに傾き変化イベントが検出されるか監視する状態監視部と、第1の時間が経過しても傾き変化イベントが検出されない場合、動作間隔を所定時間分短くする設定部とを有するようにしてもよい。傾きが安定していないときに頻繁に表示方向を変更することは効率的ではなく、無駄に電力を消費することになるため、傾きが安定してから動作間隔を短くするものである。
また、第1の時間が経過しても傾き変化イベントが検出されない場合、上で述べた状態監視部が、第1の時間が経過した後、第2の時間が経過するまでに傾き変化イベントが検出されるか監視し、第2の時間が経過しても傾き変化イベントが検出されない場合、上で述べた設定部が、動作間隔を元の動作間隔に戻すようにしてもよい。高頻度で動作させる必要がなくなった場合には元の動作間隔に戻し、消費電力を削減するものである。
さらに、第2の時間が経過する前に傾き変化イベントが検出された場合、上で述べた設定部が、動作間隔を元の動作間隔に戻し、上で述べた状態監視部が、傾き変化イベントが検出された後第1の時間が経過するまでに傾き変化イベントが検出されるか再度監視するようにしてもよい。傾きが安定していない場合には元の動作間隔に戻し、消費電力を削減するものである。
なお、上で述べたような処理をハードウエアに実施させるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納される。なお、処理途中のデータについては、コンピュータのメモリ等の記憶装置に一時保管される。

Claims (1)

  1. 携帯端末であって、
    カメラの動作間隔を記憶する記憶部と、
    記記憶部に記憶された前記カメラの動作間隔にて画像を撮影する前記カメラと、
    前記カメラが撮影した画像を解析し、前記携帯端末の所定の方向に対する、前記画像に含まれるユーザの顔の相対的な方向を特定する特定部と、
    前記特定部により特定された前記相対的な方向に応じて、表示画面に表示すべきコンテンツの表示方向を変更する変更部と、
    前記携帯端末の傾きを計測する計測部と、
    前記計測部により計測された前記携帯端末の傾きが所定値以上変化したことを検出した時点から所定時間が経過するまでの間における前記携帯端末の傾きの変化が所定の条件を満たすか判断する判断部と、
    前記所定の条件が満たされると前記判断部により判断された場合、前記カメラの動作間隔を切り替えると共に、切り替えられた前記カメラの動作間隔を前記記憶部に格納する格納処理部と、
    を有する携帯端末。
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