JP6213872B2 - 点灯装置及び照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)等の固体発光素子の点灯装置、及び、点灯装置を備えた照明器具に関する。
LED等の固体発光素子は、小型、高効率及び長寿命であることから、様々な製品の光源として期待されている。
LEDを光源とする製品の一つとして照明器具が知られている。照明器具においては、必要とされる明るさなどに応じて、使用されるLEDの個数が決定され、通常、一台の照明器具に複数のLEDが使用される。照明器具において複数のLEDを用いる場合の構成の一つとして、複数の直列接続されたLEDを用いる構成がある。この構成により、各LEDに同一の電流が供給されるため、各LEDの明るさのバラツキを抑制することができる。
上記の複数の直列接続されたLEDを用いる構成においては、複数のLEDのいずれかで開放故障が発生した場合、全てのLEDへの電流供給が断たれるという問題がある。この問題を解決するために、各LEDに並列にバイパス回路を追加する技術が知られている。例えば、特許文献1に記載された発明においては、直列接続された各LEDに並列にバイパス回路を設け、開放故障が発生したLEDの両端電圧の上昇を検知した場合に、バイパス回路内のバイパススイッチを導通させている。しかしながら、特許文献1に記載された発明においては、バイパススイッチを導通させた直後に、過大な電流が、バイパス回路と開放故障が発生していない他のLEDとに流れる。したがって、特許文献1に記載された発明のLEDなどは、この過大な電流によるストレスに耐えられるように構成される必要があり、コスト及びサイズが増大する要因となり得る。
上記の過大な電流を抑制するための技術として、バイパス回路内に電圧降下部を設ける技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に記載された発明においては、バイパス回路内に、電圧降下部として抵抗を設けて、バイパス回路内のバイパススイッチを導通させた直後に流れる電流を低減して、LEDなどへのストレスを抑制しようとしている。
特開2009−38247号公報 国際公開第2012/005239号
しかしながら、上記特許文献2に記載された発明においては、開放故障が発生したLEDの両端子間を導通させた後、電圧降下部による電力損失が発生し続けるという問題がある。
また、上記特許文献1及び特許文献2に記載された発明においては、LEDでの開放故障が発生してからバイパス回路が導通するまでの間、一時的に全てのLEDへの電流が断たれて消灯されるという問題がある。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、直列接続された複数の固体発光素子及びバイパススイッチを用いる点灯装置において、バイパススイッチを導通させた瞬間に発生する過大な電流が正常な固体発光素子に流れることを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る点灯装置の一態様は、直列接続された複数の固体発光素子に所定の電流を供給する定電流回路と、前記複数の固体発光素子の一つである第1発光素子に並列接続されるコンデンサと、前記第1発光素子及び前記コンデンサに並列接続されるバイパススイッチと、前記コンデンサへ流れる電流値を検出する電流検出部と、を備え、前記電流検出部は、検出された前記電流値が所定の閾値を超える場合に、前記バイパススイッチを導通させる。
また、本発明に係る点灯装置の一態様において、前記コンデンサに直列接続される抵抗を、さらに備え、前記電流検出部は、前記抵抗の両端電圧値に基づいて、前記電流値を検出する構成としてもよい。
また、本発明に係る点灯装置の一態様において、前記電流検出部は、前記電流値の高周波成分を低減するRCフィルタを備える構成としてもよい。
また、本発明に係る点灯装置の一態様において、前記バイパススイッチに直列接続されるインピーダンス要素を、さらに備える構成としてもよい。
また、本発明に係る点灯装置の一態様において、前記定電流回路は、直流電源から電流を供給されるDC/DCコンバータであって、スイッチング素子と、前記スイッチング素子をオンオフ制御する信号を出力する制御回路と、前記スイッチング素子がオン状態の場合に、前記直流電源から電流が流れるインダクタンス要素と、前記インダクタンス要素から放出される電流を前記複数の固体発光素子に供給するダイオードと、を備える構成としてもよい。
また、本発明に係る点灯装置の一態様において、前記電流検出部は、前記コンデンサへ流れる前記電流値のDC成分を検出する構成としてもよい。
また、本発明に係る点灯装置の一態様において、前記定電流回路は、電流臨界モードで駆動され、前記所定の閾値は、前記定電流回路の出力電流値の1倍より大きく、2倍以下の値である構成としてもよい。
また、本発明に係る照明器具の一態様は、前記複数の固体発光素子と、上記いずれかに記載の点灯装置と、を備える。
本発明によれば、直列接続された複数の固体発光素子及びバイパススイッチを用いる点灯装置において、バイパススイッチを導通させた瞬間に発生する過大な電流が正常な固体発光素子に流れることを抑制することができる。
図1は、実施の形態1に係る点灯装置1aの回路図である。 図2は、実施の形態1に係る点灯装置1aの各部における電流波形及び電圧波形を示すグラフである。 図3は、実施の形態1に係る点灯装置1aの各部における拡大された電流波形及び電圧波形を示すグラフである。 図4は、実施の形態1に係る点灯装置1aの各部における拡大された電流波形及び電圧波形を示すグラフである。 図5は、実施の形態2に係る点灯装置1bの回路図である。 図6は、実施の形態2に係る点灯装置1bの各部における電圧波形を示すグラフである。 図7は、実施の形態3に係る点灯装置1cの回路図である。 図8は、実施の形態1に係る点灯装置1a及び実施の形態3に係る点灯装置1cの各部における電流波形を示すグラフである。 図9は、実施の形態4に係る点灯装置1dの回路図である。 図10は、実施の形態5に係る点灯装置1eの回路図である。 図11は、実施の形態6に係る照明器具の外観図である。 図12は、実施の形態6に係る照明器具の外観図である。 図13は、実施の形態6に係る照明器具の外観図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1に係る点灯装置の構成要素について、図1を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係る点灯装置の回路図である。
図1に示されるように、本実施の形態に係る点灯装置1aは、直流電源10から直流電力を供給されて、直列接続された複数のLED40a及び40bを点灯させる装置であり、定電流回路20、並びに、バイパス回路30a及び30bを備える。
図1に示されるLED40a及び40bは、定電流回路20から電流を供給されて点灯される互いに直列接続された固体発光素子である。LED40a及び40bは、それぞれ、単一のLEDチップから構成されてもよいし、直列又は並列に接続された複数のLEDチップから構成されてもよい。
図1に示される定電流回路20は、直流電源10からの供給電流を変換し、直列接続された複数のLED40a及び40bに所定の電流を供給する回路である。定電流回路20は、制御回路21、ダイオード22、インダクタ23、FET(Field Effect Transistor)24及び検出抵抗25を備える。
定電流回路20の制御回路21は、FET24をオンオフ制御する信号を出力する回路である。
定電流回路20のFET24は、制御回路21から出力される信号によりオンオフ制御されるスイッチング素子である。
定電流回路20のインダクタ23は、FET24がオン状態の場合に、直流電源10から電流が流れるインダクタンス要素である。
定電流回路20のダイオード22は、インダクタ23から放出される電流をLED40a及び40bに供給する素子である。
定電流回路20の検出抵抗25は、FET24に流れる電流を検出するための抵抗である。
本実施の形態においては、定電流回路20は、電流臨界モード(BCM:Boundary Current Mode)制御を行うDC/DCコンバータである。すなわち、本実施の形態の定電流回路20の制御回路21は、FET24を導通状態に維持している場合には、検出抵抗25に流れる電流値がピーク値となったことを検出して、FET24を非導通状態に切り替える。また、制御回路21は、FET24を非導通状態に維持している場合には、インダクタ23に流れる電流がゼロになったことを検出して、FET24を導通状態に切り替える。
図1に示されるバイパス回路30a及び30bは、それぞれ、LED40a及び40bに並列に接続され、LED40a及び40bで開放故障が発生した場合に、LED40a及び40bを迂回するバイパス経路を導通させる回路である。バイパス回路30aは、コンデンサ31a、抵抗32a、ツェナーダイオード33a及びサイリスタ34aを備え、バイパス回路30bは、コンデンサ31b、抵抗32b、ツェナーダイオード33b及びサイリスタ34bを備える。
バイパス回路30aのコンデンサ31a及びバイパス回路30bのコンデンサ31bは、それぞれ、LED40a及び40bに並列接続される容量素子である。LED40a及び40bで開放故障が発生する場合には、コンデンサ31a及び31bへ流れる電流値がそれぞれ上昇するため、その電流値を検出することによって開放故障の発生を検出できる。コンデンサ31a及び31bは、定電流回路20の出力の平滑用コンデンサとしても機能する。すなわち、FET24のスイッチングに起因する定電流回路20の出力電流の脈動成分がコンデンサ31a及び31bによって平滑化されて、LED40a及び40bに平滑化された直流電流が流れる。
バイパス回路30aのサイリスタ34a及びバイパス回路30bのサイリスタ34bは、それぞれ、コンデンサ31a及び31bに並列接続されるバイパススイッチである。
バイパス回路30aの抵抗32a及びツェナーダイオード33aは、コンデンサ31aへ流れる電流が所定の閾値Ithを超えたことを検出する電流検出部300aを構成する。すなわち、コンデンサ31aに直列接続された抵抗32aの両端電圧値に基づいて、コンデンサ31aへ流れる電流値が、ツェナーダイオード33aによって検出される。ここで、コンデンサ31aへ流れる電流値I31aが、閾値Ithを超える場合に、抵抗32aの両端電圧値がツェナーダイオード33aのツェナー電圧値Vzaを超えるように、ツェナー電圧値Vzaが決定される。したがって、抵抗32aの抵抗値をRaとすると、ツェナー電圧値Vzaは、以下の式によって決定される。
Vza=Ra×Ith (数1)
また、電流検出部300aは、検出電流値が閾値Ithを超える場合に、ツェナーダイオード33aから、サイリスタ34aに電流を流すことによって、サイリスタ34aを導通させる。
同様に、バイパス回路30bの抵抗32b及びツェナーダイオード33bは、コンデンサ31bへ流れる電流が閾値Ithを超えたことを検出する電流検出部300bを構成する。また、ツェナーダイオード33bのツェナー電圧値Vzbは、抵抗32bの抵抗値をRbとすると、以下の式によって決定される。
Vzb=Rb×Ith (数2)
また、電流検出部300bは、検出電流値が閾値Ithを超える場合に、ツェナーダイオード33bから、サイリスタ34bに電流を流すことによって、サイリスタ34bを導通させる。
なお、上記閾値Ithは、定電流回路20の出力電流値の1倍より大きく、2倍以下の値とされる。ここで、定電流回路20の出力電流値の1倍とは、平常時(LED40a及び40bで開放故障が発生していないとき)にコンデンサ31a及び31bへ流れる電流値のピーク値に相当する。また、定電流回路20の出力電流値の2倍とは、LED40a又は40bで開放故障が発生した場合にコンデンサ31a又は31bへ流れる電流値のピーク値に相当する。
次に、本実施の形態に係る点灯装置1aのバイパス回路30a及び30bの動作について説明する。ここでは、動作の一例として、LED40bで開放故障が発生した場合の動作について図2〜4を用いて説明する。
図2は、点灯装置1aのコンデンサ31a及び31bの両端電圧値V31a及びV31bの時間に対する波形を示すグラフである。図2には、さらに、点灯装置1aのコンデンサ31a及び31b、並びに、LED40a及び40bに流れる電流値I31a及びI31b、並びに、I40a及びI40bの時間に対する波形を示すグラフも示される。
図3は、図2に示される電圧波形及び電流波形の一部を拡大したグラフである。図3においては、本実施の形態に係る点灯装置1aのLED40b及びコンデンサ31bに流れる電流値I40b及びI31bの時間に対する波形と、コンデンサ31bの両端電圧値V31bの時間に対する波形とが示される。
図4は、図2に示される電圧波形及び電流波形の一部を拡大したグラフに、サイリスタ34bに流れる電流値I34bの時間に対する波形を追加したグラフである。図4においては、本実施の形態に係る点灯装置1aのコンデンサ31b、サイリスタ34b及びLED40bのそれぞれに流れる電流値I31b、I34b及びI40bの時間に対する波形が示される。また、図4においては、コンデンサ31bの両端電圧値V31bの時間に対する波形も示される。
本実施の形態に係る点灯装置1aにおいて、LED40bで開放故障が発生すると、図2〜4に示されるように、LED40bに流れる電流値I40bがゼロになる。LED40bに電流が流れない状態になると、開放故障発生前にLED40bに流れていた電流が、LED40bに並列接続されるコンデンサ31bへ流れ込む。したがって、図2及び図3に示されるように、コンデンサ31bへ流れる電流値I31bに、DC成分が重畳される。ここで、FET24のスイッチング周波数より低い周波数成分のことを、DC成分と呼ぶ。その後、コンデンサ31bへ流れる電流値I31bは、上述のとおり、平常時のピーク値の2倍程度まで上昇する。また、コンデンサ31bの両端電圧値V31bは、徐々に上昇し始める。
コンデンサ31bへ流れる電流値I31bが上昇すると、コンデンサ31bに直列接続された抵抗32bに流れる電流値も上昇し、抵抗32bの両端電圧値も上昇する。そして、コンデンサ31bへ流れる電流値I31bが閾値Ithを超えて、抵抗32bの両端電圧値がツェナーダイオード33bのツェナー電圧値Vzbを超えると、ツェナーダイオード33bに急激に電流が流れる。これにより、ツェナーダイオード33bのアノードからサイリスタ34bのゲートに電流が流れて、サイリスタ34bが導通状態とされ、LED40bを迂回するバイパス経路が導通される。
LED40bを迂回するバイパス経路が導通されると、コンデンサ31bに蓄積された電荷が放出される。この電荷によって発生する電流は、コンデンサ31b、サイリスタ34b及び抵抗32bによって形成される閉回路に流れ(図4のI31b及びI34b参照)、正常なLED40aには流れない(図2のI40a参照)。
ここで、サイリスタ34bが導通される際のLED40aの動作について説明する。LED40bで開放故障が発生した直後は、コンデンサ31bを通して電流が流れる(図3のI31bなど参照)。したがって、LED40bで開放故障が発生した後、サイリスタ34bが導通されるまでの期間においても、正常なLED40aは点灯状態に維持される(図2のI40a参照)。
次に、LED40bでの開放故障発生から、電流検出部300bによるサイリスタ34bの導通までに要する時間について検討する。図2及び図3に示されるコンデンサ31bへ流れる電流値I31bの脈動の周期が、定電流回路20のFET24のスイッチング周期に相当する。また、図3に示されるように、LED40bでの開放故障発生後に電流値I31bにDC成分が重畳されてから、電流値I31bの脈動のピーク値に到達するまでに、電流値I31bが閾値Ithを超える。したがって、検出時間は、I31bの脈動の周期以下、すなわち、FET24のスイッチング周期以下に抑制することができる。これにより、コンデンサ31bに蓄積される電荷量がより少ない状態で、サイリスタ34bを導通させることができる。したがって、サイリスタ34bを導通させた瞬間に発生する過大な電流を抑制することができ、バイパス回路30a及び30bに印加されるストレスが抑制される。
以上に述べたように、本実施の形態に係る点灯装置1aにおいては、直列接続されたLED40a及び40bに所定の電流を供給する定電流回路20と、LED40a及び40bにそれぞれ並列接続されるコンデンサ31a及び31bと、コンデンサ31a及び31bにそれぞれ並列接続されるサイリスタ34a及び34bと、コンデンサ31a及び31bへ流れる電流値をそれぞれ検出する電流検出部300a及び300bと、を備え、電流検出部300a及び300bは、検出された電流値が所定の閾値Ithを超える場合に、バイパススイッチであるサイリスタ34a及び34bを導通させる。
これにより、バイパススイッチであるサイリスタ34a及び34bの導通直後に、コンデンサ31a又は31bから流れる電流は、正常なLEDに流れないため、正常なLEDが受けるストレスが軽減される。また、本実施の形態においては、LED40a及び40bの一方で開放故障が発生してから、バイパススイッチが導通状態となるまでの期間にも、LED40a及び40bの他方には電流が流れて、点灯状態に維持される。
また、本実施の形態の点灯装置1aにおいては、コンデンサ31a及び31bにそれぞれ直列接続される抵抗32a及び32bを備え、電流検出部300a及び300bは、それぞれ、抵抗32a及び32bの両端電圧値に基づいて、電流値を検出する。
これにより、点灯装置1aの電流検出部300a及び300bは、それぞれ、コンデンサ31a及び31bへ流れる電流値を精度よく検出することができる。
また、本実施の形態の点灯装置1aにおいては、定電流回路20がBCM制御されるDC/DCコンバータであって、所定の閾値Ithは、定電流回路20の出力電流値の1倍より大きく、2倍以下の値とされる。
これにより、LED40a又は40bの開放故障を検出できるように、閾値Ithを設定することができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2に係る点灯装置について説明する。
本実施の形態は、電流検出部の構成において、上記実施の形態1と異なるが、基本的な構成要素及び動作は、上記実施の形態1と同様であるので、本実施の形態と上記実施の形態1との相違点のみ説明する。
上記実施の形態1に係る点灯装置1aにおいては、装置始動時など、過渡的な挙動を示す場合に、コンデンサ31a及び31bに大きな電流が流れ、電流検出部300a及び300bが誤動作するおそれがある。
そこで、本実施の形態では、電流検出部における誤動作を抑制することができる点灯装置を示す。
まず、本実施の形態に係る点灯装置の構成要素について、図5を用いて説明する。
図5は、本実施の形態に係る点灯装置の回路図である。
図5に示されるように、本実施の形態に係る点灯装置1bは、バイパス回路30cの電流検出部300c及びバイパス回路30dの電流検出部300dの構成において、上記実施の形態1に係る点灯装置1aと異なる。本実施の形態に係る点灯装置1bは、電流検出部300c内にRCフィルタ50a及び抵抗35aを備え、電流検出部300d内にRCフィルタ50b及び抵抗35bを備える。
RCフィルタ50a及び50bは、それぞれ、ツェナーダイオード33a及び33bのカソードに印加される電圧の高周波成分を低減する高周波フィルタである。RCフィルタ50aは抵抗51a及びコンデンサ52aを備え、RCフィルタ50bは抵抗51b及びコンデンサ52bを備える。また、抵抗35a及び35bは、それぞれ、サイリスタ34a及び34bに流れる電流を制限する誤動作防止用の抵抗である。
次に、本実施の形態の点灯装置1bの動作について、図6を用いて説明する。
図6は、LED40bで開放故障が発生する場合の、抵抗32bの両端電圧値V32b、及び、コンデンサ52bの両端電圧値V52bの時間に対する波形を示すグラフである。
図6に示されるように、RCフィルタ50bによって、抵抗32bの両端電圧値の高周波成分である脈動が抑制される。これにより、電流検出部300c及び300dは、それぞれ、コンデンサ31a及び31bへ流れる電流の高周波成分以外のDC成分を検出することができる。本実施の形態においては、コンデンサ31a及び31bへ流れる電流のDC成分が閾値Ithを超えた場合に、ツェナーダイオード33a及び33bに印加される電圧値がツェナー電圧値を超えるように、ツェナーダイオード33a及び33bが選択される。
以上のように、本実施の形態に係る点灯装置1bにおいては、電流検出部300c及び300dは、それぞれ、電流値の高周波成分を低減するRCフィルタ50a及び50bを備える。また、電流検出部300c及び300dは、それぞれ、コンデンサ31a及び31bへ流れる電流値のDC成分を検出する。
これにより、本実施の形態に係る点灯装置1bは、装置始動時などにおける過渡的な挙動に起因する電流検出部300c及び300dの誤動作を抑制することができる。
また、本実施の形態に係る点灯装置1bにおいては、さらに、誤動作防止用の抵抗35a及び35bを備える。
これにより、本実施の形態に係る点灯装置1bにおいては、サイリスタ34a及び34bに流れる電流が抑制され、サイリスタ34a及び34bの誤動作が抑制される。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3に係る点灯装置について説明する。
本実施の形態は、バイパス回路の構成において、上記実施の形態1と異なるが、基本的な構成要素及び動作は、上記実施の形態1と同様であるので、本実施の形態と上記実施の形態1との相違点のみ説明する。
上記実施の形態1に係る点灯装置1aにおいては、バイパス回路30a及び30bが作動した直後に、それぞれ、バイパス回路30a及び30bに過大な電流が流れる(図4のI31b及びI34b)。そのため、バイパス回路30a及び30bのサイリスタ34a及び34bなどにストレスが加えられるおそれがある。
そこで、本実施の形態として、バイパス回路作動直後に流れる過大な電流を抑制できる点灯装置を示す。
まず、本実施の形態に係る点灯装置の構成要素について、図7を用いて説明する。
図7は、本実施の形態に係る点灯装置の回路図である。
図7に示されるように、本実施の形態に係る点灯装置1cは、バイパス回路30e及び30fの構成において、上記実施の形態1に係る点灯装置1aと異なる。
本実施の形態においては、バイパス回路30e内に、インピーダンス要素60a及びダイオード36aを備え、バイパス回路30f内に、インピーダンス要素60b及びダイオード36bを備える。
インピーダンス要素60a及び60bは、それぞれ、サイリスタ34a及び34bに直列接続される回路であり、バイパス回路30e及び30fが作動した直後に、バイパス回路30e及び30f内に流れる電流を抑制する。インピーダンス要素60aは、サーミスタ61a及びインダクタ62aからなり、インピーダンス要素60bは、サーミスタ61b及びインダクタ62bからなる。
サーミスタ61a及び61bは、温度の上昇に伴って抵抗値が減少するNTCサーミスタである。サーミスタ61a及び61bは、低温である場合に高い抵抗値を有する素子であるため、電流値がゼロで低温の状態においては、電流値が急峻に上昇することを抑制することができる。
インダクタ62a及び62bは、電流の変化に対して抵抗を示す素子であるため、電流値が急峻に上昇することを抑制することができる。また、インダクタ62a及び62bの抵抗値は、電流値が変化しない場合においては、ほぼゼロである。したがって、バイパス回路30e及び30fによれば、回路が作動した後、サイリスタ34a及び34bに流れる電流が一定になった場合には、インダクタ62a及び62bに電流が流れるため、ロスを抑制することができる。
ダイオード36a及び36bは、それぞれ、LED40a及び40bに並列接続される素子であり、インダクタ62a及び62bによる電流振動を抑制する。
次に、本実施の形態に係る点灯装置1cの動作について、図8を用いて説明する。
図8は、上記実施の形態1及び本実施の形態において、LED40bで開放故障が発生する場合の、コンデンサ31b及びサイリスタ34bに流れる電流値I31b及びI34bの時間に対する波形を示すグラフである。
図8に示されるように、実施の形態1においては、LED40bで開放故障が発生して、バイパス回路30bが作動した直後に急峻に電流値が上昇する。一方、本実施の形態においても、バイパス回路30fが作動した直後に電流値が上昇するものの、その電流値のピーク値は大幅に抑制されている。
以上のように、本実施の形態の点灯装置1cは、バイパススイッチであるサイリスタ34a及び34bに、それぞれ直列接続されるインピーダンス要素60a及び60bを備える。
これにより、バイパス回路30e及び30fの作動直後における急峻な電流値の上昇を抑制することができる。また、バイパス回路30e及び30fは、定常時には、インダクタ62a及び62bに電流を流して、ロスを軽減することができる。
また、本実施の形態の点灯装置1cは、LED40a及び40bのそれぞれに並列接続されるダイオード36a及び36bを、さらに備える。
これにより、インダクタ62a及び62bによる電流振動を抑制することができる。
(実施の形態4)
次に、実施の形態4に係る点灯装置について説明する。
本実施の形態は、バイパス回路の構成において、上記実施の形態1と異なるが、基本的な構成要素及び動作は、上記実施の形態1と同様であるので、本実施の形態と上記実施の形態1との相違点のみ説明する。
本実施の形態として、上記実施の形態1に係る点灯装置1aより、電流検出の精度を向上させることができる点灯装置を示す。
まず、本実施の形態に係る点灯装置の構成要素について、図9を用いて説明する。
図9は、本実施の形態に係る点灯装置の回路図である。
図9に示されるように、本実施の形態に係る点灯装置1dは、バイパス回路30gの構成において、上記実施の形態1に係る点灯装置1aと異なる。バイパス回路30gは、MCU(Micro−Control Unit)71a、フォトカプラ74a及び74b、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)73a及び73b、並びに、ゲート抵抗72a及び72bを備える。
バイパス回路30gのMCU71aは、コンデンサ31a及び31bへ流れる電流値をそれぞれ検出して、電流値に応じた信号をフォトカプラ74a及び74bに出力する処理部である。MCU71aは、抵抗32a及び32bの両端電圧値に基づいて、コンデンサ31a及び31bへ流れる電流値を検出する。
バイパス回路30gのMOSFET73a及び73bは、バイパススイッチであり、ゲート−ソース間に高レベルの電圧が印加される場合にソース−ドレイン間が導通される。
バイパス回路30gのフォトカプラ74a及び74bは、光を利用して信号を伝達する素子であり、それぞれ、MCU71aからMOSFET73a及び73bに信号を伝達する。フォトカプラ74a及び74bの入力回路側には、MCU71aからの出力信号が入力される。そして、MCU71aの出力信号が高レベルの場合には、フォトカプラ74a及び74bの出力回路側が導通され、MCU71aの出力信号が低レベルの場合には、フォトカプラ74a及び74bの出力回路側が導通されない。また、フォトカプラ74a及び74bにより、MCU71aとMOSFET73a及び73bとは、電気的に絶縁されるため、ノイズの伝達が抑制される。
本実施の形態においては、コンデンサ31a及び31bへ流れる電流値を検出する電流検出部は、MCU71a、抵抗32a及び32b、並びに、フォトカプラ74a及び74bからなる。
次に、本実施の形態に係る点灯装置1dのバイパス回路30gの動作について説明する。ここでは、動作の一例として、LED40bで開放故障が発生する場合のバイパス回路30gの動作を以下に説明する。
LED40bで開放故障が発生すると、上記各実施の形態と同様に、コンデンサ31bへ流れる電流にDC成分が重畳され、コンデンサ31bへ流れる電流値が上昇する。コンデンサ31bへ流れる電流値が上昇すると、MCU71aは、抵抗32bの両端電圧値を検出し、MCU71aの内部のコンパレータにより参照電圧値と比較することによって、コンデンサ31bへ流れる電流値が閾値Ithを超えたか否かを判定する。MCU71aは、コンデンサ31bへ流れる電流値I31bが閾値Ithを超えない場合には、フォトカプラ74bに高レベルの信号を出力し、電流値I31bが閾値Ithを超える場合には、フォトカプラ74bに低レベルの信号を出力する。フォトカプラ74bは、MCU71aから高レベルの信号が入力される場合には、出力側の端子間を導通させ、低レベルの信号が入力される場合には、出力側の端子間を導通させない。これにより、電流値I31bが閾値を超える場合には、MOSFET73bのゲート−ソース間電圧値が高レベルとなり、ソース−ドレイン間が導通されて、LED40bを迂回するバイパス経路が導通される。また、電流値I31bが閾値を超えない場合には、MOSFET73bのゲート−ソース間電圧値が低レベルとなり、ソース−ドレイン間が導通されない。
以上のように、本実施の形態に係る点灯装置1dにおいても、実施の形態1と同様に、LED40a及び40bの一方で開放故障が発生した場合に、LED40a及び40bの他方に過大な電流を流すことなく、バイパス経路を導通させることができる。さらに、本実施の形態においては、MCU71aによって、電流を検出しているため、検出精度を向上させることができる。また、点灯装置1dの動作開始時などの過渡的な状態における誤動作を抑制するために、MCU71aにおいて、ソフトウェア上の処理を施すことができる。例えば、点灯装置1dの動作開始後一定の時間内においては、バイパス回路30gのMOSFET73a及び73bを導通させないように、マスク時間を設定することができる。また、MCU71aへの入力信号に対して、ソフトウェアによってフィルタリング処理を施して、誤動作を抑制することもできる。
(実施の形態5)
次に、実施の形態5に係る点灯装置について説明する。
本実施の形態は、バイパス回路の構成において、上記実施の形態4と異なるが、基本的な構成要素及び動作は、上記実施の形態4と同様であるので、本実施の形態と上記実施の形態4との相違点のみ説明する。
上記実施の形態4においては、バイパス回路30gのコンデンサ31a及び31bへ流れる電流値を、抵抗32a及び32bの両端電圧値に基づいて検出したが、本実施の形態においては、コンデンサ31a及び31bの両端電圧値に基づいて検出する。
まず、本実施の形態に係る点灯装置の構成要素について、図10を用いて説明する。
図10は、本実施の形態に係る点灯装置の回路図である。
図10に示されるように、本実施の形態に係る点灯装置1eは、バイパス回路30hの、MCU71bによって、コンデンサ31a及び31bの両端電圧値を検出する点において、上記実施の形態4に係る点灯装置1dと異なる。したがって、本実施の形態においては、上記実施の形態4において用いられている電流検出用の抵抗32a及び32bは不要である。また、本実施の形態においては、コンデンサ31a及び31bへ流れる電流値を検出する電流検出部は、MCU71、並びに、フォトカプラ74a及び74bからなる。
次に、本実施の形態に係る点灯装置1eのバイパス回路30hの動作について説明する。ここでは、動作の一例として、LED40bで開放故障が発生する場合のバイパス回路30hの動作を以下に説明する。
LED40bで開放故障が発生すると、上記各実施の形態と同様に、コンデンサ31bへ流れる電流にDC成分が重畳され、コンデンサ31bへ流れる電流値が上昇する。コンデンサ31bへ流れる電流値の上昇に続いて、コンデンサ31bの両端電圧値も上昇する。MCU71bは、コンデンサ31bの両端電圧値を検出して、内部のコンパレータにより参照電圧値と比較することによって、コンデンサ31bへ流れる電流値が閾値Ithを超えたことを検出する。これ以降のMCU71b、フォトカプラ74a及び74b、並びに、MOSFET73a及び73bの動作は、上記実施の形態4と同様である。
以上のように、本実施の形態に係る点灯装置1eにおいても、実施の形態4に係る点灯装置1dと同様の効果が得られる。
(実施の形態6)
次に、実施の形態6として、上記実施の形態1〜5に係る点灯装置1a〜1eを備える照明器具について、図11〜13を用いて説明する。
図11〜13は、上記実施の形態1〜5に係る点灯装置1a〜1eの少なくとも一つを備える照明器具の外観図である。ここでは、照明器具の例として、ダウンライト100a(図11)、スポットライト100b(図12)及び100c(図13)が示される。図中の101a〜101cは点灯装置1a〜1eの少なくとも一つの回路が収納された回路ボックスであり、102a〜102cはLED40a及び40bを装着した灯体である。また、図11の103a及び図12の103bは、それぞれ、回路ボックス101a及び101bと灯体102a及び102bのLEDとを電気的に接続する配線である。
本実施の形態においても、上記各実施の形態と同様の効果が得られる。
(変形例など)
以上、本発明に係る点灯装置及び照明器具について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。
たとえば、上記各実施の形態においては、固体発光素子として、LED40a及び40bの二つだけを用いたが、三つ以上のLEDを用いて、各LEDにコンデンサ及びバイパススイッチを並列接続してもよい。
また、上記各実施の形態においては、全ての固体発光素子にバイパス回路を設けたが、少なくとも一つの固体発光素子にバイパス回路を設ける構成としてもよい。この場合、定電流回路20の出力部に別途、平滑用コンデンサを設けてもよい。
また、上記実施の形態1〜3に係る点灯装置1a〜1cにおいては、電流検出部300a〜300d内に、ツェナーダイオード33a及び33bを用いたが、これらは必ずしも必要ではない。すなわち、ツェナーダイオード33a及び33bの両端子間をそれぞれ短絡してもよい。ただし、ツェナーダイオード33a及び33bを使用しない構成においては、コンデンサ31a及び31bへ流れる電流が閾値Ithを超える場合に、サイリスタ34a及び34bのゲート電極に流れる電流によって、サイリスタ34a及び34bが導通状態になるように、各素子の特性を設定する必要がある。
また、上記各実施の形態においては、固体発光素子として、LED40a及び40bを用いたが、有機EL(Electro−Luminescence)素子を用いてもよい。
また、上記各実施の形態においては、バイパススイッチとして、サイリスタ34a及び34b、又は、MOSFET73a及び73bを用いたが、他のスイッチング素子を用いてもよい。例えば、MOSFET以外のスイッチングトランジスタを用いてもよい。
また、上記各実施の形態においては、定電流回路20として、BCM制御を行うDC/DCコンバータを用いたが、他の定電流回路を用いてもよい。例えば、電流連続モード(CCM:Continuous Current Mode)制御を行うDC/DCコンバータを用いてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、又は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1a、1b、1c、1d、1e 点灯装置
10 直流電源
20 定電流回路
21 制御回路
22、36a、36b ダイオード
23、62a、62b インダクタ
24 FET
25 検出抵抗
30a、30b、30c、30d、30e、30f、30g、30h バイパス回路
31a、31b、52a、52b コンデンサ
32a、32b、35a、35b、51a、51b 抵抗
33a、33b ツェナーダイオード
34a、34b サイリスタ
40a、40b LED
50a、50b RCフィルタ
60a、60b インピーダンス要素
61a、61b サーミスタ
71a、71b MCU
72a、72b ゲート抵抗
73a、73b MOSFET
74a、74b フォトカプラ
100a ダウンライト
100b、100c スポットライト
101a、101b、101c 回路ボックス
102a、102b、102c 灯体
103a、103b 配線
300a、300b、300c、300d 電流検出部

Claims (8)

  1. 直列接続された複数の固体発光素子に所定の電流を供給する定電流回路と、
    前記複数の固体発光素子の一つである第1発光素子に並列接続されるコンデンサと、
    前記第1発光素子及び前記コンデンサに並列接続されるバイパススイッチと、
    前記コンデンサへ流れる電流値を検出する電流検出部と、を備え、
    前記電流検出部は、検出された前記電流値が所定の閾値を超える場合に、前記バイパススイッチを導通させ
    前記電流検出部は、前記電流値の高周波成分を低減するRCフィルタを備える
    点灯装置。
  2. 前記コンデンサに直列接続される抵抗を、さらに備え、
    前記電流検出部は、前記抵抗の両端電圧値に基づいて、前記電流値を検出する
    請求項1に記載の点灯装置。
  3. 前記バイパススイッチに直列接続されるインピーダンス要素を、さらに備える
    請求項1又は2に記載の点灯装置。
  4. 前記定電流回路は、
    直流電源から電流を供給されるDC/DCコンバータであって、
    スイッチング素子と、
    前記スイッチング素子をオンオフ制御する信号を出力する制御回路と、
    前記スイッチング素子がオン状態の場合に、前記直流電源から電流が流れるインダクタンス要素と、
    前記インダクタンス要素から放出される電流を前記複数の固体発光素子に供給するダイオードと、
    を備える
    請求項1〜のいずれか1項に記載の点灯装置。
  5. 前記電流検出部は、前記コンデンサへ流れる前記電流値のDC成分を検出する
    請求項に記載の点灯装置。
  6. 前記定電流回路は、電流臨界モードで駆動され、前記所定の閾値は、前記定電流回路の出力電流値の1倍より大きく、2倍以下の値である
    請求項又はに記載の点灯装置。
  7. 直列接続された複数の固体発光素子に所定の電流を供給する定電流回路と、
    前記複数の固体発光素子の一つである第1発光素子に並列接続されるコンデンサと、
    前記第1発光素子及び前記コンデンサに並列接続されるバイパススイッチと、
    前記コンデンサへ流れる電流値を検出する電流検出部と、を備え、
    前記電流検出部は、検出された前記電流値が所定の閾値を超える場合に、前記バイパススイッチを導通させ、
    前記定電流回路は、
    直流電源から電流を供給されるDC/DCコンバータであって、
    スイッチング素子と、
    前記スイッチング素子をオンオフ制御する信号を出力する制御回路と、
    前記スイッチング素子がオン状態の場合に、前記直流電源から電流が流れるインダクタンス要素と、
    前記インダクタンス要素から放出される電流を前記複数の固体発光素子に供給するダイオードと、を備え、
    前記定電流回路は、電流臨界モードで駆動され、前記所定の閾値は、前記定電流回路の出力電流値の1倍より大きく、2倍以下の値である
    点灯装置。
  8. 前記複数の固体発光素子と、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の点灯装置と、
    を備える照明器具。
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