JP6220934B1 - 丁合装置及びその制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】連段機能による給紙棚の変更の自由度を高めて利便性を向上させる。【解決手段】丁合装置は、上下方向に並んだ3つ以上の給紙棚のそれぞれに積載されたシート紙を一枚ずつ複数の送出機構によりそれぞれ共通搬送路へと送り出すものであり、更に検出部、送出制御手段及び設定変更手段を含む。検出部は、給紙棚に積載されたシート紙が無いことを検出する。送出制御手段は、複数の給紙棚のうちの有効設定である給紙棚に対応する送出機構のそれぞれを、その送出機構により送り出されたシート紙が、他の送出機構により送り出されたシート紙と共通搬送路において重なり合うように動作させる。設定変更手段は、シート紙が無くなったことが検出部により検出された給紙棚の有効設定を解除するとともに、当該給紙棚が連段設定である場合に、当該給紙棚に隣接する給紙棚及び隣接しない給紙棚のうちから予め定められた給紙棚を有効設定へと変更する。【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、丁合装置及びその制御プログラムに関する。
複数種類のシート紙を重ね合わせた紙束を、シート紙を種類毎に重ねた複数の紙束から形成する丁合装置は、例えば新聞の折り込み広告の束を作成するため等に利用されている。
丁合装置は、シート紙を種類毎に積載するための給紙棚を、上下方向に並べた状態で複数備える。そして丁合装置は、給紙棚に積載されたシート紙を、適宜のタイミングで共通搬送路へと送り出すことにより、当該共通搬送路において複数種のシート紙が重なり合った紙束を形成する。
この種の丁合装置として、連段機能と呼ばれる機能を備えたものが知られている。具体的には、連段機能が有効とされている給紙棚に積載されたシート紙が残留しているうちは、当該給紙棚に隣接する別の給紙棚からはシート紙は送り出されない。そして、連段機能が有効とされている給紙棚に積載されたシート紙の全てを送出し終えたならば、当該給紙棚がシート紙の送り出しを行わない状態とされるとともに、隣接する別の給紙棚からのシート紙の送り出しが開始される。これにより、1種類のシート紙を、複数の給紙棚から連続的に送り出すことができる。
特開2007−39216号公報
以上のような従来の技術によると、シート紙の送り出しを行う給紙棚の変更先は、先にシート紙の送り出しが行われている給紙棚に隣接する給紙棚に限られ、自由度がない。
例えば、ある丁合装置では、給紙棚を着脱自在としてあり、1つの給紙棚を取り外すことにより、その1つ下の給紙棚におけるシート紙の積載可能枚数を増加させることが可能である。このようにして積載可能枚数を増加させた給紙棚においては、上方に隣接する給紙棚が存在しないので、連段機能を用いることができないことがある。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、連段機能による給紙棚の変更の自由度を高めて利便性を向上させた丁合装置及びその制御プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一態様の丁合装置は、上下方向に並び、それぞれが多数のシート紙を積載可能な3つ以上の給紙棚と、給紙棚のそれぞれに対応付けられ、当該対応付けられた給紙棚に積載されたシート紙をのうちの一枚の先端を他のシート紙の先端から突出させる一次給紙と、当該一次給紙により先端が突出されたシート紙を前記給紙棚から送り出す二次給紙とを行う送出機構と、複数の送出機構によりそれぞれ送り出されたシート紙を下方に搬送する共通搬送路と、給紙棚のそれぞれに対応付けて設けられ、当該対応付けられた給紙棚に積載されたシート紙が無くなったことを検出する検出部と、複数の給紙棚のうちの有効設定である給紙棚に対応する送出機構のそれぞれを、その送出機構により送り出されたシート紙が、他の送出機構により送り出されたシート紙と共通搬送路において重なり合うように予め定められたタイミングで動作させる送出制御手段と、シート紙が無くなったことを検出部の1つが検出した場合に、当該検出部が対応付けられた給紙棚の有効設定を解除するとともに、当該給紙棚が連段設定である場合に、当該給紙棚に対して前記共通搬送路の上流側に位置し、かつ隣接しない給紙棚を無効設定から有効設定へと変更する設定変更手段と、を備える。
本発明の上記の態様によれば、連段機能による給紙棚の変更の自由度を高めて利便性を向上させた丁合装置及びその制御プログラムを提供できる。
一実施形態に係る丁合装置の外観を示す斜視図。 シート紙の搬送のために図1に示す丁合装置の内部に設けられた機構の構造を示す図。 図2中の送出機構の具体的な構造を一部破断して示す図。 図1に示す丁合装置の制御系の構成を示すブロック図。 設定テーブルの内容を模式的に示す図。 図4に示されるプロセッサが実行する制御処理のフローチャート。 隣接する2つの給紙棚に関する一次給紙及び二次給紙の実施タイミングを表したタイミング図。 連段の組となる2つの給紙棚に関する一次給紙及び二次給紙の実施タイミングを表したタイミング図。 連段の組となる3つの給紙棚に関する一次給紙及び二次給紙の実施タイミングを表したタイミング図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は実施形態に係る丁合装置100の外観を示す斜視図である。
なお図1における左手前側を丁合装置100の前側、右手奥側を丁合装置100の後側、左手奥側を左側、右手前側を右側と定義する。
丁合装置100は、支持体1、支持体2、天板3、底板4、複数の給紙棚5、複数の給紙棚6、給紙棚7、ホッパー8、上パネル9、下パネル10、複数の主パネル11及びタッチパネル12を含む。
支持体1及び支持体2は、矩形板様の外観形状をなし、その長手方向が上下方向に向くとともに、それぞれが左側及び右側に位置するように互いに対向する。
天板3は、支持体1及び支持体2のそれぞれの上端付近で、支持体1と支持体2とを連結する。底板4は、支持体1及び支持体2のそれぞれの下端付近で、支持体1と支持体2とを連結する。
丁合装置100は、本実施形態では11個の給紙棚5を備える。給紙棚5は、支持体1,2の間に上下方向に並んで配列された状態で支持体1,2により支持されている。給紙棚5は、その上面にシート紙を積載する。給紙棚5は、前側からのシート紙の投入を受ける。
給紙棚6は、図1では1つのみが示されるが、給紙棚5と同数である。つまり本実施形態では、給紙棚6は11個である。給紙棚6は、支持体1,2の間に上下方向に並んで配列された状態で支持体1,2により支持されている。給紙棚6は、その上面にシート紙を積載する。給紙棚6は、後側からのシート紙の投入を受ける。給紙棚6のそれぞれは、給紙棚5のいずれかと横方向に並ぶ。
ただし、給紙棚5,6の数は、3以上の任意の数であってよい。また、給紙棚5,6の少なくとも一部は、支持体1,2に対して着脱可能であってもよい。また、給紙棚5の数と給紙棚6の数とが異なっていても良い。
給紙棚7は、支持体1,2の間に最下段の給紙棚5の下方に隣接する状態で配置され、支持体1,2により支持されている。給紙棚7は、その上面に、折り紙として使用されるシート紙を積載する。給紙棚7は、前側からのシート紙の投入を受ける。なお折り紙とは、2つ折り状態で紙束を挟み込むシート紙を指す。
ホッパー8は、支持体1,2の間に給紙棚7の下方に隣接する状態で配置され、底板4により支持されている。ホッパー8は、その上面に、形成済みの紙束を積載する。
上パネル9は、支持体1の前面に取り付けられ、動作スイッチ9a、排出スイッチ9b及びテストスイッチ9cを備える。動作スイッチ9aは、丁合動作の開始及び停止の指示を入力する。排出スイッチ9bは、丁合装置100の内部に留まったシート紙を排出するための動作の開始指示を入力する。テストスイッチ9cは、試験的な丁合動作の開始指示を入力する。なお、図1には示されないが、支持体1の後面にも、上パネル9が取り付けられている。
下パネル10は、支持体1の前面に取り付けられ、ロックスイッチ10a、正逆スイッチ10b及び速度調整ダイヤル10cを備える。ロックスイッチ10aは、丁合動作の緊急停止指示を入力する。正逆スイッチ10bは、緊急停止後の紙送りの方向についての指示を入力する。速度調整ダイヤル10cは、折り込みのスピードの指定を入力する。なお、図1には示されないが、支持体1の後面にも、下パネル10が取り付けられている。ただし、支持体1の後面に取り付けられた下パネル10は、速度調整ダイヤル10cに代えて、電源スイッチを備える。電源スイッチは、外部の商用電源からの電力取り込みをオン/オフする。
なお、図1では給紙棚7の影となるために示されていないが、支持体1の前面には、排出調整ダイヤル及び折り調整ダイヤルが設けられている。排出調整ダイヤルは、形成された紙束を排出する速度の指定を入力する。折り調整ダイヤルは、給紙棚7に積載されたシート紙を折り紙とする際の折り位置の指定を入力する。
丁合装置100は、主パネル11を、給紙棚5の数よりも1つ多く備える。つまり本実施形態では、主パネル11は12個である。これら12個の主パネル11は、給紙棚5及び給紙棚7のそれぞれの横に並ぶ状態で、支持体2の前面に取り付けられ、給紙スイッチ11a、ミススイッチ11b、連段スイッチ11c及び捌き調整ダイヤル11dを備える。ただし、最上部に位置する給紙棚5及び給紙棚7の横に並んだ主パネル11は、連段スイッチ11cを備えない。主パネル11はそれぞれ、横に並んだ給紙棚5,7に対応付けられている。給紙スイッチ11a及びミススイッチ11bは、対応付けられた給紙棚を有効設定とするか否かの指定を入力する。連段スイッチ11cは、連段機能の適用の有無の指定を入力する。捌き調整ダイヤル11dは、対応付けられた給紙棚に積載されたシート紙から後述する送出機構により1枚のシート紙を送り出すためにシート紙に加える力の大きさの指定を入力する。なお、図1には示されないが、支持体2の後面にも、給紙棚6のそれぞれに対応付けて主パネル11が取り付けられている。つまり丁合装置100が備える主パネル11の総数は23個である。
タッチパネル12は、支持体2の側面に取り付けられる。タッチパネル12は、丁合装置100の動作に関わる各種の情報を表示する。タッチパネル12は、丁合装置100の動作に関わる各種の設定の指定を入力する。
図2はシート紙Sの搬送のために丁合装置100の内部に設けられた機構の構造を模式的に示す図である。なお、図2において、図1と同一の要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
丁合装置100は、シート紙Sの搬送に係わる機構の要素として、複数の送出機構21、複数の送出機構22、送出機構23、複数のガイド24、複数の縦搬送ローラ25、複数の縦搬送ローラ26、シート折り部27及び搬送ベルト28を含む。
送出機構21は、給紙棚5のそれぞれに対応して設けられている。つまり本実施形態において送出機構21は11個である。送出機構21は、対応付けられた給紙棚5に積載されたシート紙Sを一枚ずつ送り出す。
図3は送出機構21の具体的な構造を一部破断して示す図である。
送出機構21は、主動給紙ローラ21a、従動給紙ローラ21b、タイミングベルト21c、捌き板21d、搬送ローラ21e,21f、給紙センサ21g、連段センサ21h及びジャミングセンサ21iを含む。
主動給紙ローラ21aおよび従動給紙ローラ21bは、図示しないブラケットにより上下揺動可能とされている。主動給紙ローラ21aおよび従動給紙ローラ21bは、図3には示されないモータにより発生されて図3には示されない第1の電磁クラッチを介して伝達される駆動力により回転する。従動給紙ローラ21bは、タイミングベルト21cにより主動給紙ローラ21aに連結されており、主動給紙ローラ21aの回転に伴って回転する。主動給紙ローラ21aには、図3には示されない電磁ブレーキが取り付けられている。
捌き板21dは、主動給紙ローラ21aの下方に配置され、主動給紙ローラ21aの周面に押し当てられている。捌き板21dは、例えばゴム材より形成されており、シート紙Sに対して大きな摩擦力を与える。これにより捌き板21dは、主動給紙ローラ21aとの間に差し込まれた複数枚のシート紙Sのうちの下方に位置するものを止め、一番上に位置する一枚のみが主動給紙ローラ21aにより送り出されるようにする。
搬送ローラ21e,21fは、それぞれの周面が互いに接するように対向して配置されている。また搬送ローラ21e,21fは、主動給紙ローラ21aによって給紙棚5から送り出されたシート紙Sが、搬送ローラ21eと搬送ローラ21fとの間へと進入するように、主動給紙ローラ21aに隣接して配置されている。搬送ローラ21e,21fは、主動給紙ローラ21aによって送り込まれたシート紙Sをガイド24に向けて送り出す。
搬送ローラ21e,21fは、上述のモータにより発生されて図3には示されない第2の電磁クラッチを介して伝達される駆動力により回転する。主動給紙ローラ21aは、上述のモータにより発生されて図示しない第1の電磁クラッチを介して伝達される駆動力により回転する。主動給紙ローラ21aには、図示しない電磁ブレーキが取り付けられている。
給紙センサ21gは、アクチュエータ21g−1及びマイクロスイッチ21g−2から構成される。アクチュエータ21g−1は、搬送ローラ21eと搬送ローラ21fとの間へと進入したシート紙Sにより押し下げられる。マイクロスイッチ21g−2は、上記のように押し下げられたアクチュエータ21g−1によりオンされる。かくして、給紙センサ21gは、搬送ローラ21eと搬送ローラ21fとの間にシート紙Sが存在する状態にあることを検出する。
連段センサ21hは、給紙棚5に積載されたシート紙Sを検出する。連段センサ21hとしては、例えば反射型の光センサが用いられる。従って、連段センサ21hがシート紙Sを検出できないとき、給紙棚5にシート紙Sが適正に積載されていないと判定できる。かくして連段センサ21hは、給紙棚5に積載されたシート紙Sが無くなったことを検出する検出部の一例である。
ジャミングセンサ21iは、搬送ローラ21e,21fにより送り出されたシート紙Sを検出する。従って、搬送ローラ21e,21fによるシート紙Sの送り出しを開始してからある程度の時間が経過してもジャミングセンサ21iがシート紙Sを検出し続けている場合には、ジャミングが生じていると判定できる。
図2に示す様に、送出機構22は、給紙棚6のそれぞれに対応して設けられている。つまり本実施形態において送出機構22は11個である。送出機構22は、対応付けられた給紙棚6に積載されたシート紙Sを一枚ずつ送り出す。送出機構22の構造は、送出機構21と同様であるので、その図示及び説明は省略する。
送出機構23は、給紙棚7に対応して設けられている。送出機構23は、給紙棚7に積載されたシート紙Sを一枚ずつ送り出す。送出機構23の構造は、送出機構21と同様であるので、その図示及び説明は省略する。
ガイド24は、1つずつの送出機構21,22に対応して1つが設けられる。つまり本実施形態においてガイド24は11個である。ガイド24は、上下方向に一列に並ぶ。ガイド24は、対応する送出機構21,22からそれぞれ送り出されるシート紙Sを縦搬送ローラ25と縦搬送ローラ26との間に送り込む。また、最上部に位置するもの以外のガイド24は、上側に隣接する縦搬送ローラ25,26から送り出されたシート紙Sを下側に隣接する縦搬送ローラ25と縦搬送ローラ26との間に送り込む。
縦搬送ローラ25,26は、ガイド24に対応して設けられている。つまり本実施形態において縦搬送ローラ25,26は11個ずつである。縦搬送ローラ25,26は、それぞれの周面が互いに接するように対向して配置されている。また縦搬送ローラ25,26は、ガイド24により送り込まれたシート紙Sが、縦搬送ローラ25と縦搬送ローラ26との間へと進入するように、対応するガイド24の下方に隣接して配置されている。縦搬送ローラ25,26は、ガイド24によって送り込まれたシート紙Sを下方に送り出す。
かくして、ガイド24及び縦搬送ローラ25,26により、複数の給紙棚5,6から送り出されたシート紙Sを搬送するための共通搬送路が形成される。
シート折り部27は、搬送ベルト27a、折りボックス27b、折りボックスセンサ27c、折込み用ナイフ27d及び折りローラ27e,27fを含む。
搬送ベルト27aは、給紙棚7から送出機構23により送り出されたシート紙Sを、その先端が折りローラ27e,27fの上方を通過して折りボックス27b内に到達するまで搬送する。
折りボックス27bは、シート紙Sの端部を保持する。折りボックス27bがシート紙Sの端部を保持しているとき、当該シート紙Sの中央部が折りローラ27e,27fの上方に位置する。折りボックス27bは、折り調整ダイヤルの回動に伴い、図2には示されない移動機構により横方向に移動される。
折りボックスセンサ27cは、折りボックス27bによりシート紙Sが保持されていることを検出する。
折り込み用ナイフ27dは、共通搬送路でのシート紙Sの搬送タイミングに同期して、図示しない往復機構により上下される。折り込み用ナイフ27dは、上記のように搬送ベルト27aによりシート紙Sの先端が折りボックス27bへと送り込まれるときには、上方に位置してシート紙Sに干渉しない。折り込み用ナイフ27dは、図示しない折りナイフ駆動部により下方に移動されることにより、折りローラ27e,27fの上方に位置しているシート紙Sの中央部を折りローラ27eと折りローラ27fとの間に向けて撓ませる。
折りローラ27e,27fは、縦搬送ローラ25,26の下方に位置している。折りローラ27e,27fは、最下段の縦搬送ローラ25,26から送り込まれるシート紙Sの束とともに、上記のように撓ませた状態で折りローラ27e,27fの上方に位置しているシート紙Sとを纏めて下方へ送り出す。これにより、上記のように撓ませた状態で折りローラ27e,27fの上方に位置していたシート紙Sは、最下段の縦搬送ローラ25,26から送り込まれるシート紙Sの束を挟み込む状態で二つ折りとされた折り紙となる。
搬送ベルト28は、折りローラ27e,27fから送り出された折り紙付きのシート紙Sの束(紙束)Bを、丁合装置100の前側へと搬送し、ホッパー8に向けて排出する。
図4は丁合装置100の制御系の構成を示すブロック図である。なお、図4に示される要素のうちで図1〜図3にも示されている要素については、同一の符号を付している。
丁合装置100は、棚対応ユニット31を、給紙棚5及び給紙棚7のそれぞれに対応して1つずつを有する。棚対応ユニット31は、対応する給紙棚5に対して設けられている主パネル11の給紙スイッチ11a、ミススイッチ11b及び連段スイッチ11cと、対応する給紙棚5に対して設けられている送出機構21に含まれた給紙センサ21g、連段センサ21h、ジャミングセンサ21i、第1の電磁クラッチ21j、第2の電磁クラッチ21k及び電磁ブレーキ21mとを、入出力回路31aにそれぞれ接続して形成されている。ただし、最上段の給紙棚5及び給紙棚7に対応した棚対応ユニット31については、連段スイッチ11cを含まない。入出力回路31aは、接続された各種スイッチ及び各種センサの状態を表し、かつそれがどのスイッチ又はセンサに関するものであるかを識別可能とした検出情報を生成し、データ伝送路43へと送出する。入出力回路31aは、第1の電磁クラッチ21j、第2の電磁クラッチ21k及び電磁ブレーキ21mのそれぞれに対する制御情報がデータ伝送路43を介して送られてくると、当該制御情報に応じて第1の電磁クラッチ21j、第2の電磁クラッチ21k又は電磁ブレーキ21mの励磁状態を変化させる。
なお、給紙棚に対応する棚対応ユニット31は、連段スイッチ11cを備えず、代わりに折りボックスセンサ27cを入出力回路31aに接続している。
丁合装置100は、棚対応ユニット32を、給紙棚6のそれぞれに対応して1つずつを有する。棚対応ユニット32は、棚対応ユニット31と同様にして形成される。ただし、棚対応ユニット32が備える給紙センサ、連段センサ、ジャミングセンサ、第1の電磁クラッチ、第2の電磁クラッチ及び電磁ブレーキは、対応する給紙棚6に対して設けられている送出機構22に含まれたものである。
入出力回路33には、動作スイッチ9a、排出スイッチ9b、テストスイッチ9c、ロックスイッチ10a、速度調整ダイヤル10c、インバータ34、モータ35、排出調整ダイヤル37、排出用モータ38及び後部表示部39がそれぞれ接続されている。入出力回路33は、接続された各種スイッチ、各種ダイヤル及び折りエンコーダ36の状態を表し、かつそれがどのデバイスに関するものであるかを識別可能とした検出情報を生成し、データ伝送路43へと送出する。入出力回路33は、モータ35、排出用モータ38及び後部表示部39のそれぞれに対する制御情報がデータ伝送路43を介して送られてくると、当該制御情報に応じてモータ35、排出用モータ38及び後部表示部39の動作状態を変化させる。
インバータ34は、入出力回路33からモータ35の動作制御のために出力される直流の駆動信号からモータ35を駆動するための交流の駆動信号を得て、モータ35へと供給する。
モータ35は、シート紙Sを搬送するための前述した各種のローラやベルトを駆動するための駆動力を発生する。このモータ35は、図3の説明において、主動給紙ローラ21a、従動給紙ローラ21b及び搬送ローラ21e,21fを回転させるための駆動力を発生するものとして説明されているものである。
エンコーダ36は、共通搬送路でのシート紙Sの搬送タイミングに応じたタイミング信号を生成する。
排出調整ダイヤル37は、図1では示されていないが支持体1の前面に設けられているものとして説明済みのものである。
排出用モータ38は、丁合装置100の内部に留まったシート紙を排出するための駆動力を発生する。
後部表示部39は、支持体1の後面に設けられている。後部表示部39は、丁合作業時に各種の異常や使用状態を照光ランプにより表示する。
プロセッサ41は、記憶部42とともに丁合装置100を制御するコンピュータを構成する。
プロセッサ41は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ41は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムに従って、丁合装置100としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
記憶部42は、上記コンピュータの主記憶部分及び補助記憶部分に相当する。記憶部42は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。記憶部42は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを記憶する。記憶部42は、アプリケーションプログラムの一部を揮発性のメモリ領域に記憶する場合もある。また記憶部42は、プロセッサ41が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性または揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。記憶部42は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ41によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。
データ伝送路43は、プロセッサ41が各部と授受する各種のデータを伝送する。なお、タッチパネル12は、データ伝送路43に接続されている。
次に以上のように構成された丁合装置100の動作について説明する。なお、丁合装置100の動作の多くは、既存の同種の丁合装置における動作と同様であるので、その詳細な説明は省略する。そしてここでは、連段機能に関わる動作について詳細に説明する。
まず、丁合装置100では、給紙棚5,6,7の個々について、その給紙棚からの給紙の有効・無効、その給紙棚からの給紙に関するエラー検出をするか否か、ならびにその給紙棚と1つ上の給紙棚との連段の有無を設定可能とする。このため記憶部42は、設定テーブルを記憶する。
図5は設定テーブルの内容を模式的に示す図である。ただし設定テーブルには、図5に示される以外の情報が含まれていてもよい。
設定テーブルは、給紙棚5,6,7の個々を識別するための棚番号に関連付けて、給紙の有効/無効、エラー検知のする/しない、ならびに連段の有無をそれぞれ記述している。なお本実施形態においては、給紙棚7の棚番号は「0」とし、給紙棚5の棚番号は下から順に「1」〜「11」とし、給紙棚6の棚番号は上から順に「12」〜「22」としている。給紙棚7と、最上段の給紙棚5,6とは、連段の組となる給紙棚が存在しないので、連段の有無としてはNull値に固定している。ただし、当該情報としては、Null値に代えて、「無し」を固定的に記述していてもよい。
図5では、給紙棚5に積載されたシート紙Sを束ねて、給紙棚7に積載されたシート紙Sを折り紙として使用して紙束Bを作成する場合の設定例を示している。棚番号が「1」である最下段の給紙棚5と、それより1つ上段の棚番号が「2」である給紙棚5とには、同一種類のシート紙Sが積載される。そして棚番号「1」についての連段が「有り」とされていることにより、棚番号「1」及び棚番号「2」の給紙棚は、連段の組として取り扱われる。また、棚番号が「6」である給紙棚5が取り外されており、棚番号が「5」である給紙棚5と、それより2つ上段の棚番号が「7」である給紙棚5とには、同一種類のシート紙Sが積載される。そして棚番号「5」及び棚番号「6」についての連段がいずれも「有り」とされていることにより、棚番号「5」〜「7」の給紙棚は、連段として取り扱われる。連段として取り扱われる1組の給紙棚は、そのうちの1つについての給紙が「有効」とされ、その他の給紙が「無効」とされる。
プロセッサ41は、主パネル11にて操作者による操作が行われた場合には、その操作に応じて設定テーブルの記述を更新する。すなわちプロセッサ41は、棚番号が「n」である給紙棚に対応付けられた主パネル11において給紙スイッチ11a又はミススイッチ11bが操作される毎に、設定テーブルにて棚番号「n」に関連付けられた給紙の有効/無効を反転する。なおプロセッサ41は、給紙スイッチ11aが操作されたことに応じて給紙を有効に変更した場合には、設定テーブルにて棚番号「n」に関連付けられたエラー検知を「しない」とする。またプロセッサ41は、ミススイッチ11bが操作されたことに応じて給紙を有効に変更した場合には、設定テーブルにて棚番号「n」に関連付けられたエラー検知を「する」とする。さらにプロセッサ41は、棚番号が「n」である給紙棚に対応付けられた主パネル11において連段スイッチ11cが操作される毎に、設定テーブルにて棚番号「n」に関連付けられた連段の有無を反転する。
図6は記憶部42に記憶されたアプリケーションプログラムの1つである制御プログラムに基づいてプロセッサ41が実行する制御処理のフローチャートである。なお、この処理の手順は一例であり、同様な結果を得ることが可能であれば、各ステップの処理順序を適宜に入れ替えてもよいし、また他の処理が追加されてもよい。
図6に示す制御処理について記述した制御プログラムは、典型的には丁合装置100の使用者への譲渡の際には、記憶部42に記憶されている。しかし、上記の制御プログラムが記憶部42に記憶されない状態で、丁合装置100が使用者へ譲渡されてもよい。この場合には、制御プログラムは、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して使用者へ譲渡される。あるいは制御プログラムは、ネットワークを介して使用者へ譲渡される。そして、この制御プログラムが、上記の別途に譲渡された丁合装置100の記憶部42に使用者又は保守作業者の指示の下に書き込まれてもよい。
プロセッサ41は、丁合動作が実施されていない状態において動作スイッチ9aが操作されたことに応じて、図6に示す制御処理を開始する。プロセッサ41は、給紙棚5,6の個々に関して、図6に示す制御処理を並列的に実行する。なお、この制御処理に関する以下の説明においては、給紙棚5,6のうちのこの制御処理の対象となるものを対象棚と称する。
ステップSa1においてプロセッサ41は、設定テーブルを参照し、対象棚の給紙が有効に設定されているか否かを確認する。そしてプロセッサ41は、対象棚の給紙が無効に設定されているためにNoと判定したならば、ステップSa1を繰り返すことで対象棚の給紙が有効とされるのを待ち受ける。つまり、対象棚の給紙が無効に設定されているならば、プロセッサ41は後述する処理を行うことなく待機する。プロセッサ41は、対象棚の給紙が有効に設定されているならば、Yesと判定してステップSa2へと進む。
ステップSa2においてプロセッサ41は、対象棚に対応する連段センサ21hがオンとなっているか否かを確認する。対象棚にシート紙Sが正しく載置されていれば、連段センサ21hはオンとなっている。そしてプロセッサ41は、連段センサ21hがオンであるならばYesと判定し、ステップSa3へと進む。
ステップSa3においてプロセッサ41は、対象棚に関しての一次給紙を開始する。一次給紙は、対象棚に積載されたシート紙Sのうちの一枚のみの先端を搬送ローラ21e,21fとの間まで移動させるためにシート紙Sを送り出す動作である。具体的には、プロセッサ41は、対象棚に対応する送出機構21,22において、第1の電磁クラッチ21jを励磁状態とするとともに、電磁ブレーキ21mを非励磁状態とする。これにより、主動給紙ローラ21a及び従動給紙ローラ21bがそれぞれ回転する。そうすると、対象棚に積載されたシート紙Sのうちの一枚が主動給紙ローラ21a及び従動給紙ローラ21bによって搬送ローラ21eと搬送ローラ21fとの間に送り込まれる。そしてシート紙Sの先端が搬送ローラ21eと搬送ローラ21fとの間まで到達すると、給紙センサ21gがオンする。
ステップSa4においてプロセッサ41は、対象棚に対応する給紙センサ21gがオンするのを待ち受ける。そして上述のように給紙センサ21gがオンとなったならば、Yesと判定して、ステップSa5へと進む。
ステップSa5においてプロセッサ41は、一次給紙を停止する。具体的には、プロセッサ41は、第1の電磁クラッチ21jを非励磁状態とするとともに、電磁ブレーキ21mを励磁状態とし、主動給紙ローラ21a、従動給紙ローラ21b及び搬送ローラ21e,21fの回転を停止する。かくして、シート紙Sの先端が搬送ローラ21eと搬送ローラ21fとの間に位置する状態で、一次給紙が停止される。
ステップSa6において、対象棚に対して定められた送出タイミングが到来するのを待ち受ける。この送出タイミングは、給紙棚5,6のそれぞれから送出されたシート紙Sがガイド24及び縦搬送ローラ25,26により形成された共通搬送路において重なり合うように、例えば丁合装置100の設計者又はメンテナンス作業者により予め定められている。そしてプロセッサ41は、送出タイミングが到来したためにYesと判定したならば、ステップSa7へと進む。
ステップSa7においてプロセッサ41は、二次給紙を開始する。二次給紙は、共通搬送路へとシート紙Sを送り出す動作である。具体的には、プロセッサ41は、対象棚に対応する送出機構21,22において、第1の電磁クラッチ21j及び第2の電磁クラッチ21kをともに励磁状態とする。これにより、主動給紙ローラ21a、従動給紙ローラ21b及び搬送ローラ21e,21fがそれぞれ回転する。そうすると、先端が搬送ローラ21eと搬送ローラ21fとの間に位置していたシート紙Sがガイド24に案内されつつ、縦搬送ローラ25と縦搬送ローラ26との間へと送り込まれる。丁合動作の実施中は、縦搬送ローラ25,26は常時回転しており、上記のように送り込まれたシート紙Sは縦搬送ローラ25,26により共通搬送路を下方へと搬送される。この際、上記のシート紙Sは、共通搬送路の上流側より共通搬送路へと送り込まれた別のシート紙Sが存在するならば、その別のシート紙Sと共通搬送路において重なり合う。
ステップSa8においてプロセッサ41は、対象棚に対応する連段センサ21hがオフとなったか否かを確認する。そしてプロセッサ41は、該当の連段センサ21hがオンのままであるならばNoと判定し、ステップSa9へと進む。
ステップSa9においてプロセッサ41は、対象棚に対応する給紙センサ21gがオフとなったか否かを確認する。そしてプロセッサ41は、該当の給紙センサ21gがオンのままであるならばNoと判定し、ステップSa8へと戻る。
かくしてプロセッサ41はステップSa8及びステップSa9において、連段センサ21h又は給紙センサ21gがオフになるのを待ち受ける。
さて、シート紙Sが搬送ローラ21eと搬送ローラ21fとの間をほぼ抜け切ると、給紙センサ21gがオフとなる。そしてプロセッサ41は、このようにして給紙センサ21gがオフとなったならばステップSa9にてYesと判定し、ステップSa10へと進む。
ステップSa10においてプロセッサ41は、二次給紙を停止する。具体的には、プロセッサ41は、第2の電磁クラッチ21kを非励磁状態とし、搬送ローラ21e,21fの回転を停止させる。なお、プロセッサ41は、給紙センサ21gがオフとなる前であっても、二次給紙を開始してから予め定められた時間が経過したならば、第1の電磁クラッチ21jを非励磁状態とし、主動給紙ローラ21a及び従動給紙ローラ21bの回転を停止させる。主動給紙ローラ21a及び従動給紙ローラ21bが回転を停止しても、搬送ローラ21e,21fが回転していれば、搬送ローラ21e,21fにより挟み込まれているシート紙Sは主動給紙ローラ21aと捌き板21dとの間を通して引き出される。
こののちにプロセッサ41は、ステップSa1へと戻り、ステップSa1以降の処理を前述と同様に繰り返す。つまりプロセッサ41は、連段センサ21hがオンのままである場合には、二次給紙を終えると、すぐに一次給紙を開始する。
かくして制御プログラムに基づく制御処理のうちのステップSa3乃至得ステップSa10の処理をプロセッサ41が実行することによって、プロセッサ41を中枢部分とするコンピュータは、送出制御手段として機能する。
図7は隣接する2つの給紙棚5に関する一次給紙及び二次給紙の実施タイミングを表したタイミング図である。
2つの給紙棚5は、棚番号が「3」及び「4」であり、図5に示すようにいずれも給紙が有効とされている。
この図7に示すように、給紙が有効とされている給紙棚については、その給紙棚に積載されたシート紙Sが無くなっていないために連段センサ21hがオンのままであるならば、給紙棚毎の給紙タイミング毎で二次給紙が開始されるとともに、二次給紙が終了する毎に一次給紙が開始される。
さて、対象棚に積載されたシート紙Sの最後の一枚についての二次給紙を行うと、給紙センサ21gがオフになるのに先立って、連段センサ21hがオフになる。この場合にプロセッサ41は、ステップSa8でYesと判定することとなり、ステップSa11へと進む。なお、プロセッサ41は、図6に示す制御処理を開始した際に対象棚にシート紙Sが積載されておらず、対象棚に対応する連段センサがオフであるならば、ステップSa2にてNoと判定して、ステップSa11へと進む。
ステップSa11においてプロセッサ41は、設定テーブルを参照し、対象棚の連段が有りに設定されているか否かを確認する。そしてプロセッサ41は、連段が有りに設定されているならばYesと判定し、ステップSa12へと進む。
ステップSa12においてプロセッサ41は、対象棚よりも一段上の給紙棚に対応する連段センサ21hがオンであるか否かを確認する。そして該当する連段センサ21hがオンであるならばYesと判定し、ステップSa13へと進む。
ステップSa13においてプロセッサ41は、対象棚よりも一段上の給紙棚に関する第1の開始許容期間内であるか否かを確認する。
図8は連段の組となる2つの給紙棚5に関する一次給紙及び二次給紙の実施タイミングを表したタイミング図である。
2つの給紙棚5は、棚番号が「1」及び「2」であり、図5に示すように棚番号が「1」である下側の給紙棚5について連段を「する」と設定されていることにより、連段の組をなしている。
第1の開始許容期間は、図8に示すように、給紙タイミングから始まる。第1の開始許容期間の長さは、給紙タイミングの一周期から、一回の一次給紙に要する時間と、十分な第1の余分時間とを差し引いた時間として予め定められる。第1の余分時間は、第1の開始許容期間内のどのタイミングから一次給紙を開始したとしても、次の給紙タイミングが到来するまでに一次給紙を確実に終了できるような時間であれば任意であってよく、例えば丁合装置100の設計者又はメンテナンス作業者などにより定められる。
プロセッサ41は、第1の開始許容期間内であるならばステップSa13にてYesと判定し、ステップSa14へと進む。
ステップSa14においてプロセッサ41は、対象棚の給紙を無効に設定変更するとともに、対象棚よりも一段上の給紙棚の給紙を有効に設定変更する。かくして制御プログラムに基づく制御処理をプロセッサ41が実行することによって、プロセッサ41を中枢部分とするコンピュータは、設定変更手段として機能する。
ステップSa15においてプロセッサ41は、対象棚に対応する給紙センサ21gがオフになるのを待ち受ける。そしてプロセッサ41は、該当の給紙センサ21gがオフになったならばYesと判定し、ステップSa10以降の処理を前述と同様に実行する。なお、このときには、対象棚の給紙が無効に設定されているから、プロセッサ41はステップSa1においてNoと判定することになり、対象棚からの給紙が停止されることになる。
さて、これまでの説明における対象棚よりも一段上の給紙棚を対象としてプロセッサ41が別途行う制御処理においては、上述のようにステップSa14における設定変更が行われることにより、ステップSa1においてYesと判定することになる。従って、当該制御処理による一次給紙が開始され、以降前述したのと同様な処理が行われることになる。
かくして次の(1)〜(3)の条件が成立したならば、図8に示すように連段の組をなしている下側の給紙棚からの給紙が停止され、上側の給紙棚からの給紙が開始される。
(1) 連段の組をなしている下側の給紙棚の連段センサ21hがオフとなる。
(2) 連段の組をなしている上側の給紙棚の連段センサ21hがオンである。
(3) 連段の組をなしている下側の給紙棚の連段センサ21hがオフとなったタイミングが、上側の給紙棚に関する第1の開始許容期間内である。
一方でプロセッサ41は、対象棚よりも一段上の給紙棚に対応する連段センサ21hがオフである場合、ステップSa12にてNoと判定し、ステップSa16へと進む。
ステップSa16においてプロセッサ41は、設定テーブルを参照し、対象棚よりも一段上の給紙棚の連段が有りに設定されているか否かを確認する。そしてプロセッサ41は、連段が有りに設定されているならばYesと判定し、ステップSa17へと進む。
ステップSa17においてプロセッサ41は、対象棚よりも二段上の給紙棚に対応する連段センサ21hがオンであるか否かを確認する。そして該当する連段センサ21hがオンであるならばYesと判定し、ステップSa18へと進む。
ステップSa18においてプロセッサ41は、対象棚よりも二段上の給紙棚に関する第2の開始許容期間内であるか否かを確認する。
図9は連段の組となる3つの給紙棚5に関する一次給紙及び二次給紙の実施タイミングを表したタイミング図である。
3つの給紙棚5は、棚番号が「5」〜「7」であり、図5に示すように棚番号が「5」及び「6」である給紙棚5について連段を「する」と設定されていることにより、連段の組をなしている。
第2の開始許容期間は、図9に示すように、給紙タイミングから始まる。第2の開始許容期間の長さは、給紙タイミングの一周期から、一回の一次給紙に要する時間と、第2の余分時間とを差し引いた時間として予め定められる。第2の余分時間は、第2の開始許容期間内のどのタイミングから一次給紙を開始したとしても、次の給紙タイミングが到来するまでに一次給紙を確実に終了できるような時間であれば任意であってよく、例えば丁合装置100の設計者又はメンテナンス作業者などにより定められる。第2の余分時間は、第1の余分時間と同一であってもよいが、ここでは第1の余分時間よりも短いこととする。かくして、第2の開始許容期間は、第1の開始許容時間よりも長い。
プロセッサ41は、第2の開始許容期間内であるならばステップSa18にてYesと判定し、ステップSa19へと進む。
ステップSa19においてプロセッサ41は、対象棚の給紙を無効に設定変更するとともに、対象棚よりも二段上の給紙棚の給紙を有効に設定変更する。かくして制御プログラムに基づく制御処理をプロセッサ41が実行することによって、プロセッサ41を中枢部分とするコンピュータは、設定変更手段として機能する。そしてこの後にプロセッサ41は、ステップSa15以降の処理を前述と同様に実行する。
さて、これまでの説明における対象棚よりも二段上の給紙棚を対象としてプロセッサ41が別途行う制御処理においては、上述のようにステップSa19における設定変更が行われることにより、ステップSa1においてYesと判定することになる。従って、当該制御処理による一次給紙が開始され、以降前述したのと同様な処理が行われることになる。
かくして次の(1)〜(4)の条件が成立したならば、図9に示すように連段の組をなしている3つの給紙棚のうちの最下段の給紙棚からの給紙が停止され、中段の給紙棚は飛ばして、最上段の給紙棚からの給紙が開始される。
(1) 連段の組をなしている最下段の給紙棚の連段センサ21hがオフとなる。
(2) 連段の組をなしている中段の給紙棚の連段センサ21hがオフである。
(3) 連段の組をなしている最上段の給紙棚の連段センサ21hがオンである。
(4) 連段の組をなしている最下段の給紙棚の連段センサ21hがオフとなったタイミングが、最上段の給紙棚に関する第2の開始許容期間内である。
なお、プロセッサ41は、次の(1)〜(5)のいずれかの場合は、ステップSa20へと進む。
(1) 対象棚の連段が無しに設定されているためにステップSa11にてNoと判定した。
(2) 第1の開始許容期間外であるためにステップSa13にてNoと判定した。
(3) 対象棚よりも一段上の給紙棚の連段が無しに設定されているためにステップSa16にてNoと判定した。
(4) 対象棚よりも二段上の給紙棚に対応する連段センサ21hがオフであるためにステップSa17にてNoと判定した。
(5) 第2の開始許容期間外であるためにステップSa18にてNoと判定した。
ステップSa20においてプロセッサ41は、対象棚に関するエラーフラグをセットする。そしてプロセッサ41は、これをもって図6に示す制御処理を終了する。
なお、エラーフラグの状態に基づく制御処理は、プロセッサ41の別の処理として実施される。プロセッサ41は、例えば、給紙に関するエラー検出をする設定の給紙棚に関するエラーフラグがセットされたことに応じて、丁合装置100による丁合動作の全てを停止させる。
以上のように丁合装置100は、ある給紙棚に積載されたシート紙Sの全てを給紙し終えたならば、当該給紙棚の上に隣接する給紙棚から、あるいは当該給紙棚に対して二段上の給紙棚から、続けて給紙することが可能である。つまり、隣接する給紙棚どうしのみならず、隣接しない給紙棚の組により連段機能を実施することが可能である。これにより丁合装置100によれば、連段機能による給紙棚の変更の自由度が高まり、従来に比べて利便性が向上する。すなわち、例えば前述したように、棚番号が「6」である給紙棚5を取り外し、棚番号が「5」及び「7」である給紙棚5から同一種類のシート紙Sを順次に給紙する、といった、これまでには実施できなかった形態での実施が可能となる。
さて、ある給紙棚の1段上の給紙棚と2段上の給紙棚とでは、2段上の給紙棚の給紙タイミングの方が早い。つまり、ある給紙棚における連段センサがオフとなってから給紙タイミングとなるまでの時間は、1段上の給紙棚よりも2段上の給紙棚の方が短い。このため、1段上の給紙棚での給紙タイミングを考慮して十分な余裕時間を加味して定められた第1の開始許容期間をステップSa18における判定に適用すると、次の給紙タイミングまでに一次給紙を終えることが可能であるタイミングであったとしても、ステップSa18ではNoと判定されることとなり、一次給紙を開始することができない状況が生じ得る。しかしながら丁合装置100によれば、ある給紙棚からの給紙に続けて二段上の給紙棚から給紙する場合には、第1の開始許容期間よりも長く定めたと第2の開始許容期間を適用していることにより、一次給紙を適切に開始できる可能性を高めることができる。
なお、ある給紙棚からの給紙に続けて一段上の給紙棚から給紙する場合も区別無く、ステップSa13での判定に第2の開始許容期間を適用することも可能である。しかしながら、上記実施形態のように、給紙棚毎に個別の開始許容期間を適用することが好ましい。
上記の実施形態は次のような種々の変形実施が可能である。
上記実施形態では、連段が「有り」として設定された給紙棚と、その給紙棚の上に隣接する給紙棚とを連段の組としている。あるいは前記実施形態では、隣接する複数の給紙棚について連段がいずれも「有り」として設定されている場合は、それらの給紙棚と、それらの給紙棚のうちの最上段よりもさらに1つ上の給紙棚とを、連段の組としている。しかしながら、例えば連段の組を識別するための組番号に、その組に含まれる給紙棚の棚番号を関連付けた管理データにより、連段の組を管理してもよい。具体的には、例えば図5に示す設定においては例えば、組番号「1」に棚番号「1」及び「2」を関連付けるとともに、組番号「2」に棚番号「5」〜「7」を関連付けた管理データを用いる。ただしこの場合、連段の組に含まれる給紙棚は、必ずしも上下方向に隣接している必要はない。例えば、組番号「2」に棚番号「5」及び「7」を関連付けた管理データとしてもよい。
上記実施形態では、連段による給紙対象の給紙棚の選択順序は、より下方に位置する給紙棚を先としている。しかしながら、当該選択順序は、任意に定めることができる。例えば、より上方に位置する給紙棚の選択順序を先とすることができる。あるいは操作者により指定された選択順序とすることができる。後者の場合は例えば、組番号に、選択順序で並べた棚番号を関連付けた管理データにより、連段の組を管理すればよい。すなわち例えば、組番号「3」に棚番号「9」「10」「13」「14」を関連付けた管理データを用いる。この場合にプロセッサ41は、棚番号「9」の給紙棚5、棚番号「10」の給紙棚5、棚番号「13」の給紙棚6、棚番号「14」の給紙棚6の順で、給紙対象の給紙棚を変更してゆく。つまり給紙対象の給紙棚は、上側、後側、下側のように順次変化することになる。
ただし、連段による給紙対象の給紙棚の選択順序を任意に設定可能とした場合、給紙対象の給紙棚を変更する際に、連続して給紙を行うことができず、給紙漏れが生ずる恐れがある。このような給紙漏れを許容するならば、何らの制限も設けることなく、任意の選択順序を設定可能としてよい。しかしながら、給紙漏れを禁ずる必要があるならば、選択順序の設定に、例えば上記実施形態のような制限を設ける。
この他、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施が可能である。
以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1] 上下方向に並び、それぞれが多数のシート紙を積載可能な3つ以上の給紙棚と、
前記給紙棚のそれぞれに対応付けられ、当該対応付けられた給紙棚に積載された前記シート紙を一枚ずつ送り出す送出機構と、
複数の前記送出機構によりそれぞれ送り出された前記シート紙を搬送する共通搬送路と、
前記給紙棚のそれぞれに対応付けて設けられ、当該対応付けられた給紙棚に積載された前記シート紙が無くなったことを検出する検出部と、
前記複数の給紙棚のうちの有効設定である給紙棚に対応する送出機構のそれぞれを、その送出機構により送り出された前記シート紙が、他の送出機構により送り出された前記シート紙と前記共通搬送路において重なり合うように予め定められたタイミングで動作させる送出制御手段と、
前記シート紙が無くなったことを前記検出部の1つが検出した場合に、当該検出部が対応付けられた前記給紙棚の前記有効設定を解除するとともに、当該給紙棚が連段設定である場合に、当該給紙棚に隣接する給紙棚及び隣接しない給紙棚のうちから予め定められた給紙棚を無効設定から有効設定へと変更する設定変更手段と、を具備した丁合装置。
[付記2] 前記3つ以上の給紙棚に加えて、当該3つ以上の給紙棚の少なくとも一部に対して横方向に並び、それぞれが多数のシート紙を積載可能な少なくとも1つの給紙棚をさらに含み、
前記設定変更手段は、前記3つ以上の給紙棚及び前記少なくとも1つの給紙棚のうちから予め定められた給紙棚を無効設定から有効設定へと変更する、
付記1に記載の丁合装置。
[付記3] 上下方向に並び、それぞれが多数のシート紙を積載可能な3つ以上の給紙棚と、
前記給紙棚のそれぞれに対応付けられ、当該対応付けられた給紙棚に積載された前記シート紙を一枚ずつ送り出す送出機構と、
複数の前記送出機構によりそれぞれ送り出された前記シート紙を搬送する共通搬送路と、
前記給紙棚のそれぞれに対応付けて設けられ、当該対応付けられた給紙棚に積載された前記シート紙が無くなったことを検出する検出部と、
を具備した丁合装置を制御するコンピュータを、
前記複数の給紙棚のうちの有効設定である給紙棚に対応する送出機構のそれぞれを、その送出機構により送り出された前記シート紙が、他の送出機構により送り出された前記シート紙と前記共通搬送路において重なり合うように予め定められたタイミングで動作させる送出制御手段と、
前記シート紙が無くなったことを前記検出部の1つが検出した場合に、当該検出部が対応付けられた前記給紙棚の前記有効設定を解除するとともに、当該給紙棚が連段設定である場合に、当該給紙棚に隣接する給紙棚及び隣接しない給紙棚のうちから予め定められた給紙棚を無効設定から有効設定へと変更する設定変更手段と、して機能させるための制御プログラム。

1,2…支持体、3…天板、4…底板、5,6,7…給紙棚、8…ホッパー、9…上パネル、9a…動作スイッチ、9b…排出スイッチ、9c…テストスイッチ、10…下パネル、10a…ロックスイッチ、10b…正逆スイッチ、10c…速度調整ダイヤル、11…主パネル、11b…ミススイッチ、11a…給紙スイッチ、11d…調整ダイヤル、11c…連段スイッチ、12…タッチパネル、21,22,23…送出機構、24…ガイド、25,26…縦搬送ローラ、27…シート折り部、28…搬送ベルト、31,32…棚対応ユニット、31a…入出力回路、33…入出力回路、34…インバータ、35…モータ、36…エンコーダ、37…排出調整ダイヤル、38…排出用モータ、39…後部表示部、41…プロセッサ、42…記憶部、43…データ伝送路。

Claims (2)

  1. 上下方向に並び、それぞれが多数のシート紙を積載可能な3つ以上の給紙棚と、
    前記給紙棚のそれぞれに対応付けられ、当該対応付けられた給紙棚に積載された前記シート紙のうちの一枚の先端を他のシート紙の先端から突出させる一次給紙と、当該一次給紙により先端が突出されたシート紙を前記給紙棚から送り出す二次給紙とを行う送出機構と、
    複数の前記送出機構によりそれぞれ送り出された前記シート紙を下方に搬送する共通搬送路と、
    前記給紙棚のそれぞれに対応付けて設けられ、当該対応付けられた給紙棚に積載された前記シート紙が無くなったことを検出する検出部と、
    前記複数の給紙棚のうちの有効設定である給紙棚に対応する送出機構のそれぞれを、その送出機構により送り出された前記シート紙が、他の送出機構により送り出された前記シート紙と前記共通搬送路において重なり合うように予め定められたタイミングで動作させる送出制御手段と、
    前記シート紙が無くなったことを前記検出部の1つが検出した場合に、当該検出部が対応付けられた前記給紙棚の前記有効設定を解除するとともに、当該給紙棚が連段設定である場合に、当該給紙棚に対して前記共通搬送路の上流側に位置し、かつ隣接しない給紙棚を無効設定から有効設定へと変更する設定変更手段と、を具備した丁合装置。
  2. 上下方向に並び、それぞれが多数のシート紙を積載可能な3つ以上の給紙棚と、
    前記給紙棚のそれぞれに対応付けられ、当該対応付けられた給紙棚に積載された前記シート紙をのうちの一枚の先端を他のシート紙の先端から突出させる一次給紙と、当該一次給紙により先端が突出されたシート紙を前記給紙棚から送り出す二次給紙とを行う送出機構と、
    複数の前記送出機構によりそれぞれ送り出された前記シート紙を下方に搬送する共通搬送路と、
    前記給紙棚のそれぞれに対応付けて設けられ、当該対応付けられた給紙棚に積載された前記シート紙が無くなったことを検出する検出部と、
    を具備した丁合装置を制御するコンピュータを、
    前記複数の給紙棚のうちの有効設定である給紙棚に対応する送出機構のそれぞれを、その送出機構により送り出された前記シート紙が、他の送出機構により送り出された前記シート紙と前記共通搬送路において重なり合うように予め定められたタイミングで動作させる送出制御手段と、
    前記シート紙が無くなったことを前記検出部の1つが検出した場合に、当該検出部が対応付けられた前記給紙棚の前記有効設定を解除するとともに、当該給紙棚が連段設定である場合に、当該給紙棚に対して前記共通搬送路の上流側に位置し、かつ隣接しない給紙棚を無効設定から有効設定へと変更する設定変更手段と、して機能させるための制御プログラム。
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