JP6215632B2 - 置物 - Google Patents

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Description

本願発明は、専用の照明部材などの特別な光源を用いずに、透明体に設けられた透明部分、または透明部分と半透明部分の視覚的違いを組み合わせてなる置物に係る。
特許文献1「照明板」には、「平面に彫刻された透明な板1と、その側面より光を入れる光源2とで構成される。また、平面に穴3をあけ、そこへ発光ダイオードを埋めこんだ透明な板1の照明板と、この2種を組み合せた照明板。」「透明板(1)の上に図3のように透明か半透明の彫刻物を置けば、彫刻で光が散乱して美的効果が向上する。」からなる記載がある。
特許文献2「ディスプレイ装置」には、「光透過性の物品を効果的に展示したり或いは飾ったりするため、照明付きのベース(台)に載せるようにしたディスプレイ装置が知られている。例えば、ベースの中にランプを入れ、ガラス瓶の底の部分から直接内部に光を当てるとともに、ガラス瓶の側部も照射してラベルや印刷内容も明るく映し出すことにより展示効果を高めるようにしたものや、ベースにおける載置部の下方にランプを設置し、載置部への所定の荷重により作動するスイッチを設けたものが知られている。」の記載がある。そして、実用新案登録第2531535号公報、実開平1−71564号公報が参考文献として提示される。
特許文献3「置物」には、「透明なガラスからなるブロック体11の底面17に下方にブロック体11内部に向かって光を反射する金箔19を貼付する。同ブロック体11に上方から下方にかけて斜め上方を向いた傾斜面13を形成し、同ブロック体11の同傾斜面13の背面に当たる位置には同傾斜面13を通して目視できる例えば釈迦如来像15のような仏像を浮き彫りする。このように構成すると釈迦如来像15が金箔19に反射した金色の光と相まってブロック体11を通して目視され釈迦如来像15が奥まった位置に浮かぶと同時に光に包まれているような神韻とした雰囲気が得られる。」の記載がある。
特許文献4「葬祭用品」には、「収納空間12と開口部14とを有するカプセル本体16と、カプセル本体16の開口部14を開閉するように着脱自在に取り付けられたキャップ18と、カプセル本体16の外周に被嵌されたプラスチックカバーとを備えている。カプセル本体16は外表面が任意の色で着色されている。プラスチックカバーは、透明または半透明のプラスチックにより形成され、かつ外周面が磨りガラス状の白濁した状態とされている。」の記載がある。
特許文献5「光る置物」には、「台座と、この台座の上に載置されかつ表面の少なくとも一部に光を反射ないし拡散する部分が所定の繰り返しパターンの模様をなすように設けられた透明ブロック体と、この透明ブロック体に対して光を投射できるように上記台座中に設けられた複数の色の異なる光源」の記載がある。
特開平9−99700号公報 特開2005−312574号公報 特開2001−347800号公報 実用新案登録第3181100号 実用新案登録第2502922号
特許文献1記載発明、特許文献2記載発明および特許文献5記載発明はともに、専用の照明部材などの特別な光源を用いるものである。特許文献3記載発明は、透明なガラスからなるブロック体底面に金箔19を貼付するものであるが、ガラスの透明と半透明との視覚的な違いを利用するものでは無い。
特許文献4記載発明は、透明または不透明のプラスチックから形成されるが、透明と半透明との視覚的な違いを利用するものでは無い。
本発明の目的は、専用の照明部材などの特別な光源を用いずに、ブロック体の透明部分、または、透明部分と半透明部分の視覚的違いを組み合わせて色彩表現に変化を与える置物を提供することである。
本発明に係る置物は、
全体として略円錐形又は円錐台形の透明体からなり、
上部は擦りガラス状の半透明とされ、透明体底面の下部に色彩を有する底面色部、
を備える。
あるいは更に、本発明に係る置物は、
後方に側面色部、
を備える。
あるいは更に、本発明に係る置物は、
底面色部は、透明体と嵌合する台座部材、
を備える。
また、本発明に係る置物は、
全体として略円錐形又は円錐台形の有色の透明体と、
透明体底面の下部に色彩を有する底面色部、を備え、
透明体の上部は擦りガラス状の半透明である。
あるいは更に、本発明に係る置物は、
透明体側面に、複数の凹凸部、を備える。
あるいは更に、本発明に係る置物は、
透明体は、下方から上方に向かい、傾斜が強くなり直角に近づく。
あるいは更に、本発明に係る置物は、
後方に側面色部、を備える。
あるいは更に、本発明に係る置物は、
底面色部は、透明体と嵌合する台座部材である。
あるいは更に、本発明に係る置物は、
底面色部の色彩は、透明体の内部を透過し擦りガラス状の半透明の部分にて拡散する。
本発明によれば、専用の照明部材などの特別な光源を用いずに、透明体の透明部分、または、透明部分と半透明部分の視覚的違いを組み合わせて色彩表現に変化を与える置物を提供する。
この発明の実施の形態に係る実施例の置物の斜視図である。 この発明の実施の形態に係る実施例の置物の斜視図である。 この発明の実施の形態に係る実施例の置物の斜視図である。 この発明の実施の形態に係る実施例の置物の台座部材の斜視図である。
この発明の実施の一形態に係る実施例を、図面に従い説明する。
11は、ブロック体である。ブロック体11は、この実施の形態では、透明なガラスからなる。透明体であれば、合成樹脂、プラスチックス等でもよい。ブロック体11は全体としては略円錐形又は円錐台形からなる。この実施の形態では富士山の形状を基にしており、実際の地形を基にした褶曲が忠実に再現されている。但し、凹凸をはっきり表現する視覚上の要求から、実際の富士山の形状よりは、高さ方向を強調してある。高さ方向の補正倍率は約2倍である。また、富士山2合目以上があらわされている。
12は、宝永噴火口部分であり、凹状にえぐれている。
21は半透明部分である。半透明部分21は、ブロック体11の表面をサンドブラストあるいはそれ以外の処理方法により表面を粗し、微細な凹凸によって表面を擦りガラス状に半透明化する。
半透明部分21は、ブロック体11の上部に形成される。この実施の形態では、半透明部分21は、富士山を模したブロック体11の富士山冠雪相当部分に設けられる。半透明部分の割合は、高さは頂点からおよそ1/3の割合である。
ブロック体11の表面が処理されずに光沢状態のままの部分が透明部分22となる。
31は、底面色部である。底面色部31は、ブロック体11の底面形状を略同一の形状からなり、ブロック体11の底面下に敷設される。色部31は、色紙、色布等からなる。
また、例えば、ブロック体11の底面形状と略同一の形状の前記色部31の代わりに、平面状の板などからなる台座部材41の上面に、ブロック体11の底面形状と略同一形状に凹んだ段落ち部分42を設け、ブロック体11の下部と嵌合させてもよい。この場合、台座部材41の全体を単一色としてもいいし、段落ち部分42の全体、あるいは一部のみを着色し、色部としてもよい。
また、平面状の台座部材41ではなく、ブロック体11の傾斜に連なる形状にし、裾野を表す台座部材41としてもよい。
なお、このように台座部材41を設ける場合は、台座部材41に例えばペンなどの挿入部43を設け、ペンスタンドとしてもよい。
この実施の形態では、底面色部31は入れ替え可能な複数枚の色紙からなり、最上位に置かれた色紙の色彩が底面色として反映される。
32は、側面色部である。側面色部32は、ブロック体11の側面に設置される。この実施の形態では、屏風様にL字に折られた色紙によって構成される。色紙は複数枚用意され、任意の色を側面色とすることができる。
底面色部31が、ブロック体11の底面下に敷設されると、ブロック体11の内部を透過してきた底面色部31の色彩が半透明部分21で拡散され、視認者からは半透明部分が底面色部31の色に染まって見える。この実施の形態では、底面色部31の最上面の色紙を白色とした場合、ブロック体11は白雪を頂く富士となり、それを赤色の色紙と入れ替えることによって半透明部分21はうっすらと赤色に染まり、あたかも赤富士のように見える。この効果を効率よく得るため、ブロック体11の底面は極力平滑な平面としてある。
側面については、側面色部32の色彩は、主に透明部分22よりブロック体11内部に取り込まれ、その光はブロック体11表面の褶曲によって複雑な屈折と内部反射を繰り返し、透明部分22全体に変化に富んだ表情を見せる。
尚、底面色部31及び側面部32の表面を、金属光沢を伴う素材とすることによって、本発明の効果はより顕著に表れる。
この実施例では、専用の照明部材などの特別な光源を用いずに、透明なブロック体11に透明部分22及び半透明部分21を設け、透明体であるブロック体11の透明部分22および半透明部分21の視覚的違いを組み合わせて、底面あるいは側面に設置される底面色部31あるいは側面色部32が、ブロック体11に表現される色彩表現に変化を与える置物を提供する。
次の実施の一形態に係る実施例を説明する。
前記実施例においては、ブロック体11は透明なガラス等からなるが、ブロック体11は有色透明なガラス等からなってもよい。この場合において、ブロック体11自体が色彩を備えているため、底面色部31及び側面色部32の色彩はブロック体11を通すとそのまま表現されず、ブロック体11の色彩と底面色部31、または側面色部32の色彩は、相互作用により相まって変化に富んだ表現を行う。
また、半透明部分21を設けず、ブロック体11全体を透明部分22としてもよい。その場合、ブロック体11の表面に設けられた褶曲または凹状の宝永噴火口部分12などにより、また頂点に向かい傾斜が強くなり、直角に近くなる形状により、底面色部31及び側面色部32の色彩は、取り込んだ光がブロック体11内部で複雑な屈折と内部反射を繰り返し、全体に変化に富んだ表情を見せる。
この発明の置物は、ペン置台の置物部分にも利用できる。
なお、専用の照明部材などの特別な光源を用いた場合においても、例えば上方に光源を備え、本発明と同様の効果を奏する場合は本発明に含まれる。
11 ブロック体
21 半透明部分
22 透明部分
31 底面色部
32 側面色部
41 台座部材

Claims (9)

  1. 全体として略円錐形又は円錐台形の透明体からなり、
    上部は擦りガラス状の半透明とされ、透明体底面の下部に色彩を有する底面色部、を備える、置物。
  2. 後方に側面色部、
    を備える請求項1記載の置物。
  3. 底面色部は、透明体と嵌合する台座部材である請求項1乃至2記載の置物。
  4. 全体として略円錐形又は円錐台形の有色の透明体と、
    透明体底面の下部に色彩を有する底面色部、を備え、
    透明体の上部は擦りガラス状の半透明である置物。
  5. 透明体側面に、複数の凹凸部、を備える請求項4記載の置物。
  6. 透明体は、下方から上方に向かい、傾斜が強くなり直角に近づく、請求項4乃至5記載の置物。
  7. 後方に側面色部、を備える請求項4乃至6記載の置物。
  8. 底面色部は、透明体と嵌合する台座部材である請求項4乃至7記載の置物。
  9. 底面色部の色彩は、透明体の内部を透過し擦りガラス状の半透明の部分にて拡散することを特徴とする請求項1乃至8記載の置物。
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