JP6210727B2 - 回転伝達装置 - Google Patents

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Description

本発明は回転伝達装置に関し、回転可能な2つの部材を連結して相互に回転を伝達するとともに、連結する各部材の回転軸の傾き、芯ずれ、軸ずれを許容できる回転伝達装置に関する。
従来、回転可能な2つの部材を連結して相互に回転を伝達する際、例えば回転軸を延長したり回転軸端部に他の回転要素を接続したりする際に、様々な形式の回転伝達装置が利用されている。このような回転伝達装置は軸継手、ジョイントあるいはカップリングとも呼ばれる。
このような回転伝達装置においては、基本機能として、連結する2つの回転部材間で相互に回転力および回転角度位置を伝達することが要求される。さらに、真円度測定機など、高精度の回転機構に適用される際には、各回転軸間の傾き、芯ずれ、軸ずれを許容できることが要求される。
真円度測定機では、ワークの外周の真円度を高精度で測定するために、ワークを載置するテーブルの回転精度を高めている。このようなテーブルを回転させるために、回転力を伝達する駆動軸が接続される。
ここで、テーブル側と駆動軸との間には、傾き(偏角、各々の回転中心軸の傾き)、芯ずれ(偏心、各々の回転中心軸の軸線交差方向のずれ)、軸ずれ(各々の回転中心軸の軸方向のずれ、軸の進退)が避けられない。
このような傾き、芯ずれ、軸ずれが駆動軸からテーブルへとそのまま伝達されると、テーブルの回転精度に影響を及ぼすことがある。
このような問題に対し、従来、前述のような傾き、芯ずれ、軸ずれを緩和あるいは吸収できる各種の回転伝達装置(自在継手、フレキシブルジョイントあるいはフレキシブルカップリング)が提案されている。
具体的には、回転軸直交方向のディスクの変形を利用するいわゆるディスク式の自在継手や、回転軸直交方向かつ互いに交差方向に配置された2本の連結ピンを介在させるクロスジョイント式の自在継手が知られているほか、回転軸交差方向に延びる凸条と凹溝とで構成されるスライド構造を2組、互いに交差方向に組み合わせて回転を伝達するオルダム式の自在継手が知られている。
このうち、オルダム式の回転伝達装置は、回転軸の傾き、芯ずれ、軸ずれのそれぞれについて十分な許容性を有する。
そして、オルダム式の回転伝達装置において、2組のスライド構造に空気静圧軸受を用いることで、スライド機構の摺動抵抗を大幅に削減し、回転軸の傾き、芯ずれ、軸ずれに対する追従性を高め、一層高精度な回転伝達を実現することが期待できる
具体的には、オルダム式の回転伝達装置のスライド構造において、互いに対向配置される凹溝の内側対向面と凸条の両外側面との間に一対の静圧空気軸受を形成した静圧回転継手が提案されている(特許文献1参照)。
実公平3−17058号公報
前述した特許文献1の静圧回転継手では、オルダム式の基本構成により、回転軸の傾き、芯ずれ、軸ずれのそれぞれについて十分な許容性が得られるとともに、2組のスライド構造に各々一対の空気静圧軸受を用いることで、スライド機構の摺動抵抗を大幅に削減し、回転軸の傾き、芯ずれ、軸ずれに対する追従性を高め、一層高精度な回転伝達が期待できる。
しかし、前述したオルダム式の回転伝達装置のスライド機構は、軸交差方向のガイドを行うために凸条を凹溝に嵌め込む構造であることから、静圧空気軸受を適用することが難しいという問題がある。
空気静圧軸受では、対向する軸受面間に、空気膜が形成される微小な間隔が必要であり、この間隔は荷重の負荷状態や供給空気圧などの運転条件によっても変動する。
ところが、前述したオルダム式の回転伝達装置のスライド機構では、凹溝の内幅および凸条の厚みが一定であるため、これらの間の間隔も一定となり、静圧空気軸受としての適切な間隔寸法に調整することが難しい。また、間隔寸法を適切な値に調整する構造とするに、製造上の困難性がある
このような調整あるいは製造上の困難性から、オルダム式の回転伝達装置においてスライド機構に静圧空気軸受を用いるには困難が伴う。
そして、凹溝内側の軸受面と凸条外側の軸受面との間に適切な間隔が得られるように調整できたとしても、動作時の回転軸の傾き等があった際に、凹溝内の凸条が傾いてその角部等が凹溝内面に接触する可能性がある。
この点、工作機械に適用される特許文献1では、動作の円滑さに支障が生じるものの、加工動作は維持することができる。しかし、真円度測定機のような微小な変位を測定する装置に適用された場合、接触などが生じると、これが測定結果の精度に重大な問題を生じることになる。
さらに、2つのスライド機構の間の中間部材では、この中間部材を介して回転が伝達される第1部材および第2部材との間が静圧空気軸受による接続となり、機械的な接続がなくなる。このため、特許文献1では、リテーナ(固定部材1,15)を設置して中間部材(分配部材3,17およびジョイント部材4,5,18,19)の自重を保持している。
しかし、このようなリテーナで保持した場合、中間部材の挙動(回転軸の傾き、芯ずれ、軸ずれ)を制約することになり、特許文献1のような工作機械に比べて高精度が要求される真円度測定機には十分ではなく、静圧空気軸受を用いても高精度が得られなくなる可能性がある。
さらに、特許文献1では、2つのスライド機構の静圧空気軸受に対する加圧空気の供給を、リテーナを介して行っている。これは、2つのスライド機構を構成する静圧空気軸受が回転軸と一体に回転するため、何らかの回転自在な接続機構を必要とするのに対し、リテーナと中間部材とを利用したものである。
従って、特許文献1の構成では、リテーナが機能上重要な役割を果たしており、リテーナを除外することが難しいものであった。
そして、リテーナを維持することで、測定機用の回転伝達装置としての十分な高精度が得られないものであった。
本発明の目的は、高剛性で高精度が得られるとともに製造および調整が容易な回転伝達装置を提供することにある。
本発明は、基本的にオルダム式の回転伝達装置を用いつつ、2つのスライド機構のそれぞれを従来のような一対の静圧空気軸受ではなく、片側だけで対向する1つの静圧空気軸受とし、これにより軸受部分の製造および調整の容易さを確保するとともに、リテーナを解消することで静圧空気軸受による高精度および高剛性を有効に機能させる。そして、片側だけの静圧空気軸受を安定して動作させるために予圧手段を用いるとともに、加圧空気の供給経路に回転自在性を確保することでリテーナの解消を図ったものである。
具体的には、本発明は以下の構成を備えたものである。
本発明は、同じ回転軸を中心に回転する一対の回転部材を相互に連結する回転伝達装置であって、前記回転軸と同軸で配列された第1部材、中間部材および第2部材を有し、前記第1部材には、前記回転軸に沿いかつ前記回転軸と交差する第1方向に沿った第1軸受面が形成され、前記第2部材には、前記回転軸に沿いかつ前記回転軸および前記第1方向と交差する第2方向に沿った第2軸受面が形成され、前記中間部材には、前記第1軸受面に対向配置される第1中間軸受面と、前記第2軸受面に対向配置される第2中間軸受面とが形成され、前記第1軸受面と前記第1中間軸受面との間に第1静圧空気軸受が形成され、前記第2軸受面と前記第2中間軸受面との間に第2静圧空気軸受が形成され、さらに、前記第1軸受面と前記第1中間軸受面とを近接方向に付勢する第1予圧装置と、前記第2軸受面と前記第2中間軸受面とを近接方向に付勢する第2予圧装置とを有し、前記第1部材には、前記中間部材とは反対側の端部から前記中間部材へ向けて延び、かつ前記回転軸と同軸に配置された軸方向空気供給路が形成され、前記軸方向空気供給路の前記中間部材とは反対側の端部には、前記回転軸を中心に回転自在、かつ外部からの加圧空気が供給されるカプラが設置され、前記カプラからの圧力空気が、前記軸方向空気供給路を通して、前記第1静圧空気軸受および前記第2静圧空気軸受に供給されることを特徴とする。
ここで、第1軸受面、第1中間軸受面、第2軸受面および第2中間軸受面は、それぞれ回転軸に沿ってその片側に向けて設置されるものであり、後述するようなブロックの片面を利用して形成すればよい。
第1および第2の静圧空気軸受は、対向する第1および第2の軸受面と第1および第2の中間軸受面の何れか片側に空気供給溝を形成し、この空気供給溝に開口する空気供給路を第1、第2または中間の各部材に形成すればよい。第1および第2の静圧空気軸受は、空気供給路の出口近傍のオリフィスで絞ってもよいし、空気供給溝による絞り効果を得る表面絞り式としてもよい。
第1および第2の予圧装置としては、後述するような磁石を用いることができるほか、第1部材と中間部材とを弾性部材で連結して第1軸受面と第1中間軸受面とを近接させ、あるいは第2部材と中間部材とを弾性部材で連結して第2軸受面と第2中間軸受面とを近接させる構造を採用してもよい。弾性部材としてはコイルばねやエラストマ素材を用いることができる。
このような本発明では、第1部材と中間部材との間は第1静圧空気軸受を介して回転伝達され、中間部材と第2部材との間は第2静圧空気軸受を介して回転伝達される。
第1静圧空気軸受は第1方向および回転軸方向に変位自在であり、第2静圧空気軸受は第2方向および回転軸方向に変位自在である。従って、第1部材と第2部材とは、回転軸の傾き、芯ずれ、軸ずれに対して高い追従性が得られ、かつ静圧空気軸受としての高剛性が得られるため、高精度な回転伝達を行うことができる。
さらに、第1静圧空気軸受および第2静圧空気軸受は、それぞれ第1部材、中間部材および第2部材の片面に形成されるものであり、従来のような凹溝と凸条との嵌め合いを基本とする一対の静圧空気軸受を備えた構造とは異なり、製造および調整が容易である。
ここで、第1静圧空気軸受および第2静圧空気軸受は、それぞれ第1部材、中間部材および第2部材の片面に形成されるものであるが、第1予圧装置および第2予圧装置を備えることで、静圧空気軸受としての間隔維持および予圧(プリロード)を確実に得ることができる。
さらに、本発明では、回転軸を中心に回転自在なカプラおよび軸方向空気供給路を介して加圧空気の供給を受けることにより、第1部材、第2部材および中間部材が一体に回転する場合でも配管類が混乱することなく加圧空気を受けることができる。
また、加圧空気の供給という点でも、前述した特許文献1のようなリテーナを省略することができる。
なお、カプラおよび軸方向空気供給路が形成される第1部材は、回転軸が鉛直方向の場合、中間部材の上側にあってもよく、下側にあってもよく、加圧空気の供給を受ける側を第1部材とし、そうでない側を第2部材とすればよい。
以上により、本発明の回転伝達装置においては、高剛性で高精度が得られるとともに製造および調整が容易なものとすることができる。
本発明において、前記第1部材は、第1部材本体と、前記第1部材本体の前記中間部材側に設置されかつ片方の側面に前記第1軸受面が形成された第1接続ブロックとを有し、前記第2部材は、第2部材本体と、前記第2部材本体の前記中間部材側に設置されかつ片方の側面に前記第2軸受面が形成された第2接続ブロックとを有し、前記中間部材は、片方の側面に前記第1中間軸受面が形成された第1中間ブロックと、片方の側面に前記第2中間軸受面が形成された第2中間ブロックとを有することが望ましい。
このような本発明では、第1部材本体、第1接続ブロック、第2部材本体、第2接続ブロック、第1中間ブロックおよび第2中間ブロックを、それぞれ製作して接続することで、本発明の回転伝達装置の基本構造を容易に製造することができる。
このような各ブロックの接続は、ボルト等による締結としてもよいし、接着、溶接その他の手段による接続であってもよい。
なお、本発明は、各ブロックを互いに接続するものに限らず、幾つかのブロックを切削加工により一体に製造してもよい。
本発明において、前記第1予圧装置は、前記第1部材または前記中間部材に設置された第1予圧磁石であり、前記第2予圧装置は、前記第2部材または前記中間部材に設置された第2予圧磁石であることが望ましい。
このような本発明では、第1および第2の予圧磁石により、振動の伝達や予圧方向以外の不必要な外力の伝達がない非接触の状態で、第1および第2の静圧空気軸受における間隔維持およびプリロードを確実に得ることができる。
このような第1および第2の予圧磁石は、前記第1部材、第2部材または前記中間部材の第1および第2の静圧空気軸受に臨む部位に埋設することができ、簡単な構造とすることができるうえ、突出する部分がないため周囲との干渉を回避できる。
なお、磁石としては永久磁石を用いることが望ましい。また、前記第1部材、第2部材または前記中間部材が鉄などの磁性体で形成されている場合には問題ないが、前記第1部材、第2部材または前記中間部材が磁性体でない場合、第1および第2の予圧磁石に対向する部位に磁性体を埋設する等により、磁力吸引が行われるように対処することが望ましい。
本発明において、前記回転軸は鉛直方向に配置され、前記中間部材と、前記第1部材および前記第2部材のうち鉛直方向下側にある何れかとの対向面には、互いに反発力を生じる浮上用磁石がそれぞれ設置されていることが望ましい。
このような本発明では、浮上用磁石により中間部材を浮上状態で支持することができ、前述した特許文献1のようなリテーナを省略することができる。
浮上用磁石としては、第1部材および第2部材のうち鉛直方向下側にあるものに円周方向に永久磁石の例えばS極を上向きに埋設しておき、中間部材の対応する位置に永久磁石のS極を下向きに埋設しておくことで、互いに同極を対向させて反発させることができる。この際、何れかが円周方向に配列されていれば、反対側は間欠的であってもよい。
なお、回転軸が水平方向である場合など、中間部材の外周に支持リングを設置し、その外周面に外向きに磁石を設置し、中間部材を支持しようとする部材に反発を生じるような磁石を設置する構造などを利用することができる。
本発明において、前記中間部材の内部には、前記軸方向空気供給路に連通されて前記第1静圧空気軸受に加圧空気を供給する第1空気供給路と、前記軸方向空気供給路に連通されて前記第2静圧空気軸受に加圧空気を供給する第2空気供給路と、が形成されていることが望ましい。
このような本発明では、カプラおよび軸方向空気供給路に供給された加圧空気を、第1および第2の空気供給路により分配し、第1および第2の静圧空気軸受へと供給することができる。
ここで、軸方向空気供給路から第1および第2の空気供給路への加圧空気の分配は、第1部材および中間部材の側面に配管を接続することで行えばよい。このような配管があっても、第1部材および中間部材は一体に回転するものであるため、機能的に支障はない。ただし、配管がある分、周囲への干渉に配慮することが望ましい。
本発明において、前記中間部材の内部には、前記軸方向空気供給路に連通されて前記第1静圧空気軸受に加圧空気を供給する第1空気供給路と、前記第1静圧空気軸受に連通されて前記第2静圧空気軸受に加圧空気を供給する第2空気供給路と、が形成されていることが望ましい。
このような本発明では、カプラおよび軸方向空気供給路に供給された加圧空気を、第1空気供給路により第1静圧空気軸受へと供給するとともに、第1静圧空気軸受に供給された加圧空気を、第2空気供給路により第2静圧空気軸受へと供給することができる。
このような第1静圧空気軸受を経由した加圧空気の供給を行うために、第1静圧空気軸受はオリフィス絞り方式ではなく表面絞り方式である必要がある。第1静圧空気軸受が表面絞り方式であれば、外部に流出して空気膜を形成する加圧空気に対して十分な量の加圧空気が空気供給溝内に貯留され、この空気供給溝内に貯留された加圧空気は外部の供給源と同等の圧力を有するものである。従って、第2空気供給路により第2静圧空気軸受へと供給されれば、第2静圧空気軸受において所期の静圧空気軸受機能を生じさせることができる。
本発明によれば、第1部材と第2部材との間に第1静圧空気軸受および第2静圧空気軸受が形成され、回転軸の傾き、芯ずれ、軸ずれに対して高い追従性が得られ、かつ静圧空気軸受としての高剛性が得られるため、高精度な回転伝達を行うことができる。そして、第1静圧空気軸受および第2静圧空気軸受は、それぞれ第1部材、中間部材および第2部材の片面に形成されて製造および調整が容易であり、一方、第1予圧装置および第2予圧装置を備えることで、静圧空気軸受としての間隔維持およびプリロードを確実に得ることができる。
以上から、本発明の回転伝達装置によれば、高剛性で高精度が得られるとともに、製造および調整を容易にできる。
本発明の第1実施形態を示す部分破断した側面図。 前記第1実施形態を示す分解斜視図。 前記第1実施形態の中間部材を示す分解斜視図。 前記第1実施形態の要部を示す拡大断面図。 前記図4のS5断面を示す断面図。 前記図4のS6断面を示す断面図。 本発明の第2実施形態を示す分解斜視図。 前記第2実施形態の要部を示す拡大断面図。 前記図のS9断面を示す断面図。 前記図のS10断面を示す断面図。 本発明の変形例を示す図4相当の断面図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1から図6には、本発明の第1実施形態が示されている。
図1において、本実施形態の回転伝達装置9は、同じ回転軸Aを中心に回転する一対の回転部材1,2を相互に連結するものである。
本実施形態において、回転部材1,2は、真円度測定機3に設置される載物テーブル4の回転軸5と、これを回転駆動する駆動軸6とである。
図1において、これらの載物テーブル4、回転軸5および駆動軸6は、共通のフレーム8に支持され、同じ回転軸Aを中心に回転自在である。
駆動軸6は、駆動機構7により回転駆動される。駆動機構7は、フレーム8に支持されたモータと、その回転力を駆動軸6に伝達するコグドベルトおよびプーリを有する。駆動機構7で与えられる回転は、駆動軸6から本発明に基づく回転伝達装置9を介して回転軸5および載物テーブル4に伝達される。
なお、回転部材1,2としては、他の測定機の回転伝達部分や測定機以外でも高精度が要求される装置の回転伝達部分であってもよく、所定のトルクを伝達しつつ高い角度位置精度が要求される一対の回転部材であれば回転部材1,2として本発明を適用することができる。
図2にも示すように、回転伝達装置9は、回転部材1(図中下側の駆動軸6)に接続される第1部材10と、回転部材2(図中上側の回転軸5)に接続される第2部材20と、これらの第1部材10および第2部材20との間に設置される中間部材30とを備えている。
第1部材10は、中心が回転軸Aに一致した円板状の第1部材本体11と、その一方の表面に固定された第1接続ブロック12とを備えている。
第1接続ブロック12は、片方の側面が第1軸受面13とされている。
第1軸受面13は、表面が回転軸Aに一致するとともに、回転軸Aと直交する第1方向D1(回転軸Aを中心とした径方向)に沿って延びる平面であり、その表面は高い平坦度に仕上げられている。
第1部材本体11は、第1接続ブロック12と反対側の表面が、回転部材1(駆動軸6、図1参照)の端部に固定されている。
図1に示すように、駆動軸6は軸受を介してフレーム8に支持されており、その端部に固定された第1部材10は駆動軸6と一体に回転自在に支持されている。
第2部材20は、中心が回転軸Aに一致した円板状の第2部材本体21と、その一方の表面に固定された第2接続ブロック22とを備えている。
第2接続ブロック22は、片方の側面が第2軸受面23とされている。
第2軸受面23は、表面が回転軸Aに一致するとともに、回転軸Aと直交する第2方向D2(回転軸Aを中心とした径方向であって前述した第1方向D1とも直交する)に沿って延びる平面であり、その表面は高い平坦度に仕上げられている。
第2部材本体21は、第2接続ブロック22と反対側の表面が、回転部材2(回転軸5、図1参照)の端部に固定されている。
図1に示すように、第2部材本体21は、前述した第1部材本体11より大径の円板とされ、その周辺に近い部分の下面側をフレーム8に浮上用磁石を介して非接触状態で支持されており、この部分により第2部材20から載物テーブル4までが一体に回転自在に支持されている。
中間部材30は、図1および図2に示すように、第1部材10の第1軸受面13との間に第1静圧空気軸受41を構成し、第2部材20の第2軸受面23との間に第2静圧空気軸受42を構成するものである。
図3に示すように、中間部材30は、第1中間ブロック31と第2中間ブロック32とを90度向きをずらして重ね、ボルトで締結して構成されたものである。
第1中間ブロック31は、片方の側面が第1中間軸受面33とされている。
第2中間ブロック32は、片方の側面が第2中間軸受面34とされている。
これらの第1中間軸受面33および第2中間軸受面34は、それぞれ表面が高い平坦度に仕上げられている。
ここで、第1中間ブロック31および第2中間ブロック32と、前述した第1部材10の第1接続ブロック12および第2部材20の第2接続ブロック22とは、それぞれ同様に形成された金属製ブロックを加工して製造される。第1中間ブロック31の上面には第2中間ブロック32を嵌め込むための切欠き39が形成されるとともに、それぞれの外側の角隅部分には適宜面取り38が形成されている。
第1静圧空気軸受41および第2静圧空気軸受42を構成するために、第1中間軸受面33および第2中間軸受面34には4セルの格子状の空気供給溝43が形成されており、第1中間ブロック31および第2中間ブロック32の内部には第1空気供給路および第2空気供給路としての空気供給路44が形成されている。
図4〜図6にも示すように、空気供給路44の一方の端部は空気供給溝43の中央に開口され、この開口にはオリフィスを形成するプラグ45が設置されている。
空気供給路44の他方の端部は、第1中間ブロック31ではその側面の開口46に連通され、第2中間ブロック32では背面の開口46に連通されている。これらの開口46には、外部配管70のカプラが接続できるように、雌ねじが切られている。
図1および図2に示すように、中間部材30は、回転伝達装置9を構成するべく、第1部材10と第2部材20との間に配置される。
この状態では、中間部材30の第1中間軸受面33と第1部材10の第1軸受面13とがともに第1方向D1および回転軸Aに沿って延び、第1静圧空気軸受41は第1方向D1および回転軸Aに沿った面内での変位および回転を吸収可能である。
また、中間部材30の第2中間軸受面34と第2部材20の第2軸受面23とがともに第2方向D2および回転軸Aに沿って延び、第2静圧空気軸受42は第2方向D2および回転軸Aに沿った面内での変位および回転を吸収可能である。
これらの第1方向D1および第2方向D2は互いに90度ずれて配置され、第1静圧空気軸受41および第2静圧空気軸受42が2つのスライド機構となることで、本実施形態の回転伝達装置9はオルダム式継手としての機能を有するものとなる。
回転伝達装置9は、回転軸Aが鉛直方向に配置されているとともに、中間部材30を第1部材10と第2部材20との間に保持するために、磁力式の浮上支持装置50を備えている。また、第1静圧空気軸受41および第2静圧空気軸受42における予圧付与を兼ねる第1予圧装置51および第2予圧装置52を備えている。
浮上支持装置50は、図4に示すように、第1部材本体11の上面に埋設された永久磁石53と、第1中間ブロック31の下面に埋設された永久磁石54とを備えている。
永久磁石53は、第1部材本体11の上面において、回転軸Aを中心に円形に配列されている。永久磁石54は、第1中間ブロック31の下面であって永久磁石53の配列に対向する位置に設置されている。永久磁石53と永久磁石54とは、互いに同極を向かい合わせに設置されており、互いに反発力を生じることになる。
従って、浮上支持装置50により、第1中間ブロック31を含む中間部材30の全体が、第1部材本体11の上面側に浮上した非接触状態で支持される。
第1予圧装置51は、図5に示すように、第1部材10の第1軸受面13に埋設された第1予圧磁石としての永久磁石55を有する。永久磁石55は保持部材56に保持され、第1接続ブロック12の背面側からボルト57で締め付け固定されている。第1軸受面13に埋設された永久磁石55は、第1中間軸受面33に所定間隔で対向配置され、第1中間ブロック31を磁力吸引し、第1軸受面13と第1中間軸受面33とを互いに近接する方向へと付勢する。
このような第1予圧装置51により、第1部材10と中間部材30とが所期の配置で保持されるとともに、第1静圧空気軸受41において所定の予圧を得ることができる。
第2予圧装置52は、図4および図6に示すように、第2部材20の第2軸受面23に埋設された第2予圧磁石としての永久磁石55を有する。永久磁石55は保持部材56に保持され、第2接続ブロック22の背面側からボルト57で締め付け固定されている。第2軸受面23に埋設された永久磁石55は、第2中間軸受面34に所定間隔で対向配置され、第2中間ブロック32を磁力吸引し、第2軸受面23と第2中間軸受面34とを互いに近接する方向へと付勢する。
このような第2予圧装置52により、第2部材20と中間部材30とが所期の配置で保持されるとともに、第2静圧空気軸受42において所定の予圧を得ることができる。
前述した通り、中間部材30は、浮上支持装置50によって下面側を非接触で支持されている。一方、中間部材30は、第1予圧装置51および第2予圧装置52により第1部材10および第2部材20に磁力吸引され、所期の配置に保持される。これらにより、中間部材30は、第1部材10および第2部材20の間に所期の状態で維持され、回転伝達装置9としての構成を維持することができる。
ここで、第1部材10および第2部材20の間に配置された所期の状態とは、第1軸受面13および第2軸受面23の表面が回転軸Aに揃っているとともに、第1中間軸受面33および第2中間軸受面34の表面が回転軸Aに揃っている状態、つまり中間部材30において第1中間ブロック31と第2中間ブロック32が交差する内側角隅に回転軸Aが揃っている状態(図2参照)である。
回転伝達装置9においては、このような状態で中間部材30が配置されることで、第1軸受面13と第1中間軸受面33との間に第1静圧空気軸受41が構成され、第2軸受面23と第2中間軸受面34との間に第2静圧空気軸受42が構成される。そして、これらの第1静圧空気軸受41および第2静圧空気軸受42によりオルダム式継手が実現されるとともに、第1静圧空気軸受41および第2静圧空気軸受42は非接触であるため、機械的な振動の伝達を完全に解消することができる。
回転伝達装置9においては、オルダム式継手として機能するために、第1静圧空気軸受41および第2静圧空気軸受42に外部から加圧空気を供給する必要がある。
このために、第1中間ブロック31および第2中間ブロック32の内部には空気供給路44が形成されており、この空気供給路44には加圧空気を供給する外部配管70が接続される。
外部配管70は、図1および図2に示すように、外部から加圧空気が供給されるチューブ71を有し、このチューブ71は回転自在なカプラ72を介して回転部材1である駆動軸6の端部に接続されている。
図4〜図6に示すように、回転部材1の内部には軸方向空気供給路73が形成されている。軸方向空気供給路73は、回転部材1の中心軸線つまり回転軸Aに沿って第1部材本体11の内部まで導かれ、第1部材本体11の側面に接続されたカプラ74を介してチューブ75に連通されている。チューブ75は、第1中間ブロック31の開口46に接続されるカプラ76に接続され、図に示すように、チューブ77を通して第中間ブロック32の開口46に接続されるカプラ78に接続されている。
このような外部配管70により、外部の加圧空気供給源からの加圧空気が、チューブ71,75,77を通して第1中間ブロック31および第2中間ブロック32へと導入され、第1静圧空気軸受41および第2静圧空気軸受42へと供給することができる。
この際、カプラ72が回転自在であるため、回転部材1である駆動軸6から回転伝達装置9までが回転した場合でも、外部の加圧空気供給源に至るチューブ71を維持することができる。
一方、チューブ75,77を含む外部配管70の他の部分は、外部との関連が一切ないため、全て回転伝達装置9と一体に回転することができる。
以上のような本実施形態においては、第1部材10と中間部材30との間は第1静圧空気軸受41を介して回転伝達され、中間部材30と第2部材20との間は第2静圧空気軸受42を介して回転伝達される。
第1静圧空気軸受41は第1方向D1および回転軸A方向に変位自在であり、第2静圧空気軸受42は第2方向D2および回転軸A方向に変位自在である。従って、第1部材10と第2部材20とは、回転軸の傾き、芯ずれ、軸ずれに対して高い追従性が得られ、かつ静圧空気軸受としての高剛性が得られるため、高精度な回転伝達を行うことができる。
さらに、第1静圧空気軸受41および第2静圧空気軸受42は、それぞれ第1部材10、中間部材30および第2部材20の片面に形成されるものであり、従来のような凹溝と凸条との嵌め合いを基本とする一対の静圧空気軸受を備えた構造とは異なり、製造および調整が容易である。
また、第1静圧空気軸受41および第2静圧空気軸受42は、それぞれ第1部材10、中間部材30および第2部材20の片面に形成されるものであるが、第1予圧装置51および第2予圧装置52を備えることで、静圧空気軸受としての間隔維持および予圧を確実に得ることができる。
このように、本実施形態の回転伝達装置9においては、高剛性で高精度が得られるとともに製造および調整が容易なものとすることができる。
本実施形態では、第1部材本体11に第1接続ブロック12を固定して第1部材10を構成し、第2部材本体21に第2接続ブロック22を固定して第2部材20を構成するとともに、第1中間ブロック31と第2中間ブロック32とを接続して中間部材30を構成するようにしたため、これらの各ブロックをそれぞれ製作して接続することで、回転伝達装置9としての基本構造の製造が容易にできる。
とくに、これらの各ブロックの接続は、ボルト等による締結としたため、接着、溶接その他の手段に比べて一層製造が容易である。
さらに、本実施形態では、第1接続ブロック12、第2接続ブロック22、第1中間ブロック31および第2中間ブロック32の外形寸法を共通化し、これらを同じブロック材料から製作できるようにしたため、製造コストをさらに低減することができる。
本実施形態では、第1予圧装置51および第2予圧装置52として、第1予圧磁石および第2予圧磁石である永久磁石55で構成したため、第1静圧空気軸受41および第2静圧空気軸受42における間隔維持および予圧を確実に行うことができる。
この際、第1予圧装置51および第2予圧装置52では、磁石を用いて非接触の状態で予圧を行うことができるため、振動の伝達や予圧方向以外の不必要な外力の伝達を確実に遮断することができる。
そして、第1予圧磁石および第2予圧磁石として永久磁石55を用いたため、製造が簡単にできるとともに、保守などが簡単にできる。さらに、永久磁石55は、第1部材10および第2部材20の第1静圧空気軸受41および第2静圧空気軸受42に臨む部位に埋設したため、簡単な構造とすることができるうえ、突出する部分がないため周囲との干渉を回避できる。
本実施形態では、回転軸Aが鉛直方向に配置され、中間部材30の荷重は下側にある第1部材10で受ける必要があるが、第1部材10と中間部材30との間に永久磁石53,54を用いた浮上支持装置50を設置したため、中間部材30を非接触状態で浮上支持することができ、前述した特許文献1のようなリテーナを省略することができる。さらに、浮上支持装置50では、非接触での支持が可能であるため、動作に伴う振動の伝播も遮断することができる。
本実施形態では、回転軸Aを中心に回転自在なカプラ72および軸方向空気供給路73を介して外部からの加圧空気の供給を受けることにより、第1部材10、第2部材20および中間部材30が一体に回転する場合でも配管類が混乱することなく加圧空気を受けることができる。また、加圧空気の供給という点でも、前述した特許文献1のようなリテーナを省略することができる。
本実施形態では、中間部材30の内部に、軸方向空気供給路73に連通されて第1静圧空気軸受41に加圧空気を供給する第1空気供給路としての空気供給路44と、軸方向空気供給路76に連通されて第2静圧空気軸受42に加圧空気を供給する第2空気供給路としての空気供給路44と、を設けたため、外部配管70から供給された加圧空気を、第1および第2の空気供給路44に分配し、第1静圧空気軸受41および第2静圧空気軸受42へと供給することができる。
この際、外部配管70のうち軸方向空気供給路73からカプラ78までの部分は、カプラ72およびチューブ71による外部接続と分離されているため、第1部材10および中間部材30とともに一体に回転することができる。
〔第2実施形態〕
図7から図10には、本発明の第2実施形態が示されている。
本実施形態の回転伝達装置9Aは、前述した第1実施形態の回転伝達装置9と基本構成は同じであり、共通の要素については同じ符号を用いて重複する説明を省略する。そして、以下には異なる部分について説明する。
前記実施形態の第1静圧空気軸受41および第2静圧空気軸受42は、オリフィス絞り方式とされ、第1中間軸受面33および第2中間軸受面34には格子状の空気供給溝43が形成され、その中央の開口にオリフィスを形成するプラグ45が設置されていた。
これに対し、本実施形態の第1静圧空気軸受41Aおよび第2静圧空気軸受42Aは、表面絞り方式とされている。
図7および図8に示すように、第1中間軸受面33および第2中間軸受面34には、横方向に延びる幅の広い主供給溝431と、この主供給溝431の両側に延びる多数の分岐供給溝432とが形成されている。そして、主供給溝431の中央の開口にはオリフィスを形成するプラグ45が設置されていない。
このような第1静圧空気軸受41Aおよび第2静圧空気軸受42Aによっても、前述した第1実施形態の第1静圧空気軸受41および第2静圧空気軸受42と同様な性能を得ることができる。
なお、表面絞り式の第1静圧空気軸受41Aおよび第2静圧空気軸受42Aにおいては、分岐供給溝432およびその周囲で絞り効果が得られ、主供給溝431内は空気供給路44と等しい圧力の加圧空気で満たされる。
前記実施形態では、外部に接続されるチューブ71ないし第2部材20の側面のカプラ78までを含む外部配管70を用いたが、本実施形態における外部配管70Aは外部に接続されるチューブ71、カプラ72および軸方向空気供給路73は同様であるが、そこから第1静圧空気軸受41Aおよび第2静圧空気軸受42Aに至る経路が異なり、第1部材10および中間部材30の内部に形成された空気供給路441〜444とされている。
図8および図9に示すように、第1接続ブロック12には回転軸A方向に延びる空気供給路441が形成され、その一端は第1接続ブロック12の下面に開口されている。第1部材本体11の上面には、空気供給路441に対応する位置に、軸方向空気供給路73に連通された分岐路731の端部が開口されており、空気供給路441には外部配管70Aからの加圧空気が供給される。
第1接続ブロック12には、空気供給路441に連通する空気供給路442が形成され、その端部は第1軸受面13に開口されている。第1軸受面13における空気供給路442の開口位置は、対向する第1中間軸受面33に形成された第1静圧空気軸受41Aの主供給溝431に臨む位置とされ、第1静圧空気軸受41Aには空気供給路442を通して空気供給路441内の加圧空気が供給される。
図8および図9に示すように、第1中間ブロック31には、第1中間軸受面33に主供給溝431を含む空気供給溝43Aが形成され、さらに主供給溝431に連通する空気供給路44が形成されている。第1中間ブロック31の空気供給路44には、第2中間ブロック32に向けて延びる空気供給路443が連通されている。
図8および図10に示すように、第2中間ブロック32には、第2中間軸受面34に主供給溝431を含む空気供給溝43Aが形成され、さらに主供給溝431に連通する空気供給路44が形成されている。第中間ブロック32の空気供給路44には、第1中間ブロック31に向けて延びる空気供給路444が連通されている。
第1中間ブロック31の空気供給路443と、第2中間ブロック32の空気供給路444とは、中間部材30として組み立てた際に互いに連通する位置に形成されている。
従って、第1接続ブロック12内の空気供給路441,442を通して第1静圧空気軸受41Aに供給された加圧空気は、その主供給溝431を経て第1中間ブロック31内の空気供給路44へと導入され(図8および図9参照)、さらに空気供給路443,444を通して第2静圧空気軸受42Aへと供給される(図8および図10参照)。
以上のような本実施形態においても、前述した第1実施形態と同様な効果を得ることができる。
さらに、本実施形態では、表面絞り式の第1静圧空気軸受41Aを経由して第1部材10および中間部材30の内部を通る空気供給路441〜444を形成することで、前述した第1実施形態の図4に示すような、外部に露出するチューブ75,77あるいはカプラ74,76,78を省略することができ、これらが周囲と干渉する可能性を回避することもできる。
〔変形例〕
なお、本発明は前述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変形等は、本発明に含まれるものである。
前述した各実施形態では、第1静圧空気軸受41,41Aおよび第2静圧空気軸受42,42Aを構成する空気供給溝43,43Aを中間部材30側(第1中間軸受面33および第2中間軸受面34)に形成したが、これは第1部材10および第2部材20の側(第1軸受面13および第2軸受面23)に形成してもよい。
第1静圧空気軸受41,41Aおよび第2静圧空気軸受42,42Aは、オリフィス絞り方式あるいは表面絞り方式に限らず、空気膜を介しての非接触状態での荷重伝達ができるものであれば、他の形式の空気軸受であってもよい。
第1部材10、第2部材20および中間部材30は、前述した各実施形態のようなブロックをボルトで締結したものに限らず、接着または溶接で結合したもの等であってもよく、第1部材10、第2部材20および中間部材30をそれぞれ一体に削り出しまたは型成型してもよい。
これらの第1部材10、第2部材20および中間部材30は、一般的な鋼材製に限らず、軽量なアルミニウム合金あるいは合成樹脂であってもよく、繊維強化された合成樹脂などとしてもよい。
前記各実施形態では、第1予圧磁石および第2予圧磁石である永久磁石55により第1予圧装置51および第2予圧装置52を構成したが、第1および第2の予圧装置51,52は磁石ではなく、弾性部材を用いた付勢手段により構成してもよい。
前述した第1実施形態では、第1予圧装置51および第2予圧装置52として、永久磁石55を保持部材56に保持し、第2接続ブロック22等にボルト57で締め付け固定する構成(図4参照)を用いていた。
図11には、前述した第1実施形態の図4相当の断面が示されている。
図11において、第1部材10、第2部材20および中間部材30をはじめとする構成は、前述した第1実施形態で説明した通りであるが、第1部材10と中間部材30との間の第1予圧装置51Aおよび第2部材20と中間部材30との間の第2予圧装置52Aはコイルばね58を用いたものとされている。
図11において、第2予圧装置52Aの例で説明すると、第2部材20の第2接続ブロック22にはコイルばね収容孔581が形成され、中間部材30の第2中間ブロック32にもコイルばね収容孔582が形成されている。これらのコイルばね収容孔581,582は、それぞれ第2軸受面23および第2中間軸受面34の略中央に形成され、第2部材20と中間部材30とを組み立てた際には互いに同一軸線となるように配置されている。
第2中間ブロック32にはコイルばね収容孔582を横断する係止ピン583が設置され、第2接続ブロック22の背面側にはコイルばね収容孔581に連通する端部リング584が設置され、端部リング584にはコイルばね収容孔581を横断する係止ピン585が設置されている。
コイルばね58を設置する際には、先ず、コイルばね58の一方の端部を第2中間軸受面34からコイルばね収容孔582に導入し、係止ピン583で係止する。次に、コイルばね58の他方の端部を第2軸受面23からコイルばね収容孔581に導入し、第2接続ブロック22と第2中間ブロック32とを近接させたうえ、コイルばね58の他方の端部を、コイルばね58を伸長させつつ第2接続ブロック22の背面側から引き出す。そして、コイルばね58の他方の端部を、端部リング584の係止ピン585に係止し、さらに端部リング584を第2接続ブロック22に固定することで、コイルばね58が両端を係止ピン583,585に掛け渡された状態でコイルばね収容孔581,582に収容される。
このようなコイルばね58により、第2接続ブロック22と第2中間ブロック32とは互いに近接する方向へ付勢され、第2軸受面23および第2中間軸受面34の間に形成される静圧空気軸受(第2静圧空気軸受42、図1等参照)に対する予圧付与が可能となる。
以上は第2予圧装置52Aの例を説明したが、第1部材10と中間部材30との間の第1予圧装置51Aも同様に構成することができる。
さらに、弾性部材を用いた第1予圧装置および第2予圧装置としては、例えば、第1部材10と中間部材30とを囲う枠体、あるいは第2部材20と中間部材30とを囲う枠体を設置し、この枠体と各部材10,20,30の背面側との間に弾性部材を設置し、この弾性部材により第1軸受面と第1中間軸受面とを近接させ、あるいは第2軸受面と第2中間軸受面とを近接させる構造を採用してもよい。
第1静圧空気軸受41,41Aおよび第2静圧空気軸受42,42Aに加圧空気を供給する手段としては、第1実施形態のような外周に設置されたチューブ75,77を主体とする外部配管70や、第2実施形態のような専ら内部の空気供給路441〜444を用いるものが適宜利用でき、これらを部分的に組み合わせたものとしてもよく、あるいは他の構成としてもよい。
ただし、外部からのチューブ71を回転自在に接続するために、カプラ72を介して軸方向空気供給路73に導入する構成を採用することが望ましい。
本発明は、回転可能な2つの部材を連結して相互に回転を伝達するとともに、連結する各部材の回転軸の傾き、芯ずれ、軸ずれを許容できる回転伝達装置として利用でき、高精度な回転動作が要求される真円度測定機の伝達機構などに利用できる。
1…回転部材
10…第1部材
11…第1部材本体
12…第1接続ブロック
13…第1軸受面
20…第2部材
21…第2部材本体
22…第2接続ブロック
23…第2軸受面
3…真円度測定機
30…中間部材
31…第1中間ブロック
32…第2中間ブロック
33…第1中間軸受面
34…第2中間軸受面
4…載物テーブル
41,41A…第1静圧空気軸受
42,42A…第2静圧空気軸受
43,43A…空気供給溝
431…主供給溝
432…分岐供給溝
44,441〜444…空気供給路
45…オリフィスを形成するプラグ
46…開口
5…回転軸
50…浮上支持装置
51…第1予圧装置
52…第2予圧装置
53,54…浮上支持用の永久磁石
55…第1予圧磁石および第2予圧磁石である永久磁石
56…保持部材
57…ボルト
6…駆動軸
7…駆動機構
70,70A…外部配管
71,75,77…チューブ
72,74,76,78…カプラ
73…軸方向空気供給路
731…分岐路
8…フレーム
9,9A…回転伝達装置
A…回転軸
D1…第1方向
D2…第2方向

Claims (6)

  1. 同じ回転軸を中心に回転する一対の回転部材を相互に連結する回転伝達装置であって、
    前記回転軸と同軸で配列された第1部材、中間部材および第2部材を有し、
    前記第1部材には、前記回転軸に沿いかつ前記回転軸と交差する第1方向に沿った第1軸受面が形成され、
    前記第2部材には、前記回転軸に沿いかつ前記回転軸および前記第1方向と交差する第2方向に沿った第2軸受面が形成され、
    前記中間部材には、前記第1軸受面に対向配置される第1中間軸受面と、前記第2軸受面に対向配置される第2中間軸受面とが形成され、
    前記第1軸受面と前記第1中間軸受面との間に第1静圧空気軸受が形成され、前記第2軸受面と前記第2中間軸受面との間に第2静圧空気軸受が形成され、
    さらに、前記第1軸受面と前記第1中間軸受面とを近接方向に付勢する第1予圧装置と、前記第2軸受面と前記第2中間軸受面とを近接方向に付勢する第2予圧装置とを有し、
    前記第1部材には、前記中間部材とは反対側の端部から前記中間部材へ向けて延び、かつ前記回転軸と同軸に配置された軸方向空気供給路が形成され、
    前記軸方向空気供給路の前記中間部材とは反対側の端部には、前記回転軸を中心に回転自在、かつ外部からの加圧空気が供給されるカプラが設置され、
    前記カプラからの圧力空気が、前記軸方向空気供給路を通して、前記第1静圧空気軸受および前記第2静圧空気軸受に供給されることを特徴とする回転伝達装置。
  2. 請求項1に記載した回転伝達装置において、
    前記第1部材は、第1部材本体と、前記第1部材本体の前記中間部材側に設置されかつ片方の側面に前記第1軸受面が形成された第1接続ブロックとを有し、
    前記第2部材は、第2部材本体と、前記第2部材本体の前記中間部材側に設置されかつ片方の側面に前記第2軸受面が形成された第2接続ブロックとを有し、
    前記中間部材は、片方の側面に前記第1中間軸受面が形成された第1中間ブロックと、片方の側面に前記第2中間軸受面が形成された第2中間ブロックとを有することを特徴とする回転伝達装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載した回転伝達装置において、
    前記第1予圧装置は、前記第1部材または前記中間部材に設置された第1予圧磁石であり、前記第2予圧装置は、前記第2部材または前記中間部材に設置された第2予圧磁石であることを特徴とする回転伝達装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載した回転伝達装置において、
    前記回転軸は鉛直方向に配置され、
    前記中間部材と、前記第1部材および前記第2部材のうち鉛直方向下側にある何れかとの対向面には、互いに反発力を生じる浮上用磁石がそれぞれ設置されていることを特徴とする回転伝達装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載した回転伝達装置において、
    前記中間部材の内部には、前記軸方向空気供給路に連通されて前記第1静圧空気軸受に加圧空気を供給する第1空気供給路と、前記軸方向空気供給路に連通されて前記第2静圧空気軸受に加圧空気を供給する第2空気供給路と、が形成されていることを特徴とする回転伝達装置。
  6. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載した回転伝達装置において、
    前記中間部材の内部には、前記軸方向空気供給路に連通されて前記第1静圧空気軸受に加圧空気を供給する第1空気供給路と、前記第1静圧空気軸受に連通されて前記第2静圧空気軸受に加圧空気を供給する第2空気供給路と、が形成されていることを特徴とする回転伝達装置。
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