JP6218552B2 - 鉛筆 - Google Patents
鉛筆 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6218552B2 JP6218552B2 JP2013216702A JP2013216702A JP6218552B2 JP 6218552 B2 JP6218552 B2 JP 6218552B2 JP 2013216702 A JP2013216702 A JP 2013216702A JP 2013216702 A JP2013216702 A JP 2013216702A JP 6218552 B2 JP6218552 B2 JP 6218552B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pencil
- core
- shaft
- conductive
- shaft body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
「1.軸体を形成する複数の軸部材に設けた溝部に黒鉛と粘土とを焼き固めた芯を配し、前記複数の軸部材を結合することにより前記芯を前記軸体で保持する構造の鉛筆において、前記芯に、内側縁部が前記芯と電気的に導通し且つ外側縁部が前記軸体の全長に渡って前記軸部材の外面から露出する導電部を連設したことを特徴とする鉛筆。
2.前記導電部を、前記複数の軸部材を結合する導電性接着剤で形成したことを特徴とする請求項1に記載の鉛筆。
3.前記芯が、前記軸部材に設けた溝部に配設する本体部と該本体部の側方へ延出する延出部とを、前記本体部と前記延出部の内側縁部とが連設するよう一体に形成し、前記延出部の外側縁部を前記軸体の全長に渡って前記軸部材の外面から露出させ前記導電部としたことを特徴とする請求項1に記載の鉛筆。」である。
または、黒鉛と粘土とを焼き固めた芯の本体部の側方へ延出する延出部を押出成形により一体に形成し、この延出部を導電部としてその外側縁部が軸体の外面から露出するように構成してもよい。
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
また、説明を分かりやすくするために、図面中の同様の部材、同様の部分については同じ番号を付してある。
図1から図5を用いて実施例1の説明を行う。
図1は実施例1の鉛筆の斜視図で、図2は図1のA−A線断面図である。
実施例1の鉛筆1は、黒鉛と粘土を焼き固めた芯2を、木材で成形した断面が六角形状の軸体3で保持する構造であり、軸体3の先端部を鉛筆削りで円錐状に削り、芯2の先端部2aを露出させてある。
軸体3を形成する二本の軸部材4,5の間には、導電性接着剤60からなる導電部6を設けてある。導電性接着剤60は、芯2と軸部材4,5とを接着しており、導電性接着剤60からなる導電部6は、芯2と軸部材4,5との間に位置する円形部分6aと、軸部材4と軸部材5との間に位置する平面部分6bとを有している。
また、導電部6の平面部分6bの外側縁部Gは、軸体3の全長に渡って軸筒3の外面3aから露出させており、軸体3を把持した使用者の手が導電部6に触れるようにしてある。尚、芯2に対して導電部6の平面部分6bの内側縁部Nを電気的に導通するように連設させてあることから、芯2と導電部6の外側縁部Gとは電気的に導通する。
また、板材40および板材50の各溝部には、導電性接着剤60を塗布してあり、溝部40aと溝部50aとの隙間に黒鉛と粘土を焼き固めた芯2を配設して板材40と板材50とを重ねることで、板材40と板材50との接着を行うと共に芯2の接着を行い一体としてある。こうすることで芯2と導電性接着剤60とが導通状態となる。尚、図3Bの状態から、図3Cに示すように、板材40と板材50の上下にV溝40c,50cを切削することにより、図2で示したような鉛筆1が形成される。
図6から図10を用いて実施例2の説明を行う。
図6は実施例2の鉛筆の斜視図で、図7は図6のB−B線断面図である。
実施例2の鉛筆11は、黒鉛と粘土を焼き固めた芯12を、木材で成形した断面が六角形状の軸体13で保持する構造であり、軸体13の先端部を鉛筆削りで円錐状に削り、芯12の先端部12aを露出させてある。
軸体13を形成する二本の軸部材14,15の間には、芯12の本体部12bの側方へ延出する延出部12cを一体に形成し、導電部16としてある。
また、導電部16の外側縁部1Gは、軸体13の全長に渡って軸筒13の外面13aから露出させており、導電部16に軸体13を把持した使用者の手が触れるようにしてある。尚、芯12の本体部12bに対して導電部16(延出部12c)の内側縁部1Nを電気的に導通するように連設させてあることから、芯12の本体部12bと導電部16(延出部12c)の外側縁部1Gとは電気的に導通する。
また、黒鉛と粘土を焼き固めた芯12は、本体部12bの両側から直線上(図7においては上下方向)に延出させた延出部12cを設けてあり、板材140,150の半円状の溝部140a,150aには芯12の本体部12bを、板材140,150の平面状の溝部140b,150bには芯12の延出部12cを配設すると共に、板材140,150における互いの接触面に接着剤(図示せず)を塗布して板材140と板材150とを重ねることで、板材140と板材150および芯12の接着を行い一体としてある。尚、図8Bの状態から、図8Cに示すように、板材140と板材150の上下にV溝140c,150cを切削することにより、図7で示したような鉛筆11が形成される。
図11から図15を用いて実施例3の説明を行う。
図11は実施例3の鉛筆の斜視図で、図12は図11のC−C線断面図である。
実施例3の鉛筆21は、黒鉛と粘土を焼き固めた芯22を、木材で成形した断面が六角形状の軸体23で保持する構造であり、軸体23の先端部を鉛筆削りで円錐状に削り、芯22の先端部22aを露出させてある。
軸体23を形成する二本の軸部材24,25の間には、導電性を有するカーボンシート260からなる導電部26を設けてある。カーボンシート260は、芯22と軸部材24,25との間に接着剤を塗布して接着されており、カーボンシート260からなる導電部26は、芯22と軸部材24との間に位置する半円形部分26aと、軸部材24と軸部材25との間に位置する平面部分26bとを有している。
また、導電部26の平面部分26bの外側縁部2Gは、軸体23の全長に渡って軸筒23の外面23aから露出させており、導電部26に軸体23を把持した使用者の手が触れるようにしてある。尚、芯22に対して導電部26(平面部分26b)の内側縁部2Nを電気的に導通するように連結してあることから、芯22と導電部26の外側縁部2Gとは電気的に導通する。
溝部240aと溝部250aとの隙間に黒鉛と粘土を焼き固めた芯22を配設すると共に、板材250と芯22との間に可撓性を有したカーボンシート260を配し、板材240,250と芯22およびカーボンシート260における互いの接触面に接着剤(図示せず)を塗布して板材240と板材250とを重ねることで、板材240と板材250と芯22およびカーボンシート260の接着を行い一体としてある。
尚、図13Bの状態から、図13Cに示すように、板材240と板材250の上下にV溝240b,250bを切削することにより、図12で示したような鉛筆21が形成される。本実施例では、図13Cの状態で鉛筆21が正六角形になるように、カーボンシート260の厚さを考慮して、板材250の板厚T2を板材240の板厚T1より薄くし、板材250の半円状の溝部250aの半径R2を板材240の半円状の溝部240aの半径R1より大きく形成してある。
2,12,22…芯、
2a,12a,22a…先端部、12b…本体部、12c…延出部、
3,13,23…軸体、3a,13a,23a…外面、
4,14,24…軸部材、5,15,25…軸部材、
40…板材、40a…半円状の溝部、40b…平面状の溝部、40c…V溝、
50…板材、50a…半円状の溝部、50b…平面状の溝部、50c…V溝、
140…板材、140a…半円状の溝部、140b…平面状の溝部、140c…V溝、
240…板材、240a…半円状の溝部、240b…V溝、
150…板材、150a…半円状の溝部、150b…平面状の溝部、150c…V溝、
250…板材、250a…半円状の溝部、250b…V溝、
6…導電部、6a…円形部分、6b…平面部分、60…導電性接着剤、
16…導電部、
26…導電部、26a…半円形部分、26b…平面部分、260…カーボンシート、
N,1N,2N…内側縁部、G,1G,2G…外側縁部、
100…紙、100a…文字、
110…入力装置、110a…操作領域、110b…線。
Claims (3)
- 軸体を形成する複数の軸部材に設けた溝部に黒鉛と粘土とを焼き固めた芯を配し、前記複数の軸部材を結合することにより前記芯を前記軸体で保持する構造の鉛筆において、前記芯に、内側縁部が前記芯と電気的に導通し且つ外側縁部が前記軸体の全長に渡って前記軸部材の外面から露出する導電部を連設したことを特徴とする鉛筆。
- 前記導電部を、前記複数の軸部材を結合する導電性接着剤で形成したことを特徴とする請求項1に記載の鉛筆。
- 前記芯が、前記軸部材に設けた溝部に配設する本体部と該本体部の側方へ延出する延出部とを、前記本体部と前記延出部の内側縁部とが連設するよう一体に形成し、前記延出部の外側縁部を前記軸体の全長に渡って前記軸部材の外面から露出させ前記導電部としたことを特徴とする請求項1に記載の鉛筆。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013216702A JP6218552B2 (ja) | 2013-10-17 | 2013-10-17 | 鉛筆 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013216702A JP6218552B2 (ja) | 2013-10-17 | 2013-10-17 | 鉛筆 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015077743A JP2015077743A (ja) | 2015-04-23 |
JP6218552B2 true JP6218552B2 (ja) | 2017-10-25 |
Family
ID=53009630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013216702A Active JP6218552B2 (ja) | 2013-10-17 | 2013-10-17 | 鉛筆 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6218552B2 (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4962068U (ja) * | 1972-09-08 | 1974-05-31 | ||
JP2587416Y2 (ja) * | 1992-11-10 | 1998-12-16 | 株式会社トキワ | 鉛 筆 |
US7663607B2 (en) * | 2004-05-06 | 2010-02-16 | Apple Inc. | Multipoint touchscreen |
JP4142776B2 (ja) * | 1998-10-15 | 2008-09-03 | パイロットプレシジョン株式会社 | 入力ペン |
JP3172736U (ja) * | 2011-10-21 | 2012-01-05 | 株式会社いづみ企画 | 容量式パネル用タッチペン |
DE102012010965A1 (de) * | 2012-05-29 | 2013-12-05 | J. S. Staedtler Gmbh & Co. Kg | Eingabegerät für berührungsempfindliche, kapazitive Displays |
JP6261900B2 (ja) * | 2013-07-10 | 2018-01-17 | 株式会社パイロットコーポレーション | 鉛筆 |
JP2015077745A (ja) * | 2013-10-17 | 2015-04-23 | 株式会社パイロットコーポレーション | 鉛筆 |
JP2015077744A (ja) * | 2013-10-17 | 2015-04-23 | 株式会社パイロットコーポレーション | 鉛筆 |
-
2013
- 2013-10-17 JP JP2013216702A patent/JP6218552B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015077743A (ja) | 2015-04-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5854223B2 (ja) | 入力ペン | |
US20150029163A1 (en) | Stylus having a deformable tip and method of using the same | |
CN104808816A (zh) | 主动式电容触控笔 | |
JP2013065147A (ja) | タッチペン用ペン先、タッチペン、筆記具付きタッチペン、ペン先出没式筆記具および入力ペン用リフィル | |
JP2013137749A (ja) | 入力用タッチペン | |
TWM570464U (zh) | 電容式觸控筆 | |
JP2015077745A (ja) | 鉛筆 | |
JP6218552B2 (ja) | 鉛筆 | |
JP6261900B2 (ja) | 鉛筆 | |
JP2015077744A (ja) | 鉛筆 | |
JP2013080338A (ja) | スタイラスペン | |
JP5890693B2 (ja) | 情報入力用ペン | |
JP6173878B2 (ja) | 鉛筆及び鉛筆用のキャップ | |
JP2013248174A (ja) | 付け爪 | |
JP2011257974A (ja) | 静電容量式タッチパネル用のペン及びペン先 | |
CN202758324U (zh) | 触屏笔 | |
CN208589002U (zh) | 一种圆盘触控笔头 | |
JP5990787B2 (ja) | 静電容量式タッチパネル用スタイラスペン | |
JP5944289B2 (ja) | スタイラスペンおよびタッチパネルシステム | |
JP2016115029A (ja) | 手書き入力ペン | |
JP2011242903A (ja) | 静電容量方式ペン | |
JP3230189U (ja) | 鉛筆用キャップ | |
JP3188058U (ja) | しおり付き筆記具 | |
CN102529528A (zh) | 一种实用橡皮 | |
CN202965646U (zh) | 一种多功能笔 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160808 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170725 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170808 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170906 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170926 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170926 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6218552 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |