JP6212626B2 - 電気液圧式のサーボブレーキ - Google Patents

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Description

本発明は、電気液圧式のサーボブレーキであって、マスタブレーキシリンダと検出器とを有しており、マスタブレーキシリンダは、リアクションディスクを介して操作されるスラストロッドを用いて補助ピストンによって制御され、補助ピストンはそれ自体がプランジャによって貫通され、該プランジャは、ブレーキペダルに接続された制御ロッドに接続されていることによって、リアクションディスクの一部を押圧するようになっており、前記検出器は、補助ピストンを駆動するサーボブレーキの電動モータを操作するために、制御ロッドの運動を検出する形式の電気液圧式のサーボブレーキに関する。
このような電気液圧式のサーボブレーキは、一般的に従来技術により公知である。しかしながら公知のサーボブレーキにおいては、ABSシステムの操作時に、変調により所定量のブレーキ液がマスタブレーキシリンダ内に送られる。この現象は、ブレーキペダルの戻し操作時に、マスタブレーキシリンダ内の弱い圧力ピークを伴って現れる。このような圧力変動は、±30Barの範囲内にある。しかしながら、電動モータを有するサーボブレーキはその機械的な構造に基づいて、このような負荷の作用下で自発的に後退しない堅固な伝達システムである。従って、この操作中に圧力ピークの振幅の増大が得られる。この増大は100Barを越えるので、サーボブレーキの伝達装置は負荷を確実に伝達するために、強い疲労にさらされる。
本発明の課題は、サーボブレーキの伝達装置に加えられた力を減少させるために、ABSシステムの使用中に発生した、サーボブレーキの圧力ピークが低下せしめられるような、電気液圧式のサーボブレーキを開発することである。
この課題のために、本発明によれば、冒頭に述べた形式のサーボブレーキは、スラストロッドの端部が、接続部によって補助ピストンに接続されており、前記接続部は、
前記スラストロッドに堅固に結合された、調整された圧縮ばねのための支持部材と、
軸線に沿ってリアクションディスクに支持された中央のピストンと、
該中央のピストンを包囲する補助ピストンとを有しており、
前記補助ピストンは、調整されたばねによって押しやられて前記リアクションディスクに当て付けられ、終端位置において前記中央のピストンによって保持されており、前記補助ピストンは、前記スラストロッドに堅固に結合された前記中央のピストンに関連して後退可能であることを特徴としている。
本発明によれば、調整されたばねの押し力は、マスタブレーキシリンダ内の圧力に相当する。この圧力は、好適な形式で130Barに設定されているので、このマスタブレーキシリンダ内の圧力下で、サーボブレーキは通常の作業を行う。補助ピストンは、リアクションディスクによってスラストロッドを押しずらし、この際に、リアクションディスクは、スラストロッドの端部で支持される中央のピストンおよび補助ピストンに向かって変形することはない。
これに対して、マスタブレーキシリンダ内の圧力が、ここでは130Barに設定された、接続部の圧縮ばねの調整に相当する目標圧力を上回ると、補助ピストンが圧縮ばねの押し力に屈するので、マスタブレーキシリンダにより補助ピストンに加えられた反力およびその伝達比(ラック、ピニオンその他)は減少され、これに対して、中央のピストンによってプランジャおよびスラストロッドに伝達され、次いでブレーキペダルに伝達される押し力は高められる。
対抗手段としてマスタブレーキシリンダからサーボブレーキに加えられた、このような負荷の分布の変化は、サーボブレーキの運転を改善し、圧力ピークに関連した負荷を減少させ、従って伝達装置の疲労を減少させる。これによって、全体的に改善された効果、および伝達装置の耐用年数の延長が得られる。
ばねの調整された反力に相当する、このような目標圧力の範囲内で、サーボブレーキの倍力比が変化する。倍力比は、このような臨界圧力を越えて減少され、前述のように、伝達装置に加えられた負荷を減少させ、ブレーキペダルおよびひいては運転者の足に加えられた負荷を高める。
好適な特徴によれば、補助ピストンは、中央のピストンに引っ掛け固定するためのリング状のショルダを有していて、中央のピストンをスラストロッドのスラスト方向に前進移動させることによって駆動せしめられると同時に、ばねを圧縮させることによって中央のピストンに関連して前進移動するようになっている。
このような構成は、機械的に非常に簡単であり、それにも拘わらず、過剰な押しずらしを防止するために、リアクションディスクを保護する、という利点を有している。何故ならば、過剰な押しずらしは、補助ピストンの移動ストロークによって制限されているからである。
別の特徴によれば、スラストロッドの端部に向かって押しずらされた、環状の補助ピストンの前進運動は、スラストロッドに関連してストッパによって制限されている。
別の特徴によれば、圧縮ばねが、マスタブレーキシリンダ内の目標圧力のために調整されていて、この目標圧力は特に130Barに設定されている。
従って、スラストロッドの簡単な構成部分または簡単な形状である円筒形の部分は、その都度の撓みを阻止するために圧縮ばねをガイドし、かつ保護すると共に、他方では、ばねを密着に対して保護する、2重の機能を保証する。これによって同様にリアクションディスクは、その都度の過剰な変形に対して保護される。このような過剰な変形は、リアクションディスクの前側が中央のピストンにより変形され始める原因となる。
別の好適な特徴によれば、目標圧力のために設定された限界圧力は130Barである。
本発明によるサーボブレーキは、公知のサーボブレーキの構成部材の大部分を引き継いでいるので、これらの構成部材を製造ラインまたは組み立てラインに組み込む際に、特に困難はなく、追加的な費用は発生しない、という利点を有している。
電気液圧式サーボブレーキの軸方向断面図である。 本発明による電気液圧式サーボブレーキの補助ピストンとスラストロッドとの接続部の概略図であって、押し力が調整された力を下回っているときに、接続部が下側のスラスト位置にある状態を示している。 本発明による電気液圧式サーボブレーキの補助ピストンと、調整された押し力を越えた位置にあるスラストロッドとの接続部の図2Aと類似の概略図である。 調整された押し力の下側および上側で発生する、ブレーキペダルに加えられる力を示すグラフである。 調整された押し力の前後で制御ロッドに作用する反力を示す、図3と類似のグラフである。
本発明を、図面に概略的に示された実施例を用いて以下に詳しく説明する。
図1は、マスタブレーキシリンダ1(ここではタンデム型マスタブレーキシリンダ)より成る電気液圧式サーボブレーキの全体の概略図であって、マスタブレーキシリンダ1は、一次ピストン11および二次ピストン12を有しており、これらの一次ピストン11および二次ピストン12は、一次チャンバ13若しくは二次チャンバ14を画成していて、これらの一次チャンバ13若しくは二次チャンバ14にブレーキ液タンクから作動液が供給される。ブレーキ液タンクは、図1には図示されておらず、一次チャンバ13および二次チャンバ14と接続されている。これらのチャンバ内で圧力にさらされる作動液は、やはり図示されていない2つのブレーキ回路に供給される。
マスタブレーキシリンダ1は一次ピストン11により制御され、この一次ピストン11自体はスラストロッド15によって操作される。スラストロッド15は大部分が一次ピストン内に収容されていて、一次ピストン11に当接している端部とは反対側の端部151は、スラストピストン152を介して、サーボブレーキの電気機械式の部分の補助ピストン16と協働する。補助ピストン16は、切断面で見て左右対称的に2つのラック161を有している。これらのラック161は、歯車162と協働し、これらの歯車162は、図示していないモータによって駆動されることによって同期的に逆方向に回転する。これらの歯車162は、サーボブレーキの電気機械式の部分の本体3内に組み込まれている。補助ピストン16は、リターンスプリング17によって非作動位置に押し戻され、このリターンスプリング17は、運動軸線XXに沿ってマスタピストン11の後部を包囲している。
補助ピストン16は、その押し力を、リアクションディスク18を介在させることによってスラストロッド15のスラストピストン152に伝達し、リアクションディスク18の前側181(マスタブレーキシリンダに面した側)は補助ピストン151に当接していて、リアクションディスク18の後ろ側182(ブレーキペダルの側)は、補助ピストン16によって形成される収容部163の底部に当接している。補助ピストン16は軸線XX回りの中央が開放していて、プランジャ19のガイド貫通孔164を形成し、プランジャ19は同様にリアクションディスク18の後ろ側182に当接している。プランジャ19は制御ロッド20に接続されていて、この制御ロッド20自体はブレーキペダル21に接続されている。制動要求を検出し、その情報を評価するための、制御ロッド20および様々な装置例えば運動センサの詳細は、ここでは詳細が記載されていない公知の装置が参照される。
電気液圧式のサーボブレーキは、ブレーキペダル21の操作時に、制御ロッド20の摺動運動(矢印F)で制御され、制御ロッド20はプランジャ19によってリアクションディスク18に当接している。サーボブレーキの電動モータを操作して、ラック161によって補助ピストン16を前進させるピニオン162を駆動するために、制御ロッド20の運動が、図示していない運動センサによって検出される。補助ピストン16は、リアクションディスク18に押し力を加え、リアクションディスク18自体は、スラストロッド15のスラストピストン152を押しずらして、一次ピストン11および、一次チャンバ13内で圧縮された液体によってタンデム型マスタブレーキシリンダ1の二次ピストン12を押しずらす。
従来技術によるサーボブレーキにおいて、スラストロッド15とリアクションディスク18(前側181)との間の接続は、スラストロッド15に調節可能に取り付けられたスラストピストン152によって行われるが、調節が行われると(ねじ込みによる調節)、平行移動方向でスラストロッドに堅固に結合されているので、リアクションディスク18の前側181全体がスラストロッド15のピストン152に当接し、このピストン152はそれ自体が、補助ピストン16内でリアクションディスク18を収容する収容部163の開口内に導入されている。
本発明による電気液圧式のサーボブレーキは、この公知の電気液圧式のサーボブレーキとは異なり、スラストロッド15と操作ピストン16との間に接続部100が設けられている。図1では楕円形によって包囲されている、この接続部100は、本発明によれば、接続部100、即ち図2Aおよび図2Bに概略的に示した接続部より成っている。一般的に、前側または「前方方向」は、マスタブレーキシリンダに向かう方向である。後ろ側または「後方方向」はブレーキペダルに向かう方向である。
従って接続部100は、スラストロッド15の後端部とリアクションディスク18との間に、円板またはリングの形をした支持部材101を有している。この支持部材101は、ロッド15に堅固に結合されていて、圧縮ばね102を収容しており、圧縮ばね102は、マスタブレーキシリンダ内に形成される目標圧力Pに相当する調整された力を加える。この目標圧力は例えば130Barの圧力である。この圧力は、反力を表しており、この反力は、サーボブレーキの幾何学的形状に依存していて、圧縮ばね102により加えられる調整された力を規定する。以下に説明されているように、接続部100の構造は、圧縮ばね102が、この調整された力よりも小さいかまたはこれと同じである負荷に耐え、かつ、この調整された力と同じかまたはこれよりも高い力にさらされた瞬間から撓むように、調整されている。
このような状況下において、および間違った言語慣用によって、接続部内の反力の同義語である間違った言語慣用によるマスタブレーキシリンダ内の目標圧力は、接続部100がその運転形式を変える、つまりサーボブレーキの倍力モードを変える力である。
スラストロッド15の端部151は、マスタピストン103内で軸線XXを中心にして続いている。このマスタピストン103は、環状のリングの形の補助ピストン104を支持しており、補助ピストン104はその中央開口の回りにショルダ1041を備えており、それによって、マスタピストン103の前でスラストロッド15の端部151に取り付けることができる。この補助ピストン104は、圧縮ばね102によって押しずらされ、通常形式でマスタピストン103に当て付けて保持される。この当接位置で、補助ピストン104の前側1042および中央のピストン103の前側1032は、同一平面内にあり、リアクションディスク18の前側181に当て付けられている。
端部151は、圧縮ばね102内の容積を占め、かつ圧縮ばね102を支持するための、直径の大きい円筒形の部分153を有している。また、この円筒形の部分153は、補助ピストン104のための前方のストッパ154を形成していて、スラスト方向で補助ピストン104の前進距離(FMTC)を制限している。図2A、図2Bに示されているように、これによって、補助ピストン104は、スラストロッド15(およびその中央のピストン103)の端部151に関連して、ばね102によって押しずらされて中央のピストン103に当接している図2Aの右側の一方の終端位置と、左側(図2B)の他方の終端位置との間で可動である。変形可能であるが圧縮不能な(つまり容積変更のない)、弾性を有する材料からなるリアクションディスク18の過剰な変形を避けるために、補助ピストン104の移動範囲(e)は制限されている。
リアクションディスク18の他方側182(後ろ側)は、補助ピストン16内の収容部163の底部の、軸線XXにセンタリングされた支持リング状の面に当接している。補助ピストン16の中央の軸線XX回りにガイド貫通孔164が形成されており、このガイド貫通孔164は、制御ロッド20によって貫通されていて、制御ロッド20の前端部に設けられたプランジャ19を収容する。プランジャ19は、リアクションディスク18の後ろ側182、並びに補助ピストン16の支持リングに当接している。制動操作の開始時において、制御ロッド20および特に補助ピストン16によって、補助ピストン104およびマスタピストン103に、それ自体が当接するリアクションディスク18に加えられる押し力が、調整されたばね102の押し力Pよりも低い間、前述のように、それ自体がマスタブレーキシリンダを操作するスラストロッド15に負荷が伝達される。この操作において、中央のピストン103の側および補助ピストン104の側が、リアクションディスク18の平らに保たれている前側181に当接する。押し力は、中央のピストン103並びに補助ピストン104およびそのばね102によってロッド15に伝達され、このばね102は圧縮されない。何故ならば、ペダル21および制御ロッド20に加えられた負荷は、ばね102の調整された反力よりも小さいからである。
しかしながら、加えられた負荷が調整された押し力Pを越えると直ちに、ばね102は補助ピストン104をもはや保持しなくなり、補助ピストン104は後退し、リアクションディスク18を、マスタピストン103(図2B)の周囲に沿って「クリープ“kriechen”」させるので、制御ロッド20に加えられた反力は、サーボブレーキの倍力係数によって得られるよりも大きく増大する。この場合(図2B)、全負荷に対する、制御ロッド20によって伝達された負荷の割合は増大し、補助ピストン16の割合は減少する。中央のピストン103によって生ぜしめられる変形開始によってリアクションディスク18が損傷を蒙ることがないように、リアクションディスク18の変形は、原則として補助ピストン104が円筒形の部分153に当接することによって制限される。
図3および図4は、圧縮ばね102の調整された反力に対応する押し力を下回るおよび上回る、リアクションディスク18の押し力の伝達を示す。グラフでは、この押し力は、マスタブレーキシリンダ1内に形成され130Barに規定された目標圧力Pに割り当てられている。
図3は、マスタブレーキシリンダ1内の圧力P(力Pped)に依存してペダル21に加えられる反力Rpedを示し、これは、リアクションディスク内の圧力に依存してペダルに加えられた力(またはサーボブレーキからペダルに加えられた反力)の直線的な関係を示す直線DRに相当する。
図4のグラフは、電気機械式のサーボブレーキによって加えられたスラスト負荷Bを、つまり補助ピストン16によって加えられた負荷を接続する倍力直線DRを示す。補助ピストン16の前進移動は、ピニオン162および2つのラック161を介在させて電動モータによって、リアクションディスクを負荷する圧力Pに依存して制御される。
2つのグラフで、目標圧力Pは、この目標圧力Pに相当する負荷を下回る圧力が強調されており、実際には、この関係は、サーボブレーキの倍力係数を示す直線的な関係に相当するが、この目標圧力から、ブレーキシステムによってその都度追加的に要求された負荷のための倍力係数は、もはや直線DRの直線的な関係に追従するのではなく、別の勾配を有する直線区分DR,DRに移行する。
目標圧力Pの通過後に、倍力器の力が発生される直線区分DRが、直線DRの下に位置し、これは、圧力点Pから減少された倍力係数に相当する。
これに対して、押し力の成分は、ペダルを操作することによって提供され、その反力Rped(図3)は、直線区分DRに従って区分DRを上回って生ぜしめられる。言い換えれば、ペダル21に戻る反力は増大し、これに対して、補助ピストン16およびひいては電気機械式のサーボブレーキによって加えられた力は、この線状の曲線DRに関連して減少する。
1 マスタブレーキシリンダ/タンデム型マスタブレーキシリンダ
11 一次ピストン
12 二次ピストン
13 一次チャンバ
14 二次チャンバ
15 スラストロッド
151 スラストロッドの端部
152 スラストピストン
153 円筒形の部分
154 ストッパ
16 補助ピストン
161 ラック
162 ピニオン
163 収容部
164 ガイド貫通孔
17 リターンスプリング
18 リアクションディスク
181 リアクションディスクの前側
182 リアクションディスクの後ろ側
19 プランジャ
20 制御ロッド
21 ブレーキペダル
100 接続部
101 支持部材
102 圧縮ばね
103 中央のピストン
1032 中央のピストン103の前側
104 補助ピストン
1041 ショルダ
1042 補助ピストン104の前側
XX サーボブレーキの軸線

Claims (5)

  1. 電気液圧式のサーボブレーキであって、マスタブレーキシリンダと検出器とを有しており、前記マスタブレーキシリンダが、リアクションディスク(18)を介して操作されるスラストロッド(15)を用いて第1の補助ピストン(16)により制御され、前記第1の補助ピストンはそれ自体がプランジャ(19)によって貫通され、該プランジャ(19)は、ブレーキペダル(21)に接続された制御ロッド(20)に接続されていることによって、前記リアクションディスク(18)の一部を押圧するようになっており、前記検出器は、前記第1の補助ピストン(16)を駆動する前記サーボブレーキの電動モータを操作するために、前記制御ロッドの運動を検出する形式の電気液圧式のサーボブレーキにおいて、
    前記スラストロッド(15)の端部(151)が、接続部(10)によって前記第1の補助ピストン(16)に接続されており、前記接続部は、
    前記スラストロッド(15)に堅固に結合された、調整された圧縮ばね(102)のための支持部材(101)と、
    軸線(XX)に沿って前記リアクションディスク(18)に支持された中央のピストン(103)と、
    前記中央のピストン(103)を包囲する第2の補助ピストン(104)とを有しており、
    前記第2の補助ピストン(104)は、前記調整されたばね(102)によって前記リアクションディスク(18)に押圧され、終端位置において前記中央のピストン(103)によって保持されており、前記第2の補助ピストン(104)は、前記スラストロッド(15)に堅固に結合された前記中央のピストン(103)にして後退可能であることを特徴とする、電気液圧式のサーボブレーキ。
  2. 前記第2の補助ピストン(104)は、前記中央のピストン(103)に引っ掛け固定するためのリング状のショルダ(1041)を有していて、前記中央のピストン(103)を前記スラストロッド(15)のスラスト方向に前進移動(方向FMTC)させることによって駆動せしめられると同時に、前記ばね(102)を圧縮させることによって前記中央のピストン(103)にして前進移動するようになっていることを特徴とする、請求項1に記載の電気液圧式のサーボブレーキ。
  3. 前記スラストロッド(15)の端部(151)に向かって押しずらされた、前記第2の補助ピストン(104)の前進運動が、前記スラストロッド(15)ストッパ(154)によって制限されていることを特徴とする、請求項1に記載の電気液圧式のサーボブレーキ。
  4. 前記スラストロッド(15)の前記端部(151)が円筒形の部分(153)を有しており、該円筒形の部分(153)が、前記圧縮ばね(102)によって包囲されストッパ(154)を形成しており、このストッパ(154)が、前記第2の補助ピストン(104)の前進移動を、前記スラストロッド(15)に堅固に結合された前記中央のピストン(103)に対して制限していることを特徴とする、請求項1に記載の電気液圧式のサーボブレーキ。
  5. 前記圧縮ばねが、前記マスタシリンダ内の目標圧力のために調整されていて、前記目標圧力が130Barに設定されていることを特徴とする、請求項1に記載の電気液圧式のサーボブレーキ。
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