JP6212196B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明の実施形態は、照明装置に関する。
近年、半導体発光素子としてLED(Light Emitting Diode)を用いた照明装置の開発が盛んに行われている。照明装置には、照度分布を均一化する観点から、面状に発光する光源ユニットを用いたものがある。さらに、複数の面状の光源ユニットを環状に配置して、周囲の照度ばらつきを改善する照明装置も考えられている。照明装置においては、放熱性を高めることが重要である。
特開2012−43706号公報
本発明の実施形態は、複数の光源ユニットを環状に配置した場合の放熱性を高めることができる照明装置を提供する。
実施形態に係る照明装置は、口金と;前記口金の上に接続され、配線孔およびこの配線孔よりも下側にねじ山が設けられた固定面を有する支持体と;前記支持体の固定面と接する第1面および前記第1面とは反対側の第2面を有するとともに、前記第2面から前記第1面に貫通する貫通孔およびこの貫通孔よりも下側に設けられた孔を有し、この孔を介して前記ねじ山にねじが取り付けられて下側が前記固定面に取り付けられて、前記貫通孔を介して第2面から第1面に通される配線を前記固定面の配線孔を介して内部に引き込むように構成された台座部と、前記第2面から前記第1面に向かう方向にねじ孔が設けられ前記台座部の前記貫通孔よりも上側であって前記台座部の前記第1面に設けられた複数の突起と、前記ねじ孔にねじが取り付けられることによって前記台座部の前記第2面に取り付けられる発光部と、透光性を有し前記発光部、前記貫通孔および前記発光部を前記台座部に取り付けるねじを覆うように前記台座部に取り付けるグローブと、を有し、前記支持体に取り付けられ前記口金の軸を中心とした周回の上に沿って配置された複数の光源ユニットと;を具備している。
図1は、第1の実施形態に係る照明装置を例示する模式的斜視図である。 図2(a)及び(b)は、第1の実施形態に係る照明装置を例示する模式図である。 図3(a)及び(b)は、光源ユニットの模式的斜視図である。 図4(a)及び(b)は、突起を例示する模式図である。 図5(a)〜(d)は、連通の方向を例示する模式図である。 図6(a)〜(c)は、光源ユニットのレイアウトを例示する模式図である。 図7(a)〜(c)は、光源ユニットのレイアウトを例示する模式図である。 図8(a)〜(d)は、突起を例示する模式図である。 図9(a)及び(b)は、突起を例示する模式図である。 図10(a)〜(e)は、突起を例示する模式図である。 図11(a)〜(c)は、突起を例示する模式図である。 図12(a)〜(d)は、突起を例示する模式図である。 図13(a)及び(b)は、突起を例示する模式図である。 図14(a)〜(d)は、突起を例示する模式図である。 図15(a)〜(h)は、台座部を例示する模式図である。 図16(a)〜(g)は、突起の形状を例示する模式図である。 図17(a)及び(b)は、熱の流れを例示する模式図である。 図18(a)及び(b)は、台座部を例示する模式図である。 図19(a)及び(b)は、取り付け構造を例示する模式的斜視図である。 図20(a)及び(b)は、取り付け構造を例示する模式的平面図である。 図21(a)〜(c)は、取り付け構造を例示する模式図である。 図22(a)及び(b)は、グローブを例示する模式図である。 図23(a)及び(b)は、グローブを例示する模式図である。 図24は、支持体の他の例について例示する模式的斜視図である。 図25(a)及び(b)は、第2の実施形態に係る照明装置を例示する模式図である。 図26は、光源ユニットを例示する模式的斜視図である。 図27は、光源ユニットの取り付けを例示する模式図である。 図28(a)〜(c)は、光源ユニットの取付を例示する模式図である。 図29(a)〜(c)は、光の反射について例示する模式図である。 図30は、光源ユニットを例示する模式的斜視図である。 図31(a)及び(b)は、光源ユニットの取り付け構造を例示する模式図である。 図32は、光源ユニットを例示する模式的斜視図である。 図33(a)及び(b)は、光源ユニットの取り付け構造を例示する模式図である。 図34(a)及び(b)は、治具について例示する模式図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づき説明する。以下の説明では、同一の部材には同一の符号を付し、一度説明した部材については適宜その説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る照明装置を例示する模式的斜視図である。
図2(a)及び(b)は、第1の実施形態に係る照明装置を例示する模式図である。
図2(a)には、図1に示すAの位置で切断した模式的断面図が表される。図2(b)には、支持部の模式的斜視図が表される。
図3(a)及び(b)は、光源ユニットの模式的斜視図である。
図3(a)には、光源ユニットの斜視図が表される。図3(b)には、光源ユニットの分解斜視図である。
図4(a)及び(b)は、突起を例示する模式図である。
図4(a)には突起が設けられた台座部の模式的斜視図が表される。図4(b)には、図4(a)に示すB部の模式的拡大断面図が表される。
図1に表したように、第1の実施形態に係る照明装置110は、口金10と、支持体20と、複数の光源ユニット30と、を含む。照明装置110は、複数の光源ユニット30による多面での発光を行うものである。証明装置110は、口金10を用いた電球、水銀ランプやメタルはライドランプ等のHID(High Intensity Discharge)ランプなどと置き換えて使用される。
口金10は、給電を行う部分である。口金10には、例えばねじ山が設けられる。このねじ山によって口金10は図示しないソケットに螺合される。口金10の軸axは、口金10をソケットに螺合する際の回転中心である。本実施形態では、軸axに沿った方向をZ方向、Z方向と直交する方向のうちの1つをX方向、Z方向及びX方向に直交する方向をY方向ということにする。
支持体20は、口金10に接続される。支持体20は、口金10の上に接続される。図2(b)に表したように、支持体20は、ケース部21と、取り付け部22と、を含む。ケース部21は、口金10の内側に挿入される。ケース部21には、図示しない制御基板が内蔵される。取り付け部22は、ケース部21の上に取り付けられる。ケース部21には、光源ユニット30を固定するための固定面22aが設けられる。
支持体20には、例えば、熱伝導率の高い材料が用いられる。例えば、アルミニウム(Al)、マグネシウム(Mg)、銅(Cu)、これらの合金などの金属から形成される。ただし、これらの材料に限定されるわけではなく、高熱伝導性樹脂などの有機材料などを用いてもよい。
複数の光源ユニット30のそれぞれは、支持体20に取り付けられる。図1及び図2(a)に表したように、複数の光源ユニット30のそれぞれは、支持体20に取り付けられることで、軸axを中心とした周回の上に沿って配置される。光源ユニット30は、支持体20の取り付け部22に設けられた固定面22aに、例えばねじによって固定される。取り付け部22には貫通孔22hが設けられる。この貫通孔22hを介して光源ユニット30の配線(図示せず)をケース部21内に引き込む。配線はケース部21に内蔵された制御基板と接続される。
図1及び図2(a)に表した例では、支持体20の取り付け部22に4つの固定面22aが設けられる。隣り合う2つの固定面22aの向きは、互いに90度相違する。4つの固定面22aのそれぞれに、4つの光源ユニット30のそれぞれが固定される。これにより、軸axを中心とした周回の上に90度ずつ角度を変えた4つの光源ユニット30が配置される。
固定面22aは、軸axと直交する方向に突出して設けられる。これにより、固定面22aに光源ユニット30を固定した状態で、取り付け部22と光源ユニット30との間に隙間22dが設けられる。この隙間22dは、照明装置110の外部から内部に空気を導く通気経路になる。
複数の光源ユニット30のそれぞれは、台座部31と、発光部32と、複数の突起35と、を含む。突起35の形状は、例えば柱状である。図3(a)及び(b)に表したように、台座部31には、例えば、熱伝導率の高い材料が用いられる。例えば、Al、Mg、Cu、これらの合金などの金属から形成される。ただし、これらの材料に限定されるわけではなく、高熱伝導性樹脂などの有機材料などを用いてもよい。
台座部31は、例えば鋳型成型によって製造される。台座部31は、支持体20と接する第1面31aと、第1面31aとは反対側の第2面31bと、を有する。台座部31は、第1面31aの下部において固定面22aと接する。固定面22aにはねじ山が設けられる。台座部31には孔が設けられ、この孔を介して固定面22aのねじ山にねじ(図示せず)が取り付けられる。
台座部31及び支持体20には、塗装や化成処理等の表面処理が施されていてもよい。外気へ放熱するために、台座部31及び支持体20の表面は輻射率が高いことが好ましい。塗装する場合、塗料に含まれる有機材料により、金属表面が露出する場合よりも輻射率は高くなる。選択しうる種々の色調の中で、塗料を構成する顔料に金属フィラーを含まないことがより好ましい。例えば、白色塗装の場合には、顔料に金属酸化物の、酸化チタン(TiO)、酸化亜鉛(ZnO)、硫酸バリウム(BaSO)、酸化マグネシウム(MgO)等の白色顔料を少なくとも1種以上含むもの、また、ポリエステル樹脂系の白色塗料、アクリル樹脂系の白色塗料、エポキシ樹脂系の白色塗料、シリコーン樹脂系の白色塗料、ウレタン樹脂系の白色塗料、あるいは、これらから選択される2種以上の白色塗料を組合せたものなどが例示される。化成処理する場合、金属表面を酸化処理することが好ましい。化成処理には、例えば、陽極酸化皮膜を形成するアルマイト処理、等が選択される。
発光部32は、台座部31の第2面31bに取り付けられる。図3(b)に表したように、発光部32は、例えば複数のLED321を有する。複数のLED321は、基板322の上に実装される。
基板322は、例えば、熱伝導率の高い材料から形成される。基板322の材料としては、例えば、Al、Cu、鉄(Fe)、これらの合金などの金属が用いられる。基板322の表面には、絶縁層を介して図示しない配線パターンが形成されていてもよい。なお、基板322の材料は例示をしたものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。例えば、基板322として、樹脂を用いた基材の表面に配線パターンが形成されたものを用いてもよい。基板322の材料としては、窒化アルミニウム(AlN)などの無機材料、高熱伝導性樹脂などの有機材料を用いてもよい。なお、基板322の材料として、熱伝導率の高い材料を用いれば、光源において発生した熱を基板322及び本体部を介して外部に放出することが容易となる。
発光部32は、絶縁シート325を介して台座部31の第2面31bの上に配置される。この際、基板322から延出する配線(図示せず)は、台座部31に設けられた貫通孔31hを介して第2面31bから第1面31a側に通される。
発光部32の縁部及び絶縁シート325の縁部の上には枠部材33が被せられる。枠部材33は、ねじによって台座部31に固定される。これにより、枠部材33によって発光部32及び絶縁シート325が台座部31に固定される。
光源ユニット30には、グローブ34が取り付けられていてもよい。グローブ34は、透光性を有し、光源ユニット30から照射された光を照明装置110の外部に出射することができるようになっている。グローブ34は、LED321を塵や湿気から保護する。また、グローブ34は、LED321から放出される光を拡散させる役目を有していてもよい。グローブ34は、例えば透光性を有する材料によって形成される。グローブ34の材料としては、例えば、ガラス、ポリカーボネートなどの透明樹脂、透光性セラミックスなどが用いられる。また、必要に応じてグローブ34の内面に拡散剤や蛍光体などを塗布したり、グローブ34の内部に拡散剤や蛍光体などを含ませたり(透光性の材料に拡散剤や蛍光体を練り込んだり)してもよい。
図4(a)に表したように、複数の突起35は、台座部31の第1面31aに設けられる。複数の突起35のそれぞれは、第1面31aから垂直な方向に延びる。複数の突起35は、台座部31の放熱性を高める。突起35の形状は、三角柱型、四角柱型、多角柱型、円筒型、三角錘型、四角錐型、多角錘型、円錐型、円錐台型、多角錘台型などである。突起35の表面に凹凸を設けて表面積を増加させてもよい。
図4(b)に表したように、突起35は、第2面31bから第1面31aに向かう方向にねじ孔35sを有していてもよい。複数の突起35のうち、台座部31の周縁部に配置される例えば4つの突起35にねじ孔35sを設ける。ねじ孔35sは、第2面31bから第1面31aに向かい突起35の途中まで設けられた孔35hと、孔35h内に設けられたねじ山35tとを有する。ねじ孔35sは突起35を貫通しない。4つのねじ孔35hのZ方向の位置は、互いに相違する。ねじ孔35sには、第2面31b側からねじが取り付けられる。このねじによって第2面31bに配置した発光部32を枠部材33によって固定する。
複数の突起35の間には、第1面31aに沿った第1方向D1及び第1面31aに沿い第1方向D1と非平行な第2方向D2のそれぞれに連通した空気流路350が設けられる。例えば、第1方向D1に連通した空気流路350は複数設けられる。また、第2方向D2に連通した空気流路350は複数設けられる。空気流路350は、台座部31の一方の端部から他方の端部まで設けられる。
このように、第1方向D1及び第2方向D2にそれぞれ連通した空気流路350が設けられることで、照明装置110の2つの取り付け姿勢に対応して効率良く放熱が行われる。すなわち、第1方向D1を上下方向として照明装置110を器具等に取り付けた場合、発光によって加熱された空気は第1方向D1の空気流路350を下から上に自然に流れる。一方、第2方向D2を上下方向として照明装置110を器具等に取り付けた場合、発光によって加熱された空気は第2方向D2の空気流路350を下から上に自然に流れる。いずれの向きに照明装置110が取り付けられた場合でも、空気の自然な流れによって台座部31は効率よく冷却される。
図5(a)〜(d)は、連通の方向を例示する模式図である。
図5(a)〜(d)には、台座部31を第1面31aと直交する方向にみた模式的な平面図がそれぞれ表されている。
図5(a)に表した例は、第1方向D1及び第2方向D2が、互いに直交する例である。第1方向D1は、例えばZ方向である。第1方向D1の空気流路350は、台座部31の第1端部311と、第1端部311とは反対側の第2端部312と、の間に直線状に設けられる。第1方向D1の空気流路350は、台座部31に複数本設けられていることが望ましい。
第2方向D2は、例えばX方向または例えばY方向である。第2方向D2の空気流路350は、台座部31の第3端部313と、第3端部313とは反対側の第4端部314と、の間に直線状に設けられる。第2方向D2の空気流路350は、台座部31に複数本設けられていることが望ましい。
一般に、照明装置110を器具等に取り付ける場合、口金10を下にして垂直に取り付ける垂直保持と、口金10を横にして水平に取り付ける水平保持とがある。
ここで、台座部31の第1面31aに、例えば板状の放熱フィンが設けられている場合、放熱フィンの面に沿った方向には空気は流れやすい。一方、放熱フィンの面と直交する方向には空気は流れにくい。したがって、直保持及び水平保持のいずれかにおいて、空気の流れやすい方向が上下になった場合と、空気の流れにくい方向が上下になった場合とで、冷却性に大きな差が発生することになる。
図5(a)に表したように、第1方向D1を例えばZ方向、第2方向D2を例えばX方向または例えばY方向にすることで、垂直保持及び水平保持のいずれの場合においても空気が流れやすくなる。これにより、照明装置110を器具等に取り付ける向きにかかわらず、効率の良い冷却が行われることになる。
図5(b)に表した例は、第1方向D1及び第2方向D2が、互いに直交しない例である。複数の突起35のレイアウトによって、第1方向D1及び第2方向D2が、互いに直交しないようにしてもよい。
照明装置110を器具等に取り付ける場合、垂直保持及び水平保持以外の斜めの角度で取り付ける場合もある。第1方向D1をZ方向とした場合、第2方向D2を、取り付けの角度に合わせることで、斜めの角度で取り付けた照明装置110が効率良く冷却される。また、照明装置110を水平保持した場合、上下方向と第2方向D2とが必ずしも一致しないが、この場合でも第2方向D2に空気の流れが発生し、十分な冷却が行われる。
図5(c)に表した例は、第1方向D1及び第2方向D2のほか、第3方向D3の空気流路350を備えた例である。複数の突起35のレイアウトによって、第1方向D1、第2方向D2及び第3方向D3のそれぞれに空気流路350が構成される。
第1方向D1を例えばZ方向、第2方向D2を例えばX方向または例えばY方向にすることで、垂直保持及び水平保持のいずれの場合においても空気が流れやすくなる。また、第3方向D3を、X方向、Y方向及びZ方向以外の方向にすることで、第3方向D3を上下にして照明装置110を取り付けた場合の冷却性が高まる。
図5(d)に表した例は、第1方向D1、第2方向D2、第3方向D3、第4方向D4及び第5方向D5のそれぞれに空気流路350を備えた例である。複数の突起35のレイアウト(例えば、不規則なレイアウト)によって、様々な方向に空気流路350が構成される。これにより、どのような方向に照明装置110が取り付けられても、上下方向に近い方向の空気流路350によって効率良く空気が流れる。したがって、照明装置110の冷却性において、取り付け方向の依存性が弱まる。
図6(a)〜(c)は、光源ユニットのレイアウトを例示する模式図である。
図6(a)には、軸axを中心とした周回RDの上に3つの光源ユニット30が配置された例が表される。図6(b)には、軸axを中心とした周回RDの上に4つの光源ユニット30が配置された例が表される。図6(c)には、軸axを中心とした周回RDの上に6つの光源ユニット30が配置された例が表される。いずれの配置でも、互いに隣り合う2つの光源ユニット30の間に隙間dが設けられている。
光源ユニット30の個数は、3つ、4つ及び6つに限定されない。複数の光源ユニット30が軸axを中心として周回RDの上に配置されると、複数の光源ユニット30で囲まれる領域SRが発生する。空気は、互いに隣り合う2つの光源ユニット30の間に設けられた隙間dから領域SRに流れ込む。隙間dが設けられていることで、空気は領域SRの外側から内側に容易に流れ込む。領域SRに流れ込んだ空気は、例えば図5(a)〜(d)に表した空気流路350を通過して上から抜ける。
図7(a)〜(c)は、光源ユニットのレイアウトを例示する模式図である。
図7(a)に表した例は、複数の光源ユニット30のそれぞれが、軸axに平行に配置された例である。図7(b)及び(c)に表した例は、複数の光源ユニット30のそれぞれが、軸axに非平行に配置された例である。
図7(b)のレイアウトでは、口金10からZ方向に離れるに従い、軸axと光源ユニット30との距離が近くなる。図7(b)のレイアウトでは、図7(a)のレイアウトに比べて口金10の上側の照度が高くなる。図7(c)のレイアウトでは、口金10からZ方向に離れるに従い、軸axと光源ユニット30との距離が遠くなる。図7(c)のレイアウトでは、図7(a)のレイアウトに比べて口金10の下側の照度が高くなる。
このように、光源ユニット30のレイアウトは、照明装置110の用途に応じて適宜設定される。
図8(a)〜(d)は、突起を例示する模式図である。
図8(a)〜(d)には、軸axに沿った方向にみて、複数の突起35が交差しない例が表されている。すなわち、図8(a)〜(d)に表した例では、複数の光源ユニット30のうち任意の1つの光源ユニット30の複数の突起35は、他の光源ユニット30の複数の突起35と、軸axに沿った方向にみて交差しない。
図8(a)に表した例では、複数の光源ユニット30のそれぞれにおいて、複数の突起35の高さが揃っている。
図8(b)に表した例では、複数の光源ユニット30のそれぞれにおいて、隣り合う光源ユニット30に最も近い突起35の高さが、他の突起35の高さよりも低くなっている。
図8(c)に表した例では、複数の光源ユニット30のそれぞれにおいて、台座部31の中央から外側に向けて突起35の高さが徐々に低くなっている。
図8(d)に表した例では、複数の光源ユニット30のそれぞれにおいて、台座部31の中央部分に突起35が集中している。
次に、突起の具体例について説明する。
図9(a)及び(b)は、突起を例示する模式図である。
図9(a)には、軸axに沿った方向にみて、複数の突起35が交差しない例が表されている。図9(a)には、軸axに沿った方向にみた突起の模式的平面図が表されている。図9(b)には、図9(a)に示す突起35の形状を例示する斜視図が表されている。
図9(a)及び(b)に表した例では、複数の光源ユニット30のそれぞれにおいて、隣り合う2つの光源ユニット30のうち一方の光源ユニット30について、複数の突起35のうち他方の光源ユニット30に最も近い突起35の高さが、他の突起35の高さよりも低くなっている。
複数の光源ユニット30が配置された状態では、隣り合う2つの光源ユニット30のうち一方の光源ユニット30の低い突起35の位置に、他方の光源ユニット30の高い突起35が配置される。両突起35は互いに干渉しない。
図10(a)〜(e)は、突起を例示する模式図である。
図10(a)〜(e)には、軸axに沿った方向にみて、複数の突起35が交差する例が表されている。すなわち、図10(a)〜(e)に表した例では、複数の光源ユニット30のうち任意の1つの光源ユニット30の複数の突起35は、この光源ユニット30と隣り合う他の光源ユニット30の複数の突起35と、軸axに沿った方向にみて交差する。
図10(a)には、軸axに沿った方向にみた突起の模式的平面図が表されている。
図10(a)に表した例では、隣り合う2つの光源ユニット30のそれぞれにおいて、複数の突起35のうち隣り合う光源ユニット30に最も近い突起35が、軸axに沿った方向にみて、互いに交差する。
図10(b)には、隣り合う2つの光源ユニット30の模式的斜視図が表されている。図10(c)には、光源ユニット30の第1面31aと直交する方向にみた模式的平面図が表されている。図10(b)及び(c)に表した例では、隣り合う2つの光源ユニット30のそれぞれにおいて、Z方向に並ぶ複数の突起35の列のうち、互いに最も近い列の複数の突起35が、Z方向に1本ずつ入れ違いになっている。
図10(d)には、隣り合う2つの光源ユニット30の模式的斜視図が表されている。図10(e)には、光源ユニット30の第1面31aと直交する方向にみた模式的平面図が表されている。図10(d)及び(e)に表した例では、隣り合う2つの光源ユニット30のそれぞれにおいて、Z方向に並ぶ複数の突起35の列のうち、互いに最も近い列の複数の突起35が、Z方向に2本ずつ入れ違いになっている。
図11(a)〜(c)は、突起を例示する模式図である。
図11(a)〜(c)には、軸axに沿った方向にみて、複数の突起35が交差する例が表されている。
図11(a)には、軸axに沿った方向にみた突起の模式的平面図が表されている。
図11(b)及び(c)には、隣り合う2つの光源ユニット30のうち一方の模式的斜視図が表される。
図11(b)に表した例では、光源ユニット30のZ方向に並ぶ複数の突起35の列のうち、最も外側の第1の列の複数の突起35の高さが、Z方向に1本ずつ高い、低いを繰り返す構成になっている。また、第1の列とは反対の第2の列の複数の突起35の高さが、Z方向に1本ずつ低い、高いを繰り返す構成になっている。第1の列における複数の突起35の高さ変化の位相は、第2の列における複数の突起35の高さの変化の位相と反転している。
図11(c)に表した例では、光源ユニット30のZ方向に並ぶ複数の突起35の列のうち、最も外側の第1の列の複数の突起35の高さが、Z方向に2本ずつ高い、低いを繰り返す構成になっている。また、第1の列とは反対の第2の列の複数の突起35の高さが、Z方向に2本ずつ低い、高いを繰り返す構成になっている。第1の列における複数の突起35の高さ変化の位相は、第2の列における複数の突起35の高さの変化の位相と反転している。
図11(b)及び(c)のいずれの例においても、隣り合う2つの光源ユニット30のそれぞれにおいて、Z方向に並ぶ複数の突起35の列のうち、互いに最も近い列において、一方側の低い突起35が、他方側の高い突起35と噛み合う状態になる。
図12(a)〜(d)は、突起を例示する模式図である。
図12(a)〜(d)には、軸axに沿った方向にみて、複数の突起35が交差する例が表されている。さらに、図12(a)〜(d)には、複数の光源ユニット30のうち任意の1つの光源ユニット30の複数の突起35が、他の光源ユニット30の複数の突起35と連結している例が表されている。
図12(a)には、軸axに沿った方向にみた突起の模式的平面図が表される。図12(b)には、複数の光源ユニット30が配置された状態を例示する模式的斜視図が表される。図12(c)には、隣り合う2つの光源ユニット30が配置された状態を例示する模式的斜視図が表される。図12(d)には、1つの光源ユニット30の模式的斜視図が表される。
図12(a)〜(d)に表した例では、複数の光源ユニット30のうち、互いに向かい合う2つの光源ユニット30の複数の突起35が互いに連結している。また、突起35は、軸axに沿った方向に1段ずつ交互に配置される。互いに向かい合う2つの光源ユニット30の間では、複数の突起35を介して熱が拡散しやすくなる。
図13(a)及び(b)は、突起を例示する模式図である。
図13(a)及び(b)には、軸axに沿った方向にみて、複数の突起35が交差する例が表されている。図13(a)に表した例は、軸axに沿った方向に、突起35が1段ずつ交互に配置されるとともに、1段ずつ交互に本数が異なっている。図13(b)には、軸axに沿った方向に、突起35が1段ずつ同じ本数で交互に配置される。
図14(a)〜(d)は、突起を例示する模式図である。
図14(a)〜(d)には、複数の光源ユニット30のうち任意の1つの光源ユニット30の複数の突起35が、その光源ユニット30と隣り合う他の光源ユニット30の複数の突起35と連結している例が表されている。図14(a)〜(d)に表した例では、4つの光源ユニット30において互いに隣り合う2つの光源ユニット30の間に複数の突起35が2つの光源ユニット30を連結するように設けられている。
図14(a)には、軸axに沿った方向にみて、突起の模式的平面図が表される。図14(b)には、複数の光源ユニット30が配置された状態を例示する模式的斜視図が表される。図14(c)には、隣り合う2つの光源ユニット30が配置された状態を例示する模式的斜視図が表される。図14(d)には、1つの光源ユニット30の模式的斜視図が表される。
図14(d)に表したように、1つに光源ユニット30には、その光源ユニット30に隣り合う2つの光源ユニット30のうち一方側のみに向けて複数の突起35が延出している。図14(c)に表したように、互いに隣り合う2つの光源ユニット30のうち、一方の光源ユニット30の複数の突起35が他方の光源ユニット30に接触する状態になる。
図14(a)及び(b)に表したように、4つの光源ユニット30を配置した場合には、それぞれの光源ユニット30の複数の突起35が、隣りの光源ユニット30に接触し合うように設けられる。隣り合う2つの光源ユニット30の間では、複数の突起35を介して熱が拡散しやすくなる。
なお、図12(a)〜図14(d)には、1つの光源ユニット30の複数の突起35が、他の光源ユニット30の複数の突起35と連結した構成を説明したが、1つの光源ユニット30の突起35が、他の光源ユニット30の台座部31と連結した構成でもよい。また、1つの光源ユニット30の台座部31と、他の光源ユニット30の台座部31とが、突起35を介して接続された構成でもよい。
図8(a)〜図14(d)に種々の突起35の具体例を表した。突起35の配置、形状、本数などは、照明装置110の放熱性能を考慮して適宜設定される。
表1は、保持姿勢による基板温度の変化について示すシミュレーション結果である。
Figure 0006212196
表1では、図9(a)及び(b)に表したような突起35を有する照明装置と、空気流路がZ方向のみに設けられた板状の突起を有する照明装置と、において、それぞれ垂直保持及び水平保持した場合の基板322の温度上昇の比率を表している。表1では、板状の突起を有する照明装置を垂直保持した場合の基板温度を1としている。この板状の突起を有する照明装置を水平保持した場合、基板温度の上昇の比率は1.14になる。
一方、突起35を有する照明装置を垂直保持した場合の基板温度の上昇の比率は1.01であり、板状の突起を有する照明装置を垂直保持した場合と同等である。また、突起35を有する照明装置を水平保持した場合の基板温度の上昇の比率は1.04である。つまり、突起35を有する照明装置では、垂直保持及び水平保持のいずれにおいても基板温度の上昇に大きな相違は生じない。
また、突起35を有する照明装置を水平保持した場合、板状の突起を有する照明装置を水平保持した場合に比べて温度上昇が約8%減少する。すなわち、突起35を有する照明装置では、保持姿勢による温度の変化が抑制される。
図15(a)〜(h)は、台座部を例示する模式図である。
図15(a)〜(h)に表した台座部31においては、台座部31の軸axと直交する方向の幅Wが、第2面31bから第1面31aに向かう方向に狭くなる。図15(a)〜(h)には、Z方向にみた台座部31の模式的平面図が表されている。台座部31の幅Wの方向は、例えばX方向である。
図15(a)に表した例では、Z方向にみた台座部31の形状が台形状になっている。図15(b)に表した例では、Z方向にみて台座部31の隅部にC面取りが設けられている。図15(c)に表した例では、Z方向にみて台座部31の側面が曲面になっている。図15(d)に表した例では、Z方向にみて台座部31の隅部にR面取りが設けられている。図15(e)に表した例では、Z方向にみた台座部31の形状が三角形状になっている。図15(f)に表した例では、Z方向にみた台座部31の形状が五角形状になっている。図15(g)に表した例では、Z方向にみた台座部31の第1面31aが円弧状になっている。図15(h)に表した例では、Z方向にみた台座部31の第1面31aが凸型の曲面になっている。
照明装置110では、複数の光源ユニット30を軸axを中心とした周回の上に沿って配置した場合、隣り合う光源ユニット30の間に隙間d(図6(a)〜(c)参照)が設けられる。図15(a)〜(h)に表したような台座部31を用いると、この隙間dの間隔が、照明装置110の外側から内側に向けて拡がるようになる。したがって、照明装置110の外側から隙間dを介して空気がスムーズに流れ込み、冷却効果が高まる。
図16(a)〜(g)は、突起の形状を例示する模式図である。
図16(a)〜(g)には、突起35を延出方向からみた模式的な平面図が表されている。図16(a)〜(c)は、矩形状の突起35の例である。図16(a)には、正方形状の突起35が表されている。図16(b)及び(c)には、長方形状の突起35が表されている。図16(d)には、円形状の突起35が表されている。図16(e)及び(f)には、楕円形状または長円形状の突起35が表されている。
突起35は、このように種々の形状が考えられる。ここで、図16(b)、(c)、(e)及び(f)に表したように、長軸及び短軸を有する形状の場合、図16(g)に表したように、空気を流れやすくしたい方向に長軸を合わせることが望ましい。
図17(a)及び(b)は、熱の流れを例示する模式図である。
図17(a)には、隣り合う2つの光源ユニット30の間に複数の突起35が連結している例が表される。図17(a)では、照明装置110を水平保持した状態の熱の流れが表される。水平保持の場合、上側の光源ユニット30が高温になりやすい。
光源ユニット30で発生した熱は、台座部31から突起35を介して隣りの光源ユニット30の台座部31に伝わる。水平保持の場合、温度の高い上側の光源ユニット30から温度の低い他の光源ユニット30へ熱が伝わる。熱の分散によって照明装置110の熱の偏りが抑制される。
図17(b)には、隣り合う光源ユニット30の間に設けられた隙間dから空気が流れ込む様子が表されている。図17(b)では、照明装置110を水平保持した状態の空気の流れが表される。空気は、照明装置110の下側の隙間dから照明装置110の内側に入り込み、上側の隙間dから外側へ排出される。空気は、照明装置110の内側を流れる際、複数の突起35に触れる。これにより、突起35から空気に熱が伝わり、照明装置110が冷却される。
図18(a)及び(b)は、台座部を例示する模式図である。
図18(a)及び(b)に表した例では、台座部31に第1部分310aと、第2部分310bとが設けられている。第1部分310aは、軸axと直交する方向に第1の幅W1を有する。第2部分310bは、軸axと直交する方向に第1の幅W1よりも狭い第2の幅W2を有する。図18(a)に表した例では、Z方向に複数の第2部分310bが設けられる。図18(b)に表した例では、Z方向に2つの第2部分310bが設けられる。
このように、幅の異なる部分を有する台座部31を用いることで、隣り合う光源ユニット30の間に設けられる隙間dを拡げることができる。これにより、隙間dから照明装置110の内部へ効率良く空気が流れ込むことになる。
図19(a)及び(b)は、取り付け構造を例示する模式的斜視図である。
図19(a)には、複数の光源ユニット30を互いに固定した状態が表される。図19(b)には、光源ユニット30の取り付け構造が表される。
図19(b)に表したように、台座部31は、第1突出部pt1と、第2突出部pt2とを有する。第1突出部pt1は、第1面31aに設けられ第1面31aから突出する。第1突出部pt1は、例えば第1面31aと直交する方向や第1面31aから斜め方向に突出する。第2突出部pt2は、第1面31aに設けられ第1面31aから突出する。第2突出部pt2は、例えば第1面31aと直交する方向や第1面31aから斜め方向に突出する。第1突出部pt1は、台座部31の一方の側面に近い側に設けられ、第2突出部pt2は、台座部31の他方の側面に近い側に設けられる。
複数の光源ユニット30のうち任意の1つの光源ユニット30の第1突出部pt1は、その光源ユニットと隣り合う他の光源ユニット30の第2突出部pt2と、例えばねじによって締結される。第1突出部pt1の下面s1の高さ(台座部31の上端ufからの距離)は、第2突出部pt2の上面s2の高さ(台座部31の上端ufからの距離)とほぼ等しい。
例えば、4つの光源ユニット30A〜30Dが配置される場合、光源ユニット30Aの第1突出部pt1は、光源ユニット30Aの隣りの光源ユニット30Bの第2突出部pt2と重ね合わされ、ねじによって締結される。光源ユニット30Bの第1突出部pt1は、光源ユニット30Bの隣りの光源ユニット30Cの第2突出部pt2と重ね合わされ、ねじによって締結される。光源ユニット30Cの第1突出部pt1は、光源ユニット30Cの隣りの光源ユニット30Dの第2突出部pt2と重ね合わされ、ねじによって締結される。光源ユニット30Dの第1突出部pt1は、光源ユニット30Dの隣りの光源ユニット30Aの第2突出部pt2と重ね合わされ、ねじによって締結される。
このように、周回の上の4つの光源ユニット30A〜30Dは、互いに隣り合う光源ユニットの一方側の第1突出部pt1と他方側の第2突出部pt2とが締結される。これにより、4つの光源ユニット30A〜30Dが互いに支持し合うように固定される。
ここで、第1突出部pt1の下面s1の高さを、第2突出部pt2の上面s2の高さとほぼ等しくしておくと、4つの光源ユニット30A〜30Dを固定した際、それぞれの上端ufの位置が揃うようになる。
図20(a)及び(b)は、取り付け構造を例示する模式的平面図である。
図20(a)には、第1面31aに設けられた第1突出部pt1及び第2突出部pt2を用いて4つの光源ユニット30A〜30Dを固定した状態が表される。図20(b)には、4つの光源ユニット30A〜30Dのそれぞれの上端部で固定した状態が表される。
図20(a)及び(b)において、Z方向にみたとき同じ外径r1の内側に4つの光源ユニット30A〜30Dを配置する場合、図20(a)に表した取り付け構造では、図20(b)に表した取り付け構造よりも幅の広い台座部31を用いることができる。
すなわち、図20(a)に表した取り付け構造では、第1面31aに設けられた第1突出部pt1及び第2突出部pt2を用いて4つの光源ユニット30A〜30Dが固定されるため、第1突出部pt1及び第2突出部pt2の外側に光源ユニット30A〜30Dが配置される。
一方、図20(b)に表した取り付け構造では、取り付け部分のスペースを確保するため、その分、台座部31の幅が狭くなる。したがって、図20(a)に表した取り付け構造を採用することで、図20(b)に表した取り付け構造に比べ、同じ外径r1であっても幅の広い台座部31を用いることができ、放熱性を高めることができる。
図21(a)〜(c)は、取り付け構造を例示する模式図である。
図21(a)には、台座部31の上端側の模式的斜視図が表されている。図21(a)に表した台座部31には、第2突出部pt2の付け根に切り欠き部31cが設けられている。切り欠き部31cの上面は、第2突出部pt2の上面と同一面である。このような切り欠き部31cが設けられていることで、隣り合う2つの光源ユニット30の取り付け角度に自由度が生じる。
図21(b)には、5つの光源ユニット30が取り付けられた例が表される。図21(c)には、6つの光源ユニット30が取り付けられた例が表される。切り欠き部31cが設けられることで、第2突出部pt2の上に第1突出部pt1を重ね合わせた状態で、第2突出部pt2に対する第1突出部pt1の角度を変えても第1突出部pt1が第2突出部pt2と干渉しなくなる。したがって、同じ取り付け構造であっても、隣り合う2つの光源ユニット30の取り付け角度が自由に設定される。
なお、図21(a)〜(c)には、4つ、5つ及び6つの光源ユニット30を取り付ける例を表したが、3つ以上の光源ユニット30を取り付ける場合であれば同様である。
図22(a)及び(b)は、グローブを例示する模式図である。
図22(a)には、照明装置110にグローブを取り付けた状態を示す模式的斜視図が表される。図22(b)には、グローブの取り付け部分を拡大した模式的斜視図が表される。図22(a)及び(b)に表したように、グローブ34は、台座部31の周縁部に設けられた突起31tと嵌合する。グローブ34の周縁には、突起31tと嵌合する穴部34hが設けられる。
突起31tは、台座部31の例えば上面及び側面に設けられる。穴部34hは、これらの突起31tの位置に合わせてグローブ34の周縁に配置される。台座部31の2つの側面のうち一方の側面に設けられた突起31tの位置は、他方の側面に設けられた突起31tの位置とずれている。すなわち、隣り合う2つの光源ユニット30において、突起31tがZ方向に互い違いに配置される。また、グローブ34の2つの側面のうち一方の側面に設けられた穴部34hの位置は、他方の側面に設けられた穴部34hの位置とずれている。すなわち、隣り合う2つの光源ユニット30において、穴部34hがZ方向に互い違いに配置される。これにより、隣り合う2つの光源ユニット30の間において、互いのグローブ34の取り付け部が干渉しなくなる。
図23(a)及び(b)は、グローブを例示する模式図である。
図23(a)には、グローブの形状を例示する一部破断の模式的斜視図が表される。図23(b)には、グローブの形状を例示するZ方向にみた模式的断面図が表される。図23(a)及び(b)に表したように、グローブ34は、軸axの沿った方向からみて、台座部31の周縁部よりも外側に膨らんだ部分341を有する。例えば、グローブ34は、台座部31の上端面、下端面及び側面のそれぞれよりも外側に膨らんだ部分341を有する。
グローブ34の材料として拡散度を高くした材料を用いた場合でも、グローブ34の後方で拡散した光が、台座部31よりも外側に膨らんだ部分341から外側に放出される。このため、光取り出し効率を損なうことなく、グローブ34の全体が光ることになる。したがって、照明装置110の非点灯部分が少なくなる。
図24は、支持体の他の例について例示する模式的斜視図である。
図24に表した支持体20は、放熱突起23を有する。放熱突起23は、支持体20の例えば取り付け部22の上面22uから突出して設けられる。取り付け部22の上面22uは、複数の光源ユニット30によって囲まれる領域であるため、複数の光源ユニット30から放出される熱が蓄積されやすい。この上面22uに放熱突起23を設けることで、支持体20の放熱性が向上する。なお、放熱突起23の形状は、図示するものに限定されない。
(第2の実施形態)
図25(a)及び(b)は、第2の実施形態に係る照明装置を例示する模式図である。
図25(a)には、第2の実施形態に係る照明装置120の模式的斜視図が表される。図25(b)には、第2の実施形態に係る照明装置120の模式的平面図が表される。
図26は、光源ユニットを例示する模式的斜視図である。
図27は、光源ユニットの取り付けを例示する模式的断面図である。
図25(a)に表したように、第2の実施形態に係る照明装置120は、口金10と、支持体20と、複数の光源ユニット30と、を備える。複数の光源ユニット30のそれぞれは、台座部31と、発光部32と、複数の突起35とを含む。
照明装置120において、支持体20は、軸axを中心とした内周部211と、軸axを中心とし内周部211の外側に設けられた外周部212と、を含む。内周部211と外周部212との間には隙間210が設けられる。複数の光源ユニット30のそれぞれは、内周部211と外周部212との間に設けられた隙間210に挿入される。
図25(b)及び図26に表したように、複数の光源ユニット30のそれぞれにおいて、台座部31は第2面31bに設けられた凸部315を有する。図27に表したように、外周部212は、軸axを中心とした周回に沿う第1溝部212aを有する。光源ユニット30を支持体20に取り付けるには、凸部315を第1溝部212aに嵌合させる。
図25(b)に表したように、外周部212は、外周部212の上端から第1溝部212aまで連通する第2溝部212bを有する。第2溝部212bの幅は、凸部315の幅よりもわずかに広い。
光源ユニット30を支持体20に取り付けるには、先ず、凸部315を第2溝部212bに合わせて挿入する。その後、第1溝部212aの位置まで凸部315を挿入した状態で、凸部315を第1溝部212aにスライドさせる。凸部315が第1溝部212aに沿ってスライドすることにより、光源ユニット30が内周部211と外周部212との間の隙間210に沿って移動することになる。
隙間210に挿入される台座部31の下部において、第1面31aは内周部211の曲面に沿った凹曲面になっていることが望ましい。また、隙間210に挿入される台座部31の下部において、第2面31bは外周部212の曲面に沿った凸曲面になっていることが望ましい。これにより、光源ユニット30のスムーズな回転と、支持体20による光源ユニット30の確実な支持が行われる。
複数の光源ユニット30のそれぞれは、円周上の隙間210の任意の位置に挿入される。図25(a)及び(b)に表したように、照明装置120では、複数の光源ユニット30が隙間210の全周のうち一部に偏って配置される。なお、複数の光源ユニット30は、隙間210の全周に均等に配置されてもよい。
図27に表したように、台座部31には、発光部32と導通する電極TM1及びTM2を有する。電極TM1は、例えば正極、電極TM2は、例えば負極である。外周部212には、電極TM1及びTM2とそれぞれ接し、口金10と導通する電極TM11及びTM21を有する。電極TM11及びTM21は、外周部212の内周面に沿って設けられる。内周部211と外周部212との隙間210のどの位置に光源ユニット30が配置されても、電極TM1及びTM2と、電極TM11及びTM21とが接触して、口金10と発光部32との導通が得られる。
図28(a)〜(c)は、光源ユニットの取り付け状態を例示する模式図である。
図28(a)〜(c)には、Z方向にみた光源ユニットのレイアウトが表される。図28(a)には、6つの光源ユニット30が均等にレイアウトされた状態が表される。図28(b)には、8つの光源ユニット30が均等にレイアウトされた状態が表される。図28(c)には、4つの光源ユニット30が偏って(非均等に)レイアウトされた状態が表される。
図28(a)及び(b)に表したように、複数の光源ユニット30が均等にレイアウトされた状態では、照明装置120の全周のわたり光が放出される。一方、図28(c)に表したように、複数の光源ユニット30が偏ってレイアウトされた状態では、光源ユニット30が配置された方向に強く光が放出される。
図29(a)〜(c)は、光の反射について例示する模式図である。
図29(a)〜(c)には、照明装置を水平保持した状態が表される。図29(a)には、照明装置120を水平保持した状態を軸axと直交する方向からみた模式的断面図が表される。図29(b)には、照明装置120を水平保持した状態を軸axに沿った方向からみた模式的断面図が表される。図29(c)には、照明装置190を水平保持した状態を軸axに沿った方向からみた模式的断面図が表される。
照明装置190には、複数の光源ユニット30が均等に配置されている。照明装置120及び190のいずれについても、4つの光源ユニット30A〜30Dが設けられる。また、照明装置120及び190のいずれについても、照明装置120及び190の上側に反射部材200が設けられる。
図29(c)に表したように、照明装置190において、下側の2つの光源ユニット30C及び30Dから放出された光は直接下側に向かう。一方、上側の2つの光源ユニット30A及び30Bから放出された光は上側に設けられた反射部材200で反射した後に下側に向かう。したがって、下側2つの光源ユニット30C及び30Dに比べ、上側2つの光源ユニット30A及び30Bのロスが大きい。
また、照明装置190では、4つの光源ユニット30A〜30Dから放出された熱が下から上に自然対流して、反射部材200の下に熱に蓄積される。このため、上側2つの光源ユニット30A及び30Bの温度は、下側2つの光源ユニット30C及び30Dの温度に比べて高くなりやすい。
一方、図29(a)及び(b)に表したように、照明装置120において、4つの光源ユニット30A〜30Dから放出された光のほとんどは、直接下側に向かう。また、4つの光源ユニット30A〜30Dが全て下側に設けられているため、反射部材200の下に熱に蓄積されても、4つの光源ユニット30A〜30Dはその熱の影響を受けにくい。
図30は、光源ユニットを例示する模式的斜視図である。
図31(a)及び(b)は、光源ユニットの取り付け構造を例示する模式図である。
図31(a)は、取り付けリングの例を表した模式的斜視図である。図31(b)は、取り付け状態を例示する模式的断面図である。
図30に表した光源ユニット30は、照明装置120に用いられる光源ユニット30の例である。図30に表した光源ユニット30の上端ufには第1面31a側に突出した取り付け部317が設けられる。取り付け部317には穴317hが設けられる。
図31(a)に表したように、取り付けリング300には、複数の孔300hが設けられる。図31(b)に表したように、複数の光源ユニット30が内周部211と外周部212との隙間210に挿入された状態で、複数の光源ユニット30は取り付けリング300によって固定される。すなわち、複数の光源ユニット30のそれぞれの取り付け部317と、取り付けリング300の孔300hとが、ねじ301を介して締結される。
取り付けリング300には、複数の光源ユニット30のそれぞれの配置に合わせた孔300hが設けられる。各光源ユニット30の配置に合わせた孔300hに、光源ユニット30の取り付け部317をねじ301によって固定することで、軸axを中心とした周回の上の所定の位置に複数の光源ユニット30のそれぞれが固定される。
なお、取り付けリング300によって複数の光源ユニット30を固定した状態において、取り付けリング300を軸axを中心に回転させてもよい。これにより、複数の光源ユニット30の相対的な位置関係を保ったまま、複数の光源ユニット30の全体が支持体20に対して回転する。例えば、照明装置120の口金10をソケット(図示せず)にねじ込みによって取り付けた後、取り付けリング300を回転させて光源ユニット30を所望の向きに調整してもよい。
図32は、光源ユニットを例示する模式的斜視図である。
図33(a)及び(b)は、光源ユニットの取り付け構造を例示する模式図である。
図33(a)は、内周部211の例を表した模式的斜視図である。図33(b)は、取り付け状態を例示する模式的断面図である。
図32に表したように、この光源ユニット30においては、台座部31に図30に表したような凸部315が設けられていない。図32に表した光源ユニット30では、台座部31の下側に取り付け部318が設けられる。取り付け部318は、台座部31の第1面31aから、第1面31aと垂直な方向に延出する。取り付け部318には穴318hが設けられる。台座部31の第1面31aの下側には、電極TM1及びTM2が設けられる。
図33(a)に表したように、内周部211の外周面には電極TM11及びTM21が設けられる。また、内周部211の上面には、円周状に取り付け溝211gが設けられる。
図33(b)に表したように、複数の光源ユニット30は、内周部211と外周部212との間に設けられた隙間210に挿入される。光源ユニット30を隙間210に挿入すると、台座部31の電極TM1及びTM2は、内周部211の外周面に設けられた電極TM11及びTM21と接する。
光源ユニット30を隙間210に挿入すると、取り付け部318の下面が内周部211の上面と接する。取り付け部318の下面が内周部211の上面と接した状態で、穴318にねじ301を挿入して取り付け溝211gにねじ301を固定する。これにより、光源ユニット30は隙間210の所定位置に固定される。光源ユニット30は、取り付け溝211gに沿った周回上の任意の位置に固定される。
図34(a)及び(b)は、治具について例示する模式図である。
図30〜図33(b)に表したような取り付け構造を用いない場合、複数の光源ユニット30は、隙間210に沿って移動可能である。そこで、図34(a)に表したように、隙間210において複数の光源ユニット30が設けられていない部分に、第1治具213を設けるようにしてもよい。
第1治具213には、凸部213tを設けてもよい。凸部213tの幅は、第2溝部212bの幅よりもわずかに狭い。凸部213tを第2溝部212bに合わせて挿入した後、第1溝部212aに沿ってスライドさせる。これにより、隙間210のうち複数の光源ユニット30が設けられていない部分に第1治具213が嵌め込まれる。第1治具213を隙間210の嵌め込むと、複数の光源ユニット30及び第1治具213によって隙間210の全周が埋まり、複数の光源ユニット30の相対的な位置がずれなくなる。
また、図34(b)に表したように、第2溝部212bに第2治具214を配置してもよい。第2治具214の幅は、第2溝部212bの幅とほぼ同じである。第2治具214を第2溝部212bに嵌め込むと、複数の光源ユニット30や第1治具213の支持体20からの抜けが防止される。
本実施形態は、以下の態様を含む。
(付記1)
口金と、
前記口金に接続された支持体と、
前記支持体に取り付けられ前記口金の軸を中心とした周回の上に沿って配置された複数の光源ユニットであって、前記複数の光源ユニットのそれぞれは、
前記支持体と接する第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有する台座部と、
前記台座部の前記第2面に取り付けられた発光部と、
前記台座部の前記第1面に設けられ複数の突起と、を含み、
前記複数の突起の間に、前記第1面に沿った第1方向及び前記第1面に沿い前記第1方向と非平行な第2方向のそれぞれに連通した空気流路が設けられた照明装置。
(付記2)
前記第1方向は、前記軸に沿った方向であり、
前記第2方向は、前記軸と直交する方向である付記1記載の照明装置。
(付記3)
前記複数の突起は、前記第1面の前記第1方向及び前記第2方向にマトリクス状に配置された付記1または2に記載の照明装置。
(付記4)
前記複数の光源ユニットおいて、互いに隣り合う2つの前記光源ユニットの間に隙間が設けられた付記1〜3のいずれか1つに記載の照明装置。
(付記5)
前記台座部の前記軸と直交する方向の幅は、前記第2面から前記第1面に向かう方向に狭くなる付記1〜4のいずれか1つに記載の照明装置。
(付記6)
前記複数の光源ユニットのうち第1の光源ユニットの前記複数の突起は、第2の光源ユニットの前記複数の突起と、前記軸に沿った方向にみて交差しない付記1〜5のいずれか1つに記載の照明装置。
(付記7)
前記複数の光源ユニットのうち第1の光源ユニットの前記複数の突起は、前記第1の光源ユニットと隣り合う第2の光源ユニットの突起と、前記軸に沿った方向にみて交差する付記1〜5のいずれか1つに記載の照明装置。
(付記8)
前記複数の光源ユニットのうち第1の光源ユニットの前記複数の突起は、第2の光源ユニットの前記複数の突起と連結した付記1〜5のいずれか1つに記載の照明装置。
(付記9)
前記複数の光源ユニットのうち第1の光源ユニットの前記複数の突起は、第2の光源ユニットの前記台座部と連結した付記1〜5のいずれか1つに記載の照明装置。
(付記10)
前記台座部は、第1部分と、第2部分と、を有し、
前記第1部分は、前記軸と直交する方向に第1の幅を有し、
前記第2部分は、前記軸と直交する方向に前記第1の幅よりも狭い第2の幅を有する付記1〜9のいずれか1つに記載の照明装置。
(付記11)
前記台座部は、
前記第1面に設けられ前記第1面から突出した第1突出部と、
前記第1面に設けられ前記第1面から突出した第2突出部と、を有し、
前記複数の光源ユニットのうち第1の光源ユニットの前記第1突出部は、前記第1の光源ユニットと隣り合う第2の光源ユニットの前記第2突出部と締結された付記1〜10のいずれか1つに記載の照明装置。
(付記12)
前記台座部の端面から前記第1突出部の下面までの距離は、前記端面から前記第2突出部の上面までの距離と等しい付記11記載の照明装置。
(付記13)
前記複数の光源ユニットにおいて、互いに隣り合う2つの前記光源ユニットのうち一方の前記光源ユニットの前記第1突出部は、他方の前記光源ユニットの前記第2突出部と締結された付記12記載の照明装置。
(付記14)
前記突起は、前記第2面から前記第1面に向かう方向に設けられたねじ孔を有する付記1〜13のいずれか1つに記載の照明装置。
(付記15)
前記ねじ孔は、前記突起を貫通しない付記14記載の照明装置。
(付記16)
前記台座部の周縁部に設けられた接続部により取り付けられたグローブをさらに備えた付記1〜15のいずれか1つに記載の照明装置。
(付記17)
前記複数の光源ユニットにおいて、互いに隣り合う2つの前記光源ユニットの間で、前記グローブを前記台座部に取り付ける取り付け部が、前記軸に沿った方向に互い違いに配置された付記16記載の照明装置。
(付記18)
前記グローブは、前記軸に沿った方向からみて前記台座部の前記周縁部よりも外側に膨らんだ部分を有する付記16または17に記載の照明装置。
(付記19)
前記支持体に前記光源ユニットが固定された状態で、前記支持体と前記光源ユニットとの間に隙間が設けられた付記1〜18のいずれか1つに記載の照明装置。
(付記20)
前記支持体は、放熱突起を有する付記1〜19のいずれか1つに記載の照明装置。
(付記21)
前記支持体は、
前記軸を中心とした内周部と、
前記軸を中心とし前記内周部の外側に設けられた外周部と、を含み、
前記複数の光源ユニットのそれぞれは、前記内周部と前記外周部との間に取り付けられた付記1〜20のいずれか1つに記載の照明装置。
(付記22)
前記台座部は、前記第2面に設けられた凸部を有し、
前記外周部は、前記内周部と対向する面に前記軸を中心とした周回に沿う第1溝部を有し、
前記凸部は、前記溝部と嵌合した付記21記載の照明装置。
(付記23)
前記外周部は、前記外周部の端部から前記第1溝部まで連通した第2溝部を有する付記22記載の照明装置。
(付記24)
前記台座部は、前記第2面に設けられた前記発光部と導通する第1電極を有し、
前記外周部は、前記第1電極と接し前記口金と導通する第2電極を有する付記21〜23のいずれか1つに記載の照明装置。
(付記25)
前記内周部と前記外周部との間において、前記複数の光源ユニットが設けられていない部分に配置された第1治具をさらに備えた付記21〜24のいずれか1つに記載の照明装置。
(付記26)
前記第2溝部に配置された第2治具をさらに備えた付記21〜25のいずれか1つに記載の照明装置。
以上説明したように、実施形態に係る照明装置によれば、複数の光源ユニットを環状に配置した場合の放熱性を高めることができる。
なお、上記に本実施の形態およびその変形例を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。例えば、前述の各実施の形態またはその変形例に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、各実施の形態の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含有される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…口金、20…支持体、21…ケース部、22…取り付け部、22a…固定面、22h…貫通孔、30…光源ユニット、31…台座部、31a…第1面、31b…第2面、31c…切り欠き部、31h…貫通孔、31t…突起、32…発光部、33…枠部材、34…グローブ、34h…穴部、35…突起、35s…ねじ孔、110,120,190…照明装置、200…反射部材、210…隙間、211…内周部、211g…取り付け溝、212…外周部、212a…第1溝部、212b…第2溝部、213…第1治具、213t…凸部、214…第2治具、300…取り付けリング、300h…孔、310a…第1部分、310b…第2部分、311…第1端部、312…第2端部、313…第3端部、314…第4端部、315…凸部、322…基板、325…絶縁シート、341…膨らんだ部分、350…空気流路、D1…第1方向、D2…第2方向、D3…第3方向、D4…第4方向、D5…第5方向、RD…周回、SR…領域、TM1,TM2…電極、TM11,TM21…電極、W…幅、W1…第1の幅、W2…第2の幅、ax…軸、d…隙間、pt1…第1突出部、pt2…第2突出部、r1…外径、s1…下面、s2…上面、uf…上端

Claims (2)

  1. 口金と;
    前記口金の上に接続され、配線孔およびこの配線孔よりも下側にねじ山が設けられた固定面を有する支持体と;
    前記支持体の固定面と接する第1面および前記第1面とは反対側の第2面を有するとともに、前記第2面から前記第1面に貫通する貫通孔およびこの貫通孔よりも下側に設けられた孔を有し、この孔を介して前記ねじ山にねじが取り付けられて下側が前記固定面に取り付けられて、前記貫通孔を介して第2面から第1面に通される配線を前記固定面の配線孔を介して内部に引き込むように構成された台座部と、前記第2面から前記第1面に向かう方向にねじ孔が設けられ前記台座部の前記貫通孔よりも上側であって前記台座部の前記第1面に設けられた複数の突起と、前記ねじ孔にねじが取り付けられることによって前記台座部の前記第2面に取り付けられる発光部と、透光性を有し前記発光部、前記貫通孔および前記発光部を前記台座部に取り付けるねじを覆うように前記台座部に取り付けるグローブと、を有し、前記支持体に取り付けられ前記口金の軸を中心とした周回の上に沿って配置された複数の光源ユニットと;
    を具備することを特徴とする照明装置。
  2. 前記突起に設けられたねじ孔は貫通しないことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
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