JP6212033B2 - テープの圧延と延伸の複合方法 - Google Patents

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Description

本発明は、シートをカレンダー上でテープに圧延および延伸する複合方法に関する。さらに、本発明は、改良された特性を有するテープに関する。
テープの製造において、使用されている方法の1つは、例えば、WO2008/127562に開示されているように、シート材料をカレンダーのニップで圧延し、その後1つまたは複数の独立した延伸工程で圧延シートを延伸するものであり、ここでは圧延シート材料が空気中で2セットのローラー間で延伸される。延伸中、シート材料は幅および厚さが減少する。延伸中における圧延シートの幅の減少をネッキングまたはネックダウンと呼ぶ。空気中、2セットのローラー間でのシート材料の幅の減少は、一般的に非常に急速なネックダウンを特徴とする、すなわち、シート材料の幅が非常に限られた距離で大きく減少する。
シート材料の変形率が、例えば、シート材料の中心から外縁へと増加し得るので、急速なネックダウンは、シート材料の幅にわたって延伸挙動の差をもたらし得る。急速なネックダウンはまた、延伸テープの幅にわたってポリマー配向の差ももたらし得る。
国際公開第2008/127562号パンフレット
ネック幅にわたる延伸挙動の差は、結果として生じる延伸テープの幅にわたる厚さ変動を生じさせることがある。さらに、延伸テープは伸長されている時に応力差を示し、これが今度はテープの不要なしわを形成させる恐れがある。これらの有害効果は、圧延シート材料の幅が増加するにつれてさらに問題となる。
圧延シートは、1つまたは複数の凸状板上で延伸することもできる。ネックダウンの開始位置は、先行技術の方法では時間で変化し、時間に応じて、製造されるテープの長さにわたって機械特性の変化をもたらす。
本発明による方法は、シートのカレンダー上でのテープへの圧延と延伸を組み合わせている。シートをカレンダーの2つのロール間のニップ中で圧延シートに圧延し、その直後に圧延シートを2つのカレンダーロールの1つの表面上でテープに延伸する。カレンダーロール表面上の圧延シートの速度は、カレンダーロールの速度よりも大きい。圧延シートのネックダウンの開始位置およびネックダウン率は提案する方法により容易に制御することができる。
本発明の実施形態は、シートをカレンダーの2つのロール間のニップで圧延シートに圧延し、圧延シートを2つのカレンダーロールの1つの表面上でテープに延伸することを特徴とする、シートをテープに圧延および延伸する方法に関する。したがって、圧延シートをテープに延伸している間、圧延シートはカレンダーロールの表面と接触している。
1つの装置、すなわちカレンダー上でシートの圧延と圧延シートの延伸を組み合わせることにより、テープのより経済的な製造が可能になる。
本発明による方法は、テープの初期延伸をより良好に制御することができるので、延伸テープをシートからより安定して製造することが可能になる。延伸テープは、延伸テープの幅および/または長さにわたってより均質な厚さおよび/またはより均質な機械特性を有するので、その後、テープを1つまたは複数の延伸工程で延伸してもあまり影響を受けなくなる。
シートの概念図である。 シートをカレンダー上でテープに圧延および延伸する本発明の実施形態の概念図である。 テープに延伸している圧延シートのネックダウンの概念図である。 シートをカレンダー上でテープに圧延および延伸する本発明の別の実施形態の概念図である。
多くのテープ製造方法では、テープをその後の一連の延伸工程で延伸するが、ここでは例えば各延伸ステップの張力および温度などの処理条件を非常に慎重に制御しなければならない。2つ以上の延伸工程を統合することは、そのように統合された延伸工程の初期部分の小さなずれが、テープの不均質性によって、統合された延伸工程の次の部分で重要な品質の問題をもたらし得るので、非常に困難であることが分かった。本発明による方法は、圧延シートをカレンダーロールの表面上で延伸した後に均質性が改善した延伸テープを提供し、それにより2つ以上の追加の延伸工程を統合することが可能になる。
本明細書で使用する圧延は、シートの幅を著しく減少させることなく、シートの厚さを減少させることにより、シートの長さを増加させることを意味すると理解されるべきであり、シートを延伸することとしても知られる。例えば、カレンダーのニップ中での圧縮力下でのシートの膨れによるいくつかのエッジ効果が存在し得るが、これらのエッジ効果はシートの幅と比較して小さく、圧延シートの厚さの約20倍に限られる。
本発明による方法により製造されるテープは、延伸テープの幅に対してより均質な厚さおよび/またはより均質な機械特性を示す。上記のエッジ効果により影響を受けるエッジ部分は延伸テープから切り落とすので、延伸テープの均質性を検討する際に考慮されない。
本明細書で使用する、引伸ばしとしても知られている延伸は、シートの幅とシートの厚さの両方を減少させることにより、シートの長さを増加させることを意味すると理解されるべきである。
図1に示すシート(101)は、長さ(L1)、幅(W1)および厚さ(D1)の三次元を有する材料である。シートは、2つの主面側S1aおよびS1bを有し、この2つの主面側の各々はシートの長さL1および幅W1により規定されている。シートはまた、シートの幅W1および厚さD1により規定されている横断面積(A1)を有する。シートはカレンダーの2つのロール間のニップ中に、寸法L1の方向と平行な製造方向に、速度V1で移動する。
シートの長さL1は、縦方向としても知られているシートの製造方向のシートの寸法であり、連続製造の場合には不定であり得る。一般に、長さL1は少なくとも0.5mである。シートの幅W1は、幅方向としても知られている、シートの移動の面の製造方向に垂直なシートの寸法であると定義される。一般に、シートの幅W1は0.1〜5.0mの範囲、好ましくは0.2〜1.5mの範囲にある。シートの厚さD1は、製造方向に垂直かつ幅方向に垂直なシートの寸法であると定義され、正方向としても知られている。一般に、シートの厚さは0.5〜10mmの範囲、好ましくは1.0〜4.0mmの範囲、さらにより好ましくは1.5〜3.0mmの範囲にある。
シートは、任意の伸縮性材料から作ることができる。好ましくは、シートはポリマーまたはポリマーのブレンド、例えばポリエチレンテレフタレートのようなポリエステル、例えばポリエチレンまたはポリプロピレンのようなポリオレフィン、ポリアミド、ポリカーボネートあるいはこれらの任意のブレンドから作られる。
好ましくは、シートを作るポリマーはポリオレフィンまたはポリオレフィンのブレンドである。より好ましくは、シートはポリエチレン、さらにより好ましくはUHMWPEから作られる。最も好ましくは、シートはUHMWPE粉末圧縮成形体またはUHMWPE粉末焼結体から作られる。
好ましくは、UHMWPEは、少なくとも400,000g/モル、より好ましくは500,000〜10,000,000g/モルの間の平均分子量Mw、低い絡み合い密度および10未満、より好ましくは8未満、最も好ましくは6未満の多分散度Mw/Mnを有する。
シート(101)は、図2に模式的に示すように、シート(101)の厚さを減少させることにより、カレンダーの2つのロール間のニップ中で圧延シート(102)に圧延される。カレンダーの2つのロール(111、112)のニップ中では、正方向にシート(101)の2つの主面に力が印加されて、その厚さ方向にシートを圧縮する。カレンダーのロールの少なくとも1つ(111)がシートの速度(V1)よりも速い線周速度(V111)で回転するので、シート(101)は、カレンダーロール(111、112)によりシート(101)に印加されるせん断および圧縮応力により縦方向に延伸される。
カレンダーの2つのローラー(111、112)間のニップを出る圧延シート(102)も、長さ(L2、図示せず)、幅(W2、図示せず)および厚さ(D2)三つの寸法を有する材料である。圧延シート(102)は、圧延シート(102)の幅W2および厚さD2により規定される断面積(A2、図示せず)を有する。
カレンダーの2つのロール(111、112)間のニップ中でシート(101)を圧延している間、シートの幅は基本的に元の幅に維持される。これは、圧延シート(102)が、元のシート(101)の幅W1と基本的に同じである幅W2を有することを意味する。
圧延シート(102)は、元のシート(101)の厚さD1と比べて減少した厚さD2を有する。好ましくは、元のシート(101)の厚さD1と圧延シート(102)の厚さD2の厚さ比RD12は、少なくとも3、より好ましくは少なくとも4、さらにより好ましくは少なくとも5である。
圧延シート(102)は、元のシート(101)の長さL1と比べて増加した長さL2を有する。好ましくは、圧延シート(102)の長さL2と元のシート(101)の長さL1の長さ比RL21は、少なくとも3、より好ましくは少なくとも4、さらにより好ましくは少なくとも5である。
圧延中、シートの密度(ρ1、図示せず)は、カレンダーの2つのローラー(111、112)間のニップ中でシートの2つの主面(S1a、S1b)に印加される圧縮(垂直)力により増加され得る。圧延シート(102)の密度(ρ2)が元のシート(101)の密度ρ1と比べて増加した場合、長さ比RL21は厚さ比RD12よりも小さくなる。UHMWPE圧縮成形体のシートまたはUHMWPE粉末焼結体のシートを本発明による方法に使用する場合、圧延中の密度の増加は好ましくは5%以下、より好ましくは2%以下となる。UHMWPE圧縮成形体の高品質シートまたはUHMWPE粉末焼結体シートの高品質シートを使用する場合、圧延中の密度の増加は1%以下となる。圧延シートの幅W2がシートの幅W1と等しい場合、長さ比RL21は厚さ比RD12よりも5%以下、好ましくは2%以下、より好ましくは1%以下小さくなる。
あるいは、圧延シート(102)の密度ρ2が圧延中に増加せず、したがってシート(101)の密度ρ1と等しい場合で、圧延シートの幅W2がシートの幅W1と等しい場合、長さ比RL21は厚さ比RD12と等しくなる。
シート(101)をカレンダーの2つのローラー(111、112)間のニップ中で圧延シート(102)に圧延した後、圧延シート(102)をカレンダーの2つのロールの1つ(111)の表面上で延伸する。カレンダーロール(111)の表面上でテープ(103)に延伸される圧延シートの速度V3は、その表面上で圧延シートが延伸されるカレンダーロール(111)の速度(V111)よりも大きい。カレンダーロール(111)の表面上でテープ(103)に延伸される圧延シートの速度(V3)は、カレンダーのローラー(111、112)間のニップでの速度V2から、伸長テープが引取ロールによりカレンダーロール(111)の表面から引き取られる点での速度V4まで徐々に増加する。
延伸テープが引取ローラー113によりカレンダーロールの表面から引き取られる速度(V4)は、速度制御ロール114により規定される。あるいは、引取ローラー113が、速度V113(図示せず)を有する速度制御ロールであってもよい。速度制御ロール(113または114)の線周速度(V113またはV114)はその表面上で圧延シート(103)が延伸されるカレンダーロール(111)の速度(V111)よりも大きいので、引張力がテープに延伸される圧延シートとカレンダーロールの表面との間の摩擦力を超えると、圧延シートは引張力により延伸される。
圧延シートを好ましくはシートの融点に近い温度に加熱するので、カレンダーのニップを出る圧延シート102は、引張力による延伸に対する抵抗が小さい。圧延シートの材料は限られた程度の配向にのみ供されている。圧延シートはカレンダーの表面上で延伸されるので、シートの材料はカレンダーのニップから引取ローラーまで徐々により配向し、それによって、カレンダーロールの表面上で延伸される圧延シートのモジュラスが増加する。延伸に対する抵抗が増加し、それによって延伸される圧延シートに対する引張力が徐々に増加する。
カレンダーロール(111)の表面から引き取られる延伸テープ(104)も、長さ(L4、図示せず)、幅(W4、図示せず)および厚さ(D4)の三つの寸法を有する材料である。
延伸テープ(104)は、圧延シート(102)の幅W2と比べて減少した幅W4を有し、圧延シート(102)の厚さD2と比べて減少した厚さD4を有する。延伸テープ(104)は、テープ(104)の幅W4および厚さD4により規定される断面積(A4、図示せず)を有する。一般に、延伸テープ(104)の幅と厚さの比は、圧延シート(102)の幅と厚さの比とほぼ等しい。
好ましくは、圧延シート(102)の断面積A2と延伸テープ(104)の断面積A4の面積比RA24は、少なくとも2、より好ましくは少なくとも3、最も好ましくは少なくとも4である。
延伸テープ(104)は、圧延シート(102)の長さL2と比べて増加した長さL4を有する。好ましくは、延伸テープ(104)の長さL4と圧延シート(102)の長さL2の長さ比RL42は、少なくとも2、より好ましくは少なくとも3、最も好ましくは少なくとも4である。
圧延シート(102)のネックダウンの開始は、カレンダーロールの表面上に固定点を有し、これはカレンダーロール(111、112)のニップの出口に位置している。圧延シートが2セットのローラー間の(熱)空気中または凸状板の表面上で延伸される場合、ネックダウンの開始位置は、例えば、シートの長さにわたる密度または厚さの不均質性などのシートに含まれる不均質性により時間的に変化し、その結果としてテープの機械特性が時間的に変化し得る。本発明による方法におけるネックダウンの開始位置はカレンダーのニップの出口で固定されるので、テープの機械特性は、ネックダウンの開始位置の変化により時間的に変化しない。
延伸中の圧延シートのネックダウン率は、本発明による方法により制御することができる。テープに延伸される圧延シートとカレンダーロールの表面との間の摩擦が圧延シートの急速なネックダウンを防ぐので、延伸中の圧延シートの緩やかなネックダウンが達成され得る。カレンダーロールの表面上で延伸される圧延シートに印加される引張力は、カレンダーのニップから、延伸テープがカレンダーロールの表面から引き取られる点まで、カレンダーロールの円周に沿って徐々に増加する。
圧延シートは、図2および図3に示すように、カレンダーロールの表面上で幅および厚さが徐々に減少する。同時に、圧延シートの速度V3は、カレンダーのニップから、延伸テープがカレンダーロールの表面から引き取られる点まで、カレンダーロールの円周に沿って、カレンダーロールの表面上で徐々に増大する。したがって、圧延シートはカレンダーの2つのロールの1つの円周の区間に沿ってテープに延伸される。テープ(103)に延伸される本方法の圧延シートは、例えば、カレンダーのニップとローラー113の引取点との間に位置する点で幅W3および厚さD3を有する。幅W3および厚さD3は、圧延シート(102)の幅W2および厚さD2と比べて減少するが、カレンダーロールの表面から引き取られる延伸テープ(104)の幅W4および厚さD4よりもまだ大きい。延伸される圧延シート(103)の速度V3は、圧延シート(102)の速度V2と比べて増大しているが、カレンダーロール(111)の表面から引き取られる延伸テープ(104)の速度V4よりもまだ小さい。圧延シートの幅および厚さの減少が制御されることにより、延伸される圧延シートの速度V3が延伸される圧延シート(103)の幅W3に対して小さい変動を示すことが保証される。図3の破線は、先行技術の延伸法におけるテープの延伸に通常使用される2セットのローラー間の急速なネックダウンを模式的に示している。
好ましくは、ネックダウンは、例えばテープの厚さおよび/またはテープのポリマー配向の、テープの幅にわたる差を最小化するように、可能な限り緩やかで、カレンダーのニップからローラー113の引取点にまで及ぶ。
テープに延伸される圧延シートとカレンダーロールの表面との間の摩擦力を調節して圧延シートのネックダウン率を制御することができる。
カレンダーの表面の摩擦係数は、テープに延伸される圧延シートとカレンダーロールの表面との間の摩擦力をカレンダーロールの円周に沿ったネックダウンに利用できる距離に合うように粗度および/または材料を変えることにより調節することができる。
カレンダーロールの表面上で延伸される圧延シートのネックダウンに利用できる距離は、図4に模式的に示すように、引取ローラー113の位置を変えることにより調節することができる。図4の実施形態におけるカレンダーの表面上で延伸される圧延シートのネックダウンに利用できる距離は、例えば、引取ローラー113の位置を変えることにより、図2の実施形態におけるカレンダーロール111の円周の約50%と比べて、カレンダーロール111の円周の約75%に増加した。
あるいは、カレンダーロールの表面上で延伸される圧延シートのネックダウンに利用できる距離は、その表面上で圧延シートが延伸されるカレンダーロールの直径を増加させることにより増加させることができる。
カレンダーロールの直径が増加すると、圧延シートをカレンダーロールの表面に押し付ける垂直力が減少し、したがって圧延シートとカレンダーロールとの間の単位長さ当たりの摩擦力が減少する。延伸される圧延シートのネックダウンに利用できる全長は、ロールの直径を増加させることにより増加し、ネックダウンがより緩やかに進行することができ、したがって圧延シートの材料の変形率が減少する。延伸される圧延シートに印加される引張力もより緩やかに増加する。
好ましくは、カレンダーの2つのロール間のニップに進入する前にシートを予熱する。
一方または両方のカレンダーロールを加熱してシートの温度をシートの融点の直ぐ下の温度に上昇させることができる。好ましくは、カレンダーのニップで圧延中のシートの温度は、シートの融点より1〜20℃の範囲、より好ましくは2〜10℃の範囲にある。
シートが、主成分に加えて、全シートの約5重量%以下のごく少量のより低融点またはより高融点の材料を含む場合、シートの融点は主成分の融点を意味すると理解しなければならない。シートが異なる型のポリマーのブレンドまたは異なる分子量分布を有する同じ型のポリマーのブレンドを含む場合、シートの融点はブレンドのより高融点のポリマーの融点を意味すると理解しなければならない。当然、ポリマーのブレンドもごく少量のより低融点またはより高融点の材料を含み得る。
好ましい実施形態では、シートはUHMWPE粉末圧縮成形体またはUHMWPE粉末焼結体で作られている。好ましくは、UHMWPE圧縮成形体または焼結体シートを、カレンダーのニップに進入する前に130〜140℃の温度に予熱し、一方または両方のカレンダーロールを加熱してUHMWPEシートの温度を上げることができる。
あるいは、一方または両方のカレンダーロールを冷却してカレンダーのニップ中で圧延されるシートからおよび/またはカレンダーロールの表面上で延伸される圧延シートから熱を除去することができる。シートを圧延および延伸することにより、相当量の熱が発生するので、これをシートから除去してシートの温度がその融点より上に上がるのを防がなければならない。
先行技術の方法で行われているように、圧延シートを2セットのローラー間の空気中でテープに延伸する間に発生する熱は、シートの局所的に異なる加熱をもたらし、それによりシートが局所的に異なる延伸挙動を示す恐れがある。本発明による方法においてカレンダーロールの表面上でテープに延伸される圧延シートは、垂直力によりカレンダーロールの曲線状表面上に押し付けられるので、延伸される圧延シートとカレンダーロールの表面との間の良好な接触が保証される。したがって、圧延および延伸により発生する熱をシートから効果的に除去することができ、その結果として延伸される圧延シートの温度がその融点より下に制御される。延伸される圧延シートのモジュラスが延伸される圧延シートの高すぎる温度により減少しないので、圧延シートのネックダウンを、均質性が改善したテープを得るのに望ましいくらい緩やかになるよう制御することができる。
本発明による方法のさらなる実施形態では、本発明による方法をさらに最適化するよう異なる温度で加熱または冷却することにより、カレンダーの2つのロールの温度を制御することができる。カレンダーのニップでは、圧延されるシートの許容可能な温度は、限られた程度の配向にのみ供された圧延シートの材料の融点により限定される。圧延シートがカレンダーロール111の表面上で延伸される場合、延伸される圧延シートの配向は徐々に増加し、それによりシート材料の融点の上昇が引き起こされ得る。より高温のカレンダーロール111は、カレンダーロールの表面上での延伸工程を最適化するのに有利となり得る。したがって、カレンダーロール111の温度をカレンダーロール112よりも高い温度で制御することができる。カレンダーロール112の温度をカレンダーロール111よりも低い温度で制御して、ニップ中のシートの温度が圧延されるシートの融点を超えないよう保証することができる。
周辺雰囲気とのエネルギー交換により、圧延シートの延伸中カレンダーロールの表面と直接接触していない主面側の温度が低下するのを防ぐために、延伸される圧延シートのこの主面側を、例えば熱反射遮蔽物により周辺雰囲気から遮断することができる。カレンダー全体を、温度制御された室に置くことさえできる。
あるいは、カレンダーロールの表面と直接接触していない主面側を、任意の既知の手段、例えば熱風送風または赤外線放射により、加熱することができる。
カレンダーロールの表面と直接接触していない主面側を加熱する場合、延伸される圧延シートの幅を横切って並んで配置された複数の加熱要素により加熱を行うことができる。異なる加熱要素を使用して延伸される圧延シートの幅にわたって異なる熱流束を供給し、延伸される圧延シートの延伸挙動を最適化することができる。例えば、延伸される圧延シートへの熱流束をシートのエッジ部分で増加させて、エッジ部分での周辺雰囲気とのより高いエネルギー交換を補償することができる。好ましくは、加熱を少なくとも2個、より好ましくは少なくとも5個の加熱要素により行う。
シートが圧延シートに圧延されるニップを規定するカレンダーの2つのロールは、例えばニップ中のシートの温度をさらに最適化するために異なる直径を有することができる。シートからロールへのまたはロールからシートへの熱流束とロールの熱容量の比が減少するので、より大きな直径のロールはロールの温度のより良好な制御を可能にする。したがって、熱流束の変動によるカレンダーロールの温度の上昇または低下が減少する。
本発明の実施形態では、カレンダーのニップ中で、両カレンダーロールの表面がシートの製造方向に移動するので、カレンダーの2つのロールが反対の回転方向に回転して確実にシートがカレンダーのニップ中に容易に進入するようにする。
本発明の別の実施形態では、カレンダーの2つのロールが同じ線周速度で反対の回転方向に回転する。そのため、縦方向にシートを延伸するようカレンダーロールによりシートに加えられるせん断応力は、シートの両主面S1aおよびS1bで等しい。したがって、圧延シートは、圧延シートの厚さにわたって対称的な特性プロファイルを示すことができる。
本発明のさらに別の実施形態では、カレンダーの2つのロールは、異なる線周速度で反対の回転方向に回転する。したがって、圧延シートの厚さにわたる延伸挙動の差を最小化するために、シートの厚さにわたるせん断応力の差を最小化することができる。2つのカレンダーロール(111、112)の1つを停滞させて圧延シートの厚さにわたる配向の差を最小化にすることさえできる。したがって、圧延シートは、圧延シートの厚さにわたってより一定の特性プロファイルを示す。
本発明のさらなる実施形態では、カレンダーの2つのロールは同じ回転方向に回転して、カレンダーのニップ中で圧延されるシートの厚さにわたる一定のせん断応力がかかるようにする。したがって、圧延シートは、圧延シートの厚さにわたって一定の特性を示す。
テープの幅および/または厚さにわたる均質性が最適化した引取ローラーによりカレンダーロールの表面から引き取られる延伸テープは、1つまたは複数の追加の延伸工程でさらに延伸することができる。例えば、2セットのローラー間の(熱)空気中での延伸、凸状板の表面上での延伸などのそれ自体は既知の任意の延伸技術を使用して、追加の延伸工程の各々を実行することができる。追加の延伸工程の各々をカレンダーロールの表面上で実行することもできる。延伸テープを、テープをさらに延伸するために使用するカレンダーのニップ中でさらに圧延することもできる。テープをこれらの技術の任意の組み合わせによりさらに延伸することもできる。
引取ローラーによりカレンダーロールの表面から引き取られるテープは、例えば、テープの幅および/または厚さにわたる厚さおよび/またはポリマー配向および/または機械特性の均質性が改善しているので、追加の延伸工程でのテープのさらなる延伸はあまり影響を受けない。多くの方法で、テープの延伸が一連の延伸工程で実行されているが、ここでは例えば各延伸工程における速度差および温度設定などの条件を慎重に選択して例えばテープの切断を回避しなければならない。カレンダーロールの表面から引き取られるテープは均質性が改善しているので、追加の延伸工程のいくつかまたは全てを統合して延伸工程の総数を減らすことができる。
テープの初期延伸をカレンダーロールの表面上でより良好に制御することができるので、本発明による方法により延伸テープをシートからより安定して製造することが可能になる。延伸テープは、延伸テープの幅および/または長さにわたってより均質な厚さおよび/またはより均質な機械特性を有するので、それによりテープを1つまたは複数のその後の延伸段階でさらに延伸する工程はあまり影響を受けなくなる。
多くのテープ製造方法では、テープを一連のその後の延伸段階で延伸するが、ここでは例えば各延伸ステップの張力および温度などの処理条件を非常に慎重に制御しなければならない。2つ以上の延伸段階を統合することは、そのように統合された延伸段階の初期部分での小さなずれが、テープの不均質性により、統合された延伸段階の次の部分で重大な品質の問題をもたらし得るので、非常に困難であることが知られている。本発明による方法は、圧延シートをカレンダーロールの表面上で延伸した後に均質性が改善した延伸テープを提供し、それにより2つ以上の追加の延伸段階を統合することが可能になる。
延伸テープは防弾用途、ロープ、ケーブル、ネットおよび織物を含む多くの用途に有用である。UHMWPEの延伸テープは、防弾用途およびロープに特に有用である。

Claims (13)

  1. ポリマーから作られているシートを延伸テープに圧延および延伸する方法であって、該シートは、シートの幅を著しく減少させることなく、シートの長さを増加させつつシートの厚さを減少させるような方法により、カレンダーの2つのロール間のニップ中で圧延シートに圧延され、次いで、該圧延シートは、圧延シートの長さを増加させつつ圧延シートの幅及び圧延シートの厚さの両方を減少させるような方法により、カレンダーの2つのロールの1つの表面と接触しながら、延伸テープに延伸され、この延伸の、延伸テープの幅と厚さの比は、圧延シートの幅と厚さの比とほぼ等しくなるように延伸されることを特徴とする方法。
  2. カレンダーの2つのロールが反対方向に回転する、請求項1に記載の方法。
  3. カレンダーの2つのロールが同じ速度で回転する、請求項2に記載の方法。
  4. カレンダーの2つのロールが異なる速度で回転する、請求項2に記載の方法。
  5. カレンダーの2つのロールが同じ方向に回転する、請求項1に記載の方法。
  6. カレンダーロールの一方または両方を温度制御する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. カレンダーロールの一方または両方を加熱する、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  8. シートの厚さと圧延シートの厚さとの比が少なくとも3である、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 圧延シートの断面積とテープの断面積との比が少なくとも2である、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 延伸テープを1つまたは複数の追加の延伸工程でさらに延伸する、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. テープを、1つまたは複数の凸状板延伸工程において、或いは空気中で2セットのローラーを含む1つまたは複数の延伸工程において、1つまたは複数のカレンダーロールの表面上で、またはこれらの任意の組合せでさらに延伸する、請求項10に記載の方法。
  12. シートがポリオレフィンまたはポリオレフィンのブレンドから作られている、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. シートがUHMWPEで作られている、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
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