JP6205924B2 - システム、情報処理方法、画像投影装置およびプログラム - Google Patents

システム、情報処理方法、画像投影装置およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、システム、情報処理方法、画像投影装置およびプログラムに関する。
従来、会議や店舗では、画像を表示する表示装置が利用されることがある。会議においては、資料を表示してプレゼンテーションを行なう用途で表示装置が利用される。店舗においては、各種コンテンツをユーザに表示する用途で表示装置が利用される。また、表示装置は、大画面化が可能となっており、大画面になることでユーザにとってはより見易くなっている。
また、表示装置に表示された画像上でユーザ操作が行なわれることで、画像を切り替える等の各種指示を行なえる技術が知られている。つまり、ユーザは、表示装置の近傍に居ながら、ユーザ操作を行なうことにより各種指示を行うことができる。これにより、会議において効率良くプレゼンテーションを行なうことができるし、店舗においても各々のユーザが自身に有用な情報を迅速に閲覧することができる。
但し、表示装置が大画面である場合には、ユーザの手が届かない位置に対してユーザ操作を行なうことが困難である。そこで、最近では、表示する元画像に、元画像を縮小した縮小画像を合成して表示し、縮小画像に対するユーザ操作を検出して、各種指示を元画像に反映する技術がある。これにより、大画面の表示装置を利用する場合においても、ユーザ操作による各種指示を実現している。
しかしながら、従来技術では、複数のユーザの各々が、当該ユーザに割り当てられた縮小画像に対して操作指示を行う場合、互いの操作が干渉し合い、あるユーザによる操作が他のユーザによる操作の妨げになるおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、出力画像に対する各ユーザの操作が干渉し合うことを防止可能なシステム、情報処理方法、画像投影装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、出力された画像に対応する対象空間を撮像した撮像画像を用いて、ユーザによる指示動作を認識する認識部と、前記認識部によってユーザによる指示動作が認識された場合、該ユーザとは異なる他のユーザによる指示動作を制限するように前記画像の出力を制御する制御部と、指示動作間の関係を示す関係情報を記憶する第1記憶部と、を備え、前記関係情報は、所定の指示動作を行ったユーザ以外のユーザによる複数種類の指示動作と1対1に対応する複数の操作アイコンのうちの少なくとも一部を非表示にすることを示し、前記制御部は、前記認識部によってユーザによる前記所定の指示動作が認識された場合、該ユーザとは異なる他のユーザが利用する複数の操作アイコンのうち、前記関係情報により非表示にすることが示された操作アイコンを非表示にする制御を行う、ことを特徴とするシステムである。
本発明によれば、出力画像に対する各ユーザの操作が干渉し合うことを防止できるという有利な効果を奏する。
図1は、実施形態のシステムの概略構成例を示す図である。 図2は、第1実施形態のシステムの機能構成例を示す図である。 図3は、実施形態の情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 図4は、実施形態のプロジェクタのハードウェア構成例を示す図である。 図5は、システムの動作手順の一例を模式的に示す図である。 図6は、座標更新処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、座標記憶部に記憶された座標情報の一例を示す図である。 図8は、表示内容決定処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、表示内容の一例を示す図である。 図10は、画像表示処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、投影面に投影された画像の一例を示す図である。 図12は、第2実施形態のシステムの機能構成例を示す図である。 図13は、関係情報の一例を示す図である。 図14は、第2実施形態における表示内容決定処理の一例を示すフローチャートである。 図15は、表示内容の一例を示す図である。 図16は、投影面に投影された画像の一例を示す図である。 図17は、変形例に係る関係情報の一例を示す図である。 図18は、変形例に係る表示内容の一例を示す図である。 図19は、投影面に投影された画像の一例を示す図である。 図20は、変形例に係る関係情報の一例を示す図である。 図21は、変形例に係る表示内容の一例を示す図である。 図22は、投影面に投影された画像の一例を示す図である。 図23は、第3実施形態のシステムの動作手順の一例を模式的に示す図である。 図24は、第3実施形態の座標更新処理の一例を示すフローチャートである。 図25は、座標記憶部に記憶された座標情報の一例を示す図である。 図26は、ホールド中指示棒を表す情報の一例を示す図である。 図27は、第3実施形態の表示内容決定処理の一例を示すフローチャートである。 図28は、表示内容の一例を示す図である。 図29は、表示内容の一例を示す図である。 図30は、第3実施形態の画像表示処理の一例を示すフローチャートである。 図31は、投影面に投影された画像の一例を示す図である。 図32は、変形例に係る表示内容決定処理の一例を示すフローチャートである。 図33は、表示内容の一例を示す図である。 図34は、投影面に投影された画像の一例を示す図である。 図35は、投影面に投影された画像の一例を示す図である。 図36は、座標記憶部に記憶された座標情報の一例を示す図である。 図37は、表示内容の一例を示す図である。 図38は、表示内容の一例を示す図である。 図39は、無競合操作情報の一例を示す図である。 図40は、第4実施形態の表示内容決定処理の一例を示すフローチャートである。 図41は、表示内容の一例を示す図である。 図42は、表示内容の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係るシステム、情報処理方法、画像投影装置およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、本発明は、以下の各実施形態に限定されるものではない。また、以下の各実施形態および変形例は、内容が矛盾しない範囲で適宜に組み合わせることもできる。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係るシステム1の概略構成例を示す図である。図1に示すように、システム1は、情報処理装置100と、プロジェクタ200とを備える。情報処理装置100とプロジェクタ200は、相互に通信可能に接続されている。情報処理装置100とプロジェクタ200との接続形態は任意であり、有線接続であってもよいし、無線接続であってもよい。
図2は、本実施形態に係るシステム1の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、システム1は、画像記憶部10と、映像出力部20と、認識部30と、座標管理部40と、座標記憶部50と、指示領域画像作成部60と、アイコン作成部70と、実画面作成部80と、を備える。
画像記憶部10は、各種の画像を記憶する。より具体的には、画像記憶部10は、ユーザから指定された画像(以下、「指定画像」と称する場合がある)や、スクリーン(不図示)などの投影対象物に投影される画像(以下、「投影画像」と称する場合がある)などを記憶する。投影画像は、出力される画像の一例である。
映像出力部20は、画像記憶部10に記憶された投影画像を、投影対象物に投影する。
認識部30は、出力された画像に対応する対象空間を撮像した撮像画像を用いて、ユーザによる指示動作(ジェスチャ)を認識する。この例では、カメラ等の撮像装置(不図示)が、投影対象物のうち画像が投影される投影面の手前側の空間(対象空間)を撮像することにより撮像画像を生成する。認識部30は、連続した複数の撮像画像の各々に映り込んだユーザの所定部位(例えば手)の軌跡(動き)を検出して、ユーザによる指示動作を認識する。ユーザによる指示動作を認識する方法としては、公知の様々な技術を利用することができる。また、認識部30は、撮像画像を用いて、投影画像に対するユーザの所定部位の座標を算出する。以下の説明では、この座標を、指示座標と称する場合がある。認識部30は、対象空間内での指示動作を認識するたびに、その認識結果(認識した指示動作を示す情報、当該指示動作を行ったユーザを識別するユーザ情報、指示座標を示す情報などを含む)を座標管理部40へ通知する。
座標管理部40は、認識部30から通知された認識結果が、ユーザの所定部位が対象空間へ進入したことを示す場合(認識部30からの通知が進入通知である場合)、当該認識結果に含まれる座標(指示座標)に応じて、投影画像のうち、当該ユーザによる指示動作が行われる領域に対応する指示領域の位置を決定し、決定した指示領域の位置を示す座標を、座標記憶部50に追加する。指示領域とは、投影画像に含まれる領域であって、投影画像を縮小した縮小画像が配置される領域である。また、座標管理部40は、認識部30から通知された認識結果が、ユーザの所定部位が対象空間から離脱したことを示す場合(認識部30からの通知が離脱通知である場合)、当該認識結果に含まれるユーザ情報により識別されるユーザに紐付けられた座標(例えば指示領域の座標等)を、座標記憶部50から削除する。
また、座標管理部40は、実画面作成部80に対して、指定画像を背景とする実画面の作成を指示する。例えば座標管理部40は、実画面作成部80に対して、座標記憶部50に記憶された座標に従って、各ユーザの指示領域を表示することを指示する。また、座標管理部40は、例えばハイライト指示を行ったユーザの指示座標が、当該ユーザに対応する指示領域に含まれている場合は、その指示座標について、元の指定画像の座標系への変換を行い、変換後の座標においてハイライト表示するよう、実画面作成部80に指示する。一方、ユーザの指示座標が、当該ユーザに対応する指示領域外である場合は、ハイライト表示は行わないよう、実画面作成部80に指示する。
また、座標管理部40は、認識部30から通知された認識結果が、特定の操作を示す場合(例えば所定のアイコンの押下操作を示す場合)、その特定の操作に応じた画像を表示するよう、実画面作成部80に指示する。
さらに、座標管理部40は、認識部30から通知された認識結果が、あるユーザによる指示動作を示す場合(認識部30によってユーザによる指示動作が認識された場合)、該ユーザとは異なる他のユーザによる指示動作を制限するように、投影対象の画像の出力を制御する。本実施形態では、座標管理部40は、認識部30によってユーザによる指示動作が認識された場合、該ユーザとは異なる他のユーザに対応する指示領域に対して、当該他のユーザ以外のユーザによる指示動作が行われた旨を表示するよう、実画面作成部80に指示する。この詳細な内容については後述する。この例では、座標管理部40は、請求項の「制御部」に対応している。
以上のようにして、座標管理部40は、実画面作成部80が画面を作成するための情報(以下、「表示内容」と称する場合がある)を構築する。後述するように、本実施形態における表示内容は、指示領域やアイコンなどの表示対象の種別と、ユーザと、表示対象の座標、横幅および高さと、表示の制御内容とが対応付けられた情報である。
座標記憶部50は、各ユーザに割り当てられた指示領域の表示範囲の座標や、各ユーザの指示座標などを記憶する。後述するように、本実施形態では、座標記憶部50は、指示領域やアイコンなどの表示対象の種別と、ユーザと、表示対象の座標、横幅および高さとを対応付けて記憶する。
指示領域画像作成部60は、画像記憶部10に記憶されている画像を元に、指示領域の画像(この例では指定画像を縮小した縮小画像)を作成する。アイコン作成部70は、ユーザが指し示す場所を表現するためのハイライト画像や、操作指示を行うための操作アイコン、指示棒などのアイコンを作成する。
実画面作成部80は、指定画像を背景として、座標管理部40により構築された表示内容に従って、指示領域の画像やハイライト画像などを合成し、画像記憶部10に、次に出力すべき投影画像として保存する。また、そのための画像用メモリを保持している。
図3は、情報処理装置100のハードウェア構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置100は、演算処理装置101と、メモリ装置102と、補助記憶装置103と、入力装置104と、表示装置105と、インターフェース装置106とを備えている。
演算処理装置101は、情報処理装置100の動作を統括的に制御する。演算処理装置101は、メモリ装置102や補助記憶装置103等に格納されたプログラムを実行することで、情報処理装置100全体の動作を制御する。
入力装置104は、各種の入力に用いられるデバイスであり、例えばキーボードやマウスなどで構成され得る。表示装置105は、情報処理装置100やシステム1に関する様々な情報を表示するデバイスであり、例えば液晶ディスプレイ装置などで構成され得る。また、例えば入力装置104が設けられずに、タッチパネル機能が搭載されたディスプレイ装置で、入力装置104と表示装置105の機能を兼用する形態であってもよい。
インターフェース装置106は、プロジェクタ200や外部装置等と通信するためのインターフェースである。
図4は、プロジェクタ200のハードウェア構成例を示す図である。図4に示すように、プロジェクタ200は、演算処理装置201と、メモリ装置202と、補助記憶装置203と、入力装置204と、投影装置205と、インターフェース装置206とを備えている。
演算処理装置201は、プロジェクタ200の動作を統括的に制御する。演算処理装置201は、メモリ装置202や補助記憶装置203等に格納されたプログラムを実行することで、プロジェクタ200全体の動作を制御する。
入力装置204は、各種の入力に用いられるデバイスであり、例えばキーボードやマウスなどで構成され得る。投影装置205は、投影画像を投影するデバイスであり、作像エンジン、光源、および、光学系レンズなどから構成される。
インターフェース装置206は、情報処理装置100や外部装置等と通信するためのインターフェースである。
本実施形態では、図2に示す画像記憶部10は、例えば情報処理装置100の補助記憶装置103等により実現可能である。図2に示す映像出力部20は、例えばプロジェクタ200のメモリ装置202、投影装置205等により実現可能である。図2に示す認識部30は、例えば不図示の撮像装置(カメラなど)、情報処理装置100の演算処理装置101、メモリ装置102、および、入力装置104等により実現可能である。図2に示す座標管理部40は、例えば情報処理装置100の演算処理装置101、メモリ装置102、および、入力装置104等により実現可能である。図2に示す座標記憶部50は、例えば情報処理装置100の補助記憶装置103等により実現可能である。図2に示す指示領域画像作成部60は、例えば情報処理装置100の演算処理装置101、メモリ装置102等により実現可能である。図2に示すアイコン作成部70は、例えば情報処理装置100の演算処理装置101、メモリ装置102等により実現可能である。図2に示す実画面作成部80は、例えば情報処理装置100の演算処理装置101、メモリ装置102等により実現可能である。
なお、例えば上述したシステム1の機能は、プロジェクタ200(と撮像装置)のみで実現してもよい。
図5は、図2に示す各要素間のやりとりを模式的に示す図である。図5に示すように、認識部30からの認識結果の通知を契機として、座標管理部40は、座標記憶部50に記憶された座標を更新する座標更新処理を実行する。座標更新処理の後、座標管理部40は、表示内容を決定する表示内容決定処理を実行する。座標管理部40は、決定した表示内容に従った画面の表示を実画面作成部80に要求する。そして、実画面作成部80は、決定された表示内容に従って、次に投影すべき画像を生成する画像表示処理を実行する。
図6は、座標更新処理の詳細な内容の一例を示すフローチャートである。まず、座標管理部40は、座標記憶部50から、座標記憶部50に記憶されている全ての座標情報を取得する(ステップS1)。次に、座標管理部40は、認識部30からの通知が、進入通知であるか否かを判断する(ステップS2)。認識部30からの通知が進入通知であると判断した場合(ステップS2:YES)、座標管理部40は、認識部30から通知された座標(認識結果に含まれる座標)に応じて指示領域の位置を決定し、決定した指示領域の座標を座標記憶部50に追加する(ステップS3)。そして、座標管理部40は、指示領域内に配置するアイコンの座標を座標記憶部50に追加する(ステップS4)。
一方、上述のステップS2において、認識部30からの通知が、進入通知ではないと判断した場合(ステップS2:NO)、座標管理部40は、認識部30からの通知が離脱通知であるか否かを判断する(ステップS5)。認識部30からの通知が離脱通知であると判断した場合(ステップS5:YES)、座標管理部40は、認識部30から通知されたユーザ(認識結果に含まれるユーザ情報により識別されるユーザ)に紐付く座標情報を座標記憶部50から削除する(ステップS6)。認識部30からの通知が離脱通知ではないと判断した場合(ステップS5:NO)、座標管理部40は、認識部30から通知された座標で、座標記憶部50内の指示座標を更新する(ステップS7)。
いま、例えばユーザAおよびユーザBの各々が対象空間に進入し、ユーザAがハイライト指示(ハイライト表示に対応する指示動作)を実施した場合を想定する。この場合、上述の座標更新処理によって、座標記憶部50に記憶された座標情報は、図7のようになる。図7に示すように、座標記憶部50は、指示領域やアイコンなどの表示対象の種別と、ユーザと、表示対象の座標、横幅および高さとを対応付けて記憶している。例えば表示対象の種別として「指示領域」を示す情報と、「ユーザA」を識別する情報と、X座標「0」、Y座標「200」、横幅「60」および高さ「40」とが対応付けられて座標記憶部50に記憶されているといった具合である。ここでは、表示対象の種別と、ユーザと、表示対象の座標、横幅および高さとが対応付けられた1行分の情報を、座標情報と称する場合がある。
次に、表示内容決定処理について説明する。図8は、表示内容決定処理の詳細な内容の一例を示すフローチャートである。まず、座標管理部40は、座標記憶部50から、座標記憶部50に記憶されている全ての座標情報を取得する(ステップS10)。次に、座標管理部40は、取得した座標情報の中に指示領域が含まれていれば、表示内容として指示領域を追加する(ステップS11)。次に、座標管理部40は、取得した座標情報の中にアイコンが含まれていれば、表示内容としてアイコンを追加する(ステップS12)。次に、座標管理部40は、取得した座標情報の中にハイライト指示が含まれており、そのハイライト指示に対応する座標が指示領域の表示範囲に含まれている場合は、その座標を指定画像の座標系に変換した上で、表示内容としてハイライト指示を追加する(ステップS13)。座標系の変換は、投影画像と縮小画像(指示領域の画像)との大きさ(横幅や高さ)をもとに行えばよい。
次に、座標管理部40は、表示内容としてハイライト指示が含まれている場合、そのハイライト指示に紐付くユーザ以外のユーザの指示領域に対して、他のユーザによるハイライト指示が行われている旨を示すメッセージを表示内容として追加する(ステップS14)。
例えば前述の座標更新処理により、図7に示す座標情報が座標記憶部50に記憶されている場合、以上の表示内容決定処理により、図9に示す表示内容が構築される。図9に示すように、表示内容は、表示対象の種別と、ユーザと、表示対象の座標、横幅および高さと、表示の制御内容とが対応付けられた情報である。この例では、制御内容が「通常」を示す場合、その制御内容に対応付けられた表示対象は、対応する座標、横幅および高さで表示されることを表す。一方、制御内容が「非表示」を示す場合、その制御内容に対応付けられた表示対象は、表示されないことを表す。また、図9の例では、表示対象の種別として「ハイライト」を示す情報に対応付けられたX座標、Y座標、横幅および高さは、指定画像の座標系における値(座標系の変換が行われた後の値)を示している。
次に、画像表示処理について説明する。図10は、画像表示処理の詳細な内容の一例を示すフローチャートである。まず、実画面作成部80は、指定画像を背景として画像メモリ上で合成する(ステップS20)。次に、実画面作成部80は、前述の表示内容決定処理で決定された表示内容に従って、指示領域を画像として画像メモリ上で合成する(ステップS21)。次に、実画面作成部80は、表示内容に従って、操作アイコンを画像として画像メモリ上で合成する(ステップS22)。次に、実画面作成部80は、表示内容に従って、ハイライトを画像として画像メモリ上で合成する(ステップS23)。次に、実画面作成部80は、表示内容に従って、前述のメッセージを画像として画像メモリ上で合成する(ステップS24)。次に、実画面作成部80は、映像出力部20に対して、画像メモリ上に合成された画像で、出力を更新するように要求する(ステップS25)。
例えば前述の表示内容決定処理によって、図9に示す表示内容が構築された場合、以上の画像表示処理により、投影面に投影される画像は、図11のようになる。
以上に説明したように、本実施形態では、あるユーザによる指示動作が認識された場合、他のユーザに対応する指示領域に対して、当該他のユーザ以外のユーザによる指示動作が行われた旨を示すメッセージが表示されるので、他のユーザは、当該他のユーザ以外のユーザによる指示動作が行われたことを認識し、その指示動作の妨げになるような指示動作を行うことを自粛するので、投影画像(出力画像の一例)に対する各ユーザの操作が干渉し合うことを防止できるという有利な効果を達成できる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、指示動作間の関係を示す関係情報と、認識部30によって認識された指示動作とに基づいて、その認識された指示動作を行ったユーザ以外のユーザによる指示動作を制限するように投影画像の出力を制御する点で上述の第1実施形態と相違する。以下、具体的な内容を説明する。なお、上述の第1実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。
図12は、第2実施形態に係るシステム2の機能構成例を示す図である。図12に示すように、システム2は、第1記憶部90をさらに備える。第1記憶部90は、例えば情報処理装置100の補助記憶装置103等により実現可能である。第1記憶部90は、指示動作間の関係を示す関係情報を記憶する。本実施形態における関係情報は、所定の指示動作を行ったユーザ以外のユーザによる指示動作に対応する操作アイコンを非表示にすることを示す。図13は、関係情報の一例を示す図である。図13の例では、指示動作の種別として「ハイライト指示」を示す情報に対して、制御対象として「全操作」を示す情報と、制御内容として「非表示」を示す情報とが対応付けられている。この関係情報は、例えば認識部30によってユーザによるハイライト指示が認識された場合、該ユーザとは異なる他のユーザによる全ての操作に対応する操作アイコンが非表示になることを表している。
次に、第2実施形態における表示内容決定処理を説明する。座標更新処理および画像表示処理の内容は、上述の第1実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。図14は、第2実施形態における表示内容決定処理の一例を示すフローチャートである。図14に示すステップS30〜ステップS33の内容は、図8に示すステップS10〜ステップS13の内容と同様であるので、詳細な説明については省略する。ステップS33の後、座標管理部40は、第1記憶部90から関係情報を取得する(ステップS34)。次に、座標管理部40は、取得した座標情報に含まれている指示が、関係情報に含まれる「種別」が示す指示動作と一致するか否かを判定する(ステップS35)。
上述のステップS35において、取得した座標情報に含まれている指示が、関係情報に含まれる「種別」が示す指示動作と一致すると判定した場合(ステップS35:YES)、座標管理部40は、関係情報のうち、取得した座標情報に含まれている指示と一致する指示動作を示す種別に対応付けられた制御対象および制御内容に従って、その指示を行ったユーザ以外の他のユーザが利用する操作アイコンの表示形態を決定し(ステップS36)、処理はステップS37に移行する。一方、上述のステップS35において、取得した座標情報に含まれている指示が、関係情報に含まれる「種別」が示す指示動作と一致しないと判定した場合(ステップS35:NO)、処理はそのままステップS37に移行する。
ステップS37において、座標管理部40は、取得した座標情報に含まれる指示に対応する座標(指示座標)が、「通常」を示す制御内容に対応付けられた操作アイコンの表示範囲に含まれるか否かを判定する(ステップS37)。取得した座標情報に含まれる指示に対応する座標が、「通常」を示す制御内容に対応付けられた操作アイコンの表示範囲に含まれると判定した場合(ステップS37:YES)、座標管理部40は、当該指示に従った処理を行う(ステップS38)。一方、取得した座標情報に含まれる指示に対応する座標が、「通常」を示す制御内容に対応付けられた操作アイコンの表示範囲に含まれないと判定された場合(ステップS37:NO)、処理はそのまま終了する。
例えば前述の座標更新処理により、図7に示す座標情報が座標記憶部50に記憶されている場合、以上の表示内容決定処理により、図15に示す表示内容が構築される。ここでは、ユーザAおよびユーザBの各々が対象空間に進入し、ユーザAがハイライト指示(ハイライト表示に対応するジェスチャ)を実施した場合が想定されており、図16に示すように、ハイライト指示者ではないユーザBに対応する指示領域から、操作アイコンが消えるといった具合である。
以上に説明したように、本実施形態では、所定の指示動作を行ったユーザ以外のユーザによる指示動作に対応する操作アイコンを非表示にすることを示す関係情報を記憶する第1記憶部90をさらに備え、認識部30によってユーザによる所定の指示動作が認識された場合、該ユーザとは異なる他のユーザが利用する操作アイコンを非表示にする。これにより、所定の指示動作を行ったユーザ以外のユーザによる指示動作を防止することができるので、結果として、各ユーザの操作が干渉し合うことを防止できる。
(第2実施形態の変形例1)
例えば上述の関係情報は、所定の指示動作を行ったユーザ以外のユーザによる指示動作に対応する操作アイコンを無効にすることを示すものであってもよい。この形態では、座標管理部40は、認識部30によってユーザによる所定の指示動作が認識された場合、該ユーザとは異なる他のユーザによる指示動作に対応する操作アイコンを無効にする制御を行うこともできる。図17は、本変形例に係る関係情報の一例を示す図である。図17の例では、指示動作の種別として「ハイライト指示」を示す情報に対して、制御対象として「全操作」を示す情報と、表示の制御内容として「無効化」を示す情報とが対応付けられている。この関係情報は、例えば認識部30によってユーザによるハイライト指示が認識された場合、該ユーザとは異なる他のユーザによる全ての操作に対応する操作アイコンを利用する操作が無効になることを表している。
例えば前述の座標更新処理により、図7に示す座標情報が座標記憶部50に記憶されている場合、前述の表示内容決定処理により、図18に示す表示内容が構築される。ここでは、ユーザAおよびユーザBの各々が対象空間に進入し、ユーザAがハイライト指示(ハイライト表示に対応するジェスチャ)を実施した場合が想定されており、図19に示すように、ハイライト指示者ではないユーザBに対応する指示領域に表示される操作アイコンが無効になるといった具合である。
(第2実施形態の変形例2)
例えば指示領域に表示される操作アイコンが複数存在する場合において、上述の関係情報は、所定の指示動作を行ったユーザ以外のユーザによる複数種類の指示動作と1対1に対応する複数の操作アイコンのうちの少なくとも一部を無効にすることを示すものであってもよい。この形態では、座標管理部40は、認識部30によって、ユーザによる所定の指示動作が認識された場合、該ユーザとは異なる他のユーザによる複数種類の指示動作と1対1に対応する複数の操作アイコンのうちの少なくとも一部を無効にする制御を行うこともできる。図20は、本変形例に係る関係情報の一例を示す図である。図20の例では、指示動作の種別として「ハイライト指示」を示す情報に対して、制御対象として「ページ切り替え操作」を示す情報と、表示の制御内容として「無効化」を示す情報とが対応付けられている。この関係情報は、例えばあるユーザによるハイライト指示が認識された場合、他のユーザによる複数種類の指示動作と1対1に対応する複数の操作アイコンのうち、「ページ切り替え操作」に対応する操作アイコンが無効になることを表している。
例えば前述の座標更新処理により、図7に示す座標情報が座標記憶部50に記憶されている場合、前述の表示内容決定処理により、図21に示す表示内容が構築される。ここでは、ユーザAおよびユーザBの各々が対象空間に進入し、ユーザAがハイライト指示(ハイライト表示に対応するジェスチャ)を実施した場合が想定されており、図22に示すように、ハイライト指示者ではないユーザBに対応する指示領域に表示される「ページ切り替え操作」に対応する操作アイコンが無効になるといった具合である。
なお、例えば指示領域に表示される操作アイコンが複数存在する場合において、上述の関係情報は、所定の指示動作を行ったユーザ以外のユーザによる複数種類の指示動作と1対1に対応する複数の操作アイコンのうちの少なくとも一部を非表示にすることを示すものであってもよい。この形態では、座標管理部40は、認識部30によってユーザによる所定の指示動作が認識された場合、該ユーザとは異なる他のユーザによる複数種類の指示動作と1対1に対応する複数の操作アイコンのうちの少なくとも一部を非表示にする制御を行うこともできる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態では、座標管理部40は、認識部30によって、ユーザに対応する指示領域に表示される仮想の指示手段をつかむことを示す指示動作が認識された場合、該ユーザに対応する指示領域において、当該仮想の指示手段を利用した操作に対応する操作アイコンを表示する。一方、該ユーザとは異なる他のユーザに対応する指示領域において、当該他のユーザに対応する指示領域に表示される仮想の指示手段を利用する操作に対応する操作アイコンを非表示にする制御を行う。以下、具体的な内容を説明する。ここでは、仮想の指示手段として、指示棒を例に挙げて説明するが、これに限られるものではない。なお、上述の各実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。
図23は、本実施形態に係るシステムの動作手順の一例を模式的に示す図である。基本的な流れは、上述の各実施形態と同様である。次に、本実施形態における座標更新処理について説明する。図24は、本実施形態における座標更新処理の詳細な内容の一例を示すフローチャートである。図24に示すステップS41〜ステップS44の内容は、図6に示すステップS1〜ステップ4の内容と同様であるので、詳細な説明は省略する。図24に示すステップS45において、座標管理部40は、指示領域内に配置する指示棒の座標を座標記憶部50に追加する。
図24に示すステップS46およびステップS47の内容は、図6に示すステップS5およびステップS6の内容と同様であるので、詳細な説明は省略する。ステップS46において、認識部30から通知が離脱通知ではないと判断した場合(ステップS46:NO)、座標管理部40は、認識部30からの通知が、ホールド開始通知であるか否かを判断する(ステップS48)。つまり、認識部30からの認識結果が、指示棒のホールドを開始したことを示すものであるか否かを判断する。認識部30からの通知がホールド開始通知であると判断した場合(ステップS48:YES)、座標管理部40は、認識部30から通知された座標が、指示棒の座標と重なるか否かを判断する(ステップS49)。認識部30から通知された座標が指示棒の座標と重ならないと判断した場合(ステップS49:NO)、そのまま処理は終了する。一方、認識部30から通知された座標が指示棒の座標と重なると判断した場合(ステップS49:YES)、座標管理部40は、ホールド中指示棒として、通知された座標と重なる指示棒をユーザと紐付けて座標記憶部50に追加する(ステップS50)。
上述のステップS48において、認識部30からの通知がホールド開始通知ではないと判断した場合(ステップS48:NO)、座標管理部40は、認識部30からの通知がホールド中通知であるか否かを判断する(ステップS51)。つまり、認識部30からの認識結果が、指示棒をホールド中であることを示すものであるか否かを判断する。認識部30からの通知がホールド中通知であると判断した場合(ステップS51:YES)、座標管理部40は、座標記憶部50に記憶されたホールド中指示棒において、認識部30から通知されたユーザに紐付けられた指示棒が含まれているか否かを判断する(ステップS52)。座標記憶部50に記憶されたホールド中指示棒において、認識部30から通知されたユーザに紐付けられた指示棒が含まれていないと判断した場合(ステップS52:NO)、そのまま処理は終了する。一方、座標記憶部50に記憶されたホールド中指示棒において、認識部30から通知されたユーザに紐付けられた指示棒が含まれていると判断した場合(ステップS52:YES)、座標管理部40は、その指示棒の座標を、認識部30から通知された座標で更新する(ステップS53)。そして、座標管理部40は、その指示棒の先端の座標で、座標記憶部50に記憶された指示座標を更新する(ステップS54)。
上述のステップS51において、認識部30からの通知がホールド中通知ではないと判断した場合(ステップS51:NO)、座標管理部40は、認識部30からの通知がホールド終了通知であるか否かを判断する(ステップS55)。つまり、認識部30からの認識結果が、指示棒のホールドを終了したことを示すものであるか否かを判断する。認識部30からの通知がホールド終了通知であると判断した場合(ステップS55:YES)、座標管理部40は、座標記憶部50に記憶されたホールド中指示棒から、認識部30から通知されたユーザ(認識結果に含まれるユーザ情報により識別されるユーザ)に紐付けられた指示棒を削除する(ステップS56)。一方、認識部30からの通知がホールド終了通知ではないと判断した場合(ステップS55:NO)、座標管理部40は、認識部30から通知された座標で、座標記憶部50内の指示座標を更新する(ステップS57)。
例えば以上の座標更新処理が行われる前の座標記憶部50に記憶された座標情報が図25の内容であった場合、ユーザAが、自身に割り当てられた指示領域に表示された指示棒をつかむジェスチャを行うと、座標記憶部50には、図26のような情報が追加される。図26の例では、ホールド中指示棒を表す情報として、ユーザAと、全ての操作に用いることができる指示棒とが対応付けられている。これは、ユーザAが、全ての操作に用いることができる指示棒をホールド中であることを表している。
次に、本実施形態における表示内容決定処理について説明する。図27は、本実施形態における表示内容決定処理の一例を示すフローチャートである。図27にステップS60〜ステップS62の内容は、図14に示すステップS30〜ステップS32の内容と同様であるので、詳細な説明は省略する。
図27に示すステップS63において、座標管理部40は、取得した座標情報の中に指示棒が含まれていれば、表示内容として指示棒を追加する。次に、座標管理部40は、全てのアイコンの制御内容を「非表示」に設定する(ステップS64)。次に、座標管理部40は、取得した座標情報の中にハイライト指示が含まれており、そのハイライト指示に対応する座標が指示領域の表示範囲に含まれている場合は、その座標を指定画像の座標系に変換した上で、表示内容としてハイライト指示を追加する(ステップS65)。ステップS65の内容は、図14に示すステップS33の内容と同様である。次に、座標管理部40は、第1記憶部90から関係情報を取得する(ステップS66)。次に、座標管理部40は、ホールド中指示棒が示す操作とユーザとの組み合わせに対応する操作アイコンの制御内容を「通常」に設定する(ステップS67)。ステップS68〜ステップS71の内容は、図14に示すステップS35〜ステップS38の内容と同様であるので、詳細な説明は省略する。
例えば前述の座標更新処理により、図25に示す座標情報が座標記憶部50に記憶されていて、ホールド中指示棒を表す情報が座標記憶部50に記憶されていない場合、以上の表示内容決定処理により、図28に示す表示内容が構築される。ここで、ユーザAが、自身に割り当てられた指示領域に表示された指示棒をつかむことを示すジェスチャを行うと、前述の座標更新処理により、図26のような情報(ホールド中指示棒を表す情報)が座標記憶部50に追加され、以上の表示内容決定処理により、図29に示す表示内容が構築される。
次に、本実施形態における画像表示処理について説明する。図30は、本実施形態における画像表示処理の一例を示すフローチャートである。図30に示すステップS80およびステップS81の内容は、図10に示すステップS20およびステップS21の内容と同様であるので、詳細な説明は省略する。
図30に示すステップS82において、実画面作成部80は、前述の表示内容決定処理で決定された表示内容に従って、指示棒を画像として画像メモリ上で合成する(ステップS82)。図30に示すステップS83およびステップS84の内容は、図10に示すステップS22およびステップS23の内容と同様であるので、詳細な説明は省略する。また、図30に示すステップS85の内容は、図10に示すステップS25の内容と同様であるので、詳細な説明は省略する。
例えば前述の表示内容決定処理によって、図29に示す表示内容が構築された場合、投影面に投影される画像は、図31のようになる。図31の例では、ユーザAが、自身に割り当てられた指示領域に表示された指示棒をつかむジェスチャを行ったことにより、他のユーザBに割り当てられた指示領域において、当該指示領域(ユーザBに割り当てられた指示領域)に表示された指示棒を利用する操作に対応する操作アイコンが非表示にされていることが分かる。
(第3実施形態の変形例1)
例えば座標管理部40は、認識部30によってユーザに対応する指示領域に表示された指示棒をつかむことを示す指示動作が認識された場合、該ユーザとは異なる他のユーザに対応する指示領域に表示される指示棒(他のユーザに割り当てられた指示棒であると捉えることもできる)を非表示にする制御を行うこともできる。
本変形例に係る表示内容決定処理を説明する。座標更新処理および画像表示処理の内容は、上述の第3実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。図32は、本変形例に係る表示内容決定処理の一例を示すフローチャートである。図32に示すステップS80〜ステップS87の内容は、図27に示すステップS60〜ステップS67の内容と同様であるので、詳細な説明は省略する。
図32に示すステップS88において、座標管理部40は、ホールド中指示棒に対応するユーザ(指示棒をつかんで指示動作を行っているユーザ)以外のユーザの指示棒の制御内容を「非表示」に設定する。ステップS89〜ステップS92の内容は、図27に示すステップS68〜ステップS71の内容と同様であるので、詳細な説明は省略する。
例えば前述の座標更新処理により、図25に示す座標情報が座標記憶部50に記憶され、かつ、ホールド中指示棒を表す情報が座標記憶部50に記憶されていない場合、以上の表示内容決定処理により、図28に示す表示内容が構築される。ここで、ユーザAが、自身に割り当てられた指示領域に表示された指示棒をつかむことを示すジェスチャを行うと、前述の座標更新処理により、図26のような情報(ホールド中指示棒を表す情報)が座標記憶部50に追加され、以上の表示内容決定処理により、図33に示す表示内容が構築される。図33に示す表示内容が構築された場合、前述の画像表示処理により、投影面に投影される画像は、図34のようになる。図34の例では、ユーザAが、自身に割り当てられた指示領域に表示された指示棒をつかむジェスチャを行ったことにより、他のユーザBに割り当てられた指示領域において、ユーザBの指示棒も非表示にされていることが分かる。
(第3実施形態の変形例2)
例えば指示棒ごとに、当該指示棒を利用する操作が予め定められていてもよい。複数種類の操作と1対1に対応する複数種類の指示棒が存在する場合は、図35に示すように、その複数種類の指示棒を指示領域に表示することもできる。
例えば前述の座標更新処理により、図36に示す座標情報が座標記憶部50に記憶されている場合、前述の表示内容決定処理により、図37に示す表示内容が構築される。ここで、ユーザAが、「ページ切り替え」操作用の指示棒をつかむジェスチャを行うと、前述の表示内容決定処理により構築される表示内容は、図38のように更新され、ユーザAに対応する指示領域において、「ページ切り替え」操作用の指示棒に対応する操作アイコンが表示されることになる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。第4実施形態では、指示棒を利用する1以上の操作のうち、他の指示棒と競合しない操作を示す無競合操作情報を記憶する第2記憶部をさらに備え、座標管理部40は、認識部30によって、ユーザに対応する指示領域に表示される指示棒をつかむ指示動作(あるユーザが指示棒をつかむジェスチャ)が認識された場合、該ユーザに対応する指示領域において、当該指示棒を利用する操作に対応する操作アイコンを表示する一方、該ユーザとは異なる他のユーザに対応する指示領域に表示される指示棒(他のユーザに割り当てられた指示棒)を、無競合操作情報が示す操作に対応する指示棒に変更する制御を行う点で上述の各実施形態と相違する。以下、具体的な内容を説明する。なお、上述の各実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。
図39は、第2記憶部に記憶される無競合操作情報の一例を示す図である。図39の例では、指示棒を利用する1以上の操作のうち「拡大/縮小」の操作が、他の指示棒を利用する操作と競合しない操作であることが示されている。なお、無競合操作が示す操作は、「拡大/縮小」の操作に限られるものではなく、任意に変更可能である。
次に、本実施形態に係る表示内容決定処理を説明する。座標更新処理および画像表示処理の各々の内容は、上述の第3実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。図40は、本実施形態に係る表示内容決定処理の一例を示すフローチャートである。図40に示すステップS100〜ステップS103の内容は、図27に示すステップS60〜ステップS63の内容と同様であるので、詳細な説明は省略する。
図40に示すステップS104において、座標管理部40は、ホールド中指示棒が示す操作が、無競合操作情報が示す操作と一致するか否かを判断する(ステップS104)。ホールド中指示棒が示す操作が、無競合操作情報が示す操作と一致しないと判断した場合(ステップS104:NO)、無競合操作情報が示す操作に用いられる他のユーザ用の指示棒が存在するか否かを判断する(ステップS105)。一方、ホールド中指示棒が示す操作が、無競合操作情報が示す操作と一致すると判断した場合(ステップS104:YES)、処理はステップS108に移行する。
上述のステップS105において、無競合操作情報が示す操作に用いられる他のユーザ用の指示棒が存在すると判断した場合(ステップS105:YES)、座標管理部40は、無競合操作情報が示す操作に用いられる他のユーザ用の指示棒以外の指示棒が示す操作と、他のユーザとの組み合わせに対応する操作アイコンの制御内容を「非表示」に設定し(ステップS106)、処理はステップS108に移行する。一方、無競合操作情報が示す操作に用いられる他のユーザ用の指示棒が存在しないと判断した場合(ステップS105:NO)、座標管理部40は、他のユーザ用の指示棒を、無競合操作情報が示す操作に用いられる指示棒(無競合操作情報が示す操作に対応する指示棒)に変更し(ステップS107)、処理はステップS108に移行する。
図40に示すステップS108以降の内容は、図27に示すステップS65以降の内容と基本的には同様であるので、詳細な説明は省略する。
例えば座標記憶部50に記憶された座標情報が図25に示す状態であった場合に、ユーザAが、自身に割り当てられた指示領域に表示された何れかの指示棒をつかむジェスチャを行うと、以上の表示内容決定処理により、図41に示す表示内容が構築される。また例えば座標記憶部50に記憶された座標情報が図36に示す状態であった場合に、ユーザAが、自身に割り当てられた指示領域に表示された何れかの指示棒をつかむジェスチャを行うと、以上の表示内容決定処理により、図42に示す表示内容が構築されるといった具合である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上述の各実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。本発明は、上述の各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。また、上述の各実施形態および変形例は任意に組み合わせることが可能である。
上述した各実施形態のシステムで実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 システム
10 画像記憶部
20 映像出力部
30 認識部
40 座標管理部
50 座標記憶部
60 指示領域画像作成部
70 アイコン作成部
80 実画面作成部
90 第1記憶部
100 情報処理装置
200 プロジェクタ
特開2009−282637号公報

Claims (11)

  1. 出力された画像に対応する対象空間を撮像した撮像画像を用いて、ユーザによる指示動作を認識する認識部と、
    前記認識部によってユーザによる指示動作が認識された場合、該ユーザとは異なる他のユーザによる指示動作を制限するように前記画像の出力を制御する制御部と、
    指示動作間の関係を示す関係情報を記憶する第1記憶部と、を備え、
    前記関係情報は、所定の指示動作を行ったユーザ以外のユーザによる複数種類の指示動作と1対1に対応する複数の操作アイコンのうちの少なくとも一部を非表示にすることを示し、
    前記制御部は、前記認識部によってユーザによる前記所定の指示動作が認識された場合、該ユーザとは異なる他のユーザが利用する複数の操作アイコンのうち、前記関係情報により非表示にすることが示された操作アイコンを非表示にする制御を行う、
    ことを特徴とするシステム。
  2. 前記制御部は、
    複数のユーザの各々の所定部位が検出された位置に応じて、ユーザごとに、前記画像のうち当該ユーザによる指示動作が行われる領域に対応する指示領域の位置を決定し、
    前記認識部によってユーザによる指示動作が認識された場合、該ユーザとは異なる他のユーザに対応する前記指示領域に対して、当該他のユーザ以外のユーザによる指示動作が行われた旨を表示する制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記制御部は、
    前記認識部によって、前記画像のうちユーザによる指示動作が行われる領域に対応する指示領域に表示される仮想の指示手段をつかむことを示す指示動作が認識された場合、該ユーザに対応する前記指示領域において、当該仮想の指示手段を利用する操作に対応する操作アイコンを表示する一方、該ユーザとは異なる他のユーザに対応する前記指示領域において、当該他のユーザに対応する前記指示領域に表示される仮想の指示手段を利用する操作に対応する操作アイコンを非表示にする制御を行う、
    請求項1に記載のシステム。
  4. 前記制御部は、
    前記認識部によって、前記画像のうちユーザによる指示動作が行われる領域に対応する指示領域に表示される仮想の指示手段をつかむことを示す指示動作が認識された場合、該ユーザとは異なる他のユーザに対応する前記指示領域に表示される仮想の指示手段を非表示にする制御を行う、
    ことを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  5. 前記指示領域に表示される1以上の仮想の指示手段ごとに、当該仮想の指示手段を利用する操作が予め定められている、
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のシステム。
  6. 前記画像のうちユーザによる指示動作が行われる領域に対応する指示領域に表示される仮想の指示手段を利用する1以上の操作のうち、他の仮想の指示手段と競合しない操作を示す無競合操作情報を記憶する第2記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記認識部によって、前記指示領域に表示される仮想の指示手段をつかむ指示動作が認識された場合、該ユーザに対応する前記指示領域において、当該仮想の指示手段を利用する操作に対応する操作アイコンを表示する一方、該ユーザとは異なる他のユーザに対応する前記指示領域に表示される仮想の指示手段を、前記無競合操作情報が示す操作に対応する仮想の指示手段に変更する制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  7. 出力された画像に対応する対象空間を撮像した撮像画像を用いて、ユーザによる指示動作を認識する認識ステップと、
    前記認識ステップによってユーザによる指示動作が認識された場合、該ユーザとは異なる他のユーザによる指示動作を制限するように前記画像の出力を制御する制御ステップと、を含み、
    前記制御ステップは、前記認識ステップによってユーザによる所定の指示動作が認識された場合、該ユーザとは異なる他のユーザが利用する複数の操作アイコンのうち、前記所定の指示動作を行ったユーザ以外のユーザによる複数種類の指示動作と1対1に対応する複数の操作アイコンのうちの少なくとも一部を非表示にすることを示す関係情報により非表示にすることが示された操作アイコンを非表示にする制御を行う、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  8. 前記制御ステップでは、
    前記認識ステップによって、前記画像のうちユーザによる指示動作が行われる領域に対応する指示領域に表示される仮想の指示手段をつかむことを示す指示動作が認識された場合、該ユーザに対応する前記指示領域において、当該仮想の指示手段を利用する操作に対応する操作アイコンを表示する一方、該ユーザとは異なる他のユーザに対応する前記指示領域において、当該他のユーザに対応する前記指示領域に表示される仮想の指示手段を利用する操作に対応する操作アイコンを非表示にする制御を行う、
    請求項7に記載の情報処理方法。
  9. 前記制御ステップでは、
    前記認識ステップによって、前記画像のうちユーザによる指示動作が行われる領域に対応する指示領域に表示される仮想の指示手段をつかむ指示動作が認識された場合、該ユーザに対応する前記指示領域において、当該仮想の指示手段を利用する操作に対応する操作アイコンを表示する一方、該ユーザとは異なる他のユーザに対応する前記指示領域に表示される仮想の指示手段を、前記指示領域に表示される仮想の指示手段を利用する1以上の操作のうち、他の仮想の指示手段と競合しない操作を示す無競合操作情報が示す操作に対応する仮想の指示手段に変更する制御を行う、
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
  10. 投影対象物に画像を投影する投影部と、
    前記投影対象物に投影された前記画像に対応する対象空間を撮像した撮像画像を用いて、ユーザによる指示動作を認識する認識部と、
    前記認識部によってユーザによる指示動作が認識された場合、該ユーザとは異なる他のユーザによる指示動作を制限するように前記画像の出力を制御する制御部と、
    指示動作間の関係を示す関係情報を記憶する第1記憶部と、を備え、
    前記関係情報は、所定の指示動作を行ったユーザ以外のユーザによる複数種類の指示動作と1対1に対応する複数の操作アイコンのうちの少なくとも一部を非表示にすることを示し、
    前記制御部は、前記認識部によってユーザによる前記所定の指示動作が認識された場合、該ユーザとは異なる他のユーザが利用する複数の操作アイコンのうち、前記関係情報により非表示にすることが示された操作アイコンを非表示にする制御を行う、
    ことを特徴とする画像投影装置。
  11. コンピュータに、
    出力された画像に対応する対象空間を撮像した撮像画像を用いて、ユーザによる指示動作を認識する認識ステップと、
    前記認識ステップによってユーザによる指示動作が認識された場合、該ユーザとは異なる他のユーザによる指示動作を制限するように前記画像の出力を制御する制御ステップと、を実行させ、
    前記制御ステップは、前記認識ステップによってユーザによる所定の指示動作が認識された場合、該ユーザとは異なる他のユーザが利用する複数の操作アイコンのうち、前記所定の指示動作を行ったユーザ以外のユーザによる複数種類の指示動作と1対1に対応する複数の操作アイコンのうちの少なくとも一部を非表示にすることを示す関係情報により非表示にすることが示された操作アイコンを非表示にする制御を行う、
    プログラム。
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