JP6205471B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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本発明の実施形態は、液晶表示装置に関する。
液晶表示装置は、軽量、薄型、低消費電力などの特徴を生かして、パーソナルコンピュータなどのOA機器やテレビなどの表示装置として各種分野で利用されている。近年では、液晶表示装置は、携帯電話などの携帯端末機器や、カーナビゲーション装置、ゲーム機などの表示装置としても利用されている。
液晶表示パネルは、シール材によって貼り合わせられたアレイ基板と対向基板との間に液晶層を保持した構成であるが、液晶層の体積と基板間の容積との差異に起因して、基板間のセルギャップにバラツキが生ずることがある。このような課題に対して、シール材によって囲まれた領域のうち表示に寄与しない領域に、過剰な液晶材料を収容することで、画像を表示するアクティブエリアにおいて所望のセルギャップを得る技術が開示されている。
特開2012−3149号公報
本実施形態の目的は、製造歩留まりの低下を抑制することが可能な液晶表示装置を提供することにある。
本実施形態によれば、
第1絶縁基板と、前記第1絶縁基板上に形成され画像を表示するアクティブエリアを囲む周辺エリアのうちアクティブエリア側に第1膜厚の第1厚膜部を有するとともに前記第1絶縁基板の基板端部側に第1膜厚よりも薄い第2膜厚の第1薄膜部を有する有機絶縁膜と、を備えた第1基板と、第2絶縁基板と、前記第2絶縁基板の前記第1基板と対向する側に形成され前記第1厚膜部及び前記第1薄膜部に対向し周辺エリアに亘って延在した周辺遮光層と、前記第1厚膜部に対向する位置で前記周辺遮光層に積層されスリットを介して複数個に分断された第1カラーフィルタと、前記第1薄膜部に対向する位置で前記周辺遮光層に積層された第2カラーフィルタと、前記第1カラーフィルタに積層され第3膜厚の第2薄膜部を有するとともに前記第2カラーフィルタに積層され第3膜厚よりも厚い第4膜厚の第2厚膜部を有するオーバーコート層と、を備えた第2基板と、前記第1厚膜部と前記第2薄膜部との間に介在する第1柱状スペーサと、前記第1薄膜部と前記第2厚膜部との間に介在する第2柱状スペーサと、前記第1基板と前記第2基板との間に保持された液晶層と、を備えた、液晶表示装置が提供される。
また、本実施形態によれば、
第1絶縁基板と、前記第1絶縁基板上に形成され画像を表示するアクティブエリアを囲む周辺エリアに位置する外周配線と、前記周辺エリアのうちアクティブエリア側に第1部分を有するとともに前記第1絶縁基板の基板端部側に第2部分を有する有機絶縁膜と、を備えた第1基板と、第2絶縁基板と、前記第2絶縁基板の前記第1基板と対向する側に形成され前記第1部分及び前記第2部分に対向する周辺遮光層と、前記第1部分に対向する位置で前記周辺遮光層に重なる第1カラーフィルタと、前記第2部分に対向する位置で前記周辺遮光層に重なる第2カラーフィルタと、前記第1カラーフィルタに重なり第1膜厚の第3部分を有するとともに前記第2カラーフィルタに重なり第1膜厚と異なる第2膜厚の第4部分を有するオーバーコート層と、を備えた第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に保持された液晶層と、を備え、前記第1部分と前記第2部分とは有機絶縁膜除去部により互いに分断されており、前記第1部分は前記外周配線に重なり、前記第2部分は前記外周配線に重ならない、液晶表示装置が提供される。
図1は、本実施形態の液晶表示装置に適用可能な表示パネルPNLの一例を概略的に示す平面図である。 図2は、図1に示した表示パネルPNLの周辺エリアPRPの構造の一例を概略的に示す断面図である。 図3は、本実施形態の表示パネルPNLにおける第1カラーフィルタ221及び第2カラーフィルタ222のレイアウトの一例を示す平面図である。 図4は、マザー基板対の割断工程を説明するための概略断面図である。 図5は、第1カラーフィルタ221の形状とオーバーコート層23の膜厚との関係を説明するための図である。
以下、本実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態の液晶表示装置に適用可能な表示パネルPNLの一例を概略的に示す平面図である。
すなわち、表示パネルPNLは、アクティブマトリクスタイプの液晶表示パネルであり、アレイ基板ARと、アレイ基板ARに対向配置された対向基板CTと、アレイ基板ARと対向基板CTとの間に保持された液晶層LQと、を備えている。アレイ基板ARと対向基板CTとは、これらの間に所定のセルギャップを形成した状態でシール材SEによって貼り合わせられている。このセルギャップは、アレイ基板ARまたは対向基板CTに形成された図示しない柱状スペーサによって形成されている。液晶層LQは、アレイ基板ARと対向基板CTとの間のセルギャップにおいてシール材SEによって囲まれた内側に保持されている。
このような表示パネルPNLは、シール材SEによって囲まれた内側に、画像を表示するアクティブエリアACTを備えている。アクティブエリアACTは、例えば、略長方形状であり、m×n個のマトリクス状に配置された複数の画素PXによって構成されている(但し、m及びnは正の整数である)。
アレイ基板ARは、第1方向Xに沿って延出したゲート配線G、第2方向Yに沿って延出しゲート配線Gと交差するソース配線S、ゲート配線G及びソース配線Sに接続されたスイッチング素子SW、スイッチング素子SWに接続された画素電極PEなどを備えている。液晶層LQを介して画素電極PEの各々と対向する対向電極CEは、例えば対向基板CTに備えられているが、アレイ基板ARに備えられていても良い。
なお、表示パネルPNLの詳細な構成については説明を省略するが、TN(Twisted Nematic)モード、OCB(Optically Compensated Bend)モード、VA(Vertical Aligned)モードなどの主として縦電界を利用するモードや、IPS(In−Plane Switching)モード、FFS(Fringe Field Switching)モードなどの主として横電界を利用するモードなどを適用可能に構成されている。横電界を利用するモードを適用した構成では、画素電極PE及び対向電極CEの双方がアレイ基板ARに備えられる。
駆動ICチップ2及びフレキシブル・プリンテッド・サーキット(FPC)基板3などの表示パネルPNLの駆動に必要な信号供給源は、アクティブエリアACTよりも外側の周辺エリアPRPに実装されている。図示した例では、駆動ICチップ2及びFPC基板3は、対向基板CTの基板端部CTEよりも外側に延出したアレイ基板ARの実装部MTに実装されている。周辺エリアPRPは、アクティブエリアACTを囲むエリアであり、シール材SEが配置されるエリアを含み、矩形枠状に形成されている。
図2は、図1に示した表示パネルPNLの周辺エリアPRPの構造の一例を概略的に示す断面図である。
アレイ基板ARは、ガラス基板や樹脂基板などの透明な第1絶縁基板10を用いて形成されている。アレイ基板ARは、周辺エリアPRPにおいては、第1絶縁基板10の対向基板CTに対向する側に、外周配線Wや、有機絶縁膜11などを備えている。なお、図示しないが、アレイ基板ARは、アクティブエリアACTにおいては、第1絶縁基板10の対向基板CTに対向する側に、スイッチング素子、画素電極、配向膜などを備えている。また、周辺エリアPRPにおいて、第1絶縁基板10と有機絶縁膜11との間に他の絶縁膜が介在していても良い。
外周配線Wは、周辺エリアPRPのうち、アクティブエリアACTに近接する側に比較的高密度で配置されており、第1絶縁基板10の基板端部10Eに近接する側にはほとんど配置されていない。外周配線Wは、ゲート配線Gやソース配線Sと同一層に形成されている。
有機絶縁膜11は、周辺エリアPRPのみならずアクティブエリアACTにも延在している。有機絶縁膜11は、周辺エリアPRPにおいて、アクティブエリアACTに近接する側に第1厚膜部11Aを有するとともに、基板端部10Eに近接する側に第1薄膜部11Bを有している。第1厚膜部11Aは、周辺エリアPRPに位置する外周配線Wを覆っており、これらの外周配線Wが下地となるため、比較的厚い第1膜厚T1を有している。一方、第1薄膜部11Bの下地には、外周配線Wが存在しない。このため、第1薄膜部11Bは、第1膜厚T1よりも薄い第2膜厚T2を有している。図示した例では、有機絶縁膜11において、第1厚膜部11Aと第1薄膜部11Bとの間には、溝部11Cが形成されている。この溝部11Cは、第1絶縁基板10に到達するまでの深さを有している。このような有機絶縁膜11は、例えば透明な樹脂材料によって形成されている。
一方、対向基板CTは、ガラス基板や樹脂基板などの透明な第2絶縁基板20を用いて形成されている。対向基板CTは、周辺エリアPRPにおいて、第2絶縁基板20のアレイ基板ARに対向する側に、周辺遮光層21、第1カラーフィルタ221、第2カラーフィルタ222、オーバーコート層23などを備えている。なお、図示しないが、対向基板CTは、アクティブエリアACTにおいては、ブラックマトリクス、カラーフィルタ層、配向膜などを備えている。
周辺遮光層21は、第2絶縁基板20のアレイ基板ARと対向する側に形成され、周辺エリアPRPに亘って延在している。つまり、周辺遮光層21は、第1厚膜部11A及び第1薄膜部11Bに対向するとともに、途切れることなく連続的に形成され、溝部11Cに対向する位置にも形成されている。この周辺遮光層21は、略一定の膜厚を有している。また、周辺遮光層21は、アクティブエリアACTのブラックマトリクスと同一材料で形成され、ブラックマトリクスと繋がっている。このような周辺遮光層21は、例えば、黒色に着色された樹脂材料や、クロム(Cr)などの遮光性の金属材料によって形成されている。
第1カラーフィルタ221及び第2カラーフィルタ222は、周辺遮光層21に積層されている。第1カラーフィルタ221は、周辺エリアPRPのうちのアクティブエリアACTに近接する側に位置しており、第1厚膜部11Aに対向する位置あるいは外周配線Wの上方に形成されている。第1カラーフィルタ221は、スリットSLを介して複数個に分断されている。図示した例では、2本のスリットSLにより3つのセグメント2211乃至2213に分断されている。第2カラーフィルタ222は、第1カラーフィルタ221から離間しており、周辺エリアPRPのうち第2絶縁基板20の基板端部20Eに近接する側に位置し、第1薄膜部11Bに対向する位置に形成されている。図示した例では、第2カラーフィルタ222は、溝部11Cに対向する位置にも延在しており、第1薄膜部11Bに対向する位置から途切れることなく連続的に形成されている。また、第1カラーフィルタ221と第2カラーフィルタ222との間隔は、スリットSLの幅よりも広い。
第1カラーフィルタ221の各セグメントの第1幅W1は、第2カラーフィルタ222の第2幅W2よりも小さい。つまり、第1カラーフィルタ221は、第2カラーフィルタ222よりも小さい幅になるように複数個のセグメントに分断されている。なお、第1カラーフィルタ221及び第2カラーフィルタ222は、略一定の膜厚を有している。これらの第1カラーフィルタ221及び第2カラーフィルタ222は、例えば同一材料で形成されている。
オーバーコート層23は、第1カラーフィルタ221及び第2カラーフィルタ222を覆い、また、スリットSLや第1カラーフィルタ221と第2カラーフィルタ222との間から露出した周辺遮光層21を覆っている。このオーバーコート層23は、周辺エリアPRPのみならずアクティブエリアACTにも延在している。
オーバーコート層23は、周辺エリアPRPにおいて、アクティブエリアACTに近接する側に第2薄膜部23Aを有するとともに、基板端部20Eに近接する側に第2厚膜部23Bを有している。第2薄膜部23Aは、第1カラーフィルタ221に積層され、比較的薄い第3膜厚T3を有している。この第2薄膜部23Aは、第1厚膜部11Aに対向している。第2厚膜部23Bは、第2カラーフィルタ222に積層され、第3膜厚T3よりも厚い第4膜厚T4を有している。この第2厚膜部23Bは、第1薄膜部11Bに対向し、また、溝部11Cの一部にも対向している。このようなオーバーコート層23は、例えば透明な樹脂材料によって形成されている。
対向基板CTは、周辺エリアPRPにおいて、さらに、第1柱状スペーサSP1及び第2柱状スペーサSP2を備えている。これらの第1柱状スペーサSP1及び第2柱状スペーサSP2は、オーバーコート層23に積層され、アレイ基板ARに向かって先細りとなるテーパー状に形成されている。
第1柱状スペーサSP1は、第1厚膜部11Aと第2薄膜部23Aとの間に介在している。この第1柱状スペーサSP1は、第2薄膜部23Aに積層されており、図示した例では、第1カラーフィルタ221のセグメント2212及び2213の直下にそれぞれ位置している。第1柱状スペーサSP1の先端部は、第1厚膜部11Aに接触している。
第2柱状スペーサSP2は、第1薄膜部11Bと第2厚膜部23Bとの間に介在している。つまり、第2柱状スペーサSP2は、表示パネルPNLの最外周に位置している。この第2柱状スペーサSP2は、第2厚膜部23Bに積層されており、図示した例では、第2カラーフィルタ222の直下に位置している。第2柱状スペーサSP2の先端部は、第1薄膜部11Bに接触している。
なお、第1柱状スペーサSP1の先端部と第1厚膜部11Aとの間、及び、第2柱状スペーサSP2の先端部と第1薄膜部11Bとの間には、シール材SEが介在する場合もあり得る。また、第1柱状スペーサSP1及び第2柱状スペーサSP2は、アレイ基板ARに備えられていても良い。この場合、第1柱状スペーサSP1は有機絶縁膜11の第1厚膜部11Aの上に積層され、第2柱状スペーサSP2は有機絶縁膜11の第1薄膜部11Bの上に積層される。
上述したようなアレイ基板ARと対向基板CTとは、有機絶縁膜11及びオーバーコート層23が対向するように配置されている。一例として、有機絶縁膜11における第1厚膜部11Aと第1薄膜部11Bとの膜厚差(T1−T2)は、オーバーコート層23における(第2厚膜部23Bと第2薄膜部23Aとの膜厚差(T4−T3)と同等である。この場合、第1柱状スペーサSP1の第1高さ(第1厚膜部11Aと第2薄膜部23Aとの間のギャップ)H1は、第2柱状スペーサSP2の第2高さ(第1薄膜部11Bと第2厚膜部23Bとの間のギャップ)H2と同等である。このため、周辺エリアPRPにおいて、アレイ基板ARと対向基板CTとは略平行である。
アレイ基板ARと対向基板CTとを貼り合せるシール材SEは、第1厚膜部11Aと第2薄膜部23Aとの間に介在している。第1柱状スペーサSP1は、シール材SEによって包囲されている。また、図示した例では、シール材SEは、溝部11Cと第2厚膜部23Bとの間にも介在している。
液晶層LQは、シール材SEよりも内側(アクティブエリア側)に封入されている。
図3は、本実施形態の表示パネルPNLにおける第1カラーフィルタ221及び第2カラーフィルタ222のレイアウトの一例を示す平面図である。ここでは、説明に必要な主要部のみを図示している。
図示した例では、第1カラーフィルタ221の3つのセグメント2211乃至2213は、いずれも同様の形状であり、第1方向X及び第2方向Yにそれぞれ延出した帯状に形成され、長方形状のアクティブエリアACTを囲む矩形枠状に形成されている。セグメント2211はアクティブエリアACTに近接し、セグメント2212はスリットSLを挟んでセグメント2211の外側に位置し、セグメント2213はスリットSLを挟んでセグメント2212の外側に位置している。なお、図示しないが、ドット状の第1柱状スペーサSP1は、第1カラーフィルタ221の各セグメントに重なる位置に点在している。
第2カラーフィルタ222は、第1方向X及び第2方向Yにそれぞれ延出した帯状に形成され、第1カラーフィルタ221の外側を囲む略矩形枠状に形成されている。この第2カラーフィルタ222は、表示パネルPNLの最外周(パネル端部)に位置している。換言すると、第1カラーフィルタ221は、第2カラーフィルタ222よりも表示パネルPNLの内側に位置している。なお、図示しないが、ドット状の第2柱状スペーサSP2は、第2カラーフィルタ222に重なる位置に点在している。
ここに示した例では、第1カラーフィルタ221及び第2カラーフィルタ222は、それぞれ連続的に形成された枠状であるが、途中で途切れていても良く、同一直線上に並んだ複数の直線部によって形成されてもよい。
アクティブエリアACTに配置されるカラーフィルタは、赤色画素に対応して配置された赤色カラーフィルタCFR、緑色画素に対応して配置された緑色カラーフィルタCFG、及び、青色画素に対応して配置された青色カラーフィルタCFBからなる。これらのカラーフィルタは、例えば、赤色、緑色、青色などにそれぞれ着色された樹脂材料によって形成されている。
上記の第1カラーフィルタ221及び第2カラーフィルタ222は、アクティブエリアACTに配置されるカラーフィルタ層のいずれかと同一材料で形成されている。本実施形態では、第1カラーフィルタ221及び第2カラーフィルタ222は、例えば、青色カラーフィルタCFBと同一材料で形成されている。
次に、上記の表示パネルPNLの製造方法の一例について説明する。
まず、複数のアレイ基板ARを一括して形成する第1マザー基板を用意する。この第1マザー基板は、第1絶縁基板となる絶縁基板を用いて形成され、ゲート配線、ソース配線、外周配線などの各種配線、有機絶縁膜などの各種絶縁膜、画素電極、配向膜などを備えている。
一方においては、複数の対向基板CTを一括して形成する第2マザー基板を用意する。この第2マザー基板は、第2絶縁基板となる絶縁基板を用いて形成され、ブラックマトリクス、周辺遮光層、第1カラーフィルタ、第2カラーフィルタ、カラーフィルタ層、オーバーコート層、第1柱状スペーサSP1、第2柱状スペーサSP2、配向膜などを備えている。
続いて、第1マザー基板あるいは第2マザー基板の上において、アクティブエリアを各々囲むようにシール材を配置した後、シール材によって囲まれた内側に液晶材料を滴下し、第1マザー基板と第2マザー基板とを貼り合わせる。
その後、第1マザー基板と第2マザー基板との間に液晶層を形成したマザー基板対から表示パネルPNLを取り出す。この工程では、第1マザー基板及び第2マザー基板の双方を割断線にてそれぞれ割断する。この工程を以下により具体的に説明する。
図4は、マザー基板対の割断工程を説明するための概略断面図である。
すなわち、割断時に使用されるカット部材の歯は、第1マザー基板M1及び第2マザー基板M2のそれぞれの割断線CTLに押し当てられる。このとき、割断線CTLの近傍には、第2マザー基板M2に形成された第2柱状スペーサSP2が第1マザー基板M1に形成された有機絶縁膜11の第1薄膜部11Bに接触しているため、カット部材の歯が押し当てられた際に、第2柱状スペーサSP2がカット部材からの押圧力を受けて、第1マザー基板M1及び第2マザー基板M2のそれぞれの撓みを抑制する。このため、カット部材からの押圧力が第1マザー基板M1及び第2マザー基板M2のそれぞれの絶縁基板に伝わり、クラックが進展し、割断線CTLに沿ってマザー基板対が割断される。これにより、アレイ基板ARと対向基板CTとの間に液晶層LQを保持した表示パネルPNLが製造される。
このような本実施形態によれば、表示パネルの最外周(パネル端部)に位置する第2柱状スペーサSP2がアレイ基板AR側の第1薄膜部11Bと対向基板CT側の第2厚膜部23Bとに接触し、両者のギャップを保持しているため、マザー基板対の割断時にカット部材から加えられた押圧力が確実にマザー基板対にそれぞれ伝わり、マザー基板の法線方向に沿ってクラックを進展させることができ、割断不良を抑制することが可能となる。これにより、製造歩留まりの低下を抑制することが可能となる。また、不所望な方向にクラックが進展することによる表示パネルの強度低下を抑制することが可能となる。
特に、近年では、シール材SEから基板端部10E及び20Eまでの距離が短い狭額縁化の要求が高まり、また、画素PXの高密度化、表示パネルPNLの高機能化に伴い、周辺エリアPRPにおいて外周配線Wが高密度に配置される傾向にある。このため、シール材SEが配置されるエリア(シールエリア)にも外周配線Wが高密度に配置されるため、シールエリアで外周配線Wを覆う有機絶縁膜11の膜厚が厚くなる。一方で、シールエリアよりも基板端部に近い外側エリアでは、外周配線Wの露出を避けるため、外周配線Wを高密度に配置することは無く、外側エリアでは第1有機絶縁膜11の膜厚はシールエリアよりも薄くなる。このような有機絶縁膜11の膜厚差は、アレイ基板ARの表面の段差を形成する。対向基板CTの周辺エリアPRPにおいて、それぞれ均一な膜厚の周辺遮光層、カラーフィルタ、オーバーコート層を積層し、同一の高さの第1柱状スペーサSP1及び第2柱状スペーサSP2でアレイ基板ARと貼り合わせると、シールエリアでは第1柱状スペーサSP1が有機絶縁膜11に接触する一方で、外側エリアでは第2柱状スペーサSP2と有機絶縁膜11との間に隙間が形成されてしまう。このため、マザー基板対を割断する際に、カット部材からの押圧力が第2柱状スペーサSP2に伝わらず、割断不良を生じるおそれがある。
このようなアレイ基板表面の段差を補うために、外側エリアにも有機絶縁膜11の下地として外周配線を追加した場合、割断位置のバラツキにより外周配線が露出し、腐食やショートなどの問題が懸念される。
また、アレイ基板表面の段差を補う他の方法として、外側エリアに複数のカラーフィルタを積層した場合、対向基板側の外周エリアがシールエリアよりも厚くなりすぎてしまい、アクティブエリアのギャップムラに起因した表示の不具合が懸念される。単純に複数のカラーフィルタを積層する場合、厚みの調整が困難であるため、カラーフィルタとは別の他のレイヤーを追加する場合には、対向基板の製造工程が1工程増えてしまい、コストの上昇を招く。
本実施形態では、アレイ基板側に形成された第1厚膜部11Aに対向する位置には、スリットSLを介して複数個のセグメントに分断された第1カラーフィルタ221が配置され、第1薄膜部11Bに対向する位置には、第2カラーフィルタ222が配置され、第1カラーフィルタ221及び第2カラーフィルタ222をオーバーコート層23で覆っている。第1厚膜部11Aに対向する位置のオーバーコート層23は、その製造過程でその一部がセグメント間のスリットSLに流れ込むため、比較的薄い膜厚の第2薄膜部23Aとして形成される。また、第1薄膜部11Bに対向する位置のオーバーコート層23は、第2カラーフィルタ222に積層されるため、比較的厚い膜厚の第2厚膜部23Bとして形成される。つまり、アレイ基板AR側においては有機絶縁膜11の表面に段差が形成され、対向基板CT側においてはオーバーコート層23の表面の段差が形成され、それぞれの厚膜部と薄膜部とが対向している。これにより、シールエリアに配置された第1柱状スペーサSP1及び外側エリアに配置された第2柱状スペーサSP2がアレイ基板ARと対向基板CTとの間のギャップを保持することができ、マザー基板対を割断する際の割断不良を抑制することが可能となる。
また、外周エリアに外周配線を配置していないため、外周配線が露出することによる不具合の発生を抑制することが可能となる。
また、第1カラーフィルタ221及び第2カラーフィルタ222は、いずれもアクティブエリアに配置されるカラーフィルタ層と同一工程で形成されるため、対向基板CTの製造工程数の増加によるコストの上昇を抑制することが可能となる。
また、第1カラーフィルタ221においては、スリットSLの幅や各セグメントの幅を変えることで、第1カラーフィルタ221を覆うオーバーコート層23の膜厚を調整することが可能である。つまり、第2薄膜部23Aの第3膜厚T3を自在に調整することが可能である。このため、アレイ基板側の第1厚膜部11Aの第1膜厚T1と第1薄膜部11Bの第2膜厚T2との膜厚差、第1柱状スペーサSP1の第1高さH1、第2柱状スペーサSP2の第2高さH2、第2厚膜部23Bの第4膜厚T4等を考慮して、第2薄膜部23Aにおける最適な第3膜厚T3を得ることが可能となる。
また、本実施形態によれば、周辺遮光層21に積層される第1カラーフィルタ221、第2カラーフィルタ222、及び、オーバーコート層23の密着強度を向上することが可能となる。すなわち、第1カラーフィルタ221及び第2カラーフィルタ222は、顔料を含んだ樹脂材料であるため、それらの接着力が低い。一方で、オーバーコート層23は、顔料を含まず、透明な樹脂材料で形成されているため、第1カラーフィルタ221及び第2カラーフィルタ222より接着力が高い。上記の通り、比較的接着力が弱い周辺遮光層21と第1カラーフィルタ221及び第2カラーフィルタ222との界面を減らすとともに、オーバーコート層23が第1カラーフィルタ221及び第2カラーフィルタ222を包囲し、スリットSL及び第1カラーフィルタ221と第2カラーフィルタ222との隙間から周辺遮光層21に接着しているため、周辺遮光層21からの第1カラーフィルタ221及び第2カラーフィルタ222の剥離を抑制することが可能となる。
また、上記の通り、シール材SEは、有機絶縁膜11とオーバーコート層23との間のみならず、溝部11Cにも充填されているため、シール材SEの塗布量を増やすことができ、また、シール材SEが接触するアレイ基板表面の面積を拡大することができる。このため、シール材SEによるアレイ基板ARとの接着力を向上することが可能となる。
次に、周辺遮光層21、第1カラーフィルタ221、及び、オーバーコート層23のそれぞれの膜厚の総和Tと、第1カラーフィルタ221の幅W及びスリット幅Dとの関係について検討する。図5は、この検討結果を示す図である。
ここでは、第1カラーフィルタ221の幅Wについては、基準値の1倍のもの(W=1)、2倍のもの(W=2)、3倍のもの(W=3)、4倍のもの(W=4)、及び、6倍のもの(W=6)を用意した。また、スリット幅Dについては、ゼロ(つまり第1カラーフィルタ221が分断されていない場合に相当)のもの(D=0)、基準値の1倍のもの(D=1)、2倍のもの(D=2)、3倍のもの(D=3)、及び、4倍のもの(D=4)を用意した。
膜厚の総和Tについては、W=6及びD=2の場合を基準(0)とする。W=4及びD=2の場合には基準よりも約0.04μm低減し、W=3及びD=3の場合には基準よりも約0.15μm低減し、W=2及びD=0or1or2or3or4の場合には基準よりも0.3μm乃至0.4μm低減し、W=1及びD=0or1or2or3or4の場合には基準よりも0.5μm乃至0.65μm低減する。
このような膜厚の総和Tの差は、主として第1カラーフィルタ221に重なるオーバーコート層23の膜厚の差に起因している。すなわち、オーバーコート層23は、その下地となる第1カラーフィルタ221の幅W及びスリット幅Dにより、そのレベリング性が変化する。つまり、オーバーコート層23の下地となる第1カラーフィルタ221の面積が小さいほど、第1カラーフィルタ221の上に積層されるオーバーコート層23の膜厚が薄くなる。また、オーバーコート層23の下地となる第1カラーフィルタ221の間隔(スリット幅)が大きいほど、第1カラーフィルタ221の上に積層されるオーバーコート層23の膜厚が薄くなる。
本実施形態では、オーバーコート層23のこのような膜厚差を利用しており、膜厚の総和Tは、第1カラーフィルタ221の幅W及びスリット幅Dによって制御可能であることが確認された。ここに示した例では、最大で0.65μmまでの範囲で制御可能であることが確認された。
以上説明したように、本実施形態によれば、製造歩留まりの低下を抑制することが可能な液晶表示装置を提供することができる。
なお、この発明は、上記実施形態そのものに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…液晶表示装置
PNL…表示パネル AR…アレイ基板 CT…対向基板 LQ…液晶層
ACT…アクティブエリア PX…画素 PRP…周辺エリア
PE…画素電極 CE…対向電極
11…有機絶縁膜 11A…第1厚膜部 11B…第1薄膜部
21…周辺遮光層
221…第1カラーフィルタ 222…第2カラーフィルタ
23…オーバーコート層 23A…第2薄膜部 23B…第2厚膜部
SP1…第1柱状スペーサ SP2…第2柱状スペーサ

Claims (10)

  1. 第1絶縁基板と、前記第1絶縁基板上に形成され画像を表示するアクティブエリアを囲む周辺エリアに位置する外周配線と、前記周辺エリアのうちアクティブエリア側に第1部分を有するとともに前記第1絶縁基板の基板端部側に第2部分を有する有機絶縁膜と、を備えた第1基板と、
    第2絶縁基板と、前記第2絶縁基板の前記第1基板と対向する側に形成され前記第1部分及び前記第2部分に対向する周辺遮光層と、前記第1部分に対向する位置で前記周辺遮光層に重なる第1カラーフィルタと、前記第2部分に対向する位置で前記周辺遮光層に重なる第2カラーフィルタと、前記第1カラーフィルタに重なり第1膜厚の第3部分を有するとともに前記第2カラーフィルタに重なり第1膜厚と異なる第2膜厚の第4部分を有するオーバーコート層と、を備えた第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に保持された液晶層と、を備え、
    前記第1部分と前記第2部分とは有機絶縁膜除去部により互いに分断されており、
    前記第1部分は前記外周配線に重なり、前記第2部分は前記外周配線に重ならない、液晶表示装置。
  2. 前記第1部分は第3膜厚を有し、前記第2部分は前記第3膜厚と異なる第4膜厚を有する、請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記第2部分と前記第4部分との間に介在する第1突起と、
    前記第1部分と前記第3部分との間に介在する第2突起と、を更に備えた請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記第1カラーフィルタと前記第2カラーフィルタとの間にカラーフィルタ除去部が形成される、請求項1に記載の液晶表示装置。
  5. 前記有機絶縁膜除去部及び前記カラーフィルタ除去部にシール材が重なる、請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. 前記第1カラーフィルタはスリットにより複数個に分断され、前記第1カラーフィルタの単個の幅は前記第2カラーフィルタの幅よりも小さい、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  7. 前記第1カラーフィルタはスリットにより複数個に分断され、前記第1カラーフィルタの単個の幅は前記第2カラーフィルタの幅よりも小さく、
    前記カラーフィルタ除去部の幅は、前記スリットの幅よりも広い、請求項4または5に記載の液晶表示装置。
  8. 前記第1部分と前記第2部分との膜厚差は、前記第4部分と前記第3部分との膜厚差と同等である、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  9. 前記第1カラーフィルタ及び前記第2カラーフィルタは青色カラーフィルタと同一材料で形成された、請求項7に記載の液晶表示装置。
  10. 前記第1突起の高さは前記第2突起の高さと同等であり、前記第1突起及び前記第2突起は前記第2基板に備えられた、請求項3に記載の液晶表示装置。
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