JP6418551B2 - 倉庫作業支援装置及び倉庫作業支援プログラム - Google Patents

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本発明は、倉庫内に保管された商品のピッキング作業を支援する倉庫作業支援装置等に関するものである。
インターネット通販のように、出荷量が少量かつ多品種の商品を取り扱う倉庫では、商品のピッキング作業について自動化が困難であり、作業員が必要になる。効率的なピッキング作業を行うためには、倉庫内のレイアウトや商品の保管場所を熟知する必要がある。また、季節商品等のように、商品の入れ替えが発生した場合、新しく保管された商品の保管場所を覚えるまでに時間を要し、作業効率が低下することが想定される。このようなピッキング作業を支援するために、従来から、情報技術を用いた手法が提案されている。
例えば、特許文献1では、予め決められたピッキング方法を用いて、遺伝的焼きなまし法により、作業者の作業時間と総稼働時間がいずれも最小となるように物品の棚替えを行うことが開示されている。
また、特許文献2では、出庫要求ファイルに基づいてピッキング棚(ピッキングの対象となる棚)を決定し、ピッキング棚から商品をピッキングする順序について全ての組み合わせを算出し、全ての組み合わせについて、搬送機器の積載可能体積(又は重量)を考慮して巡回回数及びピッキング回数を計算し、巡回回数及びピッキング回数が最少のピッキング順序を選択することが開示されている。
特開平8−133427号公報 特開2000−118640号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、物品の保管場所の最適化のみを行っており、巡回経路の最適化を行っていないので、ピッキング作業の最適化としては不十分である。
特許文献2に記載の技術は、巡回経路の最適化を行っているものの、取り得る全てのピッキング順序について計算を行うので、計算時間を要する。取り得るピッキング順序の数は、商品の種類の数や倉庫のレイアウトの複雑さに依存するため、多品種の商品を取り扱う倉庫や複雑なレイアウトの倉庫に対しては、実用的な時間内に計算することができない。
また、特許文献2に記載の技術は、搬送機器の移動距離を全く考慮していないので、効率的ではない巡回経路を選択してしまう場合がある。すなわち、搬送機器の積載体積(重量)が一杯になると、出入口まで一旦戻らなければならないが、例えば、出入口から遠い場所で一杯になった場合、搬送機器の移動距離が長くなってしまい、作業効率が向上するとは言えない。尚、倉庫内にコンベアを配置し、商品をコンベアで搬送する方法も考えられるが、コストが高くなるとともに、倉庫内のレイアウト変更が困難となり柔軟性に欠ける。本発明は、コンベアによる搬送方法の代替技術であり、低コストかつ倉庫レイアウトの柔軟性を維持することが可能な技術である。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすることは、作業効率が向上する巡回経路を実用的な時間内に計算することが可能な倉庫作業支援装置等を提供することである。
前述した目的を達成するための第1の発明は、倉庫内に保管された商品のピッキング作業を支援する倉庫作業支援装置であって、商品の種類及び出庫数を含む出庫伝票データを入力する入力手段と、前記出庫伝票データの全商品のピッキング作業を完了するまでの総移動距離を適応度とし、現在カートに積載されている商品の体積又は重量の合計を示す現在総積載量が所定のカート最大積載量を超過する前に商品の荷下ろしを行う荷下ろし点に戻る経路を選択することを制約条件として、遺伝的アルゴリズムによって所定の世代数で最適巡回経路を算出する算出手段と、前記最適巡回経路を含む作業指示伝票データを出力する出力手段と、を備え、前記算出手段は、商品を保管する棚の設置位置を含む倉庫レイアウトデータに基づいて、設置位置が隣接する前記棚の集合を1つの区画として集約し、前記区画内の巡回経路を固定し、前記遺伝的アルゴリズムによる処理を実行することを特徴とする倉庫作業支援装置である。第1の発明によって、作業効率が向上する巡回経路を実用的な時間内に計算することが可能となる。また、遺伝的アルゴリズムによる処理時間を短縮することができる。
第1の発明における前記算出手段は、前記遺伝的アルゴリズムによる各世代の処理ごとに、前記制約条件を満たすか否かを判断し、前記制約条件を満たさない場合には、前記荷下ろし点を全体の巡回経路に挿入することが望ましい。これによって、作業者が実際のピッキング作業で使用可能な最適巡回経路を算出することができる。
第1の発明は、品の着目要素の構成比を上位から順に足した数値である累積構成比を算出し、前記着目要素の構成比と前記累積構成比を同一グラフに示すパレート図を作成し、商品の重要度別にグループ分けを行うことを支援するグループ分け支援手段と、商品のグループ分けの結果に基づいて、商品を保管する棚を割り当てる商品保管棚割当手段と、を更に備えることが望ましい。これによって、更に作業効率が向上する巡回経路を計算することが可能となる。
第2の発明は、コンピュータを、倉庫内に保管された商品のピッキング作業を支援する倉庫作業支援装置として機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、商品の種類及び出庫数を含む出庫伝票データを入力する入力手段と、前記出庫伝票データの全商品のピッキング作業を完了するまでの総移動距離を評価値とし、現在カートに積載されている商品の体積又は重量の合計を示す現在総積載量が所定のカート最大積載量を超過する前に商品の荷下ろしを行う荷下ろし点に戻る経路を選択することを制約条件として、遺伝的アルゴリズムによって所定の世代数で最適巡回経路を算出する算出手段と、前記最適巡回経路を含む作業指示伝票データを出力する出力手段と、を備え、前記算出手段は、商品を保管する棚の設置位置を含む倉庫レイアウトデータに基づいて、設置位置が隣接する前記棚の集合を1つの区画として集約し、前記区画内の巡回経路を固定し、前記遺伝的アルゴリズムによる処理を実行する倉庫作業支援装置として機能させるためのプログラムである。第2の発明によって、作業効率が向上する巡回経路を実用的な時間内に計算することが可能となる。また、遺伝的アルゴリズムによる処理時間を短縮することができる。
本発明により、作業効率が向上する巡回経路を実用的な時間内に計算することが可能な倉庫作業支援装置等を提供することができる。
倉庫作業支援装置1のハードウエア構成図 倉庫レイアウトの一例を示す図 巡回経路導出処理の流れを示すフローチャート ノード削減処理を説明する図 経路探索処理の流れを示すフローチャート 荷下ろし点挿入処理の流れを示すフローチャート 荷下ろし点挿入処理を説明する図 商品配置決定処理の流れを示すフローチャート 商品保管棚割当結果の一例を示す図 比較例の歩行導線を示す図 第1実施例の歩行導線を示す図 第2実施例のパレート図 第2実施例の歩行導線を示す図
以下図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。本発明の実施形態における倉庫作業支援システムは、例えば、各倉庫2に設置されるクライアント端末と、データを管理するサーバとが、インターネットを介して接続される。後述する各種処理は、サーバが実行しても良いし、クライアント端末が実行しても良い。例えば、サーバが各種計算処理を行い、クライアント端末が各種出力処理を実行しても良い。また、クライアント端末が、サーバから各種計算処理のためのプログラムをダウンロードし、クライアント端末が各種計算処理及び各種出力処理を実行しても良い。以下では、説明を分かり易くするために、サーバとクライアント端末を区別せず、倉庫作業支援装置1が全ての処理を実行するものとして説明する。
図1は、倉庫作業支援装置1のハードウエア構成図である。倉庫作業支援装置1を実現するコンピュータは、制御部11、記憶部12、メディア入出力部13、通信制御部14、入力部15、表示部16、周辺機器I/F部17等が、バス18を介して接続される。
制御部11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。CPUは、記憶部12、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス18を介して接続された各装置を駆動制御し、倉庫作業支援装置1が行う後述する処理を実現する。ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。RAMは、揮発性メモリであり、記憶部12、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部11が各種処理を行うために使用するワークエリアを備える。
記憶部12は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ(Flash Memory)であり、制御部11が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(Operating System)等が格納される。プログラムに関しては、OSに相当する制御プログラムや、後述する処理をコンピュータに実行させるためのアプリケーションプログラムが格納されている。これらの各プログラムコードは、制御部11により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
メディア入出力部13は、データの入出力を行い、例えば、CDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、各種メモリカードのスロット等のメディア入出力装置を有する。通信制御部14は、通信制御装置、通信ポート等を有し、コンピュータとネットワーク間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワークを介して、他のコンピュータ間との通信制御を行う。ネットワークは、有線、無線を問わない。
入力部15は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。入力部15を介して、コンピュータに対して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。表示部16は、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。尚、入力部15及び表示部16は、タッチパネルディスプレイのように、一体となっていても良い。
周辺機器I/F(Interface)部17は、コンピュータに周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部17を介してコンピュータは周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器I/F部17は、USBやIEEE1394やRS−232C等で構成されており、通常複数の周辺機器I/Fを有する。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。バス18は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
ここで、図2を参照しながら、本実施の形態における倉庫レイアウト及び商品3に関する前提条件を説明する。図2は、倉庫レイアウトの一例を示す図である。
図2に示すように、倉庫2には、商品3を保管する棚21が複数設置されており、出入口22が1つ存在する。作業者は、倉庫2の出入口22から入り、出庫伝票に記載の全ての商品3をカート4に積載するピッキング作業を行い、倉庫2の出入口22に戻る。倉庫2は、中央部に出入口22へ通じる1本の主要通路23があり、更に、主要通路23へ通じる複数の列間通路24がある。
図2に示す例では、図面の左右方向に伸びる列ごとに、主要通路23を介して9架ずつ、合計18架の棚21が設置されている。列数は28列である。従って、総棚数は、18×28=504架である。
互いに向かい合う2つの列の間に、主要通路23から分岐した2つの列間通路24がある。1つの列間通路24に対して、両側にそれぞれ9架ずつ棚21が設置される。作業者は、列間通路24から棚21に保管されている商品3をピッキングする。各商品3をピッキング可能な列間通路24は、棚21ごとに1つだけである。
カート4に積載する商品3の体積又は重量(以下、「商品積載量」と表記する。)は、全ての商品3で同一とする。また、カート4に積載可能な最大体積又は最大重量(以下、「カート最大積載量」と表記する。)は予め定められているものとする。そうすると、カート4に積載可能な商品3の数(以下、「最大積載商品数」と表記する。)は、最大積載商品数=カート最大積載量/商品積載量となる。
まず、図3〜図7を参照しながら、巡回経路導出処理について説明する。
図3は、巡回経路導出処理の流れを示すフローチャートである。巡回経路導出処理では、倉庫作業支援装置1は、遺伝的アルゴリズムによって所定の世代数で最適巡回経路を算出する。適応度は、後述する出庫伝票データの全商品のピッキング作業を完了するまでの総移動距離とする。本発明の実施の形態では、総移動距離は、倉庫2の入口(出入口22)から入り、出庫伝票の全ての商品3をピッキングし、倉庫2の出口(出入口22)に戻るまでの距離である。また、制約条件は、現在カート4に積載されている商品3の体積又は重量の合計を示す現在総積載量が所定のカート最大積載量を超過する前に商品3の荷下ろしを行う荷下ろし点(倉庫2の出入口22)に戻る経路を選択することとする。本実施の形態のように、全ての商品3で商品積載量が同一と仮定すれば、制約条件は、現在カート4に積載されている商品3の積載数が最大積載商品数を超過する前に荷下ろし点に戻る経路を選択することと言い換えることもできる。
図3に示すように、倉庫作業支援装置1の制御部11は、出庫伝票を読み込み、出庫伝票データとして入力する(ステップS1)。出庫伝票データは、少なくとも、商品3の種類及び出庫数を含むデータである。商品3の種類を示すデータは、例えば、商品3を一意に識別する商品コードでも良いし、商品名でも良い。読み込み対象とする出庫伝票は、1枚でも良いし、複数枚でも良い。また、読み込み対象とする出庫伝票は、注文者が同一でも良いし、異なっていても良い。注文者が異なる場合、作業者は、ピッキング作業中又はピッキング終了後、それぞれの注文者ごとに商品3の振り分け作業を行えば良い。
次に、制御部11は、出庫伝票が複数枚存在するか否か確認する(ステップS2)。複数枚存在する場合(ステップS2のYes)、制御部11は、重複する商品3を検索し、データの取り纏めを行う(ステップS3)。すなわち、制御部11は、複数枚の出庫伝票に同一の種類の商品3が存在するか否かを検索し、存在する場合には、出庫数を合算し、単一のデータとして取り扱う。複数枚存在しない場合(ステップS2のNo)、制御部11は、ステップS4に進む。
次に、制御部11は、読み込み対象とする出庫伝票に含まれる商品3の種類数をRAM又は記憶部12に記憶する(ステップS4)。商品3の種類数は、巡回対象となる棚21の数と同一である。
次に、制御部11は、遺伝的アルゴリズムを実行するための初期母集団を作成する(ステップS5)。制御部11は、ランダムに初期母集団を作成する。各標本は、倉庫2の入口(出入口22)から入り、出庫伝票の全ての商品3をカート4に積載し、倉庫2の出口(出入口22)に戻るまでの巡回経路を示す。
次に、制御部11は、ノード削減処理を実行する(ステップS6)。
図4は、ノード削減処理を説明する図である。図4(a)〜図4(c)において、棚21内に示されている数字(「1」〜「9」、「19」〜「27」、「37」〜「45」)は、棚21を一意に識別する棚番号である。記憶部12には、予め、商品3を保管する棚21の設置位置を含む倉庫レイアウトデータが記憶されている。図4(a)に示すように、倉庫レイアウトデータは、出入口22の位置や、主要通路23及び列間通路24の単位区間ごとの位置を示す座標5を含む。出入口22の位置を示す座標5は1個である。主要通路23の単位区間ごとの位置を示す座標5は、分岐する列間通路24ごとに2個である。列間通路24の単位区間ごとの位置を示す座標5は、各列に設置される棚21と同じ数であって、図4(a)に示す例では18個である。
各座標5は、遺伝的アルゴリズムにおける探索対象となる「ノード」と1対1に対応する。そして、巡回経路は、座標5の順序付リストデータとして表現される。一般に、ノード数が増えれば、遺伝的アルゴリズムの処理時間も増大するため、本実施の形態ではノード削減処理を実行する。具体的には、図4(a)に示すように、制御部11は、設置位置が隣接する棚21同士の集合を1つの区画6として集約する。設置位置が隣接する棚21同士とは、物理的に接している棚21同士に限るものではなく、各棚21に対応付けられる座標5が隣接している棚21同士を意味する。
後述するステップS7の経路探索処理では、制御部11は、区画6内のノードは1つのノードに集約されているものとし、区画6内の巡回経路を固定し、遺伝的アルゴリズムによる処理を実行する。図4(b)、図4(c)に示す例では、制御部11は、反時計回りとなる第1の区画内巡回経路71と、時計回りとなる第2の区画内巡回経路72の2通りに固定する。そして、制御部11は、同一の区画6内に含まれる商品3は1度に纏めてピッキングするものとして、ステップS7の経路探索処理を実行する。これによって、経路探索処理の処理時間を大幅に削減することができる。
図3の説明に戻る。次に、制御部11は、遺伝的アルゴリズムによる経路探索処理を実行する(ステップS7)。
図5は、経路探索処理の流れを示すフローチャートである。図5に示すように、倉庫作業支援装置1の制御部11は、所定の試行回数(=所定の世代数)だけ、処理を繰り返したか否か確認する(ステップS11)。所定の試行回数だけ処理を繰り返していない場合(ステップS11のNo)、制御部11はステップS12に進む。所定の試行回数だけ処理を繰り返した場合(ステップS11のYes)、制御部11は処理を終了する。
次に、制御部11は、集団Aを用いた適応度評価(順位付け)を行う(ステップS12)。集団Aは、初回の処理では初期母集団であり、2回目以降の処理では前回の処理結果である。適応度は、ピッキング作業における作業者の総移動距離である。制御部11は、適応度が高い順、すなわち総移動距離が短い順に、各巡回経路の順位付けを行い、順位を反映した集団Bを生成する。順位を反映した集団Bは、例えば、集団Aを順位の昇順または降順に並べ替えたものである。
次に、制御部11は、順位を反映した集団Bを用いて、交叉や突然変異処理を実行する(ステップS13)。交叉や突然変異処理の対象となるノードは、区画6ごとに集約されたノードである。交叉や突然変異処理の具体的な内容については、特に限定されるものではなく、適宜選択することが可能である。
次に、制御部11は、区画6の中身を含めた巡回経路を算出する(ステップS14)。すなわち、制御部11は、各区画6内の巡回経路について、ノード削減処理を実行する前のノード(=棚21ごとに対応付けられているノード)単位で詳細な巡回経路を算出する。尚、区画6内の巡回順を反時計回りとするか、又は時計回りとするかについては、ステップS13において決定されている。
次に、制御部11は、荷下ろし点挿入処理を実行し(ステップS15)、ステップS11から繰り返す。
図6は、荷下ろし点挿入処理の流れを示すフローチャートである。カート4への積載量が、一度に運搬可能な最大積載量を超えた場合、出口(出入口22)において商品3の荷下ろし作業が必要となる。そこで、倉庫作業支援装置1の制御部11は、遺伝的アルゴリズムによる各試行(=各世代)の処理ごとに、制約条件を満たすか否かを判断し、制約条件を満たさない場合には、カート4から商品3の荷下ろしを行う荷下ろし点を全体の巡回経路に挿入する。
図6に示す変数の定義は、下記の通りである。
m:巡回対象となる棚21の数(=ステップS4で記憶される商品の種類数)
k:現在処理対象の棚21の順番(kは自然数であり、k≦mとし、初期状態はk=1とする。)
:k番目の棚21でカート4に積載する商品3の個数
Y:カート4の最大積載商品数
lk:現在のカート4の積載量を示すカウンタ
N:荷下ろし点の個数(初期状態はN=0とする。)
図6に示すように、倉庫作業支援装置1の制御部11は、k≦mを満たすか否か確認する(ステップS21)。肯定の場合(ステップS21のYes)、制御部11は、ステップS22に進む。否定の場合(ステップS21のNo)、制御部11は、処理を終了する。
ステップS22では、制御部11は、Clk+Xの値をClkに代入する。次に、制御部11は、Clk≧Yを満たすか否か確認する(ステップS23)。肯定の場合(ステップS23のYes)、制御部11は、ステップS24に進む。否定の場合(ステップS23のNo)、制御部11は、ステップS27に進む。
ステップS24では、制御部11は、Clk−Yの値をClkに代入する。次に、制御部11は、全体の巡回経路に荷下ろし点を挿入し、N+1の値をNに代入する(ステップS25)。次に、制御部11は、Clk>Yを満たすか否か確認する(ステップS26)。肯定の場合(ステップS26のYes)、制御部11は、ステップS24に進む。否定の場合(ステップS26のNo)、制御部11は、ステップS27に進む。
ステップS27では、制御部11は、k+1の値をkに代入し、ステップS24から繰り返す。
図7は、荷下ろし点挿入処理を説明する図である。図7に示す例では、図7(a)に示すように、棚番号が「1」、「2」、「3」の棚21に設置されている商品3を、それぞれ1500個、1600個、1500個ずつ、この順番でピッキングするものとし、カート4の最大積載商品数は1536個とする。
図7(b)に示すように、制御部11は、棚番号が「1」、「2」の棚21に設置されている商品3を、それぞれ1500個、36個ずつカート4に積載した時点で、1つ目の荷下ろし点を挿入する。次に、図7(c)に示すように、制御部11は、棚番号が「2」の棚21に設置されている商品3を1536個カート4に積載した時点で、2つ目の荷下ろし点を挿入する。そして、制御部11は、棚番号が「2」、「3」の棚21に設置されている商品3を、それぞれ28個、1500個ずつカート4に積載できると判断し、荷下ろし点挿入処理を終了する。
尚、制御部11は、カート4から商品3の荷下ろしを行う荷下ろし点として、出口(出入口22)のノードを設定する。また、荷下ろし点挿入処理の制約条件をまとめると、以下の通りである。
・荷下ろし点を巡回経路の始点及び終点としない。
・カート4の最大積載商品数を超過する巡回経路を選択しない。
・荷下ろし点同士が隣り合わない。
図3の説明に戻る。次に、制御部11は、探索結果を表示部16に表示し、作業指示伝票データを周辺機器I/F部17を介してプリンタ等に出力する(ステップS8)。作業指示伝票データには、作業者ごとの最適巡回経路が記載されている。作業者は、作業指示伝票データに従って倉庫2内を巡回し、商品3のピッキング作業を行う。
次に、制御部11は、総作業時間を算出する(ステップS9)。例えば、記憶部12には、予め実施される実験に基づく作業者の推定歩行速度、商品3ごとのピッキング作業における推定停留作業時間等を記憶しておく。そして、制御部11は、推定歩行速度及び推定停留作業時間等と、最適巡回経路の歩行距離に基づいて、総作業時間を算出する。
以上説明した巡回経路導出処理によれば、作業効率が向上する巡回経路を実用的な時間内に計算することが可能となる。
尚、前述の説明では、全ての商品3で商品積載量が同一と仮定したが、この仮定は必須条件ではない。商品3ごとに商品積載量が異なる場合、予め商品3ごとの商品積載量を記憶部12に記憶しておくか、又は商品3ごとの商品積載量を出庫伝票データに含めるようにし、倉庫作業支援装置1が、制約条件を満たすか否かの判断において、現在カート4に積載されている商品3の商品積載量の合計を算出することによって、同様の処理を実行することができる。
また、前述の説明では、入口と出口の位置を出入口22として共通としたが、入口と出口が別々の位置に設置されていても良い。また、前述の説明では、カート4から商品3の荷下ろしを行う荷下ろし点を出口としたが、出口と別の位置に設置されていても良い。
更に、倉庫2のレイアウトとして、1本の主要通路23と、主要通路23へ通じる複数の列間通路24が存在するものとしたが、これに限定されるものではない。例えば、主要通路23が複数存在しても良いし、列間通路24から更に分岐する通路が存在しても良い。
次に、図8、図9を参照しながら、商品配置決定処理について説明する。
図8は、商品配置決定処理の流れを示すフローチャートである。商品配置決定処理は、グループ分け支援処理及び商品保管棚割当処理を含む。グループ分け支援処理では、倉庫作業支援装置1は、商品3の着目要素の構成比を上位から順に足した数値である累積構成比を算出し、着目要素の構成比と累積構成比を同一グラフに示すパレート図を作成し、商品3の重要度別にグループ分けを行うことを支援する。商品保管棚割当処理では、倉庫作業支援装置1は、商品3のグループ分けの結果に基づいて、倉庫2の出口から近い順に、重要度が高いグループの商品3を保管する棚21を割り当てる。
グループ分け支援処理では、累積構成比に応じて商品3を重要度別にグループ化する分析手法であるABC分析を用いる。具体的には、着目要素の累積構成比に基づいてパレート図を作成し、商品3の売れ行き具合や利益貢献度を把握する手法である。着目要素は、例えば、商品3毎の売上高、出荷数量、出荷頻度、粗利益等である。以下では、着目要素として出荷数量を例にして説明する。
図8に示すように、倉庫作業支援装置1の制御部11は、各商品3の出荷数量構成比を算出する(ステップS31)。制御部11は、出荷数量構成比(%)をC、各商品3の出荷数量をS、全商品3の総出荷数量をSとし、C=S/S×100の式に基づいて、各商品3の出荷数量構成比を算出する。
次に、制御部11は、累積構成比を算出する(ステップS32)。総出荷数量に占める割合の多い商品3を明確にするため、制御部11は、商品3を出荷数量構成比の大きい順に整列した出荷数量構成比順リストを作成する。そして、制御部11は、n番目までの商品3を含む累積構成比をTとし、T=C'+C'+・・・+C'の式に基づいて、累積構成比を算出する。但し、C'、C'、・・・、C'は出荷数量構成比の大きい順に整列した後の出荷数量構成比を示す。
次に、制御部11は、パレート図を作成する(ステップS33)。パレート図は、ステップS31で算出される出荷数量構成比と、ステップS32で算出される累積構成比が同一のグラフ上に示されるものである(図12参照)。
次に、制御部11は、商品3の重要度別のグループ分けを決定する(ステップS34)。制御部11は、予め定められたグループの境界閾値によってグループ分けを決定することができる。例えば、3つのグループに分ける場合、累積構成比70%と累積構成比90%をグループの境界閾値として採用しても良い。尚、境界閾値は適宜選択することができる。また、制御部11は、ユーザによるグループの境界閾値の入力を受け付けたり、最終的なグループ分けの入力を受け付けたりしても良い。
次に、制御部11は、商品3を保管する棚21の割り当てを行う(ステップS35)。棚21の割り当ては、例えば、重要度が高い順に、出入口22から近い場所とする。
図9は、商品保管棚割当結果の一例を示す図である。図9に示す例では、グループ分けの結果、重要度が高い順から、A、B、Cの3つのグループに分けられている。Aグループに属する商品数は10、Bグループに属する商品数は30である。Aグループの商品3を配置する棚21の棚番号は、「1」〜「10」である。Bグループの商品3を配置する棚21の棚番号は「11」〜「40」である。Aグループ及びBグループの商品3を設置する棚21については、出入口22に近い順に棚番号の割り当てを行っている。各棚21と出入口22との近さは、市街地距離で評価する。Cグループの商品3を設置する棚21については、倉庫2の右上端から順に、市街地距離とは無関係に、棚番号の割り当てを行っている。
制御部11は、Aグループに属する商品3について、出荷数量が多い順に、若い棚番号を割り当てる。次に、制御部11は、Bグループに属する商品3について、出荷数量が多い順に、若い棚番号を割り当てる。最後に、制御部11は、Cグループに属する商品3について、棚番号を割り当てる。尚、既に商品3が配置されていて再割当を行う場合であれば、Cグループに属する商品3については、なるべく移動しないように、棚番号を割り当てることが望ましい。
以上説明した商品配置決定処理を巡回経路導出処理の前に実行すれば、更に作業効率が向上する巡回経路を計算することが可能となる。
尚、前述の説明では、Cグループの商品3を設置する棚21については、市街地距離とは無関係に棚番号の割り当てを行うものとしたが、これに限定するものではなく、AグループやBグループと同様に、出入口22に近い順に棚番号の割り当てを行っても良い。その場合、Cグループに属する商品3については、出荷数量が多い順に、若い棚番号を割り当てることが望ましい。
また、前述の説明では、商品3の着目要素を出荷数量としたが、出荷頻度とすることも望ましい。例えば、少数の顧客から多量の注文が来る商品3の場合、総出荷数量は多くなるが、出荷頻度は低い。このような商品3は、どこに配置してもピッキング作業の最適化に影響しない。一方、多数の顧客から少量の注文が来る商品3の場合、総出荷数量は多くないが、出荷頻度は高い。このような商品3の配置場所は、ピッキング作業の最適化に大きく影響する。従って、商品3の着目要素は、出荷数量よりも出荷頻度の方が望ましいことが多い。
以下では、図10〜図13を参照しながら、倉庫作業支援装置1による算出結果を示す実施例について説明する。
本実施例では、倉庫レイアウトは、図2に示す通りとした。すなわち、入口と出口の位置が共通とし、1本の主要通路23と、主要通路23へ通じる複数の列間通路24が存在するものとし、各列に18架の棚21が設置され、列数は28列、総棚数は18×28=504架とした。また、全ての商品3で商品積載量が同一と仮定し、カート4の最大積載商品数は1536個とした。
本実施例は、巡回経路導出処理のみを実行する実施例1と、商品配置決定処理及び巡回経路導出処理の両方を実行する実施例2を含む。また、比較例は、従来の公知文献で推奨されているU字対面歩行による巡回経路とした。図2を参照すると、U字対面歩行は、倉庫2の左上端の列から左下端の列に向かって順に巡回していき、次に、倉庫2の右下端の列から右上端の列に向かって順に巡回していくものである。また、図4を参照すると、区画6内については、第1の区画内巡回経路71又は第2の区画内巡回経路72を選択するというものである。そして、実施例1、実施例2、比較例のいずれにおいても、最大積載商品数が超える前に荷下ろし作業を行う巡回経路とした。
本実施例の使用データは、過去の実績データ630件分とした。遺伝的アルゴリズムのパラメータは、個体数が500、世代数が1000、突然変異率が3.75%とした。本実施例のシミュレーション回数は、各データで10回ずつとし、最も良好な結果を出力した。
図10は、比較例の歩行導線を示す図である。図11は、第1実施例の歩行導線を示す図である。いずれも、荷下ろし点の数は3、巡回回数は4である。各巡回の歩行導線が重畳表示されているため、図面からは判別しにくいが、比較例よりも第1実施例の方が、出入口22から遠くの位置まで巡回する回数が少ないという結果になった。
図12は、第2実施例のパレート図である。図12に示すように、出荷数量の累積構成比が70%までの商品3をAグループとし、出荷数量の累積構成比が70%〜90%までの商品3をBグループとし、出荷数量の累積構成比が90%を超える商品3をCグループとした。その結果、Aグループは17品、Bグループは38品、Cグループは447品となった。
図13は、第2実施例の歩行導線を示す図である。図13から容易に分かるように、第2実施例では、出入口22から最も遠い列の棚21には巡回していない。これは、商品配置決定処理によって、重要度が低い商品3を出入口22から最も遠い列の棚21に割り当てたためである。
第1実施例と比較例の総移動距離を比較すると、比較例よりも第1実施例の方が、平均で7.8%短縮される結果となった。また、第2実施例と比較例の総移動距離を比較すると、比較例よりも第2実施例の方が、平均で46.7%短縮される結果となった。すなわち、本発明の倉庫作業支援装置1は、作業効率が向上する巡回経路を算出することができた。
また、第1実施例及び第2実施例における巡回経路導出処理の計算時間は、全て5分以下であった。これは、実際の作業現場において、出庫伝票を受領してから作業者がピッキング作業を開始するまでの間に巡回経路導出処理を実行可能な時間と言える。
一般に、遺伝的アルゴリズムは、世代数が多ければ、精度が向上するものの、計算時間が長くなる。前述の通り、世代数を1000とした本実施例では、十分な精度が得られた。従って、本発明の倉庫作業支援装置1は、作業効率が向上する巡回経路を実用的な時間内に計算することができたと言える。
本発明の倉庫作業支援装置1は、搬送機器による機械的なピッキング作業と、作業者による人的なピッキング作業の両方に適用することができる。特に、作業者による人的なピッキング作業に適用することで、ピッキング作業に係る人的コストを抑制することができる。
また、本発明の倉庫作業支援装置1は、商品数や倉庫レイアウトに限定されることなく適用することができる。特に、多品種の商品3を取り扱う倉庫2や複雑なレイアウトの倉庫2に適用することによって、従来技術と比較してより顕著な効果を得ることができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る倉庫作業支援装置等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1.........倉庫作業支援装置
2.........倉庫
3.........商品
4.........カート
5.........座標
6.........区画
21.........棚
22.........出入口
23.........主要通路
24.........列間通路
71.........第1の区画内巡回経路
72.........第2の区画内巡回経路

Claims (4)

  1. 倉庫内に保管された商品のピッキング作業を支援する倉庫作業支援装置であって、
    商品の種類及び出庫数を含む出庫伝票データを入力する入力手段と、
    前記出庫伝票データの全商品のピッキング作業を完了するまでの総移動距離を適応度とし、現在カートに積載されている商品の体積又は重量の合計を示す現在総積載量が所定のカート最大積載量を超過する前に商品の荷下ろしを行う荷下ろし点に戻る経路を選択することを制約条件として、遺伝的アルゴリズムによって所定の世代数で最適巡回経路を算出する算出手段と、
    前記最適巡回経路を含む作業指示伝票データを出力する出力手段と、
    を備え
    前記算出手段は、商品を保管する棚の設置位置を含む倉庫レイアウトデータに基づいて、設置位置が隣接する前記棚の集合を1つの区画として集約し、前記区画内の巡回経路を固定し、前記遺伝的アルゴリズムによる処理を実行することを特徴とする倉庫作業支援装置。
  2. 前記算出手段は、前記遺伝的アルゴリズムによる各世代の処理ごとに、前記制約条件を満たすか否かを判断し、前記制約条件を満たさない場合には、前記荷下ろし点を全体の巡回経路に挿入することを特徴とする請求項1に記載の倉庫作業支援装置。
  3. 商品の着目要素の構成比を上位から順に足した数値である累積構成比を算出し、前記着目要素の構成比と前記累積構成比を同一グラフに示すパレート図を作成し、商品の重要度別にグループ分けを行うことを支援するグループ分け支援手段と、
    商品のグループ分けの結果に基づいて、商品を保管する棚を割り当てる商品保管棚割当手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の倉庫作業支援装置。
  4. コンピュータを、倉庫内に保管された商品のピッキング作業を支援する倉庫作業支援装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    商品の種類及び出庫数を含む出庫伝票データを入力する入力手段と、
    前記出庫伝票データの全商品のピッキング作業を完了するまでの総移動距離を評価値とし、現在カートに積載されている商品の体積又は重量の合計を示す現在総積載量が所定のカート最大積載量を超過する前に商品の荷下ろしを行う荷下ろし点に戻る経路を選択することを制約条件として、遺伝的アルゴリズムによって所定の世代数で最適巡回経路を算出する算出手段と、
    前記最適巡回経路を含む作業指示伝票データを出力する出力手段と、
    を備え
    前記算出手段は、商品を保管する棚の設置位置を含む倉庫レイアウトデータに基づいて、設置位置が隣接する前記棚の集合を1つの区画として集約し、前記区画内の巡回経路を固定し、前記遺伝的アルゴリズムによる処理を実行する倉庫作業支援装置として機能させるためのプログラム。
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