JP6216480B1 - 商品ピッキング・格納作業指示装置 - Google Patents

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Abstract

商品ピッキング・格納作業指示装置は、搬送対象商品を台車に積み付ける位置を示す積付案を生成し、積付案において鉛直下方向に第1閾値以下の他の未ピックアップの搬送対象商品が存在する未ピックアップの搬送対象商品を、搬送元商品棚から順次ピックアップする、ピッキング順序案を生成し、積付案において鉛直上方向に第2閾値以下の他の未格納の搬送対象商品が存在する未格納の搬送対象商品を、搬送先商品棚に順次格納する、格納順序案を生成し、積付案と、ピッキング順序案と、格納順序案と、を含む複数のピッキング・格納作業指示候補を複数生成し、記ピッキング・格納作業指示候補について、前記ピッキング順序案から、台車の総移動距離を利用して、表示させるピッキング・格納作業指示を選択する。

Description

本発明は、商品ピッキング・格納作業指示装置及び商品ピッキング・格納作業指示方法に関する。
倉庫内の一作業として商品の搬送作業がある。搬送作業とは、作業者が商品をある地点から別の地点に移動させる作業である。搬送作業の一形態として、作業者が複数地点から複数商品を収集(ピッキング)し、ピッキングした商品を複数地点に格納する、ピッキング・格納作業がある。
ピッキング作業の作業工数を低減するためにピッキング時の移動距離を短縮する技術に関して、特開平6−271019号公報(特許文献1)がある。
特開平6−271019号公報
ピッキング・格納作業においては、ピッキングした商品を一旦台車などに積み付け、台車を格納地点まで搬送して商品を格納する。従って、ピッキング順序及び格納順序によっては、格納作業時に、台車に積み付けられた商品から、他の商品が上に積載された商品を抜き取る抜取り作業が発生する可能性がある。また、抜き取り作業の回数を低減するために、ピッキングした商品を台車に積み付けた後に、台車に積み付けた商品の位置を予め変更する積替え作業が発生する可能性がある。
特許文献1に記載の技術は、ピッキング時の移動距離を短縮するピッキング順序を決定している。特許文献1には、格納順序の決定方法については記載されていない。例えば、特許文献1に記載のピッキング順序決定方法と同様の方法を用いて格納順序を決定すると、抜取りや積替えが発生するおそれがあり、ひいては総作業工数が大きくなるおそれがある。
また、特許文献1に記載の技術は、格納作業を考慮せずにピッキング順序を決定している。従って、当該ピッキング順序で台車に積み付けられた商品に対して、抜取りの発生を抑制するように格納順序を決定する場合、格納時の移動距離が長くなるおそれがあり、ひいては総作業工数が大きくなるおそれがある。
そこで、本発明は、抜取り、積替え及び移動による作業工数を含む総作業工数の少ないピッキング・格納作業指示を生成することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、以下のような構成を採用する。プロセッサと、記憶装置と、を含み、前記記憶装置は、搬送対象商品と、前記搬送対象商品の搬送元商品棚と、前記搬送対象商品の搬送先商品棚と、を特定する搬送指示情報と、前記搬送対象商品のサイズを特定する商品情報と、前記搬送元商品棚からピックアップされた前記搬送対象商品を前記搬送先商品棚へ搬送する台車のサイズを特定する台車情報と、ピッキング開始地点と前記搬送元商品棚との距離、ピッキング終了地点と前記搬送元商品棚との距離、格納開始地点と前記搬送先商品棚との距離、格納終了地点と前記搬送先商品棚との距離、前記搬送元商品棚それぞれの間の距離、及び前記搬送先商品棚それぞれの距離を特定する棚間距離情報と、を保持し、前記プロセッサは、前記商品情報と前記台車情報とを利用して、前記搬送対象商品を前記台車に積み付ける位置を示す積付案を生成し、前記積付案において鉛直下方向に第1閾値以下の他の未ピックアップの搬送対象商品が存在する未ピックアップの搬送対象商品を、前記搬送元商品棚から順次ピックアップする、ピッキング順序案を生成し、前記積付案において鉛直上方向に第2閾値以下の他の未格納の搬送対象商品が存在する未格納の搬送対象商品を、前記搬送先商品棚に順次格納する、格納順序案を生成し、前記積付案と、前記ピッキング順序案と、前記格納順序案と、を含むピッキング・格納作業指示候補を複数生成し、前記ピッキング・格納作業指示候補について、前記ピッキング順序案と、前記格納順序案と、前記棚間距離情報と、を利用して、前記台車の総移動距離を算出し、前記総移動距離を利用して、前記ピッキング・格納作業指示候補から表示させるピッキング・格納作業指示を選択する、商品ピッキング・格納作業指示装置。
本発明によれば、抜取り、積替え及び移動による作業工数を含む総作業工数の少ないピッキング・格納作業指示を生成することができる。
ピッキングエリア及び格納エリアの一例を示す概略図である。 商品ピッキング・格納作業指示システムの一例を示す概略図である。 商品ピッキング・格納作業指示装置の構成例を示すブロック図である。 商品搬送指示情報テーブルの例である。 商品情報テーブルの例である。 台車情報テーブルの例である。 棚間距離情報テーブルの例である。 ピッキング・格納順序情報テーブルの例である。 積付方法情報テーブルの例である。 ピッキング・格納作業指示処理の一例を示すフローチャートである。 格納順序案生成方法の一例を示す概略図である。 商品ピッキング・格納作業指示の表示画面の一例である。 商品ピッキング・格納作業指示の出力形態の一例である。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。本実施形態は本発明を実現するための一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図1は、ピッキングエリア及び格納エリアの概略の一例を示す。図1の上部がピッキングエリア、下部が格納エリアを示す。ピッキングエリア及び格納エリアそれぞれには複数の商品棚があり、各商品棚にはそれぞれ商品が配置されている。ピッキング作業者は、ピッキング開始地点からスタートして、ピッキングエリア内のピックアップすべき商品が配置された商品棚を指示された順序で、台車と共に巡回しながら、ピックアップすべき商品をピックアップして、台車に積み付ける。
全ての商品のピックアップが完了した後、ピッキング作業者は台車をピッキング終了地点に移動させる。ピッキング作業者又は格納作業者は、台車を格納開始地点に移動させ、格納作業者は、指示された順序で格納エリア内の、商品を格納すべき商品棚を指示された順序で、台車と共に巡回しながら、台車に積み付けられた商品を格納する。なお、ピッキング終了地点と格納開始地点が同一であってもよい。
本実施形態における商品ピッキング・格納作業指示装置は、上記のようなピッキング作業と格納作業を考慮したピッキング順序案及び格納順序案を生成し、利用者に提供する。なお、図1は、ピッキングエリアと格納エリアとが分離した例を示しているが、ピッキングエリアの少なくとも一部と格納エリアの少なくとも一部とが重複してもよい。
図2は、商品ピッキング・格納作業指示システムの概略の一例を示す。本実施形態の商品ピッキング・格納作業指示システムは、商品ピッキング・格納作業指示装置210と、商品搬送指示管理装置220と、商品ピッキング・格納作業指示出力装置230と、を含み、各装置はネットワーク240を介して相互に情報の送受信を行う。
商品搬送指示管理装置220は、ピッキング作業及び格納作業において利用される情報端末からの入力を受け付け、搬送すべき全商品、即ちピッキング及び格納の対象である全商品の情報を管理する。
商品搬送指示管理装置220は、予め定められた時又は商品ピッキング・格納作業指示装置210からの要求に応じて、搬送すべき全商品の情報から、一連のピッキング・格納作業で搬送すべき商品群を抽出し、抽出した商品群の情報を商品ピッキング・格納作業指示装置210に送信する。さらに、商品ピッキング・格納作業指示装置210は、受信した情報を格納する。
商品ピッキング・格納作業指示出力装置230は、商品ピッキング・格納作業指示情報を管理及び出力する。商品ピッキング・格納作業指示出力装置は、予め定められた時又は商品ピッキング・格納作業指示装置210からの要求に応じて、商品ピッキング・格納作業指示装置210が作成したピッキング・格納順序情報及び積付方法情報を商品ピッキング・格納作業指示装置210から受信し、出力する。
図3は、商品ピッキング・格納作業指示装置210の構成例(ブロック図)を示す。商品ピッキング・格納作業指示装置210は、記憶部110、制御部120、表示部130、通信部140及び入力部150を含む。
これらは通常、プログラムが実行される汎用計算機により構成される。具体的には、記憶部110は記憶装置、制御部120はソフトウェアと協調動作したプロセッサ、表示部130はディスプレイ、通信部140はLAN接続機器、入力部150はキーボードやマウスなどで構成される。制御部120での各処理は、厳密には、プロセッサとプログラムの協調動作により実現するが、本明細書では便宜的にプロセッサが行う処理として記載する。
記憶部110は、商品搬送指示情報記憶領域111、商品情報記憶領域112、台車情報記憶領域113、棚間距離情報記憶領域114、ピッキング・格納順序情報記憶領域115及び積付方法情報記憶領域116を含む。
商品搬送指示情報記憶領域111は、商品搬送指示を特定する情報を格納する。商品搬送指示情報記憶領域111は、例えば、図4に示す商品搬送指示情報テーブル1110を格納する。商品搬送指示情報テーブル1110は、商品ID欄111a、数量欄111b、ピッキング棚ID欄111c及び格納棚ID欄111dを含む。
商品ID欄111aは、搬送対象の商品を特定する情報を格納する。数量欄111bは、当該商品を搬送する数量を特定する情報を格納する。ピッキング棚ID欄111cは、ピッキングエリアにおいて当該商品が配置されている商品棚を特定する情報を格納する。格納棚ID欄には、格納エリアにおいて当該商品を格納すべき棚を特定する情報を格納する。
図4は全ての商品の数量が1個である例を示しているが、各商品の数量は複数個でもよい。また、同一種類の複数の商品が、異なるピッキング棚からピッキングされてもよいし、異なる格納棚に格納されてもよい。従って、商品搬送指示情報テーブル1110は、同一の商品IDを有する複数のレコードを保持してもよい。
また、図4の商品搬送指示情報テーブル1110は、1ラウンドの搬送作業の情報を格納しているが、複数ラウンドの搬送作業の情報を格納してもよい。このとき、商品搬送指示情報テーブル1110は、ラウンドを特定する情報を格納するラウンドID欄をさらに含む。
商品情報記憶領域112は、各商品のサイズ情報を特定する情報を格納する。商品情報記憶領域112は、例えば、図5に示す商品情報テーブル1120を格納する。商品情報テーブル1120は、商品ID欄112a、幅欄112b、奥行欄112c及び高さ欄112dを含む。
商品ID欄112aは、商品名を特定する情報を格納する。幅欄112bは、当該商品が占有する幅を特定する情報を格納する。奥行欄112cは、当該商品が占有する奥行きを特定する情報を格納する。高さ欄112dは、当該商品が占有する高さを特定する情報を格納する。これら商品の幅、奥行き及び高さは、商品のサイズ情報の一例である。
商品のサイズ情報は、後述する積付方法案の生成処理際に利用される。なお、商品情報テーブル1120は、各商品の重量情報や、各商品の上に積載可能な重量を示す情報等を、さらに格納してもよい。
なお、複数個の商品を1単位として扱う場合は、その単位個数をもって、仮想的に1商品として扱う。また、商品サイズは、通常商品そのもののサイズ(例えば、縦、横、高さなどで示されるサイズ)である。ただし、商品が直方体や立方体でない場合など、サイズ表記が容易でない場合、当該商品を包含するバウンディングボックスを設定し、そのサイズで表現してもよい。
台車情報記憶領域113は、台車のサイズ情報を特定する情報を格納する。台車情報記憶領域113は、例えば、図6に示す台車情報テーブル1130を格納する。台車情報テーブル1130は、項目欄113a及び値欄113bを含む。項目欄113aは、値欄113bに格納される値の種類を特定し、台車の幅、奥行及び高さを含む。値欄113bは、項目欄113aに対応する情報(台車の幅、奥行、及び高さ)を格納する。台車のサイズ情報は、後述する積付方法案の生成処理に利用される。
なお、本実施形態は、台車情報記憶領域113が、1台の台車のサイズ情報を格納する例を説明しているが、例えば、台車情報記憶領域113が複数の台車情報テーブル1130を保持することにより、複数の台車のサイズ情報を格納してもよい。また、複数の区画を有する台車が用いられる場合、各区画を仮想的に1台の台車として扱えばよい。
棚間距離情報記憶領域114は、ピッキングエリア及び格納エリアに含まれる棚それぞれの間の距離情報を特定する情報を格納する。棚間距離情報記憶領域114は、例えば、図7に示す棚間距離情報テーブル1140を格納する。
棚間距離情報テーブル1140は、From棚ID欄114a、To棚ID欄114b及び距離欄114cを含む。From棚ID欄114aは、始点となる商品棚を特定する情報格納する。To棚ID欄114bは、終点となる商品棚を特定する情報を格納する。From棚ID欄114aは、商品棚IDだけでなく、ピッキング開始地点、ピッキング終了地点及び格納開始地点を特定する情報を格納する。
距離欄114cは、対応するFrom棚ID欄114aが示す商品棚から、対応するTo棚ID欄114bが示す商品棚までの距離を特定する情報を格納する。To棚ID欄114bは、商品棚IDだけでなく、ピッキング終了地点、格納開始地点及び格納終了地点を特定する情報を格納する。棚間距離情報は、ピッキング・格納順序案における移動距離の算出処理に利用される。
本実施形態では、図7のように、棚ID「LP001」の区画と棚ID「LP002」の区画との移動距離を記録するのに、棚ID「LP001」を始点区画とする場合と棚ID「LP002」を始点区画とする場合の2通りを格納している。このように順路別にしているのは、ピッキングエリアの巡回経路上の移動方向が制限されているなど、何れを始点とするかで移動距離が異なる場合があるからである。もし、そのような場合がないならば、単に区間(2区画)を特定する情報と対応する移動距離を記録するのみでもよい。
なお、距離欄114cに格納される距離は、巡回経路を作業者が移動する距離を用いるのが好ましい。ただし、区画間の直線距離と巡回経路上での移動距離には一定の関係があるので、区画間の直線距離を記録しても構わない。
ピッキング・格納順序情報記憶領域115は、後述するピッキング・格納順序決定部が決定したピッキング・格納順序情報を特定する情報を格納する。ピッキング・格納順序情報記憶領域115は、例えば、図8に示すピッキング・格納順序情報テーブル1150を格納する。
ピッキング・格納順序情報テーブル1150は、商品ID欄115a、ピッキング順序欄115b、ピッキング棚ID欄115c、格納順序欄115d及び格納棚ID欄115eを含む。商品ID欄115aは、搬送対象の商品を特定する情報を格納する。ピッキング順序欄115bは、商品のピッキング順序を特定する情報を格納する。ピッキング棚ID欄115cは、ピッキング・格納順序案において、当該商品をピッキングする棚を特定する情報を格納する。
格納順序欄115dは、商品の格納順序を特定する情報を格納する。また、同一種類の複数の商品が、異なるピッキング棚からピッキングされてもよいし、異なる格納棚に格納されてもよい。従って、ピッキング・格納順序情報テーブル1150は、同一の商品IDを有する複数のレコードを保持してもよい。
積付方法情報記憶領域116は、ピッキング・格納順序決定部が決定したピッキング・格納順序、における積付方法を特定する情報を格納する。例えば、図9に示す積付方法情報テーブル1160を格納する。積付方法情報テーブル1160は、商品ID欄116a、個数No欄116b、X座標欄116c、Y座標欄116d、Z座標欄116e、X軸回転角度欄116f、Y軸回転角度欄116g及びZ軸回転角度欄116hを含む。
商品ID欄116aは、搬送対象の商品を特定する情報を格納する。個数No欄116bは、当該商品の何個目であるかを特定する情報を格納する。X座標欄116cは、当該商品を積み付ける台車上のX座標を特定する。
X座標は、例えば、台車上の所定の点(例えば台車上の所定の角を示す点)を原点とする台車上の相対座標である。このことは、Y座標及びZ座標についても同様である。Y座標欄116dは、当該商品を積み付ける台車上のY座標を特定する情報を格納する。Z座標欄116eは、当該商品を積み付ける台車上のZ座標を特定する情報を格納する。
X軸回転角度欄116fは、当該商品のX軸方向への回転角度を特定する情報を格納する。Y軸回転角度欄116gは、当該商品のY軸方向への回転角度を特定する情報を格納する。Z軸回転角度欄116hは、当該商品のZ軸方向への回転角度を特定する情報を格納する。
以下、図9の積付方法情報テーブル1160の情報に従った、商品ID「P007」の商品の積付作業の一例を説明する。作業者は、例えば、当該商品の所定の点を座標(20,10,30)に一致させ、さらに、当該商品の幅を定義した方向とX軸とが、当該商品の奥行を定義した方向とY軸とが、当該商品の高さを定義したZ軸とY軸とが、それぞれ平行になるよう当該商品を配置する。さらに作業者は、配置した商品をX軸方向に90°、Z軸方向に90°回転させる。
図1の説明に戻る。制御部120は、積付方法案生成部121、ピッキング・格納順序案生成部122、ピッキング・格納移動距離算出部123及びピッキング・格納順序決定部124を含む。制御部120の各部の機能は、それぞれプログラムが計算機システム、特にプロセッサと協調することで実現される。以下、制御部120の各部については、制御部120の処理フローに従ってその機能を説明する。
表示部130は、記憶部110に格納された情報を出力する。例えば、表示部130は、商品棚レイアウト案情報記憶領域117が保持する情報を表示する。記憶部110に格納された情報を出力する。例えば、表示部130は、ピッキング・格納順序情報記憶領域115及び積付方法情報記憶領域116が保持する情報を表示する。
通信部140は、ネットワーク240を介して他の装置等と情報の送受信を行う。入力部150は、ユーザ等による入力を受け付ける。
図10は、商品ピッキング・格納作業指示生成処理の一例である。積付方法案生成部121は、商品の1以上の積付方法案を生成する(S100)。以下、ステップS100における積付方法案生成処理の一例を説明する。積付方法案生成部121は、例えば、商品搬送指示情報テーブル1110が示す搬送対象の商品からランダムに1つずつ商品を選択して、逐次台車上の各商品の積付位置を決定する。
具体的には、積付方法案生成部121は、例えば、台車上の相対座標(X,Y,Z)が小さい位置から順に商品を積み付けるように各商品の積付位置を決定する。つまり、積付方法案生成部121は、積み付ける商品が既に積み付けられた他の商品と重ならない、かつ台車情報テーブル1130が示す台車のサイズ内に収まるという条件の下で、取り得るZ座標の最小値を算出する。複数の台車情報テーブル1130が存在する場合、積付方法案生成部121は、当該条件を満たす台車をランダム1つ選択し、取り得るZ座標の最小値を算出する。
続いて、積付方法案生成部121は、Z座標を当該最小値に固定した際に取り得るY座標の最小値を算出し、Z座標とY座標をそれぞれの最小値に固定した際に取り得るX座標最小値を算出し、算出した各最小値を当該商品のX座標、Y座標、Z座標として採用する。
なお、積付方法案生成部121は、商品の回転を許可して、X座標、Y座標、Z座標それぞれの最小値を算出してもよい。また、商品情報テーブル1120に、各商品の上に積載可能な重量を示す情報等の積付に係る制約情報が含まれる場合、積付方法案生成部121は、当該制約情報が示す制約に従って、X座標、Y座標、Z座標それぞれの最小値を算出する。
ピッキング・格納順序案生成部122は、ステップS100で生成された積付方法案に対して、例えば、抜取り及び積替えなしに実行可能なピッキング・格納順序案を生成する(S200)。商品の抜取りとは、台車に積載されている商品であって、鉛直上方向に他の商品が積載されている商品、を格納作業時に台車から回収する作業を示す。商品の積替えとは、ピッキング作業終了後かつ格納作業開始前に、台車に積み付けられている少なくとも1つの商品の台車上の位置を変更する作業を示す。以下、ピッキング・格納順序案の生成方法の一例を、図11を用いて説明する。
図11は、積付状態(0)が示す積付方法案に対して、格納順序案を生成する方法の一例を示す。以下、抜取り及び積替えなしに商品の格納をすることができる格納順序の生成方法を説明する。積付状態(0)において、抜取り及び積替えなしに格納可能な商品は、上に商品が積まれていない商品C及び商品Dである。ピッキング・格納順序案生成部122は、商品C又は商品Dの一方を1番目に格納される商品として選択する。
商品Cが選択された場合、積付状態(1−2)に遷移する。積付状態(1−2)において、抜取り及び積替えなしに格納可能な商品は、上に商品が積まれていない商品A及び商品Dであるため、ピッキング・格納順序案生成部122は、商品A又は商品Dの一方を2番目に格納される商品として選択する。
商品Dが選択された場合、積付状態(2−2)に遷移する。積付状態(2−2)において、抜取り及び積替えなしに格納可能な商品は、上に商品が積まれていない商品A及び商品Bであるため、ピッキング・格納順序案生成部122は、商品A又は商品Bの一方を3番目に格納される商品として選択する。商品Bが選択された場合、積付状態(3−2)に遷移し、このとき4番目に格納される商品は商品Aである。
このように、ピッキング・格納順序案生成部122は、(1)ある積付状態において格納可能な商品群を抽出する処理と、(2)当該商品群から任意の1商品を選択する処理と、(3)当該商品の除外により積付状態を更新する処理と、を含む一連の処理を繰り返すことで、抜取り及び積替えなしに実行可能な格納順序案を生成することができる。
ピッキング・格納順序案生成部122は、例えば、積付状態に含まれる商品それぞれに対して、当該商品以外の商品を固定した状態で、当該商品をZ軸方向(鉛直上向き)に平行移動させた際に他の未格納商品と干渉するか否かを判定し、干渉しない商品からなる商品群を抽出することにより、上記の(1)の処理を実行する。また、ピッキング・格納順序案生成部122は、(2)の処理において、例えば、(1)の処理で抽出した商品群から、次に格納する商品をランダムに選択することで、複数の異なる格納順序案を生成することができる。
なお、ピッキング・格納順序案生成部122は、例えば、格納順序案生成処理のうち、(1)の処理を以下のように変更することにより、ピッキング順序案を生成する。ピッキング・格納順序案生成部122は、積付状態に含まれる商品それぞれに対して、当該商品以外の商品を固定した状態で、当該商品を鉛直下向きに平行移動させた際に、他の未ピッキング商品と干渉するか否かを判定し、干渉しない商品からなる商品群を抽出することにより、上記の(1)の処理を実行する。
また、ピッキング・格納順序案生成部122は、格納順序案生成処理の(1)の処理において、例えば、積付状態に含まれる商品それぞれに対して、当該商品以外の商品を固定した状態で、当該商品を鉛直上向きに平行移動させた際に干渉する他の未格納商品の個数を算出し、当該個数が第1閾値以下である商品からなる商品群を抽出してもよい。第1閾値が1以上である場合、他の商品が積載された商品を格納する作業が発生する可能性があり、このとき抜取りが発生する。第1閾値が0である場合、抜取りは発生しない。
なお、格納時に抜取りが発生した場合、抜取られた商品の鉛直上方向に積み付けられていた商品の次の積付状態における位置は、例えば、当該抜取られた商品の分だけ鉛直下方向に移動する。具体的には、例えば、積付状態(0)において、商品Aが抜き取られた場合、次の積付状態における商品Cの位置は、積付状態(0)における商品Aの位置と一致する。
また、同様に、ピッキング・格納順序案生成部122は、ピッキング順序案生成処理の(1)の処理において、例えば、積付状態に含まれる商品それぞれに対して、当該商品以外の商品を固定した状態で、当該商品を鉛直下向きに平行移動させた際に干渉する他の未ピッキング商品の個数を算出し、第2閾値以下である商品からなる商品群を抽出してもよい。第2閾値が1以上であれば、積替え作業が必要となる可能性がある。
なお、積付方法案においてあるピッキング対象商品の土台となる商品の少なくとも1つが未ピッキングである場合、当該ピッキング対象商品は、例えば、積付方法案が示す当該ピッキング対象商品の積付位置のZ座標を台車及び台車上の他の商品と干渉しない最小の値に変化させた位置、に暫定的に積み付けられる。具体的には、図11の例において、商品Aが未ピッキングの状態で商品Cがピッキングされる場合、商品Cは、例えば、積付状態(0)における商品Aの位置に暫定的に積み付けられる。
また、積付方法案が示すピッキング対象商品が積み付けられるべき位置に、既に他の商品が積み付けられている場合、当該ピッキング対象商品は、例えば、積付方法案が示す当該ピッキング対象商品の積付位置のZ座標を台車及び台車上の他の商品と干渉しない最小の値に変化させた位置、に暫定的に積み付けられる。図11の例において、積付状態(0)における商品Aの位置に既に商品Cが積み付けられた状態で、商品Aがピッキングされる場合、商品Aは、例えば、積付状態(0)における商品Cの位置に暫定的に積み付けられる。
なお、積付方法案が示す積付位置と異なる位置に暫定的に積み付けられた各商品は、ピッキング作業終了後かつ格納作業開始前に、積付方法案が示す積付位置に積替えられる。
ピッキング・格納移動距離算出部123は、ステップS200で生成されたピッキング・格納順序案におけるピッキング・格納総移動距離を算出する(S300)。具体的には、ピッキング・格納移動距離算出部123は、商品搬送指示情報テーブル1110が示すピッキング棚ID111c及び格納棚ID111dを取得し、当該ピッキング・格納順序案が示す商品ピッキング・格納順序をピッキング・格納棚の巡回順序に変換する。
ピッキング・格納移動距離算出部123は、当該巡回順序が示す移動経路に対応する全ての距離情報を棚間距離情報テーブル1140から取得し、取得した距離の和を、総移動距離として算出する。
ピッキング・格納順序決定部124は、上記処理において生成された、積付方法案と、当該積付方法案におけるピッキング・格納順序案と、の対応を示す格納作業指示候補及び当該ピッキング・格納順序案の総移動距離とを、記憶部110に格納する。
ピッキング・格納順序案生成部122は、ピッキング・格納順序案変更の終了条件が満たされたか否かを判定する(S400)。当該終了条件が満たされた場合(S400:YES)、ステップS600へ遷移する。当該終了条件が満たされない場合(S400:NO)、ステップS500へ遷移する。
例えば、ピッキング・格納順序案変更の繰り返し回数が所定値を超えたこと、ステップS100の処理開始から所定時間経過したこと及び移動距離が所定値以下である格納作業指示候補が生成されたことそれぞれは、当該終了条件の一例である。
ステップS400において、ピッキング・格納順序案変更の終了条件が満たされない場合、ピッキング・格納順序案生成部122は、ピッキング・格納順序案を変更する(S500)。具体的には、例えば、ピッキング・格納順序案生成部122は、ステップS200の(1)〜(3)の処理からなる一連の処理の繰り返しを再度実行し、当該繰り返しにおける少なくとも1回の(2)の処理において、過去に実行された当該処理において選択された商品と異なる商品を変更することにより、新たなピッキング・格納順序案を生成する。
ステップS400において、ピッキング・格納順序案変更の終了条件が満たされた場合、積付方法案生成部121は、積付方法案変更の終了条件が満たされたか否かを判定する(S600)。当該終了条件が満たされた場合(S600:YES)ステップS800へ遷移する。当該終了が満たされない場合(S600:NO)、ステップS700へ遷移する。
例えば、積付方法案変更の繰り返し回数が所定の値を超えたこと、ステップS100の処理開始から所定時間経過したこと及び移動距離が所定値以下である格納作業指示候補が生成されたことそれぞれは、当該終了条件の一例である。
ステップS600において、積付方法案変更の終了条件が満たされない場合、積付方法案生成部121は、積付方法案を変更する(S700)。積付方法案生成部121は、例えば、ステップS100と同様の処理を行う。このとき、積付方法案生成部121は、例えば、商品搬送指示情報テーブル1110が示す搬送対象の商品からランダムに1つずつ商品を選択する順番を、過去に実行された積付方法案生成処理における選択順番から、変更することで、新たな積付方法案を生成する。
ステップS600において、積付方法変更の終了条件が満たされた場合、ピッキング・格納順序決定部124は、例えば、記憶部110に格納された格納作業指示候補から、ピッキング・格納の総移動距離が最短であるピッキング・格納作業指示を、記憶部110に格納された格納作業指示候補から選択する(S800)。ピッキング・格納順序決定部124は、総移動距離が最短であるピッキング・格納作業指示を選択することにより、少ない処理量でピッキング・格納作業指示を決定することができる。
なお、例えば、前述した第1閾値及び第2閾値の少なくとも一方が1以上である場合(即ち、抜取り作業及び積替え作業の少なくとも一方が発生する可能性がある場合)、ステップS800において、ピッキング・格納順序決定部124は、作業工数が最小のピッキング・格納作業指示を、選択してもよい。以下、各ピッキング・格納作業における総作業工数の算出方法について説明する。
総作業工数は、例えば、移動による作業工数、抜取りによる作業工数、及び積替えによる作業工数の和で定義される。ピッキング・格納順序決定部124は、例えば、総移動距離を所定の増加関数に代入した値を、移動による作業工数として算出する。ピッキング・格納順序決定部124は、例えば、格納順序案が示す抜取り回数を所定の増加関数に代入した値を、抜取りによる作業工数として算出する。ピッキング・格納順序決定部124は、例えば、ピッキング順序案が示すピッキング後の積付状態と積付方法案が示す積付状態とにおいて、積付位置の異なる商品数を所定の増加関数に代入した値を、積替えによる作業工数として算出する。上述の処理によりピッキング・格納順序決定部124は、総作業工数が少ないピッキング・格納作業指示を選択することができる。
ピッキング・格納順序決定部124は、選択した格納作業指示に含まれる積付方法案を積付方法情報テーブル1160に格納し、選択した格納作業指示に含まれるピッキング・格納順序案をピッキング・格納順序情報テーブル1150に格納する。
図12は、表示部130に表示される商品ピッキング・格納作業指示の表示画面の一例を示す。表示画面1300は、例えば、搬送商品情報表示領域131と、ピッキング・格納順序情報表示領域132と、積付位置情報表示領域133と、を含む。
搬送商品情報表示領域131は、商品搬送指示情報テーブル1110が示す商品ID、ピッキング棚ID及び格納棚IDを表示する。ピッキング・格納順序情報表示領域132は、ピッキング・格納順序情報テーブル1150が示す、対応する商品のピッキング順序及び格納順序を表示する。積付位置情報表示領域133は、積付方法情報テーブル1160が示す、対応する商品の積付位置の情報を表示する。
図13は、商品ピッキング・格納作業指示出力装置230による出力形態の一例である伝票の一例を示す。伝票2300は、1以上の格納作業指示領域231を含む。格納作業指示領域231それぞれは、例えば、商品搬送指示情報テーブル1110が示す商品ID、ピッキング棚ID及び格納棚IDと、ピッキング順序情報表示領域232と、格納順序情報表示領域233と、積付位置情報表示領域234と、を含む。
ピッキング順序情報表示領域232は、ピッキング・格納順序情報テーブル1150が示す、対応する商品のピッキング順序を表示する。格納順序情報表示領域233は、ピッキング・格納順序情報テーブル1150が示す、対応する商品の格納順序を表示する。積付位置情報表示領域234は、積付方法情報テーブル1160が示す、対応する商品の積付位置の情報を表示する。
なお、図12の積付位置情報表示領域133及び図13の積付位置情報表示領域234は、台車上のXY座標平面における商品の積付位置を示す鳥瞰図を表示しているが、他の情報(例えば積付位置の座標等)を用いて特定された積付位置を表示してもよい。
また、伝票2300が、ピッキング順序情報表示領域232又は格納順序情報表示領域233を含まなくてもよい。このとき、商品ピッキング・格納作業指示出力装置230が格納作業指示領域231をピッキング順序又は格納順序に従って出力することにより、ピッキング順序又は格納順序を特定する伝票2300を出力することができる。
例えば、ピッキング作業者は、ピックアップ作業時に当該伝票を携行することにより、端末等を参照することなく、ピックアップ順序及び格納位置を容易に確認することができる。また、例えば、ピッキング作業者が商品をピックアップした際に、当該商品に対応する格納作業指示領域231を当該商品に貼付することにより、格納作業者は、端末等を参照することなく、各商品の格納棚を容易に確認することができる。
以上、本実施形態の商品ピッキング・格納作業指示装置210は、上述の処理により、抜取り、積替え及び移動による作業工数を含む総作業工数の少ないピッキング・格納指示を生成することができる。特に、第1閾値及び第2閾値がともに0である場合については、商品ピッキング・格納作業指示装置210は、抜取り及び積替えを必要としない、総作業工数の少ないピッキング・格納指示を生成することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。

Claims (12)

  1. プロセッサと、記憶装置と、を含み、
    前記記憶装置は、
    搬送対象商品と、前記搬送対象商品の搬送元商品棚と、前記搬送対象商品の搬送先商品棚と、を特定する搬送指示情報と、
    前記搬送対象商品のサイズを特定する商品情報と、
    前記搬送元商品棚からピックアップされた前記搬送対象商品を前記搬送先商品棚へ搬送する台車のサイズを特定する台車情報と、
    ピッキング開始地点と前記搬送元商品棚との距離、ピッキング終了地点と前記搬送元商品棚との距離、格納開始地点と前記搬送先商品棚との距離、格納終了地点と前記搬送先商品棚との距離、前記搬送元商品棚それぞれの間の距離、及び前記搬送先商品棚それぞれの距離を特定する棚間距離情報と、を保持し、
    前記プロセッサは、
    前記商品情報と前記台車情報とを利用して、前記搬送対象商品を前記台車に積み付ける位置を示す積付案を生成し、
    前記積付案において鉛直下方向に第1閾値以下の他の未ピックアップの搬送対象商品が存在する未ピックアップの搬送対象商品を、前記搬送元商品棚から順次ピックアップする、ピッキング順序案を生成し、
    前記積付案において鉛直上方向に第2閾値以下の他の未格納の搬送対象商品が存在する未格納の搬送対象商品を、前記搬送先商品棚に順次格納する、格納順序案を生成し、
    前記積付案と、前記ピッキング順序案と、前記格納順序案と、を含むピッキング・格納作業指示候補を複数生成し、
    前記ピッキング・格納作業指示候補について、前記ピッキング順序案と、前記格納順序案と、前記棚間距離情報と、を利用して、前記台車の総移動距離を算出し、
    前記総移動距離を利用して、前記ピッキング・格納作業指示候補から表示させるピッキング・格納作業指示を選択する、商品ピッキング・格納作業指示装置。
  2. 請求項1に記載の商品ピッキング・格納作業指示装置であって、
    前記第1閾値及び前記第2閾値は0である、商品ピッキング・格納作業指示装置。
  3. 請求項1に記載の商品ピッキング・格納作業指示装置であって、
    前記プロセッサは、前記総移動距離が最小の前記ピッキング・格納作業指示候補を、表示させるピッキング・格納作業指示として選択する、商品ピッキング・格納作業指示装置。
  4. 請求項1に記載の商品ピッキング・格納作業指示装置であって、
    前記商品情報は、前記搬送対象商品の重量と、前記搬送対象商品の上に積載可能な制限重量と、をさらに特定し、
    前記プロセッサは、前記搬送対象商品の上に積載される他の搬送対象商品の重量が制限重量以下である積付案を生成する、商品ピッキング・格納作業指示装置。
  5. 請求項1に記載の商品ピッキング・格納作業指示装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記ピッキング・格納作業指示候補について、
    当該ピッキング・格納作業指示に含まれる積付案通りに積み付けられた搬送対象商品を、当該ピッキング・格納作業指示に含まれる格納順序案に従って前記搬送先商品棚に順次格納する作業、において発生する、鉛直上方向に他の搬送対象商品が存在する前記台車上の搬送対象商品を抜き取る作業、の回数を利用して、第1作業工数を算出し、
    当該ピッキング・格納作業指示に含まれるピッキング順序案に従って積み付けられた搬送対象商品の前記台車上の位置と、前記積付案が示す前記搬送対象商品の台車上の位置と、の比較結果を利用して、第2作業工数を算出し、
    前記総移動距離を利用して、第3作業工数を算出し、
    前記第1作業工数と前記第2作業工数と前記第3作業工数とを利用して、前記ピッキング・格納作業指示候補から表示させるピッキング・格納作業指示を選択する、商品ピッキング・格納作業指示装置。
  6. 請求項1に記載の商品ピッキング・格納作業指示装置であって、
    出力装置に接続され、
    前記プロセッサは、前記出力装置を介して、前記搬送対象商品それぞれに対応する伝票を出力し、
    前記伝票それぞれは、対応する搬送対象商品、前記搬送指示情報が示す当該搬送対象商品の搬送元商品棚、前記搬送指示情報が示す当該搬送対象商品の搬送先商品棚、前記ピッキング・格納作業指示が示す当該搬送対象商品のピッキング順序、前記ピッキング・格納作業指示が示す当該搬送対象商品の格納順序、及び前記ピッキング・格納作業指示が示す当該搬送対象商品の前記台車上の積付位置を表示する、商品ピッキング・格納作業指示装置。
  7. 商品ピッキング・格納作業指示装置がピッキング・格納作業指示を生成する方法であって、
    前記商品ピッキング・格納作業指示装置は、
    搬送対象商品と、前記搬送対象商品の搬送元商品棚と、前記搬送対象商品の搬送先商品棚と、を特定する搬送指示情報と、
    前記搬送対象商品のサイズを特定する商品情報と、
    前記搬送元商品棚からピックアップされた前記搬送対象商品を前記搬送先商品棚へ搬送する台車のサイズを特定する台車情報と、
    ピッキング開始地点と前記搬送元商品棚との距離、ピッキング終了地点と前記搬送元商品棚との距離、格納開始地点と前記搬送先商品棚との距離、格納終了地点と前記搬送先商品棚との距離、前記搬送元商品棚それぞれの間の距離、及び前記搬送先商品棚それぞれの距離を特定する棚間距離情報と、を保持し、
    前記方法は、
    前記商品ピッキング・格納作業指示装置が、
    前記商品情報と前記台車情報とを利用して、前記搬送対象商品を前記台車に積み付ける位置を示す積付案を生成し、
    前記積付案において鉛直下方向に第1閾値以下の他の未ピックアップの搬送対象商品が存在する未ピックアップの搬送対象商品を、前記搬送元商品棚から順次ピックアップする、ピッキング順序案を生成し、
    前記積付案において鉛直上方向に第2閾値以下の他の未格納の搬送対象商品が存在する未格納の搬送対象商品を、前記搬送先商品棚に順次格納する、格納順序案を生成し、
    前記積付案と、前記ピッキング順序案と、前記格納順序案と、を含むピッキング・格納作業指示候補を複数生成し、
    前記ピッキング・格納作業指示候補について、前記ピッキング順序案と、前記格納順序案と、前記棚間距離情報と、を利用して、前記台車の総移動距離を算出し、
    前記総移動距離を利用して、前記ピッキング・格納作業指示候補から表示させるピッキング・格納作業指示を選択する、方法。
  8. 請求項7に記載の方法であって、
    前記第1閾値及び前記第2閾値は0である、方法。
  9. 請求項7に記載の方法であって、
    前記商品ピッキング・格納作業指示装置が、前記総移動距離が最小の前記ピッキング・格納作業指示候補を、表示させるピッキング・格納作業指示として選択する、方法。
  10. 請求項7に記載の方法であって、
    前記商品情報は、前記搬送対象商品の重量と、前記搬送対象商品の上に積載可能な制限重量と、をさらに特定し、
    前記方法は、前記商品ピッキング・格納作業指示装置が、前記搬送対象商品の上に積載される他の搬送対象商品の重量が制限重量以下である積付案を生成する、方法。
  11. 請求項7に記載の方法であって、
    前記商品ピッキング・格納作業指示装置が、
    前記ピッキング・格納作業指示候補について、
    当該ピッキング・格納作業指示に含まれる積付案通りに積み付けられた搬送対象商品を、当該ピッキング・格納作業指示に含まれる格納順序案に従って前記搬送先商品棚に順次格納する作業、において発生する、鉛直上方向に他の搬送対象商品が存在する前記台車上の搬送対象商品を抜き取る作業、の回数を利用して、第1作業工数を算出し、
    当該ピッキング・格納作業指示に含まれるピッキング順序案に従って積み付けられた搬送対象商品の前記台車上の位置と、前記積付案が示す前記搬送対象商品の台車上の位置と、の比較結果を利用して、第2作業工数を算出し、
    前記総移動距離を利用して、第3作業工数を算出し、
    前記第1作業工数と前記第2作業工数と前記第3作業工数とを利用して、前記ピッキング・格納作業指示候補から表示させるピッキング・格納作業指示を選択する、方法。
  12. 請求項7に記載の方法であって、
    前記商品ピッキング・格納作業指示装置は、出力装置に接続され、
    前記方法は、前記商品ピッキング・格納作業指示装置が、前記出力装置を介して、前記搬送対象商品それぞれに対応する伝票を出力し、
    前記伝票それぞれは、対応する搬送対象商品、前記搬送指示情報が示す当該搬送対象商品の搬送元商品棚、前記搬送指示情報が示す当該搬送対象商品の搬送先商品棚、前記ピッキング・格納作業指示が示す当該搬送対象商品のピッキング順序、前記ピッキング・格納作業指示が示す当該搬送対象商品の格納順序、及び前記ピッキング・格納作業指示が示す当該搬送対象商品の前記台車上の積付位置を表示する、方法。
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