JP6221768B2 - 直接式押出プレスのダミーブロックハンドリング装置 - Google Patents
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Description
このような直接式押出プレスでは、成形後にコンテナ内壁面に素材の残渣としてコンテナシェルが残るので、押出終了後、フリーダミーブロックが押出開始時の位置にコンテナ内を通過して戻ることができなくなる。そのため、フリーダミーブロックの場合は、押出完了位置でフリーダミーブロックを取り出し、押出開始位置でフリーダミーブロックを装着することが必要になる。
しかしながら、従来のフリーダミーブロック交換装置であれば、直接式押出プレス機の上方に設置されているのでメンテナンスが困難であり、かつ押出工具の交換が容易でなかった。
更には、ヘッドの交換が必要なため、生産性が悪かった。
更には、ヘッドの交換が必要なため、生産性が悪かった。
コンテナのダイス側でフリーダミーブロックを取出し、直接式押出プレスの押出軸心の直行方向に機外に退避し、直接式押出プレス機と平行に走行後、新たなフリーダミーブロックを保持した後に機内に侵入し、コンテナのメインクロスヘッド側からフリーダミーブロックを押出ステムに密接する、ハンドリング装置に備え付けられたクランプ側の部分で2つの機能を有することを特徴とする直接式押出プレスのフリーダミーブロックハンドリング装置において、
前記フリーダミーブロックハンドリング装置において、押出ステムの先端からフリーダミーブロックを取り出す際に、ノッカーの動作とクランプが同調してフリーダミーブロックがつかめるように、クランプにリリーフ弁をつけて背圧を立たせるようにした。
動作を傾転と横行動作に分けたので、エンドプラテンの撓みなどを抑えたコンパクトな直接式押出プレスへも設置可能である。
取出されたフリーダミーブロックは、機外において押出中に図示しない装置で潤滑や冷却が実施されて再び図示しない搬送装置において、該装置へ戻されて次回のために待機するので直接式押出プレスの生産性が向上する。
また、傾転シリンダ31が駆動することにより傾転フレーム29がガイドロッド30を中心に回転することにより、横行フレーム28は図3の位置から水平に傾転することができる。横行フレーム28が水平になった状態で、横行シリンダ27が駆動しフリーダミーブロック23はコンテナ5の中心に前進することができる。
また、フリーダミーブロック23を装着する位置では、装着するのに高い位置決め精度が必要なため、ストッパ33により傾転フレーム29の停止精度を上げている。これによって横行装置21は高い水平度を保つ構成になっている。
フリーダミーブロック23は横行装置22のクランプA24とクランプB25に把持されたままでノッカー15により、ディスカード14より切り離される。前記ノッカー15で押圧する場合、フリーダミーブロック23が動かないとフリーダミーブロック23が切り離せない。
そこでノッカーでフリーダミーブロックを蹴落とす際には、図示しないリリーフ弁によって傾転シリンダ31のロッド側の作動油を背圧をもたせながら制御することによって、フリーダミーブロック23が僅かの距離だけ移動して、フリーダミーブロック23をスムーズに切り離せるようにした。
さらにその後シャーナイフ17が下降してディスカード14を図示しないディスカードシュートに落下させる構成になっている。
ハンドリング装置20を、コンテナ5の反ダイス4側に走行装置21に設置された走行シリンダ35を駆動させて移動させる。この時の位置を初期位置と言い、この位置では横行フレーム28は傾転している。
横行フレーム28はハンドリング装置20の初期位置でかつ傾転した姿勢で、ハンドリング装置20の上方にある図示しないリフターから、クランプシリンダ26を駆動してクランプA24、クランプB25が開いたまま、潤滑を終了した新しいフリーダミーブロック23を受け取る。
(図5(1))
(図5(2))
クランプシリンダ26を駆動することにより、横行フレーム28のクランプA24が開き、押出ステム7が前進し押出ステム7の先端に密接しながら、フリーダミーブロック23を、コンテナ5内に挿入する。
(図5(3))
横行フレーム28のクランプA24、クランプB25は開いたままで、横行シリンダ27を駆動することにより、横行フレーム28は後退し機内から機外に退避する。初期位置まで後退した横行装置21は、傾転シリンダ31を駆動することにより初期姿勢まで傾転する。
(図5(4))、(図5(5))
押出中にハンドリング装置20は走行シリンダ35を駆動させて、コンテナ5の反ダイス4位置から、コンテナ5のダイス4位置のフリーダミーブロック23の取出し位置へ移動する。
この時、横行フレーム28は初期姿勢である傾転した状態で待機している。
(図6(1))
クランプシリンダ26を駆動させることによって、クランプA24とクランプB25が開く。
(図6(2))
クランプシリンダ26が駆動しクランプA24とクランプB25がフリーダミーブロック23を把持する。
(図6(3))
メインシャー16と一体となっているノッカー15により、フリーダミーブロック23をノックしてディスカード14から分離する。
傾転シリンダ31の油圧回路にはリリーフ弁などで作動油を排出させてハンドリング装置20に背圧を持たせるようにしている。
それにより、フリーダミーブロック23のハンドリング装置20のクランプA24とクランプB25は、フリーダミーブロック23を把持したままノッカー15の動作に追従して動作(傾転)するため、クランプA24とクランプB25とに余分な力がかかることがなく、またフリーダミーブロック23がスムーズにディスカード14と分離するので、衝撃でフリーダミーブロック23が下に落ちることもない。
(図6(4))
同時に、メインシャー16が下降して、ディスカード14はシャーナイフ17によってダイス4から分離されて、図示しないディスカードシュートの中に落下するようになっている。
(図6(5))
以上でフリーダミーブロック23取出しが完了する。
その後メインシャー16が上昇すると同時に、クランプシリンダ26が駆動しクランプA24とクランプB25が開き、フリーダミーブロック23は図示しないリフターにより回収される。
(図6(6))
フリーダミーブロックの直接式押出プレス からの取出しと投入の両方の動作を一つの装置にて直接式押出プレスの自動運転に対応できる。さらに、該装置は機外設置式であるため、メンテナンスが非常に容易である。
動作を傾転と横行動作に分けたので、エンドプラテンの撓みなどを抑えたコンパクトな直接式押出プレスへも設置可能である。
取出されたフリーダミーブロックは、機外において押出中に図示しない装置で潤滑や冷却が実施されて再び図示しない搬送装置において、該装置へ戻されて次回のために待機するので直接式押出プレスの生産性が向上する。
2 メインシリンダ
3 タイバー
4 ダイス
5 コンテナ
6 ビレット
7 押出ステム
8 メインクロスヘッド
9 メインラム
10 サイドシリンダ
11 サイドシリンダロッド
12 押出製品
13 マシンベース
14 ディスカード
15 ノッカー
16 メインシャー
17 シャーナイフ
20 ハンドリング装置
21 走行装置
22 横行装置
23 フリーダミーブロック
24 クランプA
25 クランプB
26 クランプシリンダ
27 横行シリンダ
28 横行フレーム
29 傾転フレーム
30 ガイドロッド
31 傾転シリンダ
32 走行フレーム
33 ストッパ
34 メインフレーム
35 走行シリンダ
36 走行シリンダロッド
37 先端軸
Claims (1)
- 直接式押出プレスの押出軸心と交差する方向に進退移動し、フリーダミーブロックをディスカードから分離し機外に取り出し、かつ新たなフリーダミーブロックを直接式押出プレス中心に装入する、機外に設置されたフリーダミーブロックハンドリング装置で、
コンテナのダイス側でフリーダミーブロックを取出し、直接式押出プレスの押出軸心の直行方向に機外に退避し、直接式押出プレス機と平行に走行後、新たなフリーダミーブロックを保持した後に機内に侵入し、コンテナのメインクロスヘッド側からフリーダミーブロックを押出ステムに密接する、ハンドリング装置に備え付けられたクランプ側の部分で2つの機能を有することを特徴とする直接式押出プレスのフリーダミーブロックハンドリング装置において、
前記フリーダミーブロックハンドリング装置において、押出ステムの先端からフリーダミーブロックを取り出す際に、ノッカーの動作とクランプが同調してフリーダミーブロックがつかめるように、クランプにリリーフ弁をつけて背圧を立たせるようにしたことを特徴とした直接式押出プレスのフリーダミーブロックハンドリング装置。
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JP2014010274A JP6221768B2 (ja) | 2014-01-23 | 2014-01-23 | 直接式押出プレスのダミーブロックハンドリング装置 |
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JP2014010274A JP6221768B2 (ja) | 2014-01-23 | 2014-01-23 | 直接式押出プレスのダミーブロックハンドリング装置 |
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