JP6210949B2 - 画像推定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、包括的には分散ソースコーディング(分散情報源符号化)に関し、より詳細には、1組の相関画像に適用される分散ソースコーディングに関する。
分散ソースコーディング(DSC:Distributed Source Coding)は、互いに通信しない複数のソース(情報源)からの相関データを符号化する。DSCは、復号化器においてチャネルコードを用いて複数のソース間の相関をモデル化することによって、計算複雑性を符号化器から復号化器に移行する。したがって、DSCは、単純なセンサー、衛星画像、並びに移動電話及びデジタルタブレット等の電池式消費者デバイスにおけるマルチメディア符号化において用いられる符号化器等の複雑性が制限されリソースが制限された符号化器を伴う用途において頻繁に用いられる。DSCにおいて、相関するソースは別個に符号化されるが、共同で復号化される。利点として、ソースの別個の符号化を、低い計算オーバーヘッド及びより単純な回路を用いて行うことができる。
DSCは、ロスレススレピアン−ウォルフエントロピー限界(lossless Slepian-Wolf entropy bound)に基づく。ロスレススレピアン−ウォルフエントロピー限界は、2つの単独の符号化器が、あたかも互いに通信しているかのように効率的に相関データを符号化することができることを保証する。同時ガウス分布に従うソースの特殊な事例では、分散コーデックのレート歪み性能に対するウイナー−ジブ限界(Wyner-Ziv bounds)は、条件付き符号化、すなわち符号化器が互いに通信する事例に関して損失(ロス(loss))が存在しないことも確実にする。DSCは、画像、ビデオ及び生体データに適用されている。
復号化器において相関する副情報画像(side information image)が存在するときに、DSCを実施して相関画像を符号化する最も一般的な方法は、低密度パリティ検査(LDPC:Low Density Parity Check)コードを用いることを伴う。まず、その方法は入力画像から、量子化ピクセルから直接、又は画像の変換されたバージョンの量子化から間接的にビットプレーンを抽出する。通常用いられる変換は、2次元分散コサイン変換(DCT:Discrete Cosine Transform)、2次元分散ウェーブレット変換(DWT:Discrete Wavelet Transform)、H.264/AVC(進化型ビデオコーディング(Advanced Video Coding))変換等のようなブロック単位の変換を含む。ビットプレーンを得た後、各ビットプレーンはLDPC符号化を受け、シンドロームビットを生成する。通常、シンドロームビット数は、符号化されたビットプレーン内のビット数よりも少ない。その結果、データ圧縮が発生する。
復号化を実行するために、方法は、符号化された画像と統計的に相関する画像を利用する。その画像は副情報画像と呼ばれる。ビットプレーンは副情報画像から、その画像内の量子化ピクセルから直接、又は画像の変換されたバージョンを量子化したものから抽出される。ビットプレーンは、復元されることになる所望の画像のビットプレーンの初期推定値を提供する。初期推定値は対数尤度比(LLR:Log-Likelihood Ratio)の形態でLDPC復号化手順に供給される。ここで、正のLLRは復号化されたビット値が0である尤度がより高いことを示し、負のLLRは復号化されたビット値が1である尤度がより高いことを示す。LDPC復号化手順はビットプレーンごとに別個に実行される。
上記で説明したように、各ビットプレーンを復号化するために、復号化器は、そのビットプレーンに対応する符号化器から受信したシンドロームビットと、符号化された副情報画像の対応するビットプレーンを用いてビットごとに求められたLLRとを入力として取る。次に、復号化器は、確率伝搬(belief propagation)を実行して復号化されたビットプレーンの推定値を出力する。最後に、ビットプレーンが結合されて、量子化された変換係数が生成され、次に量子化及び変換が逆に行われ、所望の復号化画像が得られる。
この技法は、符号化が高度に制約され、低い計算複雑度、低い回路複雑度、又は低い電力消費の要件を有するときに有用である。シンドローム符号化は通常、ジョイントフォトグラフィックエキスパートグループ(JPEG:Joint Photographic Experts Group)、JPEG2000、H.264/AVC、高効率ビデオコーディング(HEVC:High Efficiency Video Coding)等のような従来の画像符号化手順よりも複雑度が低いので、この分散方式で1つ又は複数の画像を符号化することは、標準符号化手順を用いて全ての画像を符号化することと比較して有利である。
これらの用途、例えばセンサーネットワーク、衛星データ圧縮等のための復号化器は、通常、符号化器よりも高い複雑度又は電力消費を許容することができる。利点は、同じ低複雑度符号化器に対して、高度な復号化器を設計できることであり、この高度な復号化器は、ソース画像と副情報画像との間の統計的相関をより良好に活用し、それによって理想的なウイナー−ジブコーディング限界に近づくシンドロームレートを達成する。
本発明の実施形態は、帯域内情報を利用して、従来から利用可能な副情報を補うことによって、画像の分散ソースコーディング(DSC)の圧縮効率を改善する方法を提供する。実施形態は、シンドロームコーディングレートを低減する方法も提供する。
従来のDSCにおいて、画像はシンドロームコーディングを用いて符号化されるのに対し、統計的に相関する副情報は、JPEG、JPEG2000、H.263、H.263+、H.264/AVC等の規格化された符号化器/復号化器(コーデック)を用いて符号化される。全ての従来技術による方法に共通の特徴は、画像及び副情報画像が、量子化ピクセルの形態、又は量子化ピクセルから導出された量子化された変換係数の形態のいずれかをとることである。
本発明は、ソース信号が副情報とほとんど相関していないとき、帯域内相関、すなわち、ソースビット間の相関が、ソースビットと副情報ビットとの間の相関よりも復号化に有用であるという認識に基づいている。この概念を用いて、分散ソースコーディングの圧縮効率を改善することができる。この概念は復号化器に基づく処理に関連し、したがって、ソースビット間の相関が復号化器において実行される従来のソースコーディングとも異なることに留意されたい。
この概念が有用となる2つの実施形態を説明する。第1の実施形態は、ソースの符号ビットと絶対値ビットとの間の相関を用いて分散ソースコーディングの圧縮効率を改善することを含む。第2の実施形態は、因果的に復号化されたソース変換係数間の相関を用いて圧縮効率を改善することを含む。
本発明の実施形態による、副情報又は以前に復号化されたソースビットプレーンから得られるコーディングモードを用いて所望の画像の推定値を復元するための流れ図である。 34方向のイントラ予測モードの概略図であり、イントラ予測モードはコーディングモードの1つの例を構成する。 本発明の実施形態による、副情報画像のための符号化器/復号化器の流れ図である。 本発明の実施形態による復号化器の詳細の流れ図である。
詳細な方法の概説
図1は、符号化された入力画像から、所望の画像101の推定値を復元する分散ソースコーディング(DSC:Distributed Source Coding(分散情報源符号化))方法の流れ図である。入力画像を符号化する間に或る特定のコーディングモード102が選択されたことが理解される。この方法は復号化器100において実行することができる。復号化器は、部分的に、バスによって接続されたメモリ及び入/出力インターフェースに接続されたプロセッサを用いて実施することができる。
まず、これらのコーディングモードが復号化器において求められる(110)。幾つかの実施形態において、コーディングモードは、符号化された副情報画像103から受け継がれたイントラ予測コーディングモード及びインター予測コーディングモードを表す。他の実施形態において、コーディングモードは、副情報画像において用いられるコーディングモードについて検討することなく、入力画像から独立して求められる。
復号化器は、符号化器、記憶デバイス、又は符号化されたビットストリームから、所望の画像の量子化された変換係数のビットプレーンに適用されるシンドロームビット、又はパリティビットを受信する(120)。ビットプレーンは量子化された変換係数の符号絶対値(sign-magnitude)表現を用いる。量子化及び変換は、イントラ予測モード又はインター予測モードを用いて取得された予測残差に適用される。
副情報画像の量子化された変換係数のビットプレーンも得られる(140)。
所望の画像の量子化された変換係数のビットプレーンは、副情報画像の量子化された変換係数の対応するビットプレーン、コーディングされたブロックパターン値、及び所望の画像の量子化された変換係数の任意の以前に復号化されたビットプレーンの値を用いて、シンドロームビット又はパリティビットから推定される(150)。
次に、所望の画像の量子化された変換係数の全ての推定ビットプレーンを結合し(170)、結合されたビットプレーンに逆量子化180、逆変換190、及びイントラ予測モード又はインター予測モード195を適用して所望の画像101の推定値を復元することによって、所望の画像の推定値が復元される。
応用形態
復元方法は、画像、ビデオ、又は他の多次元データを含む様々なデータタイプに適用可能である。1つの実施形態において、2つの相関画像、例えば入力画像及び統計的に相関する副情報画像を検討する。
本方法は、副情報画像復号化の多岐にわたる手順にも適用可能である。これらは、JPEG、JPEG2000、H.264/AVC、HEVC等を含む任意の規格化された符号化手順又はその変更形態とすることができる。具体的にするために、実施形態はHEVCについて説明される。
本発明は、入力画像についてDSCを用いる。DSCは、ターボ符号、LDPC符号、LDPC累積(LDPCA)符号、畳み込み符号、繰返し反復累積(IRA:iterative repeat accumulate)符号、ラプター符号、ファウンテン符号(fountain code)等を用いて行うことができる。LDPCA符号について実施形態を説明する。すなわち、分散ソースコーディング手順は、LDPCA符号を用いて入力画像の予測残差の量子化された変換係数からシンドロームを生成することを伴う。実施形態は、復号化のために確率伝搬を用いる。確率伝搬方式は、当該技術分野において既知の因子ノード及び変数ノードを有する因子グラフを用いる。
本明細書において説明される実施形態は、イントラ予測及びインター予測にも適用可能である。1つの実施形態において、HEVCビデオコーディング規格に従って実施されるイントラ予測を検討する。HEVCイントラ予測において、符号化されるブロックの変換係数は、隣接するブロック、特に、符号化されている現在のブロックの上のブロック及び左のブロックにおける変換係数から予測される。イントラ予測モードのレート歪み(rate-distortion)コストは、(a)符号化されている現在のブロックの係数と、選択されたイントラ予測モードによる予測係数との間の残差誤差を符号化するコストと、(b)選択されたイントラ予測モードを符号化するコストとの和である。
最良の予測モードは、図2に示すように34方向のイントラ予測モードのそれぞれのレート歪み(RD:rate-distortion)コストを計算し、次に、最も低いレート歪みコストを有するモードを選択することによって得られる。
副情報画像の符号化手順
図3は、本発明の実施形態とともに用いることができる通常の符号化器/復号化器(コーデック)300を示している。復号化器への入力は、元の画像301、又はビデオ、指紋等のような任意の他のタイプのマルチメディアデータ若しくは生体データである。出力は、符号化画像315である。符号化画像は、復号化器320によって後に処理するように記憶することもできるし、ビットストリームとして送信することもできる。
復号化器320は、符号化画像から再構成された(所望の)画像302を復元する。符号化器及び復号化器は、当該技術分野において既知の単一のプロセッサ又は複数のプロセッサにおいて実施することができる。多くの場合に、単一の市販の符号化器は、非常に多数の消費者復号化器のための符号化データを生成する。
好ましい実施形態において、副情報画像は、HEVCイントラコーディングを用いて符号化され、規格に適合したHEVCビットストリームが生成される。副情報画像のHEVCコーディングにおいて用いられるイントラ予測モードは記憶され、以下で説明するように入力画像のコーディングに再利用される。このため、この実施形態において、コーディングモードはイントラ予測モードである。HEVCにおいて、以前のビデオ規格とともに用いられるマクロブロックは、コーディングツリーユニット(CTU)によって置き換えられる。CTUは、例えば、64×64、32×32又は16×16ピクセルのコーディングツリーブロック(CTB)に分割することができる。CTBは1つ又は複数のコーディングユニット(CU)に分割することができる。
入力画像の符号化手順
1.入力画像の2次元CUごとに、副情報画像のイントラコーディング中に用いられるモードを用いて入力画像に対しイントラ予測が実行される。HEVC符号化器が入力画像CUのイントラコーディングのイントラ予測モードを決定した場合、一般に、モードは、副情報画像におけるCUのイントラコーディングに用いられるモードと異なる。したがって、符号化器は、副情報画像に用いられるイントラ予測モードを用いるように強制される。上記で説明したように、これは、入力画像に用いられるイントラ予測モードをシグナリングするのに余分な帯域幅が用いられないという利点を有する。このステップの出力はCUにおける予測残差信号であり、これはCU内に元々存在するピクセル数と同じ数のエントリーを有する2次元信号である。
2.各CU内の変換ユニットごとに、2Dブロックに基づくHEVC変換が行われる。入力画像の変換係数と副情報画像の変換係数との相関を最大にするために、変換行列要素及び変換ブロックサイズは、副情報画像の対応する部分の符号化中に用いられるものと同じである。このステップの出力は、各CUにおける変換コーディングされた予測残差信号である。
3.次に、変換コーディングされた予測残差信号の均一な量子化が、規定された量子化パラメーターを用いて行われる。好ましい実施形態において、量子化パラメーター(QP:quantization parameter)は副情報画像において用いられるものと同じである。しかしながら、これは絶対要件ではない。入力画像のピクセル値の動的範囲及び確率分布に依拠して、入力画像を量子化するのに異なるQP値を用いることが可能である。このステップの出力は、各CU内の各変換ユニットにおける各変換領域予測残差値の量子化インデックスである。例えば、変換ユニット(TU:transform unit)サイズが32×32である場合、各TU内に(それぞれ残差値に対応する)1024個の量子化インデックスが存在する。
4.各量子化インデックスは符号絶対値表現(sign-magnitude representation)を用いてビットプレーンに変換される。用いられるビットプレーン数は、前のステップから生成される最大の絶対値の変換係数に従って求められる。例えば、最大の変換係数が値212を有する場合、量子化インデックスは最大で1+ceiling(log(212))=9個のビットプレーン、すなわち1つの符号ビットプレーン及び8個の絶対値ビットプレーンに変換されることになる。
5.各ビットプレーンのシンドロームコーディングは、独立して実行される。このため、1024個の変換係数、及び変換係数あたり8個のビットプレーンが存在する場合、シンドロームコーディングは8192回実行される。実際には、シンドロームコーディング動作数は、8192よりも大幅に小さい。なぜなら、比較的小さい数の低周波数係数のみが幾つかのビットプレーンを必要とするのに十分大きいためである。高周波数係数は小さいか又はゼロ値であり、このためシンドロームコーディング動作をほとんど必要としないか又は一切必要としない。符号化システムの複雑度及び記憶要件に依拠して、任意の数のチャネル符号をシンドロームコーディングに用いることができる。好ましい実施形態はLDPC符号を用いる。しかしながら、ターボ符号、IRA符号、ラプター符号、畳み込み符号等も用いることができる。
6.生成された全てのシンドロームは、最終的に入力画像の復号化器によって受信される。
副情報画像の復号化手順
例示的な実施形態において、副情報画像はHEVCイントラ復号化を用いて復号化される(320)。
入力画像の基本復号化手順
復号化器100は、入力画像のシンドロームを受信し(120)、また、復号化された副情報画像、又は副情報画像の部分的に復号化されたビットストリームを取得して(140)、図4に示すような以下のステップを用いて所望の復号化された画像101を形成する。
A.副情報の生成(410)
1.HEVCビットストリームが復号化され、量子化され変換された予測残差が得られる。この予測残差が副情報を構成する。副情報は各変換係数の量子化インデックスのベクトルの形態をとる。このため、TUサイズが32×32ピクセルに固定される場合、TUごとに量子化インデックスの1024個のベクトルがこのステップの終了時に得られる。
2.変換係数ごとに、量子化インデックスのベクトルがビットプレーンに分解される。ビットプレーンは、入力画像又は副情報画像内の全てのTU内の同じロケーションにおいて量子化された変換係数から取得される特定のビットから構成される。このため32×32のTUサイズを有する1600×1600のピクセル画像について、DC係数の最上位ビットに対応するビットプレーンは、長さ(1600×1600)/(32×32)=2500となる。同様に、AC1係数の第2下位ビット(second least significant bit)に対応するビットプレーンも長さ2500となる。変換係数あたりのビットプレーンの総数は、特定の変換係数の量子化インデックスのベクトルにおける最大量子化インデックスの絶対値の対数よりも1大きい。変換係数ごとに、これらのビットプレーンは、入力画像から受信された対応するシンドロームビットプレーンの復号化のための副情報としての役割を果たす。
B.各変換係数のビットプレーンごとのシンドローム復号化器の初期化(420)、すなわち、対数尤度比(LLR:Log-Likelihood Ratio)の決定
1.復号化器を初期化するために、LDPC復号化器のシンドロームベクトルは、符号化器から受信したシンドロームビットの中の検討中のシンドロームビットプレーンに従って求められる。LDPC復号化器の変数ノードは、ステップAにおいて副情報画像から取得された対応する変換係数の対応するビットプレーンに従って求められる。
2.変数ノード内のビット及びチャネルモデルを用いてLDPCコーダーの各変数ノードの対数尤度比(LLR:Log-Likelihood Ratio)を求める。チャネルモデルは、副情報チャネルを通過した後に、変数ノード内のビットが値を変える確率、すなわち、逆になる(invert)確率を指定する。換言すれば、副情報画像の特定の変換係数の量子化インデックス内の特定のビットが、確率pで逆になるように、入力画像内の対応するビット値と相関すると仮定した場合、そのビットのLLRは1−2*(副情報ビット値)*log((1−p)/p)によって与えられる。LLRの大きな正値は、その位置において復号化されている入力ビットが、ゼロである可能性が非常に高いことを示す。逆に、LLRの大きな負値は、その位置において復号化されている入力ビットが、値1である可能性が非常に高いという確信を示す。
3.大きな絶対値を有するLLR値は、副情報の復号化において、より有用である。特に、大きな正値は、検討中の変数ノードビットが0であるという仮説における、より高い確信を表す。逆に、大きな負値は、検討中の変数ノードビットが1であるという仮説における、より高い確信を表す。そのような大きな絶対値のLLR値が多く存在するとき、確率伝搬手順450がより効率的になる。すなわち、これらの変数ビットノードの仮説が強いため、変数ノードにおけるビットの最終ベクトル全体、したがって入力画像のピクセルに必要とされるシンドロームがより少ない。
しかしながら、多くの場合にLLR値は低く、したがって副情報ビットの値を予測するのに十分な確信がない。これは、上記で定義された確率pが0.5に近いときに生じる。過度に多くの変数ビット位置においてLLRの絶対値が低い場合、確率伝搬手順450は非効率的である。すなわち、変数ビットの最終値を復元するのにより多くのシンドロームビットが必要とされ、それゆえ入力画像のピクセル値が必要とされる。この場合、確率伝搬復号化の効率を保つための2つの方法を提供する。
(a)符号ビット予測
副情報画像の変換係数の符号ビットと、ソース画像の変換係数の対応する符号ビットとの間の相関がほとんどない、すなわちこれらのビットのpの値が0.5に近いことが観察される。この場合、追加で入力画像のその特定の変換係数の絶対値ビットの値を考慮に入れることによって、符号ビットの予測を改善することを選択する。これは、絶対値ビットプレーンが符号ビットプレーンよりも前に復号化されていることを仮定する。特に、絶対値ビットプレーンが全て0に復号化されるとき、これは、副情報画像の対応する変換係数の符号ビットの値と無関係に、入力画像の変換係数の符号ビットも0であるという明白な情報である。この場合、符号ビットのLLR値は高い正値にセットされる。幾つかの実施形態において、この値は、確率伝搬復号化の所与の実施態様についてLLRの許容可能な絶対値の最大値になるように選択される。
(b)入力画像変換ブロックにおける因果的近傍からのビット予測
復号化性能を改善する別の方法は、検討中の変換ブロックにおける変換係数の因果的近傍における符号化ビットのパターンを利用することである。変換係数の因果的近傍は、現在復号化されている変換係数の前に復号化された変換係数の組として定義される。以前に復号化された変換係数(又は変換係数ビットプレーン)の数は実施形態に応じて異なる。例えば、因果的近傍における変換係数の複数のビットプレーンが0(又は1)として復号化されている場合、現在の変換係数における対応するビットプレーンも0(又は1)として復号化される可能性が高い。この確信を値0(又は1)で表すために、上述した変数ノードについて取得されたビットプレーンのLLRがプリセット値だけインクリメント(又はデクリメント)される。プリセット値は、因果的近傍における変換係数の値によって検討中の変換係数の値が決まる相対的な確信に応じて大きくすることも小さくすることもできる。
4.因果的近傍からのビット予測の変動:上記の2つの方式の幾つかの実施形態が可能である。1つの実施形態において、特定のビットプレーンにおける変数ノードビットのLLRの変更は、因果的近傍における同じビットプレーン内の対応する変数ノードビットの復号化値の観測に基づいて行われる。第2の実施形態において、特定のビットプレーン内の変数ノードビットのLLRの変更は、全ての変数ノードビットの復号化値の観察、すなわち、因果的近傍における変換係数の復号化値の観察に基づいて行われる。第3の実施形態において、因果的近傍の決定は、以前に復号化された変換係数のみでなく、走査順における変換係数の位置も考慮に入れる。例えば、32×32の変換ブロックにおいて、ラスター走査における33番目の係数は、32番目又は31番目の係数と相関することが予期されておらず、このため因果的近傍は、変換係数の各行の開始時に空集合にリセットされる。
E.入力画像のシンドロームを受信(440)
上述の入力画像の符号化に関するセクションにおいて、入力画像のシンドロームを生成する手順について説明した。これらのシンドロームは、以下で説明される確率伝搬アルゴリズムの入力として受信され用いられる。上記で説明されるように、各量子化された変換係数のビットプレーンごとに受信されるシンドローム数は、その特定のビットプレーン及び変換係数について選択されるLDPC符号(又は包括してチャネル符号)のレートに依拠する。確率伝搬アルゴリズムの目標は、これらのシンドロームを復号化して、入力画像の量子化された変換係数のビットプレーンを復元することである。
F.確率伝搬(450)
各変換係数のビットプレーンごとに、上記の初期化を実行した後、確率伝搬復号化を実行する。安定し、反復ごとに変化しないLLRの推定値を取得した後、又は予め指定された反復数にわたって確率伝搬を実行した後、変数ノード内のLLR値を読取り、その値を、負のLLR値が復号化されたビット値1を意味し、正のLLRが復号化されたビット値0を意味するという規則に従って閾値処理する。
G.HEVCを用いた復号化(460)
1.各量子化された変換係数のビットプレーンを取得した後、入力画像の各変換係数に対応する量子化インデックスベクトルが再編成される。
2.量子化インデックスはブロックに再配列され、量子化動作180及び変換動作190が逆に行われ、入力画像の再構成されたピクセルが得られる。
結果として、LDPC復号化における制約式の数が増大し、それによって誤り訂正符号の強度が増大し、復号化プロセスの効率が増大する。特に、効率の増大は、入力画像について送信する必要がある絶対値ビットシンドローム及び符号ビットシンドロームの数が減少した形態で示される。

Claims (10)

  1. 所望の画像を推定する画像推定方法であって、
    符号化された副情報画像からコーディングモードを検索し抽出するステップと、
    前記符号化された副情報画像内のビットプレーンごとに、シンドロームビット又はパリティビットを復号化して、前記所望の画像の量子化された変換係数の推定ビットプレーンを取得するステップであって、前記コーディングモードを用いて取得された予測残差に対して量子化及び変換が適用され、該復号化することは、前記符号化された副情報画像の前記量子化された変換係数を用い、因果的近傍における以前に復号化されたビットプレーンに基づく、ステップと、
    前記所望の画像の前記量子化された変換係数の前記推定ビットプレーンを結合して、結合されたビットプレーンを生成するステップと、
    前記結合されたビットプレーンに、前記コーディングモードに基づいて逆量子化、逆変換及び予測を適用して、前記所望の画像の推定値を復元するステップと、
    を含み、各前記ステップは復号化器が実行
    前記復号化することは対数尤度比を推定することを含み、
    前記量子化された変換係数の符号ビットの前記対数尤度比は、該量子化された変換係数に関連付けられた全ての絶対値ビットがゼロに復号化される場合に最大値にセットされる、
    画像推定方法。
  2. 前記ビットプレーンは前記量子化された変換係数の符号絶対値表現を用いる、請求項1に記載の方法。
  3. 絶対値ビットが符号ビットの前に復号化される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記量子化された変換係数の前記符号ビットは、該量子化された変換係数に関連付けられた全ての前記絶対値ビットがゼロに復号化される場合にゼロであると推定される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記対数尤度比は、前記因果的近傍において以前に復号化されたビットプレーンに従って求められる、請求項に記載の方法。
  6. 前記対数尤度比は、前記因果的近傍における以前に復号化された変換係数に従って求められる、請求項に記載の方法。
  7. 所望の画像を推定する画像推定方法であって、
    符号化された副情報画像からコーディングモードを検索し抽出するステップと、
    前記符号化された副情報画像内のビットプレーンごとに、シンドロームビット又はパリティビットを復号化して、前記所望の画像の量子化された変換係数の推定ビットプレーンを取得するステップであって、前記コーディングモードを用いて取得された予測残差に対して量子化及び変換が適用され、該復号化することは、前記符号化された副情報画像の前記量子化された変換係数を用い、因果的近傍における以前に復号化されたビットプレーンに基づく、ステップと、
    前記所望の画像の前記量子化された変換係数の前記推定ビットプレーンを結合して、結合されたビットプレーンを生成するステップと、
    前記結合されたビットプレーンに、前記コーディングモードに基づいて逆量子化、逆変換及び予測を適用して、前記所望の画像の推定値を復元するステップと、
    を含み、各前記ステップは復号化器が実行し、
    前記復号化することは対数尤度比を推定することを含み、
    前記対数尤度比は、前記因果的近傍における以前に復号化された非ゼロ変換係数の位置に従って求められる
    画像推定方法。
  8. 所望の画像を推定する画像推定方法であって、
    符号化された副情報画像からコーディングモードを検索し抽出するステップと、
    前記符号化された副情報画像内のビットプレーンごとに、シンドロームビット又はパリティビットを復号化して、前記所望の画像の量子化された変換係数の推定ビットプレーンを取得するステップであって、前記コーディングモードを用いて取得された予測残差に対して量子化及び変換が適用され、該復号化することは、前記符号化された副情報画像の前記量子化された変換係数を用い、因果的近傍における以前に復号化されたビットプレーンに基づく、ステップと、
    前記所望の画像の前記量子化された変換係数の前記推定ビットプレーンを結合して、結合されたビットプレーンを生成するステップと、
    前記結合されたビットプレーンに、前記コーディングモードに基づいて逆量子化、逆変換及び予測を適用して、前記所望の画像の推定値を復元するステップと、
    を含み、各前記ステップは復号化器が実行し、
    前記因果的近傍は、走査順における前記変換係数の位置に基づいて変更される
    画像推定方法。
  9. 前記コーディングモードはイントラ予測モード又はインター予測モードを含む、請求項1,7,8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記変換係数の前記因果的近傍は、現在復号化されている前記変換係数の前に復号化された変換係数の組として定義される、請求項1,7,8のいずれか1項に記載の方法。
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