JP6205174B2 - 移動通信システム、移動局、および無線基地局 - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信技術の分野に関し、特に、無線リソースの有効利用によりネットワークキャパシティを向上することのできる移動通信システム、ユーザ装置、および無線基地局に関する。
スマートフォンやタブレットPCの普及でトラフィックが急増し、無線ネットワークの容量増大が今まで以上に要望されている。無線通信のエリア改善とキャパシティ改善のために、ピコセル、フェムトセルといったスモールセルが導入されつつある。スモールセルとは一般に、マクロセルよりも小さなエリア半径(カバレッジ)で、マクロセルよりも小さい送信電力で通信し、マクロセルの最大ユーザ数よりも少ない接続数をサポートする無線基地局またはその管轄エリアをいう。
スモールセルの導入は増大するトラフィックを収容するために有望なアプローチではあるが、スモールセルへの周波数の割り当ての問題や、マクロセルとの間の干渉あるいはスモールセル間の干渉の問題など、考慮すべき課題がある。
無線ネットワークの増大するトラフィックを効率良く収容するために、「アドバンスドUE(進化型UE)」と呼ばれる携帯端末類似のユーザ装置を用いて、ネットワーク内のトラフィックをオフロードする方法が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。かかるオフロード方法においては、アドバンスドUEとユーザ装置は、Device-to-Deviceのリンク(以下、「D2Dリンク」と称する)を用いてデータの送受信を行う。このD2Dリンクは、マクロ基地局からユーザ装置とアドバンスドUEへ送られるCプレーンメッセージにより、構築(Establishment)、変更(Reconfiguration)、ハンドオーバ(Handover)、解放(Release)等が行われる。アドバンスドUEは、バックホールリンクと接続可能であり、ユーザ装置はアドバンスドUEを介し、バックホールリンクを用いてネットワーク上のサーバとデータを送受信することができる。ユーザ装置とアドバンスドUEとの間の通信と、ユーザ装置とマクロ基地局との間の通信を、同じ周波数帯で、時分割で行うことが提案されている。また、ユーザ装置とアドバンスドUEとの間の通信はTDD方式で行うことが提案されている。
また、非対称のトラフィックで、FDD上りリンクのリソースを時間分割方式で利用することが提案されている(たとえば、非特許文献1参照)。
WO/2012/166969号
"Asymmetry-based spectrum utilization and coordination: TDD within FDD", 3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #72bis, Chicago, U.S.A., April 15-19, 2013、R1-131356
一般に、下りリンクに比べて上りリンクのトラフィック量は小さい。よって、上りリンクには比較的リソースに空きがあると考えられる。
しかし、FDD(Frequency Division Duplex:周波数分割多重)方式では、下りリンクのリソース(周波数帯)と上りリンクのリソース(周波数帯)が固定されているため、上りリンクのリソースを有効利用できない場合がある。そのため、FDD方式の上りリンクを有効利用する構成が望まれる。
上述したように、ユーザ装置とアドバンスドUEとの間の通信は、D2Dリンクを用いて行われる。よって、ユーザ装置とアドバンスドUEとの間の通信には、従来の基地局とユーザ装置の間の通信において必要とされるセル共通のパイロット信号、報知情報等を必要としない。この特徴により、かかるD2Dリンクのためのリソースを柔軟に変更することが可能である。
ところで、一般に、D2Dリンクを用いた通信は、TDD(Time Division Duplex: 時分割多重)方式を用いて行われる。TDD方式においては、上りリンクと下りリンクの帯域が同じであるため、ユーザ装置は、その帯域における動作する送信器と受信器を持つ。よって、D2Dリンクを用いた通信をTDD方式で行う場合、ユーザ装置は、その送信器と受信器を使うことが可能となる。一方、FDD方式においては、ユーザ装置は、上りリンクの帯域における送信器と下りリンクの帯域における受信器を持つ。この場合、上りリンクの帯域でD2Dリンクを用いた通信を行う場合には、ユーザ装置は、追加で上りリンクの帯域における受信器を実装する必要がある。あるいは、下りリンクの帯域でD2Dリンクを用いた通信を行う場合には、ユーザ装置は、追加で下りリンクの帯域における送信器を実装する必要がある。すなわち、D2Dリンクを用いた通信をFDD方式で行うことは、追加の送信器あるいは受信器が必要となるため、あまり好ましくない。
TDD方式においても、ダイナミックTDDという手法により、データ量に応じて上りリンクと下りリンクのリソースを柔軟に変更することが可能である。
そこで、FDDの上りリンク(周波数帯)を利用して、スモールセルとユーザ装置間の通信をTDD方式で行う。尚、この動作は、FDDの上りリンク(周波数帯)を利用して、スモールセルとユーザ装置間の通信をD2Dリンクで行うとみなしてもよい。この方法によると、FDDの上りリンクで、スモールセルとユーザ装置との間の下りリンクリソースと上りリンクリソースの比率をダイナミックに変えることができ、無線リソースを有効活用することができる。
具体的には、第1の無線基地局と、第2の無線基地局と、ユーザ装置を含む移動通信システムにおけるユーザ装置を提供する。このユーザ装置は、
第1の無線基地局と、周波数分割多重(FDD)方式で通信を行う第1通信部と、
第2の無線基地局と、時分割多重(TDD)方式で通信を行う第2通信部と、
を具備し、
前記ユーザ装置と前記第2の無線基地局の間の前記時分割多重方式の通信は、前記周波数多重方式の上りリンクの周波数帯を用いて行い、
前記第1通信部は、前記第1の無線基地局から、前記第2の無線基地局との通信のための制御信号を受信し、
前記第2通信部は、前記制御信号に基づいて、前記第2の無線基地局との通信の構築、変更または開放を行う。
上記構成により、無線リソースを有効利用し、ネットワークキャパシティを向上することができる。
実施形態の移動通信システムの概略図である。 FDD方式で動作するマクロセルの上りリンクにおいて、TDD方式のスモールセルを運用する例を説明するための図である。 TDD方式で動作するスモールセルに対するマクロセルの上りリンク周波数リソースの割り当て例を示す図である。 実施形態の移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 スモールセルとユーザ装置の間の上りリンクと下りリンクの可変割り当ての例を示す図である。 ユーザ装置の概略構成図である。 マクロ基地局の概略構成図である。 スモール基地局の概略構成図である。 マクロセルのFDDの上りリンク周波数帯で、ユーザ装置とアドバンスドUEの間でTDD方式の通信を行う例を示す図である。
図1は、実施形態の移動通信システム1の概略図である。移動通信システム1は、エリア11を管轄するマクロ基地局(第1の無線基地局)10と、エリア21を管轄するスモール基地局(第2の無線基地局)20と、ユーザ装置30とを含む。
マクロ基地局10は、図示しないアクセスゲートウェイ装置を介してコアネットワークに接続されている。アクセスゲートウェイ装置は、MME/SGW (Mobility Management Entity/ Saving Gateway)と呼ばれてもよい。マクロ基地局10は通信方式として周波数分割多重(FDD)を採用する。マクロ基地局10とユーザ装置30との間の上りリンク通信(FDD UL)は、上りリンク通信用に割り当てられた周波数帯で行われ、下りリンク通信(FDD DL)は、下りリンク通信用に割り当てられた周波数帯で行われる。
スモール基地局20は、時分割多重(TDD)機能を有し、バックホールを介してネットワークに接続される。マクロ基地局10のエリア11内には、図示はしないが多数のユーザ装置30が存在する。多数のユーザ装置30が同時に通信を行うと、ネットワーク内に多量のトラフィックが発生し、輻輳状態が発生する。この場合、スモールセルにトラフィックをオフロード(負荷分散)することで、マクロセルでのトラフィック量を低減することができ、かかる輻輳状態を回避することが可能となる。
なお、明細書中で「マクロセル」という場合は、マクロ基地局10が管轄する地理的なエリア11を表わすとともに、マクロ基地局10を表わす。「スモールセル」と言う場合は、スモール基地局20が管轄する地理的なエリア21を表わすとともに、スモール基地局20を表わす。
図1では単一のスモール基地局20が描かれているが、複数のスモール基地局20が存在し得る。また、ユーザ装置30と通信するスモール基地局20は、必ずしもマクロ基地局10のエリア11内にある必要はなく、エリア11外にあってもよい。すなわち、スモール基地局20は、マクロ基地局10と隣接する他のマクロ基地局のエリア内にあってもよい。
スモール基地局20とマクロ基地局10の間の通信は、無線であっても有線であってもよい。
ユーザ装置30のトラフィックがスモール基地局20にオフロードされた場合、ユーザ装置30とスモール基地局20は、FDDの上りリンク周波数帯で、時分割多重(TDD)方式で通信を行う。したがって、ユーザ装置30は後述するように、FDD方式の通信機能と、TDD方式の通信機能の両方を有する。スモール基地局20は、マクロ基地局10と同じ周波数帯で運用されるが、TDD方式の通信機能を有する。
尚、かかるTDD方式の通信は、後述するように、D2Dリンクによる通信であってもよい。すなわち、ユーザ装置30のトラフィックがスモール基地局20にオフロードされた場合、ユーザ装置30とスモール基地局20は、FDDの上りリンク周波数帯で、D2Dリンクを使った通信を行う。尚、かかるD2Dリンクは、Peer-to-Peerのリンクと呼ばれてもよい。
図2は、FDDの上りリンクにおけるTDD方式のスモールセルの運用を説明する図である。図中、横軸は周波数、縦軸は時間を示す。マクロセルでは、上りリンク(UL)用の周波数帯と、下りリンク(DL)用の周波数帯が設定され、上りリンクと下りリンクで別々に、キャリアが割り当てられる。
スモール基地局20はTDD機能を有し、マクロセルのFDD上りリンク(UL)周波数帯で、上りリンク(UL)通信と下りリンク(DL)通信を時分割方式で行う。
スモールセル基地局20とユーザ装置30の間では、スモール基地局20の送信電力もユーザ装置30の送信電力も小さく設定される。たとえば、マクロ基地局10に対する上りリンクの送信電力よりも10dB小さい送信電力が用いられる。
このようにすることで、スモール基地局20とユーザ装置30の間の通信が、マクロセル1の上りリンク(FDD UL)の干渉となることを回避できる。
図1のスモール基地局20とユーザ装置30の間の通信、すなわちFDD上りリンク周波数帯での上りリンクと下りリンクの時分割(TDD)通信は、ユーザ装置30と他のユーザ装置(不図示)の間の直接通信(D2D)や、ユーザ装置30とアドバンスドUE(不図示)の間の直接通信と共存することができる。これについては、後述する。
図3は、FDD上りリンク周波数帯でのスモールセル20への周波数リソースの割り当て例を示す。図3(A)では、マクロセルの上りリンクとして、周波数帯域51が規定されている。この周波数帯域51の一部帯域61を、スモール基地局20とユーザ装置30の間の通信に割り当てる。スモール基地局20とユーザ装置は、割り当てられた帯域61で、上りリンク通信61upと下りリンク通信61downを時分割で行う。
この例では、マクロセルの上りリンクで用いるキャリアと、スモールセルの上りリンクおよび下りリンクで用いるキャリアとがオーバーラップする。干渉が問題にならない場合は、図3(A)の割り当て方法は有効である。たとえば、ユーザ装置30の近傍にマクロ基地局10にアクセスする他のユーザ装置がいない場合は、深刻な干渉を避けることができる。また、上述したような、「スモールセル基地局20とユーザ装置30の間では、スモール基地局20の送信電力もユーザ装置30の送信電力も小さく設定される。たとえば、マクロ基地局10に対する上りリンクの送信電力よりも10dB小さい送信電力が用いられる。」という制御を行わない場合で、かつ、ユーザ装置30がスモール基地局20のきわめて近傍に位置してスモール基地局20との間で小さな送信電力でデータの送受信を行う場合は、深刻な干渉を避けることができる。
図3(B)は、周波数リソース割り当ての別の例を示す。マクロセル1の上りリンクとして規定されている周波数帯51を、マクロセル1の上りリンク通信用の帯域53と、スモールセル2の上りリンク/下りリンク通信用の帯域61に切り分ける。この構成は、干渉が問題となる場合に有効である。たとえば、スモール基地局20と通信するユーザ装置30の近傍にマクロ基地局10にデータ送信する別のユーザ装置が存在する場合などは、TDD方式で通信するスモール基地局20が用いるキャリアと、マクロ基地局10が上りリンクで用いるキャリアとを切り分けるのが有効である。
図4は、図1の移動通信システム1の動作を説明するシーケンス図である。まず、トラフィックデータが発生し、マクロ基地局10とユーザ装置30間にFDDの接続リンクが確立される(S101)。ユーザ装置30でユーザデータが発生した場合は、ユーザ装置30からのランダムアクセス手続きでFDD接続が開始されてもよい。またユーザ装置30宛の下りリンクデータが発生した場合は、マクロ基地局10からのページングメッセージによりFDD接続が開始されてもよい。
次に、ユーザ装置30との間のトラフィックの一部または全部をスモールセルへオフロードする場合、マクロ基地局10は、スモール基地局20とユーザ装置30の少なくとも一方に制御信号を送信する(S102)。スモール基地局20へのトラフィックのオフロードの要否は、ユーザ装置30におけるバッファ滞留量やその変化の方向、マクロセル内のトラフィック状況、無線状態等に基づいてマクロ基地局10が判断してもよいし、上位レイヤのシグナリングで指示されてもよい。
マクロ基地局10がユーザ装置30とスモール基地局20の間の接続性を一元的に管理する場合は、ユーザ装置30に対して、スモール基地局20に接続するように指示する制御信号が送信されるだけでもよい。あるいは、マクロ基地局10からスモール基地局20に対して、ユーザ装置30と通信を行うように指示する制御信号が送信されてもよい。後者の場合、マクロ基地局10は複数のスモール基地局20の間でネゴシエーションを行ない、ネゴシエーションが成立したスモール基地局20をセカンダリセルに設定する構成としてもよい。マクロ基地局10とスモール基地局20との間のインタフェースは、既存のX2インタフェースを用いてよいし、新たなインタフェースを設定してもよい。ネゴシエーションなしに、マクロ基地局10からの制御信号をトリガとして、決定されたスモール基地局20とユーザ装置30との間で接続手続きを開始してもよい。制御信号には、マクロ基地局10の上りリンク周波数帯の中で使用可能なキャリア情報や、スモール基地局20の同期信号系列などが含まれていてもよい。
次に、スモール基地局20とユーザ装置30は、TDD機能を用いてFDDの上りリンク周波数帯で接続を確立する(S103)。このTDD機能を用いた接続(リンク)は、後述するように、D2Dリンクであってもよい。接続の開始は、スモール基地局20が送信するパイロット信号をユーザ装置30で検出することによって、スモール基地局20へのアクセスが行なわれてもよい。あるいは、ユーザ装置30がマクロ基地局10からの制御信号をトリガとして、ランダムアクセスプリアンブルをスモール基地局20に送信することで接続手続きが開始されてもよい。
スモール基地局30は、接続確立時には、どの程度の上りリンクリソースをユーザ装置30に割り当てればよいかわからないので、ユーザ装置30は、スモール基地局20への最初のアクセス時またはランダムアクセスプリアンブル送信時に、バッファ状態レポートをスモール基地局20に送信してもよい。接続が確立すると、図示はしないが、接続完了通知がユーザ装置30またはスモール基地局20からマクロ基地局10に送信されてもよい。
TDD接続が確立されると、トラフィックの少なくとも一部がスモール基地局20にオフロードされ、スモール基地局20とユーザ装置30の間で、TDD方式でデータの送受信が行われる(S105)。この間、ユーザ装置30は、バッファ状態報告(BSR)をスモール基地局20とマクロ基地局10の少なくとも一方に送信する(S106)。バッファ状態報告を、スモール基地局20とマクロ基地局10の双方に送信してもよいし、スモール基地局20のみにバッファ状態報告を送信し、スモール基地局20からマクロ基地局10にユーザ装置30のバッファ状態報告を通知する構成としてもよい。あるいは、マクロ基地局10が、スモール基地局20とユーザ装置30との間の通信のタイムスロットの割り当てを制御する構成としてもよい。
マクロ基地局10は、ユーザ装置30のバッファ滞留量をモニタして、スモール基地局20へのトラフィックのオフロードの変更、終了を制御する。トラフィックのオフロードの変更、終了とは、ユーザ装置30のトラフィックを別のスモール基地局に切り替える、あるいはユーザ装置30のトラフィックをマクロ基地局10に復帰させる、などである。
マクロ基地局10は、スモール基地局20とユーザ装置30の間の接続の変更、終了を決定すると、オフロード変更・終了を示す制御信号をスモール基地局20とユーザ装置30に送信する(S107)。この制御信号を受けて、ユーザ装置30とスモール基地局20の間の接続が開放される(S108)。
この方法によると、マクロセルのFDD上りリンク周波数リソースを有効利用し、マクロセルの負荷を分散し、ネットワークキャパシティを向上することができる。
マクロセルで規定されるFDD上りリンク周波数帯のうち、どの部分の周波数リソースをスモール基地局20のTDD通信に割り当てるかの判断は、マクロセル基地局10で干渉を測定して、マクロ基地局10が判断してもよい。あるいは、上位レイヤのシグナリングによって指示してもよい。干渉測定結果に応じて、図3(A)のようにマクロセルとスモールセルでキャリア周波数がオーバーラップする割り当て方式と、図3(B)のようにマクロセルとスモールセルでキャリア周波数の切り分けた割り当て方式を、適宜切り替えてもよい。
図5は、スモール基地局20とユーザ装置30との間の時間リソースの割り当て例を示す。TDDでは、上りリンクと下りリンクで非対称の割り当てが可能である。特にダイナミックな可変TDDでは、データ量に応じて上りリンクと下りリンクの伝送速度の割合を可変に制御することができる。
たとえば図5のように、上りリンクで用いられるタイムスロットの数と、下りリンクで用いられるタイムスロットの数を異ならせてもよい。このように、既存のFDDシステムで、スモール基地局20とユーザ装置30の間の上りリンクと下りリンクのトラフィック量に応じて、送受信比率を時分割で変えることで、リソースの利用効率が向上する。
図6は、ユーザ装置30の概略構成図である。ユーザ装置30は、複数のアンテナ31−1〜31−mと、各アンテナに対応するデュプレクサ32、FDD送信回路33F、TDD送信回路33T、FDD受信回路34F、TDD受信回路34Tを有する。
FDD受信回路34Fの出力はFDD受信プロセッサ38Fの入力に接続される。TDD受信回路34Tの出力はTDD受信プロセッサ38Tの入力に接続される。ユーザ装置30は、FDD送信プロセッサ37FとTDD送信プロセッサ37Tをさらに有する。FDD送信プロセッサ37Fの出力は、マルチプレクサ(MUX)39を介してFDD送信回路33Fの入力に接続される。TDD送信プロセッサ37Tの出力は、マルチプレクサ(MUX)39を介してTDD送信回路33Tの入力に接続される。
FDD送信回路33F、FDD受信回路34F、FDD送信プロセッサ37F、FDD受信プロセッサ38Fで、FDD通信部(第1の通信部)を構成する。TDD送信回路33T、TDD受信回路34T、TDD送信プロセッサ37T、TDD受信プロセッサ37T38Tで、TDD通信部(第2の通信部)を構成する。
FDD送信プロセッサ37F、TDD送信プロセッサ37T、FDD受信プロセッサ38F、およびTDD受信プロセッサ38Tは、制御部35に接続される。
マクロ基地局10から送られてくる制御信号は、各アンテナ31−1〜31−mで受信され、デュプレクサ32、FDD受信回路34Fを介して、制御部35に入力される。制御部35は、制御信号に応じてユーザ装置30とスモール基地局20との間の通信(コネクション)の構築、変更、開放を行う。
制御部35は、ユーザ装置30のトラフィックをスモール基地局20にオフロードする旨の制御信号を受け取ると、TDD送信プロセッサ37TとTDD受信プロセッサ38Tを動作させる。そして、スモール基地局20との間の通信(コネクション)を、マクロセルのFDD上りリンク周波数帯を用いて、時分割方式で行わせる。
スモール基地局20に送信される送信データは、TDD送信プロセッサ37Tでシリアル/パラレル変換、チャネル符号化、データ変調等を受け、マルチプレクサ39でバッファ状態報告と多重される。多重化された信号は、TDD送信回路33T、デュプレクサ32を介して、各アンテナ31−1〜31−mから送信される。
他方、ユーザ装置30がマクロ基地局10と通信する際には、制御部35は、FDD送信プロセッサ37FとFDD受信プロセッサ38Fを動作させ、FDD方式で通信を行わせる。
マクロ基地局10へ送信される送信データは、FDD送信プロセッサ37Fでシリアル/パラレル変換、チャネル符号化、データ変調等を受け、マルチプレクサ39でバッファ状態報告と多重される。多重化された信号は、FDD送信回路33F、デュプレクサ32を介して、各アンテナ31−1〜31−mから送信される。
ユーザ装置30とスモール基地局20の通信中は、バッファ状態報告がスモール基地局20とマクロ基地局10の双方へ送信されるのが望ましい。この場合、マクロ基地局10は、ユーザ装置30からのバッファ状態報告に基づいて、スモール基地局20とユーザ装置30の接続の変更、開放を制御することができる。
制御部35は、マクロ基地局10から、スモール基地局20との通信(コネクション)を変更または開放するための制御信号を受け取ると、TDD送信プロセッサ37T、FDD送信プロセッサ37F、TDD受信プロセッサ38T、およびFDD送信プロセッサ38Fを制御して、現在接続中のスモール基地局20との間の通信を変更または開放する。
ユーザ装置30に、FDD通信機能と、TDD通信機能を持たせることによって、ユーザ装置30はFDDの上りリンク周波数帯で、スモール基地局20とTDD方式で通信することができる。なお、図6では複数アンテナを有する構成としたが、単一のアンテナを有する構成でも、同様の機能、効果を実現することができる。
図7は、マクロ基地局10の概略構成図である。マクロ基地局10は、複数のアンテナ71−1〜71−Nと、各アンテナに対応する無線通信部82−1〜82−N(適宜、無線通信部82と総称する)と、基地局間通信部83を有する。無線通信部82は、デュプレクサ72、RF送信回路73、FR受信回路74を有する。マクロ基地局10はまた、送信プロセッサ76、干渉測定部78、オフロード制御部79、制御信号生成部81、マルチプレクサ(MUX)82を有する。
マクロ基地局10は、デュプレクサ72、RF受信回路74を介して、ユーザ装置30から送信されるバッファ状態報告を受信する。干渉測定部78は、受信信号の干渉レベルを測定する。制御部79は、バッファ状態報告と干渉測定結果、その他のトラフィック状況、無線環境等に基づいて、ユーザ装置30のトラフィックをスモール基地局20にオフロードするか否かを判断する。スモール基地局20へのトラフィックのオフロードが決定されると、制御信号生成部81は制御信号を生成する。
制御部79はまた、干渉レベルに基づいて、スモール基地局20に割り当てるFDD上りリンク周波数帯のキャリア周波数を決定する。ユーザ装置30の干渉レベルが低い場合は、図3(A)のように、マクロ基地局10が使用するFDD上りリンク周波数帯とオーバーラップするキャリア周波数をスモール基地局20に割り当てることができる。干渉レベルが高い場合は、図3(B)のように、マクロ基地局10が使用するFDD上りリンク周波数帯と重ならないように、FDD上りリンク周波数帯の一部をスモール基地局20に割り当てる。
制御部79はまた、バッファ状態報告や干渉レベルに基づいて、スモール基地局20とユーザ装置30との間の接続の開放、変更を判断し、制御信号生成部81に、ユーザ装置30とスモール基地局20に送信する制御信号を生成するように指示する。たとえば、ユーザ装置30のバッファ滞留量が少ない場合には、トラフィックのオフロードを終了してユーザ装置30をマクロ基地局10に復帰させる制御信号を生成するよう、制御信号生成部81に指示する。ユーザ装置30のバッファ滞留量は多いが、ユーザ装置30の近傍に、よりトラフィックの少ない別のスモール基地局がある場合は、制御信号生成部81に、トラフィックのオフロード先を別のスモール基地局に変更する制御信号を生成させる。
ユーザ装置30宛の制御信号は、マルチプレクサ(MUX)75で送信データ信号と多重される。送信データ信号は、送信プロセッサ76でシリアル/パラレル変換、チャネル符号化、データ変調などを受けている。多重信号は、RF送信回路73、デュプレクサ72を介して、アンテナ71−1〜71−Nから送信される。スモール基地局20とマクロ基地局10は、有線、あるいは、無線により接続され、スモール基地局20宛の制御信号は、基地局間通信部83を介して送信される。
このように、マクロ基地局10は、ユーザ装置30からのバッファ状態報告や干渉レベル等に応じて、スモール基地局20へのトラフィックのオフロードの開始、変更、終了を制御することができる。
図8はスモール基地局20の概略構成図である。スモール基地局20は、複数のアンテナ91−1〜91−Nと、TDD方式の無線通信部102−1〜102−N(適宜、無線通信部102と総称する)と、基地局間通信部103を有する。無線通信部102は、デュプレクサ92、RF送信回路93、FR受信回路94を有する。スモール基地局20はまた、送信プロセッサ96、干渉測定部98、制御部99、制御信号生成部101、マルチプレクサ(MUX)95を有する。
スモール基地局20は、マクロ基地局10がユーザ装置30のスモール基地局20へのオフロードやマクロ基地局10への復帰を判断したときに、基地局間通信部103を介して制御信号を受信する。
スモール基地局20は、デュプレクサ92、RF送信回路93、RF受信回路94を介して、ユーザ装置30との間でマクロ基地局10からオフロードされたデータの送受信を行う。干渉測定部78は、受信信号の干渉レベルを測定する。
ユーザ装置30とのTDD方式の通信で用いるFDD上りリンクのリソースの時分割割り当ては、マクロ基地局10からの制御信号で通知されてもよいし、スモール基地局20の制御部99が、ユーザ装置30からのバッファ状態報告に基づいて決定する構成としてもよい。
図9は、マクロセルのFDD上りリンクでのTDD通信を、ユーザ装置30とアドバンスドUE(UE−A)40の間のTDD通信に適用する例を示す。ユーザ装置30とアドバンスドUE40の間の通信は、基地局装置を介さずにデバイス間で直接行われ、D2D(Device-to-Device)と呼ばれている。
図9のD2D通信は、図1のスモール基地局20とユーザ装置30との間のTDD通信と共存してもよい。スモール基地局20は、サイズや送信電力、設置される場所という観点で、アドバンスドUE40と同等である。そうすると、スモールセル−UE間のTDDリンクと、D2Dリンクは、ほぼ同等であるとみなすことができる。
マクロ基地局10は、スモールセルの状況やユーザ装置の移動状態、バッファ状態等に応じて、図1のユーザ装置30とスモール基地局20との間の通信を開放して、ユーザ装置30をアドバンスドUE40に接続させることができる。ユーザ装置30とスモール基地局20間の通信も、D2D通信もTDD方式で行われるので、TDD通信に対するFDD上りリンク周波数帯の割り当てを同じ手続きで行うことができる。
以上述べたように、TDD方式のスモールセルマクロセル(スモール基地局20)を導入し、スモール基地局20とユーザ装置30間のTDD通信を、FDD方式のマクロセル(マクロ基地局10)の上りリンク周波数帯で行うことにより、上りリンクリソースを有効利用することができる。
また、スモール基地局20とユーザ装置30間の通信を、ダイナミック可変のTDDで行うことで、上りリンクと下りリンクでのリソース割合を柔軟に変更し、リソースの利用効率をさらに向上することができる。
1 移動通信システム
10 マクロ基地局(第1の無線基地局)
20 スモール基地局(第2の無線基地局)
30 ユーザ装置
33F FDD送信回路(第1通信部)
34F FDD受信回路(第1通信部)
37F FDD送信プロセッサ(第1通信部)
38F FDD受信プロセッサ(第1通信部)
33T TDD送信回路(第2通信部)
34T TDD受信回路(第2通信部)
37T TDD送信プロセッサ(第2通信部)
38T TDD受信プロセッサ(第2通信部)
35 制御部
40 アドバンスドUE
51 マクロセルのULとして規定されている帯域
61 スモールセルに割り当てられる一部帯域
78 マクロ基地局の干渉測定部
79 マクロ基地局の制御部
81 マクロ基地局の制御信号生成部
82−1〜82−N マクロ基地局の無線通信部
83 基地局間通信部
102−1〜102−N スモール基地局のTDD無線通信部
103 基地局間通信部

Claims (13)

  1. 第1の無線基地局と、第2の無線基地局と、ユーザ装置を含む移動通信システムにおけるユーザ装置であって、
    第1の無線基地局と、周波数分割多重(FDD)方式で通信を行う第1通信部と、
    第2の無線基地局と、時分割多重(TDD)方式で通信を行う第2通信部と、
    を具備し、
    前記ユーザ装置と前記第2の無線基地局の間の前記時分割多重方式の通信は、前記周波数多重方式の上りリンクの周波数帯を用いて行い、
    前記第1通信部は、前記第1の無線基地局から、前記第2の無線基地局との通信のための制御信号を受信し、
    前記第2通信部は、前記制御信号に基づいて、前記第2の無線基地局との通信の構築、変更または開放を行い、
    前記第1通信部は、前記第2通信部による前記第2の無線基地局との通信中に、前記第1の無線基地局にバッファ状態報告を送信し、前記バッファ状態報告に基づく前記制御信号に基づいて、前記第2の無線基地局との間の前記時分割多重方式の通信が変更または開放されることを特徴とするユーザ装置。
  2. 前記第2通信部は、前記制御信号に基づいて、前記周波数多重方式の上りリンクで前記第1の無線基地局が使用するキャリア周波数とオーバーラップするキャリア周波数を用いて、前記第2の無線基地局と通信することを特徴とする請求項1に記載のユーザ装置。
  3. 前記第2通信部は、前記制御信号に基づいて、前記周波数多重方式の上りリンクで前記第1の無線基地局が使用するキャリア周波数と重ならないキャリア周波数を用いて、前記第2の無線基地局と通信することを特徴とする請求項1に記載のユーザ装置。
  4. 前記第2通信部は、前記時分割多重(TDD)方式で通信を行う前記第2の無線基地局への最初のアクセス時またはランダムアクセスプリアンブル送信時に、前記第2の無線基地局へバッファ状態レポートを送信することを特徴とする請求項1に記載のユーザ装置。
  5. 前記第2通信部と前記第2の無線基地局との間の接続はD2Dリンクを用いて行われることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のユーザ装置。
  6. 第1の無線基地局と、第2の無線基地局と、ユーザ装置を含む移動通信システムにおける第1の無線基地局であって、
    ユーザ装置と、周波数分割多重(FDD)方式で通信を行う第1通信部と、
    第2の無線基地局と通信を行う第2通信部と、
    制御部と、
    を具備し、前記制御部は、前記ユーザ装置と前記第2の無線基地局の間の時分割多重(TDD)方式での通信の開始、変更または開放を制御し、
    前記ユーザ装置と前記第2の無線基地局の間の前記時分割多重方式の通信に、前記周波数多重方式の上りリンクの周波数帯を割り当て、
    前記第1通信部は、前記ユーザ装置に対して、前記第2の無線基地局との通信のための第1制御信号を送信し、
    前記第2通信部は、前記第2の無線基地局に対して、前記ユーザ装置との通信のための第2制御信号を送信し、
    前記第1制御信号および前記第2制御信号に基づいて、前記ユーザ装置と前記第2の無線基地局の間の通信の構築、変更または開放が行われ
    前記第1通信部は、前記ユーザ装置と前記第2の無線基地局の間の前記時分割多重方式での通信中に、前記ユーザ装置から前記ユーザ装置のバッファ状態報告を受け取り、前記バッファ状態報告に基づいて、前記ユーザ装置と前記第2の無線基地局との間の通信を変更または開放することを特徴とする第1の無線基地局。
  7. 前記制御部は、前記ユーザ装置を前記第2の無線基地局に接続させるときに、前記周波数多重方式の上りリンクで前記第1の無線基地局が使用するキャリア周波数とオーバーラップするキャリア周波数を、前記第2の無線基地局に割り当てることを特徴とする請求項に記載の第1の無線基地局。
  8. 前記制御部は、前記ユーザ装置を前記第2の無線基地局に接続させるときに、前記周波数多重方式の上りリンクで前記第1の無線基地局が使用するキャリア周波数と重ならないキャリア周波数を、前記第2の無線基地局に割り当てることを特徴とする請求項に記載の第1の無線基地局。
  9. 第1の無線基地局と、第2の無線基地局と、ユーザ装置を含み、前記ユーザ装置と前記第1の無線基地局とが周波数分割多重(FDD)方式で通信を行う移動通信システムにおける第2の無線基地局であって、
    ユーザ装置と、時分割多重(TDD)方式で通信を行う第1通信部と、
    第1の無線基地局と通信を行う第2通信部とを具備し、
    前記第1通信部は、前記ユーザ装置との前記時分割多重方式の通信を、前記周波数多重方式の上りリンクの周波数帯を用いて行い、
    前記第2通信部は、前記第1の無線基地局から、前記ユーザ装置との通信のための制御信号を受信し、
    前記第2通信部は、前記ユーザ装置との通信中に前記ユーザ装置から前記第1の無線基地局に送信されたバッファ状態報告に基づいて生成された前記制御信号を受信し、
    前記第1通信部は、前記制御信号に基づいて、前記ユーザ装置との通信の構築、変更または開放を行うことを特徴とする第2の無線基地局。
  10. 前記第1通信部は、前記制御信号に基づいて、前記周波数多重方式の上りリンクで前記第1の無線基地局が使用するキャリア周波数とオーバーラップするキャリア周波数を用いて、前記ユーザ装置と通信することを特徴とする請求項に記載の第2の無線基地局。
  11. 前記第1通信部は、前記制御信号に基づいて、前記周波数多重方式の上りリンクで前記第1の無線基地局が使用するキャリア周波数と重ならないキャリア周波数を用いて、前記ユーザ装置と通信することを特徴とする請求項に記載の第2の無線基地局。
  12. 前記第2通信部は、前記ユーザ装置から前記第2の無線基地局への最初のアクセス時またはランダムアクセスプリアンブル送信時に、前記ユーザ装置からバッファ状態レポートを受信することを特徴とする請求項9に記載の第2の無線基地局。
  13. 前記第2通信部と前記ユーザ装置との間の接続はD2Dリンクを用いて行われることを特徴とする請求項9〜12のいずれか1項に記載の第2の無線基地局。
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