JP6207839B2 - 溶接用トーチ - Google Patents
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Description
尚、図15、図16中符号323、325、327、329はシールリングである。
尚、この種の溶接トーチの構成を開示するものとして、例えば、特許文献1、特許文献2等がある。
まず、溶接部の外周にシールドガスを供給するためにオリフィス315を使用する構成になっており、その為、ノズル303の外径が大きくなってしまうという事情があった。又、シールドガスを整流させためにはノズル303の長さをある程度長くする必要があった。このように、従来の構成によると、ノズル303の外径が大きくなるとともにその長さも長くなってしまい、その結果、溶接トーチの先端部が大型化してしまうという問題があった。
溶接トーチの先端部が大型化してしまうと、狭隘な開先部405に対して所望の溶接を施すことができなくなってしまい、その改善が要求されていた。
又、請求項2による溶接トーチは、請求項1記載の溶接トーチにおいて、上記ガスレンズの上記チップ側にはスパッタ付着防止部材が配置されていることを特徴とするものである。
又、請求項3による溶接トーチは、請求項1又は請求項2記載の溶接トーチにおいて、上記整流部材は薄肉円筒部材をジグザグ凹凸状に屈曲・変形させたものであることを特徴とするものである。
又、請求項4による溶接トーチは、請求項1〜請求項3の何れかに記載の溶接トーチにおいて、上記ガスレンズはセラミックス製であることを特徴とするものである。
又、請求項2による溶接トーチは、請求項1記載の溶接トーチにおいて、上記ガスレンズの上記チップ側にはスパッタ付着防止部材が配置された構成になっているので、ガスレンズへのスパッタの付着を防止して目詰まりを防ぐことができる。
又、請求項3による溶接トーチは、請求項1又は請求項2記載の溶接トーチにおいて、上記ガスレンズの上記チップ側にはシールドガスを整流する整流部材が設置された構成になっているので、シールドガスの整流を促進させることができる。
又、請求項4による溶接トーチは、請求項2又は請求項3記載の溶接トーチにおいて、上記整流部材は薄肉円筒部材をジグザグ凹凸状に屈曲・成形させた構成になっているので、比較的簡単な構成で所望の整流効果を得ることができる。
又、請求項5による溶接トーチは、請求項1〜請求項4の何れかに記載の溶接トーチにおいて、上記ガスレンズはセラミックス製であるので、上記効果をより確実なものとすることができる。
尚、図1、図2中符号45、47、49、51、53はシールリングである。
まず、従来のように、オリフィスを使用してシールドガスを整流するのではなく、ガスレンズ37を使用して整流する構成になっているので、オリフィスを使用しない分、ノズル13を含む溶接トーチの先端部の小径化を図ることができる。
又、オリフィスを使用した場合には溶接トーチの先端部の長さをある程度長くしないと所望の整流効果を得られなかったが、ガスレンズ37の場合にはそのような必要はなく
それによって、ノズル13を含む溶接トーチの先端部の短縮化を図ることができる。
このように、溶接トーチの先端部の小径化・短縮化を図ることができるので、溶接トーチの先端部を小型化することができ、その結果、狭隘な開先部75に対しても所望の溶接を確実に施すことができる。
又、この実施の形態の場合には、ガスレンズ37の先端側に整流部材39を設置しているので、整流効果をさらに高めることができる。
尚、その他の構成については前記第1の実施の形態の場合と同様であり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
又、スリーブ35及び整流部材39をなくしたことにより、溶接トーチの先端部をさらに小径化・短縮化させてその小型化をより効果的に図ることができ、それによって、より狭隘な開先部75に対しても所望の溶接を施すことが可能になる。
それぞれの場合について、シールドガスの流量を20L/min、25L/min、30L/minとして実験を行っている。何れの場合も、シールドガスの整流が不十分であることがわかる。
特に、オリフィスを使用しないタイプの溶接トーチ2はシールドガスが拡散していて乱流状態にあることを視認できる。
オリフィスを使用したタイプの溶接トーチ1はオリフィスを使用しないタイプの溶接トーチ2に比べれば良好であるが、それでも、シールドガスが拡散していて乱流状態にあることを視認できる。
尚、その他の構成は前記第2の実施の形態の場合と同様であり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
但し、各構成部材の形状等が大きく異なっている。例えば、前記第1〜第3の実施の形態における水冷筒1の代わりにインシュレータ1′を使用している。
尚、その他の構成は前記第2の実施の形態の場合と同様であり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
尚、その他の構成は前記第4の実施の形態の場合と同様であり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
例えば、溶接トーチとしての基本的な構成は図示したものに限定されず様々な構成のものが想定される。
又、ガスレンズの大きさ、形状、材質等については、これを特に限定するものではない。
又、スパッタ付着防止部材の大きさ、形状、材質等についても、これを特に限定するものではない。
その他、図示した構成はあくまで一例である。
5 チップボディ
7 チップ
19 溶接ワイヤ
23 ガスレンズ
25 整流部材
41 被溶接部材
43 被溶接部材
45 開先部
51 整流部材
81 スパッタ付着防止部材
Claims (4)
- 内側を溶接ワイヤが通るとともにシールドガスが流通しシールドガスを外周側に流出させるシールドガス流出孔を備えたチップボディと、
上記チップボディの先端に連結されその先端開口部を介して上記溶接ワイヤの先端部が突出・配置されるチップと、
上記チップボディとチップの外周側に設置されたノズルと、
上記チップボディと上記ノズルとの間であって上記シールドガス流出孔に近接して設置された多孔状部材からなるガスレンズと、
具備し、
上記ガスレンズの上記チップ側には上記ガスレンズの厚みより大きな軸方向長さの空間を存した状態でシールドガスを整流する整流部材が配置されていて、
上記シールドガス流出孔を介して上記チップボディの外周側に流出したシールドガスを上記ガスレンズと上記空間と上記整流部材を介して整流し、上記チップボディと上記ノズルとの間ひいては上記チップの外周側に噴射するようにしたことを特徴とする溶接トーチ。 - 請求項1記載の溶接トーチにおいて、
上記ガスレンズの上記チップ側にはスパッタ付着防止部材が配置されていることを特徴とする溶接トーチ。 - 請求項1又は請求項2記載の溶接トーチにおいて、
上記整流部材は薄肉円筒部材をジグザグ凹凸状に屈曲・変形させたものであることを特徴とする溶接トーチ。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載の溶接トーチにおいて、
上記ガスレンズはセラミックス製であることを特徴とする溶接トーチ。
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