JP3198710U - 提灯 - Google Patents
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Abstract
【課題】提灯全体として統一感を与え、美観も優れる提灯を提供する。【解決手段】この提灯100は、光源を備える基部150と、当該光源を囲むように配置され、任意に設ける図柄110が付された火袋120とからなる。この火袋120の上端と下端には、それぞれ上輪130と下輪140が取り付けられている。また、基部150には電源コードCが接続されており、この電源コードCの先端のプラグを家庭用コンセント等に接続すれば、電力が供給されて、光源が点灯する。また、火袋120は、透光性を有する紙製の素材から構成されているので、火袋120の内側で点灯している光源の光が、火袋120を介して周囲に拡散され、提灯100周辺の空間が柔らかい光で照らされる。【選択図】図1
Description
本考案は、お盆用、納涼用、装飾用、照明用等に使用される提灯に関する。
従来から、提灯には、吊り下げ式の提灯や自立式の提灯等があるが、いずれも、電球やLED等の光源を備える基部と、当該光源を囲むように配置される火袋とからなる。基部は、電球やLED等に電力を供給する電源や制御装置等を内蔵するため、ある程度の強度を有する筐体として形成されており、その素材としては、プラスチック等の合成樹脂や、木材等が採用されている。一方、火袋は、内側の光源からの光を周囲に拡散させて照らすために、紙製の素材を採用している。
また、近年、日本の伝統工芸品である和紙が、世界から注目され、例えば、本美濃紙等がユネスコ無形文化遺産に登録されている。そして、提灯の火袋にも、和紙等が採用されており、提灯の工芸品としての価値がより一層高まっている。
ただ、従来の提灯では、火袋は紙製の素材により構成されているものの、その他の部分、例えば光源を備える基部等は、プラスチックや木材等で構成されているので、提灯全体としては統一感がなく、美観に劣るものであった。
そこで、本考案は、上記問題に鑑み、提灯全体として統一感を与え、美観も優れる提灯を提供するものである。
上記課題を解決するために、本考案の提灯は、光源を備える基部と、当該光源を囲むように配置される火袋とを備えた提灯であって、前記火袋を構成する紙製の素材と統一感を持たせるために、前記基部の表面を、紙製の素材で構成したことを特徴とする。
当該特徴によれば、使用者は提灯を見た際に、提灯全体が紙製の素材で出来ているような統一感及び美観を感じることができる。
さらに、本考案の提灯は、前記火袋は、上輪及び下輪を備え、当該上輪及び下輪の表面も、紙製の素材で構成したことを特徴とする。
当該特徴によれば、火袋の補強のために、上輪及び下輪を備えた場合であっても、提灯全体が、紙製の素材で出来ているような統一感及び美観を損なうことはない。
上記の本考案によれば、提灯全体として統一感を与え、美観も優れる提灯を提供できる。
100 提灯
120 火袋
150 基部
L 光源
120 火袋
150 基部
L 光源
以下に、本考案の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の説明において参照する各図の形状は、好適な形状寸法を説明する上での概念図又は概略図であり、寸法比率等は実際の寸法比率とは必ずしも一致しない。つまり、本考案は、図面における寸法比率に限定されるものではない。
図1は、本考案の提灯100の全体斜視図である。この提灯100は、光源Lを備える基部150と、当該光源Lを囲むように配置され、図柄110が付された火袋120とからなる(なお、図柄110は任意に設けるものである。)。この火袋120の上端と下端には、それぞれ上輪130と下輪140が取り付けられている。また、基部150には電源コードCが接続されており、この電源コードCの先端のプラグを家庭用コンセント等に接続すれば、電力が供給されて、光源Lが点灯する。
また、火袋120は、透光性(光を通す性質)を有する紙製の素材から構成されているので、火袋120の内側で点灯している光源Lの光が、火袋120を介して周囲に拡散され、提灯100周辺の空間が柔らかい光で照らされる。
さらに、本考案の提灯100では、火袋120のみならず、上輪130、下輪140、及び基部150も紙製の素材から構成されている。そのため、使用者が提灯100を見た際に、提灯100全体が、紙製の素材で出来ているような統一感及び美観を感じることができる。なお、本考案における紙製の素材とは、和紙、合成紙、及びこれらを組成成分として含むシート状の素材のことである。また、図面上では、表現の制約上、色彩や質感を表現することが出来ないが、提灯100全体が紙製の素材で出来ているので、使用者には、色彩や質感等が提灯100全体で統一された感覚を与えている。
では次に、図2及び図3を参照して、提灯100の各構成部材について詳しく説明する。
まず、図2には、提灯100の基部150を示す。この基部150は、大きさが異なる2つの円柱を重ねた形状をしており、下部側面151、段部底面152、段部側面153、及び上端面154からなる。そして、上端面154から突出するように光源Lが取り付けられている。この光源Lは、電球やLED等を適宜採用することができる。
また、この基部150は中空状になっており、その内部に、光源Lを点灯させるための制御装置等を備える。さらに、この制御装置は、電源コードCに電気的に接続され、家庭用コンセント等から電力を光源Lに供給する。
この基部150は、従来と同様に、プラスチック等の合成樹脂又は木材等で形成している。そして、下部側面151、段部底面152、及び上端面154の表面に、紙製の素材を貼り付けている。また、後述する火袋120を、段部側面153に嵌め込んで取り付けるため、段部側面153の外径は、火袋120の内径より僅かに小さくなっている。
なお、火袋120を基部150に取り付けた際に、下部側面151と段部底面152の表面は、火袋120に隠れずに外部に露出する箇所であり、当該部分を紙製の素材で構成することで、使用者に統一感及び美感を感じさせることができる。その一方で、上端面154の表面は、火袋120に囲まれて、外部からは見えにくい部分であるが、当該部分も紙製の素材で構成している。なぜならば、光源Lの光の一部は、上端面154で反射する事になるので、その反射光はより柔らかい光として周囲に拡散され、また、使用者からは見えにくい部分の上端面154まで、丁寧に作り上げることで、工芸品としての価値が上がるからである。
次に、図3に、提灯100の火袋120を示す。この火袋120は、透光性(光を通す性質)を有する合成樹脂を筒状に形成し、その外表面に紙製の素材を貼り付けて構成したものである。この火袋120は、使用者の目に最も触れる部分であると共に、光源Lからの光を周囲に拡散する部分でもあるので、和紙等の高価で上質な素材を貼り付けてもよい。
また、火袋120の上端には上輪130が、火袋120の下端には下輪140が取り付けられている。この上輪130及び下輪140は、火袋120の形状を維持する補助部材であり、従来から、火袋120よりも強度がある素材、例えばプラスチック等の合成樹脂又は木材等でリング状に形成されている。
そして、本考案では、提灯100の全体としての統一感を生み出すために、上輪130及び下輪140の表面にも、紙製の素材を貼り付けている。なお、下輪140の内径は、図2に示す段部側面153の外径よりも僅かに広いので、図1に示すように、火袋120を基部150の段部側面153に嵌め込むように、取り付けることができる。
なお、図3では、火袋120の上端と下端に、上輪130及び下輪140を取り付けているが、これは必要に応じて取り付けるものである。したがって、火袋120のみを基部150に取り付けて構成した提灯100も本考案に含まれる。また、火袋120は筒状であったが、これに限定される事は無く、適宜任意の形状を採用してもよい。さらに、提灯100は自立式であったが、吊り下げ式に適用することもできる。
なお、本考案の提灯は、上記の実施例に限定されず、実用新案登録請求の範囲に記載された範囲、実施形態の範囲で、種々の変形例、組み合わせが可能であり、これらの変形例、組み合わせも本考案の範囲に含むものである。
Claims (2)
- 光源を備える基部と、
当該光源を囲むように配置される火袋とを備えた提灯であって、
前記火袋を構成する紙製の素材と統一感を持たせるために、
前記基部の表面を、紙製の素材で構成したことを特徴とする提灯。 - 前記火袋は、上輪及び下輪を備え、
当該上輪及び下輪の表面も、紙製の素材で構成したことを特徴とする請求項1に記載の提灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015002225U JP3198710U (ja) | 2015-05-07 | 2015-05-07 | 提灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015002225U JP3198710U (ja) | 2015-05-07 | 2015-05-07 | 提灯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3198710U true JP3198710U (ja) | 2015-07-16 |
Family
ID=53673635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015002225U Active JP3198710U (ja) | 2015-05-07 | 2015-05-07 | 提灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3198710U (ja) |
-
2015
- 2015-05-07 JP JP2015002225U patent/JP3198710U/ja active Active
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