JP6212304B2 - 情報処理装置並びにその制御方法及び制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ソーシャルネットワークサービスその他のソーシャルサービスに関する。本発明は、特に、ソーシャルサービスにおいて、時系列を遡って順次フィードが表示される、一般に「タイムライン」と呼ばれるものの表示を制御する制御技術に関する。
従来から、ソーシャルネットワークサービス(以下「SNS」という。)と呼ばれる、人と人とのつながりを促進・サポートするコミュニケーションサービスが知られている。SNSでは、自分のプロフィールや写真を会員に公開する機能や、特定の友人のみに公開範囲を制限できる日記機能、趣味や地域などテーマを決めて掲示板などで交流できるコミュニティ機能等のサービスがインターネット上で利用できる点に特色がある。こうしたSNSの一つとして非特許文献1に開示されるウェブサイトが知られている。
同サービスにおいて会員が利用できるサービスの具体的なコンテンツとして、例えば以下が挙げられる。第一には、例えば「日記」「つぶやき」「カレンダー(予定)」「フォト」「動画」「チェックイン」のように、ユーザ自身が投稿(ポスト)し、また関係性を有する他のユーザの投稿を閲覧することができるコンテンツである。こうしたコンテンツは予め投稿するメニューの枠組みが決められており、その表示される態様(表示領域)も定型的である。一のユーザが、例えば自らが体験した出来事を日記として投稿すると、そのユーザと所定の関係性を有する別のユーザがサービスにログインした際に、そのトップページに当該日記の投稿があった旨の表示、すなわちフィードがリンク付きで表示され、その別のユーザは当該リンクを開くことにより一のユーザの日記の内容を閲覧することができる。或いは「チェックイン」のように、端末のGPS機能を利用して今いる場所やお店(スポット)を特定し、特定した場所やお店(スポット)を友人と共有することができる簡易な入力が可能なコンテンツも存在する。
また別のコンテンツとして、コミュニティ機能が挙げられる。これは、特定のテーマに沿った掲示板ページにおいてユーザが投稿したり、他のユーザの投稿を閲覧することで情報の交換を行うことができるものである。こうしたコミュニティ機能への投稿も、そのリンク付きのフィードがユーザのトップページその他頻繁に閲覧するページに表示され、ユーザはそのリンクを開くことで投稿内容を閲覧することができ、自ら投稿することもできる。或いは、コミュニティにおけるイベントの案内も、そのコミュニティに所属しているユーザに対してフィードの形で配信されることがある。
更には、上記のようなユーザ自身が能動的に投稿するコンテンツの他に、ゲーム等のアプリケーションにおける個々のユーザのサービス内での行動(以下「アクティビティ」ということがある。)に起因して、所定の関係性を有する他のユーザにフィードが配信される。アプリケーションには種々の性質のものが存在し、パズルゲーム、シューティング、育成シミュレーションなど多種多様なアプリケーションが提供されている現状がある。こうしたアプリケーションにおいて、ユーザが初期設定において自らを表すアバターを予め提示されている複数のアバターから選択したり、或いは育成対象とする架空のペットを複数の選択肢から選択する、といったように、アプリケーションの進行にあたってユーザが複数ある選択肢から一を選択する、というアクティビティが生じるケースが多く見られる。こうしたアクティビティもまた、フィードの生成を起因するトリガとなり得る。
ここで、上記のような各種トリガに起因して配信されるフィードは、ユーザがログインしたときやリロードしたときなどに生成され、当該ユーザに対して表示される。フィードの表示方法としては、上記の各種トリガ毎に異なるフィールド、或いはタグの切り替えによって分けて表示されてもよく、或いは各種トリガの種別にかかわらず一の序列のもとで表示されてもよい。その序列として、一般的にはポストがなされた時点、或いは当該ポストに対するコメントが他のユーザから投稿された時点に基づいて時系列に遡る順序で表示されるものが多くみられる。こうした時系列に基づき表示されているフィード群を「タイムライン」と称することがある。
ところで、従来こうしたフィード表示によるコンテンツの閲覧への誘引にあっては、フィードは基本的にはリンク付のテキスト情報として構成されていた。それは通信回線速度の制約や端末処理速度の制約を考慮しつつサービスとしての利便性を実現するための工夫でもあった。
しかし現在においては、SNSの黎明期と比較して、通信回線のリッチ化や端末性能の向上が進んでいる。これに伴いフィード表示も従来のリンク付テキスト情報のみのものだけでなく、画像データや動画サムネイルとともに表示されるものが増えてきた。
また一つの変化として、使用端末の多様化が挙げられる。従来はパーソナルコンピュータやフィーチャーフォンを用いてログインするユーザが殆どであった。しかし近年ではスマートフォン、タブレットといった形態の端末が出現し、これらからログインするユーザが急増した。
こうした新たな形態の端末の特徴として、コンパクトゆえに表示画面も小さいという点が挙げられる。こうした小さい表示画面において上述のような画像データ付き、或いは動画サムネイル付きのフィードを表示させると、一画面あたりの表示可能フィード数は従来に比べて少なくなり、ユーザは過去のフィードを確認するためには繰り返しスクロール操作を行わなければならない、という問題がある。
こうした問題は、例えばクリスマスなどの季節限定イベントや誕生日など個々のユーザに特有のイベントにおいて顕著となる。すなわち、イベントに関連したコンテンツの投稿やアクティビティを、関係性を有する他のユーザが行うことにより、一のユーザのタイムラインは当該イベントに関連したフィードで埋め尽くされることになる。
或いは、そうしたイベントでなくとも、他のユーザのサービス内での行動の仕方いかんでは同様の問題が生じる。すなわち、他のユーザが一時期にまとめてコンテンツの投稿やアクティビティを行う場合、例えばログイン頻度がそれほど多くはないが、ログインしたときにまとめて他のユーザの投稿(ポスト)に対してコメントを書き込んだり「お気に入り」のフラグを立てたりした場合、純粋に時系列にそったタイムラインが形成される場合には、一のユーザのタイムラインは当該他のユーザのコンテンツの投稿やアクティビティに起因するフィードが連続することになる。
更に、SNSを活用するユーザ数自体が相対的に増加しユーザ相互の関係性もより多く構築されるなど、サービスが成熟してきたことにより、所定の期間内に生成されるフィードの数が増加している。こうした中、一のユーザのタイムラインは過密化し、結果として当該一のユーザが見たい情報に関するフィードを認識しないまま取りこぼしてしまう状況が生じるようになっている。
こうした事情から、例えば他のユーザが所定の記事をシェアし、また別の他のユーザも同一の記事をシェアした際、両ユーザとも一のユーザと所定の関係性を有している場合には、当該一のユーザのタイムライン表示にあっては一のフィードとして集約表示するケースがみられる。こうした表示においては、シェアされた記事に関する情報を表す領域と、当該記事をシェアしているユーザを表す領域とが併せて表示される。
アプリケーションにおけるアクティビティに起因するフィードの集約も、上述した記事のシェアに関するフィードの集約同様、複数のフィード生成要因を一のフィードにまとめることにより、タイムラインの効率化を図ることができ、表示領域が狭い端末装置においても見やすいタイムラインにより近づけることができる。しかしかかる集約を行った場合の問題点として、集約されたフィードのうち、最新のフィードの原因となったアクティビティを行ったユーザについてしか表示がなされず、被集約対象となった他のユーザによるアプリケーション内でのアクティビティの詳細をタイムライン上で知ることができない。
このように、タイムライン表示の効率化を図りつつ必要な情報をタイムライン上で得たい、というニーズに対する解は、従来の文献においても提示されていない。特許文献1には、情報ノベルティを分析する方法と、ユーザがすでに確認したストーリーの文脈でストーリーのノベルティを識別することによって、ユーザ向けに情報をパーソナライズし、フィルタリングするシステムが開示されている。これはユーザが閲読するなどすでに確認した情報に基づいて個別にニュースフィードをカスタマイズする構成と理解されるが、こうした構成のみではタイムライン表示の効率化を図りつつ必要な情報をタイムライン上で得ることができない。
特許文献2には、視聴ユーザの好み等に基づいて動的リストコンポーネントのフィルタを設定したり、視聴ユーザのためのアフィニティ計算に応じて従属ユーザの最高の重み付けをされた活動のみを表示する、といった形でのフィードのフィルタリングを行う構成が開示されている。しかしこれによっても、タイムライン表示の効率化を図りつつ必要な情報をタイムライン上で得ることはできない。
特開2005−251203 特許第4866463号
「ソーシャル・ネットワーキング サービス[mixi(ミクシィ)]」[平成25年7月1日検索]、インターネット<URL:http://mixi.jp/>
加えて、SNSを活用するユーザ数自体が相対的に増加しユーザ相互の関係性もより多く構築されるなど、サービスが成熟してきたことにより、タイムライン生成にあたっての新たな問題が生じてきた。すなわち、各ユーザのコンテンツデータは肥大し、ユーザ数も膨張したことにより、各ユーザのコンテンツデータは複数のサーバに分散管理される。こうした構成下において閲覧ユーザからタイムライン生成要求がある場合にコンテンツデータに直接アクセスを行うとすると、負担が過度に及ぶこととなり適時にユーザ端末上での表示を実現することが困難である。
そこで多くのSNSにおいては、仕様の多少の相違こそあれ、直近(例えば1週間)のコンテンツデータのインデックス的なデータのみを集約したデータベース(ソーシャルストリームデータベース。以下SSDBと表示することがある。)を備える。閲覧ユーザからのリロード要求に対しサーバはSSDBに蓄積されているインデックス的なデータに基づいて当該ユーザのソーシャルグラフに基づいたフィルタリングを行い、パーソナライズされたタイムラインを構成する各インデックス的なデータと紐付けられたコンテンツデータをコンテンツデータベースに要求し閲覧ユーザ向けのタイムラインを生成する。
しかしかかるSSDBのような構成を備えた場合に、上述したような効率化を行いながら必要な情報を得ることが可能なタイムライン表示を実現するという点については、これまで課題として明確に認識されてもおらず、具体的な解決策も提示されていなかった。
発明が解決しようとする課題は、ソーシャルサービスユーザが所望の情報を見つけやすいタイムラインを当該ユーザに提供することである
〔A〕上記課題を解決するため、本発明の一態様である「情報処理装置」は、直近の保持期間内のオブジェクトにそれぞれ対応するスケルトンデータを保持するように保持内容が定期的に更新される保持部に保持されている所定のスケルトンデータが指し示す所定オブジェクトに関連する該保持期間外の関連オブジェクトをそれぞれ特定する特定手段と、前記所定オブジェクトに対応する所定フィードデータに対し前記特定手段により特定される関連オブジェクトにそれぞれ対応する追加フィードデータを表示させるためのアイコン、該所定フィードデータが表示される特定領域にそれぞれ集約表示されるようにタイムラインデータを生成する生成手段と、を備える。
〔B〕上記課題を解決するため、本発明の一態様である「情報処理装置の制御方法」は、直近の保持期間内のオブジェクトにそれぞれ対応するスケルトンデータを保持するように保持内容が定期的に更新される保持部に保持されている所定のスケルトンデータが指し示す所定オブジェクトに関連する該保持期間外の関連オブジェクトをそれぞれ特定する特定ステップと、前記所定オブジェクトに対応する所定フィードデータに対し前記特定ステップにおいて特定される関連オブジェクトにそれぞれ対応する追加フィードデータを表示させるためのアイコン、該所定フィードデータが表示される特定領域にそれぞれ集約表示されるようにタイムラインデータを生成する生成ステップと、を含む。
〔C〕上記課題を解決するため、本発明の一態様である「制御プログラム」は、直近の保持期間内のオブジェクトにそれぞれ対応するスケルトンデータを保持するように保持内容が定期的に更新される保持部に保持されている所定のスケルトンデータが指し示す所定オブジェクトに関連する該保持期間外の関連オブジェクトをそれぞれ特定する特定機能と、前記所定オブジェクトに対応する所定フィードデータに対し前記特定機能により特定される関連オブジェクトにそれぞれ対応する追加フィードデータを表示させるためのアイコン、該所定フィードデータが表示される特定領域にそれぞれ集約表示されるようにタイムラインデータを生成する生成機能と、を情報処理装置のコンピュータに実現させる。
上記〔A〕の「情報処理装置」には、下記の技術的限定を加えてもよい。また、同様の技術的限定を、上記〔B〕の「制御方法」及び上記〔C〕の「制御プログラム」に加えてもよい。
・前記保持期間は1週間を超えない期間である。
前記アイコンは、該アイコンを対象とする所定操作に応じて該アイコンに対応するフィードデータを前記特定領域に表示中のフィードデータに代えて切替表示させるための要素であり、前記生成手段が、前記アイコンのいずれかに対し前記所定操作がなされた場合に該所定操作の対象となったアイコンに対応する追加フィードデータに対し該所定操作の対象にならなかった他の追加フィードデータにそれぞれ対応するアイコンと前記所定フィードデータに対応するアイコンとが前記特定領域にそれぞれ集約表示されるように前記タイムラインデータを生成する。
本発明に係る情報処理装置は、直近の保持期間内の所定オブジェクトに対応する所定フィードデータに対し当該保持期間外の関連オブジェクトにそれぞれ対応する追加フィードデータを表示させるためのアイコン、当該所定フィードデータが表示される特定領域にそれぞれ集約表示されるようにタイムラインデータを生成する。よって、本発明によれば、ソーシャルサービスのユーザが所望の情報をローコスト(検索労力ないし検索時間が相対的に低減されること)で見つけやすいタイムラインが当該ユーザに提供され得る。
なお本発明において、
「フィード」とは、一のユーザのソーシャルグラフに含まれる他のユーザのアクティビティやコンテンツの投稿(以下両者を併せて「オブジェクト」と表現することがある。)、コミュニティにおけるイベントの発生などに起因して、当該アクティビティやイベントが生じたことを一のユーザの画面上において表示するショートコメントをいう。ショートコメントには通常リンクが付されており、当該リンクをたどって他のユーザの投稿やコミュニティのイベントの詳細を閲覧することができるが、これに限らず短文の投稿それ自体がリンクを張られることもなく直接一のユーザにフィードとして配信される投稿カテゴリもある。
「タイムライン」とはこれらのフィードが時系列に沿って(通常、上から下に向かって遡るかたちで)連続的に表示されたものをいう。タイムラインを構成する各フィードは、例えば短文の投稿(「つぶやき」)のようなテキスト情報が表示されることもある一方、写真付きの日記や動画投稿のフィードの場合、当該写真や動画のサムネイルなどの非テキスト情報も伴ってフィードとして表示されうる。これらの非テキスト情報を伴ったフィードを以下「リッチフィード」ということがある。
「SNSサーバ」とは、ネットワークを介してソーシャルネットワークサービスを提供するためのエンジンと各種データベースを蓄積しているサーバをいう。ノードとして単一であることは要件ではなく、複数のノードが協働して同様の構成を実現するものであって良い。
本発明の一実施例に係るSNSサーバ20と端末装置10とがネットワーク30を介して接続する状態を示すネットワーク構成図である。 本発明の一実施例に係るSNSサーバ20の機能ブロック図である。 本発明の一実施例に係る端末装置10の機能ブロック図である。 端末からのタイムライン閲覧要求に対して行われる情報の授受の流れを示すフローチャートである。 各データに含まれる情報内容を示した一覧表である。 別の実施例における端末からのタイムライン閲覧要求に対して行われる情報の授受の流れを示すフローチャートである。 タイムラインの再構成が行なわれる状況を示すイメージ図である。 集約されたフィードが表示される態様を示した画面イメージ図である。
図1は、本発明の一実施例に係るSNSサーバ20を含むネットワークシステム1の構成図である。SNSサーバ20は、ネットワーク30を介して各ユーザの端末装置10・・・10と接続されており、データの授受が可能である。端末装置10は、基地局に無線により接続して、ゲートウェイ等のネットワーク機器を介してネットワーク30に接続される(なお基地局、ゲートウェイについては図示を省略する)。ユーザはネットワーク30を介しさまざまなサイトが提供する種々のコンテンツや情報の閲覧・取得を行うほか、ユーザ自身も端末装置10から情報の送信を行う。さまざまなサイトの中には、SNSサーバ20が提供するようなサービスも含まれる。
図2は、SNSサーバ20の機能を示すブロックにて図示した機能構成図である。SNSサーバ20の機能は、外部からの入力情報の処理や蓄積されたコンテンツやアクティビティに基づき各ユーザの嗜好性を判定する処理、これらを参酌しつつ広告表示エリアに表示されるべき適切な広告を選択する処理等を行う制御部210と、ユーザ属性に関するマスタ情報やユーザ同士の関係性、及びユーザと各オブジェクト(コンテンツ、アクティビティ等)に対する嗜好性に関する情報を集積するユーザ情報DB群220、ダイアリーやチェック、フォトなどの個々のコンテンツや、アプリの利用や特定のWebページの閲覧など、ユーザによるインターネット上の行動に関わるアクティビティのエンティティーを記録するオブジェクトDB群230、各オブジェクトの説明や意味付けを補足するメタデータを、各オブジェクト毎に紐づけて記録するメタDB群240、タイムラインを構成するオブジェクト(コンテンツやアクティビティ、或いはこれらに対するフラグの設定などフィード生成の元となる記録を指す。)のスケルトンデータを当該オブジェクトが生成された後の所定期間保持するソーシャルストリームデータベース(SSDB)250、各種広告情報を蓄積する広告情報DB260、及びネットワーク40を介して各種端末装置30等との情報授受を行う際のデータ形式の最適化を行うインターフェース270とに大別される。
制御部210は、以下の処理を含むサービス内の各種制御ないし処理を行う。
(1)ユーザが端末からネットワークを介して送信してきた入力情報、或いはユーザからの要求に応じて送信する出力情報をその情報種別に応じて各DB群(ユーザ情報DB群220、オブジェクトDB群230、メタDB群)に格納、及び各DB群から受信して各端末に送信する処理
(2)前記入出力情報に基づいて各ユーザの嗜好性を判定し嗜好性DB223に当該嗜好性情報を送信する処理
(3)前記嗜好性DB223に蓄積された嗜好性、及びユーザ属性DB221に記録された各ユーザ毎の情報に基づいて、出力情報とともに配信する広告を選択し、広告情報DB260から広告情報を取得し各端末に送信する処理
(4)ユーザからの要求に応じ、SSDB250から取得したスケルトンデータを当該ユーザの関係性等に応じてフィルタリングし、ユーザが操作する端末に送信するフィードを選別する処理
(5)SSDB250から取得したスケルトンデータを、関係性DB222及びメタDB群240を参照しつつ最適表示序列となるようタイムラインを制御する処理
(6)ユーザからのコンテンツページ閲覧要求に応じオブジェクトDB群230から情報を取得してコンテンツページを生成する処理
ユーザ情報DB群220は、SNSのユーザの氏名、年齢、性別、出身地、趣味等の属性情報を記録するユーザ属性情報DB221と、ユーザ間の関係性に関する情報を記録する関係性DB222と、ユーザのアクティビティ及びコンテンツ及びそれらの時系列の遷移に基づいて算出される嗜好性をユーザごとに記録する嗜好性DB223とを含んでいる。オブジェクトDB群230は、各ユーザが投稿した日記や写真、特定のスポットへの訪問の事実などの各コンテンツやユーザによるインターネット上の行動、例えば特定のアプリにおけるアイテムの選択やミッションの達成といったアクティビティを、各オブジェクト種別ごとに格納する。なお図2においては日記投稿に関する情報を格納するダイアリーDB231、特定の場所にいたことを、ユーザID、当該ユーザのコメント、及び当該場所の位置情報を表す座標とともに格納するチェックDB232、写真投稿に関する情報を格納するフォトDB233を図示しているが、これに限られず種々のオブジェクトが格納される。広告情報DB260には、ユーザのリロードタイミングやリロード時点におけるユーザの嗜好性等に基づいて適宜選択される各種広告情報が広告主からのリクエストに応じて格納されている。メタDB群240、ソーシャルストリームデータベース(SSDB)250については、後述する。
図3は、端末装置10の機能ブロック図である。端末装置10は、サーバから受信したデータに基づいてタイムラインその他の画面表示の制御を含む端末の動作制御を行うCPU11、アプリケーションデータ等を一時的に展開するメモリ12、ダウンロードされたアプリケーションプログラムや配信されたコンテンツ、その他の情報を保存する記憶部13、ネットワーク50を介して他のノードとの接続制御を行う送受信部14、ダウンロードしたWebページ等を表示するスクリーンである表示部15、キーボードやテンキー、前記スクリーン上に配されたタッチパネルなど、操作者による端末操作のための能動的な入力操作を行うための入力デバイス16を備える。その他図示しないが、音声出力のためのスピーカ、或いは入力デバイス16に対する能動的な操作以外の情報(周囲の照度や与えられた加速度)を認識するセンサを備えていても良い。CPU11と他の各要素とはバスを通じて電気的に接続されている。
次に、サービス内におけるユーザの基本的な行動について説明する。
(1)ユーザ属性情報の登録
サービスの提供を受けるにあたり、ユーザは自己の属性情報を登録している。属性情報としては種々の情報が登録され得る。例えば氏名、年齢、ハンドルネーム、プロフィール写真、現住所、性別、誕生日、血液型、出身地、趣味、職業、所属などが登録され得る。これらの属性情報を、ユーザは自らの端末装置10から入力を行う。入力された情報は、ユーザIDに紐付けられるかたちでユーザ属性DB221に保存される。
(2)他のユーザとの関係性の構築
ユーザは、サービス内で他のユーザとの関係を構築することができる。関係性の構築手法はサービスにより種々考えられ、一方的なフィード受け入れ(フォロー)であってもよく、双方的な友人申請−承諾により相互にフィードを受け入れ、投稿を閲覧可能にする態様であってもよい。また関係性も単一のレイヤに限らず、より親密な関係性として「親友」といったレイヤを設け、より限定的な関係性にのみ自己の投稿を開示したりそのフィードが配信されるようにする態様であってもよい。こうした関係性は、ユーザIDに紐付けられるかたちで関係性DB222に保存される。
(3)アクティビティの説明
ユーザは、サービス内で種々の活動を行うことができる。例えばサービス内で提供されているアプリをダウンロードし、これを遊技することができる。こうした遊技のステータスは、スケルトンデータとしてSSDB250に保存され、その詳細な内容はオブジェクトDB群230に保存される。
(4)コンテンツの投稿(ポスト)
ユーザは、例えば日々の出来事を、日記をつけるように書き込むことができる。或いは、日記ほどのボリュームではなくとも、ちょっとした短文をつぶやきとして投稿することができる。日記には写真などの画像や動画をともに投稿することができるほか、話題にしたい他のWebページのURLをリンクしつつ書き込むこともできる。このように、自らが気になったことや自らの考え、意見、好きなものなどをテキスト、画像、動画、音声データなどさまざまな形式で投稿することができる。
更にユーザは、投稿ごとにその公開範囲を適宜コントロールすることができる。サービスのユーザ全員が閲覧可能に設定することもでき、友人のみに設定することもできる。或いは個別の友人ごとに公開範囲をコントロールすることもできるし、個別の投稿ごとに公開レベルを設定することもできる。関係性に広がりを持たせたいが無限定に開示をしたくはない場合、「友人の友人まで公開」といった設定も可能である。このように公開範囲を適宜コントロールすることで、気兼ねなく日々の出来事に関する投稿を行うことができ、また他のユーザとの関係性が広がる可能性を持たせることができる。
このように各ユーザが投稿したコンテンツは、その種別、公開範囲の設定とともに、オブジェクトDB240に保存される。
(5)嗜好性の蓄積
上記のように、ユーザのアクティビティやコンテンツの投稿はそれぞれ逐次当該ユーザIDに紐付けて保存されていくが、これらを素材として個々のユーザの好みの傾向、嗜好性についても逐次算定される。例えば一のユーザが「自動車」を用語として含む日記の投稿を行うと、制御部210において処理され、ダイアリーDB231に保存されるとともに、当該ユーザの嗜好性の傾向が再計算され、嗜好性DB223に当該ユーザのユーザIDと紐付けられて保存される。この嗜好性に関する情報は種々の局面で活用されるものであり、当該ユーザのトップページに表示される広告情報が広告情報DB260から選択されるにあたって、この嗜好性の情報に基づいてより親和性の高い広告が選択表示される。或いは後述するように、タイムライン表示の最適化にあたって当該ユーザの嗜好性の情報を参酌するよう構成することもできる。
次に、図4及び図5を用いつつ、ユーザが端末10からタイムラインの閲覧を要求し、当該端末10に表示されるまでのサーバ内部におけるフローを説明する。
図4は、端末からの要求に応じてタイムラインが所定のユーザ向けにパーソナライズされる(再構成される)流れを示すフローである。タイムライン(図示中において「TL」と表示することがある)を閲覧するトリガ(ステップS401)としては、ユーザのログイン、リロード、他の画面からユーザトップ画面への遷移などがあり得る。
タイムライン閲覧のトリガが発生すると、閲覧要求の信号が端末10から制御部220へと送信される。送信されるデータには閲覧を要求しているユーザのユーザIDが少なくとも含まれており、このユーザIDにパーソナライズされる形で表示タイムラインが生成されることになる。
制御部210は当該ログインユーザに関するユーザ属性情報をユーザ属性DB211より取得する(ステップS403、ステップS404)。次に制御部210はSSDB230からスケルトンデータを取得する(ステップS405、ステップS406)。取得されたデータは一時記憶手段(図示しない)に一時的に保存される。
次に制御部210は関係性DB222から当該ユーザの関係性情報を取得する(ステップS405、ステップS406)。関係性情報は、TL閲覧を要求しているユーザとサービス内の他のユーザとの間に特定の関係性が成立しているか否かに関する情報であり、原則的に特定の関係が成立している場合に当該他のユーザのオブジェクトに関するフィードが閲覧要求ユーザに対して表示される。制御部210は、閲覧要求ユーザと特定の関係性をもつ他のユーザID群を取得し、一時記憶手段(表示しない)に一時的に記録する。次に制御部210はSSDB250にアクセスし、自己のユーザID及び前記取得した他のユーザID群に関するスケルトンデータを取得する(ステップS407、ステップS408)。SSDB250にはサービス内のあらゆるユーザに関するスケルトンデータが期間限定的に集積されているところ、これらから閲覧要求を行ったユーザIDと関係性を有するユーザIDを含むスケルトンデータのみを取得する。
ここでSSDB250について説明する。SSDB250は各ユーザのフィードが起因するアクティビティないしコンテンツのうち直近のもの、例えば直近一週間のものについて集積している。ここに集積されている情報は図5に示すように、アクティビティデータやコンテンツデータが含む各種オブジェクト情報のうち、ユーザID、タイムスタンプ、オブジェクト種別(日記、ボイス、アクティビティなど)、オブジェクトキー(オブジェクトを一意に特定するID)のみを抽出した情報であり、実質的に各フィードが起因するオブジェクトを指し示す情報のみから構成されている。オブジェクトの詳細なデータ(実体部分)は含まれていない当該形式のデータをここでは「スケルトンデータ」と称する。SSDB250では、このように軽量化されたデータを定期的に更新しつつ直近から限定期間に限定して保有する。なお図5に示す記号のうち、二重丸は当該データの序列を規定するキーとなる情報を表し、丸は当該データに含まれる情報を表す。また三角は必須ではない、省略可能な情報を表す。
更に制御部210は、取得した個々のスケルトンデータにつき、コンテンツの公開設定、或いは閲覧ユーザによるミュート設定(特定の関係性を有してはいるが当該他のユーザのフィードを見たくない場合に可能な非表示設定)を加味して、表示\非表示を設定する(ステップS409)。非表示設定されたスケルトンデータについては、後述する実体データ(オブジェクト情報)取得を行わない。
次に、関係性によるフィルタ及び個々のコンテンツの公開設定や閲覧ユーザのミュート設定による非表示設定を経たスケルトンデータに含まれるオブジェクトキーを元にオブジェクトDB群230から実体データを取得する(ステップS410、ステップS411)。この実体データをここでは「エンティティー」と表現する。エンティティーにはメタ情報が含まれており、次にこれに基づいてメタDB群240にアクセスを行う。
ここでメタDB群240について説明する。メタDBはオブジェクトDBに格納される各実体データに対応するメタデータを格納するDBである。メタデータにはユーザID、メタ情報(当該データに関する注釈、詳細説明、タグ情報など)及びオブジェクトキーが少なくとも含まれている。例えばチェックインの位置座標情報に関するランドマーク(駅や特定の建造物など)やアプリ開始のアクティビティの対象となるアプリ名、或いは旅行に関する日記の投稿の場合、その投稿文字列に含まれている土地情報を表す文字列などをタグ情報として紐付けることができる。メタDB群においては、これらの情報がオブジェクトの種別や利用されるサービスに関連するグループごとに集約されて保管されている。その例を図示すると図2のようになる。図2では、チェックインサービスに関連するランドマーク情報(ロケーションA、ロケーションB、ロケーションC、・・)や、アプリケーションの利用状況などをTL上に流すアプリフィードに関連するアプリ情報(アプリA、アプリB、アプリC、・・)などが集約の基準になっている。なおこうしたメタDB群の構成は飽くまで一例であり、各オブジェクトを種々のカテゴリ毎に集約したメタDBを備えることができる。
なお、各DB群(ユーザ情報DB群220、オブジェクトDB群230、メタDB群240)は一般的な分散型DBであれば、構成は任意でよい。
ステップS412につき、チェックインを例にとりつつ説明する。例えば「渋谷駅」におけるチェックイン情報を含むチェックインのエンティティーが関係性によるフィルタリング及び表示\非表示設定処理後タイムラインデータに含まれる場合、制御部210は、先に取得した関係性を有する他のユーザIDをフィルタリングのキーとしつつ、メタDB群中「ロケーション>渋谷駅」に関し集約したDBを参酌し、ここに含まれているメタデータを取得する。
制御部210は、取得したメタデータにつき再びコンテンツの公開設定及び閲覧ユーザのミュート設定に基づいた表示\非表示設定を行う(ステップS414)。その後当該メタデータに含まれているオブジェクトキーを元に、再度オブジェクトDB群230から対応するエンティティーを取得する(ステップS415、ステップS416)。
そののち、制御部210は取得した全てのエンティティーを踏まえてTLを再構成する(ステップS417)。再構成は以下の2つのステップを伴う。
(1)取得したメタデータに基づいて再取得されたエンティティーとスケルトンデータに基づいて取得されたエンティティーとが同一のオブジェクトに起因するものである場合、タイムラインデータに含まれている当該スケルトンデータを削除する。同一のオブジェクトに起因するものか否かの判定は、オブジェクトキーが一致するか否かに基づいて行う。
(2)取得したメタデータに基づいて再取得されたエンティティーを、取得の原因となったスケルトンデータに基づいて取得されたエンティティーに集約した形で表示するよう構成する。
これにより、関連性のある過去のフィードは時系列で直近のフィードに集約して表示され、かつ重複するフィードは消し込まれることで削除されるから表示タイムライン上で重複することがない。更にはSSDBでは遡って照会できるデータの期間が限定的であったところ、所定のオブジェクト(チェックイン、或いは特定のアプリに関するアクティビティ)について無期限に検索が可能となり、かつそれがタイムライン上の所定のフィード内で完結することとなる。もちろんメタDB群240の検索の時期的範囲について所定の期間、例えば過去1年間、のように限定して検索するよう構成しても良い。かかる限定を行った場合、検索に要する時間は一層短縮され、操作に対するレスポンスが向上しユーザに快適なサービスの提供が可能となる。
制御部210は、表示タイムラインデータを要求があった端末10に送信する(ステップS418)。端末10は受信した表示タイムラインデータに従ってタイムラインを画面表示制御する(ステップS419)。
なお上記実施例では、集約されたフィードに関する情報も予め元データをオブジェクトDB群230からロードする形式を取っているが、よりロードに要するコストを削減する構成として例えば図6に示す構成が考えられる。なお図6におけるステップは図4におけるのと途中までは同一であり、ステップS601からステップS613まではそれぞれ下2桁が同じステップS401からステップS413の作用に相当する。図6において、メタDB群からメタデータを取得した段階でタイムラインの再構成を行う(ステップS614)。この際ユーザの関係性をタイムライン上強く反映させたい場合には再構成の前に、先だって取得している関係性情報に基づいてフィルタリングを行い、閲覧リクエストを行ったユーザの関係性に従ったデータ選別を行う。選別されたデータは制御部210から閲覧をリクエストした端末10に対し送信され(ステップS615)、端末では受信したデータに基づいてタイムラインの画像表示制御が行なわれる(ステップS616)。
端末10においてリロードのトリガとなる操作、例えば集約されたフィードへのタップ、がなされると(ステップS617=Yes)、制御部210に対して集約されたフィードに関するリロード要求が送信される。制御部210では集約されているメタデータに関する情報(ユーザID及びオブジェクトキー)を保持しており、これに基づいてオブジェクトDB群230から対応する元データを受信し(ステップS618、ステップS619)、要求があった端末10に対して送信する(ステップS620)。端末10は受信した情報を読み込み、再表示制御を行う(ステップS621)。
図7はタイムラインが再構成される状況を概念的に示したイメージ図である(図4におけるステップS417、及び図6におけるステップS614)。図7の左の列が再構成前のタイムラインを模式的に示したものである。ここで示すように、閲覧ユーザの関係性に基づいてフィルタリングを行ったタイムラインには、様々なカテゴリのイベントに関するフィードが順不同に配列されることになる。なお図における「C」は所定の場所にいたことを示す投稿(チェック)を表すものであり、図示の関係上アプリごとに「C1」「C2」と表記上の区別をつけている。また「P」は写真の投稿を、「D」は日記の投稿を、「T」はつぶやきを表すものである。ここでは、チェックC1については、ユーザa、b、cが、チェックC2についてはユーザb、dが、それぞれフィードの起因となるコンテンツ投稿を行っており、それらが仮タイムライン上に配置されている。制御部210は、これら共通するアプリに関するフィードを一の表示領域に集約する。その際、タイムライン蓄積より以前のオブジェクトであるユーザxの同一場所C1に関するチェックも併せて集約される。すなわち制御部210は、集約表示を反映してタイムラインを再構成する。すなわち、集約された元フィード(図7中点線囲みのフィード)を削除し、各々最新のフィード位置(図7中白抜きのフィード)に集約される。集約されたフィードの表示態様を図8に示す。
図8は、いずれも同一の閲覧ユーザの端末10において表示されるタイムラインであり、外部からの操作に応じて表示が変化する様子を示すものである。左に示しているタイムラインにあるように、ユーザaが場所C1(ここでは、「渋谷駅」)を示す領域と、ユーザaも含めた他のユーザで当該場所にいたユーザ(ここではa、b、c及びx)を示す領域とが一体となってフィードを形成している。ここで閲覧しているユーザが端末装置10の操作によりポインタを上述のユーザを示す領域中、bを示すアイコン上に遷移させると、これにあわせて上部の領域もユーザbのコンテンツ、すなわち「ホームきれい」というコメント及びユーザbを示すアイコンが表示される。更にポインタをxを示すアイコン上に遷移させると、やはり同じ表示領域内でユーザxのチェックの内容(当該場所に関するコメント)、を示す画像に切り替わる。これらの情報、及びインターフェースは、再構成されたタイムラインに関する情報とともに制御部210から端末装置10に送信される。
本発明により、タイムラインに表示されるアクティビティないしコンテンツに関連する他のユーザのアクティビティないしコンテンツを容易に検索することができることからユーザの閲覧利便性が向上し、サービスの媒体としての価値向上に寄与する。特にサービスが成熟化しユーザ及びエントリが肥大化した状況において、閲覧者が検索することを所望する可能性が高い過去のアクティビティないしコンテンツを、ローコスト(検索労力ないし検索時間が相対的に低減されること)で容易に閲覧することが可能となることから、個々のユーザにとってのサービスの価値が向上し、ユーザの滞在時間向上が見込まれることから媒体としてオン価値が向上する。
また、同一ないし関連する項目に関するフィードを集約表示することにより、端末の閲覧表示画面領域の制約にも対応することができ、被集約対象となった他のユーザのアクティビティについてもタイムライン上を簡易に確認することができ、タイムラインの利便性が向上し、ユーザのサービス利用時間の向上が見込まれ、サービスの媒体としての価値が向上する。
更には、集約したフィードに関する情報を端末におけるタイムライン表示生成後所定の操作、例えば該当するフィード領域へのタッチ操作などを契機としてロードする構成とすることにより、タイムラインの当初表示速度の向上が見込まれ、ユーザビリティが向上する。
1 ネットワークシステム
10 端末装置
20 SNSサーバ
210 制御部
220 ユーザ属性DB群
221 ユーザ属性DB
222 関係性DB
223 嗜好性DB
230 オブジェクトDB群
231 ダイアリーDB
232 チェックDB
233 フォトDB
240 メタDB群
250 ソーシャルストリームデータベース(SSDB)
260 広告情報DB
270 インターフェース
30 ネットワーク


Claims (5)

  1. 直近の保持期間内のオブジェクトにそれぞれ対応するスケルトンデータを保持するように保持内容が定期的に更新される保持部に保持されている所定のスケルトンデータが指し示す所定オブジェクトに関連する該保持期間外の関連オブジェクトをそれぞれ特定する特定手段と、
    前記所定オブジェクトに対応する所定フィードデータに対し前記特定手段により特定される関連オブジェクトにそれぞれ対応する追加フィードデータを表示させるためのアイコン、該所定フィードデータが表示される特定領域にそれぞれ集約表示されるようにタイムラインデータを生成する生成手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記保持期間は1週間を超えない期間である、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記アイコンは、該アイコンを対象とする所定操作に応じて該アイコンに対応するフィードデータを前記特定領域に表示中のフィードデータに代えて切替表示させるための要素であり、
    前記生成手段が、前記アイコンのいずれかに対し前記所定操作がなされた場合に該所定操作の対象となったアイコンに対応する追加フィードデータに対し該所定操作の対象にならなかった他の追加フィードデータにそれぞれ対応するアイコンと前記所定フィードデータに対応するアイコンとが前記特定領域にそれぞれ集約表示されるように前記タイムラインデータを生成する、
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 直近の保持期間内のオブジェクトにそれぞれ対応するスケルトンデータを保持するように保持内容が定期的に更新される保持部に保持されている所定のスケルトンデータが指し示す所定オブジェクトに関連する該保持期間外の関連オブジェクトをそれぞれ特定する特定ステップと、
    前記所定オブジェクトに対応する所定フィードデータに対し前記特定ステップにおいて特定される関連オブジェクトにそれぞれ対応する追加フィードデータを表示させるためのアイコン、該所定フィードデータが表示される特定領域にそれぞれ集約表示されるようにタイムラインデータを生成する生成ステップと、
    を含む、情報処理装置の制御方法。
  5. 直近の保持期間内のオブジェクトにそれぞれ対応するスケルトンデータを保持するように保持内容が定期的に更新される保持部に保持されている所定のスケルトンデータが指し示す所定オブジェクトに関連する該保持期間外の関連オブジェクトをそれぞれ特定する特定機能と、
    前記所定オブジェクトに対応する所定フィードデータに対し前記特定機能により特定される関連オブジェクトにそれぞれ対応する追加フィードデータを表示させるためのアイコン、該所定フィードデータが表示される特定領域にそれぞれ集約表示されるようにタイムラインデータを生成する生成機能と、
    を情報処理装置のコンピュータに実現させる制御プログラム。
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