JP5052541B2 - Sarデータを圧縮する方法、およびsarデータを符号化するための装置 - Google Patents

Sarデータを圧縮する方法、およびsarデータを符号化するための装置 Download PDF

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Description

本発明は包括的には、合成開口レーダ(SAR)によって捕捉される信号を圧縮することに関し、より詳細には、生SAR信号を、複雑性の低いデバイスで圧縮することに関する。
合成開口レーダ(SAR)は、典型的には宇宙プラットフォームを用いて、目標物または地形から生レーダデータを捕捉する。事後処理によって、生SARデータが振幅画像および位相マップに変換され、物体および地形を視覚化することができるようになる。計算が非常に複雑であることに起因して、SARデータ処理は典型的には、地上において実行される。
図1は、従来のSARシステムを示す。生SARデータ101が宇宙プラットフォーム110、たとえば、衛星、宇宙ステーションまたはシャトルによって捕捉される。その生データは、事後処理して(120)SAR画像130を得るために、地上ステーションに送信される(110)。
代替的に、図2に示されるように、送信する(120)前に、生SARデータ101に圧縮(151)が適用される。その後、圧縮された生データが地上ステーションに送信され、地上ステーションでは、そのデータの圧縮が解除され(152)、SAR画像130を生成するために処理される(120)。圧縮されたデータからSAR画像130を高い品質で再構成することができるようにするのと同時に、送信の帯域幅を低減するために、高い符号化効率が要求される。
JPEGのような標準化された画像圧縮方法は、生SARデータの高い符号化効率を達成するのに適していないことが既知である。その主な理由は、生SARデータには性質上雑音が多く含まれているためであり、その性質は、自然画像を符号化するのに適しているJPEG符号化標準規格とはあまり適合していない。生SARデータの統計は、ガウス雑音に似ており、自然画像データの統計とは全く異なることに留意されたい。
マゼラン宇宙船によって捕捉される生SARデータを圧縮するために、ブロック適応量子化(BAQ)を用いることができる。たとえば、全て参照によって本明細書に援用される特許文献1および非特許文献1を参照されたい。数多くの従来の画像圧縮方法と同じように、BAQは、生ピクセル値を、たとえば、8ビットから4ビットに量子化する。しかしながら、SARによって捕捉される生データのような、大きなダイナミックレンジを有する入力の場合、さらに効率的な圧縮を達成するために、量子化ステップサイズは、入力信号のレベルに適応しなければならない。それゆえ、BAQは、16×16ブロック毎に、量子化ステップサイズを適応させる。
より高い解像度を達成するために、生データのサンプリングレートを高くする必要がある。送信帯域幅に制限が与えられると、SAR画像の品質を維持しながら、圧縮比を高くする必要もある。BAQは、適度な圧縮比で適度な品質のSAR画像を提供することができる。しかしながら、圧縮比が2:1よりも大きいときに、品質が大きく劣化することが既知である。それゆえ、品質を低下させることなく、高い圧縮比で生SARを圧縮する方法を提供する必要がある。
処理されたSARを圧縮するための数多くの方法が既知であるが、生SARデータを圧縮するために開発された方法は比較的少ない。全て参照によって本明細書に援用される非特許文献2、非特許文献3および非特許文献4を参照されたい。
BTC方法は、SAR画像のローカルブロック特性に適合する2レベル量子化器を使用する。その方法は、複雑性が低く、高い圧縮比、たとえば、約4:1の圧縮比を達成することができる。しかしながら、出力画像の品質は大きく劣化する。一般的に、BTCの性能は、BAQの性能よりも悪い。
Magli他は、BAQの場合のように、ピクセルのブロックに適応量子化を適用する。最初に、生データにデジタルウエーブレット変換(DWT)が適用され、周波数領域おいて、ウエーブレット係数に関してBAQが実行されるようになる。ウエーブレット変換は、ブロック単位の方式に比べてより高い計算の複雑性を有し、さらに著しく多くのメモリも必要とすることが既知である。したがって、その方法は、複雑性の低いデバイスには適していない。
NLR(FFT−ECBAQ)法は、生SARデータに2次元高速フーリエ変換(FFT)を適用し、その後、エントロピー制約BAQ(ECBAQ)を適用した後に、エントロピー符号化が実行される。その方法の主な欠点は、ブロックサイズが小さいほど、FFTがクロスリーク雑音を引き起こすことであり、それは、FFTサイズが大きいほど好ましいこと、たとえば、128×64のFFTサイズが好ましいことを意味する。しかしながら、そのようなFFTは複雑すぎて、複雑性の低いデバイスにおいて実施することはできない。実際には、その方法は、最も高速の既知のFFT指向DSP ASIC(powerFFT(商標))に依拠して、長いサイズのFFTを計算する。そのチップを用いない場合、その変換サイズは、大幅に、たとえば8分の1または16分の1に低減されなければならないであろう。各サンプルが8ビットであると仮定すると、その方法の最大スループットは、最大で125メガサンプル/秒(MSPS)、または1ギガビット/秒であり、それは、高い解像度のSAR画像を再構成することを目指す用途によって必要とされるように、さらに高いスループット、たとえば、4Gビット/秒を必要とする用途にとっては不十分である。
米国特許第5,661,477号「Method for compressing and decompressing raw digital SAR data and devices for executing them」
Kwok他著「Block Adaptive Quantization of Magellan SAR Data」(IEEE Trans on Geosc. and Remote Sensing, vol. 27, No. 4, pp. 375-383, July 1989) Delp他著「Image Compression Using Block Truncation Coding (BTC)」(IEEE Transactions Communications, Vol. Com-27, No. 9, September 1979) Magli他著「Wavelet-based compression of SAR raw data」(Geoscience and Remote Sensing Symposium, 2002, IEEE International, pp. 1129-1131) Magli他著「Frequency domain raw SAR data compression for multi-mode SAR Instruments」(National Aerospace Laboratory (NLR), EUSAR 2006, 16-18 May 2006)
ハードウエアの複雑性を低いままにしながら、増強された圧縮比で、高い解像度のSAR画像を達成することができ、従来技術の不都合な点を克服することができる、生SARデータを圧縮する方法および装置を有することが望ましい。
1つの方法が、SARをサンプリングしてブロックにし、各ブロックを変換係数の対応するブロックに変換することによって、合成開口レーダ(SAR)データを圧縮する。変換係数の各ブロックは、量子化パラメータに従って量子化され、量子化された変換係数の対応するブロックが得られ、それらの変換係数は逆多重化され、量子化された変換係数の複数組の逆多重化ブロックが生成される。各組の逆多重化ブロック内の量子化された変換係数は、確率モデルに従って並列に算術符号化され、逆多重化ブロックの組毎に1つの中間ビットストリームが生成される。1つの逆多重化ブロックの量子化された変換係数の符号化は、次に続く逆多重化ブロックの量子化された変換係数から独立している。その後、中間ビットストリームが圧縮されて、圧縮されたビットストリームが生成され、後に復号してSAR画像を構成するために、その圧縮されたビットストリームを送信することができるか、または格納することができる。
その方法は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)において実施することができる。その方法全体のために、単一のFPGAを用いることができる。代替的に、その組の逆多重化ブロック毎に1つの個別のFPGAを用いて、その組の逆多重化ブロックを並列に符号化することができる。その後、フロントエンドステップのために、別のFPGAを用いることができる。
従来技術の宇宙で操作されるSARシステムのブロック図である。 従来技術の宇宙で操作されるSARシステムのブロック図である。 本発明による、1つのブロック生SARデータを圧縮するための符号化プロセスのブロック図である。 本発明の実施形態による、1つのブロック生SARデータを復号するためのプロセスのブロック図である。 本発明の実施形態による、量子化パラメータを初期化するための表である。 本発明の実施形態による、ブロック単位のビット割当てのブロック図である。 本発明による、ブロック単位のレート制御の実施形態に従って生SARデータを圧縮する方法の流れ図である。 本発明の実施形態による、並列設計の修正算術符号化構造のブロック図である。 本発明の実施形態による、単一FPGAハードウエア設計のブロック図である。 本発明の実施形態による、多数FPGAハードウエア設計のブロック図である。 本発明の実施形態による、多数FPGAハードウエア設計のブロック図である。
本発明の実施形態は、生合成開口レーダ(SAR)信号を圧縮する方法および装置を記述する。メモリサイズ、処理能力、帯域幅およびスループットのような、ハードウエアに関する制約に起因して、生SARデータはブロック毎に圧縮される。複雑性を制限するために、且つ従来技術の方法とは対照的に、その圧縮方法は、比較的小さなブロックサイズ、たとえば、8×8または16×16ピクセルの場合に有効であるように設計される。本発明の焦点は、実施態様の複雑性を制限することにあるが、より大きなブロックサイズを用いることもできる。
図3は、本発明の圧縮方法300のブロック図である。生SARデータ301が、変換モジュール310に入力される。本発明の好ましい実施形態では、変換モジュールは一次元離散コサイン変換(1D−DCT)である。ただし、DCT係数は求められる。より高次元の変換、および他の変換ベースを用いることもできる。
各ブロック内の生データの分散も求められる(320)。表500に格納される目標出力ビットレートまたは圧縮比に従って、初期量子化パラメータ(QP)が求められる(330)。図5を参照されたい。レート制御モジュール340が、分散と、所定の1組のしきい値と、目標ビットレートに対する、先行して符号化されたブロックの出力ビットに基づくビット使用比とに従って、初期QPを調整し、調整されたQP値601が生成される。その後、調整されたQP値を用いて、変換係数が量子化され(350)、量子化された変換係数が生成される。
QP値601および量子化された変換係数351は修正算術符号化器360に送信され、修正算術符号化器360は確率モデル361を使用する。
本発明のサンプルは、独立し、且つランダムに分布する。それゆえ、本発明の確率モデルは従来通りであり、量子化された変換係数のランダム分布を表す。それは、本発明のサンプル空間、サンプルおよび各サンプルの確率に関して定義される。そのモデルとして、当該技術分野において知られているように、線形モデル、二項モデルまたはガウスモデルを用いることができる。そのモデルは、SARトレーニングデータから学習することができるか、または先行して符号化されるデータに基づいて更新することができる。本発明では、1つのブロック内の量子化された変換係数毎に別個のモデルが保持され、たとえば、DC係数は1つの確率モデルを有し、一方、AC係数のそれぞれは、当該AC係数自体の確率モデルを有する。
従来の算術符号化は、効率的に圧縮することができることが既知である。しかしながら、従来の算術符号化器は、順次処理に限定される。これは、従来の算術符号化器は、複雑性が低く、スループット要件が高いハードウエアデバイスには適していないことを意味する。本発明において、本発明人は、複雑性が低いハードウエアで、より高いスループットを実現することができるようにする、算術符号化のための並列設計を記述する。
本発明の算術符号化器360の出力は、圧縮されたビットストリーム302である。レート制御モジュール340へのフィードバックとしてビットカウントが与えられて、全ビット使用比が更新され(370)、必要に応じてQPが調整される。各ブロックを符号化するために用いられるQpも、後続の復号中に使用されることになる圧縮されたビットストリームに挿入されることに留意されたい。
図4は、対応する復号器400を示しており、それは、符号化プロセスを逆にする。最初に、圧縮されたビットストリーム302が修正算術復号器410に渡される。復号された係数は、ビットストリーム302から抽出された(415)対応するQP601と、変換係数とを乗算することによって、逆スカラー量子化される(420)。その後、1D−DCT変換430が適用され、再構成された生SARデータ401が得られる。
図7は、方法700をさらに詳細に示す。本発明人は、物体または地形708から捕捉されるSARデータ709をサンプリングして(710)、小さな8×8ブロック711にする。1D−DCTが適用され(720)、変換係数711の対応するブロックが生成され、そのブロックは、量子化パラメータ(QP)601に従って量子化され(730)、量子化された変換係数731の対応するブロックが得られる。
ブロック731は、複数組のN個のブロック741に逆多重化される(740)。各組内のN個のブロックは、確率モデル749に従って、並列に算術符号化され(750)、ブロックの組毎に中間ビットストリーム751が生成される。1つのブロックの量子化された変換係数の符号化は、次に続くブロックの量子化された変換係数から独立している。中間ビットストリームは、地上762においてさらに処理するために、圧縮されたビットストリーム761に多重化される(760)。
破線によって示されるように、ブロック1100のN個のストリームが並列に生成されるように、サンプリング710中に逆多重化740を実行することができることに留意されたい。この実施形態では、N個のデータストリームが、変換モジュール、量子化モジュールおよび符号化モジュールによって並列に処理されている。図11も参照されたい。
変換
本発明の好ましい実施形態では、1D−DCTを用いて、入力信号が空間サンプル領域から周波数領域に変換される。1D−DCTは、生SARデータを圧縮しないが、SARデータの相関をなくし、さらに効率的に圧縮するのを容易にする。2D−DCTに比べて、1D−DCTはより低い複雑性を有する。また、ガウス雑音に似ている生SARデータの性質に起因して、小さいブロックサイズの場合には特に、2D変換を実行することによって大きな利得は与えられない。
本発明では、1D−DCTは各ブロックの行に沿って実行され、行は生SARデータ内のレンジ方向に対応する。列は方位角に対応する。8×8のブロックサイズの場合、8×1DCTが各行に適用され、8×1DCT係数の8つの行が合わせて、本発明の変換係数の8×8ブロックを形成する。
QP初期化
QPは、目標ビットレートまたは圧縮比に従って初期化される。目標圧縮比は、所与の伝送帯域幅、たとえば目標ビットレート、および圧縮を用いない場合の生SARデータのサイズ、すなわちビット数から求められる。目標圧縮比は、本発明の算術符号化器360への入力パラメータである。
図5に示されるように、目標ビットレート501、目標圧縮比502、および全てのブロックにおいて用いられる初期QP503の間の実験的な関係を、トレーニングSARデータから求めることができる(330)。その後、目標圧縮比に基づいて、表500を探索することによって、初期QPを得ることができる。
出力ビットレートをさらに細かく制御する必要がある用途の場合、分散によって初期QPを調整して、利用可能なビットレートをさらに良好に割り当てると共に利用することもでき、それゆえ、良好な総合圧縮を達成することができる。このレート制御手順は、後にさらに詳細に説明される(340)。
QPを調整する
圧縮品質およびレート制御を最大にするために、QPが調整される。その調整は主に2つの要因、すなわちブロックデータエントロピー、および消費された、または残りのビット数に基づく。エントロピーが高いほど、データブロック内に、より多くの情報が含まれることを意味し、それゆえ、より保存的な圧縮であるほど、より小さなQPが適用されるべきであることを意味する。同様に、エントロピーが低いほど、データブロック内に含まれる情報が少ないことを意味し、それゆえ、より積極的な圧縮であるほど、より大きなQPが適用されるべきであることを意味する。エントロピーの計算は低コストのハードウエアデバイスとっては複雑すぎるため、ブロック分散がエントロピーの良好な近似であり、エントロピーほど計算上の要求が厳しくない。
図6は、2つの要因、すなわちブロック分散603およびビット使用比に基づいて、初期QP602から、ブロック毎のQP601を適合させるためのプロセス600を示す。ブロック分散603が、入力ブロック内の全てのサンプル値、たとえば、1つの8×8ブロック内の256個のサンプルから求められる(320)。その後、その分散は、探索610によって、表500内の1組の所定のしきい値604と比較される。これらのしきい値は、トレーニングSARデータから実験的に求められ、特定のデバイス用にプログラム可能である。
各しきい値は、QP差(ΔQp)に対応する。この対応は、表500によって表される。分散を比較し、表を探索することによって、QP差ΔQp(var)が求められる(610)。たとえば、分散が第1のしきい値よりも小さい場合には、QP差ΔQp(var)は、表内の第1のΔQpになるように設定される。初期QPは、目標圧縮比に従って上記のように求められ、生SARデータの全てのブロックの場合に初期QPとして用いられる。QP差ΔQp(var)を初期QPに加える(620)ことによって、調整されたQPが得られる。
上記のように、QPに影響を及ぼす別の要因は、ビット使用比である。この調整も、レート制御が要求され、強制的に実施されるときに行なうことができる。ビット使用比によって影響を及ぼされるQP差、すなわちΔQp(rate)を求めるために、最初に、符号化されたブロックの数605、およびブロックを符号化するために消費されたビットの数606から、推定される全ビット使用量が求められる(630)。その後、推定される全ビット使用量が、目標ビットレート608と比較され(607)、ΔQp(rate)が求められる(640)。全ビット使用量およびΔQp(rate)を計算する方法に関する詳細は後に説明される。その後、ΔQp(rate)が、先に変更されたQPに加えられる(650)。すなわち、調整されたQP601は、初期QP+ΔQp(var)+ΔQp(rate)に等しい。
ビット使用条件を調べるために、生SARデータ301を符号化するために近似的に必要とされることになる全ビット数を推定するために、最初に、3つの変数、すなわち、全ブロック数、符号化されたブロック数605、および消費されたビット数606が得られる。その後、この近似値が、目標ビット使用量と比較される。近似されたビット使用量が目標ビット使用量よりも大きく、且つ許容パーセンテージを超えている場合には、QPを大きくする。そうではなく、近似されたビット使用量が目標ビット使用量よりも少なく且つ許容パーセンテージを超えている場合には、QPを小さくする。
各ブロックが符号化された後に、符号化されたブロックの全数605および消費されたビットの全数606が更新される。現在ブロックを量子化する前に、近似的な全ビット数630が(消費されたビット数)/(符号化されたブロック数)×(全ブロック数)によって求められる。その後、推定された全ビット使用量が、目標ビット使用量と比較される。
(推定された全ビット:目標全ビット)の比が求められる。その比が1よりも大きい場合には、ビット消費がビットバジェットを超えている。そうでない場合には、それはバジェット内にある。この比から1を引くことによって、目標を上回っているか、または下回っている、推定された全ビットのパーセンテージが与えられる。その後、推定されたビットレートが指定された許容範囲を何倍上回っているか、または何倍下回っているかを調べるために、このパーセンテージが許容しきい値で割られる。
たとえば、その用途が5%ビットレート分散を許容することができるが、目標ビット使用量に対する推定されるビット使用量の比が9%である場合には、推定値は許容値よりも(9/5)倍大きい。
量子化
変換係数がスカラー量子化350にかけられる。スカラー量子化は損失が多い圧縮であり、QP値が大きいほど、圧縮品質が粗くなる。
一実施形態では、1D−DCTから得られる全ての変換係数に、均一なスカラー量子化が適用される。本発明の第2の実施形態では、変換係数の不均一な量子化が適用され、その場合、そのブロックのためのQP値が、変換係数毎に不均一なスケーリングを決定する量子化行列によってさらに変更される。
並列算術符号化
量子化された変換係数は、本発明の修正算術符号化器によって、損失を生じることなく符号化される。従来の算術符号化方法の1つの大きな欠点は、その「順次」処理の性質であり、その性質によって、従来の算術符号化方法は、複雑性の低いデバイスには適せず、高いスループットが要求される。従来の方法では、符号化は、シンボル毎およびブロック毎に実行されなければならない。その理由は、1つの構文要素、たとえば、量子化された変換係数の符号化が、後続の要素に依存することがあるためである。場合によっては、多数の連続した要素がまとめて符号化されることがある。
並列処理を用いない場合、ブロック(n+1)はブロック(n)の後に符号化され、ブロック(n)の最後の要素は、ブロック(n+1)の要素に依存することがある。すなわち、ブロック(n)の最後の要素を表すためのビットが、ブロック(n+1)内の最初、またはそれ以降の要素に、すなわちこの要素の確率に依存することがある。さらに、それらのビットは、ブロック(n+1)の最初、またはそれ以降の要素が符号化された後にしか、ビットストリームに書き込むことができない。
算術符号化は、可変長エントロピー符号化を使用する、損失がないデータ圧縮の方法である。頻繁に用いられるビット列ほど、より少ないビットによって表され、頻繁に用いられないビット列ほど、より多くのビットを使用する。入力データを成分列に分離し、各列をコードワードで置き換えるハフマン符号化のような他のエントロピー符号化技法とは対照的に、算術符号化は、単一のコードワードで、たとえば、範囲[0,1]内の部分nで全入力データを符号化する。
算術符号化は以下のように機能する。最初に、[0,1]に初期化される「現在区間」[低値,高値]で開始する。その際、シンボル(ビット列)毎に、2つのステップを実行する。
(a)現在区間を、取り得るシンボル毎に1つずつの複数の小間隔に細分する。ただし、小間隔のサイズは、確率モデルによる、そのシンボルの推定される確率に比例する。
(b)実際に生じるシンボルに対応する小間隔を選択し、それを新たな現在区間にする。最後の現在区間を全ての他の取り得る最後の区間から区別するために十分な数のビットが出力されなければならない。
算術符号化は、符号化されるシンボル毎に、確率モデルによって与えられる累積確率を、区間[低値,高値]にスケーリングする。低値および高値が互いに極めて近く、このスケーリング動作が、確率モデルのいくつかの異なるシンボルを[低値,高値]区間内の同じ整数上にマッピングするほど近いとき、次のシンボル(または複数のシンボル)が符号化されるまで、その符号化は続けることはできない。
算術符号化では、低値および高値内の最初のビットが同一であるときにのみ、1つのビットを書き込むことができる。低値が0...であり、高値が0...である場合には、0ビットを書き込み、低値が1...であり、高値が1...である場合には、1ビットを書き込む。したがって、低値が01であり、高値が10であるときには、ビットを書き込むことはできない。4分の1≦低値≦2分の1≦高値<4分の3であるときに、これが起こることがある。この場合、低値および高値のための2つのビットは逆の極性、01または10のいずれかを有する。たとえば、次のビットが0であることがわかる場合、すなわち高値が2分の1未満に降下し、[0,2分の1]が全区間に拡張される場合には、次に続くビットは1である。なぜなら、その間隔の範囲が、拡張された間隔の中間点よりも上になければならないためである。間隔を拡張した後に、依然として、4分の1≦低値≦2分の1≦高値<4分の3を有することができる。この場合、算術符号化器は、次の低値および高値に同一ビットを書き込むことができるか否かを調べ続ける。
逆に、次の出力ビットが1である場合には、算術符号化器は、その後、0ビットを書き込む。このようにして、その区間は安全に拡張することができる。すなわち、1つのビットを出力することができる場合には、そのビットに、逆のパリティの特定の数のビットが続く。いくつかの場合に、1つまたは複数の区間拡張後に、[低値,高値]は依然として、4分の1≦低値≦2分の1≦高値<4分の3という条件に入る。この場合には、いかなるビットも書き込むことなく、その区間が拡張される回数が変数fとして記録される。その後、ビットが最終的に書き込まれるときに、そのビットに、全部でf個の逆のパリティビットが続く。これらのf個のビットはフォロービットと呼ばれる。
従来の算術符号化に固有である依存性を解消し、それによって並列化を達成するために、互換性のある符号化方式が、次のブロック内のいかなる要素にも関係なく、各ブロックの最後の係数が符号化された後に、1つのブロック内の量子化された変換係数に対応するビットを書き込む。
本発明において、本発明人は、1組のブロックのための「ストップマーク」を使用する拡張修正算術符号化を記述する。これは、ブロック間の依存性を解消し、並列に実施することができるようにする。その効果は、本発明における量子化された変換係数に対応する多数のシンボルを同時に符号化することができることである。これを果たすために、連続するシンボル間の符号化依存性が解消される。この拡張の結果として、ビットストリーム内に付加的な冗長ビットが存在する。通常、シンボルがより独立して符号化されるようになるほど、ビットレートが高くなることを犠牲にするものの、より柔軟に並列処理を達成することができるようになる。以下の説明では、本発明人は、ブロックレベル並列設計を記述し、それは、符号化効率と並列処理との間の良好なトレードオフを提供する。
本発明は、以下のプロセスを呼び出すことによって、並列処理を達成する。最後の要素(量子化された変換係数)からの「低値」が、所定の最大限の取り得る符号値、たとえば65535の、または正規化される場合には1の4分の1未満である場合には、算術符号化器は、1つの0ビットを書き込み、次に、(f+1)個の1ビットを、次に、1つの0ビットを書き込む。そうではなく、最後の要素が所定の最大限の取りうる符号値の4分の1以上である場合には、算術符号化器は、1つの1ビットを書き込み、次に、(f+1)個の0ビット、次に、1つの1ビットを書き込む。フォロービットの後にこの付加ビットを書き込むことによって、各ブロックの終了が個別に符号化され、現在ブロックのシンボルが、再構成されることになるシンボルに関して復号器にとって何ら曖昧なことがなく、2値形式で明白に表される。
復号器が、符号化器によって実行されるようなf個のビットをカウントするプロセスに完全に追従しない場合には、最後のビットが必要である。復号器が、符号化器によって実行されるようなf個のビットをカウントするプロセスに完全に追従し、それによってさらに複雑になる場合には、最後のビットが出力に書き込まれる必要はない。しかしながら、この手法によれば、1つのブロックの量子化された変換係数の符号化は依然として、次に続くブロックの量子化された変換係数から独立している。
図8は、並列に動作すると共に上記の方法を利用するN個の算術符号化ユニット810でコンテクスト適応算術符号化を実施するための本発明の並列設計を示す。確率モデル840が、変換係数毎に用いられる。一般的に、確率モデルが正確であれば、符号化性能がより良好になる。静的な設計では、トレーニングデータから確率モデルを得ることができ、符号化中に更新されない。
従来の適応算術符号化では、各シンボルが符号化された後に、確率モデルが更新される。その後、そのモデルを用いて、次のシンボルがさらに良好に符号化される。しかしながら、本発明の並列設計では、多数のユニットからシンボル毎にモデルを更新することは、管理不可能であり、競合条件下で読出し‐書込みが無秩序に生じることがあり、すなわち、読出しおよび書込みの順序が決定されないことがある。
図8に示されるような、本発明の1つの実施形態では、算術符号化ユニットのそれぞれが、全ての算術符号化ユニット間で共通である確率モデル840に基づいて、量子化された変換係数の1組のN個のブロック830内のブロックのうちの1つを並列に符号化する。この場合には、1サイクル内の全てのブロックを符号化するプロセス中には変化しないままにしながら、N個のブロック830の符号化が完了してから遅延830を経た後にのみ、モデルが更新される(820)。この設計も、所定の時間期間にわたってN個のブロックが符号化された後に更新が行なわれる事例にも拡張される。符号化器810の中間ビットストリームが多重化され(850)、出力ビットストリーム302が生成される。
本発明の第2の実施形態では、算術符号化ユニットのそれぞれが、そのユニットに特有であり、他のユニットから独立している指定された確率モデルに基づいて、量子化された変換係数の1つのブロックを符号化する。ユニット毎の確率モデルの更新が、個別に、且つ特定のユニットが符号化するデータのみに基づいて実行される。
上記の実施形態の両方において、確率モデル(複数可)も、先行して符号化されるシンボルの統計に基づいて、時間とともに周期的に更新することができる(820)。
範囲[−512/QP,+511/QP]にある量子化された変換係数を符号化するために、本発明の一実施形態は最初に、(512/QP)のオフセットを加えて、符号化される全ての係数が範囲[0,1023/QP]内に入るようにし、その後、上記のような算術符号化を適用する。この実施形態は、確率モデル毎に1024/QP×Nビットのメモリを必要とする。ただし、Nは確率モデルにおける量子化された変換係数毎の確率を表すためのビット数である。
本発明人は、量子化された変換係数の確率分布が対称であることを理解している。それゆえ、本発明人は、オフセットすることなく、量子化された変換係数の絶対値、すなわち範囲[−512/QP,+511/QP]内の係数の絶対値を符号化することによってメモリのサイズを削減することができる。値が0でない場合には、符号化されない符号ビットが、中間ビットストリームに別個に書き込まれる。すなわち、符号ビットは、算術符号化されない。この変更は、1024/QP×Nから512/QP×Nまで少なくも2分の1だけ、確率モデル毎に必要とされるメモリを効率的に低減する。量子化された変換係数毎に別個の確率モデルが存在し、その実施態様が、読出し/書込み動作のための複数のタイミング要件を満たすために同じ表のいくつかのバージョンを格納することができる場合には、全メモリ節約量をさらに大きくすることができる。
ハードウエア設計
機内でのSAR処理のためにフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)が典型的である。しかしながら、セミカスタムASICおよび他のカスタムシリコンデバイスと比べて、FPGA性能は典型的には、はるかに制限される。詳細には、放射線耐性デバイスおよび軍事用途のデバイスは典型的には、最新の市販のデバイスよりも低い性能を有する。
図9に示されるように、本発明の第1の実施形態の場合、その圧縮方法は単一のFPGA900において実施される。この実施形態の利点は、単一のハードウエアしか必要としないことである。全ての処理が単一のFPGA900において実現されるが、それでも、算術符号化ユニットは並列に動作して、スループット要件を満たす。
図10に示されるように、本発明の第2の実施形態の場合、その圧縮方法は、さらに高いスループットを達成するために、多数のFPGA1001および1002で実現される。この設計は、全てのフロントエンド動作を、単一のFPGA1001に分担させる。その後、算術符号化が多数のFPGA1002において実施され、各FPGAは1つの並列チャネルに対応する。この設計は、単一のFPGA設計よりも、ハードウエアとタイミングとの間の自由度をさらに大きくするのを容易にする。
図11に示されるように、本発明の第3の実施形態の場合、SARは逆多重化され、サンプリングされて(1101)、N個のブロックストリームにされる。各ストリームは個別のFPGA1102によって並列に処理され、N個の中間ビットストリーム1111が生成され、その後、それらのビットストリームは多重化されて、圧縮されたビットストリーム302が生成される。
本発明の実施形態による修正算術符号化法によれば、上記の設計が、並列処理を通じて高いスループットを達成することができるようになることを強調しておきたい。
従来技術との比較
従来技術のシステムとは対照的に、本発明のシステムは、大きな違いおよび利点を有する。
従来のBAQ手法と比べて、本発明は多くのものを含む。生データサンプルに対するブロック適応量子化を処理するBAQとは対照的に、本発明は、離散コサイン変換、エントロピー符号化、およびレート制御も含む。本発明における量子化は周波数領域において実行される。さらに、本発明における量子化は、BAQにおける量子化とは異なり、計算がより簡単であり、エントロピー符号化と非常に効率的に組み合わせられる。この包括的な設計によれば、圧縮品質を著しく劣化させることなく、より高い圧縮比を達成することができる。
FFT−ECBAQ法と比べて、本発明は、いくつかの態様において異なる。最初に、サンプルを周波数領域に変換するために用いられる1D−DCTの長さがより短いため、本発明の符号化は、複雑性が制限されたプラットフォームの場合に、より実用的であり、実現性が高い。FFT−ECBAQの長いサイズの2D−FFTと比べて、本発明では、ハードウエアの複雑性を大幅に低減する。それゆえ、本発明は、1つのFPGAにおいて実施することができ、他の外部チップにアクセスすることができるようにする必要はない。圧縮品質を著しく損なうことなく、本発明において変換サイズをより短くすることができる理由は、本発明が、異なるブロック適応量子化方式を用いることである。
本発明によって用いられる量子化はスカラー量子化であり、それは、ブロック内の全てのDCT係数の均一な分割を適用する。したがって、本発明では、FFT−ECBAQにおいて実行されるように、1ブロック内でビットを割り当てるために、ブロックサイズを大きくする必要はない。
実際には、本発明におけるビット割当ては、ブロックエントロピーの近似として、ブロック分散に従って、より小さいサイズのブロックの中で行なわれる。このビット割当ては、より高い全体品質を達成するために、より多くのビットを、より多くの情報を含む、すなわち、より分散が大きなブロックに「動かす」。
本発明人は、レート制御手順によって、ブロック毎にQPを適応させる。FFT−ECBAQでは、そのタイプのエントロピー符号化器は規定されない。それに対して、本発明において、本発明人は、より効率的に圧縮するために算術符号化を使用した。さらに、本発明によって用いられる算術符号化器および復号器を変更して、並列設計を可能にする。
BTCのような他の従来技術の方法と比べると、本発明は、ブロック単位のビット割当ておよびレート制御とともに、DCT、エントロピー符号化、およびより効率的な量子化を導入することによって、他の方法とは異なり、且つ他の方法よりも進んでいる。本発明は、はるかに高い性能を生み出す。
本発明の精神および範囲の中で、種々の他の改変および変更を行なうことができることは理解されたい。それゆえ、添付の特許請求の範囲の目的は、本発明の真の精神および範囲に入るような全ての変形および変更を包含することである。

Claims (38)

  1. 合成開口レーダ(SAR)データを圧縮する方法であって、
    前記SARデータをサンプリングし、該SARデータの複数のブロックにする、サンプリングするステップと、
    前記SARデータの各ブロックを、変換係数の対応するブロックに変換するステップと、
    量子化パラメータに従って、前記変換係数の各ブロックを量子化し、量子化された変換係数の対応するブロックを得る、量子化するステップと、
    前記ブロックを逆多重化し、前記量子化された変換係数の複数組のブロックとしての逆多重化ブロックにする、逆多重化するステップと、
    確率モデルに従って、前記量子化された変換係数の各組の逆多重化ブロック内のブロックを並列に算術符号化し、前記量子化された変換係数の逆多重化ブロックの組毎に1つの中間ビットストリームを生成し、1つの逆多重化ブロックの前記量子化された変換係数の符号化は、次に続く逆多重化ブロックの前記量子化された変換係数から独立している、符号化するステップと、
    前記中間ビットストリームを多重化し、圧縮されたビットストリームにする、多重化するステップと
    を含み、
    前記符号化は、該符号化が独立しているように前記逆多重化ブロックの組毎に前記中間ビットストリームの最後に、1つの出力ビットと、f+1個のフォロービットと、1つのストップマークとを書き込む
    合成開口レーダ(SAR)データを圧縮する方法。
  2. 合成開口レーダ(SAR)データを圧縮する方法であって、
    前記SARデータをサンプリングし、該SARデータの複数のブロックにする、サンプリングするステップと、
    前記SARデータの各ブロックを、変換係数の対応するブロックに変換するステップと、
    量子化パラメータに従って、前記変換係数の各ブロックを量子化し、量子化された変換係数の対応するブロックを得る、量子化するステップと、
    前記ブロックを逆多重化し、前記量子化された変換係数の複数組のブロックとしての逆多重化ブロックにする、逆多重化するステップと、
    確率モデルに従って、前記量子化された変換係数の各組の逆多重化ブロック内のブロックを並列に算術符号化し、前記量子化された変換係数の逆多重化ブロックの組毎に1つの中間ビットストリームを生成し、1つの逆多重化ブロックの前記量子化された変換係数の符号化は、次に続く逆多重化ブロックの前記量子化された変換係数から独立している、符号化するステップと、
    前記中間ビットストリームを多重化し、圧縮されたビットストリームにする、多重化するステップと
    を含み、
    最後の量子化された変換係数が最も大きな所定の取り得る符号値の4分の1よりも小さい場合には、前記符号化は、1つの0ビット、次に、(f+1)個の1ビットを書き込み、そうではなく、前記最後の量子化された変換係数が前記最も大きな所定の取り得る符号値の4分の1以上である場合には、1つの1ビット、次に、(f+1)個の0ビットを書き込む
    合成開口レーダ(SAR)データを圧縮する方法。
  3. 前記SARデータの各ブロックのサイズは、8×8または16×16ピクセルである請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記変換は、一次元離散コサイン変換を使用する請求項1または2に記載の方法。
  5. 前記SARデータのブロック毎の分散を求めるステップをさらに含む請求項1または2に記載の方法。
  6. 前記量子化パラメータは、前記分散、目標ビットレート、または圧縮比に応じて決まる請求項に記載の方法。
  7. 前記分散、所定の1組のしきい値、および前記目標ビットレートに対する、先行して符号化された逆多重化ブロックの出力ビットに基づくビット使用比に従って、前記量子化パラメータを調整し、調整された量子化パラメータ値を生成する、調整するステップをさらに含む請求項に記載の方法。
  8. 前記量子化は、スカラーである請求項1または2に記載の方法。
  9. 前記量子化パラメータを調整するためのフィードバックとして、多数の前記出力ビットが与えられる請求項に記載の方法。
  10. 前記変換係数は、スカラー量子化にかけられ、該スカラー量子化は、損失が多い圧縮であり、QPが大きいほど、生み出される圧縮品質が粗くなる請求項1または2に記載の方法。
  11. 前記量子化は、前記変換係数毎に不均一なスケーリングを決定する量子化行列を使用する請求項1または2に記載の方法。
  12. 前記確率モデルは、取り得る変換係数毎に1つの確率モデルに対応する請求項1または2に記載の方法。
  13. 前記確率モデルは、前記1組の逆多重化ブロックを符号化した後に更新される請求項1または2に記載の方法。
  14. 前記符号化することは、前記組内の逆多重化ブロック毎に1つの算術符号化ユニットを使用し、該算術符号化ユニット毎に複数の確率モデルが存在する請求項1または2に記載の方法。
  15. 前記方法は、単一のフィールドプログラマブルゲートアレイにおいて実施される請求項1または2に記載の方法。
  16. 前記算術符号化ユニットは、1組のフィールドプログラマブルゲートアレイにおいて実施され、前記組の逆多重化ブロック毎に1つのフィールドプログラマブルゲートアレイが存在する請求項1または2に記載の方法。
  17. 前記量子化は、均一な量子化である請求項1または2に記載の方法。
  18. 前記量子化は、不均一な量子化である請求項1または2に記載の方法。
  19. 1つの逆多重化ブロックの前記量子化された変換係数の前記符号化は、次に続く逆多重化ブロックの前記量子化された変換係数から独立しており、前記逆多重化ブロックの最後の量子化された変換係数を強制的に符号化し、対応するビットを前記中間ビットストリームに書き込む請求項1または2に記載の方法。
  20. 前記逆多重化ブロックにおいて符号化される最後の量子化された変換係数が最も大きな所定の取り得る符号値の4分の1よりも小さい場合には、前記符号化は、1つの0ビット、次に、(f+1)個の1ビット、次に、1つの0ビットを書き込み、そうではなく、前記最後の要素が最大変換係数値の4分の1以上である場合には、前記符号化は、1つの1ビット、次に、(f+1)個の0ビット、次に、1つの1ビットを書き込む請求項に記載の方法。
  21. トレーニングデータから前記確率モデルを決定するステップをさらに含む請求項1または2に記載の方法。
  22. 前記逆多重化ブロック内の変換係数の位置および量子化パラメータに基づいて、前記変換係数毎に1つの確率モデルが存在する請求項1または2に記載の方法。
  23. 先行して符号化された、量子化された変換係数の分布に従って、前記確率モデルを更新するステップをさらに含む請求項1または2に記載の方法。
  24. 前記更新は、前記量子化された変換係数をそれぞれ符号化した後に実行される請求項23に記載の方法。
  25. 前記更新は、前記逆多重化ブロックをそれぞれ符号化した後に実行される請求項23に記載の方法。
  26. 前記更新は、前記1組の逆多重化ブロックを符号化した後に実行される請求項23に記載の方法。
  27. 前記更新は、所定の時間の後に実行される請求項23に記載の方法。
  28. 各前記しきい値は、QP差ΔQpであり、前記方法は、次の逆多重化ブロックを符号化する前に前記QP差ΔQpによって前記QPを調整するステップをさらに含む請求項に記載の方法。
  29. 前記SARデータをトレーニングすることから得られた表内で前記目標ビットレートを探索するステップをさらに含む請求項に記載の方法。
  30. 前記SARデータをトレーニングすることから得られた表内で前記量子化パラメータを探索するステップをさらに含む請求項1または2に記載の方法。
  31. 前記量子化された変換係数にそれぞれオフセット値を加え、前記量子化された変換係数を全て正にする、加えるステップをさらに含む請求項1または2に記載の方法。
  32. 前記量子化された変換係数に対応する前記確率モデルは、0を中心にして対称であり、前記符号化は、各前記量子化された変換係数の絶対値を符号化し、前記方法は、
    前記量子化された変換の符号化されない符号ビットを前記中間ビットストリームに書き込み、メモリ要件を低減する、書き込むステップをさらに含む請求項1または2に記載の方法。
  33. 前記逆多重化ブロック毎の前記量子化パラメータは、前記圧縮されたビットストリーム内に符号化される請求項1または2に記載の方法。
  34. 合成開口レーダ(SAR)データを符号化するための装置であって、
    前記SARデータをサンプリングし、SARデータの複数のブロックにする、サンプリングする手段と、
    前記SARデータの各ブロックを、変換係数の対応するブロックに変換する、変換器と、
    量子化パラメータに従って、前記変換係数の各ブロックを量子化して、量子化された変換係数の対応するブロックを得る、量子化器と、
    量子化された変換係数の複数組のブロックとしての逆多重化ブロックを生成するように構成される、逆多重化器と、
    前記量子化された変換係数の各組の逆多重化ブロック内のブロックを並列に、且つ確率モデルに従って符号化して、前記量子化された変換係数の逆多重化ブロックの組毎に1つの中間ビットストリームを生成するように構成され、1つの逆多重化ブロックの前記量子化された変換係数の符号化は、次に続く逆多重化ブロックの前記量子化された変換係数から独立している、算術符号化器と、
    前記中間ビットストリームを統合して、圧縮されたビットストリームにする、多重化器と
    を含み、
    前記算術符号化器は、符号化が独立しているように前記逆多重化ブロックの組毎に前記中間ビットストリームの最後に、1つの出力ビットと、f+1個のフォロービットと、1つのストップマークとを書き込む
    合成開口レーダ(SAR)データを符号化するための装置。
  35. 合成開口レーダ(SAR)データを符号化するための装置であって、
    前記SARデータをサンプリングし、SARデータの複数のブロックにする、サンプリングする手段と、
    前記SARデータの各ブロックを、変換係数の対応するブロックに変換する、変換器と、
    量子化パラメータに従って、前記変換係数の各ブロックを量子化して、量子化された変換係数の対応するブロックを得る、量子化器と、
    量子化された変換係数の複数組のブロックとしての逆多重化ブロックを生成するように構成される、逆多重化器と、
    前記量子化された変換係数の各組の逆多重化ブロック内のブロックを並列に、且つ確率モデルに従って符号化して、前記量子化された変換係数の逆多重化ブロックの組毎に1つの中間ビットストリームを生成するように構成され、1つの逆多重化ブロックの前記量子化された変換係数の符号化は、次に続く逆多重化ブロックの前記量子化された変換係数から独立している、算術符号化器と、
    前記中間ビットストリームを統合して、圧縮されたビットストリームにする、多重化器と
    を含み、
    前記算術符号化器は、最後の量子化された変換係数が最も大きな所定の取り得る符号値の4分の1よりも小さい場合には、1つの0ビット、次に、(f+1)個の1ビットを書き込み、そうではなく、前記最後の量子化された変換係数が前記最も大きな所定の取り得る符号値の4分の1以上である場合には、1つの1ビット、次に、(f+1)個の0ビットを書き込む
    合成開口レーダ(SAR)データを符号化するための装置。
  36. 前記符号化器は、単一のフィールドプログラマブルゲートアレイにおいて実装される請求項34または35に記載の装置。
  37. 前記符号化器は、符号化される前記1組の逆多重化ブロックのブロック毎に1つのフィールドプログラマブルゲートアレイを並列に使用する請求項34または35に記載の装置。
  38. 前記SARデータは、逆多重化およびサンプリングされて、複数の逆多重化ブロックから成るN個のストリームにされ、該逆多重化ブロックのストリームは、それぞれ、1つのフィールドプログラマブルゲートアレイによって並列に処理される請求項34または35に記載の装置。
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