JP6209264B1 - 支払いシステム、方法、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】常時、振込型とカード出金型の支払いを利用できるシステム、方法、およびプログラムを提供する。【解決手段】第1の識別子および前記第1の識別子に関連付けられた利用可能金額を格納したATM出金用データベースと、第2の識別子および前記第2の識別子に関連付けられた前記利用可能金額を格納した振込用データベースとを備えたシステムであって、前記ATM出金用データベースおよび前記振込用データベース内の前記利用可能金額は、ATMから出金することが可能、または、振込の申込みをすることが可能な金額の上限である。【選択図】図1

Description

本発明は、支払いのための技術に関する。
従来、企業が従業員に給与を支払ったり、あるいは、従業員が立て替えた交通費等の経費を精算したりと、企業から従業員へ支払いを行なう機会が多々ある。この際、従業員の口座へ振り込まれることが多い。例えば、従業員の求めに応じて企業が従業員に給与を前払いする際に、従業員の口座への振込を委託できる給与前払いサービスが提供されている(例えば、非特許文献1、2、3。以下、「振込型の給与前払いサービス」という)。従業員がインターネット上で必要な金額の前払いを申し込むと、従業員の口座へ振り込まれる。企業は、事前に従業員の勤怠情報をサービス提供会社のシステムへアップロードしておくだけでよく、勤怠情報に基づいて従業員に前払い可能な金額が自動的に算出される。従業員が申し込んだ金額が前払い可能な金額の範囲内であると、サービス提供会社は金融機関へ振込を依頼する。通常、サービス提供会社から金融機関への振込依頼は夜間のバッチ処理で行われ、申込日の翌日に従業員の口座へ振り込まれている。
また、振込型の給与前払いサービスではなく、特許文献1や2の技術を活用して、企業が従業員に出金専用のキャッシュカードを支給して、従業員がそのカードをATMに挿入することによって、企業の口座から直接引き出させる方法も想定される(以下、「ATM出金型の給与前払いサービス」という)。従業員は、勤怠情報に基づいて算出された出金可能な金額を上限として、現金を出金することができる。24時間対応しているATMであれば、従業員は常時現金を入手することが可能となる。
特許第4847510号公報 特許第4913794号公報
"給与前払サービス「即給」"、[online]、[平成28年9月2日検索]、インターネット<URL: https://www.sakura-is.co.jp/solution/ps-000-038.html> "「前給」"、[online]、[平成28年9月2日検索]、インターネット<URL: http://www.tominbank.co.jp/for_hojin/maekyu/> "「早給」"、[online]、[平成28年9月2日検索]、インターネット<URL: http://www.hayakyu-s.com/>
現状、振込型の給与前払いサービスにおいて、サービス提供会社から金融機関への振込依頼をリアルタイムで行うには莫大な費用がかかるため、バッチ処理で行わざるを得ない。そのため、従業員が前払いを申し込んでから、実際に従業員の口座へ振り込まれるまでにタイムラグが生じている。緊急で現金が必要な場合にも対応できるようにするためには、ATM出金型の給与前払いサービスが望ましい。ただ依然として家賃の引き落とし等のために振込型の給与前払いサービスを望む従業員もおり、従業員が用途によって使い分けられるよう、振込型とATM出金型との併用が望まれている。
しかしながら、常に振込型とATM出金型の両方を利用できるようにすると、次のような問題が生じる。上で説明したように、振込型のサービス提供会社から金融機関への振込依頼はバッチ処理であるため、前払いの申込みを受け付けてから実際に振込を実行するまでの間にタイムラグがある。その間にも、従業員はATMでカードを用いて出金ができてしまう。そのため、例えば、ある日の朝に振込型で前払いの申込みをして、その日の昼にATMでカードを用いて出金してしまうと、夜間に振込を実行しようとする際には前払い可能な金額が足りなくなっているという事態が発生しうる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、常に振込型とATM出金型の両方を利用できる給与前払いシステム、方法、およびプログラムを提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の態様は、第1の識別子および前記第1の識別子に関連付けられた利用可能金額を格納したATM出金用データベースと、第2の識別子および前記第2の識別子に関連付けられた前記利用可能金額を格納した振込用データベースとを備えたシステムであって、前記ATM出金用データベースおよび前記振込用データベース内の前記利用可能金額は、ATMから出金することが可能、または、振込の申込みをすることが可能な金額の上限であり、前記システムは、前記ATMから受信した出金希望金額が、前記ATMから受信した前記第1の識別子に関連付けられた利用可能金額以下であることを判定する手段と、前記出金希望金額を前記ATMから出金させることに応じて、前記ATM出金用データベース内および前記振込用データベース内の前記利用可能金額を前記出金希望金額分だけ減額する手段と、ユーザ端末から受信した振込希望金額が、前記ユーザ端末から受信した前記第2の識別子に関連付けられた利用可能金額以下である場合、振込の申込みを受け付ける手段と、前記受け付けた申込みについての振込実行待ち金額が、前記ユーザ端末から受信した前記第2の識別子に関連付けられた利用可能金額以下である場合、前記振込実行待ち金額分を振り込み、前記ATM出金用データベース内および前記振込用データベース内の前記利用可能金額を前記振込実行待ち金額分だけ減額する手段と、を備える。
本発明によれば、ATMでカードを用いて出金可能な金額を管理しつつ、口座への振込の申込みを受け付けることができる。
本発明の一実施形態にかかる給与前払いシステムの全体の概要図である。 本発明の一実施形態にかかる給与前払いシステムのATM出金実行装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる給与前払いシステムのATM出金用データベースの一例である。 本発明の一実施形態にかかる給与前払いシステムの出金元口座の入出金明細の一例である。 本発明の一実施形態にかかる給与前払いシステムの振込受付装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる給与前払いシステムの振込用データベースの一例である。 本発明の一実施形態にかかる給与前払いシステムの振込実行装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる給与前払いシステムの利用可能金額の更新方法を説明するための図である。 本発明の一実施形態にかかる給与前払いシステムにおける処理の流れを示すシーケンス図である。
最初に、本明細書で使用する用語について説明する。本明細書において、「利用可能金額」とは、従業員に前払いすることが可能な金額(つまり、その従業員が、ATMでカードを用いて出金することができる、あるいは、口座への振込を申し込むことができる金額の上限)を指す。「利用可能金額」を「出金可能金額」あるいは「振込可能金額」と述べる場合もある。「利用希望金額」とは、従業員が前払いを希望する金額(つまり、その従業員が、ATMでカードを用いて出金したい金額、あるいは、口座への振込を申し込みたい金額)を指す。「利用希望金額」を「出金希望金額」あるいは「振込希望金額」と述べる場合もある。「振込実行待ち金額」とは、申込みが受け付けられた振込の「利用希望金額(振込希望金額)」である。つまり、「振込実行待ち金額」分を振り込むように依頼する振込データが金融機関へ送られることとなる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる給与前払いシステムの全体の概要図である。概要図には、銀行等の金融機関の金融機関システム110内のATM出金実行装置111および振込実行装置112、サービスを提供する会社のサービス提供会社システム120内の振込受付装置121および勤怠管理装置122、ATM(現金自動預け払い機)130、企業端末140、従業員端末150が含まれる。ATM出金実行装置111は、従業員がATM130でカードを用いて出金できるようにするためのコンピュータである。また、振込実行装置112は、サービス提供会社システム120からの振込の依頼を受け付けて、従業員の口座への振込を実行するためのコンピュータである。また、振込受付装置121は、従業員からの振込の申込みを受け付けて、金融機関に振込を依頼するためのコンピュータである。勤怠管理装置122は、各従業員の勤怠情報に基づいて、従業員ごとの「利用可能金額(つまり、その従業員に前払いすることが可能な金額)」を算出するためのコンピュータである。なお、ATM出金実行装置111と振込実行装置112は、別々のコンピュータとしてもよいし1つのコンピュータとしてもよい。同様に、振込受付装置121と勤怠管理装置122は、別々のコンピュータとしてもよいし1つのコンピュータとしてもよい。以下、それぞれについて説明する。
企業端末140は、本発明に係る給与の前払いサービスを受ける従業員に対して給与を支払う企業のパーソナルコンピュータ等である。企業の担当者は、企業端末140を用いて、サービス提供会社が利用可能金額を算出するために必要な情報をアップロードする。具体的には、企業端末140は、従業員の勤怠情報を勤怠管理装置122へ送信することができる。勤怠情報は、従業員の労働時間、時給等を示すデータである。
勤怠管理装置122は、各従業員の勤怠情報に基づいて、従業員ごとの「利用可能金額(つまり、その従業員に前払いすることが可能な金額)」を算出するためのコンピュータである。具体的には、勤怠管理装置122は、従業員の勤怠情報を企業端末140から受信することができる。勤怠管理装置122は、受信した勤怠情報に基づいて利用可能金額を算出することができる。勤怠管理装置122は、算出した利用可能金額を従業員端末150へ通知することができる。勤怠管理装置122は、算出した利用可能金額を、ATM出金実行装置111および振込受付装置121へ通知することができる。ATM出金実行装置111および振込受付装置121は、勤怠管理装置122から通知された利用可能金額を管理する。
勤怠情報のアップロードは、1日に1回、1週間に1回等、任意の頻度で行うことができる。企業端末140から勤怠管理装置122へ従業員の勤怠情報が送信されるたびに、その従業員の利用可能金額が算出されて、ATM出金実行装置111および振込受付装置121へ通知される。ATM出金実行装置111および振込受付装置121は、新たに通知された利用可能金額を、その従業員の既存の利用可能金額に加算する。
ATM出金実行装置111は、従業員がATM130でカードを用いて出金できるようにするためのコンピュータである。図2を参照しながら、ATM出金実行装置111の詳細を説明する。
図2は、本発明の一実施形態にかかる給与前払いシステムのATM出金実行装置111の機能ブロック図である。ATM出金実行装置111は、出金要求受信部201、判定部202、出金実行部203、ATM出金用データベース204を含む。なお、企業は、企業の口座から出金することができる出金専用のキャッシュカードを金融機関から受け取り、そのカードを従業員に支給しているものとする。以下、それぞれについて説明する。
出金要求受信部201は、従業員が出金を求める要求をATM130から受信することができる。具体的には、出金要求受信部201は、従業員によってATM130に入力された利用希望金額(つまり、出金希望金額)を示すデータを、ATM130から受信することができる。また、出金要求受信部201は、ATM130に挿入されたカードに格納されている、カードを識別するためのデータ(そのカードのカード番号など)を、ATM130から受信することができる。また、出金要求受信部201は、従業員によってATM130に入力された暗証番号等の認証のためのデータをATM130から受信して、ATM出金用データベース204に格納されている認証のためのデータと照合することができる。出金要求受信部201は、ATM130の画面上に、ATM出金用データベース204に格納されている利用可能金額(出金可能金額)を表示させて、従業員が利用可能金額(出金可能金額)を把握できるようにしてもよい。
判定部202は、ATM130から受信した利用希望金額(出金希望金額)が、ATM出金用データベース204に格納されている利用可能金額(出金可能金額)以下であるか否かを判定することができる。具体的には、判定部202は、ATM出金用データベース204内で、出金要求受信部201が受信したカード番号に紐付けられた利用可能金額(出金可能金額)を特定することができる。判定部202は、ATM130から受信した利用希望金額(出金希望金額)が、特定した利用可能金額(出金可能金額)以下であるか否かを判定することができる。
ATM出金用データベース204は、ATM130でカードを用いて出金することができる金額の上限を管理するためのデータベースである。
図3に、本発明の一実施形態にかかる給与前払いシステムのATM出金用データベース204の一例を示す。図3に示されるように、ATM出金用データベース204には、「カード番号」「従業員ID」「従業員名」「利用可能金額」「暗証番号」「出金元口座」等のデータが格納されている。
「カード番号」は、出金専用のキャッシュカードごとに付与された識別子である。「従業員ID」および「従業員名」は、そのカードを所有する従業員のIDおよび氏名である。「利用可能金額」は、その従業員がATM130でカードを用いて出金することができる金額の上限である。「暗証番号」は、そのカードの認証のためのデータである。「出金元口座」は、そのカードを所有する従業員に対して給与を支払う企業の口座の、銀行名、支店名、口座番号、口座名義等の情報である。このように、各カードは、そのカードを所有する従業員に対して給与を支払う企業の口座と紐付けられている。以下、カードと出金元口座との関係について説明する。
上で説明したように、各カードは、そのカードを所有する従業員に対して給与を支払う企業の口座と紐付けられている。そのため、カードがATM130に挿入されると、そのカードに紐付けられた出金元口座から出金することができる。つまり、ATM130から出金された現金分が、出金元口座の残高から減額される。図4に示すように、出金元口座の入出金明細では、どのカードによって出金されたかを記録する。
図4に、本発明の一実施形態にかかる給与前払いシステムの出金元口座の入出金明細の一例を示す。出金元口座の入出金明細には、「カード番号」「出金額」「出金日時」等のデータが格納されている。「カード番号」は、出金するためにATM130で用いられたカードのカード番号である。「出金額」は、そのカードを用いて出金された金額である。「出金日時」は、そのカードでその出金額分の現金が出金された日時である。
ここで、図3のATM出金用データベース204の「利用可能金額」の更新方法について説明する。本発明では、ATM130でカードを用いて出金した金額分の減額は、リアルタイムで行われる。つまり、従業員がATM130でカードを用いて出金すると、即座に、ATM出金用データベース204の「利用可能金額」から、出金した金額分が減額される。一方、本発明では、従業員の口座へ振り込む金額分の減額は、振込の申込みがなされた時点ではなく、口座への振込が実行される時点で行われる。つまり、口座への振込が実行される際に、ATM出金用データベース204の「利用可能金額」から、実際に振り込まれた金額分が減額される。
図2に戻る。出金実行部203は、ATM130から現金を出金させることができる。具体的には、判定部202が利用希望金額(出金希望金額)が利用可能金額(出金可能金額)以下であると判定すると、出金実行部203は、利用希望金額(出金希望金額)分の現金を出金するよう指示する命令をATM130へ送信することできる。また、出金実行部203は、ATM出金用データベース204の「利用可能金額」から、出金した金額分を減額することができる。また、出金実行部203は、振込受付装置121の振込用データベース(後述する)で管理されている、その従業員の「利用可能金額」から、出金した金額分を減額することができる。さらに、出金実行部203は、出金要求受信部201が受信したカード番号に紐付けられた出金元口座の残高から、利用希望金額(出金希望金額)分を減額することができる。なお、判定部202が利用希望金額(振込希望金額)が利用可能金額(振込可能金額)より高いと判定すると、出金実行部203は、出金できない旨のエラーをATM130へ送信することができる。
図1に戻る。従業員端末150は、本発明に係る給与の前払いサービスを受ける従業員のパーソナルコンピュータ、スマートフォン等である。従業員は、従業員端末150を用いて、従業員の口座への振込を申し込む。具体的には、従業員端末150は、振込の申込み情報を振込受付装置121へ送信することができる。振込の申込み情報は、利用希望金額(つまり、振込希望金額)を示すデータ、および、従業員を識別するためのデータ(従業員IDや従業員名など)である。
振込受付装置121は、従業員からの振込の申込みを受け付けて、金融機関に振込を依頼するためのコンピュータである。図5を参照しながら、振込受付装置121の詳細を説明する。
図5は、本発明の一実施形態にかかる給与前払いシステムの振込受付装置121の機能ブロック図である。振込受付装置121は、申込み受信部501、判定部502、振込依頼作成部503、振込依頼送信部504、振込用データベース505を含む。以下、それぞれについて説明する。
申込み受信部501は、振込の申込み情報を従業員端末150から受信することができる。上述のとおり、振込の申込み情報は、利用希望金額(つまり、振込希望金額)を示すデータ、および、従業員を識別するためのデータ(従業員IDや従業員名など)である。申込み受信部501は、申込み時に、従業員端末150の画面上に、振込用データベース505に格納されている利用可能金額(振込可能金額)を表示させて、従業員が利用可能金額(振込可能金額)を把握できるようにしてもよい。
判定部502は、従業員端末150から受信した利用希望金額(振込希望金額)が、振込用データベース505に格納されている利用可能金額(振込可能金額)以下であるか否かを判定することができる。具体的には、判定部502は、振込用データベース505内で、申込み受信部501が受信した従業員IDまたは従業員名によって従業員を特定することができる。判定部502は、振込用データベース505内で、特定した従業員の利用可能金額(振込可能金額)を特定することができる。判定部502は、従業員端末150から受信した利用希望金額(振込希望金額)が、特定した利用可能金額(振込可能金額)以下であるか否かを判定することができる。利用希望金額(振込希望金額)が利用可能金額(振込可能金額)以下である場合、判定部502は、申込みを受け付けた日時データとともに利用希望金額(振込希望金額)を、振込用データベース505内の「振込実行待ち金額」に格納することができる。利用希望金額(振込希望金額)が利用可能金額(振込可能金額)より高い場合、判定部502は、振込の申込みが受け付けられなかった旨のエラーを従業員端末150へ送信することができる。
振込用データベース505は、口座への振込を申し込むことができる金額の上限を管理するためのデータベースである。
図6に、本発明の一実施形態にかかる振込用データベース505の一例を示す。図6に示されるように、振込用データベース505には、「従業員ID」「従業員名」「利用可能金額」「振込先口座」「振込元口座」「振込実行待ち金額(受付日時)」等のデータが格納されている。
「従業員ID」および「従業員名」は、本発明に係る給与の前払いサービスを受ける従業員のIDおよび氏名である。「利用可能金額」は、その従業員が口座への振込を申込むことができる金額の上限である。「振込先口座」は、その従業員の振込先口座の、銀行名、支店名、口座番号、口座名義等を示すデータである。「振込元口座」は、その従業員に対して給与を支払う企業の口座の、銀行名、支店名、口座番号、口座名義等を示すデータである。「振込実行待ち金額(受付日時)」は、判定部202によって申込み受付日時とともに格納された利用希望金額(振込希望金額)である。「振込実行待ち金額」には、複数回の申込みによって受信された複数の利用希望金額(振込希望金額)を格納することもできる。
ここで、図6の振込用データベース505の「利用可能金額」の更新方法について説明する。本発明では、従業員の口座へ振り込む金額分の減額は、振込の申込みがなされた時点ではなく、口座への振込が実行される時点で行われる。つまり、口座への振込が実行される際に、振込用データベース505の「利用可能金額」から、実際に振り込まれた金額分が減額される。一方、本発明では、ATM130でカードを用いて出金した金額分の減額は、リアルタイムで行われる。つまり、従業員がATM130でカードを用いて出金すると、即座に、振込用データベース505の「利用可能金額」から、出金した金額分が減額される。
図5に戻る。振込依頼作成部503は、金融機関が振込を実行するために必要な振込データを作成することができる。具体的には、振込依頼作成部503は、振込用データベース505内で、申込み受信部501が受信した従業員IDまたは従業員名によって従業員を特定することができる。振込依頼作成部503は、振込用データベース505内で、特定した従業員の振込先口座を特定することができる。また、振込依頼作成部503は、振込用データベース505内で、特定した従業員の振込元口座を特定することができる。また、振込依頼作成部503は、特定した従業員の、振込実行待ち金額を特定することができる。振込依頼作成部503は、特定した振込元口座から、特定した振込先口座へ、特定した振込実行待ち金額分を振り込むように金融機関に依頼するための振込データを作成することができる。
振込依頼送信部504は、振込依頼作成部503が作成した、所定の期間(例えば、前日の午前0時より後からその日の0時まで)に受け付けた申込みについての振込データを、金融機関システム110の振込実行装置112へ送信することができる。さらに、振込依頼送信部504は、振込データに含まれている振込先口座を有する従業員を識別するためのデータ(従業員IDや従業員名など)を、振込データともに送信することができる。例えば、金融機関システム110への振込データの送信は、1日1回午前0時に行うようにすることができる。
図1に戻る。振込実行装置112は、サービス提供会社システム120からの振込の依頼を受け付けて、従業員の口座への振込を実行するためのコンピュータである。図7を参照しながら、振込実行装置112の詳細を説明する。
図7は、本発明の一実施形態にかかる振込実行装置112の機能ブロック図である。振込実行装置112は、振込依頼受信部701、判定部702、振込金額変更部703、振込実行部704を含む。以下、それぞれについて説明する。
振込依頼受信部701は、振込データをサービス提供会社システム120の振込受付装置121から受信することができる。上で説明したように、振込データは、従業員の企業の口座からその従業員の振込先口座へ、振込実行待ち金額分を振り込むように指示するデータある。
判定部702は、振込データに含まれる「振込実行待ち金額」が、ATM出金実行装置111のATM出金用データベース204に格納されている利用可能金額以下であるか否かを判定することができる。具体的には、判定部702は、ATM出金用データベース204内で、振込データとともに受信した従業員IDや従業員名によって従業員を特定することができる。また、判定部702は、ATM出金用データベース204内で、特定した従業員の利用可能金額を特定することができる。また、判定部702は、振込データに含まれる「振込実行待ち金額(その従業員についての複数の振込実行待ち金額がある場合には、それらの合計)」が、特定した利用可能金額以下であるか否かを判定することができる。
このように、本発明では、振込の申込み時に、その時点での利用可能金額の範囲内であるかを判定し、さらに、口座への振込実行時に、その時点での利用可能金額の範囲内であるかを判定する。以下、振込データに含まれる「振込実行待ち金額」が利用可能金額以下である場合と、振込データに含まれる「振込実行待ち金額」が利用可能金額より高い場合とに分けて説明する。
まず、振込データに含まれる「振込実行待ち金額」が利用可能金額以下である場合について説明する。この場合、振込実行部704は、振込データに含まれる振込元口座から、振込データに含まれる振込先口座へ、「振込実行待ち金額」を振り込むことができる。また、振込実行部704は、ATM出金用データベース204の「利用可能金額」から、実際に振り込んだ金額(つまり、「振込実行待ち金額」)分を減額することができる。また、振込実行部704は、振込受付装置121の振込用データベース505で管理されている「利用可能金額」から、実際に振り込んだ金額(つまり、「振込実行待ち金額」)分を減額することができる。
次に、振込データに含まれる「振込実行待ち金額」が利用可能金額より高い場合について説明する。この場合、振込金額変更部703および振込実行部704は、「振込実行待ち金額」ではなく、その時点で振り込むことが可能な最高金額(つまり、その時点での「利用可能金額」)を振り込むことができる。具体的には、振込金額変更部703は、振込データ内の振込金額(つまり、「振込実行待ち金額」)を、判定部702がATM出金用データベース204内で特定した「利用可能金額」へ変更することができる。振込実行部704は、振込データに含まれる振込元口座から、振込データに含まれる振込先口座へ、振込金額変更部703によって変更された後の振込金額(つまり、その時点での「利用可能金額」)を振り込むことができる。また、振込実行部704は、ATM出金用データベース204の「利用可能金額」から、実際に振り込んだ金額(つまり、その時点での「利用可能金額」)分を減額することができる(すなわち、「利用可能金額」がゼロになる)。また、振込実行部704は、振込受付装置121の振込用データベース505で管理されている「利用可能金額」から、実際に振り込んだ金額(つまり、その時点での「利用可能金額」)分を減額することができる(すなわち、「利用可能金額」がゼロになる)。振込実行装置112は、振込金額が変更された旨および実際に振り込まれた金額を、サービス提供会社システム120、従業員端末150、企業端末140に通知することができる。
図8は、本発明の一実施形態にかかる給与前払いシステムの利用可能金額の更新方法を説明するための図である。「利用可能金額」は、ATM出金用データベース204および振込用データベース505で管理されている利用可能金額である。例えば、n月n日9:00に、ある従業員の利用可能金額が40,000円であったとする。そして、n月n日10:00に、その従業員がATM130でカードを用いて、10,000円を出金したとする。そうすると、利用可能金額は、30,000円(40,000−10,000円)に更新される。次に、n月n日11:00(上段)に、その従業員が10,000円を従業員の口座へ振り込むよう申し込んだとする。この時点では利用可能金額へ反映されないので、利用可能金額は30,000円のままである。n月n日11:00(下段)に、その従業員が40,000円を従業員の口座へ振り込むよう申し込んだとしても、利用可能金額の範囲を超えているので申込みは受け付けられない。次に、n月n日12:00に、その従業員が30,000円を従業員の口座へ振り込むよう申し込んだとする。この時点では利用可能金額へ反映されないので、利用可能金額は30,000円のままである。次に、n月n日13:00に、その従業員がATM130でカードを用いて、25,000円を出金したとする。そうすると、利用可能金額は、5,000円(30,000−25,000円)に更新される。その後、n月n+1日0:00に、振込が実行されるとする。その時点では、利用可能金額は5,000円のため、40,000円(10,000+30,000円)ではなく、5,000円が従業員の口座へ振り込まれることとなる。
図9は、本発明の一実施形態にかかる給与前払いシステムにおける処理の流れを示すシーケンス図である。利用可能金額の算出処理と、ATM出金処理と、振込処理とに分けて説明する。利用可能金額の算出処理と、ATM出金処理と、振込処理とは、順序を入れ替えて実施することが可能である。
(利用可能金額の算出処理)
最初に、利用可能金額の算出処理について説明する。
・ステップ911で、企業端末140は、従業員の勤怠情報を勤怠管理装置122へアップロードする。
・ステップ912で、勤怠管理装置122は、ステップ911で受信した勤怠情報に基づいて、その従業員の利用可能金額を算出する。
・ステップ913で、勤怠管理装置122は、ステップ912で算出した利用可能金額を、ATM出金実行装置111および振込受付装置121へ通知する。なお、勤怠管理装置122は、ステップ912で算出した利用可能金額を、従業員端末150へ通知してもよい。
・ステップ914で、ATM出金実行装置111および振込受付装置121は、それぞれ、ステップ913で通知された利用可能金額を、ATM出金用データベース204の「利用可能金額」および振込用データベース505の「利用可能金額」に加算する。
(ATM出金処理)
次に、ATM出金処理について説明する。
・ステップ921で、ATM130は、現金を出金するようATM出金実行装置111へ要求する。
・ステップ922で、ATM出金実行装置111は、ステップ921でATM130に入力された利用希望金額(つまり、出金希望金額)が、ステップ921でATM130に挿入されたカードのカード番号に紐付けられた利用可能金額(つまり、出金可能金額)以下であるか否かを判定する。
・ステップ923で、利用希望金額が利用可能金額以下であると、ATM出金実行装置111は、ステップ921で要求された利用希望金額(出金希望金額)分の現金を出金するようATM130へ指示する。
・ステップ924で、ATM出金実行装置111は、ATM出金用データベース204の「利用可能金額」から、ステップ923で出金した金額分を減額する。
・ステップ925で、ATM出金実行装置111は、ステップ923で出金した金額を振込受付装置121へ通知する。
・ステップ926で、振込受付装置121は、振込用データベース505の「利用可能金額」から、ステップ925で通知された出金額分を減額する。
(振込処理)
次に、振込処理について説明する。
・ステップ931で、従業員端末150は、振込受付装置121へ従業員の口座への振込を申し込む。
・ステップ932で、振込受付装置121は、ステップ931で受信した利用希望金額(つまり、振込希望金額)が、ステップ931で受信した従業員IDまたは従業員名によって特定された従業員の利用可能金額(つまり、振込可能金額)以下であるか否かを判定する。利用希望金額が利用可能金額以下であると、振込受付装置121は、振込の申込みを受け付ける。
・ステップ933で、振込受付装置121は、ステップ932で受け付けた申込みについての振込データを、振込実行装置112へ送信する。振込の依頼は、申込みを受け付けた後にバッチ処理で行われる。
・ステップ934で、振込実行装置112は、ステップ933で受信した振込データに含まれる「振込実行待ち金額」が、ステップ933で振込データとともに受信した従業員IDや従業員名によって特定された従業員の利用可能金額以下であるか否かを判定する。
・振込データに含まれる「振込実行待ち金額」が利用可能金額以下である場合、ステップ936で、振込実行装置112は、ステップ933で受信した振込データに含まれる振込元口座から、ステップ933で受信した振込データに含まれる振込先口座へ、「振込実行待ち金額」を振り込む。
振込データに含まれる「振込実行待ち金額」が利用可能金額より高い場合、ステップ935で、振込実行装置112は、振込データ内の振込金額(つまり、「振込実行待ち金額」)を、その時点で振り込むことが可能な最高金額(つまり、その時点での「利用可能金額」)へ変更する。その後、ステップ936で、振込実行装置112は、ステップ933で受信した振込データに含まれる振込元口座から、ステップ933で受信した振込データに含まれる振込先口座へ、変更された後の振込金額(つまり、その時点での「利用可能金額」)を振り込む。
・ステップ937で、振込実行装置112は、ステップ936で振り込んだ金額をATM出金実行装置111および振込受付装置121へ通知する。
・ステップ938で、ATM出金実行装置111および振込受付装置121は、それぞれ、ATM出金用データベース204の「利用可能金額」、および、振込用データベース505の「利用可能金額」から、ステップ937で通知された振込金額分を減額する。
なお、サービス提供会社システム120が、従業員端末150に対して、ATM130での出金の履歴や、口座への振込の履歴のデータを表示できるようにしてもよい。
本明細書では、企業から従業員への給与の前払いの例を説明したが、本発明は給与の前払いに限定されず、従業員が立て替えた交通費等の経費の精算といった任意の支払いに適用できる。また、本発明は企業から従業員への支払いに限定されず、任意の者から任意の者への支払いに適用できる。また、ATM出金型については、キャッシュカードの代わりに、スマートフォン等の端末に格納された情報や生体情報を用いてATMでの取引を可能にするようにしてもよい。
このように、本発明では、常に振込型とATM出金型の両方の支払いサービスを利用することができる。さらに、本発明では、振込の申込み時ではなく実行時に利用可能金額を減額するため、申込みから実行までの間に、減額前の利用可能金額の範囲内でATMで出金することができる。さらに、本発明では、振込の実行時に利用可能金額が不足していたとしても、その時点で振り込むことが可能な最高金額を振り込むことができる。
ここまで、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態はあくまで一例であり、本発明は上述した実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。また、本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらすすべての実施形態をも含む。さらに、本発明の範囲は、各請求項により画される発明の特徴の組み合わせに限定されるものではなく、すべての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画されうる。
110 金融機関システム
111 ATM出金実行装置
112 振込実行装置
120 サービス提供会社システム
121 振込受付装置
122 勤怠管理装置
130 ATM
140 企業端末
150 従業員端末
201 出金要求受信部
202 判定部
203 出金実行部
204 ATM出金用データベース
401 出金元口座の入出金明細
501 申込み受信部
502 判定部
503 振込依頼作成部
504 振込依頼送信部
505 振込用データベース
701 振込依頼受信部
702 判定部
703 振込金額変更部
704 振込実行部

Claims (7)

  1. 第1の識別子および前記第1の識別子に関連付けられた利用可能金額を格納した第1のデータベースを備えた金融機関システムと、
    第2の識別子および前記第2の識別子に関連付けられた前記利用可能金額を格納した第2のデータベースを備えたサービス提供会社システム
    を備えたシステムであって、前記第1のデータベースおよび前記第2のデータベース内の前記利用可能金額は、ATMから出金することが可能、または、振込の申込みをすることが可能な金額の上限であり、
    前記金融機関システムは、
    前記第1のデータベースを参照して、前記ATMから受信した出金希望金額が、前記ATMから受信した前記第1の識別子に関連付けられた利用可能金額以下である場合、前記出金希望金額を前記ATMから出金させる手段と、
    前記出金希望金額を前記ATMから出金させることに応じて、前記第1のデータベース内および前記第2のデータベース内の前記利用可能金額を前記出金希望金額分だけ減額する手段と、を備え、
    前記サービス提供会社システムは、
    前記第2のデータベースを参照して、ユーザ端末から受信した振込希望金額が、前記ユーザ端末から受信した前記第2の識別子に関連付けられた利用可能金額以下である場合、振込の申込みを受け付ける手段と、
    前記申込みを受け付けた振込のための振込データを作成して前記金融機関システムへ送信する手段と、を備え、
    前記金融機関システムは、
    前記第1のデータベースを参照して、前記振込データ内の振込実行待ち金額が、前記ユーザ端末から受信した前記第2の識別子に関連付けられた利用可能金額以下である場合、前記振込実行待ち金額分を振り込む手段と、
    前記振込実行待ち金額分を振り込むことに応じて、前記第1のデータベース内および前記第2のデータベース内の前記利用可能金額を前記振込実行待ち金額分だけ減額する手段と、を備えた
    ことを特徴とするシステム。
  2. 前記振込データ内の振込実行待ち金額が、前記ユーザ端末から受信した前記第2の識別子に関連付けられた利用可能金額の範囲内であるか否かの判定は、前記振込の申込みを受け付けた後に、振込を実行するときに行われることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記振込データ内の振込実行待ち金額が、前記ユーザ端末から受信した前記第2の識別子に関連付けられた利用可能金額より高い場合、前記利用可能金額分を振り込み、前記第1のデータベース内および前記第2のデータベース内の前記利用可能金額を前記利用可能金額分だけ減額する手段
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のシステム。
  4. 第1の識別子および前記第1の識別子に関連付けられた利用可能金額を格納した第1のデータベースを備えた金融機関システムと、
    第2の識別子および前記第2の識別子に関連付けられた前記利用可能金額を格納した第2のデータベースを備えたサービス提供会社システム
    を備えたシステムによって実施される方法あって、前記第1のデータベースおよび前記第2のデータベース内の前記利用可能金額は、ATMから出金することが可能、または、振込の申込みをすることが可能な金額の上限であり、前記方法は、
    前記金融機関システムが、前記第1のデータベースを参照して、前記ATMから受信した出金希望金額が、前記ATMから受信した前記第1の識別子に関連付けられた利用可能金額以下である場合、前記出金希望金額を前記ATMから出金させるステップと、
    前記金融機関システムが、前記出金希望金額を前記ATMから出金させることに応じて、前記第1のデータベース内および前記第2のデータベース内の前記利用可能金額を前記出金希望金額分だけ減額するステップと、
    前記サービス提供会社システムが、前記第2のデータベースを参照して、ユーザ端末から受信した振込希望金額が、前記ユーザ端末から受信した前記第2の識別子に関連付けられた利用可能金額以下である場合、振込の申込みを受け付けるステップと、
    前記サービス提供会社システムが、前記申込みを受け付けた振込のための振込データを作成して前記金融機関システムへ送信するステップと、
    前記金融機関システムが、前記第1のデータベースを参照して、前記振込データ内の振込実行待ち金額が、前記ユーザ端末から受信した前記第2の識別子に関連付けられた利用可能金額以下である場合、前記振込実行待ち金額分を振り込むステップと、
    前記金融機関システムが、前記振込実行待ち金額分を振り込むことに応じて、前記第1のデータベース内および前記第2のデータベース内の前記利用可能金額を前記振込実行待ち金額分だけ減額するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  5. 前記振込データ内の振込実行待ち金額が、前記ユーザ端末から受信した前記第2の識別子に関連付けられた利用可能金額の範囲内であるか否かの判定は、前記振込の申込みを受け付けた後に、振込を実行するときに行われることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記振込データ内の振込実行待ち金額が、前記ユーザ端末から受信した前記第2の識別子に関連付けられた利用可能金額より高い場合、前記利用可能金額分を振り込み、前記第1のデータベース内および前記第2のデータベース内の前記利用可能金額を前記利用可能金額分だけ減額するステップ
    をさらに含むことを特徴とする請求項4または5に記載の方法。
  7. 請求項4から6のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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